JP6741672B2 - バスドラム用消音具およびバスドラム - Google Patents

バスドラム用消音具およびバスドラム Download PDF

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Description

本発明はバスドラム用消音具およびバスドラムに関する。特に、本発明は、打撃音を低減させつつ、アコースティックのバスドラム特有の音色を残存させることができるバスドラム用消音具およびバスドラムに関する。
大音量での演奏を回避する必要がある環境下において、ドラムの演奏時に発生する音量を低減させる消音具が知られている。この消音具としては、例えば、開口部を設けた消音部材をドラム(タム)の打面ヘッドに全面接着または一体成形させ、開口部を通して打面ヘッドを打撃するものがある(特許文献1)。このような消音具は、消音部材により打面ヘッドの振動を早期に減衰させることで打撃音を低減できる。
米国特許第4254685号明細書
しかし、特許文献1では、消音部材が打面ヘッドに全面接着または一体成形されることにより打面ヘッドの自由な振動が妨げられる。よって、特許文献1には、アコースティックのドラム特有の音色が損なわれるという問題点がある。
本発明は上述した問題点を解決するためになされた。本発明は、打撃音を低減させつつ、アコースティックのバスドラム特有の音色を残存させることができるバスドラム用消音具およびバスドラムを提供することを目的とする。
課題を解決するための手段および発明の効果
この目的を達成するために、請求項1記載のバスドラム用消音具によれば、アコースティックのバスドラムの打面ヘッドが遮音板で覆われる。そのため、バスドラム用消音具は、フットペダルのビータで所定の打撃位置が打撃されることで発生する打面ヘッドからの打撃音を遮音板により遮って打撃音を低減できる。
遮音板の接触部は打面ヘッドに接触する。接触部の周縁に設けられる固定部は、打面ヘッドに張力を付与するフープ又は打面ヘッドに固定される。接触部は、ビータによる打撃位置を開放する開口部を有するので、ビータによる打撃時、開口部を通してビータで打面ヘッドを押すことができる。打撃時にビータが打面ヘッドを押している間は、接触部の剛性によって、非打撃時に打面ヘッドと接触する接触部の少なくとも一部が打面ヘッドから離れるので、遮音板と打面ヘッドとの接触面積が減少する。打撃時の一瞬だけでなく、ビータが打面ヘッドを押している間中は、打面ヘッドと遮音板との接触によって打面ヘッドの自由な振動が妨げられることを抑制できるので、バスドラム用消音具は、アコースティックのバスドラム特有の音色を残存させることができる。
ビータによる打撃後、ビータが打面ヘッドを押さなくなると遮音板へ向かって打面ヘッドが移動する。打撃時に打面ヘッドから離れた部分の接触部が再び打面ヘッドと接触するので、遮音板と打面ヘッドとの接触面積が増加する。これにより、打撃後は打面ヘッドの振動を早期に減衰でき、打撃音を低減できる。従って、バスドラム用消音具は、打撃音を低減させつつ、アコースティックのバスドラム特有の音色を残存させることができる効果がある。
請求項2記載のバスドラム用消音具によれば、固定部は弾性を有する合成樹脂製またはゴム製であるので、固定部は接触部を介して打面ヘッドの振動を減衰できる。これにより、バスドラム用消音具は、遮音板による打撃音の低減性能を向上できる効果がある。
固定部がフープに接触した状態でフープに固定されるので、バスドラム用消音具は、請求項1の効果に加え、固定部が打面ヘッドに固定される場合と比べて打面ヘッドの自由な振動が妨げられることを抑制できる効果がある。
請求項3記載のバスドラム用消音具によれば、バスドラムの共鳴ヘッドに共鳴側遮音板が接触しているので、共鳴ヘッドの振動を抑制できる。その結果、バスドラム用消音具は、請求項1又は2の効果に加え、打撃音を低減できる効果がある。
請求項4記載のバスドラム用消音具によれば、打面ヘッドに装着される被打撃部がビータによる打撃位置に配置される。そのため、打面ヘッドの代わりに被打撃部がビータで打撃され、打面ヘッドと被打撃部とを一体的に振動させることができる。これにより、バスドラム用消音具は、打撃による打面ヘッドの自由な振動が妨げられることを抑制でき、アコースティックのバスドラム特有の音色を残存させることができる効果がある。
被打撃部が所定の弾性を有するので、バスドラム用消音具は、被打撃部を打撃したときの衝撃を緩衝できると共に、打撃時に被打撃部を介して打面ヘッドへ伝達される衝撃を緩衝できる。これにより、バスドラム用消音具は、請求項1から3のいずれかの効果に加え、被打撃部の打撃によって発生する打撃音を低減できる効果がある。
請求項5記載のバスドラム用消音具によれば、開口部の内周に接触しないように被打撃部が開口部を塞ぐので、打面ヘッドから発生する音を開口部から漏れ難くできる。従って、バスドラム用消音具は、請求項4の効果に加え、打撃音の低減性能を向上できる効果がある。
請求項6記載のバスドラム用消音具によれば、打面ヘッドに対する遮音板の高さと、打面ヘッドに対する被打撃部の高さとが同一である。その結果、請求項4又は5の効果に加え、バスドラム用消音具を取り付けたバスドラムの見栄えを良くできる効果がある。
請求項7記載のバスドラム用消音具によれば、被打撃部は、所定の弾性を有すると共にビータにより打撃される打面部と、打面部の周縁を支持する枠部とを備えている。振動を検出する振動センサが枠部に取り付けられるので、バスドラム用消音具は、アコースティックのバスドラムを電子ドラムとして利用することができる。
枠部の剛性が打面部の剛性よりも高く設定されるので、バスドラム用消音具は、打面部の振動に比べて枠部の振動を単純にできる。振動が単純な枠部に振動センサが取り付けられるので、バスドラム用消音具は、振動の誤検出を抑制して振動の検出精度を向上できる効果がある。
さらに、遮音板により打面ヘッドの打撃後の振動を早期に減衰できるので、打面ヘッドと一体的に振動する被打撃部の振動も早期に減衰されることが期待できる。被打撃部の枠部に振動センサが取り付けられるので、打撃後の振動の誤検出を抑制して打撃時の振動の検出精度の向上が期待できる。従って、バスドラム用消音具は、請求項4から6のいずれかの効果に加え、振動センサによる振動の検出精度を向上できる効果がある。
請求項8記載のバスドラムは、アコースティックのドラムであり、フープと、フープにより張力が付与される打面ヘッドとを備える。さらに、バスドラムには、請求項4から7のいずれかに記載のバスドラム用消音具が取り付けられる。被打撃部の周縁に設けられる複数の取付具を介して被打撃部が打面ヘッドに取り付けられ、打面ヘッドには複数の取付具に囲まれた部分を開放する打面開口部が設けられる。被打撃部の位置に打面開口部が位置するので、バスドラムは、請求項4から7のいずれかの効果に加え、打撃音を低減できる効果がある。
(a)は本発明の第1実施の形態におけるバスドラム用消音具が装着されたバスドラムの斜視図である。(b)はバスドラム用消音具が装着されたバスドラムの正面図である。 バスドラム及びバスドラム用消音具の分解立体図である。 (a)は被打撃部の正面図である。(b)は被打撃部の背面図である。 (a)は図1(b)のIVa−IVa線における非打撃時のバスドラム及びバスドラム用消音具の断面図である。(b)は被打撃部が打撃された状態を示すバスドラム及びバスドラム用消音具の断面図である。 第2実施の形態におけるバスドラム用消音具が装着されたバスドラムの斜視図である。 図5のVI−VI線における非打撃時のバスドラム及びバスドラム用消音具の切断部端面図である。
以下、本発明の好ましい実施の形態について、添付図面を参照して説明する。まず、図1(a)、図1(b)及び図2を参照して、本発明の第1実施の形態におけるバスドラム1及びバスドラム用消音具10(以下「消音具10」と称す)について説明する。図1(a)は本発明の第1実施の形態における消音具10が装着されたバスドラム1の斜視図である。図1(b)は消音具10が装着されたバスドラム1の正面図(奏者側から見た図)である。図2はバスドラム1及び消音具10の分解立体図である。
図1(a)、図1(b)及び図2に示すように、バスドラム1は、円筒状のシェル2の両端を円形状の膜である打面ヘッド3及び共鳴ヘッド4で塞いだアコースティックの打楽器である。バスドラム1は、打面ヘッド3が打撃されることで打撃音を発生する。バスドラム1において、円環状のフープ5に掛けられるフック6aが、シェル2に固定されるラグ6bとチューニングボルト6cで繋がれる。バスドラム1において、チューニングボルト6cを締めることでラグ6bへ向かってフック6aが移動し、打面ヘッド3及び共鳴ヘッド4の周縁がフープ5に押されて打面ヘッド3及び共鳴ヘッド4に張力が付与される。
バスドラム1には、打面ヘッド3を打撃するためのフットペダル7が装着される。フットペダル7は、ペダル7aの踏み込みに応じて回転するビータ8で打面ヘッド3を打撃する。ビータ8の位置や長さ等が奏者の好みに応じて設定されることで、ビータ8による打面ヘッド3の打撃位置が決定される。
なお、本実施の形態では、打面ヘッド3のビータ8による打撃位置に膜厚方向に貫通する円形状の打面開口部3aが設けられ、消音具10の被打撃部20で打面開口部3aが覆われる。打面ヘッド3の代わりに被打撃部20が打撃されることで、バスドラム1は打撃音を発生する。ビータ8による打撃位置とは、被打撃部20が装着されていない場合には打面ヘッド3がビータ8で打撃される位置であり、被打撃部20が装着されている場合には被打撃部20がビータ8で打撃される位置である。打面ヘッド3をビータ8で直接打撃する場合と比べて、被打撃部20をビータ8で打撃する場合のビータ8による打撃位置が被打撃部20の厚さの分だけ奏者側に位置する。そのため、フットペダル7は、バスドラム1との間にスペーサ9を介してバスドラム1に装着される。
消音具10は、バスドラム1に装着され、演奏時に発生する音量を低減させる。消音具10は、遮音板11と、共鳴側遮音板15と、被打撃部20とを備えている。被打撃部20は、ビータ8による打撃位置に配置されると共に打面ヘッド3の奏者側の面に装着される。
遮音板11は、打面ヘッド3を覆う円板状に形成される。遮音板11は、打面ヘッド3から発生する打撃音を遮って打撃音を低減させる。遮音板11は、接触部12と、固定部13とを備えている。
接触部12は、円板状の木製の部材であり、打面ヘッド3に接触する。接触部12は、板厚方向に貫通する開口部14が略中央に設けられる。接触部12は、後述する取付具23の円板部24を避けるように打面ヘッド3側の面に段差部12aが設けられる。接触部12が木製の部材なので、即ち、接触部12が多孔質な素材なので接触部12(遮音板11)の吸音性能を向上でき、打撃音を低減できる。なお、木製の部材としては、例えば、パーティクルボードや集成材、繊維板、合板、単板などが挙げられる。
固定部13は、軟質ポリウレタンフォーム製であり、円環状に形成される。固定部13は、接触部12の周縁の全周に設けられる。接触部12に固定部13を接着することで接触部12と固定部13とが一体化される。固定部13は、フープ5に圧入できる程度に固定部13の外径がフープ5の内径よりも僅かに大きく形成される。これにより、固定部13をフープ5に圧入して固定することで、遮音板11がバスドラム1に装着される。さらに、固定部13の外径寸法は、演奏時の振動や衝撃等によって、フープ5に圧入された固定部13がフープ5に対して移動しないように設定されることが好ましい。
開口部14は、ビータ8による打撃位置を開放するための円形状の穴である。そのため、ビータ8は、開口部14を通って被打撃部20を打撃できる。開口部14は、遮音板11をバスドラム1に装着したときに打面開口部3aに対して同心円状に位置し、打面開口部3aよりも径が大きく形成される。これにより、消音具10は、被打撃部20を装着するためのスペースである打面ヘッド3の奏者側の面を開口部14の内側に確保できる。
共鳴側遮音板15は、軟質ポリウレタンフォーム製であり、円板状に形成される。共鳴側遮音板15は、共鳴ヘッド4の奏者側の面と接触する。共鳴側遮音板15の外径は、シェル2の内径よりも大きく、シェル2の外径よりも小さく形成される。シェル2の端部と共鳴ヘッド4との間に共鳴側遮音板15を挟んだ状態で、フープ5によって共鳴ヘッド4に張力を付与することで、共鳴側遮音板15がバスドラム1に固定される。共鳴側遮音板15は、共鳴ヘッド4の振動を抑制できるので、打撃音を低減できる。また、共鳴ヘッド4の打面ヘッド3側に共鳴側遮音板15が位置するので、打面ヘッド3の打撃による衝撃により共鳴側遮音板15が共鳴ヘッド4へ向かって押される。その結果、共鳴側遮音板15が共鳴ヘッド4から離れることを抑制できる。
次に図3(a)、図3(b)及び図4(a)を参照して被打撃部20について説明する。図3(a)は被打撃部20の正面図(奏者側から見た図)である。図3(b)は被打撃部20の背面図である。図4(a)は図1(b)のIVa−IVa線における非打撃時のバスドラム1及び消音具10の断面図である。なお、図4(a)はフック6a、ラグ6b及びチューニングボルト6cが省略して図示されている。
図3(a)、図3(b)及び図4(a)に示すように、被打撃部20は、円形状に形成され、打面ヘッド3の代わりに打撃される。被打撃部20は、打面ヘッド3と一体的に振動すると共に、ビータ8による打撃の衝撃を緩衝して打面ヘッド3へ伝達する。被打撃部20は、打面開口部3aを覆う。被打撃部20は、打面部21と、枠部22と、取付具23とを備えている。
枠部22の奏者側には、ピエゾアクチュエータから構成される振動センサ26が取り付けられている。従って、被打撃部20をバスドラム1に装着することで、バスドラム1を電子ドラムとして利用することができる。
打面部21は、ビータ8で打撃される打面を構成する。打面部21は、伸縮可能な網状素材から構成される(所定の弾性を有する)膜状の部位である。なお、打面部21は網状素材に限らず、フィルム状の素材や、弾性を有する合成樹脂、ゴムなどから構成することも可能である。打面部21は、その弾性により、打面部21を打撃したときの衝撃を緩衝できると共に、打撃時に被打撃部20を介して打面ヘッド3へ伝達される衝撃を緩衝できる。その結果、被打撃部20を打撃したとき、打面部21は、被打撃部20から発生する打撃音を低減できると共に、打面ヘッド3から発生する打撃音を低減できる。
枠部22は、打面部21の周縁を支持すると共に打面ヘッド3の奏者側に配置される。枠部22は、合成樹脂製の円環状の部材である。これにより、枠部22が金属製である場合と比較して、枠部22を軽量化できる。被打撃部20を軽量化できるので、消音具10は、ビータ8で被打撃部20を打撃したときに被打撃部20の慣性によってビータ8が受ける衝撃(反動)を小さくできる。その結果、消音具10は、アコースティックのバスドラム1を打撃したときの感触に近づけることができる。また、消音具10は、被打撃部20を軽量化できるので、ビータ8で被打撃部20を打撃したときに、打面ヘッド3の自由な振動が妨げられることを抑制できる。その結果、消音具10は、アコースティックのバスドラム1特有の音色を残存させることができる。さらに、枠部22が合成樹脂製なので、張力が付与された状態の打面部21と共に枠部22をインサート成形することで、打面部21の周縁部分が枠部22に固定される。
枠部22は、内径が打面開口部3aの径よりも大きい寸法に形成され、外径が開口部14の径よりも僅かに小さい寸法に形成される。枠部22の外径と開口部14の径との差は、好ましくは1mm以上20mm以下であり、さらに好ましくは2mm以上10mm以下である。消音具10は、枠部22の外径と開口部14の径との差が小さい程、開口部14からの音漏れを抑制でき、打撃音の低減性能を向上できる。消音具10は、枠部22の外径と開口部14の径との差が大きい程、打撃された被打撃部20が遮音板11(開口部14の内周)に接触することを抑制できる。その結果、被打撃部20と遮音板11との接触によって打面ヘッド3の自由な振動が妨げられることを抑制できる。
取付具23は、枠部22と打面ヘッド3との間に隙間を設けつつ、打面ヘッド3に被打撃部20を装着するための部材である。取付具23は、枠部22に設けられると共に接着テープにより打面ヘッド3に接着される。取付具23は、枠部22の周方向に複数配置され、打面ヘッド3の打面開口部3aの周りに取り付けられる。本実施の形態では、取付具23は枠部22の周方向に等間隔に5個配置されている。なお、取付具23が5個配置される場合に限らず、取付具23を4個以下または6個以上配置することは可能である。消音具10は、枠部22の全体を打面ヘッド3に接着させる場合と比べて、取付具23により被打撃部20と打面ヘッド3との接触面積を抑制できる。その結果、被打撃部20との接触によって打面ヘッド3の自由な振動が妨げられることを抑制できる。
取付具23は、ゴム製の部材である。なお、取付具23はゴム製に限らず、弾性を有する合成樹脂製の取付具23を用いることが可能である。取付具23は、弾性を有するので、ビータ8の打撃によって被打撃部20から打面ヘッド3へ伝達される衝撃を取付具23により緩衝でき、打撃音を低減できる。
取付具23は、円板部24と、軸部25とを備えている。円板部24は、接着テープが貼り着けられて打面ヘッド3に接着される。円板部24は、打面ヘッド3と取付具23との接着面積を確保できるので、打面ヘッド3から被打撃部20を脱落し難くできる。軸部25は、円柱状に形成され、円板部24に立設されると共に枠部22に固定される。
次に、図4(a)に加え、図4(b)を参照して、消音具10の機能について説明する。図4(b)は被打撃部20が打撃された状態を示すバスドラム1及び消音具10の断面図である。なお、図4(b)はフック6a、ラグ6b及びチューニングボルト6cが省略して図示されている。
図4(a)に示すように、ビータ8による非打撃時には接触部12の片面の略全面が打面ヘッド3に接触している。図4(b)に示すように、被打撃部20がビータ8で打撃されると、被打撃部20を介して打面ヘッド3がビータ8で押される。そのため、遮音板11(接触部12)から打面ヘッド3が離れ、打面ヘッド3と遮音板11との接触面積が減少する。打面ヘッド3と遮音板11との接触によって打面ヘッド3の自由な振動が妨げられることを抑制できるので、消音具10は、アコースティックのバスドラム1特有の音色を残存させることができる。
ビータ8による打撃後、被打撃部20からビータ8が離れ、被打撃部20を介して打面ヘッド3がビータ8で押されなくなると、遮音板11へ向かって打面ヘッド3が移動する。これにより、打面ヘッド3と遮音板11との接触面積が増加する。消音具10は、打面ヘッド3と遮音板11との接触によって打面ヘッド3の振動を早期に減衰できるので、打撃後の打撃音を低減できる。従って、消音具10は、打撃音を低減させつつ、アコースティックのバスドラム1特有の音色を残存させることができる。
非打撃時には接触部12の片面(打面ヘッド3側の面)の略全面が打面ヘッド3に接触している、即ち、遮音板11(接触部12)と打面ヘッド3とが密着している。そのため、被打撃部20がビータ8で打撃されて打面ヘッド3が遮音板11(接触部12)から離れるときに遮音板11と打面ヘッド3との間が減圧される。これにより、消音具10は、打撃時に打面ヘッド3を遮音板11から離れ難くできるので、打面ヘッド3の振幅を小さくでき、打撃音を低減できる。さらに、消音具10は、フープ5に圧入される固定部13により固定部13とフープ5との間が密閉されるので、遮音板11と打面ヘッド3との間への空気の進入経路を開口部14側に限定できる。その結果、消音具10は、遮音板11から打面ヘッド3をより離れ難くできるので、打面ヘッド3の振幅をより小さくでき、打撃音をより低減できる。また、消音具10は、打撃時に打面ヘッド3の振幅が最も大きくなる部分である被打撃部20の位置に打面開口部3aが位置するので、打撃音を低減できる。
消音具10は、段差部12aにより円板部24と接触部12との干渉を防止できるので、打面ヘッド3と接触部12との接触面積を確保できる。消音具10は、打撃後、遮音板11との接触による打面ヘッド3の振動の減衰性能を確保できるので、打撃音の低減性能を確保できる。また、演奏時の振動や衝撃等によって、フープ5に圧入された固定部13がフープ5に対して移動しないように固定部13の外径寸法が設定される。その結果、消音具10は、演奏中に打撃音の低減性能が低下しないようにでき、打撃音の低減性能を確保できる。
固定部13は、軟質ポリウレタンフォーム製なので、接触部12を介して打面ヘッド3の振動を減衰できる。これにより、消音具10は、遮音板11による打撃音の低減性能を向上できる。また、固定部13がフープ5に固定されるので、消音具10は、固定部13が打面ヘッド3に固定される場合と比べて打面ヘッド3の自由な振動が妨げられることを抑制できる。
固定部13がフープ5に固定される場合、打撃時の打面ヘッド3からの振動が固定部13を介してフープ5に伝達されることで、シェル2(バスドラム1全体)が振動して異音を発生するおそれがある。しかし、固定部13が軟質ポリウレタンフォーム製なので、消音具10は、固定部13を介してフープ5に伝達される振動を減衰できる。よって、消音具10は、シェル2(バスドラム1全体)が振動することによる異音の発生を抑制できる。
合成樹脂製の枠部22は、網状素材である打面部21よりも剛性が高いので、打撃による打面部21の振動や打面ヘッド3の振動に比べて枠部22の振動を単純にできる。振動が単純な枠部22に振動センサ26が取り付けられるので、消音具10は、振動の誤検出を抑制して振動の検出精度を向上できる。
奏者の好みに応じてビータ8の長さが設定されることで、ビータ8による打撃位置は上下に変化する。また、2つのビータ8を有するツインペダルをフットペダル7の代わりに奏者が用いる場合、ビータ8による打撃位置が左右に広がる。これらのビータ8による打撃位置に打面部21が位置するように打面部21の寸法が設定される。打面部21に振動センサ26が取り付けられる場合、ビータ8による打撃位置によって振動センサ26の感度が変化することがある。本実施の形態では打面部21の周縁を支持する枠部22に振動センサ26が取り付けられるので、消音具10は、ビータ8による打撃位置が異なっても振動センサ26の感度分布を均一にできる。
消音具10は、遮音板11により打面ヘッド3の打撃後の振動を早期に減衰できるので、打面ヘッド3と一体的に振動する被打撃部20の振動も早期に減衰させることが期待できる。被打撃部20の枠部22に振動センサ26が取り付けられるので、消音具10は、打撃後の振動の誤検出を抑制して打撃時の振動の検出精度の向上が期待できる。
振動センサ26を取り付けたバスドラム1の近くに置いたアコースティックのスネアドラムやタム(図示せず)を奏者が鳴らす場合、バスドラム1の打面ヘッド3が共鳴することがある。その共鳴による打面ヘッド3の振動を振動センサ26が検出して、振動センサ26に繋いだスピーカ等が誤発音することがある。しかし、本実施の形態では、打面ヘッド3に遮音板11が接触している。そのため、消音具10は、打面ヘッド3が共鳴により振動することを抑制できると共に、打面ヘッド3が共鳴したとしても打面ヘッド3の振動を小さくできる。従って、消音具10は、共鳴による打面ヘッド3の振動の誤検出を抑制して誤発音を抑制できる。
次に図5及び図6を参照して第2実施の形態におけるバスドラム用消音具31(以下「消音具31」と称す)について説明する。第1実施の形態では、被打撃部20が打面ヘッド3の奏者側の面に装着される場合について説明した。これに対し第2実施の形態では、被打撃部40が打面ヘッド3の共鳴ヘッド4側の面に装着される場合について説明する。なお、第1実施の形態と同一の部分については、同一の符号を付して以下の説明を省略する。
図5は第2実施の形態における消音具31が装着されたバスドラム30の斜視図である。図6は図5のVI−VI線における非打撃時のバスドラム30及び消音具31の切断部端面図である。図5及び図6に示すように、消音具31は、バスドラム30に装着され、演奏時に発生する音量を低減させる。消音具31は、遮音板32と、被打撃部40とを備えている。被打撃部40は、円形状に形成され、打面ヘッド3の共鳴ヘッド4側の面に装着される。被打撃部40は、打面開口部3aを通して奏者側に張り出すことで、打面ヘッド3の代わりにビータ8で打撃される。
遮音板32は、円板状に形成され、打面ヘッド3を覆う。遮音板32は、打面ヘッド3から発生する打撃音を遮って打撃音を低減させる。遮音板32は、接触部12と、固定部33とを備えている。接触部12は、円板状の木製の部材であり、打面ヘッド3に接触する。接触部12は、板厚方向に貫通する円形状の開口部36が略中央に設けられる。接触部12は、後述する取付具41の円板部42を避けるように打面ヘッド3側の面に段差部12aが設けられる。
固定部33は、ウレタンゴム製であり、円環状に形成される。固定部33は、接触部12の周縁の略全周に設けられる。固定部33は、周縁からフープ5に沿って固定部33の軸直方向外側へ延びるウレタンゴム製の延出部34が一体に形成される。なお、延出部34は、ウレタンゴム製に限らず、固定部33の材質とは異なる非金属製や金属製にすることが可能である。この場合、延出部34を固定部33に埋め込んだり延出部34を固定部33に接着したりすることで固定部33と延出部34とが一体化される。
固定部33は、接触部12の外周面に接着される。打面ヘッド3に遮音板32を重ねた状態でフープ5が取り付けられることで、打面ヘッド3とフープ5との間に延出部34が挟まれ、シェル2に遮音板32が固定される。これにより、消音具31は、演奏時の振動や衝撃等によって、遮音板32が打面ヘッド3から離れることを防止できる。
開口部36は、ビータ8による打撃位置を開放するための円形状の穴である。そのため、ビータ8は、開口部36を通って被打撃部40を打撃できる。開口部36は、遮音板32をバスドラム30に装着したときに打面開口部3aに対して同心円状に配置され、打面開口部3aよりも僅かに径が大きい。これにより、消音具31は、打面開口部3aから張り出す被打撃部40と開口部36との隙間を小さくしつつ、打撃された被打撃部40が遮音板32(開口部36の内周)に接触することを抑制できる。その結果、消音具31は、被打撃部40と開口部36との間からの音漏れを少なくできると共に、被打撃部40と遮音板32との接触によって打面ヘッド3の自由な振動が妨げられることを抑制できる。
被打撃部40は、打面ヘッド3の代わりにビータ8で打撃されることで、打面ヘッド3と一体的に振動すると共に、ビータ8による打撃の衝撃を緩衝して打面ヘッド3へ伝達する。被打撃部40は、打面ヘッド3の共鳴ヘッド4側の面に装着されると共に打面開口部3aから奏者側に張り出す。これにより、被打撃部40は、ビータ8で打撃される場合の打撃位置を、打面ヘッド3を直接打撃する場合の打撃位置に近づけることができる。そのため、バスドラム30とフットペダル7との間にスペーサを設ける必要はなく、バスドラム30にフットペダル7を直接装着できる。なお、バスドラム30にフットペダル7が直接装着されるので、遮音板32は、フットペダル7と干渉しないように下部の縁を切り欠いて切欠部32aを設けている。
被打撃部40は、打面部21と、枠部22と、取付具41と、クッション部47と、硬質体48とを備えている。枠部22は、打面ヘッド3の共鳴ヘッド4側に配置される。クッション部47及び硬質体48が打面開口部3aから奏者側に張り出す部位である。
被打撃部40の枠部22の共鳴ヘッド4側に、ピエゾアクチュエータから構成される振動センサ26が取り付けられる。従って、消音具31は、被打撃部40をバスドラム30に装着することで、バスドラム30を電子ドラムとして利用することができる。なお、振動センサ26からの配線(図示せず)をバスドラム30の外部の機器(図示せず)に繋ぐには、被打撃部40と開口部36との間から配線を通す場合や、打面ヘッド3及び遮音板32の任意の位置に空けた穴(図示せず)に配線を通す場合が挙げられる。
取付具41は、枠部22を打面ヘッド3に取り付けるためのゴム製のピンである。取付具41は、円板部42と、軸部43とを備えている。軸部43は、円板部42の中心に立設される円柱状の部位である。枠部22を軸方向に貫通して設けられる断面円形状の貫通孔22a、及び、打面ヘッド3を膜厚方向に円形状に貫通して設けられる貫通孔3bに軸部43が圧入されることで、打面ヘッド3に被打撃部40が装着される。なお、取付具41はゴム製に限らず、弾性を有する合成樹脂製の取付具41を用いることが可能である。
貫通孔22aは、小径部22bと、大径部22cとを備える。大径部22cは、小径部22bよりも打面ヘッド3側に位置し、小径部22bよりも径が大きい。貫通孔22aは、枠部22の周方向の5箇所に等間隔に設けられる。貫通孔3bは、大径部22cと略同一の径の穴である。貫通孔3bは、打面開口部3aの周りであって貫通孔22aに対応する位置にそれぞれ設けられる。
軸部43は、貫通孔3b及び大径部22cと略同一の径である。軸部43は、先端部44と、円環部45と、溝部46とを備えている。
先端部44は、貫通孔22a及び貫通孔3bに軸部43を挿入し易くするための部位である。先端部44は、先端へ向かって徐々に縮径するテーパ状に形成される。円環部45は、貫通孔3bに軸部43を挿入し易くすると共に、円板部42との間に打面ヘッド3を嵌めることで軸部43を打面ヘッド3に固定するための部位である。円環部45は、円板部42との間に打面ヘッド3の膜厚分の間隔を設けて円環状に拡径される。溝部46は、先端部44及び円環部45の間に設けられる凹状の部位である。溝部46は、小径部22bと略同一の径であり、小径部22bと略同一の長さである。そのため、小径部22bを溝部46に嵌めることで、軸部43を枠部22に固定できる。
軸部43は、貫通孔22aの大径部22cの長さよりも、円板部42から溝部46までの長さが大きくなるように設定される。そのため、消音具31は、枠部22と打面ヘッド3との間に隙間を設けつつ、打面ヘッド3に被打撃部40を装着できる。消音具31は、枠部22の全体を打面ヘッド3に接着させる場合と比べて、取付具41により被打撃部40と打面ヘッド3との接触面積を抑制できる。その結果、被打撃部40との接触によって打面ヘッド3の自由な振動が妨げられることを抑制できる。
クッション部47は、円柱状の軟質ポリウレタンフォーム製であり、打面部21の奏者側の面に取り付けられる。クッション部47は、外径が打面開口部3aの径よりも僅かに小さい寸法に形成される。これにより、打撃時、クッション部47が打面ヘッド3(打面開口部3aの内周)に接触することを防止できる。その結果、消音具31は、ゴム製の取付具41を介して互いに接続される打面ヘッド3及び被打撃部40のそれぞれの自由な振動が妨げられることを抑制できる。
硬質体48は、円形状の織布であり、クッション部47の打面部21に取り付けられる面とは反対側の面に設けられる。硬質体48は、クッション部47よりも硬質であり、クッション部47の外径寸法と略同じ寸法に形成される。なお、クッション部47は軟質ポリウレタンフォーム製に限らず、その他の軟質の発泡合成樹脂を用いることが可能である。硬質体48は織布に限らず、不織布やゴムシートなどを用いることは可能であり、クッション部47よりも硬質で耐摩耗性の高いものが好ましい。
ビータ8により硬質体48が打撃されると、消音具31は、クッション部47により打面部21への衝撃を緩衝できる。これにより、消音具31は、被打撃部40が打撃されることで発生する打撃音を低減できる。硬質体48は、クッション部47よりも硬質なので撓み難い。これにより、ビータ8による打撃位置は略一定であるが、消音具31は、打撃時に硬質体48からクッション部47や打面部21に加わる衝撃を分散させることができる。これにより、クッション部47及び打面部21の一部に衝撃が集中することに起因してクッション部47の一部が劣化することを抑制できると共に、打面部21の一部が伸びることを抑制できる。その結果、消音具31は、クッション部47及び打面部21の耐久性を向上できる。
被打撃部40は、ビータ8により打撃される面である。被打撃部40は、最も奏者側に位置する面である硬質体48までの打面ヘッド3からの高さが、打面ヘッド3から遮音板32の奏者側の面までの高さと同一になるように設定される。これにより、消音具31を取り付けたバスドラム30の見栄えを良くできる。
以上、実施の形態に基づき本発明を説明したが、本発明は上記実施の形態に何ら限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内で種々の改良変形が可能であることは容易に推察できる。例えば、上記各実施の形態では、打面ヘッド3に被打撃部20,40が装着される場合について説明したが、必ずしもこれに限られるものではない。被打撃部20,40を省略することは当然可能である。この場合、被打撃部20,40が装着される位置の打面ヘッド3に設けられた打面開口部3aも省略することで、ビータ8は開口部14,36を通して打面ヘッド3を直接打撃できる。
上記第1実施の形態では、打面ヘッド3に打面開口部3aが設けられる場合について説明したが、必ずしもこれに限られるものではない。打面開口部3aを省略することは当然可能である。即ち、打面開口部3aを設けないで被打撃部20を打面ヘッド3に装着することは当然可能である。
上記第1実施の形態では、被打撃部20が打面ヘッド3の奏者側の面に装着される場合について説明した。また、上記第2実施の形態では、被打撃部40が打面ヘッド3の共鳴ヘッド4側の面に装着される場合について説明した。しかし、必ずしもこれらに限られるものではない。打面部21を打面開口部3aの位置に配置した状態で、打面ヘッド3及び打面部21を1対の枠部で両側から挟み込むことで、被打撃部を打面ヘッド3に装着することは当然可能である。
上記第1実施の形態では、打面部21と枠部22と取付具23とを備える被打撃部20について説明した。また、第2実施の形態では、打面部21、枠部22及び取付具41に加えクッション部47と硬質体48とを備える被打撃部40について説明した。しかし、必ずしもこれらに限られるものではない。打面部21、枠部22及び取付具23,41を省略して打面ヘッド3にクッション部47を接着等により直接取り付けることは当然可能である。また、打面部21を省略してクッション部47の周縁を枠部22で支持することも可能である。また、取付具23を省略して枠部22の全体を打面ヘッド3に取り付けることも可能である。
また、被打撃部20にクッション部47及び硬質体48を適用することは当然可能である。この場合、打面部21に対する枠部22の高さと同一になるように、打面部21に対する硬質体48の高さを設定することで、被打撃部20の見栄えをよくできる。さらに、打面ヘッド3に対する被打撃部20(枠部22及び硬質体48)の高さと、打面ヘッド3に対する遮音板11の高さとが同一になるように設定することが可能である。これにより、消音具10を取り付けたバスドラム1の見栄えをさらに良くできる。
上記各実施の形態では、接触部12の周縁の略全周に固定部13,33が設けられる場合について説明したが、必ずしもこれに限られるものではない。接触部12の周縁の一部に固定部を設けることは当然可能である。
上記各実施の形態では、固定部13,33がフープ5に固定される場合について説明したが、必ずしもこれに限られるものではない。固定部を打面ヘッド3に接着して固定することも可能である。この場合、固定部とフープ5との間に所定の隙間が空くように固定部(遮音板)の寸法または形状を設定することで、遮音板により打面ヘッド3の一部を覆うことが可能である。また、フック6aと打面ヘッド3との間に固定部を挟むことで、固定部を打面ヘッド3に固定することも可能である。また、フープ5に固定部を接着して固定することも可能である。
上記各実施の形態では、接触部12が木製の部材である場合について説明したが、必ずしもこれに限られるものではない。打撃時の衝撃によって接触部が変形したとしても、ビータ8で押されている打面ヘッド3と接触しない程度の剛性を有すれば、接触部の素材は適宜変更可能である。例えば、合成樹脂製やゴム製の接触部が挙げられる。特に、硬質の発泡合成樹脂や、発泡ゴムを接触部に用いることで、接触部(遮音板)の吸音特性を向上でき、打撃音を低減できる。硬質の発泡合成樹脂としては、ポリウレタンフォーム、ポリイソシアヌレートフォーム、フェノールフォーム、ポリスチレンフォーム、ポリエチレンフォーム、ポリプロピレンフォームなどが挙げられる。
上記第1実施の形態では、固定部13が軟質ポリウレタンフォーム製である場合について説明した。また、上記第2実施の形態では固定部33がウレタンゴム製である場合について説明した。しかし、必ずしもこれらに限られるものではない。その他の軟質の発泡合成樹脂(ポリエチレンフォーム、ポリオレフィンフォーム、ポリ塩化ビニルフォーム、メラミンフォーム、ポリイミドフォームなど)や、その他のゴムを固定部に用いることは当然可能である。また、弾性を有する熱可塑性エラストマ等の合成樹脂を固定部に用いることも可能である。なお、接触部および固定部の素材が同一の場合、接触部と固定部とを一体に成形することが可能である。また、接触部および固定部の素材が異なる場合でも素材の組み合わせによっては、二色成形などで接触部と固定部とを熱融着して接触部と固定部とを一体に成形することが可能である。
上記各実施の形態では、共鳴側遮音板15が軟質ポリウレタンフォーム製である場合について説明したが、必ずしもこれに限られるものではない。共鳴側遮音板15の素材は適宜変更可能である。例えば、その他の合成樹脂や、ゴム、木材、布などを共鳴側遮音板に用いることは当然可能である。特に、バスドラム用消音具は、発泡合成樹脂や発泡ゴムを共鳴側遮音板に用いることで、共鳴側遮音板の吸音特性を向上でき、打撃音を低減できる。
上記第1実施の形態では、シェル2の端部と共鳴ヘッド4との間に共鳴側遮音板15が挟まれて固定される場合について説明したが、必ずしもこれに限れるものではない。共鳴側遮音板15の周縁に弾性を有する合成樹脂やゴムを設け、共鳴側遮音板15をシェル2に圧入して固定することや、共鳴ヘッド4に共鳴側遮音板15を接着して固定することは当然可能である。共鳴ヘッド4に共鳴側遮音板15を接着する場合、共鳴側遮音板15をシェル2と接触しないように共鳴ヘッド4の打面ヘッド3側の面に全面接着することが好ましい。このときの共鳴側遮音板15は、シェル2の内径よりも僅かに小さい外径を有し、厚さが約10mmの軟質ポリウレタンフォーム製であることが好ましい。また、共鳴ヘッド4の打面ヘッド3側とは反対側の面に共鳴側遮音板15を接着することも可能である。この場合、共鳴ヘッド4と共鳴側遮音板15とが接着されているので、打撃時の衝撃によって共鳴側遮音板15が共鳴ヘッド4から離れることを防止できる。
また、共鳴ヘッド4を省略して、フープ5で共鳴側遮音板15の周縁を押して共鳴側遮音板15のみをシェル2に固定することも可能である。さらに、共鳴ヘッド4の有無に係わらず、共鳴側遮音板15を省略することも可能である。
また、共鳴ヘッド4に開口を設け、その開口を共鳴ヘッド4の内側(打面ヘッド3側)から共鳴側遮音板15で塞ぐことが可能である。このときの共鳴側遮音板15は、シェル2の内径と同じか、それよりも僅かに小さい外径であり、厚さが数mm程度の発泡合成樹脂で構成されて所定の通気性を有する。つまり、開口を設けた共鳴ヘッド4の内側に、通気性を有する共鳴側遮音板15が接着される。これにより、バスドラム用消音具は、打面ヘッド3が打撃されたときにシェル2内で圧縮された空気を、共鳴ヘッド4に設けた開口および共鳴側遮音板15から適度にシェル2外へ排出できる。その結果、バスドラム用消音具は、共鳴ヘッド4の振動を抑制でき、打撃音を低減できる。なお、バスドラム用消音具は、共鳴側遮音板15の外周側のみを共鳴ヘッド4に接着することで、シェル2内の空気を外部へより適度に排出でき、打撃音をより低減できる。
上記第1実施の形態では、取付具23の接着テープにより打面ヘッド3に接着されて打面ヘッド3に被打撃部20が装着される場合について説明した。また、上記第2実施の形態では、ピンである取付具41により打面ヘッド3に被打撃部40が装着される場合について説明した。しかし、必ずしもこれらに限られるものではない。取付具として吸盤や粘着剤、ボルト及びナットなどを用いて打面ヘッド3に被打撃部を装着することは当然可能である。
上記各実施の形態では、被打撃部20,40にピエゾアクチュエータから構成される振動センサ26が取り付けられる場合について説明したが、必ずしもこれに限られるものではない。電磁誘導型の振動センサや静電容量型の振動センサを用いることは当然可能である。また、振動センサ26を取り付けずに、消音具10,31を装着したバスドラム1,30を練習用のバスドラムとして使用することも可能である。
上記第1,2実施の形態における被打撃部20,40に錘を取り付けることが可能である。消音具10,31は、その錘の質量により被打撃部20,40が装着される打面ヘッド3の振動を抑制でき、打撃音を低減できる。例えば、第2実施の形態では、被打撃部40の枠部22の外径と略同じ外径を有する鉄製等の板材を錘とし、その板材を枠部22の共鳴ヘッド4側に取付具41で固定することが可能である。より詳しくは、枠部22の貫通孔22aの小径部22bと同じ位置に同じ径の貫通孔を板材に設け、枠部22の貫通孔22aに取付具41の軸部43を圧入する。さらにその後、板材の貫通孔に軸部43を圧入することで、板材を被打撃部40に取り付けることができる。さらに、その板材に別の板材をボルト及びナットやリベット等で装着したり、板材の材質や厚さを変えて板材の質量を変えたりすることで、被打撃部40に取り付ける錘(板材)の質量を調整できる。
また、被打撃部40に取り付けた板材の共鳴ヘッド4側の中心に振動センサ26を取り付けることで、被打撃部40からの振動を振動センサ26に均等に伝えることができる。その結果、バスドラム用消音具は、ビータ8による打撃位置が異なっても振動センサ26の感度分布を均一にできる。
また、被打撃部40に取り付けた板材と打面部21との間に発泡合成樹脂等のクッションを挟むことも可能である。そのクッションにより板材と打面部21との間の空気の振動を抑制できるので、バスドラム用消音具はさらに打撃音を低減できる。
1,30 バスドラム
3 打面ヘッド
3a 打面開口部
5 フープ
7 フットペダル
8 ビータ
10,31 バスドラム用消音具
11,32 遮音板
12 接触部
13,33 固定部
14,36 開口部
15 共鳴側遮音板
20,40 被打撃部
21 打面部
22 枠部
23,41 取付具
26 振動センサ

Claims (8)

  1. フットペダルのビータで所定の打撃位置が打撃されることで打撃音を発生するアコースティックのバスドラムの打面ヘッドを覆う遮音板を備え、
    前記遮音板は、前記ビータによる打撃位置を開放する開口部を有すると共に前記打面ヘッドに接触する接触部と、
    前記接触部の周縁に設けられると共に、前記打面ヘッドに張力を付与するフープ又は前記打面ヘッドに固定される固定部とを備え、
    非打撃時に前記打面ヘッドと接触する前記接触部の少なくとも一部が、前記ビータによる打撃時に前記打面ヘッドから離れると共に打撃後に再び前記打面ヘッドと接触し、
    前記接触部は、前記打面ヘッドが前記ビータに押されている間中、打撃時に前記打面ヘッドから離れる前記接触部の少なくとも一部が前記打面ヘッドと接触しない剛性を有することを特徴とするバスドラム用消音具。
  2. 前記固定部は、弾性を有する合成樹脂製またはゴム製であり、前記フープに接触した状態で前記フープに固定されることを特徴とする請求項1記載のバスドラム用消音具。
  3. 前記バスドラムの共鳴ヘッドと接触する共鳴側遮音板を備えていることを特徴とする請求項1又は2に記載のバスドラム用消音具。
  4. 所定の弾性を有し、前記ビータによる打撃位置に配置されると共に前記打面ヘッドに装着される被打撃部を備えていることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載のバスドラム用消音具。
  5. 前記被打撃部は、前記開口部の内周に接触しないように前記開口部を塞ぐことを特徴とする請求項4記載のバスドラム用消音具。
  6. 前記打面ヘッドに対する前記遮音板の高さと、前記打面ヘッドに対する前記被打撃部の高さとが同一であることを特徴とする請求項4又は5に記載のバスドラム用消音具。
  7. 前記被打撃部は、所定の弾性を有すると共に前記ビータにより打撃される打面部と、前記打面部の周縁を支持すると共に前記打面部よりも剛性が高く設定される枠部とを備え、
    前記枠部に取り付けられると共に振動を検出する振動センサを備えていることを特徴とする請求項4から6のいずれかに記載のバスドラム用消音具。
  8. フープと、前記フープにより張力が付与される打面ヘッドとを備え、請求項4から7のいずれかに記載のバスドラム用消音具が装着されるアコースティックのバスドラムにおいて、
    前記被打撃部は、周縁に設けられる複数の取付具を介して前記打面ヘッドに装着され、
    前記打面ヘッドは、前記複数の取付具に囲まれた部分を開放する打面開口部を備えていることを特徴とするバスドラム。
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