JP2000033442A - 部品の取付構造 - Google Patents

部品の取付構造

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JP2000033442A
JP2000033442A JP20658098A JP20658098A JP2000033442A JP 2000033442 A JP2000033442 A JP 2000033442A JP 20658098 A JP20658098 A JP 20658098A JP 20658098 A JP20658098 A JP 20658098A JP 2000033442 A JP2000033442 A JP 2000033442A
Authority
JP
Japan
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caulking
hole
pin
mounting
fastening
Prior art date
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Application number
JP20658098A
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English (en)
Inventor
Shoji Tamura
彰二 田村
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Ichikoh Industries Ltd
Original Assignee
Ichikoh Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 構造が簡単で部品相互をがたなく確実に取り
付けることができる。 【解決手段】 加締透孔20の周縁には、切り溝3が設
けられている。この結果、加締ピン10を加締付けた際
にその加締ピン10の一部11が加締透孔20の周縁の
切り溝3中に食い込むので、加締ピン10の外面と加締
透孔20の内面との間に隙間Sがあったとしても、加締
ピン10側の被取付部品と加締透孔20側の取付部品と
の間のがたの発生を防止でき、被取付部品と取付部品と
をがたなく確実に取り付けることができる。しかも、加
締透孔20の周縁に切り溝3を設けるだけであるから、
加締ピンの周囲に係合爪を突設するものと比較して構造
が簡単である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、リヤーコ
ンビネーションランプ等においてランプハウジングとレ
ンズとの取付、ミラー装置等においてミラーハウジング
とガーニッシュカバーとの取付等々、すなわち部品の取
付構造に係り、特に、構造が簡単で部品相互をがたなく
確実に取り付けることができる部品の取付構造に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の取付構造を図3及び図4
を参照して説明する。図において、1は例えばリヤーコ
ンビネーションランプ等におけるランプハウジングやミ
ラー装置におけるミラーハウジング等々であって、被取
付部品(図示せず)に一体に突設された円柱形状のボス
部である。このボス部1の先端面には、加締ピン10が
一体に突設されている。この加締ピン10は、先端が半
球凸形状の円柱形状をなす。図において、2は例えばリ
ヤーコンビネーションランプ等におけるレンズやミラー
装置等におけるガーニッシュカバー等々であって、取付
部品(図示せず)に設けられた取付板である。この取付
板2には、加締透孔20が設けられている。この加締透
孔20は内径が加締ピン10の外径よりも若干大きい円
形形状をなす。かくして、被取付部品の加締ピン10を
取付部品の加締透孔20中に挿入し、その加締ピン10
の先端部分を加締(熱加締)ると、図4に示すように、
二点鎖線で示す加締ピン10が実線で示すように加締ら
れて変形し、この結果、被取付部品が取付部品に取り付
けられることとなる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述の従来
の取付構造は、加締ピン10を内径が加締ピン10の外
径よりも若干大きい加締透孔20中に挿入して加締付け
るものであるから、図4に示すように、加締ピン10の
外面と加締透孔20の内面との間に隙間Sが生じる。こ
のために、加締ピン10側の被取付部品と加締透孔20
側の取付部品との間にがた生じる場合がある。
【0004】そこで、被取付部品と取付部品との間のが
たをなくした取付構造(特開平7−132775号公報
に記載の取付構造)が先に出願された。この取付構造
は、加締ピンの周囲に係合爪を突設したものであって、
加締ピンと係合爪とを同時に加締るものである。しかし
なら、上述の取付構造は、加締ピンの周囲に係合爪を突
設するので、構造が複雑化する課題がある。
【0005】本発明は、構造が簡単で部品相互をがたな
く確実に取り付けることができる部品の取付構造を提供
することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述の目的を
達成するために、加締ピンを加締付けた際にその加締ピ
ンの一部が食い込む切り溝が加締透孔の周縁に設けられ
ている、ことを特徴とする。
【0007】この結果、本発明の取付構造は、上記の構
成により、加締ピンを加締付けた際にその加締ピンの一
部が加締透孔の周縁の切り溝中に食い込むので、加締ピ
ンの外面と加締透孔の内面との間に隙間があったとして
も、加締ピン側の被取付部品と加締透孔側の取付部品と
の間のがたの発生を防止でき、被取付部品と取付部品と
をがたなく確実に取り付けることができる。しかも、加
締透孔の周縁に切り溝を設けるだけであるから、加締ピ
ンの周囲に係合爪を突設するものと比較して構造が簡単
である。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の取付構造の一実施
形態を図1及び図2を参照して説明する。図中、図3及
び図4と同符号は同一のものを示す。この実施形態にお
ける本発明の取付構造は、加締透孔20の周縁に切り溝
3を設ける。この切り溝3は、この実施形態において、
上下左右に十文字に設けられている。なお、この切り溝
3の形状、位置、数は特に限定しない。
【0009】この実施形態における本発明の取付構造
は、以上の如き構成からなるので、被取付部品の加締ピ
ン10を取付部品の加締透孔20中に挿入し、その加締
ピン10の先端部分を加締(熱加締)ると、図2に示す
ように、二点鎖線で示す加締ピン10が実線で示すよう
に加締られて変形し、この結果、被取付部品が取付部品
に取り付けられることとなる。そして、加締ピン10を
加締付けた際にその加締ピン10の変形した部分の一部
11が加締透孔20の周縁の切り溝3中に食い込む。こ
の結果、加締ピン10の外面と加締透孔20の内面との
間に隙間Sがあったとしても、加締ピン10側の被取付
部品と加締透孔20側の取付部品との間のがたの発生を
防止でき、被取付部品と取付部品とをがたなく確実に取
り付けることができる。しかも、加締透孔20の周縁に
切り溝3を設けるだけであるから、加締ピンの周囲に係
合爪を突設するものと比較して構造が簡単である。
【0010】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の取付構造
は、構造が簡単で部品相互をがたなく確実に取り付ける
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の取付構造の一実施形態を示した一部斜
視図である。
【図2】同じく、取り付けた状態の一部断面図である。
【図3】従来の取付構造の一実施形態を示した一部斜視
図である。
【図4】同じく、取り付けた状態の一部断面図である。
【符号の説明】
10…加締ピン、11…切り溝に食い込む加締ピンの一
部、20…加締透孔、3…切り溝、S…隙間。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 加締ピンが設けられた被取付部品と、加
    締透孔が設けられた取付部品との取付構造であって、前
    記被取付部品の加締ピンを前記取付部品の加締透孔中に
    挿入し、前記加締ピンを加締付けることにより、前記被
    取付部品と前記取付部品とが取り付けられる部品の取付
    構造において、 前記加締透孔の周縁には、前記加締ピンを加締付けた際
    にその加締ピンの一部が食い込む切り溝が設けられてい
    る、ことを特徴とする部品の取付構造。
JP20658098A 1998-07-22 1998-07-22 部品の取付構造 Pending JP2000033442A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2018073958A1 (ja) * 2016-10-21 2018-04-26 三菱電機株式会社 かしめ構造、かしめ組み付け品およびかしめ方法
US11141929B2 (en) 2015-11-13 2021-10-12 Nec Platforms, Ltd. Fixing object, fixation item, fixing method, and assessment method

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WO2018073958A1 (ja) * 2016-10-21 2018-04-26 三菱電機株式会社 かしめ構造、かしめ組み付け品およびかしめ方法
JPWO2018073958A1 (ja) * 2016-10-21 2018-12-27 三菱電機株式会社 かしめ構造、かしめ組み付け品およびかしめ方法

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