JP6745387B2 - 塗布具 - Google Patents
塗布具 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6745387B2 JP6745387B2 JP2019119261A JP2019119261A JP6745387B2 JP 6745387 B2 JP6745387 B2 JP 6745387B2 JP 2019119261 A JP2019119261 A JP 2019119261A JP 2019119261 A JP2019119261 A JP 2019119261A JP 6745387 B2 JP6745387 B2 JP 6745387B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- liquid
- derivative
- applicator
- shaft
- liquid derivative
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Pens And Brushes (AREA)
Description
前記先軸内には、前記塗布部の周囲に管状の液誘導体を配置して当該液誘導体が前記塗布部の外周に接し、該液誘導体の後方から中継芯を装着したものであり、
前記フランジの外径に対して、液誘導体の内径が同じかそれ以上であり、
前記フランジの外径に対して、中継芯先端の外径が同じかそれ以下であり、
前記液誘導体の後部の外面又は先軸の後部の内面に干渉部分を設け、
前記先軸内に前記液誘導体を装着したときには、前記液誘導体の後部の内周が前記干渉部分(突起等)による押圧によって縮径し、その縮径した液誘導体の後部の内面が前記中継芯の外周に接触するようにしたことを特徴とする塗布具である。
前記先軸の先方開口部の内径が前記液誘導体の先方部の内径に対して、同等かそれ以上に形成されていることが好適である。
コレクター18の内部には、先端から後端まで軸方向に沿う中空孔18aが貫通形成され、当該中空孔18a内に密に前記中継芯14が装着されている。また、コレクター18の外部には、枚葉体18bが間隔をおいて複数配列され、枚葉体18b間に液を保留するコレクター18の機能を発揮するようになっている。図6に示すように、枚葉体18bには縦方向(軸方向)にスリット18cが形成されている。
軸体16には、隔壁16bで仕切られ隔壁より先方が液収容部16aに有り、隔壁16bより後方が筒状で開口し、その開口部が尾栓16cで塞がれている。液収容部16a内には、液(塗布液)を攪拌するための攪拌ボール16dが収容されている。
前記先軸12は、図3に示すように、先方部がテーパー状に先細く、後方部がパイプ状になった、全体が概略管状の中空構造の樹脂製品である。
また、先軸12の先方部と後方部とがあり、後方部の外周面にフランジ部12aが径方向に突出形成される。
また、前記先方部の内部が段状に細径になり(段部12dが形成される)、その細径になった部分に隣接する後方箇所に空気孔12bが軸方向にやや沿って開通した状態に、周方向に複数箇所形成されている。
前記先方部の内面はテーパー状に先細くなり、先端では段状に縮径して開口部12cが形成されている。前記先軸12では、前記開口部12cの内径が前記先方部及び後方部を通じてもっと小径に形成されている。
なお、先軸12のフランジ部12aの後部外周には、軸体16に嵌合する際に抜け止めて固着するための凹凸部が複数箇所形成されている。その複数箇所に対応する軸体16の内周部の箇所にも凹凸部が形成されおり、互いに嵌着して液密を保持し、抜け止めしている。
前記塗布具において、図1に示すように、塗布部10から先軸12にかけて不使用時に覆うキャップ24は、インナーキャップ24aが先軸12の空気孔12bの後方斜面に気密を持って接している。キャップ24の本体は、先軸12に嵌着してフランジ部12aに当接する。なお、符号24bはスプリングである。
また、先軸12、軸体16、コレクター18、キャップ24等は液密性の材料,例えばポリエチレン、ポリプロピレン等の種々の樹脂材で形成できる。
塗布部10は複数の毛先を有する筆からなるものである。
前記先軸12内には、前記塗布部10の周囲に管状の液誘導体20を配置して当該液誘導体20が前記塗布部10の外周に接し、該液誘導体20にその後方から中継芯14を装着して、該中継芯14の先端が塗布部10の後端に接している。
中継芯14は、図4に示すように、先端部周面に凹部(14a)が形成され、図1、図2にコレクター18に嵌め込んだときにコレクター18の内周突起が嵌合して抜け止めされる構造である。中継芯14は、樹脂材質等の繊維束や成型芯などからなり、毛細管力を発揮して液を誘導可能な構造のものである。
第1実施形態に係る塗布具は、塗布部10として筆穂又はペン芯等の適宜のものを用いる液体化粧料塗布具であって、その液収容部16aに内蔵される液体化粧料は、少なくとも、カーボンブラックと、水と、皮膜形成性樹脂からなる分散剤0.5〜5質量%と、皮膜形成剤2〜15質量%(固形分換算)と、界面活性剤0.5重量%以下とを含有し、かつ、ELD型粘度計による温度25℃、ずり速度3.83S−1での粘度が2〜8mPa・sの範囲とすることができるものである。
図6に当該塗布具の先端部の説明図を示す。
よって、前記の塗布具によれば、容易に組立てて安定した塗布部10の取り付け構造とすることが可能であり、前記中継芯14から塗布部10に直接液を供給できると共に、液誘導体20を経由して、塗布部10に確実に液の供給が可能になるという優れた効果を奏し得る。
また、液誘導体20の先部から中央部の外周面、又は、先軸12内周面に、若干弧を描いた凹状部を形成して、先軸内面との間に空隙26を形成してもよい。
この塗布具は、液誘導体20が図7に示すように、先部から中央部の外周部が糸巻き状に緩やかにくぼんだ凹状部20bになっている。なお、液誘導体20以外の構成は第1実施形態と同様である。
10a フランジ
12 先軸
12a フランジ部
12b 空気孔
12c 先方の開口部(開口)
12d 段部
14 中継芯
16 軸体
16a 液収容部
16b 隔壁
16c 尾栓
16d 攪拌ボール
18 コレクター
18a 中空孔
18b 枚葉体
20 液誘導体
20a 後部
20a1 段部
20b 凹状部
20c 角部
22 干渉部分
24 キャップ
24a インナーキャップ
26 空隙
Claims (4)
- 塗布部を先軸内に設け、中継芯によって液を塗布部に誘導する塗布具において、
前記先軸内には、前記塗布部の周囲に管状の液誘導体を配置して当該液誘導体が前記塗布部の外周に接し、該液誘導体の後方から中継芯を装着したものであり、
前記液誘導体の後部の外面又は先軸の後部の内面に干渉部分を設け、
前記先軸内に前記液誘導体を装着したときには、前記液誘導体の後部の内周が前記干渉部分による押圧によって縮径し、その縮径した液誘導体の後部の内面が前記中継芯の外周に接触すると共に、前記先軸内に前記液誘導体を装着したときには、前記液誘導体の外周と先軸内周との間に空隙を設けたことを特徴とする塗布具。 - 前記液誘導体の先端側の角部が、面取りの有るR形状に形成されたことを特徴とする請求項1に記載の塗布具。
- 中継芯の先端部周面に凹部が形成され、液誘導体の後端を押圧し、液が一時保留されて流入・流出可能なっているコレクターの内周突起と篏合していることを特徴とする請求項1又は2に記載の塗布具。
- 前記液は、ずり速度3.83S −1 での粘度が2〜8mPa・sの液体化粧料であることを特徴とする請求項1から3のうちの1項に記載の塗布具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019119261A JP6745387B2 (ja) | 2019-06-27 | 2019-06-27 | 塗布具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019119261A JP6745387B2 (ja) | 2019-06-27 | 2019-06-27 | 塗布具 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015219597A Division JP6549473B2 (ja) | 2015-11-09 | 2015-11-09 | 塗布具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2019194029A JP2019194029A (ja) | 2019-11-07 |
JP6745387B2 true JP6745387B2 (ja) | 2020-08-26 |
Family
ID=68469209
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2019119261A Active JP6745387B2 (ja) | 2019-06-27 | 2019-06-27 | 塗布具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6745387B2 (ja) |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6112127Y2 (ja) * | 1980-02-01 | 1986-04-16 | ||
JPH0735083U (ja) * | 1993-11-30 | 1995-06-27 | 三菱鉛筆株式会社 | 筆記具のインキ保持装置 |
JP3570075B2 (ja) * | 1996-03-29 | 2004-09-29 | ぺんてる株式会社 | 塗布具 |
JP5570140B2 (ja) * | 2009-04-06 | 2014-08-13 | 三菱鉛筆株式会社 | 液体化粧料 |
JP2010284927A (ja) * | 2009-06-12 | 2010-12-24 | Soliton Corp | 塗布具 |
JP6309813B2 (ja) * | 2013-05-21 | 2018-04-11 | 三菱鉛筆株式会社 | コレクター式塗布具 |
-
2019
- 2019-06-27 JP JP2019119261A patent/JP6745387B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2019194029A (ja) | 2019-11-07 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP7085398B2 (ja) | 塗布具 | |
KR100897854B1 (ko) | 액체 화장료용 도포구 | |
JP3030383B2 (ja) | マスカラ付け具 | |
CN110650650B (zh) | 涂布工具 | |
US9119457B2 (en) | Collector-type applicator implement | |
WO2012147806A1 (ja) | 塗布具 | |
US8215860B2 (en) | Cosmetic storage type applicator | |
WO2012008009A1 (ja) | 液体化粧料 | |
JP5570140B2 (ja) | 液体化粧料 | |
JP7448987B2 (ja) | 水系液状化粧料 | |
JP6549473B2 (ja) | 塗布具 | |
JP6745387B2 (ja) | 塗布具 | |
JP2017056605A (ja) | 塗布具 | |
CN114762553B (zh) | 液体化妆品材料容器 | |
JP2010269133A (ja) | 液体供給体及び該液体供給体を用いた筆先構造 | |
JP6600515B2 (ja) | マーキングペン | |
JP6549900B2 (ja) | 塗布具 | |
TWI754055B (zh) | 塗抹具 | |
WO2024029380A1 (ja) | 化粧料塗布具 | |
US20230292910A1 (en) | Applicator | |
JP7287656B2 (ja) | 水性化粧料 | |
JP3467890B2 (ja) | 塗布具 | |
JP2019118499A (ja) | コレクター式塗布具 | |
JP2023108760A (ja) | 化粧料塗布具 | |
JP3312211B2 (ja) | 塗布具 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20190726 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20190726 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20200630 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20200707 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20200803 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6745387 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |