JP6748405B2 - 洗濯機 - Google Patents

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Description

この発明は、洗濯機に関する。
従来、洗濯機としては、芳香作用を有する柔軟剤を洗濯槽内に投入して、洗濯物の香り付け行うものがある(例えば、特開2013−141551号公報(特許文献1)参照)。
特開2013−141551号公報
ところで、上記洗濯機では、芳香作用を有する柔軟剤を投入した後、短時間で柔軟剤を含んだ洗濯水を排水してしまうため、洗濯物に対する柔軟剤の接触時間が短くなり、柔軟剤による香り付けが充分にできないという問題がある。
そこで、この発明の課題は、洗濯物に対する香り付けを効果的に行うことができる洗濯機を提供することにある。
上記課題を解決するため、この発明の洗濯機は、
洗濯槽と、
上記洗濯槽内の洗濯物を撹拌する撹拌部と、
上記洗濯槽内に水を供給する給水部と、
上記洗濯槽内に芳香成分を含む柔軟剤または芳香剤を投入するための投入部と、
上記撹拌部と上記給水部および上記投入部を制御する制御装置と
を備え、
上記制御装置は、
少なくとも排水と脱水運転と給水と第1撹拌運転と浸け置きおよび第2撹拌運転が順に行われるすすぎ工程において、上記給水部による給水時に上記投入部から上記芳香成分を含む柔軟剤または上記芳香剤を投入し、上記第1撹拌運転時に上記撹拌部を断続回転し、上記浸け置きとして設定された浸け置き時間の間は上記撹拌部を停止または十秒以上の停止期間を有した間欠動作として上記芳香成分を洗濯物に含ませることを特徴とする。
また、一実施形態の洗濯機では、
上記すすぎ工程の上記脱水運転の時間が、上記浸け置き期間を設けない標準コースにおけるすすぎ工程の脱水運転の時間よりも長い。
また、一実施形態の洗濯機では、
上記すすぎ工程は、複数回行われ、
上記複数のすすぎ工程のうちの最終のすすぎ工程において、上記撹拌運転前または上記撹拌運転の途中に、上記芳香成分を洗濯物に含ませるための浸け置き期間を設けると共に、
上記複数のすすぎ工程のうちの上記最終のすすぎ工程を除く他の上記すすぎ工程において、上記撹拌運転の時間が、上記浸け置き期間を設けない標準コースにおけるすすぎ工程の撹拌運転の時間よりも長い。
以上より明らかなように、この発明によれば、すすぎ工程において、給水時に芳香成分を含む柔軟剤(または芳香剤)を投入した後の撹拌運転前または撹拌運転の途中に、芳香成分を洗濯物に含ませるための浸け置き期間を設けたことによって、洗濯物に対する香り付けを効果的に行うことができる洗濯機を実現することができる。
図1はこの発明の第1実施形態の縦型の洗濯機の外観を示す斜視図である。 図2は上記洗濯機を側方から見た縦断面図である。 図3は上記洗濯機の制御ブロック図である。 図4は上記洗濯機の操作表示部の上面図である。 図5は上記洗濯機の各工程を示す図である。
以下、この発明の洗濯機を図示の実施の形態により詳細に説明する。
〔第1実施形態〕
図1はこの発明の第1実施形態の縦型の洗濯機の外観を示す斜視図を示している。
この第1実施形態の洗濯機は、図1に示すように、金属または合成樹脂製の本体ケーシング1と、水槽2と、洗濯槽3(図2に示す)と、洗濯槽3の開口を開閉する上蓋4と、本体ケーシング1の上面に運転動作を選択指示入力すると共に運転状態を表示する操作表示部5とを備える。
また、図2は上記洗濯機を側方から見た縦断面図を示している。
この洗濯機は、図2に示すように、金属または合成樹脂製の本体ケーシング1を備えている。本体ケーシング1は直方体形状に成形され、その上面および底面は開口部となっている。本体ケーシング1の上面開口部には操作表示部5等が設けられた合成樹脂製の上面板11が固定されている。本体ケーシング1の底面開口部には、合成樹脂製のベース12が固定されている。
上記洗濯機内に洗濯物を投入するための洗濯物投入口1aを上面板11に設けている。その洗濯物投入口1aを開閉する上蓋4を、洗濯機の奧側で上面板11に回動可能に支持している。上蓋4を上下に回動させて洗濯物投入口1aを開閉する。
また、本体ケーシング1内には、洗濯槽3とその洗濯槽3を収納する水槽2を収容している。洗濯槽3は、洗剤を溶かした水またはすすぎ用の水を溜める。水槽2および洗濯槽3は、上側が開口した有底筒状のカップの形状をしており、各々中心軸を垂直にして、水槽2を外側とし、洗濯槽3を内側とする形で同軸に配置されている。
洗濯槽3の上部開口部の縁に、洗濯物の脱水のために洗濯槽3を高速回転させたときに振動を抑制する働きをする環状のバランサ40を装着している。洗濯槽3内の底面に撹拌翼20を回転可能に配置している。この撹拌翼20は撹拌部の一例である。
また、本体ケーシング1内の水槽2の下側に、クラッチ・ブレーキ機構31と駆動モータ32とを有する駆動ユニット30を取り付けている。このクラッチ・ブレーキ機構31の回転軸31aの先端に撹拌翼20を取り付けている。
上記洗濯機は、本体ケーシング1内の上側かつ後面側に配置された洗剤および柔軟剤を収容する収容部6を備えている。この収容部6は、投入部の一例である。
また、本体ケーシング1内の収容部6近傍に、送風部33(図3に示す)を配置している。
また、図3は上記洗濯機の制御ブロック図を示しており、この洗濯機は、図3に示すように、マイクロコンピュータおよび入出力回路などからなる制御装置100を備えている。
上記制御装置100は、操作部5aと表示部5bを有する操作表示部5と、洗濯槽3内の水位を検出する水位センサ21と、上蓋4の開閉を検出する開閉センサ22と、洗濯槽3と撹拌翼(図示せず)を回転させるためのクラッチ・ブレーキ機構31と、クラッチ・ブレーキ機構31を駆動する駆動モータ32と、送風部33と、送風部33の送風ファン(図示せず)を駆動する送風ファン用モータ34と、外部から水道水などを供給する給水配管(図示せず)を開閉する給水弁80と、洗濯槽3内の洗濯水を外部に排水する排水配管(図示せず)を開閉する排水弁90が接続されている。上記給水配管と給水弁80で給水部を構成している。
この制御装置100は、操作表示部5の操作部5aからの操作信号および水位センサ21,開閉センサ22からの検出信号に基づいて、操作表示部5の表示部5bと送風ファン用モータ34と駆動モータ32と給水弁80および排水弁90などを制御する。
また、図4は上記洗濯機の操作表示部5の上面図を示している。この操作表示部5は、図4に示すように、図中右上側に設けられた「電源」用の押ボタン8(下側に「ON/OFF」表記)と、その押ボタン8の下側に設けられ「スタート」用の押ボタン7(下側に「一時停止」表記)を有する。また、操作表示部5は、略中央の円形領域に設けられたコース選択部50を有している。
コース選択部50は、図中右側にコース表示部51と、そのコース表示部51の下側に設けられた「コース」用の押ボタン52と、中央に設けられた2桁の数字表示部53と、その数字表示部53の上側に設けられた「残り」,「予約」「浸け置き」の時間種別表示部54を有する。さらに、コース選択部50は、図中左側の上側から下側に向かって「送風」,「脱水」,「すすぎ」,「洗い」,「水位」を夫々設定する押ボタン55〜59を有する。
コース表示部51は、「標準」,「強力」,「エコ」,「スピード」,「チャイルドケア」,「デリケート」,「毛布」,「槽洗浄」のうちの選択された1つのコースが点灯する。ここで、「コース」用の押ボタン52を操作する度に「標準」,「強力」,「エコ」,「スピード」,「チャイルドケア」,「デリケート」,「毛布」,「槽洗浄」のコースが順に選択され、「槽洗浄」の次に押ボタン52が操作されると、「標準」のコースに戻る。
数字表示部53は、運転中の残時間を表示したり、予約時間を表示したり、浸け置き時間を表示したりする。
また、コース選択部50の「送風」,「脱水」,「すすぎ」,「洗い」,「水位」用の押ボタン55〜59は、各工程を個別に設定して洗濯を行う場合に使用される。
また、操作表示部5の図中左下側には、右側から左側に向かって「ソフナー」,「浸け置き」,「予約」について夫々設定する押ボタン60〜62を有する。「ソフナー」用の押ボタン60を1回操作すると柔軟仕上げモード(ソフナーモード)が設定され、次に1回操作すると柔軟仕上げモード(ソフナーモード)の設定が解除され、操作の度に設定と解除が繰り返される。また、「浸け置き」用の押ボタン61を操作する度に浸け置き時間が初期値(例えば5分)から順に増大して、浸け置き時間が最大値(例えば20分)になると、次の操作で初期値に戻って繰り返される。また、「予約」用の押ボタン61を操作する度に運転終了までの時間が初期値(例えば1時間)から1時間毎に増大して、運転終了までの時間が最大値(例えば24時間)になると、次の操作で初期値に戻って繰り返される。
上記押ボタン7,8と押ボタン52と押ボタン55〜59および押ボタン60〜62で操作部5aを構成している。また、コース表示部51と時間種別表示部54および各押しボタンの表示用LEDにより表示部5bを構成している。
上記構成の洗濯機において、芳香成分を含む柔軟剤を用いた洗濯運転を行う場合、「電源」用の押ボタン8を操作して、洗濯機本体の電源を入れた後、例えば、「コース」用の押ボタン52の操作により複数のコースの中から標準コースを選択し、さらに押ボタン60を操作して、「ソフナー」すなわち柔軟仕上げモードに設定する。
ここで、洗濯機の洗濯槽3内に洗濯物を入れ、洗濯機の収容部6(図2に示す)に洗剤および柔軟剤を投入する。この収容部6は、洗剤が収容される収容部分と、柔軟剤が収容される収容部分を有する。
ここで、柔軟剤収容部に芳香成分を含む柔軟剤を投入したが、芳香剤を用いても良い。例えば、押ボタン60の表記を「フレグランス」として、芳香剤を投入する芳香促進モードとしてもよい。
そして、操作表示部5の「スタート」用の押ボタン7を操作すると、柔軟仕上げモードで標準コースの洗濯が行われる。
図5は上記柔軟仕上げモードで行われる標準コースの各工程を示している。この柔軟仕上げモードでの標準コースは、図5に示すように、「洗い工程」,「第1すすぎ工程」,「第2すすぎ工程」,「脱水工程」を有する。
<洗い工程>
上記制御装置100は、<洗い工程>において、次の[給水]〜[バランス]を順に行う。
[給水]:給水弁80を開いて洗濯槽3内に水を供給する共に、収容部6からの洗剤を投入する。
「なじませ」:給水完了後の所定時間、洗濯水(洗剤が溶けた水)を洗濯物に充分含ませる撹拌運転を行う(例えば撹拌翼20の回転を1秒毎にオンオフ)。
[主水流]:駆動モータ32により撹拌翼20を駆動して洗濯槽3内の洗濯物を撹拌する撹拌運転を行う。
[バランス]:洗濯槽3内の洗濯物の偏りをなくす(例えば撹拌翼20の回転を0.2秒毎にオンオフ)。
<第1すすぎ工程>
また、上記制御装置100は、<第1すすぎ工程>において、次の[排水]〜[バランス]を順に行う。
[排水]:排水弁90を開いて洗濯槽3内の洗濯水を排水する。
[低速]:排水完了後に洗濯槽3を低速で回転させて脱水する。
[高速]:洗濯槽3を高速で回転させて脱水する。
[慣性]:高速で回転させた後に洗濯槽3をそのまま慣性運動により回転させる。
[給水]:給水弁80を開いて洗濯槽3内にすすぎ用の水を供給する。
[なじませI]:給水後の所定時間、すすぎ水を洗濯物に充分含ませる撹拌運転を行う(撹拌翼20の回転を所定のデューティでオンオフする)。
[なじませII]:所定時間、すすぎ水を洗濯物に充分含ませる撹拌運転を行う(撹拌翼20の回転を所定のデューティでオンオフする)。
[主水流]:駆動モータ32により撹拌翼20を駆動して洗濯槽3内の洗濯物を撹拌運転を行って、すすぎを促進する(撹拌翼20の回転を所定のデューティでオンオフする)。
[バランス]:洗濯槽3内の洗濯物の偏りをなくす(例えば撹拌翼20の回転を0.2秒毎にオンオフ)。
なお、上記[なじませI],[なじませII],[主水流]では、夫々撹拌翼20の回転をオンオフするデューティが異なる。
この柔軟仕上げモードが設定された標準コースでは、[なじませI],[なじませII],[主水流]による撹拌運転の合計時間T1が、柔軟仕上げモードが設定されていない通常の標準コース(すなわち浸け置き期間を設けない標準コース)のときの<第1すすぎ工程>の撹拌運転の合計時間よりも長く設定している。例えば、[なじませI],[なじませII],[主水流]のうちの少なくとも1つの撹拌運転時間を長くする。
これにより、すすぎ効果を高めて洗剤の残留分を低減でき、香り付け効果を向上できる。
<第2すすぎ工程>
また、上記制御装置100は、<第2すすぎ工程>において、次の[排水]〜[バランス]を順に行う。
[排水]:排水弁90を開いて洗濯槽3内の洗濯水を排水する。
[低速]:排水完了後に洗濯槽3を低速で回転させて脱水する。
[高速]:洗濯槽3を高速で回転させて脱水する。
[慣性]:高速で回転させた後に洗濯槽3をそのまま慣性運動により回転させる。
[給水]:給水弁80を開いて洗濯槽3内にすすぎ用の水を供給すると共に、収容部6からの柔軟剤を投入する。
[なじませI]:給水後の所定時間、すすぎ水を洗濯物に充分含ませる撹拌運転を行う(撹拌翼20の回転を所定のデューティでオンオフする)。
[なじませII]:所定時間、すすぎ水を洗濯物に充分含ませる撹拌運転を行う(撹拌翼20の回転を所定のデューティでオンオフする)。
[つけおき]:所定時間(例えば15分〜20分)、柔軟剤を含むすすぎ水に洗濯物を浸け置きする。
[主水流]:駆動モータ32により撹拌翼20を駆動して洗濯槽3内の洗濯物を撹拌する撹拌運転を行って、すすぎを促進する(撹拌翼20の回転を所定のデューティでオンオフする)。
[バランス]:洗濯槽3内の洗濯物の偏りをなくす(例えば撹拌翼20の回転を0.2秒毎にオンオフ)。
なお、上記[なじませI],[なじませII],[主水流]では、夫々撹拌翼20の回転をオンオフするデューティが異なる。
この柔軟仕上げモードが設定された標準コースでは、上記[低速],[高速]による脱水運転の合計時間T2が、柔軟仕上げモードが設定されていない通常の標準コース(すなわち浸け置き期間を設けない標準コース)のときの<第1すすぎ工程>の脱水運転の合計時間よりも長く設定している。例えば、[低速],[高速]のうちの少なくとも一方の撹拌運転時間を長くする。
これにより、すすぎ効果を高めて洗剤の残留分を低減でき、香り付け効果を向上できる。
また、この<第2すすぎ工程>の[なじませI],[なじませII]は、第1撹拌運転の一例であり、<第2すすぎ工程>の[主水流]は、第2撹拌運転の一例である。
<脱水工程>
また、上記制御装置100は、<脱水工程>において、次の[排水]〜[慣性]を順に行う。
[排水]:排水弁90を開いて洗濯槽3内のすすぎ水を排水する。
[低速]:排水完了後に洗濯槽3を低速(例えば500rpm)で回転させて脱水する。
[高速]:洗濯槽3を高速(例えば900rpm)で回転させて脱水する。
[慣性]:高速で回転させた後に洗濯槽3をそのまま慣性運動により回転させる。
上記構成の洗濯機によれば、<第2すすぎ工程>において、[給水]時に芳香成分を含む柔軟剤(または芳香剤)を投入した後の撹拌運転([なじませI],[なじませII],[主水流])の途中に、芳香成分を洗濯物に含ませるための浸け置き期間([つけおき])を設けたことによって、洗濯物に対する香り付けを効果的に行うことができる。
また、[給水]時に芳香成分を含む柔軟剤を投入した場合は、洗濯物に対する香り付けと柔軟剤の効果を最大限に高めることができる。
上記<第2すすぎ工程>の脱水運転([低速],[高速])の時間を、上記浸け置き期間を設けない標準コースにおける<第2すすぎ工程>の脱水運転の時間よりも長くすることによって、芳香成分を含む柔軟剤(または芳香剤)を投入する給水前に、洗濯物に含まれる洗剤成分を充分に落とすことで、香り付け効果を向上できる。
また、上記<第2すすぎ工程>において、撹拌運転([なじませI],[なじませII],[主水流])の時間を、上記浸け置き期間を設けない標準コースにおける<第1すすぎ工程>の撹拌運転([なじませI],[なじませII],[主水流])の時間よりも長くすることによって、芳香成分を含む柔軟剤(または芳香剤)を投入する給水前に、洗濯物に含まれる洗剤成分を充分に落とすことで、香り付け効果を向上できる。
また、上記芳香成分を含む柔軟剤(または芳香剤)を投入した時点から浸け置き期間の開始点までの間に第1撹拌運転([なじませI],[なじませII])を行うことにより、浸け置き期間前に芳香成分を含む柔軟剤(または芳香剤)を撹拌でき、浸け置き期間での洗濯物に対する香り付け効果を均一にすることができる。
〔第2実施形態〕
この発明の第2実施形態の縦型の洗濯機は、<第2すすぎ工程>の浸け置き期間の動作を除いて第1実施形態の縦型の洗濯機と同一の構成をしている。
この第2実施形態の縦型の洗濯機では、<第2すすぎ工程>の浸け置き期間において、間欠的に撹拌翼20を回転させて洗濯槽内の洗濯物を撹拌する(例えば、何十秒毎に1回、撹拌翼20の回転させる)。これよって、芳香成分を均一に分布させて、香り付け効果を均一にできる。また、浸け置き期間中に完全に停止した状態よりも、運転中であることをユーザーが容易に分かるようにできる。
〔第3実施形態〕
この発明の第3実施形態の縦型の洗濯機は、すすぎ工程を除いて第1実施形態の縦型の洗濯機と同一の構成をしている。
この第2実施形態の縦型の洗濯機では、3以上のすすぎ工程を有する点で第1実施形態の縦型の洗濯機と異なる。
上記洗濯機では、3以上のすすぎ工程のうちの最終のすすぎ工程において、撹拌運転([なじませI],[なじませII],[主水流])前またはその撹拌運転の途中に、芳香成分を洗濯物に含ませるための浸け置き期間([つけおき])を設けている。
そして、上記最終のすすぎ工程を除く他のすすぎ工程において、撹拌運転([なじませI],[なじませII],[主水流])の時間が、浸け置き期間を設けない標準コースにおけるすすぎ工程の撹拌運転([なじませI],[なじませII],[主水流])の時間よりも長い。
〔第4実施形態〕
第4実施形態では、芳香成分を含む柔軟剤を用いた洗濯運転を行う場合、「電源」用の押ボタン8を操作して、洗濯機本体の電源を入れた後、「ソフナー」用の押ボタン60を押圧する操作を行うと、標準コースかつ柔軟仕上げモード(芳香促進モード)の設定が行われる。このようにすることで、前述したような、「コース」用の押ボタン52の操作により複数のコースの中から標準コースを選択し、さらに押ボタン60を操作して、「ソフナー」すなわち柔軟仕上げモード(芳香促進モード)に設定するという手間がかかった運転設定を、「ソフナー」用の押ボタン60を押圧する操作を一回するだけで運転設定できる。すなわち、単一のボタンである「ソフナー」用の押ボタン60を押圧するだけとなるので操作使用者の操作を簡略化できる。
なお、第4実施形態では、「ソフナー」用の押ボタン60を押圧する操作を行うと、標準コースかつ柔軟仕上げモード(芳香促進モード)の設定が行われるが、別の組み合わせ、例えば、デリケートコースかつ柔軟仕上げモード(芳香促進モード)や、強力コースかつ柔軟仕上げモード(芳香促進モード)であってもよい。
〔第5実施形態〕
第5実施形態では、第4実施形態において、「ソフナー」用の押ボタン60に代えて、コース表示部51に「ソフナー(フレグランス)」コースを設けたものである。この場合、「コース」用の押ボタン52を操作して、「ソフナー(フレグランス)」コースを選択すると、標準コースかつ柔軟仕上げモード(芳香促進モード)の設定が行われる。このようにすることで、第4実施形態の「ソフナー」用の押ボタン60を廃止することできるので、スイッチなどの部品が不要となり、コストダウンを行うことができる。なお、この第5実施形態では、「ソフナー(フレグランス)」コースを選択すると、標準コースかつ柔軟仕上げモード(芳香促進モード)の設定が行われるが、別の組み合わせ、例えば、デリケートコースかつ柔軟仕上げモード(芳香促進モード)や、強力コースかつ柔軟仕上げモード(芳香促進モード)であってもよい。あるいは、標準コースかつ柔軟仕上げモード(芳香促進モード)の設定するための「標準ソフナー(フレグランス)」コース、デリケートコースかつ柔軟仕上げモード(芳香促進モード)の設定するための「デリケートソフナー(フレグランス)」コースのように複数の「ソフナー(フレグランス)」コースを設けてもよい。
上記第1〜第5実施形態では、洗濯物に対する香り付けを十分に行いたい場合は、柔軟仕上げモード(芳香促進モード)を選択し、洗濯物に対する香り付けが今まで通りで十分の場合は、柔軟仕上げモード(芳香促進モード)を選択しないというように、使用者のニーズに応じて使い分けが可能な洗濯機を実現できる。
上記第1〜第5実施形態では、縦型の洗濯機について説明したが、ドラム式洗濯機にこの発明を適用してもよい。
また、上記第1〜第5実施形態では、芳香成分を含む柔軟剤または芳香剤による浸け置きをする洗濯機について説明したが、例えば、銀イオンなどによる浸け置きをする洗濯機にこの発明を適用してもよい。
この発明の具体的な実施の形態について説明したが、この発明は上記第1〜第5実施形態に限定されるものではなく、この発明の範囲内で種々変更して実施することができる。
例えば、操作表示部を液晶タッチパネルとしてもよい。この場合、「電源」用の押ボタン8は、液晶タッチパネルには含まないようにする。タッチパネルに含んでしまうと、使用しない時は、液晶パネルのバックライトは消灯されるが、常に待機状態となり、待機電力が必要となるためである。「電源」用の押ボタン8を物理的ボタンとして残すことで、使用時のみ電源投入が可能となり、省エネルギー化が図れる。
この発明および実施形態をまとめると、次のようになる。
この発明の洗濯機は、
洗濯槽3と、
上記洗濯槽3内の洗濯物を撹拌する撹拌部20と、
上記洗濯槽3内に水を供給する給水部80と、
上記洗濯槽3内に芳香成分を含む柔軟剤または芳香剤を投入するための投入部6と、
上記撹拌部20と上記給水部80および上記投入部6を制御する制御装置100と
を備え、
上記制御装置100は、
少なくとも排水と脱水運転と給水および撹拌運転が順に行われるすすぎ工程において、上記給水部80による給水時に上記投入部6から上記芳香成分を含む柔軟剤または上記芳香剤を投入した後、上記撹拌運転前または上記撹拌運転の途中に、上記芳香成分を洗濯物に含ませるための浸け置き期間を設けたことを特徴とする。
上記構成によれば、すすぎ工程において、給水時に芳香成分を含む柔軟剤(または芳香剤)を投入した後の撹拌運転前または撹拌運転の途中に、芳香成分を洗濯物に含ませるための浸け置き期間を設けたことによって、洗濯物に対する香り付けを効果的に行うことができる。
また、給水時に芳香成分を含む柔軟剤を投入した場合は、洗濯物に対する香り付けと柔軟剤の効果を最大限に高めることができる。
また、一実施形態の洗濯機では、
上記すすぎ工程の上記脱水運転の時間が、上記浸け置き期間を設けない標準コースにおけるすすぎ工程の脱水運転の時間よりも長い。
上記実施形態によれば、すすぎ工程の脱水運転の時間を、上記浸け置き期間を設けない標準コースにおけるすすぎ工程の脱水運転の時間よりも長くすることによって、芳香成分を含む柔軟剤(または芳香剤)を投入する給水前に、洗濯物に含まれる洗剤成分を充分に落とすことで、香り付け効果を向上できる。
また、一実施形態の洗濯機では、
上記すすぎ工程は、複数回行われ、
上記複数のすすぎ工程のうちの最終のすすぎ工程において、上記撹拌運転前または上記撹拌運転の途中に、上記芳香成分を洗濯物に含ませるための浸け置き期間を設けると共に、
上記複数のすすぎ工程のうちの上記最終のすすぎ工程を除く他の上記すすぎ工程において、上記撹拌運転の時間が、上記浸け置き期間を設けない標準コースにおけるすすぎ工程の撹拌運転の時間よりも長い。
上記実施形態によれば、複数のすすぎ工程のうちの最終のすすぎ工程を除く他のすすぎ工程において、撹拌運転の時間を、上記浸け置き期間を設けない標準コースにおけるすすぎ工程の撹拌運転の時間よりも長くすることによって、芳香成分を含む柔軟剤(または芳香剤)を投入する給水前に、洗濯物に含まれる洗剤成分を充分に落とすことで、香り付け効果を向上できる。
また、一実施形態の洗濯機では、
上記すすぎ工程の上記浸け置き期間において、上記撹拌部20を間欠的に動作させて上記洗濯槽3内の洗濯物を撹拌する。
上記実施形態によれば、すすぎ工程の浸け置き期間において、間欠的に撹拌部20を回転させて洗濯槽3内の洗濯物を撹拌することによって、芳香成分を均一に分布させて、香り付け効果を均一にできる。また、浸け置き期間中に完全に停止した状態よりも、運転中であることをユーザーが容易に分かるようにできる。
また、一実施形態の洗濯機では、
上記すすぎ工程の上記撹拌運転は、
上記芳香成分を含む柔軟剤または上記芳香剤を投入した時点から上記浸け置き期間の開始点までの間に行われる第1撹拌運転と、上記浸け置き期間の終了後に行われる第2撹拌運転とを有する。
上記実施形態によれば、すすぎ工程において、芳香成分を含む柔軟剤(または芳香剤)を投入した時点から浸け置き期間の開始点までの間に第1撹拌運転を行うことにより、浸け置き期間前に芳香成分を含む柔軟剤(または芳香剤)を撹拌でき、浸け置き期間での洗濯物に対する香り付け効果を均一にすることができる。
1…本体ケーシング
1a…洗濯物投入口
2…水槽
3…洗濯槽
4…上蓋
5…操作表示部
6…収容部
11…上面板
12…ベース
21…水位センサ
22…開閉センサ
30…駆動ユニット
31…クラッチ・ブレーキ機構
31a…回転軸
32…駆動モータ
33…送風部
34…送風ファン用モータ
40…バランサ
80…給水弁
90…排水弁
100…制御装置

Claims (3)

  1. 洗濯槽と、
    上記洗濯槽内の洗濯物を撹拌する撹拌部と、
    上記洗濯槽内に水を供給する給水部と、
    上記洗濯槽内に芳香成分を含む柔軟剤または芳香剤を投入するための投入部と、
    上記撹拌部と上記給水部および上記投入部を制御する制御装置と
    を備え、
    上記制御装置は、
    少なくとも排水と脱水運転と給水と第1撹拌運転と浸け置きおよび第2撹拌運転が順に行われるすすぎ工程において、上記給水部による給水時に上記投入部から上記芳香成分を含む柔軟剤または上記芳香剤を投入し、上記第1撹拌運転時に上記撹拌部を断続回転し、上記浸け置きとして設定された浸け置き時間の間は上記撹拌部を停止または十秒以上の停止期間を有した間欠動作として上記芳香成分を洗濯物に含ませることを特徴とする洗濯機。
  2. 請求項1に記載の洗濯機において、
    上記すすぎ工程の上記脱水運転の時間が、上記浸け置き期間を設けない標準コースにおけるすすぎ工程の脱水運転の時間よりも長いことを特徴とする洗濯機。
  3. 請求項1または2記載の洗濯機において、
    上記すすぎ工程は、複数回行われ、
    上記複数のすすぎ工程のうちの最終のすすぎ工程において、上記撹拌運転前または上記撹拌運転の途中に、上記芳香成分を洗濯物に含ませるための浸け置き期間を設けると共に、
    上記複数のすすぎ工程のうちの上記最終のすすぎ工程を除く他の上記すすぎ工程において、上記撹拌運転の時間が、上記浸け置き期間を設けない標準コースにおけるすすぎ工程の撹拌運転の時間よりも長いことを特徴とする洗濯機。
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