JPH04105727A - 軸体の固定構造および固定方法 - Google Patents

軸体の固定構造および固定方法

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JPH04105727A
JPH04105727A JP2223460A JP22346090A JPH04105727A JP H04105727 A JPH04105727 A JP H04105727A JP 2223460 A JP2223460 A JP 2223460A JP 22346090 A JP22346090 A JP 22346090A JP H04105727 A JPH04105727 A JP H04105727A
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JP
Japan
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mounting hole
shaft
plate
mounting
axial
Prior art date
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Pending
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JP2223460A
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English (en)
Inventor
Yoshinori Teramoto
義規 寺本
Hiroki Yoda
浩樹 誉田
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Delta Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Delta Kogyo Co Ltd
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Publication date
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  • Standing Axle, Rod, Or Tube Structures Coupled By Welding, Adhesion, Or Deposition (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、軸体の固定構造および固定方法に関するも
のである。
〔従来の技術〕
従来、軸体の固定構造および固定方法としては例えば第
5図に示すようなものが知られている。
この園側の軸体1bは、取付軸部11bと、この取付軸
部11bよりも大径の大径部12とを有するように形成
され、上記取付軸部11bは板体2の板厚よりも所定量
だけ長く設定されている。
方、板体2の貫通穴21bは第6図に示すように上記取
付軸部11bとほぼ同じ外径の丸穴に形成されている。
そして上記軸体1bは、その取付軸部1 l bを上記
板体2の貫通穴21bに貫通配置させ、その突出端をか
しめて取付穴よりも大径のか1゜、め部10bを形成す
ることにより、かしめ部1()hと大径部12との間で
板体2を挟み付けるl!ニドもに、板体2からの抜は止
めされた状態で板体2に固定される。
「発明が解決しようとする課題〕 上記従来の軸体1bの固定構造および固定方法において
、軸体1bにその軸回りの回転力が作用した場合、取付
軸部11bと取付穴21bとは共に丸形状であるうえに
、互いに非接触であるためJ4−1かしめ部10bと大
径部12とによる板体2の挟み付は力に基く接触摩擦力
のみで上記回転力に抵抗することになる。このために、
軸体1bが回転してしまうことがある。この場合に取付
穴21bを丸穴ではなく異形にすることが考えられるが
、取付軸部11bの突出端をかしめるだけでは取付軸部
11bが取付穴の形状に対応して変形するまでには至ら
ない。
またかしめによる固定ては、かしめ部10bによって軸
体1bの抜は止めのほかに、板体2との相対回転の防止
をも図る必要があることから、板体2の挟み付は力を増
大させるとともに、板体2の面とかしめ部10bとの接
触面積を増大させる必要がある。このため、そのかしめ
部を分厚く、しかも鍔を広く形成する必要が生し、これ
により板体2のかしめ部10b側にかなり大きな空間が
必要となる。この場合、スペース上の制約となる場合が
ある。
この発明は、このような事情に鑑みてなされたものであ
り、軸体の軸回りおよび軸方向の移動を確実に防止した
状態で軸体と板体とを固定することができる軸体の固定
構造および固定方法を提供することを目的としている。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、この発明の請求項1では、
取付穴が貫通形成された板体と、上記取付穴に貫通配置
された軸体との固定構造において、上記取付穴は横断面
形状が真円以外の異形に形成され、上記軸体は上記取付
穴を貫通した突出端部と、上記取付穴内に配置された軸
部と、上記取付穴よりも大径の大径部とを有し、上記軸
部は上記取付穴の内周面と互いに接触しているとともに
、上記板体は上記突出端部と大径部とによって両面から
挟み込まれているように構成した。
また上記請求項1の固定構造のように軸体を固定する方
法として請求項2では、板体の取付穴より小径で、かつ
上記板体の厚みより所定量だけ長い取付軸部と、上記取
付穴より大径の大径部とを有する軸体を、その大径部が
上記取付穴の入口側の板体面と接触した状態で上記取付
軸部を取付穴に貫通配置し、この取付軸部の先端に一方
の電極、上記大径部の局面に他方の電極をそれぞれ接触
させて両電極間を通電加熱し、その後、上記大径部と板
体とを接触させた状態で上記取付軸部の先端を取付穴側
に加圧することにより、上記取付穴の内周面と互いに接
触する細部を形成するとともに、上記取付穴の出口側の
板体面と接触し、かつ上記取付穴より大径の突出端部を
形成するように上記取付端部を変形させるように構成し
た。
〔作用〕
上記請求項1の構成によれば、異形の取付穴の内周面に
軸体の取付軸部が嵌合するために、板体に対する軸回り
の回転が規制され、また板体を挟むように両側に突出端
部と大径部とが形成されているために軸体の軸方向の移
動が規制される。
また請求項2の構成によれば、上下電極間の軸体に通電
することにより、取付軸部と大径部との断面急変部近傍
が発熱して軟化し、この取付軸部を加圧圧縮することに
より、取付軸部が変形して異形の取付穴の内周面と接触
した軸部と突出端部とが形成される。
〔実施例〕
第1図において、軸体1は同図に1点鎖線で示す固定前
の状態で、横断面形状が円形の取付軸部11と、この取
付軸部11よりも大径の大径部12と、ねじ軸部13と
からなり、一方、板体2には第2図に示すように横断面
形状が六角形の取付穴21が貫通形成されている。上記
軸体1は、その取付軸部11が上記取付穴21に板体2
の第1図および第3図の下面22から上面23に向かっ
て貫通配置される。そして上記取付軸部11は上記取付
穴21内の軸部111aと、上記取付穴21より大径で
、かつ偏平な突出端部112aとに変形されることによ
り、上記軸部111aが取付穴21の内周面211の全
面、突出端部112aの下面が板体2の上面23、およ
び大径部12の上端段差面121が板体2の下面22と
それぞれ接触した状態で軸体1は板体2に固定される。
この構成では、ねじ軸部13から軸回りの回転力が作用
しても、軸部111aが六角形の取付穴21に嵌合した
状態で固定されているために、上記回転力に対して抵抗
して回転することはない。
これにより軸体を板体との相対回転を確実に防止した状
態で固定することができる。また突出端部112aと大
径部12の上端段差面121とによって板体2が挟み込
まれるために、軸体1はその軸方向の移動が規制され、
抜は止めされる。この場合、上記突出端部112aは抜
は止めだけの作用をはたせばよいために、従来のかしめ
部10b(第5図参照)と比べてその厚みを薄く、また
その直径を小さくすることができる。
つぎに、軸体1と板体2とを上記固定構造により固定す
る方法を説明する。準備作業として、第4図に示すよう
に、まず取付軸部11を取付穴21に板体2の下面22
側から上面23側に、大径部12の上端段差面121が
上記下面22と接触するまで挿通させ、この状態で大径
部12の外周面を下部電極31に把持させる。つぎに、
取付軸部11の上端にこの取付軸部11の外径よりも大
きい所定の外径を有する上部電極32を載せる。
これにより準備作業が終了する。
そして、上下部電極31.32間に通電する。
この通電により上下部電極31.32間の軸体1の断面
急変部である取付軸部11と大径部12との境界部近傍
から発熱しだし、所定時間の通電により取付軸部11が
熱により軟化する(軟化工程Pi)。
つぎに、軸体1のねじ軸部13の下端にセラミックなど
の非導電性素材により形成された反力部33を当てて下
方への移動を規制する。これにより軸体1は、その大径
部12の上端段差面121が板体2の下面22と接触し
た状態に保持される。
そして上記上部電極32により取付軸部11の上端を下
方に加圧する(加圧工程P2)。これにより軟化した取
付軸部11が取付穴21の内周面211と接触するまで
変形して軸部111aが形成されるとともに、上端部が
板体2の上面23側に変形して突出端部112aが形成
される。
上記固定方法によれば、十分に軟化された取付軸部11
が取付穴21内で圧縮されるために、上記取付穴21の
内周面211と確実に密着した軸部111aを形成する
ことができ、また板体2の上面23側に圧縮することに
より突出端部112aが形成されるために、この突出端
部112aと大径部12の上端面121との間で板体2
を確実に挟み込むことができる。しかもこのような軸部
111aと突出端部112aとを、通電と加圧という単
純な方法により容易に形成することができる。
なお上記実施例における他の態様を以下に説明する。
A、上記固定方法に係わる実施例では、横断面形状が円
形の取付軸部11を有する軸体1を板体に固定する場合
を説明したが、これに限らず、例えば取付軸部が取付穴
の断面形状に近似した横断面形状を有するように形成さ
れた軸体を用いてもよい。
B、上記実施例では取付穴の横断面形状として六角形に
形成された場合を示したが、これに限らず、真円以外の
異形の横断面形状であればよく、例えば三角形、四角形
、五角形などの多角形、あるいは全体として真円であっ
てもその内周面にギザギザなどの多数の凹凸突起が形成
されたものなどでもよい。つまり軸体の回転に対抗する
摩擦抵抗力が増加するような内周面形状を有する異形断
面に取付穴が形成されていればよい。
C1上記実施例では、加圧に際し、反力部33を当てて
いるが、これに限らず、この反力部を省略するようにし
てもよい。この場合には、軸体1が軸方向に移動しない
ように下部電極により十分に上記軸体1を保持すること
ができるようにすればよい。
D、上記実施例では、取付軸部の加圧を上部電極により
行っているが、これに限らず、画電極は単に通電のため
にのみに構成し、上部電極とは別に加圧手段を設け、こ
れにより加圧を行ってもよい。
〔発明の効果〕
以上説明したように、この発明の請求項1の軸体の固定
構造によれば、板体に形成された異形の取付穴の内周面
に軸体の取付軸部が嵌合しているために、板体に対する
軸回りの回転を確実に防止することができるとともに、
突出端部により軸方向の移動を確実に防止することがで
き、これにより軸体を板体に確実に固定することができ
る・また請求項2の固定方法によれば、上下電極間の軸
体に通電することにより、取付軸体と大径部との断面急
変部近傍が加熱されて軟化し、この取付細部を加圧圧縮
することにより、上記取付軸部を異形の取付穴の内周面
と確実に密着させることができるとともに、併せて抜は
止め機能を果す突出端部を確実に形成することができる
。しかも通電と加圧という単純な組合せにより容易に形
成することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の固定構造の実施例を示す断面説明図
、第2図は第1図の■−■線における断面説明図、第3
図は上記実施例の板体と軸体とを示す斜視図、第4図は
この発明の固定方法の実施例を示す断面説明図、第5図
は従来の固定構造と固定方法とを示す断面説明図、第6
図は第5図のVI−VI線における断面説明図である。 1・・・軸体、2・・・板体、11・・・取付細部、1
2・・・大径部、21・・・取付穴、22・・・板体の
下面、23・・・板体の上面、31・・・下部電極、3
2・・・上部電極、111a・・・軸部、112a・・
・突出端部、211・・・取付穴の内周面。 第  1 図 第  3 図 第

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、取付穴が貫通形成された板体と、上記取付穴に貫通
    配置された軸体との固定構造において、上記取付穴は横
    断面形状が真円以外の異形に形成され、上記軸体は上記
    取付穴を貫通した突出端部と、上記取付穴内に配置され
    た軸部と、上記取付穴よりも大径の大径部とを有し、上
    記軸部は上記取付穴の内周面と互いに接触しているとと
    もに、上記板体は上記突出端部と大径部とによって両面
    から挟み込まれていることを特徴とする軸体の固定構造
    。 2、板体の取付穴より小径で、かつ上記板体の厚みより
    所定量だけ長い取付軸部と、上記取付穴より大径の大径
    部とを有する軸体を、その大径部が上記取付穴の入口側
    の板体面と接触した状態で上記取付軸部を取付穴に貫通
    配置し、この取付軸部の先端に一方の電極、上記大径部
    の周面に他方の電極をそれぞれ接触させて両電極間を通
    電加熱し、その後、上記大径部と板体とを接触させた状
    態で上記取付軸部の先端を取付穴側に加圧することによ
    り、上記取付穴の内周面と互いに接触する軸部を形成す
    るとともに、上記取付穴の出口側の板体面と接触し、か
    つ上記取付穴より大径の突出端部を形成するように上記
    取付端部を変形させることを特徴とする軸体の固定方法
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2018073958A1 (ja) * 2016-10-21 2018-04-26 三菱電機株式会社 かしめ構造、かしめ組み付け品およびかしめ方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2018073958A1 (ja) * 2016-10-21 2018-04-26 三菱電機株式会社 かしめ構造、かしめ組み付け品およびかしめ方法
JPWO2018073958A1 (ja) * 2016-10-21 2018-12-27 三菱電機株式会社 かしめ構造、かしめ組み付け品およびかしめ方法

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