JP6744532B2 - 遊技機 - Google Patents

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Description

本発明は、液晶表示装置等からなる表示体が、遊技機筺体の前扉の前面側に設けられた遊技機に関する。
回胴式遊技機やパチンコ遊技機等の遊技機としては、遊技機筺体の前扉の前面側に、液晶表示装置が設けられた機種が主流となっている。近年には、演出効果を高めること等を目的として、複数の液晶表示装置を備えた遊技機も登場し、そのなかには、一の液晶表示装置(第一表示体)に対して、他の液晶表示装置(第二表示体)を開閉可能な状態に設けたものも見受けられるようになってきている。
例えば、特許文献1の図2には、中央表示装置8C(第一表示体)に対して、左側表示装置8L及び右側表示装置8R(第二表示体)を観音開き状に開閉できる状態で設けた遊技機が記載されている。特許文献1には、上記の構成を採用することによって、左側表示装置8L及び右側表示装置8R(第二表示体)が中央表示装置8C(第一表示体)に対して開いた開状態(同文献の図2(b))と、左側表示装置8L及び右側表示装置8R(第二表示体)が中央表示装置8C(第一表示体)に対して閉じた閉状態(同文献の図2(a))とを切り替えることによって、従来にない斬新な演出を行うことが可能になる旨が記載されている(同文献の段落0035)。また、特許文献1には、左側表示装置8L及び右側表示装置8R(第二表示体)を自動で開閉する場合(同文献の段落0014)のほか、手動で開閉する場合(同文献の段落0102)についても記載されている。
特開2009−131424号公報
ところが、特許文献1のように、第一表示体に対して第二表示体を開閉可能な構造とした遊技機においては、第二表示体の荷重がその開閉軸の周辺部に局所的にかかるようになる。特に、第二表示体を手動で開閉する構造を採用した場合には、第二表示体を開閉する操作者が第二表示体に過大な力を加える可能性もあり、第二表示体の周辺部に大きな力が加わることもあり得る。また、第二表示体を手動で開閉するか自動で開閉するかにかかわらず、第二表示体の上側に遊技者の持ち物(カバン等)や手が置かれる可能性があるし、遊技に熱中した遊技者が第二表示体に衝撃を加える可能性もある。このため、第一表示体に対して第二表示体を開閉可能な構造とした遊技機においては、第二表示体の開閉軸の周辺部が破損する虞や、破損しないまでも当該周辺部に歪みが生じて第二表示体の開閉軸が傾く虞があった。第二表示体の開閉軸が傾くと、第二表示体が他の部材に干渉して所望の開閉動作を行うことができなくなる場合もある。
本発明は、上記課題を解決するために為されたものであり、第一表示体に対して第二表示体を開閉可能な構造としながらも、第二表示体の荷重がその開閉軸の周辺部に局所的にかかりにくくすることで、第二表示体の開閉軸の周辺部の破損や歪みを防止し、第二表示体に所望の開閉動作を行わせ続けることができるようにした遊技機を提供するものである。
上記課題は、
遊技機筺体の前扉の前面側に、演出を行うための演出用表示装置が設けられ、
演出用表示装置が、
第一表示面を前面側に有する第一表示体と、
第二表示面を前面側に有する第二表示体と、
を備え、
第二表示体が、
その第二表示面が第一表示体の第一表示面の側方に並んで、第一表示面及び第二表示面の双方が遊技者から視認可能な状態になる開位置と、
その第二表示面が後向きになって第一表示面の前面側に重なり、第一表示面の少なくとも一部が遊技者から視認できない状態になる閉位置と、
の間で、非水平方向の開閉軸を中心として開閉可能な構造とされた
遊技機であって、
前扉における第二表示体の下側に位置する部分に、上向き面を有するステージ部が設けられ、
第二表示体の下端面における、前記開閉軸よりも開閉端側に位置する部分に、第二表示体が開閉する際にステージ部の上向き面に当接ることにより、第二表示体を支持するための第二表示体用下側支持部が設けられ
第二表示体が閉位置である場合に、第二表示体の下端面とステージ部の上向き面との間に隙間が形成され、この隙間に第二表示体用下側支持部が位置する
ことを特徴とする遊技機
を提供することによって解決される。
また、上記課題は、
遊技機筺体の前扉の前面側に、
第一表示面を前面側に有する第一表示体と、
第二表示面を前面側に有する第二表示体と、
を備え、
第二表示体が、
その第二表示面が第一表示体の第一表示面の側方に並んで、第一表示面及び第二表示面の双方が遊技者から視認可能な状態になる開位置と、
その第二表示面が後向きになって第一表示面の前面側に重なり、第一表示面の少なくとも一部が遊技者から視認できない状態になる閉位置と、
の間で、非水平方向の開閉軸を中心として開閉可能な構造とされた
遊技機であって、
前扉における第二表示体の下側に位置する部分に、上向き面を有するステージ部が設けられ、
第二表示体の下端面における、前記開閉軸よりも開閉端側に位置する部分に、第二表示体が開閉する際にステージ部の上向き面に当接することにより、第二表示体を支持するための第二表示体用下側支持部が設けられ、
第二表示体用下側支持部の前面側及び/又は後面側に、装飾部材が配され、
当該装飾部材によって、第二表示体用下側支持部が遊技者から視認されにくくされた
ことを特徴とする遊技機
を提供することによっても解決される。
かかる構成によって、開閉する第二表示体の荷重を第二表示体用下側支持部に分散させ、第二表示体の荷重がその開閉軸の周辺部に局所的にかからないようにすることが可能になる。このため、第二表示体の開閉軸の周辺部の破損や歪みを防止し、第二表示体に所望の開閉動作を行わせ続けることが可能になる。本発明の遊技機において、第二表示体は、遊技者等によって手動で開閉される場合と、モーター等の駆動装置によって自動で開閉される場合とのいずれもあり得る。
本発明の遊技機において、第二表示体用下側支持部は、第二表示体の前面近傍や後面近傍に設けてもよいが、第二表示体の厚さ方向略中間部に配すると好ましい。
かかる構成によって、第二表示体を前面側から見た場合(第二表示体が開位置にある場合等)と後面側から見た場合(第二表示体が閉位置にある場合等)とのいずれにおいても、遊技者から第二表示体用下側支持部が見えにくくして、遊技機の外観品質を高めることが可能になる。また、第二表示体を開位置から閉位置へ移動させる場合と、閉位置から開位置へ移動させる場合とのいずれにおいても、第二表示体用下側支持部によって、第二表示体をバランスよく支持することも可能になる。この構成は、後述するように、第二表示体用下側支持部をローラ(第二表示体用下側支持ローラ)で構成する場合に好適に採用することができる。
本発明の遊技機においては、
第二表示体用下側支持部の前面側及び/又は後面側に、装飾部材を配し、
当該装飾部材によって、第二表示体用下側支持部が遊技者から視認されにくくする
ことも好ましい。
かかる構成によって、第二表示体用下側支持部を遊技者からさらに見えにくくして、遊技機の外観品質をさらに高めることが可能になる。また、第二表示体の下側の隙間部分を装飾のために有効に活用することも可能になる。この構成は、後述するように、第二表示体用下側支持部をローラ(第二表示体用下側支持ローラ)で構成する場合に好適に採用することができる。
本発明の遊技機において、前記装飾部材を設ける場合には、
第二表示面の下縁を、第二表示体の開閉端側から前記開閉軸に近づくにつれて高くなるように傾斜させて、
第二表示面の上縁と下縁との間隔を、第二表示体の開閉端側から前記開閉軸に近づくにつれて狭くなるように形成することにより、
第二表示面をパース枠状に形成するとともに、
前記装飾部材を、第二表示面の下縁よりも下側に位置する部分であって、前記パース枠の余白となる部分(第二表示面をパース枠状に形成しなかったと仮定した場合(第二表示面を矩形状に形成した仮定した場合)に、第二表示面が存在する部分。以下、「パース枠の余白部」と呼ぶことがある。)に配する
ことも好ましい。
かかる構成のように、第二表示面をパース枠状にすることによって、第二表示体が開位置にある状態において、第二表示面による表示を実際よりも遠近感のある状態で行い、第一表示面及び第二表示面の表示内容を、迫力や臨場感のあるものとすることが可能になる。このとき、前記装飾部材を、第二表示面のパース枠の余白部に配することによって、当該余白部を装飾のために有効に活用することも可能になる。このため、第二表示体用下側支持部の存在を遊技者により気付かせにくくすることも可能になる。第二表示面をパース枠状に形成する構成は、第一表示体の片側にのみ第二表示体を配置する場合(第二表示体を片開き構造とする場合)で採用することもできるが、第一表示体の両側に第二表示体を配置する場合(第二表示体を観音開き構造とする場合)で採用すると、より効果的である。
本発明の遊技機において、前記装飾部材を設ける場合には、
前扉に、
メダルを投入するためのメダル投入口と、
メダルを払い出すためのメダル払出口と、
を備え、
前記装飾部材の下端縁とステージ部の上向き面との隙間を、メダルの厚さ以上に設定することも好ましい。
というのも、一般的な回胴式遊技機等では、遊技媒体としてメダルが用いられ、前扉にはメダル投入口やメダル払出口が設けられるところ、遊技者は、メダル投入口に投入する予定のメダルや、メダル払出口から払い出されたメダルを、前扉における平らな箇所に仮置きすることがある。また、遊技の結果、メダル払出口から多量のメダルが払い出された場合には、そのメダルはメダル箱に収容され、そのメダル箱は回胴式遊技機の上方に置かれるのが一般的である。この点、メダルを仮置きする場所が上記のステージ部の上向き面であった場合や、回胴式遊技機の上方に置いたメダル箱から上記のステージ部の上向き面にメダルがこぼれ落ちた場合等には、第二表示体を開閉する際に、前記装飾部材とステージ部の上向き面との隙間にメダルが挟まり、第二表示体を開閉することができなくなったり、メダルをその隙間から引き抜くことができなくなったりする虞がある。また、装飾部材やステージ部が破損等する可能性もある。この点、かかる構成のように、その隙間をメダルの厚さ以上に設定しておくことによって、上記の不具合を防止することが可能になるからである。
本発明の遊技機において、前記装飾部材の下端縁とステージ部の上向き面との隙間を、遊技媒体であるメダルの厚さ以上に設定する場合には、
第二表示体用下側支持部の前側近傍及び/又は後側近傍に、メダル押出部を設け、
前記装飾部材の下端縁とステージ部の上向き面との隙間における、第二表示体用下側支持部の前側又は後側にメダルが入り込んだ場合であっても、第二表示体を開く及び/又は閉じる際に、そのメダルがメダル押出部によって押し出されるようにする
ことが好ましい。
というのも、第二表示体用下側支持部は、ステージ部の上向き面に接触した状態となるため、前記装飾部材の下端縁とステージ部の上向き面との隙間をメダルの厚さ以上とした場合であっても、第二表示体用下側支持部とステージ部の上向き面との間にメダルが入り込む可能性を否定しきれない。この点、かかる構成のように、第二表示体用下側支持部の前側近傍や後側近傍にメダル押出部を設けることによって、第二表示体用下側支持部とステージ部の上向き面との間にもメダルが入り込まないようにすることが可能になるからである。この構成は、後述するように、第二表示体用下側支持部をローラ(第二表示体用下側支持ローラ)で構成する場合に好適に採用することができる。
本発明の遊技機において、上記のメダル押出部を設ける場合には、
メダル押出部によって押し出されたメダルが第二表示体と前扉との間に挟み込まれないようにするためのメダル逃し部を、前扉におけるステージ部の近傍に設ける
ことが好ましい。
というのも、メダル押出部の前側や後側にメダルが存在する場合において、第二表示体を開閉する際には、その開閉に伴ってメダルも押されて動くようになるが、このときのメダルがメダル押出部と前扉との間に挟み込まれるようなことがあると、第二表示体を開閉することができなくなったり、メダルを引き抜くことができなくなったりする虞がある。また、メダル押出部や前扉が破損等する可能性もある。この点、かかる構成のように、メダル逃し部を設けることによって、上記の不具合を防止することが可能になるからである。
本発明の遊技機において、第二表示体用下側支持部は、第二表示体に対して動かない状態に設けた凸部等で構成してもよいが、その外周面がステージ部の上向き面に摺接し、第二表示体の開閉に伴って回転する第二表示体用下側支持ローラとすることも好ましい。
というのも、第二表示体用下側支持部を上記の凸部等で構成した場合には、第二表示体用下側支持部とステージ部の上向き面との間に生ずる摩擦によって、第二表示体が滑らかに開閉しにくくなる虞や、第二表示体用下側支持部やステージ部が傷つく虞があるところ、これをローラ(第二表示体用下側支持ローラ)で構成することによって、第二表示体が滑らかに開閉しやすくするだけでなく、第二表示体用下側支持部やステージ部が傷つかないようにすることが可能になるからである。
第二表示体(可動表示ユニット)が開位置にあるときの回胴式遊技機を前方から見た状態を示した正面図である。 第二表示体(可動表示ユニット)が閉位置にあるときの回胴式遊技機を前方から見た状態を示した正面図である。 第二表示体(可動表示ユニット)が開位置にあるときの回胴式遊技機を前方斜め右上から見た状態を示した斜視図である。 前扉を開いたときの回胴式遊技機を前方斜め右上から見た状態を示した斜視図である。 図1に示された表示ユニットにおける可動表示ユニットを表示面側部材と背面側部材とに分解した状態を示した斜視図である。 図1に示された表示ユニットにおける可動表示ユニットの下部周辺を前方斜め右下から見た状態を示した斜視図である。 図1に示された表示ユニットにおける可動表示ユニットの上部周辺を前方斜め右上から見た状態を示した斜視図である。 上側軸受用ブリッジ部(又は下側軸受用ブリッジ部)を変形させた態様の可動表示ユニットにおける、第二表示体用上側支持部(又は第二表示体用下側支持部)の周辺を拡大して示した斜視図である。
本発明に係る構成を採用した遊技機の好適な実施態様について、図面を用いてより具体的に説明する。以下においては、説明の便宜上、回胴式遊技機を例に挙げて説明するが、本発明に係る構成は、パチンコ遊技機等の他の遊技機においても採用することができる。
また、後掲する各図には、図5を除き、x軸、y軸及びz軸を示している。以下においては、特に断りのない限り、x軸方向正側を「右」側、x軸方向負側を「左」側、y軸方向正側を「後」側、y軸方向負側を「前」側、z軸方向正側を「上」側、x軸方向負側を「下」側と呼んでいる。ただし、これら「右」側、「左」側、「後」側、「前」側、「上」側及び「下」側という語句は、各部の相対的な位置関係を表すためのものに過ぎず、各部の絶対的な位置関係を限定するものではない。
1. 回胴式遊技機の概要
図1は、第二表示体52が開位置にあるときの回胴式遊技機10を前方から見た状態を示した正面図である。図2は、第二表示体52が閉位置にあるときの回胴式遊技機10を前方から見た状態を示した正面図である。図3は、第二表示体52が開位置にあるときの回胴式遊技機10を前方斜め右上から見た状態を示した斜視図である。説明の便宜上、図3における拡大部分(同図に示した大小2つの丸囲み部のうち大きい丸囲み部で示した部分)は、後述する表示面側部材53(図5)を取り除いた状態で示している。
本実施態様の回胴式遊技機10は、図1〜3に示すように、その前扉10bの前面側に、遊技媒体であるメダルを投入するためのメダル投入口11(図1)と、メダルを払い出すためのメダル払出口12(図1)と、その外周面に図柄が描かれた3本のリール13,14,15(後掲する図4を参照。以下同じ。)を遊技者側に露出させるためのリール窓10b(図1)と、照明演出を行うための発光ランプ16a,16b,16c(図1)及び発光ランプ16d(図2)と、音声演出を行うためのスピ−カー17a,17b,17c(図1)と、映像演出を行うための表示ユニット50(図1)のほか、遊技者が操作するための操作手段を備えたものとなっている。
本実施態様の回胴式遊技機においては、上記の操作手段として、図1に示すように、1遊技当たりの最大枚数(通常3枚)のメダルをベットするためのマックスベットボタン18と、ベットするメダルを1枚ずつ増加するためのシングルベットボタン19と、リール13,14,15の回転を開始するためのスタートレバー20と、リール13,14,15の回転をそれぞれ停止するための3個のストップボタン21,22,23と、演出の切り替え等を行うためのチャンスボタン24と、クレジットされたメダルを払い戻すための払戻しボタン25と、メニューを切り替えるためのメニューボタン26等を設けている。上記の操作手段における「ボタン」や「レバー」等の語句は、飽くまで一例として挙げているものであり、上記のものに限定されない。上記の操作手段の操作態様は適宜変更することができる。例えば、スタートレバー20は、ボタン等とすることもできるし、チャンスボタン24やメニューボタン26は、レバーやハンドル等とすることもできる。
この回胴式遊技機10は、メダルのクレジット枚数が所定枚数以上となった状態でスタートレバー20が操作されると、役抽選が実行されるとともにリール13,14,15が回転を開始し、ストップボタン21,22,23がそれぞれ操作されると、操作されたストップボタン21,22,23に対応するリール13,14,15の回転が停止していき、全てのリール13,14,15が停止したときにリール窓10bの有効ライン上に表示される図柄の組み合わせが役抽選で当選した役に対応したものとなっていた場合(入賞した場合)に、その役に応じた枚数のメダルが払い出され、メダルのクレジット枚数が上限値に達しているときには、ホッパーユニット35(図4)から送出されたメダルがメダル払出口12を通じて払い出されるようになっている。メダルのクレジット枚数は、メダルのクレジット枚数が上限値に達していないときに、メダル投入口11にメダルが投入される、又は、入賞によってメダルが払い出されると増加するようになっている。
図4は、前扉10bを開いたときの回胴式遊技機10を前方斜め右上から見た状態を示した斜視図である。図4においては、回胴式遊技機10における基本的な部材のみを単純な形状に置き換えて示している。
回胴式遊技機10は、図4に示すように、前方が開放された箱状を為す筺体本体10aと、筺体本体10aの前面側に開閉可能な状態で取り付けられた前扉10bとで構成された遊技機筺体の内部に各種の機器が収容されたものとなっている。以下においては、筺体本体10aと前扉10bとを合わせて「筺体10a,10b」と表記することがある。本実施態様において、筺体10a,10bには、上記の表示ユニット50のほか、メイン制御基板ユニット30、サブ制御基板ユニット31、電源ユニット32、コネクタユニット33、リールユニット34及びホッパーユニット35等が取り付けられている。これらのユニット30〜35,50のうち、表示ユニット50とコネクタユニット33は、前扉10bに取り付けられている。一方、メイン制御基板ユニット30とサブ制御基板ユニット31と電源ユニット32とリールユニット34とホッパーユニット35は、筺体本体10aの内面側に取り付けられている。上記のリール窓10bは、前扉10bの中段部やや上寄りの部分に略矩形状に設けられている。
表示ユニット50は、第一表示体51(図1)及び第二表示体52(図1)による映像演出に関する制御を行う制御基板(映像基板)を備えている。メイン制御基板ユニット30は、役抽選や入賞判定等、遊技における基本的な制御を行う制御基板(メイン制御基板)を備えている。サブ制御基板ユニット31は、発光ランプや音声による演出等、遊技における演出に関する制御を行う制御基板(サブ制御基板)を備えている。電源ユニット32は、回胴式遊技機10における各機器に電力を供給する制御基板(電源基板)を備えている。コネクタユニット33は、特定の機器に接続されたケーブルを仲介する制御基板(仲介基板)を備えている。リールユニット34は、リール13,14,15の回転をそれぞれ独立して制御する制御基板(リール制御基板)を備えている。ホッパーユニット35は、メダル投入口11(図1)に投入されたメダルを回収するとともに、メイン制御基板ユニット30からの信号に基づいてメダル払出口12(図1)へメダルを送出する制御を行う制御基板(ホッパー制御基板)を備えている。これらの制御基板はいずれも、不正アクセスの対象となるため、通常、透明樹脂で形成されたケース内に収容されて封止された状態とされる。
本実施態様の回胴式遊技機10は、上記の各ユニット30〜35,50のうち、表示ユニット50に特徴を有するものとなっている。以下、表示ユニット50について詳しく説明する。
2.表示ユニット
2.1 表示ユニットの基本的な構造及び動作
表示ユニット50は、図1に示すように、前扉10bに対して動かない状態で取り付けられた固定表示ユニット50aと、固定表示ユニット50aに対して開閉動作(図3における矢印Aを参照)が可能な状態で取り付けられた可動表示ユニット50bとを備えたものとなっている。固定表示ユニット50aには、第一表示面αを前面側に有する第一表示体51が設けられており、可動表示ユニット50bには、第二表示面αを前面側に有する第二表示体52が設けられている。
第一表示体51や第二表示体52は、動画や静止画等の画像や文字等を表示できるパネル状の表示装置(パネル型表示装置)であれば、その種類を限定されない。第一表示体51や第二表示体52としては、液晶表示装置やプラズマ表示装置や有機EL表示装置等のほか、多数の光源(発光ダイオード)を配列したLED表示装置を例示することができる。本実施態様の回胴式遊技機10において、第一表示体51及び第二表示体52はいずれも、液晶表示装置としている。
第二表示体52(可動表示ユニット50b)は、図1に示すように、その第二表示面αが第一表示体51の第一表示面αの側方に並んで、第一表示面α及び第二表示面αの双方が遊技者から視認可能な状態になる開位置と、図2に示すように、その第二表示面αが後向きになって第一表示面αの前面側に重なり、第一表示面αの少なくとも一部(図2の例では略全体)が遊技者から視認できない状態になる閉位置との間で開閉可能な状態に設けられている。本実施態様の表示ユニット50において、可動表示ユニット50bは、その基端部(固定表示ユニット50a側の端部。以下同じ。)付近における上下方向の開閉軸Lを中心として開閉するようになっている。
第二表示体52(可動表示ユニット50b)は、第一表示体51(固定表示ユニット50a)の左側及び右側のうち片側のみに設けてもよいが、本実施態様の表示ユニット50においては、可動表示ユニット50bを、固定表示ユニット50aの左右両側に設けている。すなわち、可動表示ユニット50bは、固定表示ユニット50aを挟んで左右一対に設けられており、固定表示ユニット50aに対して観音開き状態とすることができるようになっている。
このように、表示ユニット50を、第一表示体51を備えた固定表示ユニット50aと、第二表示体52を備えた可動表示ユニット50bとで構成し、固定表示ユニット50aに対して可動表示ユニット50bを開閉できる構造とすることで、遊技者が、より多様な状況で遊技を楽しむことができるようになるだけでなく、これまでにない斬新な演出を行うことも可能となっている。可動表示ユニット50bの開閉は、手動で行うようにしてもよいし、自動で行うようにしてもよい。
第二表示体52(可動表示ユニット50b)の開閉を手動で行うようにすると、遊技者は、好みや気分、或いは回胴式遊技機10からの指示(第一表示面αや第二表示面αを通じて表示される文字による指示や、スピーカー17a,17b,17cを通じて出力される音声による指示等。以下同じ。)等に応じて、表示ユニット50の状態を変化させることができる。例えば、第一表示面α及び第二表示面αによる演出が煩わしく第一表示面α及び第二表示面αを隠した状態で遊技を行いたいと思った遊技者や、回胴式遊技機10から「扉を閉じろ!」等の指示を受けた遊技者は、可動表示ユニット50bを閉位置に移動させて可動表示ユニット50bで第一表示面αを覆った状態とすることにより、第一表示面α及び第二表示面αの双方を隠した状態で遊技を行うことが可能になる。第一表示面α及び第二表示面αの双方が隠された状態であっても、遊技状態の変化(例えば、いわゆるリプレイタイム(RT)やアシストタイム(AT)やアシストリプレイタイム(ART)等の有利な状態が発現したこと等)を、発光ランプ16d(図2)やスピーカー17b,17c(図2)で遊技者に報知するようにすると好ましい。
ところで、可動表示ユニット50bを開閉することにより得られる状況の変化は、第一表示面α(第一表示体51)や第二表示面α(第二表示体52)に限定されない。例えば、発光ランプ16a,16b,16c,16dやスピーカー17a,17b,17c等、第一表示体51や第二表示体52以外の出力手段における変化も楽しむことができるようになる。
この点、本実施態様の回胴式遊技機10においては、上述したように、前扉10bの前面側に発光ランプ16a,16b,16c,16dを設けているところ、このうち、発光ランプ16a,16b,16cは、図1に示すように、可動表示ユニット50bが開位置にあるときには遊技者から見える状態になるものの、図2に示すように、可動表示ユニット50bが閉位置にあるときには遊技者から見えない状態となる位置に配置している。これに対し、発光ランプ16dは、図2に示すように、可動表示ユニット50bが閉位置にあるときには遊技者から見える状態になるものの、図1に示すように、可動表示ユニット50bが開位置にあるときには遊技者から見えない状態となる位置に配置している。
具体的には、発光ランプ16aを、固定表示ユニット50aにおける第一表示面αよりも上側で可動表示ユニット50bの上縁よりも下側となる部分に配置し、発光ランプ16bを、固定表示ユニット50aにおける第一表示面αよりも下側で可動表示ユニット50bの下縁よりも上側となる部分に配置し、発光ランプ16cを、可動表示ユニット50bにおける第二表示面αよりも外側で、左右一対の可動表示ユニット50bを閉位置としたときに互いに突き当たる面(可動表示ユニット50bの外端面)に配置している。
このため、遊技者は、好みや気分、或いは回胴式遊技機10からの指示等に応じて、視認できる発光ランプ16a,16b,16c,16dを選択することができるようになっている。加えて、本実施態様の回胴式遊技機10において、可動表示ユニット50bは、開位置にあるときに前扉10bから大きく前方に突き出た状態となるところ、可動表示ユニット50bの外端面に配置した発光ランプ16cを発光させることで、回胴式遊技機10を暗いホールに設置した場合であっても、通行人等に可動表示ユニット50bの外端面を認識させ、通行人等が可動表示ユニット50bにぶつからないようにすることも可能になる。そして、可動表示ユニット50bが開位置と閉位置とのいずれの位置にあっても発光ランプ16a,16b,16c,16dのうちいずれかが前方から見えるようにするとともに、メダル詰まり等のエラー報知をこれらの発光ランプ16a,16b,16c,16dで行うようにすることで、可動表示ユニット50bが開位置と閉位置とのいずれの位置にあっても、回胴式遊技機10の前側の人がそのエラー報知を認識することができるようになる。
また、本実施態様の回胴式遊技機10においては、上述したように、前扉10bの前面側にスピーカー17a,17b,17cを設けているところ、このうち、スピーカー17b,17cは、図1及び図2に示すように、可動表示ユニット50bが開位置にあるか閉位置にあるかに関わらず、遊技者側に露出した状態となる位置に配置している。一方、スピーカー17aは、図1に示すように、可動表示ユニット50bが開位置にあるときには遊技者側に露出した状態になるものの、図2に示すように、可動表示ユニット50bが閉位置にあるときには可動表示ユニット50bに覆われた状態となる位置に配置している。
具体的には、スピーカー17bを、前扉10bの下段部に配置し、スピーカー17cを、前扉10bの中段部(リール窓10bの両脇)に配置する一方、スピーカー17aを、固定表示ユニット50aにおける第一表示面αよりも上側で可動表示ユニット50bの上縁よりも下側となる部分に配置している。このため、遊技者は、好みや気分、或いは回胴式遊技機10からの指示等に応じて、スピーカー17aから聞こえる音声の状態を変化させることができるようになっている。例えば、第二表示体52(可動表示ユニット50b)によってスピーカー17aの前面側を覆うと、スピーカー17aから聞こえる音声が小さくなるとともに籠った状態となり、スピーカー17aの前面側から可動表示ユニット50bを移動させると、スピーカー17aから聞こえる音声が大きくなるとともにクリアな状態となる。可動表示ユニット50bを、開位置と閉位置との間にある中途半端な位置で止めると、より微妙な変化を楽しむことも可能である。本実施態様の回胴式遊技機10では採用していないが、可動表示ユニット50bが開位置にあるときには可動表示ユニット50bに覆われた状態となるものの、可動表示ユニット50bが閉位置にあるときには遊技者側に露出した状態になる位置(例えば、発光ランプ16dが設けられた位置等)にもスピーカーを設けることもできる。
これに対し、第二表示体52(可動表示ユニット50b)の開閉を自動で行うようにすると、遊技状態等に応じて表示ユニット50の状態を変化させ、より多様な演出を行うことが可能になる。例えば、回胴式遊技機のなかには、ボーナス(レギュラーボーナス又はビッグボーナス)への当選やその期待度等を報知するために、スタートレバー20を操作したにもかかわらずリール13,14,15を回転させなかったり、リール13,14,15を逆回転させたりする等、リール13,14,15等に通常遊技とは異なった挙動を行わせる演出を行う機種もある。このような演出は、「フリーズ演出」等と呼ばれるが、このフリーズ演出を実行する際に、可動表示ユニット50bを閉位置に移動させること等が可能になる。可動表示ユニット50bの開閉を自動で行う場合においても、可動表示ユニット50bを、開位置と閉位置との間にある中途半端な位置で止めるようにすることも可能である。これにより、さらに多様な演出を行うことが可能になる。
以上のように、表示ユニット50は、第一表示体51を備えた固定表示ユニット50aと、第二表示体52を備えた可動表示ユニット50bとで構成され、固定表示ユニット50aに対して可動表示ユニット50bを開閉できる構造となっている。このため、第二表示体52(可動表示ユニット50b)の荷重がその開閉軸L(図1〜3)の周辺部に局所的にかかってしまうと、表示ユニット50における開閉軸Lの周辺部が破損する虞や、破損しないまでも当該周辺部に歪みが生じて開閉軸Lが傾き、可動表示ユニット50bが他の部材に干渉して所望の開閉動作を行うことができなくなる虞がある。また、可動表示ユニット50bの開閉が不可能にならないまでも、可動表示ユニット50bは、遊技者に注視される部分であるため、開閉軸Lが僅かでも傾いてしまうと、遊技者がそのことにくづきやすく、回胴式遊技機10の外観品質が低下する。この点、本実施態様の表示ユニット50は、以下の荷重分散構成を採用することにより、可動表示ユニット50bの荷重が開閉軸Lの周辺部に局所的にかかりにくくしている。
2.2 可動表示ユニットの荷重分散構造
すなわち、図1〜3に示すように、前扉10bにおける第二表示体52(可動表示ユニット50b)の下側に位置する部分に、上向き面βを有するステージ部10bを設けるとともに、第二表示体52(可動表示ユニット50b)の下端面における、開閉軸Lよりも開閉端側(可動表示ユニット50bの外端面側)に位置する部分に、第二表示体用下側支持部52aを設けている。図1〜3においては、図示の便宜上、左右一対の可動表示ユニット50bのうち、左側の可動表示ユニット50bを支持する第二表示体用下側支持部52a及びステージ部10bのみに符号を付しているが、右側の可動表示ユニット50bも左側の可動表示ユニット50bと同様(左右対称)の構造で下側支持されている。
第二表示体用下側支持部52aは、図3の矢印Aに示すように、可動表示ユニット50bが開位置から閉位置まで移動する間(閉動作する間)、又は、可動表示ユニット50bが閉位置から開位置まで移動する間(開動作する間)、ステージ部10bの上向き面βに当接し続けることにより、可動表示ユニット50bを支持するものとなっている。このため、開閉する可動表示ユニット50bの荷重を第二表示体用下側支持部52aに分散させ、可動表示ユニット50bの荷重が開閉軸L1の周辺部に局所的にかからないようにすることが可能となっている。本実施態様の回胴式遊技機10において、ステージ部10bの上向き面βは、その全体を平坦に形成しているが、上向き面βにおける、第二表示体52(可動表示ユニット50b)が開位置又は閉位置にあるときに第二表示体用下側支持部52aが位置する部分には、凹部や凸部を設けることもできる。これにより、可動表示ユニット50bを開位置又は閉位置で位置決めすることが可能になる。
第二表示体用下側支持部52aは、その下端部がステージ部10bの上向き面βに当接できるものであれば、その形態を特に限定されない。しかし、第二表示体用下側支持部52aの下端部が先鋭であると、ステージ部10bの上向き面βが第二表示体用下側支持部52aによって傷つく虞がある。このため、第二表示体用下側支持部52aは、その下端部が非先鋭状(滑らかな湾曲凸面状等)に形成されたものを用いると好ましい。この点、本実施態様の回胴式遊技機10では、図3に示すように、第二表示体用下側支持部52aを、その外周面がステージ部10bの上向き面βに摺接し、可動表示ユニット50bの開閉に伴って回転するローラ(第二表示体用下側支持ローラ)としている。これにより、ステージ部10bの上向き面βを傷つきにくくするだけでなく、可動表示ユニット50bを滑らかに開閉しやすくすることが可能となっている。
また、本実施態様の回胴式遊技機10においては、図1及び図2に示すように、前扉10bにおける第二表示体52(可動表示ユニット50b)の上側に位置する部分に、下向き面βを有する逆ステージ部10bを設けるとともに、可動表示ユニット50bの上端面における、開閉軸Lよりも開閉端側に位置する部分に、可動表示ユニット50bが開閉する際に逆ステージ部10bの下向き面に当接し続けることにより、可動表示ユニット50bを上側から支持するための第二表示体用上側支持部52bを設けている。図1及び図2においては、図示の便宜上、左右一対の可動表示ユニット50bのうち、左側の可動表示ユニット50bを支持する第二表示体用上側支持部52b及び逆ステージ部10bのみに符号を付しているが、右側の可動表示ユニット50bも左側の可動表示ユニット50bと同様(左右対称)の構造で上側支持されている。これにより、可動表示ユニット50bを下側からだけでなく、上側からも支持し、可動表示ユニット50bのガタツキを抑えることが可能となっている。
第二表示体用上側支持部52bは、その上端部が逆ステージ部10bの下向き面βに当接できるものであれば、その形態を特に限定されない。しかし、第二表示体用上側支持部52bの上端部が先鋭であると、逆ステージ部10bの下向き面βが第二表示体用上側支持部52bによって傷つく虞がある。このため、第二表示体用上側支持部52bは、その下端部が非先鋭状(滑らかな湾曲凸面状等)に形成されたものを用いると好ましい。この点、本実施態様の回胴式遊技機10では、第二表示体用下側支持部52aと同様の理由で、第二表示体用上側支持部52bも、その外周面が逆ステージ部10bの下向き面βに摺接し、可動表示ユニット50bの開閉に伴って回転するローラ(第二表示体用上側支持ローラ)としている。
本実施態様の回胴式遊技機10において、上記の第二表示体用下側支持ローラ52a(第二表示体用下側支持部52a)及び第二表示体用上側支持ローラ52b(第二表示体用上側支持部52b)は、1つの第二表示体52(可動表示ユニット50b)につき1つずつ設けているが、これに限定されない。第二表示体用下側支持部52aや第二表示体用上側支持部52bは、1つの可動表示ユニット50bにつき複数個ずつ設けることも可能である。
ここで、上記のように、第二表示体52(可動表示ユニット50b)を下側及び上側の両側から支持するようにした場合には、可動表示ユニット50bは、ステージ部10bの上向き面βと逆ステージ部10bの下向き面βとに挟まれた状態となる。このため、ステージ部10bの上向き面βと逆ステージ部10bの下向き面βとの間隔(以下において「ステージ部間隔」と呼ぶことがある。)が、第二表示体用下側支持部52aの下端部と第二表示体用上側支持部52bの上端部との間隔(以下において「支持部間隔」と呼ぶことがある。)よりも広いと、第二表示体用下側支持部52aがステージ部10bの上向き面βから上側に浮いた状態となる虞や、第二表示体用上側支持部52bが逆ステージ部10bの下向き面βから下側に離れた状態となる虞がある。この場合には、上記のような下側支持や上側支持が適切に行えなくなってしまう。また逆に、ステージ部間隔が、支持部間隔よりも狭いと、ステージ部10bの上向き面βと逆ステージ部10bの下向き面βとの間に可動表示ユニット50bが入らなくなる虞もある。
この点、本実施態様の回胴式遊技機10では、第二表示体用下側支持部52aにおけるステージ部10bの上向き面βに接触する部分(第二表示体用下側支持ローラ52aの外周部)と、第二表示体用上側支持部52bにおける逆ステージ部10bの下向き面βに接触する部分(第二表示体用上側支持ローラ52bの外周部)とを、ゴムや弾性樹脂等の弾性素材で形成している。これにより、ステージ部10bの上向き面βや逆ステージ部10bの下向き面βが第二表示体用下側支持部52aや第二表示体用上側支持部52bでより傷つきにくくするだけでなく、支持部間隔がステージ部間隔よりも僅かに大きくなっていても、第二表示体用下側支持ローラ52aの外周部や第二表示体用上側支持ローラ52bの外周部が圧縮変形することで、ステージ部10bの上向き面βと逆ステージ部10bの下向き面βとの間に可動表示ユニット50bを入れることが可能となっている。すなわち、支持部間隔とステージ部間隔とを高い精度で一致させておかなくても、上記の下側支持や上側支持を適切に行うことが可能となっている。
加えて、本実施態様の回胴式遊技機10では、図5に示すように、可動表示ユニット50bを、第一表示面αが設けられる表示面側部材53と、表示面側部材53の背面側に組み付けられる背面側部材54とに分解可能な構造としている。ここで、図5は、図1に示された表示ユニット50における可動表示ユニット50bを表示面側部材53と背面側部材54とに分解した状態を示した斜視図である。
この点、本実施態様の回胴式遊技機10では、図5に示すように、背面側部材54の下端面を形成する、金属で形成された下側フレーム54aを下向き切り起こした下側ローラ用軸受部54aに第二表示体用下側支持ローラ52aを軸支し、背面側部材54の上端面を形成する、金属で形成された上側フレーム54bを上向きに切り起こした上側ローラ用軸受部54bに第二表示体用上側支持ローラ52bを軸支するようにしている。このため、第二表示体用下側支持ローラ52aを軸支する下側ローラ用軸受部54aと、第二表示体用上側支持ローラ52bを軸支する上側ローラ用軸受部54bは、ある程度は弾性変形することが可能な構造となっている。したがって、上記の支持部間隔が上記のステージ部間隔よりも僅かに大きくなっている場合であっても、下側ローラ用軸受部54aや上側ローラ用軸受部54bが弾性的に撓むことにより、ステージ部10bの上向き面βと逆ステージ部10bの下向き面βとの間に可動表示ユニット50bを入れることが可能となっている。本実施態様の回胴式遊技機10では、下側ローラ用軸受部54a及び上側ローラ用軸受部54bを背面側部材54に設けたが、表示面側部材53に設けることも勿論可能である。
ところで、上記のように、上側フレーム54bを切り起こして一対の上側ローラ用軸受部54bを形成した場合には、この一対の上側ローラ用軸受部54bは、上側フレーム54bに形成された開口部に架け渡されたブリッジ状の部分(図5における上側軸受用ブリッジ部54b)の両側縁に設けられた状態となる。同様に、下側フレーム54aを切り起こして一対の下側ローラ用軸受部54aを形成した場合には、この一対の下側ローラ用軸受部54aは、下側フレーム54aに形成された開口部に架け渡されたブリッジ状の部分(図5における下側軸受用ブリッジ部54a)の両側縁に設けられた状態となる。したがって、上記の支持部間隔が上記のステージ部間隔よりも僅かに大きくなっている場合には、下側ローラ用軸受部54aや上側ローラ用軸受部54bだけでなく、上側軸受用ブリッジ部54bや下側軸受用ブリッジ部54aも弾性的に変形させることが可能になる。したがって、ステージ部10bの上向き面βと逆ステージ部10bの下向き面βとの間に可動表示ユニット50bをより入れやすくすることが可能になる。
ただし、上記の支持部間隔が上記のステージ部間隔よりもある程度大きいと、上記の下側ローラ用軸受部54aや上側ローラ用軸受部54bや上側軸受用ブリッジ部54bや下側軸受用ブリッジ部54aの弾性的な変形だけでは、ステージ部10bの上向き面βと逆ステージ部10bの下向き面βとの間に可動表示ユニット50bを入れることができない場合も想定される。このような場合には、図8に示すように、上側軸受用ブリッジ部54bを下側(第二表示体用上側支持ローラ52bが突き出る側とは反対側)に凹んだ状態となるように塑性変形(例えばプレスにより変形)させることで、ステージ部10bの上向き面βと逆ステージ部10bの下向き面βとの間に可動表示ユニット50bを入れることが可能になる。同様に、下側軸受用ブリッジ部54aを上側(第二表示体用下側支持ローラ52aが突き出る側とは反対側)に凹んだ状態となるように塑性変形(例えばプレスにより変形)させることも可能である。図8は、上側軸受用ブリッジ部54b(又は下側軸受用ブリッジ部54a)を変形させた態様の可動表示ユニットにおける、第二表示体用上側支持ローラ52b(又は第二表示体用下側支持ローラ52a)の周辺を拡大して示した斜視図である。
逆に、上記の支持部間隔が上記のステージ部間隔よりも小さい場合には、図8とは逆に、上側軸受用ブリッジ部54bを上側(第二表示体用上側支持ローラ52bが突き出る側)に凸な状態となるように塑性変形(例えばプレスにより変形)させることや、下側軸受用ブリッジ部54aを下側(第二表示体用下側支持ローラ52aが突き出る側)に凸な状態となるように塑性変形(例えばプレスにより変形)させることで、対応することが可能である。
第二表示体用下側支持ローラ52a(第二表示体用下側支持部52a)を、第二表示体52(可動表示ユニット50b)の幅方向におけるどの場所に設けるかは、開閉軸Lよりも可動表示ユニット50bの外端側であれば、特に限定されない。しかし、第二表示体用下側支持部52aを開閉軸Lの近くにしすぎると、上記の第二表示体52(可動表示ユニット50b)の外端部に下向きの荷重が加わった場合に、第二表示体用下側支持部52aを支点としたテコの作用が開閉軸L周辺に加わりやすくなる虞がある。このため、第二表示体用下側支持部52aは、開閉軸Lからある程度離れた箇所に配することが好ましい。開閉軸Lから可動表示ユニット50bの外端までの距離D(図5)に対する、開閉軸Lから第二表示体用下側支持部52aまでの距離D(図5)の比D/Dは、0.05以上とすることが好ましく、0.08以上とすることがより好ましく、0.1以上とすることがさらに好ましい。
これに対し、第二表示体用下側支持部52aを開閉軸Lの遠く(可動表示ユニット50bの外端の近く)にしすぎると、その分、ステージ部10bを前扉10b(図1)から前方に大きく突出させる必要が生じ、前扉10bのデザインの自由度が低下するだけでなく、ステージ部10bが目立ちすぎて回胴式遊技機10の外観品質が低下する虞もある。このため、第二表示体用下側支持部52aは、可動表示ユニット50bの外端から開閉軸L側にある程度入りこんだ箇所に設けることが好ましい。開閉軸Lから可動表示ユニット50bの外端までの距離D(図5)に対する、開閉軸Lから第二表示体用下側支持部52aまでの距離D(図5)の比D/Dは、0.5以下とすることが好ましく、0.4以下とすることがより好ましく、0.3以下とすることがさらに好ましい。
第二表示体用上側支持ローラ52b(第二表示体用上側支持部52b)を、第二表示体52(可動表示ユニット50b)の幅方向におけるどの場所に設けるかは、第二表示体用下側支持部52aを設ける場所等によっても異なり、特に限定されないが、第二表示体52(可動表示ユニット50b)の支持バランスを考慮して、第二表示体用下側支持部52aの真上に配置することが好ましい。本実施態様の回胴式遊技機10においても、第二表示体用下側支持部52aの真上に第二表示体用上側支持部52bを設けている。
また、第二表示体用下側支持ローラ52a(第二表示体用下側支持部52a)や第二表示体用上側支持ローラ52b(第二表示体用上側支持部52b)を、第二表示体52(可動表示ユニット50b)の厚さ方向のどの場所に設けるかも特に限定されない。しかし、第二表示体用下側支持部52aや第二表示体用上側支持部52bを、可動表示ユニット50bの表示面側近傍に設けると、可動表示ユニット50bを開位置に移動させたときに、遊技者から第二表示体用下側支持部52aや第二表示体用上側支持部52bが見えやすくなり、回胴式遊技機10の外観品質が低下する虞がある。一方、第二表示体用下側支持部52aや第二表示体用上側支持部52bを、可動表示ユニット50bの背面側近傍に設けると、可動表示ユニット50bを閉位置に移動させたときに、遊技者から第二表示体用下側支持部52aや第二表示体用上側支持部52bが見えやすくなり、やはり、回胴式遊技機10の外観品質が低下する虞がある。
このため、本実施態様の回胴式遊技機10においては、図6及び図7に示すように、第二表示体用下側支持部52a(図6)及び第二表示体用上側支持部52b(図7)を、可動表示ユニット50bの厚さ方向略中間部に配している。ここで、図6は、図1に示された表示ユニット50における可動表示ユニット50bの下部周辺を前方斜め右下から見た状態を示した斜視図であり、図7は、図1に示された表示ユニット50における可動表示ユニット50bの上部周辺を前方斜め右上から見た状態を示した斜視図である。これにより、第二表示体52(可動表示ユニット50b)が開位置(図1)にあるときと閉位置(図2)にあるときとのいずれにおいても、遊技者から第二表示体用下側支持部52a及び第二表示体用上側支持部52bを見えにくくすることが可能になり、回胴式遊技機10の外観品質を高めることが可能になる。
このように、回胴式遊技機10の外観品質を高めるためには、第二表示体用下側支持部52aや第二表示体用上側支持部52bを目立ちにくくすることが好ましいが、これに関し、本実施態様の回胴式遊技機10では、次のような工夫も施している。すなわち、図6に示すように、第二表示体用下側支持部52aの前面側(表示面側)に、表示面側装飾部材53cを配するとともに、第二表示体用下側支持部52aの後面側(背面側)に、背面側装飾部材54cを配している。同様に、図7に示すように、第二表示体用上側支持部52bの前面側(表示面側)にも、表示面側装飾部材53cを配するとともに、第二表示体用下側支持部52aの後面側(背面側)にも、背面側装飾部材54cを配している。このため、第二表示体用下側支持部52aや第二表示体用上側支持部52bの大部分が表示面側装飾部材53c及び背面側装飾部材54cで覆われて隠れるようになっており、遊技者から第二表示体用下側支持部52aや第二表示体用上側支持部52bが見えにくくなっている。
表示面側装飾部材53cや背面側装飾部材54cは、回胴式遊技機10における、遊技者から見える部分の外表面を形成するものとして適切な外観を有するものであれば特に限定されず、意匠等が特に施されたものでなくてもよい。本実施態様の回胴式遊技機10において、表示面側装飾部材53c及び背面側装飾部材54cは、可動表示ユニット50bにおける、第二表示体52における第二表示面α以外の略全体を覆うカバー部材となっている。
このとき、上記の表示面側装飾部材53cや背面側装飾部材54cを下側に延在させることにより、第二表示体52(可動表示ユニット50b)の下端面とステージ部10bの上向き面βとの隙間γ(図1)が狭くなるようにすれば、第二表示体用下側支持部52aや第二表示体用上側支持部52bがさらに見えにくくなる。しかし、既に述べたように、ステージ部10bの上向き面βには、メダル投入口11(図1)に投入する予定のメダルや、メダル払出口12から払い出されたメダルが仮置きされたり、回胴式遊技機10の上部に置かれたメダル箱からメダルがこぼれ落ちたりすることがあるところ、隙間γを狭くしておくと、メダルが隙間γに挟み込まれて、可動表示ユニット50bを開閉することができなくなったり、可動表示ユニット50bやステージ部10bが破損等したりする可能性がある。
このため、隙間γは、メダルの厚さ以上に設定すると好ましい。隙間γの具体的な値は、特に限定されないが、遊技媒体として一般的に用いられるメダルの厚さは、1.6mmであることが多い。このため、隙間γは、1.6mm(メダルの厚さの1倍)以上とすることが好ましく、1.8mm(メダルの厚さの約1.1倍)以上とすることがより好ましく、2mm(メダルの厚さの1.2〜1.3倍)以上とすることがさらに好ましい。一方、隙間γの上限は、特に限定されない。しかし、隙間γが広すぎると、回胴式遊技機10の外観品質が低下する虞がある。このため、隙間γは、3mm(メダルの厚さの約2倍)以下に抑えることが好ましく、2.5mm(メダルの厚さの約1.5倍)以下に抑えることがより好ましい。
ところが、上記のように、隙間γをメダルの厚さ以上に設定した場合であっても、第二表示体用下側支持ローラ(第二表示体用下側支持部52a)とステージ部10bの上向き面βとの間にメダルが入り込む可能性を否定しきれない。このため、第二表示体用下側支持部52aの前側近傍や後側近傍には、図6の拡大部分に破線で示すような邪魔板(メダル押出部55)を設けると好ましい。これにより、隙間γにおける、第二表示体用下側支持部52aの前側又は後側にメダルが入り込んだ場合であっても、可動表示ユニット50bを開閉する際に、そのメダルがメダル押出部55によって押し出されるようにすることが可能になる。
ただし、上記のように、メダル押出部55を設ける場合には、メダル押出部55の前側や後側にメダルが存在するときに可動表示ユニット50bを開閉すると、その開閉に伴ってメダルも押されて動くようになるが、このときのメダルがメダル押出部55と前扉10b等との間に挟み込まれるようなことがあると、可動表示ユニット50bを開閉することができなくなったり、メダル押出部55や前扉10bが破損等したりする可能性がある。このため、メダル押出部55によって押し出されたメダルが可動表示ユニット50bと前扉10b等との間に挟み込まれないようにするための凹部等(メダル逃し部)を、前扉10bや表示ユニット50等におけるステージ部10bの近傍(例えば、図1における網掛けハッチング部δで示した箇所や、図2における網掛けハッチング部δで示した箇所)に設けると好ましい。これにより、上記の不具合を防止することが可能になる。
以上のように、本実施態様の回胴式遊技機10では、上記の荷重分散構造を採用したため、第一表示体51に対して第二表示体52を開閉可能な構造としたにもかかわらず、第二表示体52(可動表示ユニット50b)の荷重がその開閉軸Lの周辺部に局所的にかかりにくくなっており、表示ユニット50の開閉軸Lの周辺部の破損や歪みを防止することが可能となっている。したがって、第二表示体52に所望の開閉動作を行わせ続けることができるとともに、回胴式遊技機10の外観品質を高めることもできるようになっている。
2.3 その他の工夫
本実施態様の回胴式遊技機10では、上記の荷重分散構造に加えて、以下の工夫も施している。
2.3.1 第二表示面の形状の工夫
左右の可動表示ユニット50bにおける第二表示面αは、矩形状等に形成してもよいが、本実施態様の回胴式遊技機10では、図1に示すように、いずれもパース枠状に形成している。すなわち、可動表示ユニット50bが開位置にある場合において、左右それぞれの第二表示面αの下縁を、可動表示ユニット50bの開閉端(外端)側から開閉軸Lに近づくにつれて高くなるように傾斜させるとともに、それぞれの第二表示面αの上縁を、可動表示ユニット50bの開閉端(外端)側から開閉軸Lに近づくにつれて低くなるように傾斜させることで、第二表示面αの上縁と下縁との間隔が、可動表示ユニット50bの開閉端側から開閉軸Lに近づくにつれて狭くなるようにしている。このように、第二表示面αをパース枠状に形成したことによって、可動表示ユニット50bが開位置にある状態において、第二表示面αによる表示を実際よりも遠近感のある状態で行い、第一表示面α及び第二表示面αの表示内容を、迫力や臨場感のあるものとすることが可能となっている。
また、本実施態様の回胴式遊技機10において、第二表示面αは、図5に示すように、表示面側装飾部材53cによってパース枠状に区画されているところ、この表示面側装飾部材53cにおける余白部に、略三角状の下側露出窓53c及び上側露出窓53cを設けており、この下側露出窓53c及び上側露出窓53cを通じて第二表示体52の表示面が露出した状態となっている。このため、第二表示体52の表示面における、下側露出窓53cから露出する部分を、第二表示面αとは独立した表示面(下側サブ表示面α)として機能させ、上側露出窓53cから露出する部分も、第二表示面αとは独立した表示面(上側サブ表示面α)として機能させることができるようになっている(第二表示体52として上記の液晶表示装置等を用いた場合には、その表示面のエリアごとに異なる独立した画像を表示することが可能である。)。したがって、上記のパース枠による遠近作用を奏させながらも、パース枠の余白部を有効に活用し、可動表示ユニット50bの表現力を高めることが可能となっている。
2.3.2 可動表示ユニットの開閉機構の工夫
既に述べたように、第二表示体52(可動表示ユニット50b)は、第一表示体51(固定表示ユニット50a)に対して回動(開閉)可能な構造となっている。可動表示ユニット50bを開閉可能とする構造は、特に限定されないが、本実施態様の回胴式遊技機10においては、図5に示すように、可動表示ユニット50bの基端側における下端面から下向きに突出する下向き軸部56を設けるとともに、可動表示ユニット50bの基端側における上端面から上向きに突出する上向き軸部57を設け、これらの下向き軸部56及び上向き軸部57を、図6及び図7に示すように、下側軸受部61(図6)及び上側軸受部62(図7)に軸支させている。下側軸受部61及び上側軸受部62はいずれも、前扉10b(図1)の支持躯体(前扉ベース)に対して固定された金属製の部材となっている。
ところで、本実施態様の回胴式遊技機10では、既に述べたように、第二表示体52として液晶表示装置を用いているところ、第二表示体52は、電源ユニット32(図4)と接続する必要がある。加えて、第二表示体52は、主に演出に関わるものであるところ、サブ制御基板ユニット31(図4)とも接続する必要がある。すなわち、第二表示体52には、電力線や信号線等の配線を接続する必要がある。また、発光ランプ16a,16b,16c,16dのうち、発光ランプ16cは、可動表示ユニット50bに設けたところ、この発光ランプ16cを制御する光源基板58(図5)にも配線を接続する必要がある。ところが、可動表示ユニット50bは、前扉10bに対して開閉するものであるため、その配線に工夫を施さないと、配線が切断したり、配線のコネクタ部分が脱落したり、配線が遊技者に見えたりする虞がある。この点、本実施態様の回胴式遊技機10では、図7に示すように、上向き軸部57を中空に形成しており、この上向き軸部57の中空部に上記の配線を通すようにしている。
さらに、本実施態様の回胴式遊技機10では、可動表示ユニット50bにおける上側軸受部62(図7)を金属製の部材としたところ、これに軸支させる上向き軸部57(図7)を樹脂等の非金属で形成すると、上向き軸部57が摩耗等しやすくなる虞がある。一方、上向き軸部57を金属で形成すると、上向き軸部57の内部を通した配線が傷つきやすくなる虞がある。この点、本実施態様の回胴式遊技機10においては、図7に示すように、上向き軸部57を、その外周部を形成する外側筒状部57aと、その内周部を形成する内側筒状部57bとで構成している。これにより、上向き軸部57の外周部を摩耗等から保護しながらも、上向き軸部57の内部に通された配線を保護することが可能となっている。
以上では、上向き軸部57に関する工夫を説明したが、本実施態様の回胴式遊技機10では、下向き軸部56にも、以下の工夫を施している。すなわち、第二表示体52(可動表示ユニット50b)が第一表示体51(固定表示ユニット50a)に対して勢いよく回動(開閉)すると、開閉時の衝撃によって表示ユニット50が破損等するだけでなく、可動表示ユニット50bを操作する手が可動表示ユニット50bに挟まれる虞もある。この点、本実施態様の回胴式遊技機10では、図6に示すように、下向き軸部56の外周部にトルクリミッタ59を装着している。このトルクリミッタ59によって、下側軸受部61に対する下向き軸部56の摩擦抵抗(回転抵抗)を大きくして、固定表示ユニット50aに対して可動表示ユニット50bが勢いよく回動しないようにすることが可能となっている。トルクリミッタ59として中空なものを用いるとともに、それを装着する下向き軸部56も中空として、下向き軸部56の内周部を樹脂で形成する等の工夫を施せば、下向き軸部56に上記の配線を通すことも可能である。また、上向き軸部57にトルクリミッタ59を装着することも可能である。
10 回胴式遊技機
10a 筺体本体
10b 前扉
10b リール窓
10b ステージ部
10b 逆ステージ部
11 メダル投入口
12 メダル払出口
13 第一リール(リール)
14 第二リール(リール)
15 第三リール(リール)
16a 発光ランプ
16b 発光ランプ
16c 発光ランプ
16d 発光ランプ
17a スピーカー
17b スピーカー
17c スピーカー
18 マックスベットボタン
19 シングルベットボタン
20 スタートレバー
21 第一ストップボタン(ストップボタン)
22 第二ストップボタン(ストップボタン)
23 第三ストップボタン(ストップボタン)
24 チャンスボタン
25 払戻しボタン
26 メニューボタン
30 メイン制御基板ユニット
31 サブ制御基板ユニット
32 電源ユニット
33 コネクタユニット
34 リールユニット
35 ホッパーユニット
50 表示ユニット
50a 固定表示ユニット
50b 可動表示ユニット
51 第一表示体
52 第二表示体
52a 第二表示体用下側支持ローラ(第二表示体用下側支持部)
52b 第二表示体用上側支持ローラ(第二表示体用上側支持部)
53 表示面側部材
53c 表示面側装飾部材
53c 下側露出窓
53c 上側露出窓
54 背面側部材
54a 下側フレーム
54a 下側ローラ用軸受部
54a 下側軸受用ブリッジ部
54b 上側フレーム
54b 上側ローラ用軸受部
54b 上側軸受用ブリッジ部
54c 背面側装飾部材
55 メダル押出部
56 下向き軸部
57 上向き軸部
57a 外側筒状部
57b 内側筒状部
58 光源基板
59 トルクリミッタ
61 下側軸受部
62 上側軸受部
α 第一表示面
α 第二表示面
α 下側サブ表示面
α 上側サブ表示面
β 上向き面
β 下向き面
γ 第二表示体(可動表示ユニット)の下端面とステージ部の上向き面との隙間

Claims (8)

  1. 遊技機筺体の前扉の前面側に、
    第一表示面を前面側に有する第一表示体と、
    第二表示面を前面側に有する第二表示体と、
    を備え、
    第二表示体が、
    その第二表示面が第一表示体の第一表示面の側方に並んで、第一表示面及び第二表示面の双方が遊技者から視認可能な状態になる開位置と、
    その第二表示面が後向きになって第一表示面の前面側に重なり、第一表示面の少なくとも一部が遊技者から視認できない状態になる閉位置と、
    の間で、非水平方向の開閉軸を中心として開閉可能な構造とされた
    遊技機であって、
    前扉における第二表示体の下側に位置する部分に、上向き面を有するステージ部が設けられ、
    第二表示体の下端面における、前記開閉軸よりも開閉端側に位置する部分に、第二表示体が開閉する際にステージ部の上向き面に当接ることにより、第二表示体を支持するための第二表示体用下側支持部が設けられ
    第二表示体が閉位置である場合に、第二表示体の下端面とステージ部の上向き面との間に隙間が形成され、この隙間に第二表示体用下側支持部が位置する
    ことを特徴とする遊技機。
  2. 遊技機筺体の前扉の前面側に、
    第一表示面を前面側に有する第一表示体と、
    第二表示面を前面側に有する第二表示体と、
    を備え、
    第二表示体が、
    その第二表示面が第一表示体の第一表示面の側方に並んで、第一表示面及び第二表示面の双方が遊技者から視認可能な状態になる開位置と、
    その第二表示面が後向きになって第一表示面の前面側に重なり、第一表示面の少なくとも一部が遊技者から視認できない状態になる閉位置と、
    の間で、非水平方向の開閉軸を中心として開閉可能な構造とされた
    遊技機であって、
    前扉における第二表示体の下側に位置する部分に、上向き面を有するステージ部が設けられ、
    第二表示体の下端面における、前記開閉軸よりも開閉端側に位置する部分に、第二表示体が開閉する際にステージ部の上向き面に当接することにより、第二表示体を支持するための第二表示体用下側支持部が設けられ、
    第二表示体用下側支持部の前面側及び/又は後面側に、装飾部材が配され、
    当該装飾部材によって、第二表示体用下側支持部が遊技者から視認されにくくされた
    ことを特徴とする遊技機。
  3. 第二表示面の下縁が、第二表示体の開閉端側から前記開閉軸に近づくにつれて高くなるように傾斜されて、
    第二表示面の上縁と下縁との間隔が、第二表示体の開閉端側から前記開閉軸に近づくにつれて狭くなるように形成されることにより、
    第二表示面がパース枠状に形成されるとともに、
    前記装飾部材が、第二表示面の下縁よりも下側に位置する部分であって、前記パース枠の余白となる部分に配された
    請求項記載の遊技機。
  4. 前扉に、
    メダルを投入するためのメダル投入口と、
    メダルを払い出すためのメダル払出口と、
    を備え、
    前記装飾部材の下端縁とステージ部の上向き面との隙間が、メダルの厚さ以上に設定された
    請求項又は記載の遊技機。
  5. 第二表示体用下側支持部の前側近傍及び/又は後側近傍に、メダル押出部が設けられ、
    前記装飾部材の下端縁とステージ部の上向き面との隙間における、第二表示体用下側支持部の前側又は後側にメダルが入り込んだ場合であっても、第二表示体を開く及び/又は閉じる際に、そのメダルがメダル押出部によって押し出されるようにした
    請求項記載の遊技機。
  6. メダル押出部によって押し出されたメダルが第二表示体と前扉との間に挟み込まれないようにするためのメダル逃し部が、前扉におけるステージ部の近傍に設けられた請求項記載の遊技機。
  7. 第二表示体用下側支持部が、第二表示体の厚さ方向略中間部に配された請求項1〜6のいずれか1つに記載の遊技機。
  8. 第二表示体用下側支持部が、その外周面がステージ部の上向き面に摺接し、第二表示体の開閉に伴って回転する第二表示体用下側支持ローラとされた請求項1〜7いずれか1つに記載の遊技機。
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