JP7029585B2 - エラー要因推定装置およびエラー要因推定方法 - Google Patents

エラー要因推定装置およびエラー要因推定方法 Download PDF

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Description

本発明は、製造設備で生じたエラーの発生要因を推定するエラー要因推定装置およびエラー要因推定方法に関する。
製造物を製造する製造設備には、基板に部品を実装した実装基板を製造する部品実装機がある。部品実装機では、部品供給部から供給される部品を吸着ノズルにより吸着して取出し、基板に部品を実装する部品実装作業が実行される。部品実装機において、吸着ノズルが部品を吸着できない部品吸着エラーなどの様々なエラーが発生して装置が停止すると、作業者によって復旧作業が実行される(例えば、特許文献1)。特許文献1に記載の部品実装機(回路基板加工装置)は、エラーが発生した場合に、エラーコードとそのエラーコードに対応して予め設定されている作業指示を表示させることにより、作業者による復旧作業を支援している。
特開2003-142885号公報
しかしながら、特許文献1を含む従来技術では、同じエラーでも部品実装機の状態によってその発生要因が異なる場合があるにもかかわらず、エラーコードに対応する一律の作業指示を表示することしかできず、エラーの発生要因に対応して復旧作業を支援するためには更なる改善の余地があるという課題があった。
そこで本発明は、発生したエラーの発生要因を適切に推定することができるエラー要因推定装置およびエラー要因推定方法を提供することを目的とする。
本発明のエラー要因推定装置は、製造設備で実行されたイベントに関するイベント履歴情報と前記製造設備で発生したエラーに関するエラー発生情報とを取得する取得部と、記イベント履歴情報、前記エラー発生情報、および前記製造設備で発生するエラーの種類毎に前記イベントと前記製造設備で発生するエラーの発生要因であるエラー要因とを関連付けたエラー要因推定テーブルに基づいて、前記エラー要因を推定するエラー要因推定部と、前記エラー要因推定部が推定した前記エラー要因の正誤情報に基づいて、前記エラー要因推定テーブルを更新する更新部と、を備える。
本発明のエラー要因推定方法は、製造設備で実行されたイベントに関するイベント履歴情報と前記製造設備で発生したエラーに関するエラー発生情報とを取得し、取得された前記イベント履歴情報および前記エラー発生情報と、前記製造設備で発生するエラーの種類毎に前記イベントと前記製造設備で発生するエラーの発生要因であるエラー要因とを関連付けたエラー要因推定テーブルに基づいて、前記エラー要因を推定し、推定されたエラー要因の正誤情報に基づいて、前記エラー要因推定テーブルを更新する。
本発明によれば、発生したエラーの発生要因を適切に推定することができる。
本発明の一実施の形態の部品実装システムの構成説明図 本発明の一実施の形態の部品実装機の構成説明図 本発明の一実施の形態の管理コンピュータの構成を示すブロック図 本発明の一実施の形態のエラー要因推定で使用されるエラー要因推定テーブルの一例を示す図 本発明の一実施の形態の携帯端末に表示される作業指示の一例を示す図 本発明の一実施の形態のエラー要因推定方法のフローを示す図 本発明の一実施の形態のエラー要因推定テーブル更新のフローを示す図
以下に図面を用いて、本発明の一実施の形態を詳細に説明する。以下で述べる構成、形状等は説明のための例示であって、部品実装システム、部品実装ラインの仕様に応じ、適宜変更が可能である。以下では、全ての図面において対応する要素には同一符号を付し、重複する説明を省略する。図2では、水平面内で互いに直交する2軸方向として、基板搬送方向のX方向(図2における紙面垂直方向)、基板搬送方向に直交するY方向(図2における左右方向)が示される。また、水平面と直交する高さ方向としてZ方向(図2における上下方向)が示される。
まず図1を参照して部品実装システム1について説明する。部品実装システム1は、基板搬送方向の上流側(図1における左側)から順番に、製造設備である基板供給装置2、印刷機3、部品実装機4、部品実装機5、リフロー装置6、基板回収装置7を備えている。各製造設備はベルトコンベア等の基板搬送機構を有しており、各製造設備の基板搬送機構で基板を上流から下流へ搬送しながら実装基板を製造する部品実装ライン8を形成している。印刷機3、部品実装機4、部品実装機5、リフロー装置6は、有線または無線による通信ネットワーク9によって管理コンピュータ10と接続されており、管理コンピュータ10との間でデータの送受信を行うことができる。
図1において、部品実装ライン8において各種作業を行う作業者は、携帯端末11を携帯している。携帯端末11は、管理コンピュータ10と無線で通信して情報の授受を行う端末側通信部12、表示機能と入力機能を有するタッチパネル13を備えている。携帯端末11は、管理コンピュータ10から受信した各種情報を表示処理してタッチパネル13に表示する。また、携帯端末11は、タッチパネル13から入力された各種情報などを管理コンピュータ10に送信する。
また、携帯端末11を使用している作業者を特定するために、携帯端末11または管理コンピュータ10は、氏名情報が関連付けられた作業者ID等の作業者を特定する情報を記憶する。作業者は携帯端末11にログインする際に作業者IDもしくは作業者IDが関連づけられたログインIDを入力し、携帯端末11または管理コンピュータ10は記憶する作業者を特定する情報と照合してログインした作業者を特定する。
図1において、基板供給装置2は、複数の基板を収納するラックより基板を取り出して下流の製造設備に供給する機能を有する。印刷機3は、スクリーンマスクを介してペースト状の半田を基板に塗布(印刷)する機能を有する。2台の部品実装機4,5は、実装ヘッドに装着された部品吸着ノズルよって部品供給部から供給される部品をピックアップし、半田が塗布された基板の実装点に部品を移送して搭載する機能を有する。リフロー装置6は、部品が搭載された基板を加熱して半田を融解させた後に固化させて部品を基板に半田付けする機能を有する。基板回収装置7は、部品が半田付けされた実装基板を回収してラックに収納する機能を有する。
管理コンピュータ10は、部品実装ライン8において製造される実装基板の生産管理、各製造設備に対する実装基板の製造に必要なプログラムやデータのダウンロードなどの処理の他、製造設備で実行されたイベントや製造設備で発生したエラーに関する情報を取得し、後述するエラー要因の推定を行う。
次に図2を参照して、部品実装機4,5の構成、および部品実装機4,5において実行されるイベント、部品実装機4,5において発生するエラーの例について説明する。部品実装機4,5は同様の構成をしており、以下、部品実装機4について説明する。部品実装機4は、基板Bに部品Dを搭載する機能を有している。基台14の上面に設けられた基板搬送機構15は、基板BをX方向に搬送して位置決めして保持する。基板Bが所定の位置に位置決めできない、または、搬送されたはずの基板Bが確認できないなどの基板搬送エラーが発生すると、エラー発生情報が管理コンピュータ10に送信される。エラー発生情報には、発生したエラーのコード番号、発生日時、発生箇所などの情報が含まれる。
ヘッド移動機構16は、プレート16aを介して装着された実装ヘッド17をX方向、Y方向に移動させる。実装ヘッド17の下端には、吸着ノズル18が装着される。基板搬送機構15の側方で基台14に結合された台車19の上部のフィーダベース19aには、複数のテープフィーダ20がX方向に並んで取り付けられている。フィーダベース19aにはテープフィーダ20を装着する複数のスロットが設けられており、各スロットにはフィーダアドレスが設定されている。フィーダアドレスによって、テープフィーダ20の装着位置を特定することができる。
図2において、台車19には、部品実装機4に供給される部品Dを格納するキャリアテープ21が、リール22に巻回収納されて保持されている。テープフィーダ20に挿入されたキャリアテープ21は、テープフィーダ20に内蔵されるテープ送り機構20aにより一定間隔でピッチ送りされる。これにより、キャリアテープ21が格納する部品Dがテープフィーダ20の上部に設けられた部品供給口20bに順に供給される。
部品実装動作では、実装ヘッド17は、ヘッド移動機構16によりテープフィーダ20の上方に移動し、テープフィーダ20の部品供給口20bに供給された部品Dを吸着ノズル18により真空吸着してピックアップする(矢印a)。部品Dを保持した実装ヘッド17は、ヘッド移動機構16により基板搬送機構15に保持された基板Bの上方に移動し、基板B上の所定の部品搭載位置Baに部品Dを実装する(矢印b)。
部品実装動作が繰り返し実行されて、テープフィーダ20が保持する部品Dの残数が所定より少なくなると、テープフィーダ20に既に装着されているキャリアテープ21の末端に新たなキャリアテープ21をスプライシングテープTで継合するスプライシングが作業者によって実行される。スプライシング(イベント)が実行され、部品実装装置4(製造設備)が有する表示部または携帯端末11のタッチパネル13に作業が完了したことが入力されると、イベントのコード番号、発生日時、発生箇所(補給したテープフィーダ20を特定する情報)、補給した部品Dを特定する情報、作業者を特定する情報などを含むイベント情報が管理コンピュータ10に送信される。
図2において、プレート16aには、光軸方向を下方に向けた基板認識カメラ23が取り付けられている。基板認識カメラ23は、ヘッド移動機構16により実装ヘッド17と一体的にX方向、Y方向に移動する。基板認識カメラ23は、テープフィーダ20の上方に移動して、部品供給口20bに供給された部品Dを撮像する。撮像結果は画像認識されて、期待される正規の供給位置から供給された部品Dがずれた供給位置ずれ量が算出される。算出された供給位置ずれ量に基づいて、吸着ノズル18が部品Dをピックアップする際の吸着位置(実装ヘッド17の停止位置)が補正される。また、部品供給口20bに部品Dが供給されずに部品Dを認識することができない供給エラーも検出される。
吸着位置を補正する吸着位置ティーチ(イベント)が実行されると、補正値が生産データとして部品実装機4の記憶部に記憶(更新)されるとともに、イベント情報が管理コンピュータ10に送信される。また、供給エラーが検出されると、エラー発生情報が管理コンピュータ10に送信される。吸着位置ティーチは、部品実装装置4(製造設備)によって自動的に実行される。
図2において、実装ヘッド17は、吸着ノズル18から流入する空気の流量を計測する流量センサ17aを備えている。流量センサ17aの計測結果より、吸着ノズル18が部品Dを保持できない吸着ミス(吸着エラー)の発生の有無を検出することができる。吸着エラーが検出されると、エラー発生情報が管理コンピュータ10に送信される。また、吸着エラーが高頻度で発生する場合は、作業者が吸着条件パラメータを変更することがある。吸着条件パラメータ変更(イベント)が実行されると、吸着条件パラメータが生産データとして部品実装機4の記憶部に記憶(更新)されるとともに、イベント情報が管理コンピュータ10に送信される。
基板搬送機構15とテープフィーダ20の間の基台14の上面には、光軸方向を上方に向けた部品認識カメラ24が取り付けられている。部品認識カメラ24は、部品Dをピックアップした吸着ノズル18が上方を通過する際に、吸着ノズル18に保持される部品D(または、部品Dを保持できなかった吸着ノズル18)の下面を撮像する。撮像結果は画像認識されて、吸着ノズル18に保持される部品Dの姿勢が正常か異常か、または吸着ノズル18に保持されているはずの部品Dを認識することができない認識エラーが発生していないかが判断される。認識エラーが検出されると、エラー発生情報が管理コンピュータ10に送信される。
また、撮像結果は画像認識されて、期待される正規の吸着位置から吸着ノズル18に吸着された部品Dがずれた吸着位置ずれ量が算出される。基板B上の部品搭載位置Baに部品Dを搭載する際は、吸着位置ずれ量に基づいて搭載位置補正が実行される。搭載位置が補正される搭載位置ティーチ(イベント)が実行されると、補正値が生産データとして部品実装機4の記憶部に記憶(更新)されるとともに、イベント情報が管理コンピュータ10に送信される。搭載位置ティーチは、部品実装装置4(製造設備)によって自動的に実行される。
次に図3を参照して、管理コンピュータ10の構成について説明する。管理コンピュータ10は、処理部30、記憶装置であるイベント情報記憶部36、エラー情報記憶部38、正誤情報記憶部40、エラー要因記憶部42の他、管理側通信部45を備えている。処理部30はCPUなどのデータ処理装置であり、内部処理部として取得部31、エラー要因推定部32、正解率算出部33、更新部34、作業指示処理部35を備えている。管理側通信部45は、携帯端末11と無線で通信して情報の授受を行う。
図3において、取得部31は、下位の内部処理部としてイベント取得処理部31a、エラー取得処理部31b、正誤取得処理部31cを備えている。イベント取得処理部31aは、製造設備で実行されたイベントに関するイベント情報を取得して、イベント履歴情報37としてイベント情報記憶部36に記憶させる。なお、イベント履歴情報37には、吸着位置ティーチや搭載位置ティーチなど製造設備自身が行うイベントに関する情報と、スプライシングや吸着条件パラメータ変更など作業者が製造設備に行うイベントに関する情報とが含まれている。
エラー取得処理部31bは、製造設備で発生したエラーに関するエラー発生情報39を取得して、エラー情報記憶部38に記憶させる。正誤取得処理部31cは、後述する作業者が携帯端末11に入力したエラー要因の正誤情報41を取得して、正誤情報記憶部40に記憶させる。このように、取得部31は、イベント履歴情報37、エラー発生情報39、正誤情報41を取得する。取得部31は、製造設備から情報が送信された時、または、所定の監視タイミング時に製造設備から情報を取得する。
図3において、エラー要因記憶部42には、製造設備で発生するエラーの種類毎にイベントとエラーの発生要因であるエラー要因とを関連付けたエラー要因推定テーブル43と、各種エラー要因に対応するエラー対処情報44が記憶されている。エラー対処情報44には、エラー対処情報番号57(図4参照)に関連付けられたエラー要因に対応し、作業者が実行する復旧作業の手順など、後述する携帯端末11に表示される作業指示の基となる情報が含まれている。
ここで図4を参照して、エラー要因推定テーブル43の例について説明する。エラー要因推定テーブル43は、製造設備で発生するエラーの種類毎(エラーコード毎)に作成される。この例は、エラーコード番号51が「20001」でエラーメッセージ52が「部品吸着エラー」に対応するエラー要因推定テーブル43である。エラー要因推定テーブル43には、優先度53、トリガイベント54、正解率56、エラー対処情報番号57が、推定されるエラー要因55毎に設定されている。
優先度53は、エラー要因推定部32がエラー要因55を推定する際の推定順である。すなわち、エラー要因推定テーブル43には、エラー要因55の推定順に対応する優先度53が設定されている。トリガイベント54は、エラーの発生要因となり得る操作等に関するイベントの種類である。正解率56は、後述する正解率算出部33が算出したエラー要因55の正解率(エラー要因の推定の確からしさ)である。
図3において、エラー要因推定部32は、取得部31がエラー発生情報39を取得すると、エラー発生情報39に含まれるエラーが発生するまでの所定期間(例えば、エラー発生までの3時間)のイベント履歴情報37、エラー発生情報39、およびエラー要因推定テーブル43に基づいて、エラー要因55を推定する。
ここで、図4のエラー要因推定テーブル43に基づいて、部品吸着エラーが発生した場合にエラー要因推定部32が実行するエラー要因55の推定手順について説明する。まず、エラー要因推定部32は、優先度53が「1」の項目を調査する。具体的には、エラー要因推定部32は、イベント履歴情報37に含まれるイベントを最新情報から順に所定期間まで調査して、「吸着位置ティーチ」が実行されたか否か調査する。該当するイベントがあれば、エラー要因55と推定する。
該当するイベントがない場合、または、推定したエラー要因が正しくなかった場合(正誤情報41が誤の場合)、エラー要因推定部32は、優先度53が「2」の項目を調査する。すなわち、「吸着条件パラメータ」の変更の有無を調査する。同様に、エラー要因推定部32は、優先度53が「3」の「スプライシング」の実行の有無を調査する。「スプライシング」が実行されていた場合は、エラー要因推定部32は、エラー要因55として「部品の間違い」(継合したキャリアテープ21の誤り)を推定する。同様に、エラー要因推定部32は、優先度53が「4」の「部品データ」の変更の有無を調査する。
図3において、エラー要因推定部32によってエラー要因55が推定されると、作業指示処理部35は、イベント履歴情報37に含まれる該当イベントの発生日時、発生箇所、作業者の情報、エラー対処情報番号57に関連付けられたエラー対処情報44に基づいて、携帯端末11に表示させる作業指示を作成する。作成された作業指示は、管理側通信部45を介して携帯端末11に送信される。
ここで図5を参照して、管理コンピュータ10から送信されて携帯端末11のタッチパネル13に表示される作業指示の画面表示61の例について説明する。画面表示61には、作業指示コメント62、「はい」ボタン63、「いいえ」ボタン64、「新規登録」ボタン65が表示されている。作業指示コメント62には、エラー要因推定部32によって推定されたエラー要因55(「吸着条件パラメータの誤り」)、イベント履歴情報37に含まれる該当イベントの発生日時、発生箇所、作業者の情報、エラー対処情報44に含まれる復旧作業の作業指示が表示されている。
作業指示コメント62に従って作業者が復旧作業を実行した結果、エラーが解消された場合、作業者は「はい」ボタン63を操作する。「はい」ボタン63が操作されると管理コンピュータ10にその旨の情報が送信され、正誤取得処理部31cが正誤情報41に「正」(推定されたエラー要因55が正しい)と記憶させる。エラーが解消されない場合、作業者は「いいえ」ボタン64を操作する。これにより、正誤情報41に「誤」(推定されたエラー要因55は誤り)と記憶される。
作業指示コメント62以外の復旧作業によりエラーが解消された場合、作業者は「新規登録」ボタン65を操作する。「新規登録」ボタン65が操作されると、エラー要因推定テーブル43を更新するための情報(イベント情報等)の入力を支援する画面(図示省略)が表示される。作業者がこの画面に従って入力した情報(イベント情報等)は管理コンピュータ10に送信され、後述する更新部34によるエラー要因推定テーブル43の更新に使用される。
図3において、携帯端末11から送信されたエラー要因55の正誤情報41が誤の場合、エラー要因推定部32はイベント履歴情報37からエラー要因推定部32が推定したエラー要因と関連するイベントを除いて次候補のエラー要因55を推定する。例えば、図5の画面表示61で「いいえ」ボタン64が操作された場合、図4のエラー要因推定テーブル43の優先度53が「2」の調査において、エラー要因推定部32は2017年8月10日の18:45以降から所定期間までのイベント履歴情報37に「吸着条件パラメータ」の変更が含まれていないかを調査する。
また、携帯端末11から送信されたエラー要因55の正誤情報41が誤の場合、エラー要因推定部32はエラー要因推定テーブル43からエラー要因推定部32が推定したエラー要因55を除いて次候補のエラー要因を推定するようにしてもよい。例えば、図5の画面表示61で「いいえ」ボタン64が操作された場合、図4のエラー要因推定テーブル43の優先度53が「2」の調査を終了し、次の優先度53が「3」の調査を実行する。これによって、推定されたエラー要因55と同種のイベントが所定期間に複数あり、いずれもエラーの発生原因ではない場合に、無駄な復旧作業をスキップしてエラー復旧時間を短縮することができる。
図3において、正解率算出部33は、正誤取得処理部31c(取得部31)が取得したエラー要因55の正誤情報41からエラー要因推定部32が推定したエラー要因55の正解率56を算出する。算出された正解率56はエラー要因推定テーブル43に関連付けて、エラー要因記憶部42(記憶部)に記憶される。このように、イベント情報記憶部36、エラー情報記憶部38、エラー要因記憶部42は、イベント履歴情報37、エラー発生情報39、エラー要因55、エラー要因推定テーブル43を記憶する記憶部となる。
図3において、更新部34は、下位の内部処理部として優先度変更処理部34a、関連付け変更処理部34b、関連付け追加処理部34cを備えている。更新部34は、正誤情報記憶部40に記憶されるエラー要因推定部32が推定したエラー要因55の正誤情報41に基づいて、エラー要因推定テーブル43を更新する。更新は、携帯端末11で「新規登録」ボタン65が操作されてエラー要因推定テーブル43を更新するための情報が入力された時や、部品実装ライン8において製造する実装基板の種類が変更される段取り替えのタイミング、所定の製造時間が経過したタイミングなどに実行される。
エラー要因55の正誤情報41が誤の場合、優先度変更処理部34aは、推定を誤ったエラー要因55の優先度53を下げる。また、エラー要因55の正誤情報41が正の場合、優先度変更処理部34aは、推定が正しかったエラー要因55の優先度53を上げる。優先度53の更新により、エラー要因55の推定の確度と迅速化を図ることができる。また、エラー要因55の正誤情報41が誤の場合、関連付け変更処理部34bは、エラー要因推定テーブルのイベントとエラー要因55の関連付けを変更する。これによって、誤ったエラー要因55の推定を修正することができる。
エラー要因推定部32がエラー要因55を推定できない場合、すなわち、エラー要因推定テーブル43に情報が不足している場合、関連付け追加処理部34cは、エラー要因推定テーブル43に、トリガイベント54とエラー要因55の新たな関連付けを追加する。関連付け追加処理部34cは、携帯端末11からエラー要因推定テーブル43を更新するための情報が送信されると、エラー要因推定テーブル43に新たな関連付けを追加する。
次に図6のフローに沿って、エラー要因55を推定するエラー要因推定方法について説明する。まず、イベント取得処理部31aはイベント履歴情報37を取得し(ST1)、エラー取得処理部31bはエラー発生情報39を取得する(ST2)。次いでエラー要因推定部32は、製造設備でエラーが発生したか否か(エラー発生情報39が取得されたか否か)を判断する(ST3)。
エラーが発生するまでは(ST3においてNo)、イベント履歴情報37とエラー発生情報39の取得が繰り返される。エラーが発生すると(ST3においてYes)、エラー要因推定部32は、取得されたイベント履歴情報37およびエラー発生情報39とエラー要因推定テーブル43に基づいて、エラー要因55を推定する。次いで作業指示処理部35は、推定されたエラー要因55に基づいて、作業者が実行する復旧作業の作業指示を作成して、携帯端末11に送信する(ST5)。作業者が復旧作業の結果を携帯端末11に入力すると、携帯端末11から推定されたエラー要因55の正誤情報41が送信され、正誤取得処理部31cが正誤情報41を取得する(ST6)。
図6において、次いで正解率算出部33は、取得されたエラー要因55の正誤情報41から、推定されたエラー要因55の正解率56を算出する(ST7)。次いでエラー要因推定部32は、正誤情報41が誤(推定が誤り)で(ST8においてNo)、エラー要因推定が不可能ではない場合(ST9においてNo)、(ST4)に戻って次候補のエラー要因を推定する。その際、エラー要因推定部32は、イベント履歴情報37から推定されたエラー要因55と関連するイベントを除いて、または、エラー要因推定テーブル43から推定されたエラー要因55を除いて次候補のエラー要因55を推定する。
正誤情報41が正(推定が正しい)の場合(ST8においてYes)、または、正誤情報41が誤(推定が誤り)で(ST8においてNo)、これ以上のエラー要因推定が不可能な場合(ST9においてYes)、更新部34は、エラー要因推定テーブル43の更新を実行するか否かを判断する(ST10)。更新しない場合(ST10においてNo)、(ST1)に戻ってイベント履歴情報37とエラー発生情報39の取得を繰り返す。更新する場合(ST10においてYes)、更新部34はエラー要因推定テーブル43を更新し(ST11:エラー要因推定テーブル更新工程)、(ST1)に戻る。この場合、エラー要因推定が、更新されたエラー要因推定テーブル43に基づいて実行される(ST4)。
次に図7のフローに沿って、エラー要因推定テーブル更新工程(ST11)の詳細について説明する。まず、優先度変更処理部34aは、エラー要因55の正誤情報41が誤の場合は推定を誤ったエラー要因55の優先度53を下げて、エラー要因55の正誤情報41が正の場合は推定が正しかったエラー要因55の優先度53を上げて、エラー要因推定テーブル43を更新する(ST21)。次いで関連付け変更処理部34bは、エラー要因55の正誤情報41が誤の場合、イベントとエラー要因55の関連付けを変更してエラー要因推定テーブル43を更新する(ST22)。
次いで関連付け追加処理部34cは、エラー要因55を推定できない場合、イベントとエラー要因55の新たな関連付けを追加してエラー要因推定テーブル43を更新する(ST23)。このように、エラー要因推定テーブル更新工程(ST11)は、推定されたエラー要因55の正誤情報41に基づいて、エラー要因推定テーブル43を更新する。
上記説明したように、本実施の形態の管理コンピュータ10は、製造設備で実行されたイベントに関するイベント履歴情報37と製造設備で発生したエラーに関するエラー発生情報39とを取得する取得部31と、イベント履歴情報37、エラー発生情報39、エラー要因55、エラー要因推定テーブル43を記憶する記憶部(イベント情報記憶部36、エラー情報記憶部38、エラー要因記憶部42)と、イベント履歴情報37、エラー発生情報39、エラー要因推定テーブル43に基づいて、エラー要因55を推定するエラー要因推定部32と、エラー要因55の正誤情報41に基づいて、エラー要因推定テーブル43を更新する更新部34と、を備える、エラー要因推定装置となる。これによって、製造設備で発生したエラーの発生要因を適切に推定することができる。
なお、上述ではイベント履歴情報37とエラー発生情報39とを分けて取得する例を示したが、エラー発生情報39はエラーイベントと同義であり、イベント取得処理部31aがエラー発生情報39をイベント情報とまとめてイベント履歴情報37として取得してもよい。そして、エラー取得処理部31bが、取得されたイベント履歴情報37からエラー発生情報39を作成してもよい。
本発明のエラー要因推定装置およびエラー要因推定方法は、発生したエラーの発生要因を適切に推定することができるという効果を有し、部品を基板に実装する分野において有用である。
3 印刷機(製造設備)
4,5 部品実装機(製造設備)
6 リフロー装置(製造設備)
10 管理コンピュータ(エラー要因推定装置)

Claims (15)

  1. 製造設備で実行されたイベントに関するイベント履歴情報と前記製造設備で発生したエラーに関するエラー発生情報とを取得する取得部と、
    記イベント履歴情報、前記エラー発生情報、および前記製造設備で発生するエラーの種類毎に前記イベントと前記製造設備で発生するエラーの発生要因であるエラー要因とを関連付けたエラー要因推定テーブルに基づいて、前記エラー要因を推定するエラー要因推定部と、
    前記エラー要因推定部が推定した前記エラー要因の正誤情報に基づいて、前記エラー要因推定テーブルを更新する更新部と、を備える、エラー要因推定装置。
  2. 前記エラー発生情報を取得した場合、前記エラー要因推定部は、前記エラー発生情報に含まれるエラーが発生するまでの所定期間の前記イベント履歴情報に基づいて、前記エラー要因を推定する、請求項1に記載のエラー要因推定装置。
  3. 前記エラー要因推定テーブルには、前記エラー要因の推定順に対応する優先度が設定されている、請求項1または2に記載のエラー要因推定装置。
  4. 前記取得部は、前記エラー要因推定部が推定した前記エラー要因の正誤情報をさらに取得し、
    前記エラー要因の正誤情報が誤の場合、前記更新部は、推定を誤った前記エラー要因の前記優先度を下げる、請求項3に記載のエラー要因推定装置。
  5. 前記取得部は、前記エラー要因推定部が推定した前記エラー要因の正誤情報をさらに取得し、
    前記エラー要因の正誤情報が正の場合、前記更新部は、推定が正しかった前記エラー要因の前記優先度を上げる、請求項3または4に記載のエラー要因推定装置。
  6. 前記取得部は、前記エラー要因推定部が推定した前記エラー要因の正誤情報をさらに取得し、
    前記エラー要因の正誤情報が誤の場合、前記更新部は、前記エラー要因推定テーブルの前記イベントと前記エラー要因の関連付けを変更する、請求項1から5のいずれかに記載のエラー要因推定装置。
  7. 前記エラー要因推定部がエラー要因を推定できない場合、
    前記更新部は、前記エラー要因推定テーブルに、前記イベントと前記エラー要因の新たな関連付けを追加する、請求項1から6のいずれかに記載のエラー要因推定装置。
  8. 前記イベント履歴情報、前記エラー発生情報、前記エラー要因推定テーブルを記憶する記憶部を、さらに備える、請求項1から7のいずれかに記載のエラー要因推定装置。
  9. 製造設備で実行されたイベントに関するイベント履歴情報と前記製造設備で発生したエラーに関するエラー発生情報とを取得し、
    取得された前記イベント履歴情報および前記エラー発生情報と、前記製造設備で発生するエラーの種類毎に前記イベントと前記製造設備で発生するエラーの発生要因であるエラー要因とを関連付けたエラー要因推定テーブルに基づいて、前記エラー要因を推定し、
    推定されたエラー要因の正誤情報に基づいて、前記エラー要因推定テーブルを更新する、エラー要因推定方法。
  10. 前記エラー発生情報が取得された場合、前記エラー発生情報に含まれるエラーが発生するまでの所定期間の前記イベント履歴情報に基づいて、前記エラー要因を推定する、請求項に記載のエラー要因推定方法。
  11. 前記エラー要因推定テーブルには、前記エラー要因の推定順に対応する優先度が設定されている、請求項または10に記載のエラー要因推定方法。
  12. 推定された前記エラー要因の正誤情報をさらに取得し、
    前記エラー要因の正誤情報が誤の場合、推定を誤った前記エラー要因の前記優先度を下げて前記エラー要因推定テーブルを更新する、請求項11に記載のエラー要因推定方法。
  13. 推定された前記エラー要因の正誤情報をさらに取得し、
    前記エラー要因の正誤情報が正の場合、推定が正しかった前記エラー要因の前記優先度を上げて前記エラー要因推定テーブルを更新する、請求項11または12に記載のエラー要因推定方法。
  14. 推定された前記エラー要因の正誤情報をさらに取得し、
    前記エラー要因の正誤情報が誤の場合、前記イベントと前記エラー要因の関連付けを変更して前記エラー要因推定テーブルを更新する、請求項10から13のいずれかに記載のエラー要因推定方法。
  15. 前記エラー要因が推定できない場合、
    前記イベントと前記エラー要因の新たな関連付けを追加して前記エラー要因推定テーブルを更新する、請求項10から14のいずれかに記載のエラー要因推定方法。
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