JP6745893B2 - かしめ構造、かしめ組み付け品およびかしめ方法 - Google Patents

かしめ構造、かしめ組み付け品およびかしめ方法 Download PDF

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Description

この発明は、軸のかしめを行って部材に固定するかしめ構造、かしめ組み付け品およびかしめ方法に関する。
従来から、組み付け対象の部材に設けられた貫通孔に金属の軸を通し、貫通孔から突出した軸の端部を塑性変形させるかしめによって軸を部材に固定する方法が普及している。
例えば、特許文献1には、貫通孔を多角形に形成し、貫通孔に通した軸の端部が多角形と略同形状に塑性変形するようにかしめを行うかしめ方法が記載されている。
塑性変形して多角形と略同形状になった軸の辺は、多角形の貫通孔における対応する辺に接触するので、軸が高い回転トルクに耐えることができる。
特開2002−248531号公報
しかしながら、特許文献1に記載のかしめ構造では、多角形に塑性変形した軸が貫通孔の多角形の内壁面に面接触するだけであり、許容側圧を高めることができない。
また、特許文献1に記載のかしめ構造では、貫通孔の開口径よりも広がった軸の部分と貫通孔の開口周縁部とが接触する部分のみで軸の引き抜き方向の移動が規制されるので、許容引き抜き力を高めることもできない。
この発明は上記課題を解決するもので、許容側圧および許容引き抜き力を高めることができるかしめ構造、かしめ組み付け品およびかしめ方法を得ることを目的とする。
この発明に係るかしめ構造は、多角形の貫通孔を有する部材と、貫通孔に通されてかしめにより部材に固定される軸と、貫通孔の開口周縁部に断続的に設けられた複数の凹部とを備え、複数の凹部には、貫通孔の内壁面が開口周縁部から軸のかしめを行う側の途中まで凹んだ第1の凹部と、貫通孔の内壁面が開口周縁部から反対側の開口周縁部に至るまで凹んだ第2の凹部とが含まれ、第1の凹部および第2の凹部は、多角形の少なくとも一辺に設けられていることを特徴とする
この発明によれば、かしめで塑性変形した軸が凹部に入り込むことによって、許容側圧および許容引き抜き力を高めることができる。
この発明の実施の形態1に係るかしめ組み付け品を示す斜視図である。 実施の形態1における軸を貫通孔に通した状態を示す側面図である。 実施の形態1におけるかしめ組み付け品を示す側面図である。 図4Aは、従来のかしめ構造の一例(かしめ前)を示す上面図である。図4Bは、図4AのA−A線でかしめ構造(かしめ後)を切った様子を示す断面矢示図である。 図5Aは、かしめ前の従来のかしめ構造の他の例(かしめ前)を示す上面図である。図5Bは、図5AのB−B線でかしめ構造(かしめ後)を切った様子を示す断面矢示図である。 図6Aは、実施の形態1に係るかしめ構造の貫通孔(例1)を示す斜視図である。図6Bは、図6Aのかしめ構造(かしめ前)を示す上面図である。図6Cは、図6BのC−C線でかしめ構造(かしめ後)を切った様子を示す断面矢示図である。 図7Aは、実施の形態1に係るかしめ構造の貫通孔(例2)を示す斜視図である。図7Bは、図7Aのかしめ構造(かしめ前)を示す上面図である。図7Cは、図7BのD−D線でかしめ構造(かしめ後)を切った様子を示す断面矢示図である。 図8Aは、かしめ構造の貫通孔(例3)を示す上面図である。図8Bは、かしめ構造の貫通孔(例4)を示す上面図である。図8Cは、かしめ構造の貫通孔(例5)を示す上面図である。 図9Aは、かしめ構造の貫通孔(例6)を示す上面図である。図9Bは、かしめ構造の貫通孔(例7)を示す上面図である。
以下、この発明をより詳細に説明するため、この発明を実施するための形態について、添付の図面に従って説明する。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1に係るかしめ組み付け品1を示す斜視図である。図2は、軸3aを部材2の貫通孔に通した状態を示す側面図である。図3は、かしめ組み付け品1を示す側面図である。かしめ組み付け品1は、図1に示すように、部材2と部材3とがかしめ部4によって固定されたものであって、例えば、車載機器のシャーシ部品により実現される。
部材2に貫通孔を設け、部材3には軸3aを設けている。図2に示すように、軸3aを部材2の貫通孔に通し、貫通孔から突出した軸3aを、軸方向からプレスして外径方向に広がるように塑性変形させる(かしめ)。これにより、図3に示すように軸3aが貫通孔の開口径よりも広がったかしめ部4が形成され、さらに、貫通孔の内部において軸3aが貫通孔の内周を押し付ける状態となる。このようにして部材2と部材3とが固定されて、かしめ組み付け品1が構成される。
ここで、従来のかしめ構造について説明する。
図4Aは、従来のかしめ構造の一例(かしめ前)を示す上面図であって、かしめ部4が形成される部分を破線で示している。図4Bは、図4AのA−A線でかしめ構造(かしめ後)を切った様子を示す断面矢示図である。
図4Aに示す従来のかしめ構造では、部材2の貫通孔2aが円形である。貫通孔2aに通した軸3aをかしめることで、図4Bに示すように、かしめ部4が形成され、軸3aが貫通孔2aの内周を押し付けるように塑性変形する。
このかしめ構造の許容回転トルクを高める方法としては、塑性変形した軸3aが貫通孔2aの内周を押し付ける面積を大きくする、すなわち貫通孔2aの開口径と軸3aの断面積とを大きくすることが考えられる。
しかしながら、貫通孔2aと軸3aとを大きくするとその分だけかしめ部分のスペースが大きくなることから、かしめ組み付け品が大型化することが懸念される。
図5Aは、かしめ前の従来のかしめ構造の他の例(かしめ前)を示す上面図であって、かしめ部4が形成される部分を破線で示している。図5Bは、図5AのB−B線でかしめ構造(かしめ後)を切った様子を示す断面矢示図である。
図5Aに示す従来のかしめ構造では、部材2の貫通孔2bが多角形(正六角形)である。貫通孔2bに通した軸3aをかしめることにより、図5Bに示すようにかしめ部4が形成され、軸3aが貫通孔2bの内部で多角形の形状に塑性変形する。
このかしめ構造では、塑性変形して多角形と略同形状になった軸3aの辺が、多角形の貫通孔2bにおける対応する辺に接触する。このため、図4Aおよび図4Bに示した構造に比べて軸3aが高い回転トルクに耐えることができる。
しかしながら、多角形に塑性変形した軸3aは、貫通孔2bの多角形の内壁面に面接触するだけであるため、許容側圧を高めることができない。
さらに、軸3aの引き抜き方向の力に対して貫通孔2bの開口周縁部とかしめ部4との接触部分のみが対抗する構造であるので、許容引き抜き力を高めるもできない。
そこで、実施の形態1に係るかしめ構造では、貫通孔2bの開口周縁部に沿って断続的に凹部を設けている。このように構成することで、かしめによって塑性変形した軸3aが凹部にも入り込むので、許容側圧および許容引き抜き力を高めることができる。
図6Aは、実施の形態1に係るかしめ構造の貫通孔(例1)を示す斜視図である。図6Bは、図6Aのかしめ構造(かしめ前)を示す上面図であって、かしめ部4が形成される部分を破線で示している。図6Cは、図6BのC−C線でかしめ構造(かしめ後)を切った様子を示す断面矢示図である。
実施の形態1に係るかしめ構造(例1)では、図6Aおよび図6Bに示すように、部材2の貫通孔2bが多角形(正六角形)である。さらに、この部材2には、軸3aのかしめを行う側の貫通孔2bの開口周縁部に沿って断続的に凹部5,5,5が形成されている。
凹部5は、図6Aに示すように、貫通孔2bの内壁面が開口周縁部からかしめを行う側の途中まで凹んだ凹部であり、例えば、部材2を構成する板金をその板厚の半分程度まで凹ませたものである。凹部5は、プレス機などで形成される刻印の凹部を利用することができる。凹部5を設ける箇所は、貫通孔2bの開口周縁部における多角形の辺部であり、図6Aおよび図6Bに示すように、貫通孔2bの六角形における隣り合わない3つの辺部のそれぞれに凹部5が設けられている。
実施の形態1に係るかしめ方法の手順としては、貫通孔2bに軸3aを通し、凹部5が設けられた側で軸3aのかしめを行う。これにより、図6Cに示すように、軸3aが貫通孔2b内部で多角形の形状に塑性変形し、かつ塑性変形した軸3aが凹部5に入り込んでいる。すなわち、塑性変形した軸3aが、貫通孔2bの内壁面を押し付けた状態となり、かつ凹部5の底面部および内周部に接触した状態となる。
実施の形態1に係るかしめ構造(例1)においては、貫通孔2bの開口周縁部とかしめ部4とが接触する部分の摩擦力に加え、凹部5に入り込んだ軸3aの部分が回り止めになるため、許容回転トルクを高めることができる。
また、塑性変形した軸3aと貫通孔2bの内壁面との面接触に加えて、塑性変形により凹部5に入り込んだ軸3aの部分と凹部5の側壁とが接触しているため、軸3aに加わる単位面積あたりの側圧を小さくすることができる。これにより、従来のかしめ構造に比べて許容側圧を高めることができる。
さらに、実施の形態1に係るかしめ構造では、貫通孔2bの開口周縁部とかしめ部4とが接触する部分に加えて、軸3aと凹部5とが接触する部分が、軸3aの引き抜き方向の移動を規制するので、従来のかしめ構造に比べて許容引き抜き力も高めることができる。
また、貫通孔2bは、図6Bに示すように軸3aの外周部が接触する内壁面が3つ以上ある。これにより、貫通孔2bの内壁面で軸3aの中心が決まることから軸中心の精度を高めることができる。
なお、図6Aから図6Cまでの説明では貫通孔2bが正六角形である場合を示したが、三角形、四角形および五角形であってもよく、七角形以上であってもよい。
すなわち、軸3aの外周部が接触する内壁面が3つ以上ある多角形であればよい。
図7Aは、実施の形態1に係るかしめ構造の貫通孔(例2)を示す斜視図である。図7Bは、図7Aのかしめ構造(かしめ前)を示す上面図であって、かしめ部4が形成される部分を破線で示している。図7Cは、図7BのD−D線でかしめ構造(かしめ後)を切った様子を示す断面矢示図である。
実施の形態1に係るかしめ構造(例2)では、図7Aおよび図7Bに示すように部材2の貫通孔2bが多角形(正六角形)である。さらに、この部材2には、軸3aがかしめられる側の貫通孔2bの開口周縁部に沿って断続的に凹部6,6,6が形成されている。
凹部6は、図7Aに示すように、貫通孔2bの内壁面が開口周縁部から反対側の開口周縁部に至るまで凹んだ凹部である。
凹部6を設ける箇所は、凹部5と同様に、貫通孔2bの開口周縁部における多角形の辺部であり、図7Aおよび図7Bに示すように、貫通孔2bの六角形における隣り合わない3つの辺部のそれぞれに凹部6が設けられている。
実施の形態1に係るかしめ方法の手順としては、貫通孔2bに軸3aを通し、凹部6が設けられた側で軸3aのかしめを行う。これにより、図7Cに示すように、軸3aが貫通孔2b内部で多角形の形状に塑性変形し、かつ塑性変形した軸3aが凹部6に入り込んだ状態となる。すなわち、塑性変形した軸3aが、貫通孔2bの内壁面を押し付けた状態となり、かつ凹部6の内周部に接触した状態となる。
実施の形態1に係るかしめ構造(例2)においては、貫通孔2bの開口周縁部とかしめ部4とが接触する部分の摩擦力に加えて、塑性変形した軸3aが、凹部5よりも軸方向に長い凹部6に入り込んで回り止めになる。このため、凹部5を設けた構成よりも許容回転トルクを高めることができる。
また、塑性変形した軸3aと貫通孔2bの内壁面との面接触に加えて、塑性変形により凹部6に入り込んだ軸3aの部分と凹部6の側壁とが接触しているため、軸3aに加わる単位面積あたりの側圧を小さくすることができる。これにより、従来のかしめ構造に比べて許容側圧を高めることができる。
さらに、貫通孔2bの開口周縁部とかしめ部4とが接触する部分に加えて、軸3aと凹部6とが接触する部分が軸3aの引き抜き方向の移動を規制するので、従来のかしめ構造に比べて許容引き抜き力も高めることができる。
また、実施の形態1に係るかしめ構造(例2)においても、図7Bに示すように、貫通孔2bは、軸3aの外周部が接触する内壁面が3つ以上ある。これにより、貫通孔2bの内壁面で軸3aの中心が決まることから軸中心の精度を高めることができる。
なお、図7Aから図7Cまでの説明では貫通孔2bが正六角形である場合を示したが、三角形、四角形および五角形であってもよく、七角形以上であってもよい。
すなわち、軸3aの外周部が接触する内壁面が3つ以上ある多角形であればよい。
貫通孔2bの六角形における隣り合わない3つの辺部のそれぞれに凹部5が設けた構成を示したが、図8Aに示すように、貫通孔2bの六角形の1つの辺部のみに凹部5を設けてもよい(例3)。このように構成しても、許容回転トルク、許容側圧および許容引き抜き力を高めることができる。
なお、図8Aに示す構成において、凹部5の代わりに凹部6を設けても、上記と同様の効果を得ることができる。
図8Bに示すように、貫通孔2bの六角形の全ての辺部のそれぞれに凹部5を設けてもよい(例4)。このように構成しても、許容回転トルク、許容側圧および許容引き抜き力を高めることができる。
なお、図8Bに示す構成において、凹部5の代わりに凹部6を設けても、上記と同様の効果を得ることができる。
図8Cに示すように、貫通孔2bの六角形の1つの辺部に複数の凹部5を設けてもよい(例5)。このように構成しても、許容回転トルク、許容側圧および許容引き抜き力を高めることができる。
なお、図8Cに示す構成において、凹部5の代わりに凹部6を設けても、上記と同様の効果を得ることができる。
また、図9Aに示すように、貫通孔2bの開口周縁部に凹部5と凹部6の両方を設けてもよい。図9Aの例では、貫通孔2bの六角形における隣り合わない3つの辺部のうち、2つの辺部のそれぞれに凹部5が設けられ、残りの辺部に凹部6が設けられている。
このように構成しても、許容回転トルク、許容側圧および許容引き抜き力を高めることができる。
さらに、図9Bに示すように、貫通孔2bの六角形における1つの辺部に対して凹部5と凹部6の両方が設けられている。
このように構成しても、許容回転トルク、許容側圧および許容引き抜き力を高めることができる。
これまでの説明では、部材2を組み付ける対象が部材3である場合を示したが、部材2を組み付ける対象は軸3aのみであってもよい。すなわち、軸3aの両端にかしめを行う場合であっても、実施の形態1に係るかしめ構造を適用することができる。
以上のように、実施の形態1に係るかしめ構造は、多角形の貫通孔2bを有する部材2と、かしめにより部材2に固定される軸3aと、貫通孔2bの開口周縁部に沿って断続的に設けられた凹部5(または凹部6)とを備える。
この構成において、凹部5は、貫通孔2bの内壁面が開口周縁部から軸3aのかしめを行う側の途中まで凹んだ凹部である。また、凹部6は、貫通孔2bの内壁面が開口周縁部から反対側の開口周縁部に至るまで凹んだ凹部である。
このように構成することで、かしめにより塑性変形した軸3aが凹部5(または凹部6)にも入り込むので、許容側圧および許容引き抜き力を高めることができる。
また、実施の形態1に係るかしめ構造では、凹部5(または凹部6)が、貫通孔2bの開口周縁部における多角形の1または複数の辺部に設けられる。このように構成することで、塑性変形した軸3aが、貫通孔2bの内壁面を押し付けた状態となり、かつ凹部5(または凹部6)の内周部に接触した状態となる。これにより、許容側圧および許容引き抜き力を高めることができる。
さらに、実施の形態1に係るかしめ構造において、貫通孔2bは、軸3aの外周部が接触する内壁面が3つ以上ある。このように構成することで、貫通孔2bの内壁面で軸3aの中心が決まることから軸中心の精度を高めることができる。
さらに、実施の形態1に係るかしめ組み付け品1は、実施の形態1に係るかしめ構造を備えるので、上記効果が得られるかしめ組み付け品1を提供することができる。
さらに、実施の形態1に係るかしめ方法は、多角形の貫通孔2bと凹部5(または6)とを有する部材2における貫通孔2bに軸3aを通し、凹部5(または6)が設けられた側で軸3aをかしめることにより部材2に軸3aを固定する。これにより、上記効果が得られるかしめ組み付け品1を提供することができる。
なお、本発明はその発明の範囲内において、実施の形態の任意の構成要素の変形もしくは実施の形態の任意の構成要素の省略が可能である。
この発明に係るかしめ構造は、許容側圧および許容引き抜き力を高めることができるので、例えば、車両の移動により様々な方向の振動が加わる車載機器のシャーシの組み付けに好適である。
1 かしめ組み付け品、2,3 部材、2a,2b 貫通孔、3a 軸、4 かしめ部、5,6 凹部。

Claims (5)

  1. 多角形の貫通孔を有する部材と、
    前記貫通孔に通されてかしめにより前記部材に固定される軸と、
    前記貫通孔の開口周縁部に断続的に設けられた複数の凹部と
    を備え
    複数の前記凹部には、
    前記貫通孔の内壁面が前記開口周縁部から前記軸のかしめを行う側の途中まで凹んだ第1の凹部と、
    前記貫通孔の内壁面が前記開口周縁部から反対側の前記開口周縁部に至るまで凹んだ第2の凹部と、
    が含まれ、
    前記第1の凹部および前記第2の凹部は、前記多角形の少なくとも一辺に設けられていること
    を特徴とするかしめ構造。
  2. 前記第1の凹部および前記第2の凹部は、前記多角形の一辺のみに設けられていること
    を特徴とする請求項1記載のかしめ構造。
  3. 前記貫通孔は、前記軸の外周部が接触する内壁面が3つ以上あることを特徴とする請求項1または請求項2記載のかしめ構造。
  4. 請求項1から請求項3のいずれか1項記載のかしめ構造を備えたことを特徴とするかしめ組み付け品。
  5. 多角形の貫通孔と前記貫通孔の開口周縁部に断続的に設けられた複数の凹部とを有した部材における前記貫通孔に軸を通すステップと、
    複数の前記凹部が設けられた側で前記軸のかしめを行うことにより前記部材に前記軸を固定するステップと
    を備え
    複数の前記凹部には、
    前記貫通孔の内壁面が前記開口周縁部から前記軸のかしめを行う側の途中まで凹んだ第1の凹部と、
    前記貫通孔の内壁面が前記開口周縁部から反対側の前記開口周縁部に至るまで凹んだ第2の凹部と、
    が含まれ、
    前記第1の凹部および前記第2の凹部は、前記多角形の少なくとも一辺に設けられていること
    を特徴とするかしめ方法。
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