JP6745136B2 - 電子部品の製造方法および処理システム - Google Patents

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Description

本発明は、例えば保護膜を有する電子部品の製造方法およびその電子部品を製造するための処理システムに関する。
電子機器の小型化、高機能化に伴い、内蔵される各種電子部品にも更なる小型化、高機能化が求められている。このような要求に応えるため、例えば、電子部品の更なる高密度実装化が進められている。
一方、被処理物である単数または複数のワークをキャリアに搭載し、当該キャリアを複数の工程へ順次搬送しながら、ワークを処理する技術が広く知られている。この場合、キャリア上でワークを保持でき、かつ、キャリアに対するワークの着脱を容易に行えることが好ましい。例えば下記特許文献1には、キャリア板と、このキャリア板の上に設けられた粘着層とを備え、粘着層でワークを着脱自在に粘着保持することが可能に構成されたキャリア治具が記載されている。
特開2007−329182号公報
電子部品の高密度実装化には、個々の電子部品(以下、部品本体)の実装スペースの低減が求められている。このため、BGA(Ball Grid Array)/CSP(Chip Size Package)等のように、部品の下面(実装面)に複数の電極(例えば、突起電極(バンプ)または電極端子)がグリッド状に配列された表面実装部品が提供されている。
しかしながら、部品本体の表面(例えば、電極が設けられていない部品本体の上面および側周面)に保護膜を形成しようとすると、部品本体と粘着層との隙間を介して成膜材料が部品本体の下面に回り込んで付着し、電極の不良が生じるおそれがあった。
以上のような事情に鑑み、本発明の目的は、電極への膜の付着を防止しつつ、部品本体の表面の全域に保護膜を形成することが可能な電子部品の製造方法および処理システムを提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明の一形態に係る電子部品の製造方法は、複数の電極を有する素子領域が第1の面に配列された基板を準備することを含む。
上記第1の面を覆う被覆層が形成される。
上記基板を上記素子領域ごとに個片化することにより、上記第1の面と、上記第1の面とは反対側の第2の面と、上記第1の面および上記第2の面に連なる側周面と、をそれぞれ有する複数の部品本体が作製される。
上記複数の部品本体の少なくとも1つが上記被覆層を介してホルダ上に載置される。
上記第2の面および上記側周面を被覆する保護膜が形成される。
上記被覆層が上記第1の面から除去される。
上記方法においては、複数の電極を有する素子領域が配列された基板の上記第1の面を覆う被覆層が形成される。これにより、電極への保護膜の付着を防止しつつ、部品本体の上面および側周面の全域に保護膜を形成することが可能となる。
上記方法においては、上記被覆層は、上記複数の電極の表面を覆うように形成されてもよい。これにより、電極への膜の付着を防止しつつ、部品本体の表面の全域に保護膜を形成することが可能となる。
上記方法においては、さらに、上記部品本体を上記ホルダ上に載置する前に、上記ホルダ上に粘着層が形成されてもよい。これにより、上記第1の面と粘着層との接触面積がさらに増加し、成膜材料の部品本体の下面に回り込みがさらに抑制される。
上記方法においては、上記被覆層は、粘着性層で形成されてもよい。これにより、被覆層自体が粘着性を有するため、ホルダ上に粘着層を形成する必要がなくなる。
上記方法においては、上記被覆層は、有機系の塗膜で形成されてもよい。これにより、上記基板を個片化する際に水を用いても、被覆層は水に溶けず、上記第1の面又は複数の電極は、被覆層で被覆された状態を維持する。
一方、本発明の一形態に係る電子部品の製造方法は、複数の電極が設けられた第1の面と、上記第1の面とは反対側の第2の面と、上記第1の面および上記第2の面に連なる側周面と、を有する部品本体を準備することを含む。
上記第1の面と上記複数の電極とを覆う被覆層が形成される。
上記部品本体は、上記被覆層を介してホルダ上に載置される。
上記第2の面および上記側周面を被覆する保護膜が形成される。
上記被覆層は、上記第1の面および上記複数の電極から除去される。
上記方法においては、第1の面と上記複数の電極とを覆う被覆層が形成される。これにより、電極への保護膜の付着を防止しつつ、部品本体の上面および側周面の全域に保護膜を形成することが可能となる。
一方、本発明の一形態に係る電子部品の製造方法は、複数の電極が設けられた第1の面と、上記第1の面とは反対側の第2の面と、上記第1の面および上記第2の面に連なる側周面と、を有する部品本体を準備することを含む。
上記第1の面に、上記複数の電極の高さ以下の厚さを有する被覆層が形成される。
粘着層が形成されたホルダに、上記被覆層および上記複数の電極が接着される。
上記第2の面および上記側周面を被覆する保護膜が形成される。
上記被覆層は、上記第1の面から除去される。
上記方法においては、上記第1の面に、上記複数の電極の高さ以下の厚さを有する被覆層が形成され、粘着層が形成されたホルダに、上記被覆層および上記複数の電極が接着される。これにより、電極への保護膜の付着を防止しつつ、部品本体の上面および側周面の全域に保護膜を形成することが可能となる。
一方、本発明の一形態に係る処理システムは、複数の電極を有する素子領域が第1の面に配列された基板を処理する処理システムであって、被覆層形成部と、個片化部と、マウント部と、成膜部と、を具備する。
上記被覆層形成部は、上記第1の面を覆う被覆層を形成する。
上記個片化部は、上記基板を上記素子領域ごとに個片化することにより、上記第1の面と、上記第1の面とは反対側の第2の面と、上記第1の面および上記第2の面に連なる側周面と、をそれぞれ有する複数の部品本体を作製する。
上記マウント部は、上記複数の部品本体の少なくとも1つを、上記被覆層を介してホルダ上に載置する。
上記成膜部は、上記第2の面および上記側周面を被覆する保護膜を形成する。
以上述べたように、本発明によれば、電極への膜の付着を防止しつつ、部品本体の表面の全域に保護膜を形成することができる。
製造対象である電子部品の構成を示す概略側断面である。 電子部品を製造するための処理システムの概略ブロック図である。 処理システムを用いた電子部品の製造方法を説明する工程フロー図である。 図Aは、保護膜が形成される前であり、部品本体として個片化される前の集合基板の概略下面図であり、図Bは、図AのA1−A2線に沿った概略断面図である。 本発明の第1の実施形態における被覆層が形成された集合基板の概略断面図である。 集合基板が個片化された後の複数の部品本体のそれぞれの概略断面図である。 マウント工程で使用されるホルダの概略平面図である。 ホルダの構造および部品本体のマウント形態を説明する概略側断面図である。 ホルダ上の部品本体に保護膜が形成された様子を示す概略側断面図である。 粘着シートから部品本体を分離するための治具の構成を概略的に示す断面図である。 部品本体の下面および複数のバンプから保護膜が分離される様子を示す概略断面図である。 比較例に係る電子部品の製造方法を説明する概略断面図である。 本発明の第2の実施形態における被覆層が形成された部品本体の概略断面図である。 本発明の第3の実施形態における電子部品の製造方法を示す概略断面図である。 本発明の第4の実施形態における電子部品の製造方法を示す概略断面図である。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施形態を説明する。各実施形態の図では、XYZ軸座標系が導入される場合がある。
<第1の実施形態>
図1は、製造対象である電子部品の構成を示す概略側断面である。
図1に示すように、製造対象である電子部品100は、BGA/CSPタイプの半導体パッケージ部品である。電子部品100は、LGA(Land Grid Array)タイプの半導体パッケージ部品でもよい。本実施形態では、一例として、BGAタイプの半導体パッケージ部品が例示される。
電子部品100は、概略直方体形状に形成される。電子部品100は、部品本体110と、複数のバンプ(突起電極)103と、保護膜105とを有する。部品本体110は、半導体チップ101と、配線基板102と、樹脂体104とを有する。
また、電子部品100は、下面(第1の面)と、下面111とは反対側の上面112(第2の面)と、下面111と上面112とに連なる側周面113と、を有する。下面111は、配線基板102の下面に相当する。上面112は、樹脂体104の上面に相当する。側周面113は、樹脂体104および配線基板102各々の四側面に相当する。側周面113は、X−Y平面において、部品本体110を囲む。
複数のバンプ103は、部品本体110の下面111にグリッド状に配列されている。バンプ103の下面111からの高さは、例えば100μmである。保護膜105は、部品本体110の上面112および側周面113を被覆する。配線基板102は、半導体チップ101に電気的に接続されている。樹脂体104は、半導体チップ101を封止する。
図1では、理解を容易にするためバンプ103はやや誇張して示されている。その数や大きさ、形状等は、実際のものと異なる場合がある(以下の各図においても同様)。
図2は、電子部品100を製造するための処理システム10の概略ブロック図である。処理システム10は、電子部品100の製造工程の1つである保護膜105の成膜処理に用いられる。
図2に示すように、処理システム10は、被覆層形成部11と、個片化部17と、マウント部12と、成膜部13と、加熱部14と、部品取出部15と、粘着層貼替部16とを有する。処理システム10の詳細については、後述する電子部品100の製造方法とともに説明する。
図3は、処理システム10を用いた電子部品100の製造方法を概略的に説明する工程フロー図である。
図3に示すように、本実施形態に係る電子部品100の製造方法は、基板準備工程(ST01)と、被覆層形成工程(ST02)と、個片化工程(ST03)と、マウント工程(ST04)と、成膜工程(ST05)と、部品回収工程(ST06)とを有する。
次に、各工程を詳細に説明する。
[基板準備工程]
図4Aは、保護膜105が形成される前であり、部品本体110として個片化される前の集合基板W(基板)の概略下面図である。図4Bは、図4AのA1−A2線に沿った概略断面図である。
基板準備工程(ST01)においては、集合基板Wが準備される。集合基板Wは、上記部品本体110がX軸方向およびY軸方向に繋がった基板である。集合基板Wは、複数のバンプ103が設けられた素子領域W01を有する。例えば、図4A、Bに示すように、素子領域W01は、集合基板Wの下面111において、X軸方向およびY軸方向に配列されている。このような素子領域W01が下面111配列された集合基板Wは、処理システム10内で処理される。
集合基板Wは、処理システム10の外部で製造されてもよく、市販品であってもよい。集合基板Wの大きさは、特に限定されず、例えば、平面形状としてφ200mm〜300mmのものが適用される。後述するように、集合基板Wは、破線に挟まれたダイシングラインDLに沿って切断される。
[被覆層形成工程]
図5は、被覆層150が形成された集合基板Wの概略断面図である。
被覆層形成工程(ST02)では、集合基板Wの下面111を覆う被覆層150が形成される。被覆層150は、素子領域W01が配列された集合基板Wの下面111を覆うように形成される。例えば、本実施形態では、被覆層150は、集合基板Wの下面111のほかに、複数のバンプ103の表面を覆うように形成される。被覆層150の厚さは、例えば、1μm〜300μmである。
なお、被覆層150は、完全に平坦な層とは限らず、その膜厚に斑があってもよい。また、後述する保護膜105のバンプ103への付着が防止される限り、被覆層150にピンホールや欠けが存在してもよい。
被覆層150は、例えば、有機系の塗料により形成される。有機系の塗膜の材料は、例えば、染料系の塗料又は顔料系の塗料を含む。ただし、この塗料が顔料系の塗料を含むと、被覆層150を有機溶剤で溶解除去する場合、顔料系の塗料に含まれる微粒子がバンプ103と下面111との間に残る可能性がある。したがって、有機系の塗料としては、染料系の塗料を用いることが望ましい。本実施形態では、染料系の塗料として、例えば、パイロット社製「ツインマーカー」(商品名)、ゼブラ社製「マッキー」(商品名)等の少なくともいずれかが用いられる。
そのほか、被覆層150の材料としては、例えば、シリコーン樹脂、エポキシ樹脂、フェノール樹脂等、例えば100℃以上の耐熱性を有する樹脂であってもよい。樹脂の硬化型も特に限定されず、紫外線硬化型、熱硬化型、2液硬化型、乾燥型、湿気硬化型等が適用されてもよい。
被覆層150の形成方法は、特に限定されず、典型的には、塗布法が採用される。塗布法は、例えば、スピンコート法、ディッピング法等である。被覆層150の形成方法は、これ以外にも、スクリーン印刷法、転写法等が適用可能である。また、被覆層150が塗布された後、被覆層150を加熱処理又はエアブローにより乾燥させてもよい。
被覆層形成工程は、処理システム10の被覆層形成部11において実施される。集合基板Wが被覆層形成部11に供給された後、集合基板Wの下面111に被覆層150が形成される。
被覆層形成部11は、例えば、集合基板Wの下面111が上向きとなるように集合基板Wを支持するステージ(図示せず)と、このステージに支持された集合基板Wの下面111に被覆層150を供給するノズル等を有する。ステージは、例えば、回転可能がステージである。
被覆層150が形成された集合基板Wは、被覆層形成部11から個片化部17へ搬送される。集合基板Wの搬送は、ベルトコンベヤがロボットなどを用いた自動搬送であってもよいし、作業者によるカセット等を用いた運搬作業を伴ってもよい。
[個片化工程]
図6は、集合基板Wが個片化された後の複数の部品本体110のそれぞれの概略断面図である。
個片化工程(ST03)では、集合基板Wが素子領域W01ごとに個片化される。個片化工程は、処理システム10の個片化部17において実施される。例えば、集合基板Wは、その上面112がダイシングテープDPに接着されるようにダイシングテープDP上に載置される。この後、集合基板Wは、ダイシングブレードDBによってダイシングラインDLに沿って切断される。これにより、複数の部品本体110が作製される。複数の部品本体110のそれぞれには、被覆層150が形成されている。
集合基板Wを個片化する際には、ダイシングブレードDBおよび集合基板Wに、処理液(例えば、水等)を注ぐ場合がある。本実施形態では、被覆層150が有機系の塗膜で形成されているため、被覆層150は処理液に溶け難くなっている。これにより、個片化処理中において、部品本体110は、その下面111又は複数のバンプ103が被覆層150で被覆された状態を維持する。
[マウント工程]
図7は、マウント工程で使用されるホルダ20の概略平面図である。
図8は、ホルダ20の構造および部品本体110のマウント形態を説明する概略側断面図である。
マウント工程(ST04)では、複数の部品本体110の少なくとも1つが被覆層150を介してホルダ20上に載置される。
ホルダ20は、部品本体110を保持する。ホルダ20は、図7に示すように、複数個の部品本体110を載置することが可能な略矩形の平板形状を有する。また、ホルダ20は、図8に示すように、アルミニウムやステンレス鋼等の金属材料で構成されたホルダ本体21と、ホルダ本体21の表面に積層された熱伝導シート22とを有する。熱伝導シート22を省略した構成を採用してもよい。そして、ホルダ20の表面(熱伝導シート22の表面)には、部品本体110を粘着保持することが可能な粘着シート30(粘着層)が貼着されている。
粘着シート30は、例えば両面粘着テープで構成され、部品本体110と熱伝導シート22との間を相互に接着させる。ホルダ20の表面に粘着シート30を設けることで、部品本体110の下面111と粘着シート30との接触面積がさらに増加し、保護膜105の部品本体110の下面111への回り込みがさらに抑制される。
粘着シート30の厚さは特に限定されず、例えば、20μm〜200μmとされる。粘着シート30が薄すぎると、部品本体110との十分な粘着保持力を確保することが困難となる。ここで、十分な粘着保持力とは、例えば、ホルダ20を上下反転させたり、ホルダ20に所定以上の加速度が加えられたりした際にも、部品本体110が粘着シート30から脱落しない程度の大きさとされる。
一方、粘着シート30が厚すぎると、厚み方向への弾力性が高まるため、マウント時に部品本体110が粘着シート30の内部に沈み込みやすくなる。したがって、粘着シート30は、部品本体110に対して十分な粘着保持力を確保しつつ、部品本体110がその自重によって粘着シート30内へ沈み込まない程度の厚さで形成されるのが好ましい。
粘着シート30は、例えば、ポリイミド、PET(ポリエチレンテレフタレート)等の樹脂材料で構成された基材と、その両面にアクリル系樹脂やシリコーン系樹脂等で構成された粘着層との積層構造を有する。あるいは、粘着シート30は、単一層からなる接着性の樹脂材料で構成される。
本実施形態において、粘着シート30は、ホルダ20に対して剥離可能に構成される。具体的には、粘着シート30は、常温では所定の粘着力を保持し、所定温度(例えば120℃)に加熱したときには粘着性が低下する熱剥離性の粘着剤で構成される。これ以外にも、粘着シート30として、例えば紫外線の照射で粘着性が低下する特性を備えた粘着剤が用いられてもよい。あるいは、ホルダ20との剥離性を高めるため、ホルダ20との界面に剥離シート(図示略)が介装されていてもよい。
マウント工程は、処理システム10のマウント部12において実施される。マウント部12においては、図7に示すように、部品本体110は、トレイTからホルダ20へ移載される。このとき、部品本体110は、バンプ103および被覆層150が設けられた下面111を上向きにした状態から、粘着シート30と対向する下向きにした状態(上面112を上向きにした状態)へ姿勢変換されて、ホルダ20へマウントされる。
ここで、図2において、実線の矢印は部品本体110の流れを示し、二点鎖線の矢印はホルダ20の流れを示している。図2に示すように、マウント部12には、被覆層形成部11において被覆層150が形成された複数の部品本体110を支持するトレイTと、表面に粘着シート30が貼着されたホルダ20がそれぞれ供給される。マウント部12は、トレイTからホルダ20へ部品本体110を個々に又は複数個同時に移載するマウンタを有する。
図7に示すように、ホルダ20上へは、複数個の部品本体110が搭載される。搭載される部品本体110の数は特に限定されず、例えば、1個〜数百個とされる。これら複数個の部品本体110は、ホルダ20に粘着保持された状態で、マウント部12から成膜部13へ搬送される。ホルダ20の搬送は、ベルトコンベヤがロボットなどを用いた自動搬送であってもよいし、作業者によるカセット等を用いた運搬作業を伴ってもよい(以下の工程間の搬送についても同様)。
本実施形態において、被覆層150は、粘着性層で形成されてもよい。この場合、被覆層150自体が粘着性を有するため、ホルダ20上に粘着シート30を形成する必要がなくなる。これにより、ホルダ20上に粘着シート30を形成する工程を略すことができる。
[成膜工程]
図9は、ホルダ20上の部品本体110に保護膜105が形成された様子を示す概略側断面図である。
成膜工程(ST05)では、部品本体110の上面112および側周面113の全域を被覆する保護膜105が形成される。成膜工程は、処理システム10の成膜部13において実施される。成膜部13は、部品本体110の上面112および側周面113に保護膜105を形成するための成膜装置を有する。
部品本体110において、その上面112および側周面113には被覆層150が形成されていない。これにより、成膜工程でホルダ20が成膜装置に装填されると、部品本体110の上面112および側周面113に保護膜105が形成される。
保護膜105の厚さは特に限定されず、例えば、5μm〜7μmとされる。保護膜105を構成する材料も特に限定されず、典型的には、アルミニウム、チタン、クロム、銅、亜鉛、モリブデン、ニッケル、タングステン、タンタル、およびそれらの酸化物あるいは窒化物等が適用される。
本実施形態によれば、保護膜105を形成する際に、被覆層150が部品本体110の下面111と複数のバンプ103の表面に設けられている。このため、成膜時に、成膜材料が部品本体110の下面111に回り込んだとしても、バンプ103への成膜材料の直接的な付着が効果的に阻止される。
上記成膜装置には、典型的には、スパッタ装置や真空蒸着装置が用いられる。成膜装置としては、複数の部品本体110を保持するホルダ20を、複数枚収容することができるバッチ式の成膜装置が好ましい。また、ホルダ20上の全ての部品本体110の表面(上面112および側周面113)に適正に保護膜105を形成するため、スパッタカソード等の成膜源に対してホルダ20を成膜室内で回転、搖動等、相対移動させることが可能に構成されることが好ましい。このような成膜装置として、例えば、カルーセル型スパッタリング装置が適用可能である。
上記成膜装置は、ホルダ20を支持するステージや回転ドラム等の支持体を有する。上記支持体は、典型的には、冷却媒体が循環可能な冷却機構を有しており、プラズマや蒸発源の熱から保護する目的で、当該支持体に支持される成膜対象物を所定温度以下に冷却可能に構成される。本実施形態において、成膜対象物である部品本体110は、粘着シート30および熱伝導シート22を介してホルダ本体21に支持される。このため、部品本体110はプラズマ等の熱から保護される一方、粘着シート30については加熱による粘着力の劣化が防止される。
保護膜105の成膜後、ホルダ20は、成膜部13から加熱部14へ搬送される。
[部品回収工程]
部品回収工程(ST06)では、ホルダ20から複数の部品本体110が取り出される。この際、複数の部品本体110には、保護膜105が成膜されている。部品回収工程は、処理システム10における加熱部14と部品取出部15において実施される。
加熱部14は、成膜済みの複数の部品本体110が搭載されたホルダ20を収容し、ホルダ20を所定温度(例えば150℃)に加熱することが可能な加熱炉を有する。加熱部14におけるホルダ20の加熱工程は、粘着シート30を上記所定温度に加熱してその粘着力を低下させる目的で実施される。上記所定温度は、粘着シート30を構成する熱剥離性の粘着剤の種類に応じて適宜設定される。
加熱部14において所定時間、所定温度での加熱処理が行われた後、ホルダ20は、部品取出部15へ搬送される。ホルダ20の搬送は、ベルトコンベヤがロボットなどを用いた自動搬送であってもよいし、作業者によるカセット等を用いた運搬作業を伴ってもよい。
部品取出部15において、粘着シート30はホルダ20(熱伝導シート22)から剥離される。粘着シート30は、加熱部14における加熱処理によって粘着力が低下しているため、ホルダ20から容易に分離される。なお、粘着シート30の剥離作業は、部品取出部15への搬送前に実施されてもよい。
ここで、粘着シート30から各部品本体110を分離するには、例えば図10に示す治具40が用いられる。
図10は、粘着シート30から部品本体110を分離するための治具40の構成を概略的に示す断面図である。
図10に示すように、治具40は、板状の治具本体41と、治具本体41の表面に設けられた複数の部品収容部42と、治具本体41の内部に設けられ、各部品収容部42と吸引口44との間を連絡する通路部43とを有する。複数の部品収容部42は、粘着シート30上の複数の部品本体110の数、位置、形状等に対応するように設けられている。
したがって、粘着シート130を上下反転させることで、粘着シート130上の複数の部品本体110が各部品収容部42へそれぞれ収容可能となる。そして、吸引口43を介して図示しない吸引ポンプ(真空ポンプ)により通路部43を排気することで、各部品本体110は、各部品収容部42に吸着保持される。この状態を維持しながら、粘着シート30が各部品本体110から剥離される。
なお、被覆層150が紫外線硬化型の樹脂を含む場合、粘着シート30を部品本体110から剥離する前に、被覆層150に紫外線を照射してもよい。これにより、被覆層150の硬化がさらに促進して、粘着シート30と被覆層150との密着力を低下させることができる。
この後、治具40上での各電子部品100に対する吸着保持作用が解除される。そして、治具40から図示しないトレイ上へ電子部品100が移載され、トレイ単位で、電子部品100が回収される。
さらに、部品回収工程(ST06)では、被覆層150が下面111および複数のバンプ103から除去される。
図11は、部品本体110の下面111および複数のバンプ103から被覆層150が分離される様子を示す概略断面図である。
部品回収工程(ST06)において、部品本体110を粘着シート30から分離する際、図11に示すように、部品本体110の下面111と被覆層150との接触部および複数のバンプ103と被覆層150との接触部を境界にして保護膜105が分断される。図11では、被覆層150が上記境界から分離された状態が表されているが、被覆層150は、有機溶剤に溶解させてもよい。
有機溶剤としては、例えば、イソプロピルアルコール(IPA)、エタノール、アセトン等の少なくともいずれかが用いられる。被覆層150を有機溶剤に溶解させる際には、部品本体110を有機溶剤に浸漬させながら、有機溶剤に超音波を印加させたり、部品本体110を揺動させたりしてもよい。有機溶剤により被覆層150を部品本体110から除去した後、部品本体110を純水で洗浄してもよい。さらに、純水洗浄後、部品本体110をエアブローにより乾燥させてもよい。
また、部品回収工程(ST06)では、被覆層150が粘着シート30に接着されたまま、被覆層150が部品本体110から除去してもよい。
以上のようにして、部品本体110の表面(上面112および側周面113)に保護膜105が形成された電子部品100が製造される。本実施形態では、バンプ103への保護膜105の付着を防止しつつ、部品本体110の上面112よび側周面113の全域に保護膜105を形成することができる。
[粘着層貼り替え工程]
本実施形態では、図3に示す工程のほかに、粘着層貼り替え工程が実施可能である。
粘着層貼り替え工程では、上記加熱工程の後、粘着シート30が剥がし取られたホルダ20は、処理システム10における粘着層貼替部16(図2)へ搬送される。
粘着層貼替部16において、ホルダ20は、必要に応じて熱伝導シート22の表面の洗浄処理が施された後、その上に新しい粘着シート30が貼着される。そして、粘着層貼替部16からマウント部12へホルダ20が再搬送される。これにより、同一のホルダ20を用いて電子部品100の製造が可能となるとともに、部品本体110に対する粘着保持力を安定に維持することができる。
図12は、比較例に係る電子部品の製造方法を説明する概略断面図である。
図12に示す比較例では、部品本体110の下面111に、複数のバンプ103を囲むマスク部M1が形成されている。この比較例においても、複数のバンプ103は、マスク部M1によって部品本体110の周囲から遮蔽される。これにより、保護膜105の部品本体110の下面111への回り込みが抑制される。
しかしながら、部品本体110の微細化が進行すると、部品本体110の幅110wも狭くなるとともに、マスク部M1が形成される領域の幅MWも狭くなる。したがって、マスク部M1を形成する際には、狭い領域にマスク部M1を形成する微細化技術が必要になる。この微細化技術は、幅MWが狭くなるほど難しくなる。
これに対して、本実施形態では、部品本体110の下面111および複数のバンプ103の表面の全域に被覆層150を形成する。したがって、部品本体110の微細化が進行しても、被覆層150を簡便に形成することができる。
<第2実施形態>
以下、第1の実施形態と異なる構成について主に説明し、上述の実施形態と同様の構成については同様の符号を付しその説明を省略又は簡略化する。
図13AおよびBは、被覆層の構成を示す概略断面図である。
図13AおよびBには、集合基板Wが個片化された状態が表されている。
図13Aに示すように、被覆層150は、複数のバンプ103の高さ以下の厚さで形成してもよい。例えば、複数のバンプ103のそれぞれの一部が被覆層150から露出するように被覆層150が部品本体110の下面111に形成されている。被覆層150の厚さは、例えば、1μm〜300μmである。
このような状態で、図13Bに示すように、部品本体110を粘着シート30の上に載置し、部品本体110に例えば、荷重Gを印加すると、粘着シート30の弾性によって複数のバンプ103のそれぞれが粘着シート30にめり込む。これにより、部品本体110の下面111は、被覆層150を介して粘着シート30に接着し、複数のバンプ103のそれぞれは、直接的に粘着シート30に接着する。
この後、部品本体110の上面112および側周面113に保護膜105を形成しても、部品本体110の下面111は、被覆層150を介して粘着シート30に接着し、複数のバンプ103は、粘着シート30に接着しているので、成膜材料の部品本体110の下面111への回り込みが抑制される。
<第3の実施形態>
第1および第2の実施形態では、集合基板Wが個片化される前に被覆層150が集合基板Wの下面111に形成されている。以下の実施形態では、集合基板Wが個片化された後に被覆層150が部品本体110の下面111に形成される。
図14A〜Dは、電子部品の製造方法を示す概略断面図である。
例えば、図14Aに示すように、個片化された部品本体110を準備した後に、部品本体110の下面111と複数のバンプ103とを覆う被覆層150が形成される。被覆層150の形成方法も特に限定されず、典型的には、塗布法が採用される。これ以外にも、印刷法、転写法等が適用可能である。本実施形態では、塗布法により、被覆層150が形成される。
次に、図14Bに示すように、部品本体110は、被覆層150を介してホルダ20上に載置される。ホルダ20上には、粘着シート30が形成されている。複数のバンプ103は、被覆層150を介して粘着シート30に接着される。なお、被覆層150自体が粘着性を有する場合は、ホルダ20上から粘着シート30を除去してもよい。
次に、図14Cに示すように、部品本体110の上面112および側周面113を被覆する保護膜105が形成される。
次に、図14Dに示すように、被覆層150は、部品本体110の下面111および複数のバンプ103から除去される。図14Dでは、被覆層150が部品本体110の下面111および複数のバンプ103から分離された状態が表されているが、被覆層150は、有機溶剤に溶解させてもよい。
本実施形態においても、保護膜105の形成前に、部品本体110の下面111と複数のバンプ103とを覆う被覆層が形成される。これにより、バンプ103への保護膜105の付着が抑制され、部品本体110の上面112および側周面113の全域に保護膜105が形成される。
<第4の実施形態>
図15A〜Dは、電子部品の製造方法を示す概略断面図である。
例えば、図15Aに示すように、個片化された部品本体110を準備した後に、部品本体110の下面111に、複数のバンプ103の高さ以下の厚さを有する被覆層150が形成される。
次に、図15Bに示すように、予め粘着シート30が形成されたホルダ20に、被覆層150および複数のバンプ103を接着させる。
次に、図15Cに示すように、部品本体110の上面112および側周面113を被覆する保護膜105が形成される。
次に、図15Dに示すように、被覆層150は、部品本体110の下面111から除去される。図15Dでは、被覆層150が部品本体110の下面111から分離された状態が表されているが、被覆層150は、有機溶剤に溶解させてもよい。
本実施形態においては、保護膜105の形成前に、部品本体110の下面111に複数のバンプ103の高さ以下の厚さを有する被覆層150が形成される。これにより、バンプ103への保護膜105の付着が抑制され、部品本体110の上面112および側周面113の全域に保護膜105が形成される。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上述の実施形態にのみ限定されるものではなく種々変更を加え得ることは勿論である。
例えば以上の実施形態では、被覆層150は絶縁性の材料で構成されたが、これに限られず、金属ペーストの硬化物や金属フィルム等の導電性材料で構成されてもよい。
10・・・処理システム
11・・・被覆層形成部
12・・・マウント部
13・・・成膜部
14・・・加熱部
15・・・部品取出部
16・・・粘着層貼替部
17・・・個片化部
20・・・ホルダ
21・・・ホルダ本体
22・・・熱伝導シート
30・・・粘着シート
40・・・冶具
41・・・治具本体
42・・・部品収容部
43・・・通路部
44・・・吸引口
100・・・電子部品
101・・・半導体チップ
102・・・配線基板
103・・・バンプ
104・・・樹脂体
105・・・保護膜
110・・・部品本体
110w・・・幅
111・・・下面
112・・・上面
113・・・側周面
150・・・被覆層
W・・・集合基板
W01・・・素子領域
DL・・・ダイシングライン
DP・・・ダイシングテープ
DB・・・ダイシングブレード
M1・・・マスク部
MW・・・幅

Claims (7)

  1. 複数の電極を有する素子領域が第1の面に配列された基板を準備し、
    前記第1の面を覆う、有機系の染料を含む被覆層を形成し、
    前記基板及び前記被覆層を前記素子領域ごとに個片化することにより、前記第1の面と、前記第1の面とは反対側の第2の面と、前記第1の面および前記第2の面に連なる側周面と、をそれぞれ有する複数の部品本体を作製し、
    前記複数の部品本体の少なくとも1つを、前記被覆層を介してホルダ上に載置し、
    前記第2の面および前記側周面を被覆する保護膜を形成し、
    有機溶剤で前記被覆層を前記第1の面から溶解して除去する、
    電子部品の製造方法。
  2. 請求項1に記載の電子部品の製造方法であって、
    前記被覆層は、前記複数の電極の表面を覆うように形成される
    電子部品の製造方法。
  3. 請求項1または2に記載の電子部品の製造方法であって、さらに、
    前記部品本体を前記ホルダ上に載置する前に、前記ホルダ上に粘着層を形成する
    電子部品の製造方法。
  4. 請求項3に記載の電子部品の形成方法であって、
    前記被覆層は、前記第1の面及び前記複数の電極の表面に沿って形成され、
    前記複数の部品本体のそれぞれに設けられた、前記複数の電極が前記被覆層を介して前記ホルダ上に載置され、
    前記粘着層を加熱し前記粘着層の粘着力を低下させることにより前記複数の部品本体を前記粘着層から分離し、前記複数の部品本体のそれぞれの下面と前記被覆層との接触部及び前記複数の電極と前記被覆層との接触部を境界にして前記保護膜を分断して、前記被覆層を前記第1の面から除去する、
    電子部品の製造方法。
  5. 複数の電極が設けられた第1の面と、前記第1の面とは反対側の第2の面と、前記第1の面および前記第2の面に連なる側周面と、を有する部品本体を準備し、
    前記第1の面と前記複数の電極とを覆う、有機系の染料を含む被覆層を形成し、
    前記部品本体を、前記被覆層を介してホルダ上に載置し、
    前記第2の面および前記側周面を被覆する保護膜を形成し、
    有機溶剤で前記被覆層を前記第1の面および前記複数の電極から溶解して除去する、
    電子部品の製造方法。
  6. 複数の電極が設けられた第1の面と、前記第1の面とは反対側の第2の面と、前記第1の面および前記第2の面に連なる側周面と、を有する部品本体を準備し、
    前記第1の面に、前記複数の電極のそれぞれの一部が露出するように前記複数の電極の高さ以下の厚さを有する、有機系の染料を含む被覆層を形成し、
    粘着層が形成されたホルダに、前記被覆層および前記複数の電極を接着し、
    前記第2の面および前記側周面を被覆する保護膜を形成し、
    有機溶剤で前記被覆層を前記第1の面から溶解して除去する、
    電子部品の製造方法。
  7. 複数の電極を有する素子領域が第1の面に配列された基板を処理する処理システムであって、
    前記第1の面を覆う、有機系の染料を含む被覆層を形成する被覆層形成部と、
    前記基板及び前記被覆層を前記素子領域ごとに個片化することにより、前記第1の面と、前記第1の面とは反対側の第2の面と、前記第1の面および前記第2の面に連なる側周面と、をそれぞれ有する複数の部品本体を作製する個片化部と、
    前記複数の部品本体の少なくとも1つを、前記被覆層を介してホルダ上に載置するマウウト部と、
    前記第2の面および前記側周面を被覆する保護膜を形成する成膜部と、
    有機溶剤で前記被覆層を前記第1の面から溶解して除去する部品取出部と
    を具備する処理システム。
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