JP2001097167A - エアバッグ装置 - Google Patents

エアバッグ装置

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JP2001097167A
JP2001097167A JP2000316701A JP2000316701A JP2001097167A JP 2001097167 A JP2001097167 A JP 2001097167A JP 2000316701 A JP2000316701 A JP 2000316701A JP 2000316701 A JP2000316701 A JP 2000316701A JP 2001097167 A JP2001097167 A JP 2001097167A
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JP2000316701A
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English (en)
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Masahiro Taguchi
田口  正広
Kazuki Kato
和貴 加藤
Shigenori Kobayashi
重徳 小林
Kazumasa Sakakibara
一▲匡▼ 榊原
Naoki Nakane
中根  直樹
Toshiaki Matsuhashi
俊明 松橋
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Original Assignee
Denso Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 部品点数の削減によってエアバッグ装置の低
コスト化を図ること。 【構成】 パッド6の嵌合孔6aに係止する爪21bの
係止面21c´(図31の下側面)が下向きに傾斜して
設けられるとともに、嵌合孔6aの内面も係止面21c
´に対応して傾斜して設けられている。また、ECU4
のカバー22は、嵌合孔6aを塞ぐ位置まで延長されて
いる。これにより、上記の第7実施例および第8実施例
の様に爪21bの先端部に係止部21dを設けることな
く、パッド6を爪21bから外れ難くすることができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両衝突時にバッグを
展開させて乗員を保護するエアバッグ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、エアバッグ装置は、車両の衝突時
にガスを発生してバッグを展開させるためのインフレー
タと、車両の衝突時にインフレータを作動させるための
電子制御装置(以下ECUと言う)とを共にパッド内に
収納して、ステアリングのコーン部に装着したものが公
知である。このエアバッグ装置の具体的な構造を図57
に示す。ECU100は、ボルト110によって直接ス
テアリング120に固定され、インフレータ130は、
ECU100の図示上方に配置されて、コネクタケーブ
ル140を介してECU100と電気的に接続されてい
る。バッグ150は、インフレータ130の外周部にリ
テーナ160によって挟着されて、インフレータ130
およびリテーナ160とともに、インフレータ130を
支持するステー170に共締めされている。ステー17
0は、バッグ150を収納するパッド180とともにビ
ス190によりステアリング120に固定されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記のエア
バッグ装置は、インフレータ、パッドをそれぞれ個別に
ステアリングに固定する構造であることから、部品点数
が増加して組付け工数が多くなるためにコストの上昇を
招くという問題がある。本発明は、上記事情に基づいて
成されたもので、その目的は、部品点数の削減によって
エアバッグ装置の低コスト化を図ることにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、内蔵する点火装置の作動によってガスを
発生するインフレータと、このインフレータより発生す
るガスによって膨脹するバッグとを備え、前記インフレ
ータおよびバッグを蓋状のパッド内に収納して車両のス
テアリングに装着されたエアバッグ装置において、前記
バッグと前記インフレータとをハウジングに組付けると
ともに、前記ハウジングに突起が設けられ、前記パッド
に嵌合孔が設けられて、前記突起と前記嵌合孔との嵌合
によって前記ハウジングと前記パッドとの組付けが行わ
れ、かつ前記パッド先端部を押え込むカバーとを有する
ことを技術的手段とする。
【0005】
【発明の作用および効果】上記構成より成る本発明のエ
アバッグ装置は、ハウジングに突起が設けられ、パッド
に嵌合孔が設けられて、突起と嵌合孔との嵌合によって
ハウジングとパッドとの組付けが行われ、かつ前記パッ
ド先端部を押え込むカバーとを有することにより、簡単
にかつ確実にパッドをハウジングに組み付けることがで
きる。また、部品点数の削減に伴って組付け工数が低減
することにより、低コスト化を図ることができる。
【0006】
【実施例】次に、本発明のエアバッグ装置の一実施例を
図を基に説明する。図1はエアバッグ装置の断面図(但
し、図20のA−B−C−D−E−F線に沿う断面図)
である。本実施例のエアバッグ装置1は、車両の衝突時
にガスを発生させるインフレータ2、このインフレータ
2より発生するガスによって膨脹するバッグ3、車両の
衝突時にインフレータ2を作動させる電子制御装置4
(以下ECU4と言う)、上記のインフレータ2、バッ
グ3、ECU4を一体に収納してステアリング5に組付
けられるパッド6等より構成される。
【0007】インフレータ2は、燃焼によってガスを発
生するガス発生剤7、このガス発生剤7に点火する点火
装置8、発生ガス中の固形物を除去するとともに、ガス
の温度を下げるためのフィルタ9、およびガス発生剤
7、点火装置8、フィルタ9を内蔵するケースより成
る。このケースは、フランジ10a(図2参照)を有す
るケース本体10と、このケース本体10の開口部を塞
ぐ底板11より成る。
【0008】ケース本体10は、その周壁面にガス発生
剤7より発生したガスを噴出させるためのガス噴出孔1
0bが複数設けられるとともに、点火装置8を収納する
円筒状の収納筒10cがケース本体10の中央部に突設
されている。なお、収納筒10cに収納される点火装置
8は、ECU4との電気的接続を行うための一対の端子
8a(図15および図16参照)と、この端子8aを保
持する端子保持部8bとを有し、この端子保持部8bの
先端側が収納筒10cより突出して設けられている。
【0009】フランジ10aは、ケース本体10の下部
外周に張り出されて、その外形状が、インフレータ2を
挿入するためにバッグ3に設けられた挿入孔3a(図6
参照)の孔形状(本実施例では円形)と相似形を成す略
円形状に設けられている(図2参照)。このように、フ
ランジ10aの外形状をバッグ3の挿入孔3aの孔形状
と相似形とすることにより、フランジ10aの全周でバ
ッグ3を均一に保持することが可能となる。このため、
バッグ3が破れ難くなるとともに、バッグ3の保持力を
向上させることができる。
【0010】フランジ10aには、インフレータ2をE
CU4へ組付けるためのボルト12が複数(本実施例で
は4本)取り付けられている。このボルト12は、図3
に示すように、回り止めとしてのキー12aを有し、予
めフランジ10aに設けられた取付孔10a′に圧入さ
れる。従って、取付孔10a′は、ボルト12の圧入に
よってフランジ10aが塑性変形することにより、キー
12aに噛み合うキー溝が形成されて、ボルト12の回
転を規制する。
【0011】このボルト12は、図4に示すように、先
端側に小径(ボルト径より小径)の案内部12bが設け
られている。この案内部12bは、エアバッグ装置1の
組付け時にボルト12に螺着されるナット13を案内す
るもので、案内部12bを設けていないボルト12にナ
ット13を螺着する場合より作業性(ナット13の締め
付け)を向上させることができる。また、案内部12b
は、図4にも示すように、先端角部に面取りが施されて
いるか、あるいは、図5に示すように、案内部12bの
先端が曲面形状(Rを付ける)とされている。これは、
インフレータ2をバッグ3に挿入する際に、ボルト12
の先端部がバッグ3に引っ掛かるのを防止して(引っ掛
かり難くする)、バッグ3への挿入を容易にするととも
に、バッグ3の損傷を防止するためである。
【0012】底板11は、中央部に円形の孔を有する環
状体を呈し、ケース本体10の開口部を塞いだ時に、底
板11の孔より収納筒10cの先端部が突出するように
設けられている。この底板11は、インフレータ2の底
面が平面となるように、つまり底板11とフランジ10
aとの間に段差が生じないように、溶接によりケース本
体10に固定されている。
【0013】バッグ3は、図6に示すように、インフレ
ータ2を挿入するための挿入孔3a、インフレータ2の
フランジ10aに取り付けられたボルト12を挿通する
ための固定孔3b、およびガス抜き用の排気孔3cが設
けられている。挿入孔3aは、上記のように円形に設け
られており、インフレータ2のフランジ10aを通すの
に必要な最小の大きさに設定されている。つまり、挿入
孔3aの大きさは、図7(フランジ10aを通す時の挿
入孔3aの位置を一点鎖線、ボルト12を通す時の挿入
孔3aの位置を破線で示す)に示すように、フランジ1
0aの直径に相当する部分が通過可能な大きさであれば
良い。
【0014】なお、インフレータ2は、図8(フランジ
10aを通す時の挿入孔3aの大きさを一点鎖線、ボル
ト12を通す時の挿入孔3aの大きさを破線で示す)に
示すように、フランジ10aを通すことのできる挿入孔
3aの大きさでボルト12を通すことができるように、
フランジ10aの大きさあるいはボルト12の長さが決
定されている。これにより、バッグ3の挿入孔3aを必
要最小限の大きさにすることができるため、バッグ3の
押さえ面積を最大にして、バッグ3の保持力を高めるこ
とができる。
【0015】固定孔3bは、挿入孔3aの周囲に4か所
設けられている。排気孔3cは、車両の衝突時にバッグ
3が膨脹して、乗員の体(主に頭部)がバッグ3に押さ
え付けられた時に、バッグ3内のガスを排気するための
もので、バッグ3が膨脹した状態でステアリング5側
(乗員と反対側)に2か所設けられている。なお、挿入
孔3a、固定孔3b、および排気孔3cの周囲には、バ
ッグ3の内面にそれぞれ補強布(図示しない)が縫い合
わされて、バッグ3の補強が行われている。
【0016】ECU4は、車両の加速度(減速度)を検
出する電子式加速度センサ14(図9参照)、機械式加
速度センサ15(図9参照)、電子式加速度センサ14
の検出信号に基づいて衝突を判定する衝突判定回路(図
示しない)、この衝突判定回路で衝突と判定された時に
インフレータ2の点火装置8へ点火信号を出力する点火
回路(図示しない)等を備える。
【0017】機械式加速度センサ15は、車両の加速度
に応じて移動する慣性物体(図示しない)を備え、この
慣性物体の変位量によって加速度を検出する機械式であ
るため、加速度が作用する方向に慣性物体が移動するだ
けの所定のストローク長を必要とする。このため、EC
U4のハウジング(後述する)内では、ECU4の全高
が大きくならないように、ステアリング5の取付け軸1
6と重ならない位置に設置されている(図9参照)。
【0018】また、この機械式加速度センサ15は、ス
テアリング5内に装着することから、ステアリング5の
回転操作に係わらず、検出感度を一定に保つために、慣
性物体のストローク方向がステアリング5の取付け軸1
6と平行になるように、ハウジング内に設けられたボス
(図示しない)に螺子17(図9参照)で固定されてい
る。
【0019】衝突判定回路および点火回路は、電源回
路、故障検出回路(共に図示しない)等とともに、回路
基板18に構成されている。この回路基板18は、ハウ
ジング内に適宜設けられたボス19に螺子20によって
固定されている。
【0020】ハウジングは、ハウジング本体21とカバ
ー22より成る。ハウジング本体21は、天井面中央部
に円形の取付孔21aが設けられて、その取付孔21a
の周囲にインフレータ2のフランジ10aに取り付けら
れたボルト12を挿通するための固定孔(図示しない)
が4か所設けられている。ハウジング本体21の取付孔
21aは、インフレータ2に内蔵された点火装置8と回
路基板18との電気的接続を行うために設けられたもの
で、点火装置8を収納する収納筒10cの外径より大き
く設けられている。ハウジング本体21の外周壁面に
は、パッド6との組付け時に使用する爪21b(図20
参照、本発明の突起)が複数箇所に設けられるととも
に、ECU4をステアリング5に固定するための固定部
21cが左右に設けられている。
【0021】カバー22は、ハウジング本体21にイン
フレータ2とバッグ3を組付けた後に、ハウジング本体
21に螺子(図示しない)によって固定される。カバー
22の外周部は、ハウジング本体21に組付けられるパ
ッド6の端部をハウジング本体21との間に挟み込むよ
うに、ハウジング本体21側へ折り曲げられている。こ
れは、バッグ3が膨脹した時のパッド6の抜けを防止す
るためである。
【0022】パッド6は、バッグ3が膨脹した時に破断
するリップライン23を有する。このリップライン23
は、例えば、図10に示すように略H字形に設けられ
て、各所でリップライン23の肉厚が異なるように設定
されている。具体的には、図10で横方向に延びるリッ
プライン23a、このリップライン23aの両側でリッ
プライン23aと接続する縦のリップライン接続部23
b、およびリップライン接続部23bより延びるリップ
ライン23cとした時に、リップライン23aの肉厚が
一番薄く、リップライン23cの肉厚が一番厚くなるよ
うに設けられている。従って、バッグ3が膨脹した時
に、リップライン23aが最初に破断し、続いてリップ
ライン接続部23b、リップライン23cの順に破断す
るように構成されている。
【0023】また、本実施例のリップライン接続部23
bおよびリップライン23cは、図11に示すように、
パッド6の曲面部に設けられている。ちなみに従来のリ
ップライン23は、図12に示すように、パッド6の平
面部に設けられている。本実施例のように、リップライ
ン23をパッド6の曲面部に設けることで、従来の場合
と比較して、左右のリップライン接続部23bおよびリ
ップライン23cの間隔を大きくとることができ、パッ
ド6の開口面積を拡大することができる。また、パッド
6の成形時における変形(所謂ひけ)が少なくなるとと
もに、パッド上面6bの剛性が高くなるという効果も期
待できる。
【0024】パッド6の側面には、ハウジング本体21
に設けられた爪21bと嵌合する複数の嵌合孔6aが設
けられている。このパッド6は、螺子、ボルト、リベッ
ト等の締結具を使用することなく、ハウジング本体21
に設けられた爪21bと嵌合孔6aとの嵌合によって、
ECU4との組付けが行われる。
【0025】パッド6の表面には、図13に示すよう
に、エアバッグ装置1の故障を警告するための警告灯2
4が取り付けられている。警告灯24は、運転席側のエ
アバッグ装置1と助手席側のエアバッグ装置1に対応し
て2か所設けられている。なお、警告灯24は、電気配
線によってECU4と電気的に接続しても良いが、図1
4に示すように、ECU4に内蔵された発光素子25
(例えばLED)の光を、光ファイバ26でパッド6表
面に取り付けられた拡散レンズ27に伝達することで点
灯するようにしても良い。この場合、光ファイバ26を
パッド6に一体成形したクリップ28等でパッド6に取
り付けることにより、パッド6とECU4との間の電気
配線が不要となるため、エアバッグ装置1の組付け性が
向上する。
【0026】次に、本実施例のエアバッグ装置1の組付
けについて説明する。まず、バッグ3の挿入孔3aより
インフレータ2を挿入して、挿入孔3aの周囲に設けら
れた固定孔3bにインフレータ2のフランジ10aに取
り付けられたボルト12を挿通する。続いて、ECU4
のハウジング本体21に設けられた固定孔にボルト12
を挿通して、ハウジング本体21の内側に突出したボル
ト12にナット13を締めつけて固定する。
【0027】これにより、バッグ3は、挿入孔3aの周
囲が、バッグ3に挿入されたインフレータ2の底面(主
にフランジ10a)とECU4のハウジング本体21と
の間に挟み込まれた状態で保持されることになる。この
時、インフレータ2のケース本体10と底板11との溶
接部にバッグ3の縫製部3d(図18および図32参
照)が重ならないようにバッグ3を保持することが望ま
しい。なお、バッグ3の縫製部3dとは、ほつれを防止
するために縫製された挿入孔3aの開口縁部の縫い込み
部、およびバッグ3の内面に縫い合わされた補強布端部
の縫い込み部で、いずれも縫製による膨らみが生じる。
【0028】このため、ケース本体10と底板11との
溶接部とバッグ3の縫製部3dとが重なると、バッグ3
の縫製部3dだけがインフレータ2とECU4との間に
押圧されることになり、バッグ3の保持面積が減少して
バッグ3の保持力が低下する。また、バッグ3を局所的
に保持することになるため、縫製部3dに応力集中が生
じて、バッグ3が破れ易くなる。そこで、上述のよう
に、インフレータ2のケース本体10と底板11との溶
接部とバッグ3の縫製部3dとが重ならないようにバッ
グ3を保持することで、バッグ3の保持力を高めること
ができるとともに、縫製部3dへの応力集中が緩和され
て、バッグ3が破れ難くなる。
【0029】続いて、インフレータ2に内蔵された点火
装置8とECU4との電気的接続を行う。点火装置8と
ECU4とは、図15および図16に示すように、点火
装置8の端子8aに接続される端子側ターミナル29
と、ECU4の回路基板18に接続される基板側ターミ
ナル30との接続によって行われる。
【0030】端子側ターミナル29は、端子8aに嵌合
する筒状の嵌合部29a、この嵌合部29aから板状に
延びる胴部29b、首部29c、頭部29dより成り、
各端子側ターミナル29の嵌合部29aをそれぞれ端子
8aに嵌合した状態で、各頭部29dの間隔が端子8a
間隔より大きくなるように、胴部29bで屈曲形成され
ている(図15参照)。このように、各頭部29dの間
隔を端子8a間隔より大きくすることで、各端子側ター
ミナル29への接続を容易に行うことができる。点火装
置8の端子8a間には、端子8a間の短絡を防止するた
めの絶縁用の樹脂(図示しない)が挿入されている。な
お、回路基板18には、点火装置8の端子8aと端子側
ターミナル29との接続の様子が確認できるように、中
央部に所定の大きさの孔18aが形成されている。
【0031】基板側ターミナル30は、細長い板状に設
けられて、回路基板18の接続孔18bへ挿入される接
続脚部30aと、切り起こして設けられた一対の接続片
30bとを有する。この基板側ターミナル30は、回路
基板18への組付けの自動化に対応するために、回路基
板18に対して向きを揃えて組付けられている(図17
参照)。
【0032】端子側ターミナル29と基板側ターミナル
30との接続は、端子側ターミナル29の頭部29dを
基板側ターミナル30の接続片30bの間に通すことに
より行われる。頭部29dを通過した接続片30bは、
自身の弾性力によって首部29cを押圧することによ
り、接続片30bの間から頭部29dが抜けるのを防止
する。また、本実施例の場合、端子側ターミナル29と
基板側ターミナル30との接続位置がずれても、図16
の二点鎖線で示すように、ある程度の位置ずれを許容す
ることができる。
【0033】なお、端子側ターミナル29と基板側ター
ミナル30との接続位置を合わせるために、図18に示
すように、点火装置8の端子保持部8bを延長して、回
路基板18に設けられた孔18aに嵌合させることで位
置決めを行うようにしても良い。または、図19に示す
ように、インフレータ2の底部にガイド部2aを設け
て、このガイド部2aをハウジング本体21の取付孔2
1aに嵌合させることで位置決めしても良い。これによ
り、端子側ターミナル29と基板側ターミナル30との
接続位置を確実に合わせることができるため、組付けの
自動化に対応することができる。
【0034】上記のように点火装置8とECU4との接
続を行なった後、折り畳まれたバッグ3を覆うようにし
てパッド6を被せ、ECU4のハウジング本体21に設
けられた爪21bとパッド6に設けられた嵌合孔6aと
を嵌合してパッド6を組付ける(図20参照)。最後
に、ハウジング本体21にカバー22を螺子で固定して
エアバッグ装置1を構成する。この時、カバー22の外
周部がパッド6の先端部を押さえ込むことにより、バッ
グ3が膨脹した時にパッド6がハウジング本体21から
抜けるのを防止することができる。
【0035】このエアバッグ装置1は、ステアリング5
に嵌め込まれて、図20に示すように、ECU4のハウ
ジング本体21に設けられた固定部21cをステアリン
グ5の側面裏側よりボルト31で固定することによりス
テアリング5に装着される。この際、ECU4内に設け
られた電子式加速度センサ14、および機械式加速度セ
ンサ15への加速度の伝達性を向上するために、ECU
4のハウジング本体21とステアリング5とを直接ボル
ト31で固定することにより、組付剛性を確保してい
る。なお、図20は、カバー22が取り外された状態を
示す。
【0036】エアバッグ装置1は、メータ類の視認性を
確保する上で、ステアリング5に取り付けた時の面積
(パッド6の投影面積)を小さくすることが望ましい。
そこで、本実施例では、ステアリング5のスポーク形状
(スポーク数)に応じてインフレータ2の取付け向きを
適宜変更することにより、パッド6の投影面積を小さく
する様にしている。なお、4本スポークのステアリング
5に取付ける場合、および3本スポークのステアリング
5に取付ける場合の一例をそれぞれ図21および図22
に示す。
【0037】上述のように、本実施例のエアバッグ装置
1は、インフレータ2を直接ECU4に組付けることに
よってコーン深さを浅くすることができるとともに、E
CU4とパッド6を螺子、ボルト、リベット等を使用す
ることなく、ECU4のハウジング本体21に設けた爪
21bとパッド6に設けた嵌合孔6aとの嵌合によって
組付けることにより、部品点数を削減し、且つ組付け工
数を大幅に低減することができる。また、ECU4とパ
ッド6との組付けを容易に行うことができる。これらの
結果、エアバッグ装置1の低コスト化を実現することが
できる。
【0038】次に、本発明の第2実施例を説明する。イ
ンフレータ2のケース本体10は、周壁面に複数のガス
噴出孔10bが設けられるため、ケース本体10の形状
に製造する工程の他に、孔開け加工が必要となる。そこ
で、図23に示すように、ガス噴出孔10bをケース本
体10の天井部まで延長した形状とすることにより、例
えば鋳造によってガス噴出孔10bを有するケース本体
10を一度に製造することができる。この結果、孔開け
加工が不要となり、コストダウンを図ることができる。
【0039】次に、本発明の第3実施例を説明する。イ
ンフレータ2のフランジ10aは、図24に示すよう
に、略四角形とすることで、上記実施例で示した略円形
状のフランジ10aと比較して、フランジ10aを小型
化(フランジ10aのA1 寸法は同一だが、B1 寸法が
小さくなる)することができるため、バッグ3への挿入
を容易にすることができる。また、このフランジ10a
形状を採用することにより、バッグ3の挿入孔3aを小
さくして、挿入孔3aと固定孔3b(フランジ10aの
取付穴10a′と同位置)との距離C1 を大きく取るこ
とができるため、バッグ3の保持力を高めて、バッグ3
の破れを防止することが可能となる。
【0040】次に、本発明の第4実施例を説明する。本
実施例では、インフレータ2を3か所で固定する形状と
して、フランジ10aの小型、軽量化を図ったものであ
る。この場合、インフレータ2の小型化によってパッド
6の投影面積を小さくすることができるため、メータ類
の視認性を高めることができる。なお、図25に3本ス
ポークのステアリング5に適用した場合のフランジ10
aの向きを示す。
【0041】次に、本発明の第5実施例を説明する。本
実施例では、フランジ10aに取り付けられるボルト1
2の回り止めとして、図26に示すように、ボルト12
の周囲に菊座12cを設けたものである。また、取付孔
10a′からのボルト12の抜け止めとして、図27に
示すように、ボルト12の周囲に張出部12dを形成し
ても良い。この場合、取付孔10a′にボルト12を圧
入した後、ボルト12をフランジ10aに溶接する必要
がなく、コストダウンを図ることができる。
【0042】次に、本発明の第6実施例を説明する。本
実施例では、図28に示すように、バッグ3に形成され
る挿入孔3aと排気孔3cとを一体化したものである。
この場合、バッグ3内にインフレータ2を挿入する時
に、排気孔3cを挿入孔3aの一部として使用すること
ができるため、実際の挿入孔3aを小さくすることがで
きる。この結果、バッグ3の保持面積を大きくすること
ができるとともに、挿入孔3aから固定孔3bまでの距
離を大きく取ることができるため、バッグ3の取付け強
度を高めることができる。また、排気孔3cと挿入孔3
aの補強布を共通に縫製することができるため、作業工
数および部品数の低減を図ることが可能である。
【0043】次に、本発明の第7実施例を説明する。E
CU4のハウジング本体21に設けた爪21bは、図2
9に示すように、爪21bの先端部に鉤状の係止部21
dが形成されて、この係止部21dがハウジング本体2
1とパッド6とを組付けた時に、パッド6の嵌合孔6a
からパッド6の外側へ抜け出してパッド6の外面側を押
さえ込むように設けられている。これにより、バッグ3
が膨脹した時に、パッド6の端部が外側へ拡がるのを抑
えてパッド6の抜けを防止することができる。
【0044】次に、本発明の第8実施例を説明する。本
実施例では、上記第7実施例と同様に爪21bの先端部
に鉤状の係止部21dを設けたもので、図30に示すよ
うに、この係止部21dがECU4のカバー22の外側
まで延長されて、カバー22を押さえ込むことにより、
バッグ3が膨脹した時のパッド6の抜けを防止するもの
である。
【0045】次に、本発明の第9実施例を説明する。本
実施例では、図31に示すように、パッド6の嵌合孔6
aに係止する爪21bの係止面21c´(図31の下側
面)が下向きに傾斜して設けられるとともに、嵌合孔6
aの内面も係止面21c´に対応して傾斜して設けられ
ている。また、ECU4のカバー22は、嵌合孔6aを
塞ぐ位置まで延長されている。これにより、上記の第7
実施例および第8実施例の様に爪21bの先端部に係止
部21dを設けることなく、パッド6を爪21bから外
れ難くすることができる。
【0046】次に、本発明の第10実施例を説明する。
インフレータ2とECU4との間でバッグ3を保持する
時に、図32に示すように、ハウジング本体21に設け
られた取付孔21aの内径を大きくして、バッグ3の挿
入孔3aの開口縁部(縫製部3d)をハウジング本体2
1の取付孔21a内へ逃がしてバッグ3を保持するよう
に組付けても良い。あるいは、図18に示したように、
インフレータ2の底面に挿入孔3aの開口縁部を逃がす
ための凹部32を形成しても良い。このように縫製によ
る挿入孔3aの開口縁部の膨らみ(縫製部3d)を避け
てバッグ3を固定することにより、バッグ3を均一に保
持することができるため、さらにバッグ3の保持力を高
めることができるとともに、バッグ3の抜け止めにもな
る。
【0047】次に、本発明の第11実施例を説明する。
本実施例では、図33に示すように、パッド6に設けら
れたリップライン23を略U字形としたものである。こ
の場合、リップライン23が連続しているため、パッド
6の肉厚を均一に製作しても、全面を確実に破断させる
ことができる。
【0048】次に、本発明の第12実施例を説明する。
本実施例では、基板側ターミナル30に、図34に示す
ような応力緩和部30cを設けるとともに、回路基板1
8の孔18aの両側へ延びる形状としたものである。こ
れにより、端子側ターミナル29との接続によって生じ
る応力を緩和することができる。なお、応力緩和部30
cは、回路基板18側へ凸形状とすることで、ECU4
の全高が高くなるのを防ぐことができる。回路基板18
に設けられた孔18aは、応力緩和部30cが回路基板
18と干渉しないように開けられる。また、基板側ター
ミナル30を両端で支持することができるため、端子側
ターミナル29との接続の際に基板側ターミナル30の
ぐらつきが抑えられて、接続を容易に行うことができ
る。
【0049】次に、本発明の第13実施例を説明する。
本実施例では、図35および図36に示すように、端子
側ターミナル29に二股のかしめ片29eを設けて、こ
のかしめ片29eを両側へ拡げて基板側ターミナル30
をかしめることにより、点火装置8とECU4との電気
的接続を行うものである。なお、かしめ片29eで基板
側ターミナル30をかしめた後、更に半田付けを行うこ
とで、より確実な接続を行うことができる。
【0050】次に、本発明の第14実施例を説明する。
本実施例では、図37および図38に示すように、端子
側ターミナル29に一片のかしめ片29eを設けて、こ
のかしめ片29eで基板側ターミナル30をかしめるこ
とにより、点火装置8とECU4との電気的接続を行う
ものである。なお、かしめ片29eで基板側ターミナル
30をかしめた後、更に半田付けを行うことで、より確
実な接続を行うことができる。
【0051】次に、本発明の第15実施例を説明する。
本実施例では、図39に示すように、基板側ターミナル
30に切込みを入れて、この切込み部分を内側へ折り曲
げて形成した折曲片30dを設け、この折曲片30d
を、端子側ターミナル29に設けられたかしめ片29e
でかしめることにより点火装置8とECU4との電気的
接続を行うものである(図40および図41参照)。な
お、かしめ片29eで折曲片30dをかしめた後、更に
半田付けを行うことで、より確実な接続を行うことがで
きる。
【0052】次に、本発明の第16実施例を説明する。
本実施例では、図42に示すように、基板側ターミナル
30に一対の折曲片30dを設け、この折曲片30d
を、端子側ターミナル29に設けられた一対のかしめ片
29eでかしめることにより点火装置8とECU4との
電気的接続を行うものである(図43および図44参
照)。なお、かしめ片29eで折曲片30dをかしめた
後、更に半田付けを行うことで、より確実な接続を行う
ことができる。
【0053】次に、本発明の第17実施例を説明する。
本実施例では、回路基板18側にワイヤハーネス33を
使用するとともに、端子側ターミナル29に短絡機能を
持たせたものである。回路基板18に接続されるワイヤ
ハーネス33は、先端部に樹脂製のコネクタ34が取付
けられている。このコネクタ34は、図45に示すよう
に、ワイヤハーネス33のリード線33a(被覆されて
ない銅線)を支持するとともに、端子8a間の短絡を解
除するための解除片34aを有する。
【0054】端子側ターミナル29は、筒状に設けられ
て、その側面に接触片29f(図46参照)を有する。
この接触片29fは、端子側ターミナル29の周壁に切
込みを入れて、その切り込み部分を端子側ターミナル2
9の外側へ引き起こすことにより形成されたものであ
る。従って、各端子側ターミナル29は、点火装置8の
端子8aに嵌合した時に、図46に示すように、互いの
接触片29fの先端が接触することで、端子8a間の短
絡を行うことができる。また、端子側ターミナル29の
先端部は、コネクタ34に支持されたリード線33aと
の接触を確実に行うために、凹部29g(図46参照)
が形成されている。
【0055】ECU4と点火装置8との接続を行う時
は、各端子側ターミナル29の間にコネクタ34の解除
片34aを差し込む様にして、コネクタ34を点火装置
8の端子保持部8bに嵌め合わせる。これにより、各端
子側ターミナル29の接触片29fの間に解除片34a
が差し込まれて端子8a間の短絡が解除されるととも
に、各端子側ターミナル29の凹部29gにコネクタ3
4に支持されたリード線33aが接触することで接続が
行なわれる(図46参照)。その後、端子側ターミナル
29とリード線33aとの半田付けを行う。
【0056】次に、本発明の第18実施例を説明する。
本実施例では、上記の第17実施例に示した端子側ター
ミナル29の断面形状を、図47に示すように略矩形状
としたものである。この端子側ターミナル29は、リー
ド線33aとの半田付けを行う場合に、断面形状が円形
の端子側ターミナル29と比較して、半田付け面積を拡
大することができる。
【0057】次に、本発明の第19実施例を説明する。
本実施例では、図48および図49に示すように、回路
基板18に接続されたワイヤハーネス33のリード線3
3aを直接端子側ターミナル29に挿入してECU4と
点火装置8との電気的接続を行うものである。リード線
33aは、半田付けの前処理として鍍金が施されてい
る。また、各端子側ターミナル29の間には、端子8a
間の短絡を解除するための樹脂性のコネクタ35(図5
0参照)が挿入されている。
【0058】コネクタ35は、端子側ターミナル29と
リード線33aとの接続が行なわれた後、一段深く押し
込むことにより、各接触片29fの間に差し込まれて端
子8a間の短絡を解除するものである。従って、端子側
ターミナル29とリード線33aとの接続を行うまで
は、各端子側ターミナル29の接触片29fが接触して
端子8a間が短絡されている。なお、リード線33aが
挿入される端子側ターミナル29の先端は、端子側ター
ミナル29へのリード線33aの挿入を容易に行うため
に斜めに切断されている。また、端子側ターミナル29
の側壁には、リード線33aとの半田付けを行なった時
に、端子側ターミナル29の内部まで半田が流れたこと
を確認できるように、覗き窓29hが形成されている
(図48参照)。
【0059】次に、本発明の第20実施例を説明する。
本実施例では、図51および図52に示すように、弾性
を有する導電性のピン36によって端子8a間の短絡を
行うものである。従って、ピン36を取り外すことによ
って端子8a間の短絡が解除される。
【0060】次に、本発明の第21実施例を説明する。
本実施例では、インフレータ2とECU4との電気的接
続を行う時に、図53に示すように、点火装置8に設け
られたリード線8cをECU4の回路基板18に直接半
田付けすることにより行うものである。または、リード
線8cを基板側ターミナル30に半田付けしても良い。
この場合、リード線8cを使用することにより、接続時
の応力を緩和することができる。
【0061】次に、本発明の第22実施例を説明する。
本実施例では、図54に示すように、インフレータ2に
点火装置8の端子8aを保護するためのキャップ37を
取り付けたものである。このキャップ37は、端子8a
間に電流が流れないようにするために導電性を有する材
料(例えば導電性樹脂)によって製造されている。キャ
ップ37は、インフレータ2の輸送時等に使用すること
ができるが、インフレータ2をバッグ3へ挿入する時
に、キャップ37を付けたまま挿入することで端子8a
を保護することができる。従って、キャップ37は、イ
ンフレータ2をバッグ3へ挿入する時の入れやすさを考
慮して、角部の少ない滑らかな形状であることが望まし
い。なお、キャップ37に点火装置8の端子8aを短絡
させても何ら問題はない。
【0062】次に、本発明の第23実施例を説明する。
第1実施例では、運転席側と助手席側のエアバッグ装置
1に対応する各々の警告灯24をそれぞれパッド6の表
面に設けたが、警告灯24を1個(図55参照)にし
て、運転席側と助手席側との区別を付けることなく、ど
ちらかのエアバッグ装置1に異常が発生した時に点灯す
る様にしても良い。警告灯24を1個とした場合でも、
運転席側のエアバッグ装置1で異常が発生した時と、助
手席側のエアバッグ装置1で異常が発生した時とで点灯
する色を変えることにより、どちらの異常であるかを判
断しても良い。あるいは、点灯時間や点滅時間等の間隔
でどちらの異常であるかを判断しても良い。
【0063】次に、本発明の第24実施例を説明する。
図56はエアバッグ装置の断面図である。本実施例のエ
アバッグ装置1は、第1実施例で説明した様なインフレ
ータ2を予めバッグ3内に挿入した状態でECU4との
組付けを行なうタイプではなく、ECU4との組付け時
に、インフレータ2をECU4のハウジング本体21の
内側からバッグ3内に挿入するタイプである。従って、
ECU4のハウジング本体21の中央部には、インフレ
ータ2のケース本体10を挿入可能な大きさの開口部2
1eが設けられており、その開口部の周囲に固定用のボ
ルト12を挿通するための固定孔21fが複数ヶ所設け
られている。
【0064】インフレータ2は、ハウジング本体21の
内側から開口部を通ってバッグ3内に挿入されるが、ケ
ース本体10に設けられたフランジ10aは、ハウジン
グ本体21の内側に固定される。バッグ3は、内部に挿
入された環状のリテーナ38によって、バッグ3の挿入
孔3a(図6参照)周囲がハウジング本体21に押し当
てられた状態でハウジング本体21に固定される。
【0065】インフレータ2とバッグ3は、予めリテー
ナ38に固定されたボルト12をバッグ3の挿入孔3a
周囲に設けられた固定孔3b(図6参照)、ハウジング
本体の固定孔、およびフランジ10aに設けられた取付
孔10a′(図2参照)に挿通して、ハウジング本体2
1の内側に突出したボルト12にナット13を締めつけ
ることにより、ハウジング本体21に固定される。
【0066】なお、ECU4とパッド6との組付けは、
第1実施例と同様に、ハウジング本体21に設けられた
爪21bとパッド6に設けられた嵌合孔6aとの嵌合に
よって行なわれる。また、エアバッグ装置1のステアリ
ング5への固定方法も、第1実施例と同様に、ECU4
のハウジング本体21に設けられた固定部21cをステ
アリング5の側面裏側よりボルト31で固定することに
よってステアリング5に装着される(図20参照)。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例に係るエアバッグ装置の断面図であ
る。
【図2】フランジ形状を示すインフレータの平面図であ
る。
【図3】ボルトの側面図である。
【図4】ボルトの先端部形状を示す断面図である。
【図5】ボルトの先端部形状を示す断面図である。
【図6】バッグ(膨脹した状態)の平面図である。
【図7】フランジの形状を示す平面図である。
【図8】インフレータの側面図である。
【図9】加速度センサの取付け位置を示すECUの内部
平面図である。
【図10】リップラインを示すパッドの平面図である。
【図11】リップラインの位置を示すパッドの断面図で
ある。
【図12】従来のリップラインの位置を示すパッドの断
面図である。
【図13】警告灯を備えたステアリングの平面図であ
る。
【図14】警告装置の取付け状態を示す断面図である。
【図15】端子側ターミナルと基板側ターミナルとの電
気的接続を示す断面図である。
【図16】端子側ターミナルと基板側ターミナルとの電
気的接続を示す断面図である。
【図17】基板側ターミナルの取付け状態を示す平面図
である。
【図18】回路基板とインフレータの端子保持部との位
置決めに係る断面図である。
【図19】インフレータとハウジング本体との位置決め
に係る断面図である。
【図20】ECUとパッドとの組付け状態を示す平面図
である。
【図21】4本スポークのステアリングにインフレータ
を取付ける場合の平面図である。
【図22】3本スポークのステアリングにインフレータ
を取付ける場合の平面図である。
【図23】インフレータのケース本体の斜視図である
(第2実施例)。
【図24】フランジの平面図である(第3実施例)。
【図25】フランジ形状を示す平面図である(第4実施
例)。
【図26】ボルトの側面図及び断面図である(第5実施
例)。
【図27】ボルトの側面図である(第5実施例)。
【図28】バッグの平面図である(第6実施例)。
【図29】爪と嵌合孔との嵌合状態を示す断面図である
(第7実施例)。
【図30】爪と嵌合孔との嵌合状態を示す断面図である
(第8実施例)。
【図31】爪と嵌合孔との嵌合状態を示す断面図である
(第9実施例)。
【図32】バッグとハウジング本体との関係を示す断面
図である(第10実施例)。
【図33】リップラインを示すパッドの平面図である
(第11実施例)。
【図34】基板側ターミナルの取付け状態を示す断面図
である(第12実施例)。
【図35】ターミナルの電気的接続を示す断面図である
(第13実施例)。
【図36】ターミナルの電気的接続を示す断面図である
(第13実施例)。
【図37】ターミナルの電気的接続を示す断面図である
(第14実施例)。
【図38】ターミナルの電気的接続を示す断面図である
(第14実施例)。
【図39】端子側ターミナルと基板側ターミナルの斜視
図である(第15実施例)。
【図40】ターミナルの電気的接続を示す断面図である
(第15実施例)。
【図41】ターミナルの電気的接続を示す断面図である
(第15実施例)。
【図42】端子側ターミナルと基板側ターミナルの斜視
図である(第16実施例)。
【図43】ターミナルの電気的接続を示す断面図である
(第16実施例)。
【図44】ターミナルの電気的接続を示す断面図である
(第16実施例)。
【図45】ターミナルの電気的接続を示す断面図である
(第17実施例)。
【図46】ターミナルの電気的接続を示す断面図である
(第17実施例)。
【図47】ターミナルの電気的接続を示す平面図である
(第18実施例)。
【図48】ターミナルの電気的接続を示す断面図である
(第19実施例)。
【図49】ターミナルの電気的接続を示す平面図である
(第19実施例)。
【図50】コネクタの側面図である(第19実施例)。
【図51】端子間の短絡を示す平面図である(第20実
施例)。
【図52】端子間の短絡を示す平面図である(第20実
施例)。
【図53】点火装置とECUとの電気的接続を示す側面
図である(第21実施例)。
【図54】キャップの取付け状態を示す部分断面図であ
る(第22実施例)。
【図55】ステアリングの平面図である(第23実施
例)。
【図56】第24実施例に係わるエアバッグ装置の断面
図である。
【図57】従来のエアバッグ装置の断面図である。
【符号の説明】
1 エアバッグ装置 2 インフレータ 3 バッグ 4 ECU(制御装置) 5 ステアリング 6 パッド 6a 嵌合孔 8 点火装置 21b 爪(突起) 22 カバー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小林 重徳 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 株式会 社デンソー内 (72)発明者 榊原 一▲匡▼ 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 株式会 社デンソー内 (72)発明者 中根 直樹 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 株式会 社デンソー内 (72)発明者 松橋 俊明 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 株式会 社デンソー内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内蔵する点火装置の作動によってガスを
    発生するインフレータと、 このインフレータより発生するガスによって膨脹するバ
    ッグとを備え、 前記インフレータおよびバッグを蓋状のパッド内に収納
    して車両のステアリングに装着されたエアバッグ装置に
    おいて、 前記バッグと前記インフレータとをハウジングに組付け
    るとともに、 前記ハウジングに突起が設けられ、前記パッドに嵌合孔
    が設けられて、前記突起と前記嵌合孔との嵌合によって
    前記ハウジングと前記パッドとの組付けが行われ、かつ
    前記パット先端部を押え込む、カバーとを有することを
    特徴とするエアバッグ装置。
  2. 【請求項2】 前記カバーは前記嵌合孔を塞ぐことを特
    徴とする請求項1記載のエアバック装置。
  3. 【請求項3】 前記爪の係止面が下向きに傾斜して設け
    られるとともに、嵌合孔の内面も係止面に対応して傾斜
    して設けられていることを特徴とする請求項1もしくは
    2記載のエアバッグ装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011025916A (ja) * 2009-06-26 2011-02-10 Autoliv Development Ab 車両用エアバッグのインフレータ構造、エアバッグモジュールおよびエアバッグ構造
JP2015202783A (ja) * 2014-04-14 2015-11-16 トヨタ自動車株式会社 ピラーガーニッシュ取付構造
US11034374B2 (en) 2017-08-10 2021-06-15 Toyoda Gosei Co., Ltd. Steering wheel

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