JP6751697B2 - 車両用空気調和装置及び車両用空気調和装置の制御方法 - Google Patents

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Description

本発明は、車両用空気調和装置及び車両用空気調和装置の制御方法に関する。
自動車等の車両に搭載される空気調和装置(以下「空調装置」とも称する)は、空調サイクルを構成する循環系に封止した冷媒を圧縮機で圧縮した後凝縮器で液化し、液化した冷媒をポンプで蒸発器に圧送し、蒸発器での冷媒の気化による吸熱で温度低下させた冷風を生成することで冷房機能を実現している。冷媒としてはフロンフリーのR134a、HFO−1234yf等が用いられる。ガソリンエンジン、ディーゼルエンジン等のエンジンを搭載した車両の場合、エンジンの軸出力の一部を用いて圧縮機を駆動している。
エンジンを圧縮機の駆動源として利用する場合、エンジンを停止させている状態では、一般に空調装置を動作させることができない。このため、バス、トラック、トレーラ等の業務用自動車が高速道路のパーキングエリア等での休憩や、貨物配送先での荷下ろし待ち等のために長時間駐車する場合にエンジンを停止させると、空調装置を作動させることができないので車内環境を快適に保つことが難しくなる問題があった。また、電気自動車ではもともとエンジンが搭載されていないため、エンジン出力により圧縮機を作動させることはできない。
そのため、車両に搭載されているバッテリーの電力で圧縮機駆動用のモータを作動させる方式の空調装置が開発され、実用されている。例えば、特許文献1には、電力により駆動されるコンプレッサを有する空調装置と、車両駆動装置によって作動され得る電力生成用の発電機と、発電機が生成した電力によって充電され得るバッテリーとを備える自動車において、バッテリーに蓄積された電力によってコンプレッサが駆動される自動車が記載されている。
特表2009−523643号公報
しかしながら、バッテリーを駆動源として空調装置を稼動させる場合は、極力使用電力量を低減させ、空調装置が稼動しない場合にはバッテリーからの電力供給を行わないようにしておくことが望ましい。電気自動車の場合、空調関係の電力消費が直接車両の航続距離に影響し、またエンジン搭載車のバッテリーの場合でも、空調関係の電力消費で電圧低下が起これば、エンジン始動が困難となる等の問題があるからである。
例えば、キャブチルト可能なトラックが点検、修理のためにキャブチルトを行う場合は、運転を行わないことが明らかであるため、このような場合はバッテリーを停止させ、空調装置を停止させるべきである。また、空調装置を運転したままでキャブチルトを行うと空調装置内部の凝縮水が傾斜によって漏水しやすくなるため、この点からも、空調装置を停止させる必要性が高い。
そこで、空調装置に傾斜センサ等を設けて車両の姿勢を随時監視することにより、空調装置を停止させることが考えられる。しかし傾斜センサは、走行中やアイドリング中において通常発生しうる車両の振動を、車両の継続的な姿勢の変化(例えば、キャブチルトしている状態)として誤検知し、それにより誤って空調装置が停止してしまうことがある。すると、運転者等は再び空調装置の動作を開始せざるを得ず、空調装置は頻繁に動作と停止を繰り返すことになる。この結果、空調効果が十分に発揮されないのみならず、バッテリーが頻繁に放電及び放電停止を繰り返すことでバッテリーが劣化するおそれも生じる。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、車両の姿勢に応じて適切なタイミングで車両用空気調和装置の運転を自動的に停止することが可能な、車両用空気調和装置及び車両用空気調和装置の制御方法を提供することを一つの目的としている。
前記の、及び他の問題点を解決するために、本発明の一つの態様は、冷媒を圧縮するための、バッテリーからの電力で駆動される圧縮機と、前記圧縮機で圧縮された冷媒を液化するための凝縮器と、前記液化された冷媒を気化させて吸熱し車室内へ供給される空気温度を低下させるための蒸発器と、前記バッテリーからの直流電力を前記圧縮機の駆動用の電力に変換するための電力変換部とを備える車両用空気調和装置であって、前記車両の姿勢を検出する姿勢検出装置と、前記検知した車両の姿勢に基づき、前記車両が所定の時間以上所定の姿勢を維持していると判断した場合に、前記車両用空気調和装置の動作を停止させる制御装置とを備える。
また、本発明の他の態様は、前記姿勢検出装置は、前記車両の姿勢として前記車両の傾斜角を検知し、前記制御装置は、前記検知した車両の傾斜角に基づき、前記車両の傾斜角が前記所定の時間以上、所定角度以上の傾斜角を維持していると判断した場合に、前記車両用空気調和装置の動作を停止させる。
また、本発明の他の態様は、前記車両は、所定の方向に傾斜可能な運転室を備え、前記姿勢検出装置は、前記車両の姿勢として前記運転室の傾斜角を検知し、前記制御装置は、前記検知した運転室の傾斜角に基づき、前記運転室の傾斜角が前記所定の時間以上、所定角度以上の傾斜角を維持していると判断した場合に、前記車両用空気調和装置の動作を停止させる。
また、本発明の他の態様は、前記電力変換部により変換された前記電力に基づき前記圧縮機を動作させる圧縮機駆動用モータをさらに備え、前記制御装置は、前記検知した車両の姿勢に基づき、前記車両が所定の時間以上所定の姿勢を維持していると判断した場合に、前記圧縮機駆動用モータへの電力供給を停止させる。
また、本発明の他の態様は、前記蒸発器から発生する水分を貯留する貯留部をさらに備え、前記制御装置は、前記貯留部に貯留された水が漏水する場合の前記車両の姿勢に関する情報を記憶し、前記姿勢検出装置により検知した車両の姿勢に基づき、前記車両が所定の時間以上前記記憶した車両の姿勢を維持していると判断した場合に、前記車両用空気調和装置の動作を停止させる。
また、本発明の他の態様は、冷媒を圧縮するための、バッテリーからの電力で駆動される圧縮機と、前記圧縮機で圧縮された冷媒を液化するための凝縮器と、前記液化された冷媒を気化させて吸熱し車室内へ供給される空気温度を低下させるための蒸発器と、前記バッテリーからの直流電力を前記圧縮機の駆動用の電力に変換するための電力変換部とを備える車両用空気調和装置の制御方法であって、姿勢検出装置が、前記車両の姿勢を検出し、制御装置が、前記検知した車両の姿勢に基づき、前記車両が所定の時間以上所定の姿勢を維持していると判断した場合に、前記車両用空気調和装置の動作を停止させる。
上記した本発明の態様によれば、車両の姿勢に応じて適切なタイミングで車両用空気調和装置の運転を自動的に停止することができる。
図1は、本実施形態に係る車両用空気調和装置1を取り付けた貨物用自動車100の部分模式図を示している。 図2は、車両用空気調和装置の全体構成例を示す模式図である。 図3は、車両用空気調和装置の電気系統図である。 図4は、制御装置400の機能をハードウェア構成と関連させて説明する模式図である。 図5は、停止判定情報436の一例を示す図である。 図6は、姿勢情報記憶処理の一例を説明するフローチャートである。 図7は、姿勢情報435の一例を示す図である。 図8は、自動停止制御の一例を説明するフローチャートである。
以下に、添付図面を参照して、本発明の実施形態について具体的に説明する。なお、本発明は、それらの実施形態に限定されるものではない。
本発明の一実施形態に係る車両用空気調和装置は、乗用車、トラック(貨物自動車)、トレーラ等の自動車に取り付けられる空気調和装置(いわゆるカーエアコン)であり、特に、キャブチルトが可能な貨物自動車における使用に適した空気調和装置である。以下、本実施形態の車両用空気調和装置について説明する。
<車両用空気調和装置1の配置構成>
図1は、本実施形態に係る車両用空気調和装置1を取り付けた貨物用自動車100の部分模式図を示している。図1は、貨物用自動車100の左側面図を示しており、車両用空気調和装置1の取り付け状態を明確に示すために、貨物用自動車100の運転室110の周辺部分を模式的に示している。
貨物用自動車100は、運転室110(キャブ)、及び荷室140を備え、これらはシャシー130上に取り付けられている。また、シャシー130の側面には貨物用自動車100の電源となるバッテリー40が設置されている。
運転室110の下方前端には、運転室110のチルトを行うためのヒンジ機構116が内蔵されている。運転室110は、このヒンジ機構116を支点として、車両の前方に回動することができる。貨物用自動車100の保守者等は、このヒンジ機構116により運転室110を前方に傾斜させ、運転室110の保守点検、修理等を行うことができる。
運転室110には、車両用空気調和装置1が設けられている。車両用空気調和装置1は、運転室110内に冷風を供給するための室内機10、運転室110内の空気と外気との熱交換を行うための室外機20、及び室内機10、室外機20に電力を供給するための電力変換部であるDC/ACインバータ30(以下「インバータ30」と略称)を含んで構成されている。インバータ30は、バッテリー40からの直流電力を交流電力に変換する。
運転室110の外部の上面には、走行時の運転室110による空気抵抗を減少させるための導風板120が設けられている。一般に導風板120は運転室110の前方側から滑らかに立ち上がる凸面を形成する部材であり、その裏側には運転室110上面への取り付け部材や導風板120自体の補強部材が設けられるものの、一定の空間が形成されている。本実施形態では、この導風板120が形成する内側空間に、空調装置の室外機20を設置している。なお、室外機20は運転室110の屋根上以外に、運転室110の外部後面の荷室140との間に設置してもよい。
運転室110内の後方壁面には、室内機10が設けられる。室内機10と室外機20との間は、図示を省略する管路で接続され、室内機10及び室外機20の間で熱交換を行うための冷媒の流路を構成している。
なお、図1に示した貨物用自動車100は一例であり、トレーラのように運転室110と荷室140が分離可能な形態の車両でもよい。また、インバータ30、バッテリー40の設置場所は、取り付け対象となる車両の構成に応じて適宜に選定することができる。
<車両用空気調和装置1の構成>
次に、本実施形態の車両用空気調和装置1の全体構成例について説明する。図2に、車両用空気調和装置1の全体構成例を模式的に示している。車両用空気調和装置1は、圧縮機21、凝縮器25、蒸発器11、及び貯留部16を備える。本実施形態では、蒸発器11、及び貯留部16が室内機10に設けられ、圧縮機21、凝縮器25は室外機20に設けられる。圧縮機21、凝縮器25、及び蒸発器11のそれぞれの間は、冷媒が循環できるようにパイプ50によって液密状態に接続されている。パイプ50は、冷媒の種類や使用圧力に応じた耐圧性及び耐食性を有する材料(例えば銅等)によって適宜に構成することができる。
図2に例示する車両用空気調和装置1は、以下の空調サイクルを有する。まず、圧縮機21で圧縮された冷媒が、凝縮器25に対応して設けられた所定のブロワファン251によって、凝縮器25で冷却されて液化し、室内機10へ向けて圧送される。この高温高圧の液状冷媒は、毛細管等の微少な流路を通じて低温低圧の霧状となって蒸発器11内に噴出して気化し、その際の気化熱で蒸発器11の周辺の空気から吸熱する。このようにして冷却された空気は、蒸発器11に対応して設けられたブロワファン111によって、室内機10から運転室110の居住空間112内に放出されて空調効果を発揮する。
なお、蒸発器11及びその周囲では、空気が冷却される際に凝縮水が生成する。この凝縮水は、室内機10の他の部分から流入してくる水分と共に、蒸発器11の底部に設けられた排水孔114から貯留部16に流出する。貯留部16は、不図示の配管(ドレンホース)、及び、凝縮水を一時的に滞留させるタンク等からなる排水構造である。貯留部16内の凝縮水及び水分は、最終的に貨物用自動車100の外部へと排出される。
以上の空調サイクルは、通常の車両用空気調和装置と同様であるが、本実施形態では圧縮機21のブロワファン211及び室内機10内のブロワファン111が電動とされている。
<車両用空気調和装置1の電気系統>
次に、本実施形態の車両用空気調和装置1の電気系統の構成について説明する。図3に、本実施形態の車両用空気調和装置1の電気系統例を示している。
−電源−
車両用空気調和装置1の電源は、バッテリー40と、バッテリー40の直流電力を交流電力に変換するインバータ30とで構成される。この構成により、車両用空気調和装置1は車両のエンジンが停止している場合でも運転可能であり、運転室110内に冷風を供給することができる。バッテリー40としては、自動車用バッテリーとして一般的な鉛蓄電池を用いることができるが特に特定の形式のバッテリーに限定されるものではない。鉛蓄電池を用いる場合には、実用的にはJIS D 5301に規定する5時間率容量で120Ah以上のものを使用することが好ましい。
インバータ30は、圧縮機21を駆動させるための駆動用モータであるCPモータ22に電力を供給するための電力変換部である。本実施形態では、EVファンモータ12及びCDファンモータ26の電源としてバッテリ40からの電力が、CPモータ22の電源として単相AC220Vが供給される構成としているが、これ以外の電力仕様を用いても差し支えない。インバータ30の回路方式としては、パルス幅変調(PWM)方式等の適宜の方式を採用することができる。またインバータ30の出力容量は、負荷となる各モータ等の仕様に応じて決定すればよい。なお、EV、CD、CPは、それぞれ蒸発器(Evaporator)、凝縮器(Condenser)、圧縮機(Compressor)を示す略号である。
−室外機20−
次に、室外機20内の電気系統について説明する。室外機20には、CDファンモータ26、CDファンモータ駆動回路27、CPモータ22、及びCP駆動回路23が備えられている。
CDファンモータ26は、凝縮器25用のブロワファン251を駆動するためのモータである。CDファンモータ26としては、例えばブラシレスDCモータ等を用いることができる。CDファンモータ26は、CDファンモータ駆動回路27によって駆動される。CDファンモータ駆動回路27にはバッテリ40から電力が供給され、CDファンモータ駆動回路27によってCDファンモータ26を駆動するための駆動電流に変換される。CDファンモータ26は、空調装置1の運転中一定回転数で動作させれば足りるため、CDファンモータ駆動回路27はその機能を実現するようにCDファンモータ26の仕様に合わせて設計すればよく、またはバッテリ40からの電力を直接CDファンモータ26に供給するようにしてもよい。
CPモータ22は、圧縮機21を駆動するためのモータであり、本実施形態ではAC三相誘導モータを採用している。CPモータ22は、圧縮機21用のモータ駆動回路23(以下「CPモータ駆動回路23」とも称する)から供給される三相交流電力によって駆動される。CPモータ駆動回路23は、例えばスイッチング素子としてIGBTを用いたPWM方式で構成することができるが、CPモータ22の形式、仕様に応じて他の適宜の方式を採用してもよい。
−室内機10−
次に、室内機10内の電気系統について説明する。室内機10内には、EVファンモータ12、EVファンモータ駆動回路13、姿勢検出装置19、制御装置400、及び入出力インタフェース部17が備えられている。
EVファンモータ12はブロワファン111を駆動するモータであり、例えばブラシレスDCモータ等が用いられる。EVファンモータ駆動回路13は、バッテリ40からの電力を受けてEVファンモータ12駆動用の出力電圧を生成する回路ブロックであり、例えばEVファンモータ12への供給電力を制御するIGBTのゲートドライブ回路として構成することができる。この回路ブロックの回路方式としては、PWM方式等を用いることができる。なお、インバータ30とEVファンモータ駆動回路13の入力との間には電源スイッチ15が設けられており、車両用空気調和装置1を運転しない場合には電源スイッチ15をオフしておくことにより、EVファンモータ駆動回路13において無用の電力が消費されないように構成されている。なお、EVファンモータ駆動回路13、EVファンモータ制御回路14を省略してEVファンモータ12に直接バッテリ40からの電力を供給するようにしてもよい。
姿勢検出装置19は、貨物用自動車100(具体的には、運転室110)の現在の傾斜状態を検出する。姿勢検出装置19は、例えば傾斜センサであり、地球の重力加速度を測定することにより現在の傾斜角(水平面からの傾斜角)を示す信号(以下、姿勢検出信号という)を生成し、生成した姿勢検出信号を制御装置400に送信する。
なお、本実施形態では、姿勢検出信号は、運転室110がキャブチルトを行っていない状態における運転室110の傾斜角を基準角(例えば、ゼロ)として更正された角度の情報を含んでいるものとする。
制御装置400は、CPU、メモリ、及び入出力装置を備える情報処理装置(例えば、マイクロコンピュータ)であり、車両用空気調和装置1における各部品の動作を制御する。具体的には、制御装置400は、姿勢検出装置19、EVファンモータ駆動回路13、CDファンモータ駆動回路27、CP駆動回路23、及び入出力インタフェース部17のそれぞれと所定の通信線70により通信可能に接続している。制御装置400は、入出力インタフェース部17から入力される所定の指示に基づき、EVファンモータ駆動回路13、CDファンモータ駆動回路27、及びCP駆動回路23に所定の制御信号を送信する。これにより、EVファンモータ12、CDファンモータ26、及びCPモータ22の各モータを動作させ、又は停止させることができる。
また、本実施形態の制御装置400は、姿勢検出装置19が生成した姿勢検出信号に基づき、CPモータ22を停止させ、これにより、車両用空気調和装置1の空調機能を停止させることができる。
入出力インタフェース部17は、車両用空気調和装置1に関連する情報(例えば、車両用空気調和装置1の設定温度や現在の運転室110の室温)の入出力を行う。また、入出力インタフェース部17は、姿勢検出信号により特定される情報(例えば、現在の運転室110の傾斜角)を表示する。
なお、以上の室内機10の構成は一例であり、後述する本実施形態の車両用空気調和装置1の機能を実現するために、他の種々の構成を採用することが可能である。
<制御装置400の構成及び機能>
次に、制御装置400の構成及び機能の詳細について説明する。図4は、制御装置400の機能をハードウェア構成と関連させて説明する模式図である。
まず、制御装置400は、ハードウェアとして、プロセッサ410,入出力装置420、及びメモリ430を備えている。プロセッサ410はCPU、MPU等の演算装置である。入出力装置420は、他の装置又は回路との間でのデータの入出力処理を行い、例えば、姿勢検出装置19から姿勢検出信号を受信し、また、CPモータ22に所定の停止信号を送信する。メモリ430は、例えばROM、RAM等の記憶デバイスにより構成され、本実施形態の車両用空気調和装置1の制御を行うためのプログラム、及びそのプログラムが使用するデータ等を格納する記憶領域を提供している。
具体的には、メモリ430には、姿勢情報取得部431、姿勢判定部432、及び停止指示部433の各機能部(プログラム)が格納されている。また、メモリ430には、姿勢情報435及び停止判定情報436が記憶されている。
姿勢情報取得部431は、姿勢検出装置19から姿勢検出信号を受信する。そして、姿勢情報取得部431は、受信した姿勢検出信号を姿勢情報435に蓄積する(記憶する)。姿勢情報435の詳細は後述する。
姿勢判定部432は、姿勢情報435に基づき、貨物用自動車100(具体的には、運転室110)が所定の時間以上、所定の姿勢を維持しているか否かを判定する。なお、これらの時間及び姿勢の情報は、後述する停止判定情報436に記憶されている。
停止指示部433は、前記の所定の時間以上、所定の姿勢を維持していると判定した場合に、車両用空気調和装置1の動作を停止させる(例えば、CPモータ22への電力供給を停止させる)。
以上に説明した各機能部の機能は、プロセッサ410がメモリ430から該当機能部を読み込むことによって実行される。
ここで、停止判定情報436について説明する。図5は、停止判定情報436の一例を示す図である。停止判定情報436は、車両用空気調和装置1の動作を停止させるまでに要する傾斜の時間(前記の「所定の時間」)を示す情報であるマスキング時間4361と、車両用空気調和装置1の動作を停止させる条件としての貨物用自動車100(運転室110)の姿勢に関する情報(前記の「所定の姿勢」)を示す情報である停止角度4362とを有する。なお、本実施形態では、停止角度4362には、姿勢検出装置19が計測する傾斜角が記憶されているものとする。
マスキング時間4361には、例えば、貨物用自動車100の通常の走行において生じる振動の周期よりも長い時間(例えば、3秒)が設定される。
停止角度4362には、例えば、室内機10の貯留部16から凝縮水が流出するおそれが生じる、貨物用自動車100の姿勢を特定する情報(例えば、凝縮水が流出するおそれが生じる場合の、運転室110のチルトアップの角度)が設定される。
なお、停止判定情報436は、予め、車両用空気調和装置1の開発者や製造者が設定してもよいし、貨物用自動車100の利用者が設定してもよい。
<空調装置1の動作>
次に、以上の構成を有する車両用空気調和装置1の動作について説明する。本実施形態の車両用空気調和装置1は、以下に説明するように、貨物用自動車100の姿勢(傾斜角)に応じて、適切なタイミングで車両用空気調和装置1の動作を停止する。
<姿勢情報記憶処理>
まず、図6は、車両用空気調和装置1の動作のうち、制御装置400が姿勢情報を記憶する処理(以下、姿勢情報記憶処理という)の一例を説明するフローチャートである。なお、この処理は、車両用空気調和装置1の動作開始後、所定の時間間隔、又は所定のタイミングで繰り返し実行される。
まず、制御装置400の姿勢情報取得部431は、姿勢検出装置19から姿勢検出信号を受信する(s11)。そして、姿勢情報取得部431は、受信した姿勢検出信号を姿勢情報435に記憶する(s12)。その後はs11の処理が繰り返される。なお、s12において、姿勢情報取得部431は、姿勢情報435が所定の閾値以上の情報量となった場合には古い情報を削除するようにしてもよい。これにより、メモリ430の使用量を節約できる。
ここで、図7は、姿勢情報435の一例を示す図である。姿勢情報435は、姿勢検出装置19が姿勢検出信号を生成した時刻が格納される時刻4351、及び、時刻4351が示す時刻に生成された姿勢検出信号が示す内容(例えば、傾斜角の情報)が格納される傾斜角4352の各項目を有する。
<自動停止制御>
次に、図8は、車両用空気調和装置1の動作のうち、制御装置400が姿勢情報記憶処理で記憶した姿勢情報に基づき、車両用空気調和装置1の動作を自動的に停止する制御(以下、自動停止制御という)の一例を説明するフローチャートである。なお、この自動停止制御は、車両用空気調和装置1の動作開始後、所定の時間間隔、又は所定のタイミングで繰り返し実行される。
まず、制御装置400の姿勢判定部432は、車両用空気調和装置1が現在稼働中であるか否かを確認する(s21)。具体的には、例えば、姿勢判定部432は、CP駆動回路23が現在稼動しているか否かを判定する。
車両用空気調和装置1が現在稼働中でない場合は(s21:NO)、s21の処理が繰り返されるが、車両用空気調和装置1が現在稼働中である場合は(s21:YES)、姿勢判定部432は、停止判定情報436のマスキング時間4361が示す直近の時間帯における傾斜角の情報を取得する(s22)。具体的には、例えば、姿勢判定部432は、姿勢情報435のレコードから、マスキング時間4361が示す直近の時間帯における時刻が時刻4351に記録されているレコードを全て抽出し、抽出したレコードの傾斜角4352の内容を取得する。
そして、姿勢判定部432はs22で取得した傾斜角が全て、停止角度4362が示す角度(以下、停止角度という)以上であるか否かを判定する(s23)。取得した傾斜角に停止角度以上でない角度がある場合は(s23:NO)、s21の処理が繰り返される。
他方、取得した傾斜角が全て、停止角度である場合は(s23:YES)、停止指示部433は、CP駆動回路23に、当該CP駆動回路23を停止させ、CPモータ22への電力供給を停止させる旨の制御信号を送信し(s24)、処理は終了する(s25)。
他方、CPモータ22は、前記の制御信号を受信すると(s31)、CP駆動回路23が行っている電力供給の動作を停止する(s32)。これにより、CPモータ22への電力供給が停止し(s33)、圧縮機21の動作(車両用空気調和装置1の動作)が停止する。
以上のように、本実施形態の車両用空気調和装置1は、車両(貨物用自動車100)の姿勢を検出する姿勢検出装置19と、検知した車両の姿勢に基づき、その車両が所定の時間(マスキング時間4361)以上、所定の姿勢を維持していると判断した場合に、車両用空気調和装置1の動作を停止させるので、貨物用自動車100が継続的に傾斜し、車両用空気調和装置1の動作を停止させる必要が高い場合にのみ、当該車両用空気調和装置1の動作を停止させる(具体的には、例えば、CPモータ22への電力供給を停止させる)ことができる。特に、本実施形態の車両用空気調和装置1は、バッテリーからの電力で駆動される圧縮機21を備えるものであるので、車両用空気調和装置1の動作を停止させる必要がない程度の一時的な姿勢の変化(例えば、貨物用自動車100の走行中に発生する不可避的な振動)によって車両が頻繁に停止してしまう(いわゆるチョコ停)ことを防ぐことができる。
このように、本実施形態の車両用空気調和装置1は、車両の姿勢に応じて適切なタイミングで運転を自動的に停止することができる。
また、本実施形態の車両用空気調和装置1は、姿勢検出装置19が、車両の傾斜角(貨物用自動車100)を検知するようになっているので、車両が坂道等の急な傾斜を走行することで車両用空気調和装置1が傾いて動作に支障をきたす前に当該車両用空気調和装置1の動作を停止させることができる。
特に、本実施形態では、車両(貨物用自動車100)が、チルト可能な運転室110を備えるキャブチルト車であるところ、姿勢検出装置19は運転室110の傾斜角を検知するので、車両の修理、点検のためにキャブチルトを開始する際に、車両用空気調和装置1が動作に支障をきたす前にこれを確実に停止させることができる。
さらに、本実施形態では、車両用空気調和装置1は、蒸発器11から発生する水分を貯留する貯留部16を備え、貯留部16に貯留された水が漏水する場合の車両(貨物用自動車100)の姿勢に関する情報(停止角度4362)を記憶し、この情報に基づいて車両用空気調和装置1の動作の停止を判断するので、車両の傾斜により貯留部16に貯留された凝縮水が流出して車両用空気調和装置1の故障を引き起こすことを防止することができる。
以上の実施形態の説明は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定するものではない。本発明はその趣旨を逸脱することなく、変更、改良され得ると共に本発明にはその等価物が含まれる。
例えば、本実施形態では、制御装置400が、貨物用自動車100の傾斜を検知した場合に圧縮器21の動作を停止するものとしているが、圧縮機21の動作を完全に停止するのではなく、その動作を弱めるものとしてもよい。また、制御装置400は、EVファンモータ12やCDファンモータ26等の他の部品の動作を停止、又は動作を弱めるものとしてもよい。
また、本実施形態では、制御装置400は室内機10に設けられるものとしているが、制御装置400の一部又は全部を、室外機20に設けてもよい。
また、本実施形態では、姿勢検出装置19を制御装置400の近傍に設けるものとしたが、室内機10の他の場所、例えば、貯留部16に取り付けるようにしてもよい。これにより、貯留部16における凝縮水の予期しない漏洩、流出等のおそれをより確実に予測してこれを防ぐことができる。
また、本実施形態では、姿勢検出装置19が傾斜センサからなり、この傾斜センサが貨物用自動車100の傾斜を検知した場合に車両用空気調和装置1の動作を停止するものとしたが、姿勢検出装置19にさらに振動センサを設けてもよい。すなわち、この振動センサが、貨物用自動車100が現在振動していないことを確認した場合に、傾斜センサによる前記の姿勢の判定を行うようにする。これにより、現在貨物用自動車100に生じている姿勢の変化が、車両用空気調和装置1の動作を停止するまでもない微小な振動であるか否かをより確実に判定することができる。
また、制御装置400は、姿勢の変化を検知して車両用空気調和装置1の動作を停止させてしばらくした後、運転室110の姿勢の検出を再開し、その検知した運転室110の姿勢が所定の時間以上、所定の傾斜角未満の姿勢を維持している(すなわち、運転室110が正常な姿勢に戻っている)と判断した場合には、車両用空気調和装置1の動作を自動的に再開させるようにしてもよい。これにより、例えば運転室110をチルトアップして行った貨物用自動車100の点検が終了し、運転室110の姿勢が元に戻った場合に、自動的に車両用空気調和装置1の動作を再開させることができる。
100 貨物用自動車、110 運転室、120 導風板、112 居住空間、113 インストルメントパネル、114 排水孔、140 荷室、130 シャシー、116 ヒンジ機構、1 車両用空気調和装置、10 室内機、11 蒸発器、111 ブロワファン、12 EVファンモータ、13 EVファンモータ駆動回路、14 EVファンモータ駆動制御回路、15 電源スイッチ、16 貯留部、17 入出力インタフェース部、18 膨張弁、19 姿勢検出装置、20 室外機、21 圧縮機、211 ブロワファン、22 CPモータ、23 CPモータ駆動回路、25 凝縮器、251 ブロワファン、26 CDファンモータ、27 CDファンモータ駆動回路、30 インバータ、40 バッテリー、50 パイプ、70 通信線、400 制御装置、410 プロセッサ、420 入出力装置、430 メモリ、431 姿勢情報取得部、432 姿勢判定部、433 停止指示部、435 姿勢情報、4351 時刻、4352 傾斜角、436 停止判定情報、4361 マスキング時間、4362 停止角度

Claims (5)

  1. 冷媒を圧縮するための、バッテリーからの電力で駆動される圧縮機と、
    前記圧縮機で圧縮された冷媒を液化するための凝縮器と、
    前記液化された冷媒を気化させて吸熱し車室内へ供給される空気温度を低下させるための蒸発器と、
    前記バッテリーからの直流電力を前記圧縮機の駆動用の電力に変換するための電力変換部とを備える車両用空気調和装置であって、
    前記車両の姿勢を検出する姿勢検出装置と、
    前記検知した車両の姿勢に基づき、前記車両が所定の時間以上所定の姿勢を維持していると判断した場合に、前記車両用空気調和装置の動作を停止させる制御装置と
    前記蒸発器から発生する水分を貯留する貯留部とを備え、
    前記制御装置は、
    前記貯留部に貯留された水が漏水する場合の前記車両の姿勢に関する情報を記憶し、
    前記姿勢検出装置により検知した車両の姿勢に基づき、前記車両が所定の時間以上前記記憶した車両の姿勢を維持していると判断した場合に、前記車両用空気調和装置の動作を停止させる、
    車両用空気調和装置。
  2. 前記姿勢検出装置は、前記車両の姿勢として前記車両の傾斜角を検知し、
    前記制御装置は、前記検知した車両の傾斜角に基づき、前記車両の傾斜角が前記所定の時間以上、所定角度以上の傾斜角を維持していると判断した場合に、前記車両用空気調和装置の動作を停止させる、請求項1に記載の車両用空気調和装置。
  3. 前記車両は、所定の方向に傾斜可能な運転室を備え、
    前記姿勢検出装置は、前記車両の姿勢として前記運転室の傾斜角を検知し、
    前記制御装置は、前記検知した運転室の傾斜角に基づき、前記運転室の傾斜角が前記所定の時間以上、所定角度以上の傾斜角を維持していると判断した場合に、前記車両用空気調和装置の動作を停止させる、請求項1に記載の車両用空気調和装置。
  4. 前記電力変換部により変換された前記電力に基づき前記圧縮機を動作させる圧縮機駆動用モータをさらに備え、
    前記制御装置は、前記検知した車両の姿勢に基づき、前記車両が所定の時間以上所定の姿勢を維持していると判断した場合に、前記圧縮機駆動用モータへの電力供給を停止させる、
    請求項1に記載の車両用空気調和装置。
  5. 冷媒を圧縮するための、バッテリーからの電力で駆動される圧縮機と、
    前記圧縮機で圧縮された冷媒を液化するための凝縮器と、
    前記液化された冷媒を気化させて吸熱し車室内へ供給される空気温度を低下させるための蒸発器と、
    前記バッテリーからの直流電力を前記圧縮機の駆動用の電力に変換するための電力変換部と
    前記蒸発器から発生する水分を貯留する貯留部とを備える車両用空気調和装置の制御方法であって、
    姿勢検出装置が、前記車両の姿勢を検出し、
    制御装置が、前記検知した車両の姿勢に基づき、前記車両が所定の時間以上所定の姿勢を維持していると判断した場合に、前記車両用空気調和装置の動作を停止させ
    前記貯留部に貯留された水が漏水する場合の前記車両の姿勢に関する情報を記憶し、
    前記姿勢検出装置により検知した車両の姿勢に基づき、前記車両が所定の時間以上前記記憶した車両の姿勢を維持していると判断した場合に、前記車両用空気調和装置の動作を停止させる、
    車両用空気調和装置の制御方法。
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