JP6752372B2 - 製造システムおよび製造システムの制御方法 - Google Patents

製造システムおよび製造システムの制御方法 Download PDF

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Description

本発明は、製造システムおよび製造システムの制御方法に関するものである。
特許文献1には、作業機を制御するライン管理装置と、ライン管理装置と接続される集中管理装置とを備え、集中管理装置とライン管理装置とのネットワーク障害が生じた時に作業機の作業を継続させる製造システムが開示されている。詳しくは、ライン管理装置は集中管理装置から複数の制御データを予め取得しておき、集中管理装置とのネットワーク障害を検出した場合には、ライン管理装置が取得した複数の制御データに基づき、作業機の作業を継続させる。
作業機が、テープフィーダから供給された電子部品の基板への装着作業を行う装着作業機である場合、複数の制御データには、誤装着を防止するための照合情報が含まれる場合がある。照合情報には、例えば、装着作業機のスロットにおけるテープフィーダの配置情報、装着作業機が使用可能な電子部品の種類などの情報が含まれる。また、照合のため、テープフィーダに付与されたテープフィーダIDと当該テープフィーダが保持する電子部品のIDとが関連付けられたテープフィーダ情報をライン管理装置が記憶する構成が考えられる。この構成においては、次の方法により照合が行われることが考えられる。まず、装着作業機はテープフィーダが取り付けられると、テープフィーダに予め付与されているテープフィーダIDを取得しライン管理装置に転送する。次に、ライン管理装置では、テープフィーダ情報を参照し、転送されたテープフィーダIDに関連付けられた電子部品のIDとの照合が行われ、テープフィーダおよび当該テープフィーダが保持する電子部品が、使用可能か否かが判断される。使用可能であると判断された場合に装着作業機は装着作業を行う。テープフィーダ情報は、例えば空のテープフィーダに電子部品が取り付けられた場合、保持されている電子部品にスプライシングされて電子部品が追加された場合などに更新される。
国際公開第2016/203632号
ところで、テープフィーダは複数の製造ライン間で移動されて使用される場合がある。例えば、第1製造ラインで使用されていたテープフィーダが第2製造ラインへ移動され、第2製造ラインで電子部品が追加された場合には、第2製造ラインのライン管理装置が記憶するテープフィーダ情報は更新される。ところが、ネットワーク障害が生じた場合には、第1製造ラインのライン管理装置は、第2製造ラインのライン管理装置が記憶するテープフィーダ情報の更新に応じて、記憶するテープフィーダ情報を更新することができない。このため、テープフィーダが再び第1製造ラインに戻された場合には、第1製造ラインのライン管理装置が記憶する古いテープフィーダ情報にて照合情報との照合が行われてしまい、誤装着を誘発してしまうおそれがあった。
本願は、上記の課題に鑑み提案されたものであって、複数の製造ラインを含む製造システムにおいて、最新のテープフィーダ情報が複数の製造ライン間で共有されない場合にも、テープフィーダを共有して使用される際の誤実装を抑制することができる製造システムおよび製造システムの制御方法を提供することを目的とする。
本明細書は、少なくとも1つの電子部品装着機を有する複数の製造ラインと、複数の製造ラインの各々に備えられたライン管理装置と、電子部品がキャリアテープに収納された部品テープを装着可能な装着部を有するテープフィーダと、装着部に部品テープが装着されていないテープフィーダに部品テープが装着された場合、当該テープフィーダに付与されたテープフィーダIDおよび当該部品テープに付与された部品IDを取得し、取得したテープフィーダIDに取得した部品IDを関連付けたテープフィーダ情報を装着予定の製造ラインのライン管理装置および当該テープフィーダへ送信する通信装置と、を備え、ライン管理装置およびテープフィーダの各々は、通信装置からテープフィーダ情報が送信されると、当該テープフィーダ情報を記憶し、電子部品装着機は、テープフィーダが装着されると、当該テープフィーダからテープフィーダ情報を読み出す読出処理と、読出処理において読み出したテープフィーダ情報と、当該テープフィーダ情報とライン管理装置が記憶するテープフィーダ情報とが整合するか否かの問い合わせと、を自身の製造ラインのライン管理装置へ送信し、当該問い合わせの結果を受信する受信処理と、受信処理において整合しないとの結果を受信した場合、当該テープフィーダから供給される電子部品の装着作業を停止する停止処理と、を実行する製造システムを開示する。
本開示によれば、複数の製造ラインを備える製造システムにおいて、最新のテープフィーダ情報が複数の製造ライン間で共有されない場合にも、テープフィーダを共有して使用される際の誤実装を抑制することができる。
実施形態の実装基板製造システムの構成を示す図である。 電子部品装着装置の斜視図である。 電子部品供給装置の断面図である。 実装基板製造システムの制御系統を示すブロック図である。 テープフィーダ情報を説明する図である。 スプライシング情報を説明する図である。 照合処理を説明するフローチャートである。 別例に係るスプライシング情報を説明する図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。図1は、本発明の製造システムの一実施形態である、例えばプリント基板などの基板に電子部品を実装して実装基板を製造する実装基板製造システム(以下、「製造システム」という)1の構成を示している。図1に示すように、製造システム1は、複数(図1には2つのみ図示)の製造ライン2,3と、集中管理装置6と、中央管理端末7とを備えている。
製造ライン2は、スクリーン印刷機31と、複数の電子部品実装機(以下、実装機という)32と、検査機33と、リフロー機34と、作業台51とによって構築され、ライン管理装置4によって管理されている。同様に、製造ライン3は、スクリーン印刷機35と、複数の実装機36と、検査機37と、リフロー機38と、作業台52とによって構築され、ライン管理装置5によって管理されている。なお、以下の説明では、製造ライン2,3のうち、製造ライン2を中心に説明する。また、製造ライン3は、製造ライン2と同様の構成となっているため、その説明を適宜省略する。
スクリーン印刷機31は、例えば、スキージをスキージ移動装置によってマスクに沿って移動させ、そのマスクの貫通穴を通して、製造ライン2を搬送される基板にクリーム状はんだを印刷するものである。複数の実装機32は、例えば、基板に電子部品を装着するものである。複数の実装機32の各々は、例えば、電子部品の種類等に応じて作業を分担しており、製造ライン2を搬送される基板に対する部品装着作業を行う。検査機33は、例えば、基板に実装された電子部品の装着位置、電気的特性等の装着状態を検査する作業を行う。リフロー機34は、基板に対して熱処理を施し、スクリーン印刷機31によって印刷されたクリーム状はんだを溶融および固化させることによって、基板と電子部品とを電気的に接合する作業を行う。なお、図1に示す製造ライン2が備える装置(スクリーン印刷機31や実装機32)の数、種類、配列の順序等は、一例であり、これに限定されない。
作業台51は、後述するテープフィーダ70の準備に用いられるものであり、テープフィーダ70を保持する保持台(不図示)などを有する。
ライン管理装置4は、例えば、これらのスクリーン印刷機31等の作業機の製造メーカによって開発された管理用のサーバ装置である。ユーザは、スクリーン印刷機31等によって構成される製造ライン2を、ライン管理装置4を操作して管理することが可能となっている。ライン管理装置4は、詳細については後述するが、製造ライン2で使用される各種のデータや集中管理装置6へ送信する各種の情報を管理する。ライン管理装置4は、集中管理装置6が接続される広域ネットワークWANと、スクリーン印刷機31等が接続されるローカルネットワークLANとのそれぞれに接続されている。
ライン管理装置4、スクリーン印刷機31、複数の実装機32、検査機33、およびリフロー機34は、ローカルネットワークLANを介して相互に接続されている。ライン管理装置4およびスクリーン印刷機31等は、例えば、実装機32等の製造メーカによって規定等された独自の通信プロトコルに準拠した通信により、ローカルネットワークLANを通じて相互にデータの送受信を実行する。この製造メーカ独自の通信プロトコは、例えば、TCP/IPプロトコルを利用したデータの送受信が可能なプロトコルである。
集中管理装置6は、例えば、製造システム1によって実装基板を製造する製造会社のデータセンターに設置され、遠隔地の各製造工場内に設けられた製造ライン2,3のデータを統括的に管理するサーバである。集中管理装置6は、広域ネットワークWANを介して各工場のライン管理装置4,5などと接続されている。集中管理装置6は、例えば、セキュアな通信プロトコルによって、インターネット回線を通じてライン管理装置4とデータの送受信を行う。
なお、図1に示すネットワーク構成は、一例であり、適宜変更可能である。例えば、集中管理装置6とライン管理装置4とは、ローカルネットワークによって互いに接続されてもよい。例えば、同一敷地内の管理棟に設置された集中管理装置6と、製造工場に設置されたライン管理装置4とをローカルネットワークで接続してもよい。
集中管理装置6には、例えば、生産計画データ、制御データ、材料データ、照合データ、および品質データなどが保存されている。
生産計画データは、例えば、実装基板の製造開始時間、終了予定時間、使用する制御データ、稼働させる製造ライン2,3等の生産の計画が規定されたデータなどである。
制御データは、スクリーン印刷機31、実装機32、検査機33、リフロー機34などの各作業機を制御して実装基板を製造させるための制御に用いるデータである。例えば、実装機32の制御データは、基板上の電子部品の実装位置、実装する電子部品の種類、供給するフィーダの位置等に係わる情報である。実装機32の制御データは、基板や電子部品に係わる材料データと関連付けられている。
材料データは、例えば、製造ライン2,3の各々の生産で使用する基板および電子部品の情報などである。
照合データは、各作業機が設定通りに作業を行うために用いるデータである。照合データには、例えば、実装機で使用できる部品種などの情報が含まれる。
品質データは、例えば、どの基板にどの電子部品を実装したのかなどの製造番号の関係等を示すデータなどである。
中央管理端末7は、広域ネットワークWANに接続されており、例えば、製造システム1によって実装基板を製造する製造会社の本社に設置されている。本社のユーザは、例えば、中央管理端末7を操作して制御データや生産計画データを作成し、広域ネットワークWANを介して集中管理装置6へ送信する。集中管理装置6は、例えば、生産計画データに従って、材料データを関連付けた制御データを各製造ライン2,3のライン管理装置4,5の各々に送信する。集中管理装置6は、例えば、1日分の製造に必要な材料データおよび制御データを、製造ライン2,3の起動時刻に合わせて毎日送信する。
一方、ライン管理装置4,5は、例えば、実装基板の製造時において、実装機32等から品質データを受信すると、受信するごとに集中管理装置6へ送信する。本社のユーザは、例えば、中央管理端末7を操作して、集中管理装置6に保存された品質データを確認することで、製造ライン2,3のエラーの発生状況等を確認することが可能となる。
次に、図2を用いて、実装機32について詳述する。実装機32は、システムベース14および2つの装着機16を備えている。2つの装着機16は、システムベース14上に隣接して設置されている。装着機16は、フレーム部30、搬送装置22、装着ヘッド移動装置(以下、移動装置と略す)24、供給装置26、および装着ヘッド28を有している。実装機32は、搬送装置22により搬送される基板に対して電子部品を装着する。以下の説明において、方向は図2に示す方向を用いる。搬送装置22により基板が搬送される方向がX軸方向、X軸方向に直交する水平の方向がY軸方向である。また、装着機16の前側に操作装置29が設けられている。操作装置29は表示画面および操作スイッチなどを有する。ユーザは、操作装置29の表示画面に表示された、例えば実装機32の動作状況などの情報を確認することができる。また、ユーザは、実装機32に必要な操作や設定を操作装置29の操作スイッチを介して行うことができる。
搬送装置22は、2つのコンベア装置25,27などを備えている。コンベア装置25,27はX軸方向に延びており、基板をX軸方向に搬送する。移動装置24は、装着ヘッド28をX方向およびY方向に移動させる。装着ヘッド28は電子部品を吸着および離脱して基板に装着する。
供給装置26は、フィーダ型の供給装置であり、フレーム部30の前方側の端部に配設されている。供給装置26は複数のテープフィーダ70を保持するテープフィーダ保持台100を有する。後述するように、テープフィーダ70はリール72(図3)に巻き付けられた部品テープ80(図3)を引き出しつつ開封し、電子部品をテープフィーダ70の下流側に送り出して供給する。
次に装着機16の装着作業の動作について説明する。基板はコンベア装置25,27により所定の位置まで搬送される。一方、移動装置24により供給装置26まで移動された装着ヘッド28は供給装置26により送り出された電子部品を保持する。次に、移動装置24により基板の装着位置まで移動された装着ヘッド28は、基板の装着位置にて電子部品を離脱する。以上の動作が繰り返されて、基板に電子部品が装着される。
次に、図3を用いて、供給装置26およびテープフィーダ70について詳述する。供給装置26に設けられているテープフィーダ保持台100は、スライド部102および立設面部106などを有する。スライド部102には、テープフィーダ70の下端部に配設されたレール109と嵌合する複数のスロット108が形成されている。立設面部106には、コネクタ接続部112および嵌合穴118,118が形成されている。嵌合穴118,118はコネクタ接続部112を挟んで上下に形成されている。
テープフィーダ保持台100に保持されるテープフィーダ70は、上記した構成の他に、リール装着部74、フィーダ筐体75、スプロケット76、送出装置78、コネクタ114、および立設ピン116,116などを備える。
リール装着部74にリール72が装着される。リール72には電子部品がテーピング化された部品テープ80が巻き付けられている。詳しくは、部品テープ80は、収容凹部および送り穴が形成されたキャリアテープの収容凹部に電子部品が収容され、トップカバーテープが貼着されたものである。フィーダ筐体75の内部には、スプロケット76、送出装置78および不図示の剥離装置が収納されている。スプロケット76は送出装置78と機械的に接続されており、送出装置78はスプロケット76を回転させる。スプロケット76は、有する歯が部品テープ80の送り穴と係合して回転することにより、部品テープ80をリール72から引き出す。また、剥離装置は、キャリアテープからトップカバーテープを剥ぎ取る。このように、テープフィーダ70は電子部品を下流側に送り出す。
フィーダ筐体75の側壁面110には、コネクタ114および立設ピン116,116が設けられている。コネクタ114は、テープフィーダ保持台100のコネクタ接続部112と電気的に接続されるものである。立設ピン116,116はコネクタ114を挟んで上下に形成されており、テープフィーダ保持台100の嵌合穴118,118と夫々嵌合されるものである。テープフィーダ70はコネクタ114を介して電力が供給される。また、テープフィーダ70はコネクタ114を介して信号の送受を行う。また、供給装置26には、テープフィーダ保持台100にテープフィーダ70が装着されることに応じて、検出信号をCPU131(後述)に対して出力する検出器(不図示)が備えられている。また、テープフィーダ70およびリール72にはそれぞれ、バーコード61,62が貼付されているものとする。尚、バーコード61,62の詳細については後述する。
尚、作業台51(図1)の保持台(不図示)は、テープフィーダ保持台100と同様に、テープフィーダ70のレール109と嵌合するスロット(不図示)およびテープフィーダ70のコネクタ114と電気的に接続されるコネクタ接続部(不図示)を備える。
次に、図4を用いて、ライン管理装置4、実装機32、テープフィーダ70、および作業台51の制御系統について説明する。尚、製造ライン2において、複数備えられる実装機32およびテープフィーダ70は、互いに同様の構成であるため、夫々、1つについて説明する。
ライン管理装置4はコンピュータなどで実現され、不図示のバスで相互に接続された、CPU121、RAM122、ROM123、HDD(Hard Disk Drive)124、第1インターフェース127、および第2インターフェース128などを有する。ROM123にはファームウェアなどが記憶されている。RAM122はCPU121が各種の処理を実行するための主記憶装置として用いられる。また、HDD124にはテープフィーダデータベース125、各種プログラム、および各種データなどが記憶されている。各種データとは、照合データおよび制御データなどである。第1インターフェース127は、ローカルネットワークLANに接続されている。第2インターフェース128は、広域ネットワークWANを介して集中管理装置6と接続されている。
実装機32は、不図示のバスで相互に接続された、CPU131、RAM132、ROM133、第1インターフェース134、および第2インターフェース135などを有する。ROM123には各部に動作を指示するプログラムなどが記憶されている。RAM132はCPU131が各種の処理を実行するための主記憶装置として用いられ、ライン管理装置4から送信される制御データなどが記憶される。CPU131は制御データなどに従って、搬送装置22などの各装置を制御する。第1インターフェース134は、ローカルネットワークLANに接続されている。第2インターフェース135は、供給装置26のコネクタ接続部112(図3)およびテープフィーダ70のコネクタ114(図3)を介して、テープフィーダ70の通信インターフェース147(後述)と通信することができる。
テープフィーダ70は、相互に電気的に接続された、制御回路141、記憶部142、および通信インターフェース147などを有する。制御回路141は、例えば回路基板などで実現され、記憶部142は例えばフラッシュメモリなどの不揮発性メモリで実現される。後述するように、記憶部142はフィーダID144に部品ID145が関連付けられたテープフィーダ情報143およびスプライシング情報146を記憶するものである。
作業台51には、互いに通信可能に接続された通信機器151およびバーコードリーダ152が備えられている。通信機器151はローカルネットワークLANに接続されており、バーコードリーダ152が読み取った情報をライン管理装置4へ送信する。また、通信機器151は自身のコネクタ接続部およびテープフィーダ70のコネクタ114(図3)を介して、テープフィーダ70の通信インターフェース147(後述)と通信することができる。
また、製造ライン2には、実装機32と通信可能なバーコードリーダ(不図示)が備えられているものとする。
製造システム1では、例えば1日などの所定期間の生産計画データ、制御データ、材料データ、照合データ、および品質データなどの各種データが予め集中管理装置6からライン管理装置4,5に送信され、送信された各種データはライン管理装置4,5に記憶される。そして、所定期間において、製造ライン2,3は、ライン管理装置4,5に記憶された各種データに従って、生産を行う。これにより、広域ネットワークWANに通信障害が発生した場合にも、製造ライン2,3は生産を継続することができる。また、ライン管理装置4は、ユーザによりテープフィーダ70に部品テープ80が装着されることに応じて、テープフィーダデータベース125を更新する。図5に示すように、テープフィーダデータベース125は、テープフィーダ70毎に、各テープフィーダ70に一意に付与されるフィーダIDと当該テープフィーダ70が保持する部品テープに一意に付与される部品IDとが1組とされた情報の情報群である。尚、同じ製造元、同じ部品種であっても、該当する部品テープ80に同じ部品IDが付与されることはなく、部品テープ80毎に異なる部品IDが付与される。テープフィーダデータベース125では、テープフィーダ70が実装機32に供給する供給順を示す番号が各部品IDに関連付けられている。テープフィーダデータベース125は、後述するように、例えば、供給装置26のスロット108にテープフィーダ70が装着された場合などに、照合のために用いられる。また、テープフィーダデータベース125は、どの基板にどの電子部品が装着されたかを示す、品質データに含まれるトレーサビリティ情報の作成に用いられる。
製造システム1においては、テープフィーダデータベース125は製造ライン毎に作成される。これに対し、テープフィーダ70は、複数の製造ラインにて共通に使用されるものである。そこで、テープフィーダ70が複数の製造ライン間で移動されて使用される場合にも、実装機にて誤装着なく電子部品を装着する方法について、実装機32を例に、次に説明する。
上記のように、ライン管理装置4,5の各々には、集中管理装置6から所定期間の各種データが送信される。ライン管理装置4は、送信された各種データをHDD124に記憶する。同様に、ライン管理装置5は送信された各種データを自身のHDDに記憶する。
ユーザは、例えば製造開始前の準備期間において、作業台51にて、テープフィーダ70へのリール72の準備作業を行う。生産計画データには、どのテープフィーダ70に、どの電子部品を取り付けるべきかの情報が含まれる。そこで、ユーザは生産計画データに従って、準備作業を行う。尚、ここでは、テープフィーダ70およびリール72には、予め、夫々、フィーダIDおよび部品IDが付与されているものとする。また、テープフィーダ70には、付与されたフィーダIDを示すバーコード61(図3)が貼付されているものとする。同様に、リール72には、付与された部品IDを示すバーコード62(図3)が貼付されているものとする。ユーザは、準備作業の際に、バーコード61,62をバーコードリーダ152に読み取らせる。バーコードリーダ152は、読み取ったバーコード61,62の情報であるフィーダIDおよび部品IDを通信機器151へ送信する。通信機器151は、バーコードリーダ152から送信されることによって取得したフィーダIDに部品IDを関連付けたテープフィーダ情報143をライン管理装置4およびテープフィーダ70へ送信する。
尚、本実施形態においては、通信機器151などの通信機器は製造ライン2などの製造ライン毎に備えられているため、ユーザはテープフィーダ70が装着される、装着予定の製造ライン2が備える作業台51にて準備作業を行うものとする。従って、通信機器151がテープフィーダ情報143を送信する送信先である、自身がローカルネットワークLANを介して接続されているライン管理装置4は、当該テープフィーダ70が装着される装着予定の製造ライン2である。ライン管理装置4は、送信されたテープフィーダ情報143に基づき、テープフィーダデータベース125を更新する。詳しくは、ライン管理装置4は送信されたテープフィーダ情報143を「供給順」が「1」の情報として、テープフィーダデータベース125に追加して更新する。また、テープフィーダ情報143を受信すると、テープフィーダ70の制御回路141は受信したテープフィーダ情報143を記憶部142に記憶させ、スプライシング情報146を初期値の0にセットする。ここで、スプライシング情報146とは、自身に装着されている部品テープ80の数を特定可能な情報である。
さらに、ユーザがスプライシングして部品テープ80をテープフィーダ70に追加した場合には、同様に、バーコード61,62をバーコードリーダ152にて読み取らせる。また、通信機器151は、バーコードリーダ152から送信されることによって取得したフィーダIDに部品IDを関連付けた追加情報をライン管理装置4へ送信する。ライン管理装置4は、送信された追加情報に基づき、テープフィーダデータベース125を更新する。詳しくは、ライン管理装置4は、送信された追加情報を、テープフィーダデータベース125の該当するフィーダIDにおいて、既に記憶されている「供給順」の値をインクリメントした値を「供給順」の値として、テープフィーダデータベース125に追加して更新する。つまり、送信された追加情報は、テープフィーダデータベース125において、「供給順」が「2」以降の情報として記憶される。また、通信機器151は追加された部品IDの情報をテープフィーダ70へ送信する。テープフィーダ70は追加された部品IDの情報を受信すると、送信された部品IDの情報をスプライシング情報146として記憶部142に記憶させる。このように、テープフィーダ70の記憶部142に記憶されるスプライシング情報146の詳細について、図6を用いて説明する。
例えば、リール装着部74に部品テープ80が装着されていない、フィーダIDが「CCC」のテープフィーダ70に部品IDが「Z1111」の部品テープ80が装着されたとする。この場合、フィーダIDが「CCC」のテープフィーダ70には、フィーダIDが「CCC」であり部品IDが「Z1111」であるテープフィーダ情報143が送信される。テープフィーダ70は、テープフィーダ情報143を記憶部142に記憶する。また、図6の情報201にて示す様に、スプライシング情報146を「0」とする。
次に、部品IDが「Z1111」の部品テープ80に部品IDが「Z2222」の部品テープ80がスプライシングされて追加されたとする。この場合、フィーダIDが「CCC」のテープフィーダ70には、部品IDが「Z2222」である部品テープ80が追加されたことを示す情報が送信される。情報が送信されると、テープフィーダ70は、図6の情報202にて示す様に、スプライシング情報146を「Z2222」に更新する。
次に、部品IDが「Z3333」の部品テープ80に部品IDが「Z2222」の部品テープ80がスプライシングされて追加されたとする。この場合、フィーダIDが「CCC」のテープフィーダ70には、部品IDが「Z3333」である部品テープ80が追加されたことを示す情報が送信される。情報が送信されると、テープフィーダ70は、図6の情報203にて示す様に、スプライシング情報146を「Z2222」「Z3333」と更新する。さらに、部品テープ80が追加された場合には、テープフィーダ70は、同様に、追加された部品テープ80の部品IDをスプライシング情報146に追加して更新する。このように、スプライシング情報146は部品IDがスプライシングされた順、つまり、テープフィーダ70が実装機32へ供給する供給順に並んだ情報となる。
尚、上記した例の場合の、ライン管理装置4が記憶するテープフィーダデータベース125の例を図5に示す。テープフィーダデータベース125の「フィーダID」の項目の値が「CCC」である行の数は、フィーダIDが「CCC」のテープフィーダ70に装着されている部品テープ80の数と同じ3である。また、この3行の各々の「部品ID」の値は「Z1111」「Z2222」「Z3333」であり、「供給順」の項目の値はそれぞれ「1」「2」「3」となる。このように、同じフィーダIDにおいて、テープフィーダデータベース125の「供給順」の値が「1」の部品IDと、テープフィーダ70が記憶するテープフィーダ情報143の部品IDとは整合する。また、同じフィーダIDにおいて、テープフィーダデータベース125の「供給順」の値が「2」以降の部品IDと、テープフィーダ70が記憶するスプライシング情報146の部品IDとは整合する。
また、テープフィーダ70の部品テープ80が装着機16の装着作業により使い切られた場合には、テープフィーダ70の制御回路141は装着機16へ使い切られたことを示す情報を送信させる。装着機16は使い切られたことを示す情報を受信すると、ライン管理装置4へ使い切られたことを示す情報を転送する。ライン管理装置4へ使い切られたことを示す情報を受信すると、テープフィーダデータベース125の該当するフィーダIDの「供給順」が「1」の行を削除し、「供給順」が「2」以降の行の「供給順」の値をそれぞれデクリメントしてテープフィーダデータベース125を更新する。また、テープフィーダ70の制御回路141は、記憶部142にスプライシング情報146が記憶されている場合には、スプライシング情報146として記憶されている部品IDをテープフィーダ情報143の部品ID145として、テープフィーダ情報143を更新し、スプライシング情報146の先頭の部品IDを削除する。一方、記憶部142にスプライシング情報146が記憶されていない場合には、テープフィーダ70の制御回路141は、テープフィーダ情報143の部品ID145を削除する。
また、テープフィーダ70が実装機32のスロット108に装着された状態で、ユーザにより、部品テープ80がスプライシングされて追加された場合にも、テープフィーダデータベース125と、記憶部142が記憶するテープフィーダ情報143およびスプライシング情報146とは更新される。準備作業と同様に、ユーザは、スプライシングして部品テープ80をテープフィーダ70に追加した場合、ユーザは、後述するスロット108の番号を指定して、バーコード61,62をバーコードリーダ(不図示)にて読み取らせる。バーコードリーダは、指定されたスロット108の番号と、読み取ったフィーダIDおよび部品IDとを実装機32へ送信する。実装機32は指定されたスロット108の番号と、読み取ったフィーダIDおよび部品IDとを受信すると、指定されたスロット108の番号に装着されているテープフィーダ70に対して、部品IDを送信する。テープフィーダ70の制御回路141は、送信された部品IDの情報をスプライシング情報146として記憶部142に記憶させる。また、実装機32は送信されたフィーダIDに部品IDを関連付けた情報をライン管理装置4に対して送信する。ライン管理装置4は、フィーダIDに部品IDを関連付けた情報を受信すると、追加情報が送信された場合と同様に、テープフィーダデータベース125を更新する。
次に、実装機32のCPU131が実行する照合処理について、図7を用いて説明する。尚、実装機36の備えるCPUも照合処理を実行する。テープフィーダ保持台100が有する複数のスロット108には、予め位置を特定可能な番号が付与されている。照合データには、複数のスロット108のうちのどのスロット108に、どの部品テープ80を保持するテープフィーダ70を配置すべきか、という情報が含まれている。
CPU131は、検出器の出力信号により、スロット108にテープフィーダ70が装着されたと判断すると、照合処理を開始する。まず、CPU131は第2インターフェース135にテープフィーダ70の記憶部142に記憶されているテープフィーダ情報143およびスプライシング情報146を読み出させる(S1)。CPU131は、第2インターフェース135を介して、テープフィーダ情報143およびスプライシング情報146を読み出すと、ライン管理装置4に対して、テープフィーダ情報143およびスプライシング情報146と、テープフィーダ情報143およびスプライシング情報146の照合を依頼する信号を送信する(S3)。ライン管理装置4のCPU121は、照合を依頼する信号を受信すると、受信したテープフィーダ情報143およびスプライシング情報146と、記憶しているテープフィーダデータベース125とが整合するか否かを判断する。
詳しくは、CPU121は、テープフィーダデータベース125において、受信したフィーダIDの値と一致する行を抽出する。次に、CPU121は抽出した行のうち「供給順」が「1」の部品IDと、受信したテープフィーダ情報143の部品IDとが一致するか否かを判断する。CPU121は、「供給順」が「1」の部品IDと、受信したテープフィーダ情報143の部品IDとが一致すると判断すると、次に、「供給順」が「2」以降の部品IDの各々と、受信したスプライシング情報146の部品IDの各々とが一致するか否かを判断する。CPU121は、「供給順」が「2」以降の部品IDの各々と、受信したスプライシング情報146の部品IDの各々とが一致すると判断すると、テープフィーダデータベース125と整合すると判断する。一方、CPU121は、「供給順」が「1」の部品IDと、受信したテープフィーダ情報143の部品IDとが一致しないと判断した場合、および、「供給順」が「2」以降の部品IDの各々と、受信したスプライシング情報146の部品IDの各々とが一致しないと判断した場合、テープフィーダデータベース125と整合しないと判断する。また、CPU121は、受信したテープフィーダ情報143のフィーダIDがテープフィーダデータベース125に無い場合、テープフィーダデータベース125と整合しないと判断する。
ここで、CPU121が整合しないと判断する場合には、次のような場合が想定される。1つは、照合処理を実行している製造ライン2とは異なる、例えば製造ライン3にて、部品テープ80が装着されていない空のテープフィーダ70に部品テープ80が装着されて、記憶部142が記憶するテープフィーダ情報143およびスプライシング情報146が記憶された場合である。また、例えば、製造ライン2で使用されたテープフィーダ70が製造ライン3へユーザにより移動されて、製造ライン3にて、新たな部品テープ80がスプライシングされた場合である。このように、ステップS5にて、整合しないと判断される場合は、テープフィーダ70に実際に装着されている部品テープ80と、ライン管理装置4が記憶するテープフィーダデータベース125の情報とが一致しない場合である。
ライン管理装置4のCPU121は、照合を依頼した装着機16に対して、整合すると判断した場合には整合を示す信号を送信し、整合しないと判断した場合には不整合を示す信号を送信する。ステップS3の実行後、CPU131は、ライン管理装置4に対して送信したテープフィーダ情報143およびスプライシング情報146と、ライン管理装置4が記憶するテープフィーダデータベース125とが整合するか否かを判断する(S5)。
CPU131は、ライン管理装置4から整合を示す信号が送信された場合、整合すると判断し(S5:YES)、ライン管理装置4から不整合を示す信号が送信された場合、整合しないと判断する(S5:NO)。
CPU131は、整合すると判断すると(S5:YES)、装着されたテープフィーダ70から供給される電子部品の装着作業を行うと決定し(S7)、照合処理を終了する。一方、CPU131は、整合しないと判断すると(S5:NO)、装着されたテープフィーダ70から供給される電子部品の装着作業を行わないと決定し、供給される電子部品の装着作業を停止する(S9)。次に、例えば「テープフィーダの再登録をして下さい」などの再照合を促すメッセージを、例えば、操作装置29に表示させ(S11)、照合処理を終了する。再照合のメッセージが表示されることにより、ユーザは、ライン管理装置4が記憶するテープフィーダデータベース125と、実際にテープフィーダ70に装着されている部品テープ80とが異なることを知ることができる。尚、ここでの照合および登録とは、上記の準備期間における準備作業と同様の、ユーザが例えばバーコード61,62をバーコードリーダ152にて読み取らせることにより、テープフィーダデータベース125が更新される一連の作業のことである。
尚、ステップS7の実行後、CPU131は、装着されたスロット108の番号およびフィーダIDと照合データとの照合を依頼する信号をライン管理装置4へ送信する。ライン管理装置4は、テープフィーダデータベース125にて送信されたフィーダIDと一致する部品IDの値を抽出し、抽出した部品IDの値およびスロット108の番号が照合データと整合するか否かを判断する。これにより、送信元の実装機36に装着されたテープフィーダ70の部品テープ80が、照合データと同じ番号のスロット108に装着されたか否か、実装機36にて使用可能であるか否かなどが判断される。ライン管理装置4は、整合していると判断すると、使用可を示す信号を実装機32へ送信する。ライン管理装置4から使用可を示す信号を受信すると、実装機32は当該テープフィーダ70から供給される電子部品の装着作業を行う。尚、ライン管理装置4は、使用可を示す信号の送信と同時期に、テープフィーダデータベース125から抽出した部品IDの値を送信する。実装機32は、送信された部品IDの値を該当するフィーダIDに関連づけてRAM132に記憶する。
照合処理のステップS7にて、テープフィーダ70に装着されている部品テープ80とテープフィーダデータベース125とが整合している場合に、照合データとの照合が行われる。このように、実際にテープフィーダ70に装着されている部品テープ80を対象として照合データとの照合が行われるため、例えば最新ではないテープフィーダデータベース125に基づく照合が行われた際に生じるおそれのある誤装着が抑制される。また、上記のように、テープフィーダデータベース125はトレーサビリティ情報の作成に用いられる情報である。トレーサビリティ情報の作成に用いられるテープフィーダデータベース125を利用して、テープフィーダデータベース125と実際にテープフィーダ70に装着されている部品テープ80とが一致するか否かを判断する照合処理を行うことができる。
ここで、製造システム1は製造システムの一例であり、実装機32,36は電子部品装着機の一例であり、製造ライン2,3は複数の製造ラインの一例であり、ライン管理装置4,5はライン管理装置の一例であり、部品テープ80は部品テープの一例であり、テープフィーダ70はテープフィーダの一例である。リール装着部74は装着部の一例であり、通信機器151は通信装置の一例である。ステップS1は読出処理の一例であり、ステップS3,S5は受信処理の一例であり、ステップS9は停止処理の一例である。また、フィーダIDはテープフィーダIDの一例である。また、テープフィーダデータベース125の供給順が2以降の部品IDは第1追加情報の一例である。また、通信機器151から通信インターフェース147へ送信される追加された部品IDの情報は第2追加情報の一例である。また、操作装置29は報知部の一例である。
以上、説明した実施形態によれば、以下の効果を奏する。
テープフィーダ70のリール装着部74に部品テープ80が装着されていないテープフィーダ70に部品テープ80が装着された場合、通信機器151はバーコードリーダ152からテープフィーダ70に付与されたフィーダIDおよび当該部品テープ80に付与された部品IDを取得し、取得したフィーダIDに取得した部品IDを関連付けたテープフィーダ情報143を装着予定の製造ライン2のライン管理装置4および当該テープフィーダ70へ送信する。ライン管理装置4は、通信機器151からテープフィーダ情報143が送信されると、当該テープフィーダ情報143をテープフィーダデータベース125に追加して記憶する。テープフィーダ70は、通信機器151からテープフィーダ情報143が送信されると、当該テープフィーダ情報143を記憶部142に記憶する。
実装機32のCPU131は、テープフィーダ70が装着されると、ステップS1にて、当該テープフィーダ70からテープフィーダ情報143を読み出す。ステップS3にて、ステップS1において読み出したテープフィーダ情報143と、当該テープフィーダ情報143とライン管理装置4が記憶するテープフィーダデータベース125とが整合するか否かの問い合わせと、を自身の製造ライン2のライン管理装置4へ送信し、当該問い合わせの結果を受信する。ステップS5にて、整合しないとの結果を受信し、整合しないと判断した場合、ステップS9にて当該テープフィーダ70から供給される電子部品の装着作業を停止する。
テープフィーダ70が記憶するテープフィーダ情報143とテープフィーダデータベース125とが整合しない場合とは、例えば、別の製造ラインにて部品テープ80が装着されたテープフィーダ70が実装機32に装着された場合である。このような場合には、ライン管理装置4に記憶されている最新でないテープフィーダデータベース125にて照合データとの照合が行われるおそれがあるため、当該テープフィーダ70から供給される電子部品の装着作業を停止することで、誤装着されるのを抑制することができる。
リール装着部74に部品テープ80が既に装着されているテープフィーダ70にスプライシングされて部品テープ80が追加された場合、通信機器151はバーコードリーダ152から当該テープフィーダ70のフィーダIDおよび追加された当該部品テープ80の部品IDを取得し、取得したフィーダIDに取得した前記部品IDを関連付けた追加情報を装着予定の製造ライン2のライン管理装置4へ送信する。また、部品テープ80が追加されたことを示す情報である追加された部品IDの情報をテープフィーダ70へ送信する。ライン管理装置4は、通信機器151から追加情報が送信されると、当該追加情報をテープフィーダデータベース125に追加して記憶する。テープフィーダ70は、通信機器151から追加された部品IDの情報が送信されると、当該追加された部品IDの情報に基づき、スプライシング情報146を更新する。このため、ライン管理装置4が記憶するテープフィーダデータベース125と、同じ製造ラインの通信機器151によってスプライシング情報146が更新されたテープフィーダ70の記憶部142に記憶されている情報とは、整合する。換言すれば、別の製造ラインにてスプライシング情報146が更新されたテープフィーダ70が実装機32に装着された場合には、装着された製造ラインのライン管理装置4のテープフィーダデータベース125と、装着されたテープフィーダ70が記憶しているスプライシング情報146とは整合しない。従って、整合しない場合とは、例えば別の製造ラインにて部品テープ80が追加されたテープフィーダ70が実装機32に装着された場合である。このような場合には、ライン管理装置4に記憶されている最新でないテープフィーダデータベース125にて照合データとの照合が行われるおそれがあるため、当該テープフィーダ70から供給される電子部品の装着作業を停止することで、誤装着されるのを抑制することができる。
テープフィーダ70は、追加された部品IDの情報が送信されると、送信された部品IDをスプライシング情報146として記憶する。追加された部品テープ80の部品IDをスプライシング情報とすることができる。
CPU131はステップS11にて、操作装置29に再照合を促すメッセージを表示される。これにより、ユーザは、テープフィーダデータベース125の更新が必要であることを認識することができる。
次に、スプライシング情報146の別例について図8を用いて説明する。上記では、スプライシング情報146が部品IDで構成された場合を説明したが、スプライシング情報146をスプライシングされた回数とする構成としても良い。
具体的には、例えば、リール装着部74に部品テープ80が装着されていない、フィーダIDが「CCC」のテープフィーダ70に部品IDが「Z1111」の部品テープ80が装着されたとする。この場合、上記と同様に、図8の情報301にて示す様に、スプライシング情報146を「0」とする。
次に、部品IDが「Z1111」の部品テープ80に部品IDが「Z2222」の部品テープ80がスプライシングされて追加されたとする。この場合、テープフィーダ70は、図8の情報302にて示す様に、スプライシング情報146を「1」に更新する。
次に、部品IDが「Z3333」の部品テープ80に部品IDが「Z2222」の部品テープ80がスプライシングされて追加されたとする。この場合、テープフィーダ70は、図8の情報303にて示す様に、スプライシング情報146を「2」と更新する。このように、部品テープ80が追加される度に、スプライシング情報146の値はインクリメントされるため、スプライシング情報146はスプライシングされた回数を示す数字となる。
尚、この構成の場合、ユーザがスプライシングして部品テープ80をテープフィーダ70に追加した場合には、通信機器151は、通信インターフェース147に対し、部品テープ80が追加されたことを示す情報(第2追加情報の一例)をテープフィーダ70へ送信する。テープフィーダ70は部品テープ80が追加されたことを示す情報を受信すると、スプライシング情報146の値をインクリメントする。また、テープフィーダ70が実装機32のスロット108に装着された状態で、ユーザにより部品テープ80がスプライシングされて追加された場合、上記の実施形態と同様に、バーコードリーダは、指定されたスロット108の番号と、読み取ったフィーダIDおよび部品IDとを実装機32へ送信する。実装機32は指定されたスロット108の番号と、読み取ったフィーダIDおよび部品IDとを受信すると、指定されたスロット108の番号に装着されているテープフィーダ70に対して、部品テープ80が追加されたことを示す情報を送信する。テープフィーダ70の制御回路141は、部品テープ80が追加されたことを示す情報を受信すると、スプライシング情報146の値をインクリメントする。
また、テープフィーダ70の部品テープ80が装着機16の装着作業により使い切られた場合には、テープフィーダ70の制御回路141は装着機16へ使い切られたことを示す情報を送信させる。装着機16は使い切られたことを示す情報を受信すると、供給順が「2」である部品IDを記憶している場合には、記憶している供給順が「2」である部品IDをテープフィーダ70へ送信する。尚、上記のように、実装機32は照合データとの照合の際にライン管理装置4から送信される使用可を示す信号とともに送信される部品IDの値を記憶しているため、記憶している供給順が「2」である部品IDを送信する。テープフィーダ70の制御回路141は、実装機32から部品IDが送信されると、送信された部品IDをテープフィーダ情報143の部品ID145としてテープフィーダ情報143を更新する。また、テープフィーダ70の制御回路141は、スプライシング情報146の値が1以上の場合、スプライシング情報146の値をデクリメントして、スプライシング情報146を更新する。
部品IDは、例えば製造元および部品種などを特定する情報であり、複数の例えば数字およびアルファベットなどで構成されるため、情報量は、1桁程度の数字である「スプライシングされた回数」よりも多い。そこで、上記のスプライシング情報の別例の構成によれば、記憶部142に記憶される情報量は部品IDよりも少なくなるため、記憶部142の容量、記憶部142が情報を記憶する際などの処理時間を低減することができる。
尚、本発明は前記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内での種々の改良、変更が可能であることは言うまでもない。
例えば、上記では、集中管理装置6はライン管理装置4へ所定期間の各種データを送信すると説明した。これに加え、製造システム1は、例えばライン管理装置4が、テープフィーダデータベース125を更新した場合には、更新情報を集中管理装置6へ都度送信し、集中管理装置6は、他のライン管理装置へ更新情報を送信する構成としても良い。あるいは、例えばライン管理装置4が定期的に、更新情報を送信する構成としても良い。このような構成の場合、例えば、広域ネットワークWANの通信障害が発生していない場合には、複数のライン管理装置で共通の最新のテープフィーダデータベースが記憶されることとなる。例えば、広域ネットワークWANの通信障害が発生し、ライン管理装置において、最新のテープフィーダデータベースに更新されない状態においても、照合処理が実行されることにより、誤実装を抑制することができる。また、照合処理のステップS5にて、整合しないと判断される場合に、集中管理装置6へ上記の更新情報の送信をライン管理装置が依頼する構成としても良い。また、この構成の場合、更新情報の送信の依頼を受信すると、集中管理装置6は複数のライン管理装置に対し、更新情報の送信を指示する信号を送信する構成としても良い。
例えば、上記では、製造システム1は例えば製造ライン2などの製造ラインの各々が、例えば作業台51などの作業台を備えると説明したが、これに限定されない。例えば、複数の製造ラインに対して、作業台を1つ備える構成としても良い。この場合、複数の製造ラインのどの製造ラインにテープフィーダ70が装着されるか、つまり装着予定の製造ラインを、例えばユーザに入力させる構成とすると良い。
また、上記では、部品テープ80が装着されていない空のテープフィーダ70に部品テープ80が装着された場合と、既に部品テープ80が装着されているテープフィーダ70に部品テープ80が追加された場合とに分けて、テープフィーダ情報143およびスプライシング情報146について説明した。例えば同時期に、複数の部品テープ80がテープフィーダ70に装着される場合には、通信機器151がバーコードリーダ152から複数の部品IDを取得し、取得したフィーダIDに取得した複数の部品IDを供給順に対応付けた1まとまりの情報をライン管理装置4に送信する構成としても良い。
また、上記では、報知部として操作装置29例示したが、これに限定されない。例えば、ライン管理装置4が表示ディスプレイを備える構成の場合には、ライン管理装置4の表示ディスプレイに再照合を促す情報を表示させる構成としても良い。
また、上記では、照合処理のステップS7の実行後に、照合データとの照合が行われると説明したが、これに限定されない。例えば、照合処理のステップS3の際に、ライン管理装置4が、受信したテープフィーダ情報143およびスプライシング情報146と、記憶しているテープフィーダデータベース125とが整合すると判断した場合、テープフィーダデータベース125に基づき、照合データとの照合を行う構成としても良い。
また、上記では、ライン管理装置4が照合データとの照合を行うと説明したが、これに限定されず、実装機32が照合データとの照合を行う構成としても良い。詳しくは、実装機32は照合データを記憶しておき、ライン管理装置4からテープフィーダデータベース125に基づく部品IDを送信させ、送信された部品IDと照合データとの照合を行う構成としても良い。
また、上記では、テープフィーダ70はフィーダID144に部品ID145が関連付けられたテープフィーダ情報143を記憶すると説明したが、これに限定されず、テープフィーダ70はフィーダIDおよび部品IDの各々を記憶する構成としても良い。
また、テープフィーダデータベース125の構成は上記に限定されない。例えば、供給順に替えて、例えば、実装機32からテープフィーダ情報などの情報が送信された日時などで部品IDの並びを特定する構成としても良い。また、ライン管理装置4は、使い切られたことを示す情報を受信すると、テープフィーダデータベース125の該当するフィーダIDの「供給順」が「1」の行を削除すると説明したが、削除せずに、例えば、使い切られたことを示す情報を受信した日時などで使い切られたか否かを判別できる構成としても良い。
1 製造システム
2,3 製造ライン
4,5 ライン管理装置
29 操作装置
32,36 電子部品装着機
51 作業台
70 テープフィーダ
74 リール装着部
80 部品テープ

Claims (6)

  1. 少なくとも1つの電子部品装着機を有する複数の製造ラインと、
    前記複数の製造ラインの各々に備えられたライン管理装置と、
    電子部品がキャリアテープに収納された部品テープを装着可能な装着部を有するテープフィーダと、
    前記装着部に前記部品テープが装着されていない前記テープフィーダに前記部品テープが装着された場合、当該テープフィーダに付与されたテープフィーダIDおよび当該部品テープに付与された部品IDを取得し、取得した前記テープフィーダIDに取得した前記部品IDを関連付けたテープフィーダ情報を装着予定の前記製造ラインの前記ライン管理装置および当該テープフィーダへ送信する通信装置と、を備え、
    前記ライン管理装置および前記テープフィーダの各々は、
    前記通信装置から前記テープフィーダ情報が送信されると、当該テープフィーダ情報を記憶し、
    前記電子部品装着機は、
    前記テープフィーダが装着されると、当該テープフィーダから前記テープフィーダ情報を読み出す読出処理と、
    前記読出処理において読み出した前記テープフィーダ情報と、当該テープフィーダ情報と前記ライン管理装置が記憶する前記テープフィーダ情報とが整合するか否かの問い合わせと、を自身の前記製造ラインの前記ライン管理装置へ送信し、当該問い合わせの結果を受信する受信処理と、
    前記受信処理において整合しないとの結果を受信した場合、当該テープフィーダから供給される前記電子部品の装着作業を停止する停止処理と、を実行する
    製造システム。
  2. 前記通信装置は、
    前記装着部に前記部品テープが既に装着されている前記テープフィーダにスプライシングされて前記部品テープが追加された場合、当該テープフィーダの前記テープフィーダIDおよび追加された当該部品テープの前記部品IDを取得し、取得した前記テープフィーダIDに取得した前記部品IDを関連付けた第1追加情報を装着予定の前記製造ラインの前記ライン管理装置へ送信し、前記部品テープが追加されたことを示す第2追加情報を前記テープフィーダへ送信し、
    前記ライン管理装置は、
    前記通信装置から前記第1追加情報が送信されると、当該第1追加情報を記憶し、
    前記テープフィーダは、
    前記通信装置から前記第2追加情報が送信されると、当該第2追加情報に基づき、予め記憶している自身に装着されている前記部品テープの数を特定可能なスプライシング情報を更新し、
    前記電子部品装着機は、
    前記読出処理において、前記テープフィーダから前記テープフィーダ情報とともに前記スプライシング情報を読み出し、
    前記受信処理において、前記テープフィーダ情報の問い合わせに加え、前記読出処理において読み出した前記スプライシング情報と、当該スプライシング情報と前記ライン管理装置が記憶する前記第1追加情報とが整合するか否かの問い合わせと、を自身の前記製造ラインの前記ライン管理装置に問い合わせ、当該問い合わせの結果を受信し、
    前記受信処理において前記スプライシング情報に係る整合しないとの結果を受信した場合、前記停止処理を実行する
    請求項1に記載の製造システム。
  3. 前記スプライシング情報は、スプライシングにより追加された前記部品テープの前記部品IDがスプライシングされた順に並んだ情報である請求項2に記載の製造システム。
  4. 前記スプライシング情報は、スプライシングされた回数である請求項2に記載の製造システム。
  5. 前記読出処理において読み出した前記テープフィーダ情報と前記ライン管理装置が記憶する前記テープフィーダ情報とが整合しない場合、前記ライン管理装置が記憶する前記テープフィーダ情報の更新を促す情報を報知する報知部を備える請求項1から4の何れかに記載の製造システム。
  6. 少なくとも1つの電子部品装着機を有する複数の製造ラインと、前記複数の製造ラインの各々に備えられたライン管理装置と、電子部品がキャリアテープに収納された部品テープを装着可能な装着部を有するテープフィーダと、通信装置と、を備える製造システムの制御方法であって、
    前記装着部に前記部品テープが装着されていない前記テープフィーダに前記部品テープが装着された場合、当該テープフィーダに付与されたテープフィーダIDおよび当該部品テープに付与された部品IDを取得し、取得した前記テープフィーダIDに取得した前記部品IDを関連付けたテープフィーダ情報を通信装置が装着予定の前記製造ラインの前記ライン管理装置および当該テープフィーダへ送信する工程と、
    前記通信装置から前記テープフィーダ情報が送信されると、前記ライン管理装置および前記テープフィーダの各々が当該テープフィーダ情報を記憶する工程と、
    前記電子部品装着機に前記テープフィーダが装着されると、前記電子部品装着機が当該テープフィーダから前記テープフィーダ情報を読み出す工程と、
    前記読み出す工程において読み出した前記テープフィーダ情報と、当該テープフィーダ情報と前記ライン管理装置が記憶する前記テープフィーダ情報とが整合するか否かの問い合わせと、を前記電子部品装着機が自身の前記製造ラインの前記ライン管理装置へ送信し、当該問い合わせの結果を受信する工程と、
    前記受信する工程において整合しないとの結果を受信した場合、前記電子部品装着機が当該テープフィーダから供給される前記電子部品の装着作業を停止する工程からなる、前記製造システムの制御方法。
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