JP6739663B2 - ハウジングアセンブリ及び調理器具 - Google Patents

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Description

本願は、2017年3月9日に中国特許庁に出願された、出願番号が第201710138013.9号であり、発明の名称が「ハウジングアセンブリ及び調理器具」である中国特許出願と、2017年3月9日に中国特許庁に出願された、出願番号が第201720226072.7号であり、発明の名称が「ハウジングアセンブリ及び調理器具」である中国実用新案出願と、2017年3月9日に中国特許庁に出願された、出願番号が第201720226804.2号であり、発明の名称が「ハウジングアセンブリ及び調理器具」である中国実用新案出願と、2017年3月9日に中国特許庁に出願された、出願番号が第201710138784.8号であり、発明の名称が「ハウジングアセンブリ及び調理器具」である中国特許出願との優先権を主張し、その内容の全てを援用することにより本願に取り入れる。
本発明は、台所用家電製品に関し、特に、ハウジングアセンブリ及び前記ハウジングアセンブリを含む調理器具に関する。
現在、IH炊飯器などの電磁誘導加熱式の調理器具において、金属製ハウジングが一般的に末端加締めの形態で一体に成形されるため、金属製ハウジングを閉ループ回路に形成させてしまい、電磁円板コイルに発生した磁界により誘導発熱されやすくなり、温度が高すぎてしまう。
上記技術的課題を解決するために、本発明の一つの目的は、ハウジングアセンブリを提供することである。
本発明のもう一つの目的は、前記ハウジングアセンブリを含む調理器具を提供することである。
上記の目的を達成するために、本発明の第1の態様の技術的手段は、電磁誘導加熱式の調理器具に用いられ、前記調理器具の内釜の外側に外嵌されるハウジングアセンブリを提供し、前記ハウジングアセンブリは、全体が少なくとも1つの切断部を有する環状であり、且つ前記少なくとも1つの切断部に少なく1つの切欠き部が形成されている金属製ハウジングと、前記ハウジングアセンブリが閉ループの開回路構造を形成させるように、前記金属製ハウジングの1つの前記切断部の両端を接続し、該切断部に形成された切欠き部を覆う少なく1つの絶縁具と、を含む。
本発明の第1の態様の技術的手段で提供するハウジングアセンブリは、金属製ハウジングを切断し、絶縁具を用いてその切断位置を接続させることにより、金属製ハウジングを開路した回路状態にし、これにより金属製ハウジングによる磁界誘導を軽減させて、温度上昇を緩和することができ、従来技術における閉ループ回路に形成される金属製ハウジングは、円板コイルに発生した磁界により誘導発熱されて、激しい温度上昇がもたらされるという問題を解決することができ、また、絶縁具が金属製ハウジングの切断位置を接続させ、且つ切欠き部を覆うことにより、ハウジングアセンブリを閉ループ構造に形成させ、これによりハウジングアセンブリの一体性が確保され、調理器具の外観も整然としている。
また、本発明で提供する上記技術的手段のハウジングアセンブリは、さらに以下のような付加的な技術的特徴を有してもよい。
上記技術的手段において、前記金属製ハウジングと前記絶縁具のうちの一方にはバックルが設けられ、他方には係止孔が設けられ、前記バックルが前記係止孔に嵌合することにより、前記絶縁具を前記金属製ハウジングに係止させてもよい。
上記いずれかの技術的手段において、前記絶縁具には、前記切欠き部にマッチする位置決めリブが設けられる。
上記技術的手段において、好ましくは、前記位置決めリブが複数であり、複数の前記位置決めリブは、前記金属製ハウジングの軸線方向に沿って平行に配列されている。
上記技術的手段において、前記金属製ハウジングはインサートであり、前記絶縁具はプラスチック具であり、前記絶縁具と前記金属製ハウジングは、射出成形された一体式構造であってもよい。
上記技術的手段において、前記金属製ハウジングには貫通孔が設けられ、前記絶縁具が前記貫通孔内に部分的に嵌め込まれ、及び/又は前記金属製ハウジングには、前記絶縁具内に嵌め込まれたストッパ突起が設けられる。
本発明の幾つかの技術的手段において、前記絶縁具の数と前記切欠き部の数が等しく、且つ一対一に対応する。
上記技術的手段において、前記金属製ハウジングと前記絶縁具のうちの一方には係止孔が設けられ、他方には係合具が設けられ、前記係合具が前記係止孔に嵌合することにより、前記絶縁具を前記金属製ハウジングに係止させる。
上記技術的手段において、前記係合具はL字状のバックルであり、前記L字状のバックルは、前記係止孔を貫通して前記金属製ハウジングと前記絶縁具のうちの一方に当接してもよい。
上記技術的手段において、好ましくは、前記L字状のバックルは複数であり、2組に分けられ、2組の前記L字状のバックルは、それぞれ前記切欠き部の両側に位置し、同じ方向を向き、又は、2組の前記L字状のバックルは前記絶縁具に位置し、いずれも前記切欠き部に向かい、又は、2組の前記L字状のバックルは前記金属製ハウジングに位置し、いずれも前記切欠き部とは反対方向に向かう。
上記技術的手段において、好ましくは、各組の前記L字状のバックルは、少なくとも1つの前記L字状のバックルのテール部にバーブが設けられ、前記金属製ハウジングと前記絶縁具のうちの一方に突出部が設けられ、前記バーブが前記突出部に引っ掛けられる。
上記技術的手段において、前記係合具は、複数の弾性バックルを含み、複数の前記弾性バックルは、互いに背向するように設けられることにより、弾性柱状バックルが囲まれ、又は、前記係合具は、径方向貫通孔を有する接続柱と、前記径方向貫通孔に嵌合するスプリングラッチとを含み、前記接続柱は前記係止孔を貫通し、前記スプリングラッチは、前記径方向貫通孔を貫通して前記接続柱に係止されてもよい。
上記いずれかの技術的手段において、前記係止孔の周縁には、前記係合具を保護するバーリングが設けられる。
上記いずれかの技術的手段において、前記金属製ハウジングと前記絶縁具のうちの一方には貫通孔が設けられ、他方には塑性変形可能な接続柱が設けられ、前記接続柱は前記貫通孔を貫通し、前記接続柱の前記貫通孔から突出した部分は、断面の寸法が前記貫通孔の寸法よりも大きいストッパバンプに変形し、前記ストッパバンプは、前記金属製ハウジングと前記絶縁具のうちの一方に当接することにより、前記絶縁具と前記金属製ハウジングとを固定的に接続させる。
上記技術的手段において、前記接続柱が前記金属製ハウジングに設けられる場合、前記接続柱は中空の接続柱である。
上記いずれかの技術的手段において、前記絶縁具及び前記金属製ハウジングにはいずれも貫通孔が設けられ、締結具が前記絶縁具及び前記金属製ハウジングの貫通孔を貫通することにより、前記絶縁具と前記金属製ハウジングとを固定的に接続させ、又は、前記金属製ハウジングと前記絶縁具のうちの一方にはジグザグ状の貫通孔が設けられ、他方には接続柱が設けられ、前記接続柱は、前記ジグザグ状の貫通孔を貫通して前記ジグザグ状の貫通孔内に位置規制されることにより、前記絶縁具と前記金属製ハウジングとを固定的に接続させる。
上記いずれかの技術的手段において、前記金属製ハウジングにはフラップが設けられ、前記絶縁具には前記フラップに嵌合する接続孔が設けられ、前記フラップは、前記接続孔を貫通した後に前記絶縁具に引っ掛けられることにより、前記絶縁具と前記金属製ハウジングとを固定的に接続させる。
上記技術的手段において、前記絶縁具にはさらに前記接続孔の縁部に位置するボスが設けられ、前記フラップは、折り曲げて前記ボスに押し当てられてから、さらに折り曲げて前記絶縁具に押し当てられる。
上記いずれかの技術的手段において、前記切欠き部の両側に位置する前記金属製ハウジングの縁部は、開口方向が反対である2つの第1のレール溝を形成するように折り曲げられ、前記絶縁具の両端は、開口方向が反対である2つの第2のレール溝を形成するように折り曲げられ、2つの前記第1のレール溝が2つの前記第2のレール溝に引っ掛けられることにより、前記絶縁具と前記金属製ハウジングとを固定的に接続させる。
上記技術的手段において、好ましくは、2つの前記第1のレール溝の開口は、前記切欠き部とは反対方向に向かい、2つの前記第2のレール溝の開口は、前記切欠き部に向かう。
上記技術的手段において、好ましくは、前記第1のレール溝と前記第2のレール溝のうちの一方の自由端にはフランジが設けられ、前記フランジが前記第1のレール溝と前記第2のレール溝の他方に当接する。
本発明の他の幾つかの技術的手段において、前記絶縁具は複数であり、複数の前記絶縁具の各々は、第1の絶縁具と第2の絶縁具とを含み、前記第1の絶縁具及び前記第2の絶縁具は、いずれか1つの前記切断部の両端を接続して当該切断部により形成された前記切欠き部を覆うことにより、前記ハウジングアセンブリを閉ループの開回路構造に形成させる。
上記技術的手段において、前記第1の絶縁具及び前記第2の絶縁具は、前記金属製ハウジングの内外両側の異なる側に位置し、又は、前記第1の絶縁具及び前記第2の絶縁具は、前記金属製ハウジングの同じ側に位置し、且つ前記第2の絶縁具は、前記第1の絶縁具と前記金属製ハウジングとの間に位置してもよい。
上記いずれかの技術的手段において、前記第1の絶縁具には少なくとも1つの係合具が設けられ、前記金属製ハウジング及び前記第2の絶縁具には、それぞれ少なくとも1つの第1の係止孔及び少なくとも1つの第2の係止孔が設けられ、前記係合具の各々が対応する1つの前記第1の係止孔及び1つの前記第2の係止孔に嵌合することにより、前記第1の絶縁具及び前記第2の絶縁具を前記金属製ハウジングに係止させる。
上記技術的手段において、前記係合具はL字状のバックルであり、前記L字状のバックルは、前記第1の係止孔及び前記第2の係止孔を貫通して、前記金属製ハウジング及び前記第2の絶縁具の前記第1の絶縁具から離れた一方に係合される。
上記技術的手段において、前記L字状のバックルは複数であり、2組に分けられ、2組の前記L字状のバックルは、それぞれ前記切欠き部の両側に位置し、同じ方向を向き、又は、2組の前記L字状のバックルは、いずれも前記切欠き部に向かう。
上記技術的手段において、各組の前記L字状のバックルは、少なくとも1つの前記L字状のバックルのテール部にバーブが設けられ、前記金属製ハウジング及び前記第2の絶縁具の前記第1の絶縁具から離れた一方には、係止溝又は突出部が設けられ、前記バーブは、前記係止溝内に係入される、又は、前記突出部に引っ掛けられる。
上記いずれかの技術的手段において、前記係合具は複数の弾性バックルを含み、複数の前記弾性バックルは、互いに背向するように設けられることにより、弾性柱状バックルが囲まれ、又は、前記係合具は、径方向貫通孔を有する接続柱と前記径方向貫通孔に嵌合するスプリングラッチとを含み、前記接続柱は前記第1の係止孔及び前記第2の係止孔を貫通し、前記スプリングラッチは前記径方向貫通孔を貫通して前記接続柱に係止される。
上記いずれかの技術的手段において、前記第1の絶縁具には塑性変形可能な接続柱が設けられ、前記金属製ハウジング及び前記第2の絶縁具にはそれぞれ第1の貫通孔及び第2の貫通孔が設けられ、前記接続柱は前記第1の貫通孔及び前記第2の貫通孔を貫通し、前記接続柱の前記第1の貫通孔及び前記第2の貫通孔から突出した部分は、断面の寸法が前記第1の貫通孔及び前記第2の貫通孔の前記第1の絶縁具から離れた一方の寸法よりも大きいストッパバンプに変形し、前記ストッパバンプは、前記金属製ハウジング及び前記第2の絶縁具の前記第1の絶縁具から離れた一方に当接することにより、前記第1の絶縁具と、前記第2の絶縁具と、前記金属製ハウジングとを固定的に接続させ、又は、前記第1の絶縁具、前記金属製ハウジング及び前記第2の絶縁具には、それぞれ第1の接続孔、第2の接続孔及び第3の接続孔が設けられ、締結具が前記第1の接続孔、前記第2の接続孔及び前記第3の接続孔を貫通することにより、前記第1の絶縁具と、前記第2の絶縁具と、前記金属製ハウジングとを固定的に接続させる。
上記いずれかの技術的手段において、前記第1の絶縁具及び前記第2の絶縁具の少なくとも一方には接着剤溝が設けられ、前記第1の絶縁具、前記第2の絶縁具と前記金属製ハウジングが接着剤で粘着される。
上記技術的手段において、前記第1の絶縁具には位置決め柱が設けられ、前記金属製ハウジング及び前記第2の絶縁具にはそれぞれ第1の位置決め孔及び第2の位置決め孔が設けられ、前記位置決め柱が前記第1の位置決め孔及び前記第2の位置決め孔を貫通する。
上記いずれかの技術的手段において、好ましくは、前記第1の絶縁具は、前記金属製ハウジングの径方向に沿って前記第2の絶縁具の外側に位置する。
本発明の第2の態様の技術的手段は、電磁誘導加熱式の調理器具に用いられ、前記調理器具の内釜の外側に外嵌されるハウジングアセンブリを提供し、前記ハウジングアセンブリは、ベースと、前記ベースの上方に位置するハウジングカバーと、前記ベースと前記ハウジングカバーとの間に設けられ、前記ベース及び前記ハウジングカバーと接続され、全体的に切断された環状を有し、且つその切断位置に切欠き部が形成される金属製ハウジングと、絶縁具であり、前記金属製ハウジングと閉ループの開回路構造を形成するように前記切欠き部を覆う遮蔽シートと、を含む。
本発明の第2の態様の技術的手段で提供するハウジングアセンブリは、金属製ハウジングを切断し、絶縁性の遮蔽シートを用いてその切断位置を遮蔽させることにより、金属製ハウジングを開路した回路状態にし、これにより金属製ハウジングによる磁界誘導を軽減させて、温度上昇を緩和することができ、従来技術における閉ループ回路に形成されている金属製ハウジングは、円板コイルに発生した磁界により誘導発熱されて、激しい温度上昇がもたらされるという問題を解決することができ、また、金属製ハウジングがベース及びハウジングカバーと接続され、すなわち金属製ハウジングがベースとハウジングカバーとの間に位置規制されることにより、金属製ハウジングの切断端が脱落しないよう確保され、且つ遮蔽シートが金属製ハウジングの切欠き部を覆い、これによりハウジングアセンブリの一体性が確保され、調理器具の外観も整然としている。
また、本発明で提供する上記技術的手段のハウジングアセンブリは、以下のような付加的な技術的特徴を有してもよい。
上記技術的手段において、前記遮蔽シートと前記ベースは固定的に接続され、又は、前記遮蔽シートと前記ベースは一体式構造であり、又は、前記遮蔽シートは前記ハウジングカバーと固定的に接続され、又は、前記遮蔽シートと前記ハウジングカバーは一体式構造である。
上記いずれかの技術的手段において、前記遮蔽シートは、前記金属製ハウジングに粘着され、又は、前記遮蔽シートは、締結具を介して前記金属製ハウジングに固定される。
上記いずれかの技術的手段において、前記金属製ハウジングは、前記ベースと前記ハウジングカバーとの間に挟持され、且つ前記ベースと前記ハウジングカバーは締結具により固定的に接続され、又は、前記金属製ハウジングと前記ベースは、締結具により固定的に接続され、又は、前記金属製ハウジングと前記ハウジングカバーは、締結具により固定的に接続される。
上記いずれかの技術的手段において、前記遮蔽シートは前記金属製ハウジングの内側に位置する。
上記いずれかの技術的手段において、前記遮蔽シートは前記金属製ハウジングの外側に位置する。
上記いずれかの技術的手段において、前記金属製ハウジングは、前記切欠き部の両側に位置する部分が内側に向かって凹み、前記絶縁具の寸法に適合する沈降段差を形成することにより、前記絶縁具の外面を前記金属製ハウジングの外面と面一にする。
上記いずれかの技術的手段において、前記切欠き部は前記金属製ハウジングの周方向に沿う幅は2mm以上である。
上記いずれかの技術的手段において、前記金属製ハウジングのテール部の先端に取り付け溝が設けられ、前記切欠き部は1つであり、前記取り付け溝の下方に位置し、前記取り付け溝に連通する。
上記いずれかの技術的手段において、前記切欠き部は方形を呈する。
本発明の第3の態様の技術的手段は、電磁誘導加熱装置と、内釜と、前記内釜の外側に外嵌される第1の態様及び第2の態様の技術的手段のいずれか一項に記載のハウジングアセンブリと、を含み、前記電磁誘導加熱装置の磁力線が前記内釜を通過することにより、前記内釜を誘導加熱させることができる調理器具を提供する。
本発明の第3の態様の技術的手段で提供する調理器具は、第1の態様の技術的手段及び第2の態様の技術的手段のいずれか一項に記載のハウジングアセンブリを含むため、上記いずれかの技術的手段が備えるあらゆる有益な効果を備え、よって、ここで説明を省略する。
上記技術的手段において、前記調理器具はIH炊飯器又はIH圧力鍋である。
本発明の他の態様やメリットは以下の説明によって明確になり、又は本発明を実施することで理解できる。
本発明の上記及び/又は他の態様やメリットは以下の図面を結合した実施例の説明から明確になり、容易に理解することができる。
本発明の第1の実施例に係るハウジングアセンブリの分解構造模式図である。 図1におけるA部の拡大構造模式図である。 図1における金属製ハウジングの立体構造模式図である。 図1に示すハウジングアセンブリの組み立て後の構造模式図である。 図4におけるB部の拡大構造模式図である。 図4に示すハウジングアセンブリの上面構造模式図である。 図6に示すハウジングアセンブリのC−Cに沿う断面構造模式図である。 図7に示すハウジングアセンブリのD−Dに沿う部分断面構造模式図である。 図8におけるE部の拡大構造模式図である。 本発明の第2の実施例に係る金属製ハウジングの立体構造模式図である。 図10におけるF部の拡大構造模式図である。 本発明の第2の実施例に係るハウジングアセンブリの立体構造模式図である。 図12に示すハウジングアセンブリの上面構造模式図である。 図13に示すハウジングアセンブリのG−Gに沿う断面構造模式図である。 図14に示すハウジングアセンブリのH−Hに沿う部分断面構造模式図である。 本発明の第3の実施例に係るハウジングアセンブリの分解構造模式図である。 図16におけるA’部の拡大構造模式図である。 図16における金属製ハウジングの立体構造模式図である。 図16に示すハウジングアセンブリの組み立て後の構造模式図である。 図19におけるB’部の拡大構造模式図である。 図19に示すハウジングアセンブリの上面構造模式図である。 図21に示すハウジングアセンブリのC’−C’に沿う断面構造模式図である。 図22に示すハウジングアセンブリのD’−D’に沿う部分断面構造模式図である。 図23におけるE’部の拡大構造模式図である。 本発明の第4の実施例に係るハウジングアセンブリの部分構造模式図である。 図25におけるF’部の拡大構造模式図である。 本発明の第5の実施例に係るハウジングアセンブリの分解構造模式図である。 図27におけるG’部の拡大構造模式図である。 図28に示すハウジングアセンブリの上面構造模式図である。 図29に示すハウジングアセンブリのH’−H’に沿う断面構造模式図である。 図30に示すハウジングアセンブリのI’−I’に沿う部分断面構造模式図である。 本発明の第6の実施例に係るハウジングアセンブリの分解構造模式図である。 図32におけるJ’部の拡大構造模式図である。 図32に示すハウジングアセンブリの組み立て後の上面構造模式図である。 図34に示すハウジングアセンブリのK’−K’に沿う断面構造模式図である。 図35に示すハウジングアセンブリのL’−L’に沿う部分断面構造模式図である。 本発明の第7の実施例に係るハウジングアセンブリの分解構造模式図である。 図37に示すハウジングアセンブリの組み立て後の上面構造模式図である。 図38に示すハウジングアセンブリのM’−M’に沿う断面構造模式図である。 図39に示すハウジングアセンブリのN’−N’に沿う部分断面構造模式図である。 本発明の第8の実施例に係るハウジングアセンブリの分解構造模式図である。 図41に示すハウジングアセンブリの組み立て後の部分構造模式図である。 図42に示すハウジングアセンブリのO’−O’に沿う部分断面構造模式図である。 本発明の第9の実施例に係るハウジングアセンブリの分解構造模式図である。 図44に示すハウジングアセンブリの組み立て後の構造模式図である。 本発明の第10の実施例に係るハウジングアセンブリの分解構造模式図である。 図46におけるP’部の拡大構造模式図である。 図46に示すハウジングアセンブリの組み立て後の構造模式図である。 図48におけるQ’部の拡大構造模式図である。 本発明の第11の実施例に係るハウジングアセンブリの分解構造模式図である。 図50に示すハウジングアセンブリの組み立て後の上面構造模式図である。 図51に示すハウジングアセンブリのR’−R’に沿う断面構造模式図であ る。 図52に示すハウジングアセンブリのS’−S’に沿う部分断面構造模式図である。 本発明の第12の実施例に係るハウジングアセンブリの分解構造模式図である。 図54におけるT’部の拡大構造模式図である。 図54に示すハウジングアセンブリの組み立て後の構造模式図である。 図56におけるU’部の拡大構造模式図である。 本発明の第13の実施例に係るハウジングアセンブリの分解構造模式図である。 図58に示すハウジングアセンブリの組み立て後の上面構造模式図である。 図59に示すハウジングアセンブリのA’’−A’’に沿う断面構造模式図である。 図60に示すハウジングアセンブリのB’’−B’’に沿う部分断面構造模式図である。 図61におけるC’’部の拡大構造模式図である。 本発明の第14の実施例に係るハウジングアセンブリの分解構造模式図である。 図63におけるD’’部の拡大構造模式図である。 図63に示すハウジングアセンブリの組み立て後の上面構造模式図である。 図65に示すハウジングアセンブリのE’’−E’’に沿う断面構造模式図である。 図66に示すハウジングアセンブリのF’’−F’’に沿う部分断面構造模式図である。 本発明の第15の実施例に係るハウジングアセンブリの分解構造模式図である。 図68に示すハウジングアセンブリの組み立て後の上面構造模式図である。 図69に示すハウジングアセンブリのG’’−G’’に沿う断面構造模式図である。 図70に示すハウジングアセンブリのH’’−H’’に沿う部分断面構造模式図である。 図68に示すハウジングアセンブリの組み立て後の立体構造模式図である。 図72におけるI’’部の拡大構造模式図である。 本発明の第16の実施例に係るハウジングアセンブリの分解構造模式図である。 図74に示すハウジングアセンブリの組み立て後の上面構造模式図である。 図75に示すハウジングアセンブリのJ’’−J’’に沿う断面構造模式図である。 図76に示すハウジングアセンブリのK’’−K’’に沿う部分断面構造模式図である。 図74に示すハウジングアセンブリの組み立て後の立体構造模式図である。 図78におけるL’’部の拡大構造模式図である。 本発明の第17の実施例に係るハウジングアセンブリの分解構造模式図である。 図80に示すハウジングアセンブリの組み立て後の上面構造模式図である。 図81に示すハウジングアセンブリのM’’−M’’に沿う断面構造模式図である。 図82に示すハウジングアセンブリのN’’−N’’に沿う部分断面構造模式図である。 図80に示すハウジングアセンブリの組み立て後の立体構造模式図である。 本発明の第18の実施例に係るハウジングアセンブリの分解構造模式図である。 図85に示すハウジングアセンブリの組み立て後の上面構造模式図である。 図86に示すハウジングアセンブリのO’’−O’’に沿う断面構造模式図である。 図87に示すハウジングアセンブリのP’’−P’’に沿う部分断面構造模式図である。 図87に示すハウジングアセンブリのQ’’−Q’’に沿う部分断面構造模式図である。 本発明の第19の実施例に係るハウジングアセンブリの分解構造模式図である。 図90に示すハウジングアセンブリの組み立て後の断面構造模式図である。 図91におけるA’’’部の拡大構造模式図である。 図91におけるB’’’部の拡大構造模式図である。 本発明の第21の実施例に係るハウジングアセンブリの部分分解構造模式図である。 図94に示すハウジングアセンブリの組み立て後の断面構造模式図である。 図95におけるC’’’部の拡大構造模式図である。
本発明の上記目的、特徴及び利点をより明確に理解できるように、以下、図面及び具体的な実施形態を参照しながら本発明についてさらに詳しく説明する。なお、矛盾しない限り、本願の実施例及び実施例中の特徴を組み合せすることができる。
本発明を充分に理解するように、以下の説明で多くの具体的な詳細を説明するが、本発明はここで説明する形態と異なる形態で実施することもできるので、本発明の保護範囲は以下で開示する具体的な実施例に限定されない。
以下、図1乃至図96を参照しながら本発明の幾つかの実施例に係るハウジングアセンブリ及び調理器具について説明する。
図1乃至図89に示すように、本発明の第1の態様の実施例で提供するハウジングアセンブリは、電磁誘導加熱式の調理器具に用いられ、前記調理器具の内釜の外側に外嵌され、金属製ハウジング10と、絶縁具20と、を含む。
具体的には、金属製ハウジング10は、全体的に切断された環状を呈しており、且つその切断位置に切欠き部11が形成されている。絶縁具20は、金属製ハウジング10の切断端を接続させ、且つ切欠き部11を覆うことにより、ハウジングアセンブリを閉ループの開回路構造に形成させる。
本発明の第1の態様の実施例で提供するハウジングアセンブリは、金属製ハウジング10を切断し、絶縁具20を用いてその切断位置を接続させることにより、開路した回路状態にし、これにより金属製ハウジング10による磁界誘導を軽減させて、温度上昇を緩和することができ、従来技術では、閉ループ回路に形成されている金属製ハウジング10は、円板コイルに発生した磁界により誘導発熱されて、激しい温度上昇がもたらされるという問題を解決することができ、また、絶縁具20が金属製ハウジング10の切断位置を接続させ、且つ切欠き部11を覆うことにより、ハウジングアセンブリを閉ループ構造に形成させ、これによりハウジングアセンブリの一体性が確保され、調理器具の外観も整然としている。
理解すべきものとして、1つの切欠き部11が金属製ハウジング10の2つの切断端に対応し、よって、1つの切欠き部11位置での絶縁具20が当該切欠き部11位置での金属製ハウジング10の2つの切断端と接続されることにより、ハウジングアセンブリを完全な環状構造に形成させることが確保される。1つの切欠き部11位置での絶縁具20の数について、1つであってもよいし、また2つ(例えば金属製ハウジング10の内外両側にそれぞれ1つの絶縁具20が取り付けられる)又は複数であってもよく、特に限定されない。
さらに、図1、図3、図4及び図10に示すように、切欠き部11が金属製ハウジング10の周方向に沿う幅aは2mm以上である。
好ましくは、図1、図3、図4、図7、図10、図12及び図14に示すように、金属製ハウジング10のテール部の先端に取り付け溝17が設けられ、切欠き部11は、1つであり、且つ取り付け溝17の下方に位置し、取り付け溝17に連通する。
好ましくは、図1、図3及び図10に示すように、切欠き部11は方形を呈する。
前記実施例において、金属製ハウジング10の切断位置で一定の間隔があることを確保して、間隔が小さすぎて切断位置に火花、発熱などの状況が発生してしまうことを回避することにより、製品の安全性及び使用信頼性を確保するために、切欠き部11が金属製ハウジング10の周方向に沿う幅は2mm以上とする。
1つの切欠き部11だけでハウジングアセンブリが開路した回路状態にならないことを確保できるため、1つの切欠き部11を設けるだけで本発明の目的を達成できる。且つ1つの切欠き部11は、絶縁具20の数を最小限にすることができ、これによりコストが節約されるだけではなく、また生産効率が向上する。切欠き部11が金属製ハウジング10のテール部に開かれることにより、一方では、切欠き部11と絶縁具20が調理器具の目立たない位置に位置し、これにより調理器具全体の見栄えが向上し、他方では、金属製ハウジング10のテール部に一般にヒンジの取り付け用又は調理器具の他の構造に嵌合する取り付け溝17が設けられるため、切欠き部11が当該位置に設けられることにより、切欠き部11の寸法が相対的に低減され、これにより製品の見栄えがより向上する。
切欠き部11の具体的な高さb(金属製ハウジング10の軸線方向に沿う)及び具体的な幅a(金属製ハウジング10の周方向に沿い、好ましくは2mm以上である)について、製品の構造に応じて調整可能である。
当然のことながら、切欠き部11の数は複数であってもよく、複数の切欠き部11位置はいずれも絶縁具20を用いて接続され、同様に本発明の目的を達成することもできるため、本発明の保護範囲内にも含まれる。切欠き部11の数が1つである場合、金属製ハウジング10の他の箇所に開かれてもよく、当業者であれば理解できるであろうが、これらの実施例はいずれも本発明の保護範囲内に含まれる。
切欠き部11は方形(長方形又は正方形)を呈し、加工成形が容易になるだけではなく、また絶縁具20との組み立てに便利であり、形状が規則的で、見栄えがよい。当然のことながら、切欠き部11の形状は前記方形に限定されず、他の形状であってもよく、ここでは1つずつ例示はしないが、いずれも本発明の保護範囲内に含まれる。
以下、幾つかの具体的な実施例に基づき、絶縁具20と金属製ハウジング10との組み立て構造について詳細に説明する。
実施例1(図1乃至図9参照)
図1、図4、図5及び図7に示すように、金属製ハウジング10と絶縁具20のうちの一方にバックル21が設けられ、他方に係止孔14が設けられ、バックル21が係止孔14と係合することにより、金属製ハウジング10と絶縁具20を係止させる。
当該実施例において、バックル21が係止孔14と係合することにより、金属製ハウジング10と絶縁具20を係止させ、金属製ハウジング10と絶縁具20との固定的な接続が確保されるだけではなく、組み立て過程がよりシンプルで迅速になり、組み立て効率の向上に役立つ。
具体的には、前述したように、図1、図4及び図5に示すように、1つの絶縁具20が金属製ハウジング10の2つの切断端と接続されるため、バックル21及び係止孔14はいずれも2組であることが好ましく、それぞれ切欠き部11の両側に位置し、これにより絶縁具20と金属製ハウジング10との確実な接続が確保される。好ましくは、図9に示すように、各組のバックル21のうち、少なくとも1つのバックル21のテール部にバーブ211が設けられ、金属製ハウジング10又は絶縁具20に対応して突出部16が設けられ、バックル21が係止孔を貫通した後、バーブ211が突出部16に引っ掛けられることにより、バックル21が係止孔から脱出することを防止する。
好ましくは、図1乃至図9に示すように、バックル21が絶縁具20に設けられ、係止孔14が金属製ハウジング10に設けられ、このようにして、一方では、バックル21と係止孔14の具体的な係合構造は、外部に露出しないようにハウジングアセンブリの内部に隠されてもよく、これによりハウジングアセンブリの外観がより整然としており、調理器具の見栄えもより向上する。他方では、絶縁具20に係止孔14を設ける態様と比べ、絶縁具20に係合具を設ける方は、絶縁具20の強度の向上に役立ち、これにより絶縁具20の耐用年数を延ばす。
当然のことながら、当業者であれば理解できるであろうが、金属製ハウジング10と絶縁具20は、締結具(ネジ、リベットなど)、粘着などの他の形態で固定されてもよく、ここでは1つずつ例示はしないが、本発明の設計思想及び要旨を逸脱することなく、いずれも本発明の目的を達成できるため、いずれも本発明の保護範囲内に含まれる。
さらに、図1、図4、図5及び図7に示すように、絶縁具20には、切欠き部11にマッチする位置決めリブ22が設けられている。
好ましくは、図1、図5及び図7に示すように、位置決めリブ22の数は複数であり、複数の位置決めリブ22は、金属製ハウジング10の軸線方向に沿って平行に配列されている。
絶縁具20には、切欠き部11にマッチする位置決めリブ22が設けられ、組み立ての時にポカヨケを防止することに用いられる。具体的には、組み立ての時に、まず位置決めリブ22を切欠き部11内に挿入し、このようにして、絶縁具20と金属製ハウジング10の相対的な位置関係を確定でき、位置決めの役割を果たし、金属製ハウジング10と絶縁具20が互いに接続される箇所(例えばバックル21及び係止孔14)を迅速に位置合わせることができ、これによりハウジングアセンブリの組み立て効率も向上する。
切欠き部11が金属製ハウジング10の軸線方向を貫通するため、一定の高さを有し、よって、金属製ハウジング10の軸線方向に沿って平行に配列された複数の位置決めリブ22が設けられることにより、切欠き部11の複数の箇所に嵌合可能であるため、位置決めがより正確になる。具体的には、複数の位置決めリブ22の高さは、同じであってもよいし、また異なっていてもよく、隣接する位置決めリブ22の間の距離は、同じであってもよいし、また異なっていてもよい。
実施例2(図10乃至図15参照)
金属製ハウジング10はインサートであり、絶縁具20はプラスチック具であり、絶縁具20と金属製ハウジング10は、射出成形された一体式構造である。
絶縁具20は良好な絶縁体であるプラスチック具であり、ハウジングアセンブリが開路した回路状態にし、閉ループ回路を形成しないことが確保される。且つプラスチック具の成形プロセスがシンプルであり、射出成形によって種々の所望の形状を加工しやすいため、切欠き部11の形状への要求が低く、製品の具体的な構造に応じて様々な合理的な設計が容易に行われる。
具体的には、金属製ハウジング10をインサートとして金型に入れ、そして金型内に溶解状態のプラスチックを注入し、溶解状態のプラスチックが金属製ハウジング10の切断位置を充填して、切欠き部11を覆い、且つ金属製ハウジング10に粘着され、両者を接続させ、2次射出プロセスを用いて、金型内に完全なハウジングアセンブリを成形でき、硬化した後に金属製ハウジング10上のプラスチック部分はすなわち絶縁具20である。
さらに、図10、図11及び図15に示すように、金属製ハウジング10に貫通孔12が設けられ、絶縁具20が貫通孔12内に部分的に嵌め込まれる。
さらに、図10、図11及び図15に示すように、金属製ハウジング10にストッパ突起13が設けられ、ストッパ突起13が絶縁具20内に嵌め込まれる。
金属製ハウジング10に貫通孔12が設けられる場合、成形の過程で、溶解状態のプラスチックが金属製ハウジング10上の貫通孔12を充填し、溶解状態のプラスチックが硬化すると、形成された絶縁具20が金属製ハウジング10内に部分的に嵌め込まれることにより、絶縁具20と金属製ハウジング10が互いに嵌め込まれ、これにより絶縁具20と金属製ハウジング10との粘着力が向上し、絶縁具20と金属製ハウジング10との接続強度も向上するだけではなく、また一定の位置規制の役割を果たし、金属製ハウジング10と絶縁具20との相対的な安定性が確保され、これによりハウジングアセンブリの使用信頼性も向上する。
好ましくは、図10及び図11に示すように、切欠き部11の両側にいずれも少なくとも1つの貫通孔12が設けられることにより、絶縁具20が切欠き部11の両側の金属製ハウジング10の切断端にいずれも確実に接続されることが確保される。好ましくは、図10及び図11に示すように、切欠き部11の両側の貫通孔12が互いに対称的であり、このようにして、金属製ハウジング10の切断端で受ける力は均一である。さらに、図10及び図11に示すように、切欠き部11の両側にいずれも複数の貫通孔12が設けられる場合には、同じ側の複数の貫通孔12の大きさは、同じであってもよいし、また異なっていてもよく、特に限定されない。
同様に、金属製ハウジング10にストッパ突起13が設けられる場合、溶解状態のプラスチックが硬化すると、ストッパ突起13も絶縁具20内に嵌め込まれ、すなわち金属製ハウジング10が絶縁具20内に部分的に嵌め込まれることにより、絶縁具20と金属製ハウジング10が互いに嵌め込まれ、これにより絶縁具20と金属製ハウジング10との粘着力が向上し、絶縁具20と金属製ハウジング10との接続強度も向上するだけではなく、また一定の位置規制の役割を果たし、金属製ハウジング10と絶縁具20との相対的な安定性が確保され、これによりハウジングアセンブリの使用信頼性も向上する。
好ましくは、図10及び図11に示すように、切欠き部11の両側にいずれも少なくとも1つのストッパ突起13が設けられることにより、さらに絶縁具20が切欠き部11の両側の金属製ハウジング10の切断端にいずれも確実に接続されることが確保される。好ましくは、切欠き部11の両側のストッパ突起13が互いに対称的であり、このようにして、金属製ハウジング10の切断端で受ける力も均一である。好ましくは、ストッパ突起13は貫通孔12に近接する。
前記2つの実施例において、図1、図2、図10及び図11に示すように、金属製ハウジング10は、切欠き部11の両側に位置する部分が内側に向かって凹み、絶縁具20の寸法に適合する沈降段差15を形成することにより、図5、図8、図12及び図15に示すように、絶縁具20の外面を金属製ハウジング10の外面と面一にする。
金属製ハウジング10に沈降段差15が設けられることにより、絶縁具20の外面と金属製ハウジング10の外面を面一にすることができ、これによりハウジングアセンブリの見栄えが向上し、調理器具のレベルも向上する。
図16乃至図57に示すように、本発明の幾つかの実施例において、前記絶縁具の数と前記切欠き部の数が等しく、且つ一対一に対応する。
これらの実施例において、金属製ハウジング10’を切断し、絶縁具20’を用いてその切断位置を接続させることにより、ハウジングアセンブリが開路した回路状態にし、これにより金属製ハウジング10’による磁界誘導を軽減させて、温度上昇を緩和することができ、従来技術では、閉ループ回路に形成されている金属製ハウジング10’は、円板コイルに発生した磁界により誘導発熱されて、激しい温度上昇がもたらされるという問題を解決することができ、また、絶縁具20’が金属製ハウジング10’の切断位置を接続させ、且つ切欠き部11’を覆うことにより、ハウジングアセンブリを閉ループ構造に形成させ、これによりハウジングアセンブリの一体性が確保され、調理器具の外観も整然としている。また、絶縁具20’の数と切欠き部11’の数が等しく、且つ一対一に対応し、すなわち1つの切欠き部11’位置に1つの絶縁具20’のみが取り付けられ、これによりハウジングアセンブリの一体性が確保されるだけではなく、絶縁具20’の数が減らされ、よって、コストを節約できるだけではなく、また組み立ての効率を向上できる。
理解すべきものとして、1つの切欠き部11’が金属製ハウジング10’の2つの切断端に対応し、よって、1つの切欠き部11’位置での絶縁具20’が当該切欠き部11’位置での金属製ハウジング10’の2つの切断端と接続されることにより、ハウジングアセンブリを完全な環状構造に形成させることが確保される。
以下、幾つかの具体的な実施例に基づき、絶縁具20’の数と切欠き部の数が等しく、且つ一対一に対応する時、絶縁具20’と金属製ハウジング10’との組み立て構造について詳細に説明する。
実施例3(図16乃至図24参照)
金属製ハウジング10’と絶縁具20’のうちの一方に係止孔12’が設けられ、他方に係合具が設けられ、前記係合具が係止孔12’と係合することにより、絶縁具20’を金属製ハウジング10’に係止させる。
そのうち、係合具はL字状のバックル30’であり、L字状のバックル30’は、係止孔12’を貫通して金属製ハウジング10’と絶縁具20’のうちの一方に当接する。
係合具が係止孔12’と係合することにより、絶縁具20’を金属製ハウジング10’に係止させ、これにより金属製ハウジング10’と絶縁具20’との固定的な接続が確保されるだけではなく、組み立て過程がよりシンプルで迅速になり、組み立て効率の向上に役立つ。具体的には、前述したように、1つの絶縁具20’が金属製ハウジング10’の2つの切断端と接続されるため、係合具及び係止孔12’はいずれも2組であることが好ましく、それぞれ切欠き部11’の両側に位置し、これにより絶縁具20’と金属製ハウジング10’との確実な接続が確保される。
そのうち、係合具はL字状のバックル30’であり、すなわち係合具は、片側鉤状を呈し、取り付けの時、まずL字状のバックル30’を係止孔12’に通し、絶縁具20’と金属製ハウジング10’が所定位置まで圧着されると、バックルの一端が係止孔12’の孔壁に当接されるまで、L字状のバックル30’の折り曲げ方向に沿ってL字状のバックル30’を付勢し、この時、バックルの他端が金属製ハウジング10’又は絶縁具20’に当接され、金属製ハウジング10’と絶縁具20’との係止を実現する。
好ましくは、L字状のバックル30’は複数であり、2組に分けられ、2組のL字状のバックル30’は、それぞれ切欠き部11’の両側に位置し、同じ方向を向き、又は、2組のL字状のバックル30’は、絶縁具20’に位置し、いずれも切欠き部11’に向かい、又は、2組のL字状のバックル30’は、金属製ハウジング10’に位置し、いずれも切欠き部11’とは反対方向に向かう。
L字状のバックル30’が複数であり、これにより金属製ハウジング10’と絶縁具20’との確実な接続がさらに確保される。2組のL字状のバックル30’が同じ方向(例えば、上向き、下向き、左向き又は右向きなど)を向き、全てのL字状のバックル30’の同期組み立てに役立ち、これによりワンステップで取り付けを完了する。L字状のバックル30’が絶縁具20’に位置する場合、2組のL字状のバックル30’は、いずれも切欠き部11’に向かい、すなわち2組のL字状のバックル30’の向きは、対向し、所定位置まで組み立てられると、金属製ハウジング10’の2つの切断端が両側へ分離する傾向があり、ちょうどL字状のバックル30’の脱出方向と反対である(2つの切断端が互いに近づく場合にのみ、L字状のバックル30’が脱出する)ため、L字状のバックル30’は係止孔12’から脱出しにくく、接続がより確実になる。同様に、L字状のバックル30’が金属製ハウジング10’に位置する場合、2組のL字状のバックル30’は、いずれも切欠き部11’とは反対方向に向かい、すなわち2組のL字状のバックル30’の向きは反対であり、所定位置まで組み立てられると、金属製ハウジング10’の2つの切断端が両側へ分離する傾向があり、ちょうどL字状のバックル30’の脱出方向と反対である(2つの切断端が互いに近づく場合にのみ、L字状のバックル30’が脱出する)ため、L字状のバックル30’は係止孔12’から脱出にくく、接続がより確実になる。
好ましくは、各組のL字状のバックル30’のうち、少なくとも1つのL字状のバックル30’のテール部にバーブ31’が設けられ、金属製ハウジング10’と絶縁具20’のうちの一方に突出部13’が設けられ、バーブ31’が突出部13’に引っ掛けられる。
バーブ31’が突出部13’と係合し、L字状のバックル30’に対する位置規制の役割を果たし、L字状のバックル30’が逆方向にスライドして絶縁具20’が脱落してしまうことを回避でき、これにより金属製ハウジング10’と絶縁具20’との確実な接続がさらに確保される。
実施例4(図25及び図26参照)
実施例3との違いは、係止孔12’の周縁に係合具を保護するためのバーリング121’が設けられることである。
係止孔12’が金属製ハウジング10’に設けられる実施例について、係止孔12’の周縁にバーリング121’が設けられることにより、係止孔12’の深さが増やされ、さらに係止孔12’位置が薄すぎて鋭利すぎることを回避し、これにより落下の過程で金属製ハウジング10’が絶縁具20’上の係合具を損傷することを防止し、係合具を保護する役割を果たす。
実施例5(図27乃至図31参照)
実施例3との違いは、係合具が複数の弾性バックル40’を含み、複数の弾性バックル40’が互いに背向するように設けられることにより、弾性柱状バックルが囲まれることである。
係合具が複数の弾性バックル40’を含み、複数の弾性バックル40’が互いに背向するように設けられることにより、弾性柱状バックルが囲まれ、取り付けの時、複数の弾性バックル40’が係止孔12’の側壁に押圧されて互いに近づき、これにより弾性柱状バックルの直径が小さくなる。絶縁具20’と金属製ハウジング10’が所定位置まで圧着されると、複数の弾性バックル40’の端部が係止孔12’に突出し、且つ変形が戻って、弾性柱状バックルの直径が係止孔12’よりも大きくて金属製ハウジング10’に引っ掛けられ、これにより金属製ハウジング10’が強固に引っ掛かるようになり、絶縁具20’との係止を実現し、構造がシンプルで、組み立てが迅速である。
実施例6(図32乃至図36参照)
実施例3との違いは、係合具は、径方向貫通孔51’を有する接続柱50’と、径方向貫通孔51’に嵌合するスプリングラッチ60’とを含み、接続柱50’が係止孔12’を貫通し、スプリングラッチ60’が径方向貫通孔51’を貫通して接続柱50’に係止されることである。
係合具が接続柱50’と、スプリングラッチ60’とを含み、接続柱50’に径方向貫通孔51’が設けられ、取り付けの時、まず接続柱50’を貫通孔70’に通し、絶縁具20’と金属製ハウジング10’が所定位置まで圧着されると、スプリングラッチ60’を径方向貫通孔51’に通し、スプリングラッチ60’が接続柱50’に係止され、接続柱50’が貫通孔70’から脱出することを回避し、金属製ハウジング10’と絶縁具20’との係止を実現し、同様に構造がシンプルで、組み立てが迅速である。
前記4つの実施例(実施例3乃至実施例6)において、好ましくは、係合具が絶縁具20’に設けられ、係止孔12’が金属製ハウジング10’に設けられ、このようにして、一方では、係合具と係止孔12’の具体的な係合構造は、外部に露出しないようにハウジングアセンブリの内部に隠されてもよく、これによりハウジングアセンブリの外観がより整然としており、調理器具の見栄えもより向上する。他方では、絶縁具20’に係止孔12’を設ける態様と比べ、絶縁具20’に係合具を設ける方は、絶縁具20’の強度の向上に役立ち、これにより絶縁具20’の耐用年数を延ばす。
実施例7(図37乃至図40参照)
金属製ハウジング10’には貫通孔70’が設けられ、絶縁具20’には塑性変形可能な接続柱50’が設けられ、接続柱50’は貫通孔70’を貫通し、接続柱50’の貫通孔70’から突出した部分は、断面の寸法が貫通孔70’の寸法よりも大きいストッパバンプ52’に変形し、ストッパバンプ52’は、金属製ハウジング10’に当接することにより絶縁具20’と金属製ハウジング10’とを固定的に接続させる。
金属製ハウジング10’に貫通孔70’が設けられ、絶縁具20’に接続柱50’が設けられ、取り付けの時、まず接続柱50’を貫通孔70’に通し、絶縁具20’と金属製ハウジング10’が所定位置まで圧着されると、熱溶着プロセス又は超音波溶接プロセスなどによって接続柱50’が貫通孔70’から突出する部分を面一となるように溶接して金属製ハウジング10’に近接させ、冷却した後、接続柱50’が貫通孔70’から突出する部分がストッパバンプ52’を形成し、ストッパバンプ52’の寸法が貫通孔70’の寸法よりも大きいため、金属製ハウジング10’に当接されることが可能であり、これにより金属製ハウジング10’が強固に引っ掛かるようになり、金属製ハウジング10’と絶縁具20’との固定的な接続を実現する。
実施例8(図41乃至図43参照)
絶縁具20’には貫通孔70’が設けられ、金属製ハウジング10’には塑性変形可能な接続柱50’が設けられ、接続柱50’は貫通孔70’を貫通し、接続柱50’の貫通孔70’から突出した部分は、断面の寸法が貫通孔70’の寸法よりも大きいストッパバンプ52’に変形し、ストッパバンプ52’は、絶縁具20’に当接することにより絶縁具20’と金属製ハウジング10’とを固定的に接続させる。
好ましくは、接続柱50’は中空の接続柱50’である。
絶縁具20’に貫通孔70’が設けられ、金属製ハウジング10’に接続柱50’が設けられ、取り付けの時、まず接続柱50’を貫通孔70’に通し、絶縁具20’と金属製ハウジング10’が所定位置まで圧着されると、パンチプレス又は他のツールを用いて接続柱50’が貫通孔70’から突出する部分を面一となるようにスエージングするか又はプレス加工して変形させ、寸法が貫通孔70’の寸法よりも大きいストッパバンプ52’を形成し、ストッパバンプ52’が絶縁具20’に当接され、これにより絶縁具20’が強固に引っ掛かるようになり、絶縁具20’と金属製ハウジング10’を安定的に一体化させる。
好ましくは、接続柱50’が金属製ハウジング10’に設けられる実施例について、中実の金属接続柱50’と比べ、中空の金属接続柱50’が塑性変形しやすいため、接続柱50’は中空のものに設計され、よって、加工の難易度が低下し、生産効率が向上する。
実施例9(図44及び図45参照)
絶縁具20’及び金属製ハウジング10’にいずれも貫通孔70’が設けられ、締結具が絶縁具20’及び金属製ハウジング10’の貫通孔70’を貫通することにより、絶縁具20’と金属製ハウジング10’とを固定的に接続させる。
絶縁具20’及び金属製ハウジング10’にはいずれも貫通孔70’が設けられ、締結具が貫通孔70’を貫通することにより、絶縁具20’と金属製ハウジング10’とを固定的に接続させ、安定的に一体化させ、非常に確実である。具体的には、締結具は、ネジ、リベット80’などの単一の部材であってもよいし、またネジナット、スタッドナットなどの組合せ部材であってもよく、ここでは1つずつ例示はしない。
実施例10(図46乃至図49参照)
金属製ハウジング10’と絶縁具20’のうちの一方にジグザグ状の貫通孔70’が設けられ、他方に接続柱50’が設けられ、接続柱50’は、貫通孔70’を貫通して貫通孔70’内に位置規制され、これにより絶縁具20’と金属製ハウジング10’を固定的に接続させる。
金属製ハウジング10’にジグザグ状の貫通孔70’が設けられ、絶縁具20’に接続柱50’(中空又は中実)が設けられ、まず接続柱50’を貫通孔70’に通し、絶縁具20’と金属製ハウジング10’が所定位置まで圧着されると、ジグザグ状の板金の鋭利な辺と絶縁具20’上の接続柱50’との締り嵌め及び/又はジグザグ状の板金と接続柱50’(中空)が弾性変形して生じる付勢力により、絶縁具20’が強固に引っ掛かるようになり、金属製ハウジング10’と絶縁具20’を互いに係合させて安定的に一体化させる。
または、金属製ハウジング10’に接続柱50’が設けられ、絶縁具20’にジグザグ状の貫通孔70’が設けられ、まず接続柱50’を貫通孔70’に通し、絶縁具20’と金属製ハウジング10’が所定位置まで圧着されると、接続柱50’と貫通孔70’との締り嵌め及び/又は絶縁具20’上の貫通孔70’が弾性変形して生じる付勢力により、絶縁具20’が強固に引っ掛かるようになり、金属製ハウジング10’と絶縁具20’を互いに係合させて安定的に一体化させることもできる。
好ましくは、ジグザグ状の貫通孔70’が金属製ハウジング10’に設けられ、接続柱50’が絶縁具20’に設けられ、このようにして、一方では、接続柱50’と貫通孔70’の具体的な係合構造は、外部に露出しないようにハウジングアセンブリの内部に隠されてもよく、これによりハウジングアセンブリの外観がより整然としており、調理器具の見栄えもより向上する。他方では、絶縁具20’に貫通孔70’を設ける態様と比べ、絶縁具20’に接続柱50’を設ける方は、絶縁具20’の強度の向上に役立ち、これにより絶縁具20’の耐用年数を延ばす。
実施例11(図50乃至図53参照)
金属製ハウジング10’にはフラップ14’が設けられ、絶縁具20’にはフラップ14’に嵌合する接続孔90’が設けられ、フラップ14’が接続孔90’を貫通した後に絶縁具20’に引っ掛けられ、これにより絶縁具20’と金属製ハウジング10’を固定的に接続させる。
好ましくは、絶縁具20’にさらに接続孔90’の縁部に位置するボス21’が設けられ、フラップ14’が、折り曲げてボス21’に押し当てられてから、さらに折り曲げて絶縁具20’に押し当てられる。
金属製ハウジング10’にフラップ14’が設けられ、絶縁具20’に接続孔90’が設けられ、まずフラップ14’を接続孔90’に通し、そしてフラップ14’を折り曲げ、それを絶縁具20’に引っ掛けさせることにより、フラップ14’をL字状のバックル30’に類似の構造に形成させ、絶縁具20’と金属製ハウジング10’との固定的な接続を実現する。
接続孔90’の縁部にボス21’が設けられ、フラップ14’が、折り曲げてボス21’に押し当てられてから、さらに折り曲げて絶縁具20’に押し当てられることにより、L字状のフラップ14’は絶縁具20’において内締結の構造を形成し、一方では、フラップ14’が使用者を傷つけることを回避でき、他方では、ボス21’がフラップ14’に対する位置規制の役割を果たし、フラップ14’の移動の確率を低下させ、これにより絶縁具20’とカバーとの確実な接続が確保される。
実施例12(図54乃至図57参照)
切欠き部11’の両側に位置する金属製ハウジング10’の縁部は、開口方向が反対である2つの第1のレール溝15’を形成するように折り曲げられ、絶縁具20’の両端は、開口方向が反対である2つの第2のレール溝22’を形成するように折り曲げられ、2つの第1のレール溝15’が2つの第2のレール溝22’に引っ掛けられることにより、絶縁具20’と金属製ハウジング10’とを固定的に接続させる。
好ましくは、2つの第1のレール溝15’の開口は、切欠き部11’とは反対方向に向かい、2つの第2のレール溝22’の開口は、切欠き部11’に向かう。
好ましくは、第1のレール溝15’と第2のレール溝22’のうちの一方の自由端にはフランジ16’が設けられ、フランジ16’が第1のレール溝15’と第2のレール溝22’の他方に当接する。
金属製ハウジング10’の切断位置が折り曲げられて2つの第1のレール溝15’を形成し、絶縁具20’の両端が折り曲げられて2つの第2のレール溝22’を形成し、第1のレール溝15’及び第2のレール溝22’の横断面がいずれもほぼn字状であり、互いに引っ掛けられると、絶縁具20’と金属製ハウジング10’を安定的に一体化させることができる。具体的には、絶縁具20’は、金属製ハウジング10’の外側に位置してもよいし、また金属製ハウジング10’の内側に位置してもよい。
第1のレール溝15’の開口が切欠き部11’とは反対方向に向かい、第2のレール溝22’の開口が切欠き部11’に向かい、構造がよりシンプルであり、且つ2つの第2のレール溝22’の向きが対向し、向きが対向する2つのL字状のバックル30’の構造を形成し、よって、金属製ハウジング10’の2つの切断端に一定の収束の役割を果たし、その接続の信頼性をより向上できる。
第1のレール溝15’と第2のレール溝22’のうちの一方の自由端にはフランジ16’が設けられ、フランジ16’が第1のレール溝15’と第2のレール溝22’の他方のレール溝の内壁面に当接され、位置規制の役割を果たし、第1のレール溝15’及び第2のレール溝22’の脱レールを回避でき、これにより絶縁具20’と金属製ハウジング10’の接続の信頼性をより向上させる。
前記実施例3乃至実施例12において、図16、図18及び図19に示すように、切欠き部11’が金属製ハウジング10’の周方向に沿う幅a’は2mm以上である。
金属製ハウジング10’の切断位置で一定の間隔があることを確保して、間隔が小さすぎて切断位置に火花、発熱などの状況が発生してしまうことを回避することにより、製品の安全性及び使用信頼性を確保するために、切欠き部11’が金属製ハウジング10’の周方向に沿う幅a’は2mm以上とする。
前記実施例3乃至実施例12において、図16乃至図57に示すように、金属製ハウジング10’のテール部の先端に取り付け溝17’が設けられ、切欠き部11’は、1つであり、且つ取り付け溝17’の下方に位置し、取り付け溝17’に連通する。
1つの切欠き部11’だけでハウジングアセンブリが開路した回路状態にならないことを確保できるため、1つの切欠き部11’を設けるだけで本発明の目的を達成できる。且つ1つの切欠き部11’は、絶縁具20’の数を最小限にすることができ、これによりコストが節約されるだけではなく、また生産効率が向上する。切欠き部11’が金属製ハウジング10’のテール部に開かれることにより、一方では、切欠き部11’と絶縁具20’が調理器具の目立たない位置に位置し、これにより調理器具全体の見栄えが向上し、他方では、金属製ハウジング10’のテール部に一般にヒンジの取り付け用又は調理器具の他の構造に嵌合する取り付け溝17’が設けられるため、切欠き部11’が当該位置に設けられることにより、切欠き部11’の寸法が相対的に低減され、これにより製品の見栄えがより向上する。
切欠き部11’の具体的な高さb’(金属製ハウジング10’の軸線方向に沿う)及び具体的な幅a’(金属製ハウジング10’の周方向に沿い、好ましくは2mm以上である)について、製品の構造に応じて調整可能である。
当然のことながら、切欠き部11’の数は複数であってもよく、複数の切欠き部11’位置はいずれも絶縁具20’を用いて接続され、同様に本発明の目的を達成することもできるため、本発明の保護範囲内にも含まれる。切欠き部11’の数が1つである場合、金属製ハウジング10’の他の箇所に開かれてもよく、当業者であれば理解できるであろうが、これらの実施例はいずれも本発明の保護範囲内に含まれる。
前記実施例3乃至実施例12において、図16乃至図57に示すように、切欠き部11’は方形を呈する。
切欠き部11’は方形(長方形又は正方形)を呈し、加工成形が容易になるだけではなく、また絶縁具20’との組み立てに便利であり、形状が規則的で、見栄えがよい。当然のことながら、切欠き部11’の形状は前記方形に限定されず、他の形状であってもよく、ここでは1つずつ例示はしないが、いずれも本発明の保護範囲内に含まれる。
前記実施例3乃至実施例12において、図16乃至図26に示すように、絶縁具20’には、切欠き部11’にマッチする位置決めリブ23’が設けられている。
絶縁具20’には、切欠き部11’にマッチする位置決めリブ23’が設けられ、組み立ての時にポカヨケを防止することに用いられる。具体的には、組み立ての時に、まず位置決めリブ23’を切欠き部11’内に挿入し、このようにして、絶縁具20’と金属製ハウジング10’の相対的な位置関係を確定でき、位置決めの役割を果たし、金属製ハウジング10’と絶縁具20’が互いに接続される箇所(例えばバックル及び係止孔12’)を迅速に位置合わせることができ、これによりハウジングアセンブリの組み立て効率も向上する。
好ましくは、位置決めリブ23’の数は複数であり、複数の位置決めリブ23’は、金属製ハウジング10’の軸線方向に沿って平行に配列されている。
切欠き部11’が金属製ハウジング10’の軸線方向を貫通するため、一定の高さを有し、よって、金属製ハウジング10’の軸線方向に沿って平行に配列された複数の位置決めリブ23’が設けられることにより、切欠き部11’の複数の箇所に嵌合可能であるため、位置決めがより正確になる。具体的には、複数の位置決めリブ23’の高さは、同じであってもよいし、また異なっていてもよく、隣接する位置決めリブ23’の間の距離は、同じであってもよいし、また異なっていてもよい。
前記実施例3乃至実施例10において、図16乃至図49に示すように、金属製ハウジング10’は、切欠き部11’の両側に位置する部分が内側に向かって凹み、絶縁具20’の寸法に適合する沈降段差18’を形成することにより、絶縁具20’の外面を金属製ハウジング10’の外面と面一にする。
金属製ハウジング10’に沈降段差18’が設けられることにより、絶縁具20’の外面と金属製ハウジング10’の外面を面一にすることができ、これによりハウジングアセンブリの見栄えが向上し、調理器具のレベルも向上する。
前記実施例3乃至実施例12において、絶縁具20’は2つ又は2つ以上に単純に分割され、金属製ハウジングの高さの方向に沿って順次配列され、すなわち1つの絶縁具20’は金属製ハウジングの高さの方向に沿って順次配列された複数のサブ絶縁具を含み、上記技術的手段が本発明の設計思想及び要旨を逸脱しないため、本発明の保護範囲にも含まれる。
図58乃至図89に示すように、本発明の他の幾つかの実施例において、前記絶縁具は、複数であり、複数の前記絶縁具は、第1の絶縁具と第2の絶縁具とを含み、前記第1の絶縁具及び前記第2の絶縁具が前記金属製ハウジングの切断端を接続させ、且つ前記切欠き部を覆うことにより、前記ハウジングアセンブリを閉ループの開回路構造に形成させる。
これらの実施例において、金属製ハウジング10’’を切断し、絶縁具を用いてその切断位置を接続させることにより、ハウジングアセンブリが開路した回路状態にし、これにより金属製ハウジング10’’による磁界誘導を軽減させて、温度上昇を緩和することができ、従来技術では、閉ループ回路に形成されている金属製ハウジング10’’が、円板コイルに発生した磁界により誘導発熱されて、激しい温度上昇がもたらされるという問題を解決することができ、また、2つの絶縁具が金属製ハウジング10’’の切断位置を接続させ、且つ切欠き部11’’を覆うことにより、ハウジングアセンブリを閉ループ構造に形成させ、これによりハウジングアセンブリの一体性が確保され、調理器具の外観も整然としている。また、1つの切欠き部11’’位置に2つの絶縁具が取り付けられ、2つの絶縁具が切欠き部11’’に二重被覆の役割を果たし、これによりハウジングアセンブリの一体性が確保され、また金属製ハウジング10’’との二重接続が実現され、これによりハウジングアセンブリの強度が確保される。
理解すべきものとして、1つの切欠き部11’’が金属製ハウジング10’’の2つの切断端に対応し、よって、1つの切欠き部11’’位置での絶縁具が当該切欠き部11’’位置での金属製ハウジング10’’の2つの切断端と接続されることにより、ハウジングアセンブリを完全な環状構造に形成させることが確保される。
図58乃至図89に示すように、第1の絶縁具20’’及び第2の絶縁具30’’は、金属製ハウジング10’’の内外両側の異なる側に位置してもよい。
第1の絶縁具20’’及び第2の絶縁具30’’は、金属製ハウジング10’’の同じ側に位置し、且つ第2の絶縁具30’’は、第1の絶縁具20’’と金属製ハウジング10’’との間に位置してもよい。
第1の絶縁具20’’及び第2の絶縁具30’’は、金属製ハウジング10’’の内外両側の異なる側に位置し、すなわち、2つの絶縁具は、それぞれ金属製ハウジング10’’の内側及び外側に位置し、具体的には、第1の絶縁具20’’が内側に位置し、第2の絶縁具30’’が外側に位置し、又は、第1の絶縁具20’’が外側に位置し、第2の絶縁具30’’が内側に位置し、このようにして、2つの絶縁具は、それぞれ内側及び外側から切欠き部11’’を覆って金属製ハウジング10’’の切断端と接続されることにより、ハウジングアセンブリの一体性及び強度がさらに確保される。また、2つの絶縁具が切欠き部11’’の同じ側に位置して切欠き部11’’位置が厚すぎるという問題を回避でき、ハウジングアセンブリの見栄えの向上に役立つ。
当然のことながら、2つの絶縁具は、金属製ハウジング10’’の同じ側に位置してもよく、すなわち、いずれも金属製ハウジング10’’の内側に位置し、又は、いずれも金属製ハウジング10’’の外側に位置し、同様に本発明の目的を達成できる。具体的には、2つの絶縁具がいずれも金属製ハウジング10’’の内側に位置する場合、第1の絶縁具20’’が最内側に位置し、これにより第2の絶縁具30’’が第1の絶縁具20’’と金属製ハウジング10’’との間に位置することが確保される。2つの絶縁具がいずれも金属製ハウジング10’’の外側に位置する場合、第1の絶縁具20’’が最外側に位置し、これにより第2の絶縁具30’’が第1の絶縁具20’’と金属製ハウジング10’’との間に位置することが確保される。
以下、幾つかの具体的な実施例に基づき、本出願の金属製ハウジング10’’と、第1の絶縁具20’’、第2の絶縁具30’’との組み立て構造について詳細に説明する。
実施例13(図58乃至図62参照)
第1の絶縁具20’’に係合具が設けられ、金属製ハウジング10’’及び第2の絶縁具30’’にそれぞれ第1の係止孔12’’及び第2の係止孔31’’が設けられ、前記係合具が第1の係止孔12’’及び第2の係止孔31’’と係合することにより、第1の絶縁具20’’及び第2の絶縁具30’’を金属製ハウジング10’’に係止させる。
係合具はL字状のバックル21’’であり、L字状のバックル21’’は、第1の係止孔12’’及び第2の係止孔31’’を貫通して金属製ハウジング10’’及び第2の絶縁具30’’の第1の絶縁具20’’から離れた一方に係合される。
前記実施例において、係合具が第1の係止孔12’’及び第2の係止孔31’’と係合することにより、2つの絶縁具を金属製ハウジング10’’に係止させ、これにより金属製ハウジング10’’と2つの絶縁具との固定的な接続が確保されるだけではなく、組み立て過程がよりシンプルで迅速になり、組み立て効率の向上に役立つ。さらに、前述したように、1つの絶縁具が金属製ハウジング10’’の2つの切断端と接続されるため、係合具及び係止孔はいずれも2組であることが好ましく、それぞれ切欠き部11’’の両側に位置し、これにより2つの絶縁具と金属製ハウジング10’’との確実な接続が確保される。
具体的には、2つの絶縁具が金属製ハウジング10’’の同じ側に位置する実施例について、係合具はまず第2の絶縁具30’’上の第2の係止孔31’’に通され、そして金属製ハウジング10’’上の第1の係止孔12’’に通される。2つの絶縁具がそれぞれ金属製ハウジング10’’の内外両側に位置する実施例について、係合具はまず金属製ハウジング10’’上の第1の係止孔12’’に通され、そして第2の絶縁具30’’上の第2の係止孔31’’に通される。
係合具はL字状のバックル21’’であり、すなわち係合具は、片側鉤状を呈し、取り付けの時、まずL字状のバックル21’’を第1の係止孔12’’及び第2の係止孔31’’に通し、2つの絶縁具と金属製ハウジング10’’が所定位置まで圧着されると、L字状のバックル21’’の一端が係止孔の孔壁に当接されるまで、L字状のバックル21’’の折り曲げ方向に沿ってL字状のバックル21’’を付勢し、この時、L字状のバックル21’’の他端が金属製ハウジング10’’(2つの絶縁具が金属製ハウジング10’’の同じ側に位置する場合)又は第2の絶縁具30’’(2つの絶縁具がそれぞれ金属製ハウジング10’’の内外両側に位置する場合)に当接し、金属製ハウジング10’’と2つの絶縁具との係止を実現する。
さらに、L字状のバックル21’’は、複数であり、且つ2組に分けられ、2組のL字状のバックル21’’は、それぞれ切欠き部11’’の両側に位置する。図58に示すように、2組のL字状のバックル21’’は、同じ方向を向き、又は、2組のL字状のバックル21’’は、いずれも切欠き部11’’に向かう。
L字状のバックル21’’が複数であり、これにより金属製ハウジング10’’と2つの絶縁具との確実な接続がさらに確保される。2組のL字状のバックル21’’が同じ方向(例えば、上向き、下向き、左向き又は右向きなど)を向き、全てのL字状のバックル21’’の同期組み立てに役立ち、これによりワンステップで取り付けを完了する。2組のL字状のバックル21’’は、いずれも切欠き部11’’に向かい、すなわち2組のL字状のバックル21’’の向きは、対向し、所定位置まで組み立てられると、金属製ハウジング10’’の2つの切断端が両側へ分離する傾向があり、ちょうどL字状のバックル21’’の脱出方向と反対である(2つの切断端が互いに近づく場合にのみ、L字状のバックル21’’が脱出する)ため、L字状のバックル21’’は係止孔から脱出しにくく、接続がより確実になる。
好ましくは、各組のL字状のバックル21’’のうち、少なくとも1つのL字状のバックル21’’のテール部にバーブ211’’が設けられ、金属製ハウジング10’’及び第2の絶縁具30’’の第1の絶縁具20’’から離れた一方には、係止溝32’’(図62参照)又は突出部が設けられ、バーブ211’’が係止溝32’’内に係入されるか又は突出部に引っ掛けられる。
バーブ211’’が係止溝32’’又は突出部と係合することにより、L字状のバックル21’’に対する位置規制の役割を果たし、L字状のバックル21’’が逆方向にスライドして絶縁具が脱落してしまうことを回避でき、これにより金属製ハウジング10’’と絶縁具との確実な接続がさらに確保される。
実施例14(図63乃至図67参照)
実施例13との違いは、図63に示すように、係合具が複数の弾性バックル22’’を含み、複数の弾性バックル22’’が互いに背向するように設けられることにより、弾性柱状バックルが囲まれることである。
係合具が複数の弾性バックル22’’を含み、複数の弾性バックル22’’が互いに背向するように設けられることにより、弾性柱状バックルが囲まれ、取り付けの時、複数の弾性バックル22’’が2つの係止孔の側壁に押圧されて互いに近づき、これにより弾性柱状バックルの直径が小さくなる。2つの絶縁具と金属製ハウジング10’’が所定位置まで圧着されると、複数の弾性バックル22’’の端部が2つの係止孔に突出し、且つ変形が戻って、弾性柱状バックルの直径が2つの係止孔よりも大きくて金属製ハウジング10’’(2つの絶縁具が金属製ハウジング10’’の同じ側に位置する場合)又は第2の絶縁具30’’(2つの絶縁具がそれぞれ金属製ハウジング10’’の内外両側に位置する場合)に引っ掛けられ、これにより金属製ハウジング10’’が強固に引っ掛かるようになり、2つの絶縁具との係止を実現し、構造がシンプルで、組み立てが迅速である。
実施例15(図68乃至図73参照)
実施例13との違いは、図68に示すように、係合具は、径方向貫通孔231’’を有する接続柱23’’と、径方向貫通孔231’’に嵌合するスプリングラッチ24’’とを含み、接続柱23’’が第1の係止孔12’’及び第2の係止孔31’’を貫通し、スプリングラッチ24’’が図73に示すように径方向貫通孔231’’を貫通して接続柱23’’に係止されることである。
係合具が接続柱23’’とスプリングラッチ24’’とを含み、接続柱23’’に径方向貫通孔231’’が設けられ、取り付けの時、まず接続柱23’’を第1の係止孔12’’及び第2の係止孔31’’に通し、2つの絶縁具と金属製ハウジング10’’が所定位置まで圧着されると、スプリングラッチ24’’を径方向貫通孔231’’に通し、スプリングラッチ24’’が接続柱23’’に係止され、接続柱23’’が2つの係止孔から脱出することを回避し、金属製ハウジング10’’と2つの絶縁具との係止を実現し、同様に構造がシンプルで、組み立てが迅速である。
実施例16(図74乃至図79参照)
図74に示すように、第1の絶縁具20’’には塑性変形可能な接続柱23’’が設けられ、金属製ハウジング10’’及び第2の絶縁具30’’にはそれぞれ第1の貫通孔17’’及び第2の貫通孔35’’が設けられ、図78及び図79に示すように、接続柱23’’は、第1の貫通孔17’’及び第2の貫通孔35’’を貫通し、接続柱23’’の第1の貫通孔17’’及び第2の貫通孔35’’から突出した部分は、断面の寸法が第1の貫通孔17’’及び第2の貫通孔35’’の第1の絶縁具20’’から離れた一方の寸法よりも大きいストッパバンプ232’’に変形し、ストッパバンプ232’’は、金属製ハウジング10’’及び第2の絶縁具30’’の第1の絶縁具20’’から離れた一方に当接することにより、第1の絶縁具20’’と、第2の絶縁具30’’と、金属製ハウジング10’’とを固定的に接続させる。
第1の絶縁具20’’に接続柱23’’が設けられ、金属製ハウジング10’’及び第2の絶縁具30’’にそれぞれ第1の貫通孔17’’及び第2の貫通孔35’’が設けられ、取り付けの時、まず接続柱23’’を第1の貫通孔17’’及び第2の貫通孔35’’に通し、2つの絶縁具と金属製ハウジング10’’が所定位置まで圧着されると、熱溶着プロセス又は超音波溶接プロセスなどによって接続柱23’’が2つの貫通孔から突出する部分を面一となるように溶接して金属製ハウジング10’’又は第2の絶縁具30’’に近接させ、冷却した後、接続柱23’’が2つの貫通孔から突出する部分がストッパバンプ232’’を形成し、ストッパバンプ232’’の寸法が貫通孔の寸法よりも大きいため、金属製ハウジング10’’又は第2の絶縁具30’’に当接されることが可能であり、これにより金属製ハウジング10’’が強固に引っ掛かるようになり、金属製ハウジング10’’と2つの絶縁具との固定的な接続を実現する。
具体的には、2つの絶縁具が金属製ハウジング10’’の同じ側に位置する場合、接続柱23’’が、まず第2の絶縁具30’’上の第2の貫通孔35’’に通され、そして金属製ハウジング10’’上の第1の貫通孔17’’に通され、最後に形成されたストッパバンプ232’’の寸法が第1の貫通孔17’’の寸法よりも大きく、これによりストッパバンプ232’’が金属製ハウジング10’’に当接され、金属製ハウジング10’’と2つの絶縁具との固定的な接続が確保される。2つの絶縁具が金属製ハウジング10’’の異なる側に位置する場合、接続柱23’’が、まず金属製ハウジング10’’上の第1の貫通孔17’’に通され、そして第2の絶縁具30’’上の第2の貫通孔35’’に通され、最後に形成されたストッパバンプ232’’の寸法が第2の貫通孔35’’の寸法よりも大きく、これによりストッパバンプ232’’が第2の絶縁具30’’に当接され、金属製ハウジング10’’と2つの絶縁具との固定的な接続が確保される。
実施例17(図80乃至図84参照)
図80、図83及び図84に示すように、第1の絶縁具20’’、金属製ハウジング10’’及び第2の絶縁具30’’にそれぞれ第1の接続孔25’’、第2の接続孔13’’及び第3の接続孔33’’が設けられ、締結具が第1の接続孔25’’、第2の接続孔13’’及び第3の接続孔33’’を貫通することにより、第1の絶縁具20’’、第2の絶縁具30’’と金属製ハウジング10’’とを固定的に接続させる。
2つの絶縁具及び金属製ハウジング10’’にはいずれも接続孔が設けられ、締結具が接続孔を貫通することにより、2つの絶縁具と金属製ハウジング10’’とを固定的に接続させ、安定的に一体化させ、非常に確実である。具体的には、締結具は、ネジ、リベット40’’などの単一の部材であってもよいし、またネジナット、スタッドナットなどの組合せ部材であってもよく、ここでは1つずつ例示はしない。
実施例18(図85乃至図89参照)
図85及び図89に示すように、第1の絶縁具20’’及び第2の絶縁具30’’のうちの少なくとも一方に接着剤溝26’’が設けられ、第1の絶縁具20’’、第2の絶縁具30’’と金属製ハウジング10’’が接着剤で粘着される。
好ましくは、図85及び図88に示すように、第1の絶縁具20’’に位置決め柱27’’が設けられ、金属製ハウジング10’’及び第2の絶縁具30’’にそれぞれ第1の位置決め孔14’’及び第2の位置決め孔34’’が設けられ、位置決め柱27’’が第1の位置決め孔14’’及び第2の位置決め孔34’’を貫通する。
接着の形態によって、同様に2つの絶縁具と金属製ハウジング10’’との固定的な接続を容易に実現でき、且つコストが低く、組み立てが容易である。接着剤溝26’’が設けられることにより、粘着強度を確保するように十分な接着剤を注入することが確保されるだけではなく、また2つの絶縁具と金属製ハウジング10’’が緊密に貼り合わせられることに便利であり、隙間の発生や接着剤の溢れなどの状況を回避し、製品の見栄えの向上に有利である。
具体的には、2つの絶縁具が金属製ハウジング10’’の同じ側に位置する場合、2つの絶縁具の間が接着剤で接着され、第2の絶縁具30’’と金属製ハウジング10’’との間も接着剤で一体に接着される。2つの絶縁具が金属製ハウジング10’’の異なる側に位置する場合、接着剤溝26’’が切欠き部11’’に連通することが好ましく、このようにして1つの絶縁具に接着剤溝26’’を開くだけで、接着剤で3つの部材を一体に接着できることを確保することができる。
第1の絶縁具20’’上の位置決め柱27’’が第1の位置決め孔14’’及び第2の位置決め孔34’’を貫通した後、一方では、3つの部材に有効な位置決めの役割を果たし、3つの部材の相対的な位置関係が確保され、組み立ての時にポカヨケを防止することに用いられる。他方では、3つの部材が金属製ハウジング10’’の周方向又は軸方向に沿って相対的に移動することが制限され、これによりハウジングアセンブリの接続強度及び安定性がより向上する。
図58乃至図89に示すように、前記実施例13乃至実施例18において、好ましくは、金属製ハウジング10’’の径方向に沿って、第1の絶縁具20’’は第2の絶縁具30’’の外側に位置する。
金属製ハウジング10’’の径方向に沿って、第1の絶縁具20’’が第2の絶縁具30’’の外側に位置する場合、2つの絶縁具が金属製ハウジング10’’の同じ側に位置し且つ第2の絶縁具30’’が金属製ハウジング10’’と第1の絶縁具20’’との間に位置する実施例について、2つの絶縁具は、いずれも金属製ハウジング10’’の外側に位置することが好ましい。2つの絶縁具が金属製ハウジング10’’の異なる側に位置する実施例について、第1の絶縁具20’’が金属製ハウジング10’’の外側に位置し、第2の絶縁具30’’が金属製ハウジング10’’の内側に位置することが好ましい。このようにして、いずれも第1の絶縁具20’’が金属製ハウジング10’’の最外側に位置することが確保され、よって、2つの絶縁具と金属製ハウジング10’’との具体的な組み立て構造は、外部に露出しないようにハウジングアセンブリの内部に隠されてもよく、これによりハウジングアセンブリの外観がより整然としており、調理器具の見栄えもより向上する。
前記実施例13乃至実施例18において、切欠き部11’’が金属製ハウジング10’’の周方向に沿う幅は2mm以上である。
金属製ハウジング10’’の切断位置で一定の間隔があることを確保して、間隔が小さすぎて切断位置に火花、発熱などの状況が発生してしまうことを回避することにより、製品の安全性及び使用信頼性を確保するために、切欠き部11’’が金属製ハウジング10’’の周方向に沿う幅は2mm以上とする。
前記実施例13乃至実施例18において、図58乃至図89に示すように、金属製ハウジング10’’のテール部の先端に取り付け溝16’’が設けられ、切欠き部11’’は、1つであり、且つ取り付け溝16’’の下方に位置し、取り付け溝16’’に連通する。
1つの切欠き部11’’だけでハウジングアセンブリが開路した回路状態にならないことを確保できるため、1つの切欠き部11’’を設けるだけで本発明の目的を達成できる。且つ1つの切欠き部11’’は、絶縁具の数を最小限にすることができ、これによりコストが節約されるだけではなく、また生産効率が向上する。切欠き部11’’が金属製ハウジング10’’のテール部に開かれることにより、一方では、切欠き部11’’と絶縁具が調理器具の目立たない位置に位置し、これにより調理器具全体の見栄えが向上し、他方では、金属製ハウジング10’’のテール部に一般にヒンジの取り付け用又は調理器具の他の構造に嵌合する取り付け溝16’’が設けられるため、切欠き部11’’が当該位置に設けられることにより、切欠き部11’’の寸法が相対的に低減され、これにより製品の見栄えがより向上する。
切欠き部11’’の具体的な高さ(金属製ハウジング10’’の軸線方向に沿う)及び具体的な幅(金属製ハウジング10’’の周方向に沿い、好ましくは2mm以上である)について、製品の構造に応じて調整可能である。
当然のことながら、切欠き部11’’の数は複数であってもよく、複数の切欠き部11’’位置はいずれも絶縁具を用いて接続され、同様に本発明の目的を達成することもできるため、本発明の保護範囲内にも含まれる。切欠き部11’’の数が1つである場合、金属製ハウジング10’’の他の箇所に開かれてもよく、当業者であれば理解できるであろうが、これらの実施例はいずれも本発明の保護範囲内に含まれる。
前記実施例13乃至実施例18において、図58乃至図89に示すように、切欠き部11’’は方形を呈する。
切欠き部11’’は方形(長方形又は正方形)を呈し、加工成形が容易になるだけではなく、また絶縁具との組み立てに便利であり、形状が規則的で、見栄えがよい。当然のことながら、切欠き部11’’の形状は前記方形に限定されず、他の形状であってもよく、ここでは1つずつ例示はしないが、いずれも本発明の保護範囲内に含まれる。
前記実施例のいずれかにおいて、図58乃至図89に示すように、金属製ハウジング10’’は、切欠き部11’’の両側に位置する部分が内側に向かって凹み、第1の絶縁具20’’及び/又は第2の絶縁具30’’の寸法に適合する沈降段差15’’を形成することにより、第1の絶縁具20’’又は第2の絶縁具30’’の外面を金属製ハウジング10’’の外面と面一にする。
金属製ハウジング10’’に沈降段差15’’が設けられることにより、第1の絶縁具20’’(第1の絶縁具20’’が最外側に位置する場合)又は第2の絶縁具30’’(第2の絶縁具30’’が最外側に位置する場合)の外面と金属製ハウジング10’’の外面を面一にすることができ、これによりハウジングアセンブリの見栄えが向上し、調理器具のレベルも向上する。
図90乃至図96に示すように、本発明の第2の態様の実施例で提供するハウジングアセンブリは、電磁誘導加熱式の調理器具に用いられており、前記調理器具の内釜の外側に外嵌され、ベース30’’’と、ハウジングカバー40’’’と、金属製ハウジング10’’’と、遮蔽シート20’’’と、を含む。
具体的には、ハウジングカバー40’’’は、ベース30’’’の上方に位置する。金属製ハウジング10’’’は、ベース30’’’とハウジングカバー40’’’との間に設けられ、且つベース30’’’及びハウジングカバー40’’’と接続され、全体的に切断された環状を呈しており、且つその切断位置に切欠き部11’’’が形成されている。遮蔽シート20’’’は、絶縁具であり、且つ切欠き部11’’’を覆うことにより、金属製ハウジング10’’’と閉ループの開回路構造を形成する。
本発明の第2の態様の実施例で提供するハウジングアセンブリは、金属製ハウジング10’’’を切断し、絶縁性の遮蔽シート20’’’を用いてその切断位置を遮蔽させることにより、開路した回路状態にし、これにより金属製ハウジング10’’’による磁界誘導を軽減させて、温度上昇を緩和することができ、従来技術では、閉ループ回路に形成されている金属製ハウジング10’’’は、円板コイルに発生した磁界により誘導発熱されて、激しい温度上昇がもたらされるという問題を解決することができ、また、金属製ハウジング10’’’がベース30’’’及びハウジングカバー40’’’と接続され、すなわち金属製ハウジング10’’’がベース30’’’とハウジングカバー40’’’との間に位置規制されることにより、金属製ハウジング10’’’の切断端が脱落しないよう確保され、且つ遮蔽シート20’’’が金属製ハウジング10’’’の切欠き部11’’’を覆い、これによりハウジングアセンブリの一体性が確保され、調理器具の外観も整然としている。
さらに、金属製ハウジング10’’’の上端及び下端にヘミング14’’’が設けられ、ハウジングカバー40’’’及びベース30’’’にそれぞれ第1のストッパ溝31’’’及び第2のストッパ溝41’’’が設けられ、ヘミング14’’’が第1のストッパ溝31’’’及び第2のストッパ溝41’’’内に嵌め込まれることにより、金属製ハウジング10’’’がハウジングカバー40’’’とベース30’’’との間に挟持固定される。
金属製ハウジング10’’’の上端及び下端のヘミング14’’’がそれぞれハウジングカバー40’’’の第1のストッパ溝31’’’及びベース30’’’の第2のストッパ溝41’’’内に嵌め込まれることにより、金属製ハウジング10’’’がハウジングカバー40’’’とベース30’’’との間に挟持され、これによりベース30’’’、金属製ハウジング10’’’及びハウジングカバー40’’’が安定的に一体化されるように組み立てられ、組み立て過程が十分に容易である。また、ベース30’’’、金属製ハウジング10’’’及びハウジングカバー40’’’上の穿孔数を可能な限り減らすことができ、これにより組み立て効率が向上するだけではなく、また3者の強度も向上する。
前記実施例において、好ましくは、図90に示すように、切欠き部11’’’が金属製ハウジング10’’’の周方向に沿う幅a’’’は2mm以上である。
金属製ハウジング10’’’の切断位置で一定の間隔があることを確保して、間隔が小さすぎて切断位置に火花、発熱などの状況が発生してしまうことを回避することにより、製品の安全性及び使用信頼性を確保するために、切欠き部11’’’が金属製ハウジング10’’’の周方向に沿う幅a’’’は2mm以上とする。
好ましくは、図90及び図94に示すように、金属製ハウジング10’’’のテール部の先端に取り付け溝12’’’が設けられ、切欠き部11’’’は、1つであり、且つ取り付け溝12’’’の下方に位置し、取り付け溝12’’’に連通する。
1つの切欠き部11’’’だけでハウジングアセンブリが開路した回路状態にならないことを確保できるため、1つの切欠き部11’’’を設けるだけで本発明の目的を達成できる。且つ1つの切欠き部11’’’は、遮蔽シート20’’’の数を最小限にすることができ、これによりコストが節約されるだけではなく、また生産効率が向上する。切欠き部11’’’が金属製ハウジング10’’’のテール部に開かれることにより、一方では、切欠き部11’’’と遮蔽シート20’’’が調理器具の目立たない位置に位置し、これにより調理器具全体の見栄えが向上し、他方では、金属製ハウジング10’’’のテール部に一般にヒンジの取り付け用又は調理器具の他の構造に嵌合する取り付け溝12’’’が設けられるため、切欠き部11’’’が当該位置に設けられることにより、切欠き部11’’’の寸法が相対的に低減され、これにより製品の見栄えがより向上する。
切欠き部11’’’の具体的な高さ(金属製ハウジング10’’’の軸線方向に沿う)及び具体的な幅(金属製ハウジング10’’’の周方向に沿い、好ましくは2mm以上である)について、製品の構造に応じて調整可能である。
当然のことながら、切欠き部11’’’の数は複数であってもよく、複数の切欠き部11’’’位置はいずれも遮蔽シート20’’’を用いて接続され、同様に本発明の目的を達成することもできるため、本発明の保護範囲内にも含まれる。切欠き部11’’’の数が1つである場合、金属製ハウジング10’’’の他の箇所に開かれてもよく、当業者であれば理解できるであろうが、これらの実施例はいずれも本発明の保護範囲内に含まれる。
好ましくは、図90及び図94に示すように、切欠き部11’’’は方形を呈する。
切欠き部11’’’は方形(長方形又は正方形)を呈し、加工成形が容易になるだけではなく、また遮蔽シート20’’’との組み立てに便利であり、形状が規則的で、見栄えがよい。当然のことながら、切欠き部11’’’の形状は前記方形に限定されず、他の形状であってもよく、ここでは1つずつ例示はしないが、いずれも本発明の保護範囲内に含まれる。
前記第2の態様の実施例において、遮蔽シート20’’’とベース30’’’は固定的に接続されてもよい。
図90、図91、図93、図94、図95及び図96に示すように、遮蔽シート20’’’とベース30’’’は一体式構造であってもよい。
遮蔽シート20’’’とハウジングカバー40’’’は固定的に接続されてもよい。
遮蔽シート20’’’とハウジングカバー40’’’は一体式構造であってもよい。
遮蔽シート20’’’とベース30’’’は、固定的に接続されるか(例えばネジ、リベット50’’’などの締結具により接続される)又は一体式構造(例えば射出成形によって一体化される)であり、すなわち、遮蔽シート20’’’は、ベース30’’’に延び、下方から上方へ延出し、組み立ての時、直接ベース30’’’、金属製ハウジング10’’’及びハウジングカバー40’’’を所定位置まで組み立て、金属製ハウジング10’’’がベース30’’’とハウジングカバー40’’’との間に固定されることを確保し、この時上方へ突出する遮蔽シート20’’’は、ちょうど金属製ハウジング10’’’の切欠き部11’’’位置に位置し、切欠き部11’’’を遮蔽し、利便性が高い。同時に、遮蔽シート20’’’は、ベース30’’’から延び、脱落しにくく、よって、遮蔽シート20’’’と金属製ハウジング10’’’を個別に固定することなく、遮蔽シート20’’’と金属製ハウジング10’’’との安定的な係合が確保され、これにより組み立て効率が向上する。また、遮蔽シート20’’’とベース30’’’が一体成形されることにより、遮蔽シート20’’’とベース30’’’の組み立て工程が省かれ、組み立て効率も向上する。
同様に、遮蔽シート20’’’とハウジングカバー40’’’は、固定的に接続されるか(例えば締結具により接続される)又は一体式構造(例えば射出成形によって一体化される)であり、すなわち、遮蔽シート20’’’は、ハウジングカバー40’’’に固定され、上方から下方へ延出し、組み立ての時、直接ベース30’’’、金属製ハウジング10’’’及びハウジングカバー40’’’を所定位置まで組み立て、金属製ハウジング10’’’がベース30’’’とハウジングカバー40’’’との間に固定されることを確保し、この時下方へ突出する遮蔽シート20’’’は、ちょうど金属製ハウジング10’’’の切欠き部11’’’位置に位置し、切欠き部11’’’を遮蔽し、利便性が高い。同時に、遮蔽シート20’’’は、ハウジングカバー40’’’から延び、脱落しにくく、よって、遮蔽シート20’’’と金属製ハウジング10’’’を個別に固定することなく、遮蔽シート20’’’と金属製ハウジング10’’’との安定的な係合が確保され、これにより組み立て効率が向上する。また、遮蔽シート20’’’とハウジングカバー40’’’が一体成形されることにより、遮蔽シート20’’’とハウジングカバー40’’’の組み立て工程が省かれ、組み立て効率も向上する。
前記第2の態様の実施例において、遮蔽シート20’’’は金属製ハウジング10’’’に粘着されてもよい。
図94乃至図96に示すように、遮蔽シート20’’’は締結具を介して金属製ハウジング10’’’に固定されてもよい。
銘板に類似の包装品を利用して金属製ハウジング10’’’の切断位置に粘着すると、切欠き部11’’’を遮蔽でき、これにより本発明の目的を達成し、前記銘板に類似の包装品は、すなわち遮蔽シート20’’’として機能するが、前記包装品のコストが低く、且つ種々の美しい包装品に容易に設計されるため、製品の見栄えのさらなる向上にも有利である。
当然のことながら、ネジ、リベット50’’’などの締結具により遮蔽シート20’’’を金属製ハウジング10’’’に固定してもよく、このようにして遮蔽シート20’’’と金属製ハウジング10’’’との安定的な接続が確保され、遮蔽シート20’’’が脱落して金属製ハウジング10’’’の切欠き部11’’’が露出してしまうことがないことが確保され、これにより製品の使用信頼性がより向上する。
理解すべきものとして、遮蔽シート20’’’が金属製ハウジング10’’’に粘着されても、締結具により金属製ハウジング10’’’に固定されても、遮蔽シート20’’’とベース30’’’又はカバーの接続関係と無関係であり、すなわち、この2つの態様では、遮蔽シート20’’’は、ベース30’’’又はハウジングカバー40’’’と固定的に接続されるか/一体成形されてもよく、また個別の部材であり、遮蔽シート20’’’のみと固定的に接続されてもよい。
前記第2の態様の実施例において、図90乃至図93に示すように、金属製ハウジング10’’’は、ベース30’’’とハウジングカバー40’’’との間に挟持され、且つベース30’’’とハウジングカバー40’’’が締結具により固定的に接続される。
図94乃至図96に示すように、金属製ハウジング10’’’とベース30’’’は締結具により固定的に接続されてもよい。
金属製ハウジング10’’’とハウジングカバー40’’’は締結具により固定的に接続されてもよい。
金属製ハウジング10’’’の固定構造について、直接金属製ハウジング10’’’をベース30’’’とハウジングカバー40’’’との間に挟持してもよく、また締結具によりベース30’’’とハウジングカバー40’’’を固定的に接続し、このようにして、3者の組み立て関係を利用し、金属製ハウジング10’’’をベース30’’’とハウジングカバー40’’’との間に固定し、3者の相対的な安定性が確保される。同時に、金属製ハウジング10’’’の切断端が外へ脱落することを制限して、金属製ハウジング10’’’に対する有効な固定を確保するために、ベース30’’’とハウジングカバー40’’’との間はさらに締結具(リベット50’’’、ネジなどの締結具又は締結組合せ)により接続される。
当然のことながら、まず締結具により金属製ハウジング10’’’をベース30’’’に固定し、そしてハウジングカバー40’’’、金属製ハウジング10’’’及びベース30’’’の3者を一体に組み立ててもよく、又は、まず締結具により金属製ハウジング10’’’をハウジングカバー40’’’に固定し、そして3者を一体に組み立ててもよく、いずれも金属製ハウジング10’’’の切断端が外へ脱落することを効果的に制限して、金属製ハウジング10’’’に対する有効な固定を確保することができる。
なお、遮蔽シート20’’’がベース30’’’又はハウジングカバー40’’’に延びる実施例について、締結具の具体的な固定位置を遮蔽シート20’’’及び金属製ハウジング10’’’の切断端に設けることができ、すなわち、金属製ハウジング10’’’の切断端及び遮蔽シート20’’’にそれぞれ接続孔を開き、締結具が金属製ハウジング10’’’及び遮蔽シート20’’’の接続孔を貫通することにより、金属製ハウジング10’’’とベース30’’’又はハウジングカバー40’’’との固定的な接続を実現する。金属製ハウジング10’’’の切断端を直接固定するため、最も堅牢であり、また金属製ハウジング10’’’と遮蔽シート20’’’との固定的な接続を実現し、このようにして締結具を節約して、コストを低減でき、また組み立て効率を向上させる。
前記第2の態様の実施例において、遮蔽シート20’’’は金属製ハウジング10’’’の内側に位置してもよい。
前記第2の態様の実施例において、図90、図91、図92、図94、図95及び図96に示すように、遮蔽シート20’’’は金属製ハウジング10’’’の外側に位置してもよい。
遮蔽シート20’’’が金属製ハウジング10’’’の内側に位置しても金属製ハウジング10’’’の外側に位置しても、切欠き部11’’’を遮蔽でき、これによりハウジングアセンブリの一体性が確保され、よって、本発明の目的を達成でき、いずれも本発明の保護範囲内に含まれる。
前記実施例において、好ましくは、図90及び図94に示すように、金属製ハウジング10’’’は、切欠き部11’’’の両側に位置する部分が内側に向かって凹み、遮蔽シート20’’’の寸法に適合する沈降段差13’’’を形成することにより、遮蔽シート20’’’の外面を金属製ハウジング10’’’の外面と面一にする。
遮蔽シート20’’’が金属製ハウジング10’’’の外側に位置する実施例について、好ましくは金属製ハウジング10’’’に沈降段差13’’’が設けられ、このようにして遮蔽シート20’’’が沈降段差13’’’内に嵌め込まれ、これにより遮蔽シート20’’’の外面と金属製ハウジング10’’’の外面を面一にすることができ、これによりハウジングアセンブリの見栄えが向上し、調理器具のレベルも向上する。
以下、2つの具体的な実施例に基づき、本出願の第2の態様の実施例で提供するハウジングアセンブリについて詳細に説明する。
実施例19(図90乃至図93参照)
金属製ハウジング10’’’は、ベース30’’’とハウジングカバー40’’’との間に挟持され、ベース30’’’とハウジングカバー40’’’は、ネジで固定的に接続される。金属製ハウジング10’’’のテール部の先端に取り付け溝12’’’が設けられ、切欠き部11’’’は、1つであり、取り付け溝12’’’の下方に位置し、且つ方形を呈する。遮蔽シート20’’’とベース30’’’は、一体成形され、遮蔽シート20’’’は、金属製ハウジング10’’’の外側から突出し、且つ金属製ハウジング10’’’のテール部の切断位置を遮蔽する。金属製ハウジング10’’’の切断端に沈降段差13’’’設けられ、遮蔽シート20’’’は、沈降段差13’’’内に位置し、これによりその外面と金属製ハウジング10’’’の外面を面一にする。
実施例20(図示せず)
実施例19との違いは、遮蔽シート20’’’とハウジングカバー40’’’が一体成形されることである。
実施例21(図94乃至図96参照)
実施例19との違いは、金属製ハウジング10’’’及びベース30’’’の遮蔽シート20’’’に貫通孔が設けられ、リベット50’’’でまず金属製ハウジング10’’’とベース30’’’が接続され、最後にハウジングカバー40’’’、金属製ハウジング10’’’及びベース30’’’が一体に組み立てられることである。
実施例22(図示せず)
実施例21との違いは、遮蔽シート20’’’とハウジングカバー40’’’が一体成形され、金属製ハウジング10’’’及びハウジングカバー40’’’の遮蔽シート20’’’に貫通孔が設けられ、リベット50’’’でまず金属製ハウジング10’’’とハウジングカバー40’’’が接続され、最後にハウジングカバー40’’’、金属製ハウジング10’’’及びベース30’’’が一体に組み立てられることである。
本発明の第3の態様の実施例で提供する調理器具(図示せず)は、電磁誘導加熱装置と、内釜と、第1の態様及び第2の態様の実施例のいずれか一項に記載のハウジングアセンブリと、を含む。
具体的には、電磁誘導加熱装置の磁力線が内釜を通過することにより、内釜を誘導加熱させることができる。ハウジングアセンブリは内釜の外側に外嵌される。
本発明の第3の態様の実施例で提供する調理器具は、第1の態様及び第2の態様の実施例のいずれか一項に記載のハウジングアセンブリを含むため、前記実施例のいずれかが備えるあらゆる有益な効果を備え、よって、ここで説明を省略する。
前記実施例のいずれかにおいて、調理器具は、IH炊飯器又はIH圧力鍋である。当然のことながら、IH炊飯器又はIH圧力鍋に限定されず、他の電磁誘導加熱式の調理器具であってもよい。
以上説明したように、本発明で提供するハウジングアセンブリによれば、金属製ハウジングを切断し、絶縁具を用いてその切断位置を接続させることにより、開路した回路状態にし、これにより金属製ハウジングによる磁界誘導を軽減させて、温度上昇を緩和することができ、従来技術では、閉ループ回路に形成されている金属製ハウジングは、円板コイルに発生した磁界により誘導発熱されて、激しい温度上昇がもたらされるという問題を解決することができ、また、絶縁具が金属製ハウジングの切断位置を接続させ、且つ切欠き部を覆うことにより、ハウジングアセンブリを閉ループ構造に形成させ、これによりハウジングアセンブリの一体性が確保され、調理器具の外観も整然としている。
本発明は、添付した特許請求の範囲によって示されるだけではなく、また以下の事項によって限定される。
1.ハウジングアセンブリであって、電磁誘導加熱式の調理器具に用いられ、全体が少なくとも1つの切断部を有する環状であり、且つ前記少なくとも1つの切断部に少なく1つの切欠き部が形成されている金属製ハウジングと、前記ハウジングアセンブリが閉ループの開回路構造を形成させるように、前記金属製ハウジングの1つの前記切断部の両端を接続し、該切断部に形成された切欠き部を覆う少なく1つの絶縁具と、を含み、前記絶縁具の数と前記切欠き部の数が等しく、且つ一対一に対応する。
2.事項1に記載のハウジングアセンブリによれば、前記金属製ハウジングと前記絶縁具のうちの一方には係止孔が設けられ、他方には係合具が設けられ、前記係合具が前記係止孔に嵌合することにより、前記絶縁具を前記金属製ハウジングに係止させる。
3.事項2に記載のハウジングアセンブリによれば、前記係合具はL字状のバックルであり、前記L字状のバックルは、前記係止孔を貫通して前記金属製ハウジングと前記絶縁具のうちの一方に当接する。
4.事項3に記載のハウジングアセンブリによれば、前記L字状のバックルは複数であり、2組に分けられ、2組の前記L字状のバックルは、それぞれ前記切欠き部の両側に位置し、同じ方向を向き、又は、2組の前記L字状のバックルは前記絶縁具に位置し、いずれも前記切欠き部に向かい、又は、2組の前記L字状のバックルは前記金属製ハウジングに位置し、いずれも前記切欠き部とは反対方向に向かう。
5.事項4に記載のハウジングアセンブリによれば、各組の前記L字状のバックルは、少なくとも1つの前記L字状のバックルのテール部にバーブが設けられ、前記金属製ハウジングと前記絶縁具のうちの一方に突出部が設けられ、前記バーブが前記突出部に引っ掛けられる。
6.事項2に記載のハウジングアセンブリによれば、前記係合具は複数の弾性バックルを含み、複数の前記弾性バックルは、互いに背向するように設けられることにより、弾性柱状バックルが囲まれる。
7.事項2に記載のハウジングアセンブリによれば、前記係合具は、径方向貫通孔を有する接続柱と、前記径方向貫通孔に嵌合するスプリングラッチとを含み、前記接続柱は前記係止孔を貫通し、前記スプリングラッチは、前記径方向貫通孔を貫通して前記接続柱に係止される。
8.事項2乃至事項7のいずれか一項に記載のハウジングアセンブリによれば、前記係止孔の周縁に前記係合具を保護するバーリングが設けられる。
9.事項1に記載のハウジングアセンブリによれば、前記金属製ハウジングと前記絶縁具のうちの一方には貫通孔が設けられ、他方には塑性変形可能な接続柱が設けられ、前記接続柱は前記貫通孔を貫通し、前記接続柱の前記貫通孔から突出した部分は、断面の寸法が前記貫通孔の寸法よりも大きいストッパバンプに変形し、前記ストッパバンプは、前記金属製ハウジングと前記絶縁具のうちの一方に当接することにより、前記絶縁具と前記金属製ハウジングとを固定的に接続させる。
10.事項9に記載のハウジングアセンブリによれば、前記接続柱が前記金属製ハウジングに設けられる場合、前記接続柱は中空の接続柱である。
11.事項1に記載のハウジングアセンブリによれば、前記絶縁具及び前記金属製ハウジングにはいずれも貫通孔が設けられ、締結具が前記絶縁具及び前記金属製ハウジングの貫通孔を貫通することにより、前記絶縁具と前記金属製ハウジングとを固定的に接続させる。
12.事項1に記載のハウジングアセンブリによれば、前記金属製ハウジングと前記絶縁具のうちの一方にはジグザグ状の貫通孔が設けられ、他方には接続柱が設けられ、前記接続柱は、前記貫通孔を貫通して前記貫通孔内に位置規制されることにより、前記絶縁具と前記金属製ハウジングとを固定的に接続させる。
13.事項1に記載のハウジングアセンブリによれば、前記金属製ハウジングにはフラップが設けられ、前記絶縁具には前記フラップに嵌合する接続孔が設けられ、前記フラップは、前記接続孔を貫通した後に前記絶縁具に引っ掛けられることにより、前記絶縁具と前記金属製ハウジングとを固定的に接続させる。
14.事項13に記載のハウジングアセンブリによれば、前記絶縁具にはさらに前記接続孔の縁部に位置するボスが設けられ、前記フラップは、折り曲げて前記ボスに押し当てられ、さらに折り曲げて前記絶縁具に押し当てられる。
15.事項1に記載のハウジングアセンブリによれば、前記切欠き部の両側に位置する前記金属製ハウジングの縁部は、開口方向が反対である2つの第1のレール溝を形成するように折り曲げられ、前記絶縁具の両端は、開口方向が反対である2つの第2のレール溝を形成するように折り曲げられ、2つの前記第1のレール溝が2つの前記第2のレール溝に引っ掛けられることにより、前記絶縁具と前記金属製ハウジングとを固定的に接続させる。
16.事項15に記載のハウジングアセンブリによれば、2つの前記第1のレール溝の開口は、前記切欠き部とは反対方向に向かい、2つの前記第2のレール溝の開口は、前記切欠き部に向かう。
17.事項15に記載のハウジングアセンブリによれば、前記第1のレール溝と前記第2のレール溝のうちの一方の自由端にはフランジが設けられ、前記フランジが前記第1のレール溝と前記第2のレール溝の他方に当接する。
18.調理器具であって、電磁誘導加熱装置と、内釜と、前記内釜の外側に外嵌される事項1乃至17のいずれか一項に記載のハウジングアセンブリと、を含み、前記電磁誘導加熱装置の磁力線が前記内釜を通過することにより、前記内釜を誘導加熱させることができる。
19.事項18に記載の調理器具によれば、前記調理器具はIH炊飯器又はIH圧力鍋である。
20.ハウジングアセンブリであって、電磁誘導加熱式の調理器具に用いられ、全体的に切断された環状を呈しており、且つその切断位置に切欠き部が形成されている金属製ハウジングと、前記金属製ハウジングの切断端を接続させ、且つ前記切欠き部を覆うことにより、前記ハウジングアセンブリを閉ループの開回路構造に形成させる第1の絶縁具及び第2の絶縁具と、を含む。
21.事項20に記載のハウジングアセンブリによれば、前記第1の絶縁具及び前記第2の絶縁具は、前記金属製ハウジングの内外両側の異なる側に位置する。
22.事項20に記載のハウジングアセンブリによれば、前記第1の絶縁具及び前記第2の絶縁具は、前記金属製ハウジングの同じ側に位置し、且つ前記第2の絶縁具は、前記第1の絶縁具と前記金属製ハウジングとの間に位置する。
23.事項20乃至事項22のいずれか一項に記載のハウジングアセンブリによれば、前記第1の絶縁具には係合具が設けられ、前記金属製ハウジング及び前記第2の絶縁具にはそれぞれ第1の係止孔及び第2の係止孔が設けられ、前記係合具が前記第1の係止孔及び前記第2の係止孔に嵌合することにより、前記第1の絶縁具及び前記第2の絶縁具を前記金属製ハウジングに係止させる。
24.事項23に記載のハウジングアセンブリによれば、前記係合具はL字状のバックルであり、前記L字状のバックルは、前記第1の係止孔及び前記第2の係止孔を貫通して前記金属製ハウジング及び前記第2の絶縁具の前記第1の絶縁具から離れた一方に係合される。
25.事項24に記載のハウジングアセンブリによれば、前記L字状のバックルは複数であり、2組に分けられ、2組の前記L字状のバックルは、それぞれ前記切欠き部の両側に位置し、2組の前記L字状のバックルが同じ方向を向き、又は、2組の前記L字状のバックルがいずれも前記切欠き部に向かう。
26.事項25に記載のハウジングアセンブリによれば、各組の前記L字状のバックルのうち、少なくとも1つの前記L字状のバックルのテール部にバーブが設けられ、前記金属製ハウジング及び前記第2の絶縁具の前記第1の絶縁具から離れた一方には、係止溝又は突出部が設けられ、前記バーブが前記係止溝内に係入されるか又は前記突出部に引っ掛けられる。
27.事項23に記載のハウジングアセンブリによれば、前記係合具は複数の弾性バックルを含み、複数の前記弾性バックルは、互いに背向するように設けられることにより、弾性柱状バックルが囲まれる。
28.事項23に記載のハウジングアセンブリによれば、前記係合具は、径方向貫通孔を有する接続柱と、前記径方向貫通孔に嵌合するスプリングラッチとを含み、前記接続柱は、前記第1の係止孔及び前記第2の係止孔を貫通し、前記スプリングラッチは、前記径方向貫通孔を貫通して前記接続柱に係止される。
29.事項20乃至事項22のいずれか一項に記載のハウジングアセンブリによれば、前記第1の絶縁具には塑性変形可能な接続柱が設けられ、前記金属製ハウジング及び前記第2の絶縁具にはそれぞれ第1の貫通孔及び第2の貫通孔が設けられ、前記接続柱は前記第1の貫通孔及び前記第2の貫通孔を貫通し、前記接続柱の前記第1の貫通孔及び前記第2の貫通孔から突出した部分は、断面の寸法が前記第1の貫通孔及び前記第2の貫通孔の前記第1の絶縁具から離れた一方の寸法よりも大きいストッパバンプに変形し、前記ストッパバンプは、前記金属製ハウジング及び前記第2の絶縁具の前記第1の絶縁具から離れた一方に当接することにより、前記第1の絶縁具と、前記第2の絶縁具と、前記金属製ハウジングとを固定的に接続させる。
30.事項20乃至事項22のいずれか一項に記載のハウジングアセンブリによれば、前記第1の絶縁具、前記金属製ハウジング及び前記第2の絶縁具にそれぞれ第1の接続孔、第2の接続孔及び第3の接続孔が設けられ、締結具が前記第1の接続孔、前記第2の接続孔及び前記第3の接続孔を貫通することにより、前記第1の絶縁具、前記第2の絶縁具と前記金属製ハウジングを固定的に接続させる。
31.事項20乃至事項22のいずれか一項に記載のハウジングアセンブリによれば、前記第1の絶縁具及び前記第2の絶縁具のうちの少なくとも一方に接着剤溝が設けられ、前記第1の絶縁具、前記第2の絶縁具と前記金属製ハウジングが接着剤で粘着される。
32.事項31に記載のハウジングアセンブリによれば、前記第1の絶縁具に位置決め柱が設けられ、前記金属製ハウジング及び前記第2の絶縁具にそれぞれ第1の位置決め孔及び第2の位置決め孔が設けられ、前記位置決め柱が前記第1の位置決め孔及び第2の位置決め孔を貫通する。
33.事項20乃至事項22のいずれか一項に記載のハウジングアセンブリによれば、前記金属製ハウジングの径方向に沿って、前記第1の絶縁具は前記第2の絶縁具の外側に位置する。
34.調理器具であって、電磁誘導加熱装置と、内釜と、前記内釜の外側に外嵌される事項20乃至33のいずれか一項に記載のハウジングアセンブリと、を含み、前記電磁誘導加熱装置の磁力線が前記内釜を通過することにより、前記内釜を誘導加熱させることができる。
35.事項34に記載の調理器具によれば、前記調理器具はIH炊飯器又はIH圧力鍋である。
本発明において、用語「第1」、「第2」、「第3」は目的を説明するためのものであり、相対的な重要性の指示又は示唆として解釈されるべきではない。特に断らない限り、用語「複数」は2つ又は2つ以上である。用語「取り付け」、「接続」、「接続」、「固定」などの用語はいずれも広義に理解されるべきであり、例えば、「接続」は固定的に接続されてもよいし、また着脱可能に接続されてもよく、又は一体的に接続される。「接続」は直接接続されてもよいし、また中間媒体を介して間接接続されてもよい。当業者であれば、具体的な状況によって上記用語の本発明における具体的な意味を理解することができる。
本明細書の説明において、「上」、「下」、「前」、「後」、「左」、「右」などの用語で示す方位又は位置関係は図面に示す方位又は位置関係であり、本発明を説明し易い、又は説明を簡単にするだけに用いられ、示している装置またはセットは必ず特定の方向を有し、特定の方位構造と操作を有することを表す又は暗示することではないことを理解されるべきであり、そのため、本発明に対する限定とみなされるべきではない。
本明細書の説明において、用語である「一実施例」、「いくつかの実施例」、「具体的な実施例」などの記述は、該実施例又は例示に記載された具体的な特徴、構造、材料又は特長を参照して本発明の少なくとも1つの実施例又は例示に含まれることを意図する。本明細書において、上記用語の例示的記述は同一の実施例又は例示を必ずしも意味しない。さらに、記載された具体的な特徴、構造、材料又は特長はいずれかの1つ又は複数の実施例又は例示において適当な方式で組み合わせることができる。
以上は、本発明の好ましい実施例にすぎず、本発明を限定するものではない。当業者であれば、本発明に様々な修正や変更が可能である。本発明の精神及び原則内での全ての修正、均等置換、改善などは、本発明の範囲内に含まれる。
10 金属製ハウジング
11 切欠き部
12 貫通孔
13 ストッパ突起
14 係止孔
15 沈降段差
16 突出部
17 取り付け溝
20 絶縁具
21 バックル
211 バーブ
22 位置決めリブ
10’ 金属製ハウジング
11’ 切欠き部
12’ 係止孔
121’ バーリング
13’ 突出部
14’ フラップ
15’ 第1のレール溝
16’ フランジ
17’ 取り付け溝
18’ 沈降段差
20’ 絶縁具
21’ ボス
22’ 第2のレール溝
23’ 位置決めリブ
30’ L字状のバックル
31’ バーブ
40’ 弾性バックル
50’ 接続柱
51’ 径方向貫通孔
52’ ストッパバンプ
60’ スプリングラッチ
70’ 貫通孔
80’ リベット
90’ 接続孔
10’’ 金属製ハウジング
11’’ 切欠き部
12’’ 第1の係止孔
13’’ 第2の接続孔
14’’ 第1の位置決め孔
15’’ 沈降段差
16’’ 取り付け溝
17’’ 第1の貫通孔
20’’ 第1の絶縁具
21’’ L字状のバックル
211’’ バーブ
22’’ 弾性バックル
23’’ 接続柱
231’’ 径方向貫通孔
232’’ ストッパバンプ
24’’ スプリングラッチ
25’’ 第1の接続孔
26’’ 接着剤溝
27’’ 位置決め柱
30’’ 第2の絶縁具
31’’ 第2の係止孔
32’’ 係止溝
33’’ 第3の接続孔
34’’ 第2の位置決め孔
35’’ 第2の貫通孔
40’’ リベット
10’’’ 金属製ハウジング
11’’’ 切欠き部
12’’’ 取り付け溝
13’’’ 沈降段差
14’’’ ヘミング
20’’’ 遮蔽シート
30’’’ ベース
31’’’ 第1のストッパ溝
40’’’ ハウジングカバー
41’’’ 第2のストッパ溝
50’’’ リベット

Claims (38)

  1. 電磁誘導加熱式の調理器具に用いられ、前記調理器具の内釜の外側に外嵌されるハウジングアセンブリであって、
    全体が切断部を有する環状であり、且つ前記切断部に切欠き部が形成されている金属製ハウジングと、
    前記ハウジングアセンブリが閉ループの開回路構造を形成させるように、前記金属製ハウジングの前記切断部に接続し、前記切欠き部を覆う絶縁具と、を含む
    ことを特徴とするハウジングアセンブリ。
  2. 前記金属製ハウジングと前記絶縁具のうちの一方にはバックルが設けられ、他方には係止孔が設けられ、前記バックルが前記係止孔に嵌合することにより、前記金属製ハウジングを前記絶縁具に係止させる
    ことを特徴とする請求項1に記載のハウジングアセンブリ。
  3. 前記絶縁具には、前記切欠き部にマッチする位置決めリブが設けられる
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載のハウジングアセンブリ。
  4. 前記位置決めリブは複数であり、複数の前記位置決めリブは、前記金属製ハウジングの軸線方向に沿って平行に配列されている
    ことを特徴とする請求項3に記載のハウジングアセンブリ。
  5. 前記金属製ハウジングはインサートであり、前記絶縁具はプラスチック具であり、前記絶縁具と前記金属製ハウジングは、射出成形された一体式構造である
    ことを特徴とする請求項1に記載のハウジングアセンブリ。
  6. 前記金属製ハウジングには貫通孔が設けられ、前記絶縁具の一部が前記貫通孔内に嵌め込まれ、及び/又は前記金属製ハウジングには、前記絶縁具内に嵌め込まれたストッパ突起が設けられる
    ことを特徴とする請求項5に記載のハウジングアセンブリ。
  7. 前記絶縁具の数と前記切欠き部の数が等しく、且つ一対一に対応する
    ことを特徴とする請求項1に記載のハウジングアセンブリ。
  8. 前記金属製ハウジングと前記絶縁具のうちの一方には係止孔が設けられ、他方には係合具が設けられ、前記係合具が前記係止孔に嵌合することにより、前記絶縁具を前記金属製ハウジングに係止させる
    ことを特徴とする請求項7に記載のハウジングアセンブリ。
  9. 前記係合具はL字状のバックルであり、前記L字状のバックルは、前記係止孔を貫通して前記金属製ハウジングと前記絶縁具のうちの一方に当接する
    ことを特徴とする請求項8に記載のハウジングアセンブリ。
  10. 前記L字状のバックルは複数であり、2組に分けられ、2組の前記L字状のバックルは、それぞれ前記切欠き部の両側に位置し、同じ方向を向いており、又は、2組の前記L字状のバックルは前記絶縁具に位置し、いずれも前記切欠き部に向かいており、又は、2組の前記L字状のバックルは前記金属製ハウジングに位置し、いずれも前記切欠き部とは反対方向に向かいている
    ことを特徴とする請求項9に記載のハウジングアセンブリ。
  11. 各組の前記L字状のバックルは、少なくとも1つの前記L字状のバックルのテール部にバーブが設けられ、前記金属製ハウジングと前記絶縁具のうちの一方に突出部が設けられ、前記バーブが前記突出部に引っ掛けられる
    ことを特徴とする請求項10に記載のハウジングアセンブリ。
  12. 前記係合具は、複数の弾性バックルを含み、複数の前記弾性バックルは、互いに背向するように設けられることにより、弾性柱状バックルが囲まれ、又は、前記係合具は、径方向貫通孔を有する接続柱と、前記径方向貫通孔に嵌合するスプリングラッチとを含み、前記接続柱は前記係止孔を貫通し、前記スプリングラッチは、前記径方向貫通孔を貫通して前記接続柱に係止される
    ことを特徴とする請求項8に記載のハウジングアセンブリ。
  13. 前記係止孔の周縁には、前記係合具を保護するバーリングが設けられる
    ことを特徴とする請求項8〜12のいずれか一項に記載のハウジングアセンブリ。
  14. 前記金属製ハウジングと前記絶縁具のうちの一方には貫通孔が設けられ、他方には塑性変形可能な接続柱が設けられ、前記接続柱は前記貫通孔を貫通し、前記接続柱の前記貫通孔から突出した部分は、断面の寸法が前記貫通孔の寸法よりも大きいストッパバンプに変形し、前記ストッパバンプは、前記金属製ハウジングと前記絶縁具のうちの一方に当接することにより、前記絶縁具と前記金属製ハウジングとを固定的に接続させる
    ことを特徴とする請求項7に記載のハウジングアセンブリ。
  15. 前記接続柱が前記金属製ハウジングに設けられる場合、前記接続柱は中空の接続柱である
    ことを特徴とする請求項14に記載のハウジングアセンブリ。
  16. 前記絶縁具及び前記金属製ハウジングにはそれぞれ、貫通孔が設けられ、締結具が前記絶縁具及び前記金属製ハウジングの貫通孔を貫通することにより、前記絶縁具と前記金属製ハウジングとを固定的に接続させ、又は、前記金属製ハウジングと前記絶縁具のうちの一方にはジグザグ状の貫通孔が設けられ、他方には接続柱が設けられ、前記接続柱は、前記ジグザグ状の貫通孔を貫通して前記ジグザグ状の貫通孔内に位置規制されることにより、前記絶縁具と前記金属製ハウジングとを固定的に接続させる
    ことを特徴とする請求項7に記載のハウジングアセンブリ。
  17. 前記金属製ハウジングにはフラップが設けられ、前記絶縁具には前記フラップに嵌合する接続孔が設けられ、前記フラップは、前記接続孔を貫通した後に前記絶縁具に引っ掛けられることにより、前記絶縁具と前記金属製ハウジングとを固定的に接続させる
    ことを特徴とする請求項7に記載のハウジングアセンブリ。
  18. 前記絶縁具にはさらに前記接続孔の縁部に位置するボスが設けられ、前記フラップは、折り曲げて前記ボスに押し当てられてから、さらに折り曲げて前記絶縁具に押し当てられる
    ことを特徴とする請求項17に記載のハウジングアセンブリ。
  19. 前記切欠き部の両側に位置する前記金属製ハウジングの縁部は、開口方向が反対である2つの第1のレール溝を形成するように折り曲げられ、前記絶縁具の両端は、開口方向が反対である2つの第2のレール溝を形成するように折り曲げられ、2つの前記第1のレール溝が2つの前記第2のレール溝に引っ掛けられることにより、前記絶縁具と前記金属製ハウジングとを固定的に接続させる
    ことを特徴とする請求項7に記載のハウジングアセンブリ。
  20. 2つの前記第1のレール溝の開口は、前記切欠き部とは反対方向に向かいており、2つの前記第2のレール溝の開口は、前記切欠き部に向かいている
    ことを特徴とする請求項19に記載のハウジングアセンブリ。
  21. 前記第1のレール溝と前記第2のレール溝のうちの一方の自由端にはフランジが設けられ、前記フランジが前記第1のレール溝と前記第2のレール溝の他方に当接する
    ことを特徴とする請求項19に記載のハウジングアセンブリ。
  22. 前記絶縁具は複数であり、前記絶縁具の各々は、第1の絶縁具と第2の絶縁具とを含み、前記第1の絶縁具及び前記第2の絶縁具は、前記切断部の両端に接続して前記切欠き部を覆うことにより、前記ハウジングアセンブリを閉ループの開回路構造に形成させる
    ことを特徴とする請求項1に記載のハウジングアセンブリ。
  23. 前記第1の絶縁具及び前記第2の絶縁具は、前記金属製ハウジングの内外両側の異なる側に位置し、又は、前記第1の絶縁具及び前記第2の絶縁具は、前記金属製ハウジングの同じ側に位置し、且つ前記第2の絶縁具は、前記第1の絶縁具と前記金属製ハウジングとの間に位置する
    ことを特徴とする請求項22に記載のハウジングアセンブリ。
  24. 前記第1の絶縁具には係合具が設けられ、前記金属製ハウジング及び前記第2の絶縁具には、それぞれ、第1の係止孔及び第2の係止孔が設けられ、前記係合具の各々が対応する1つの前記第1の係止孔及び1つの前記第2の係止孔に嵌合することにより、前記第1の絶縁具及び前記第2の絶縁具を前記金属製ハウジングに係止させる
    ことを特徴とする請求項22又は23に記載のハウジングアセンブリ。
  25. 前記係合具はL字状のバックルであり、前記L字状のバックルは、前記第1の係止孔及び前記第2の係止孔を貫通して、前記金属製ハウジング及び前記第2の絶縁具の前記第1の絶縁具から離れた一方に係合される
    ことを特徴とする請求項24に記載のハウジングアセンブリ。
  26. 前記L字状のバックルは複数であり、2組に分けられ、2組の前記L字状のバックルは、それぞれ、前記切欠き部の両側に位置し、同じ方向を向いており、又は、2組の前記L字状のバックルは、それぞれ、前記切欠き部に向かいている
    ことを特徴とする請求項25に記載のハウジングアセンブリ。
  27. 各組の前記L字状のバックルは、少なくとも1つの前記L字状のバックルのテール部にバーブが設けられ、前記金属製ハウジング及び前記第2の絶縁具の前記第1の絶縁具から離れた一方には、係止溝又は突出部が設けられ、前記バーブは、前記係止溝内に係入される、又は、前記突出部に引っ掛けられる
    ことを特徴とする請求項26に記載のハウジングアセンブリ。
  28. 前記係合具は複数の弾性バックルを含み、複数の前記弾性バックルは、互いに背向するように設けられることにより、弾性柱状バックルが囲まれ、又は、前記係合具は、径方向貫通孔を有する接続柱と、前記径方向貫通孔に嵌合するスプリングラッチとを含み、前記接続柱は前記第1の係止孔及び前記第2の係止孔を貫通し、前記スプリングラッチは前記径方向貫通孔を貫通して前記接続柱に係止される
    ことを特徴とする請求項24に記載のハウジングアセンブリ。
  29. 前記第1の絶縁具には塑性変形可能な接続柱が設けられ、前記金属製ハウジング及び前記第2の絶縁具にはそれぞれ第1の貫通孔及び第2の貫通孔が設けられ、前記接続柱は前記第1の貫通孔及び前記第2の貫通孔を貫通し、前記接続柱の前記第1の貫通孔及び前記第2の貫通孔から突出した部分は、断面の寸法が前記第1の貫通孔及び前記第2の貫通孔の前記第1の絶縁具から離れた一方の寸法よりも大きいストッパバンプに変形し、前記ストッパバンプは、前記金属製ハウジング及び前記第2の絶縁具の前記第1の絶縁具から離れた一方に当接することにより、前記第1の絶縁具と、前記第2の絶縁具と、前記金属製ハウジングとを固定的に接続させ、又は、前記第1の絶縁具、前記金属製ハウジング及び前記第2の絶縁具には、それぞれ、第1の接続孔、第2の接続孔及び第3の接続孔が設けられ、締結具が前記第1の接続孔、前記第2の接続孔及び前記第3の接続孔を貫通することにより、前記第1の絶縁具と、前記第2の絶縁具と、前記金属製ハウジングとを固定的に接続させる
    ことを特徴とする請求項22又は23に記載のハウジングアセンブリ。
  30. 前記第1の絶縁具と前記第2の絶縁具のうちの少なくとも一方には接着剤溝が設けられ、前記第1の絶縁具、前記第2の絶縁具と前記金属製ハウジングが接着剤で粘着される
    ことを特徴とする請求項22又は23に記載のハウジングアセンブリ。
  31. 前記第1の絶縁具には位置決め柱が設けられ、前記金属製ハウジング及び前記第2の絶縁具には、それぞれ、第1の位置決め孔及び第2の位置決め孔が設けられ、前記位置決め柱が前記第1の位置決め孔及び前記第2の位置決め孔を貫通する
    ことを特徴とする請求項30に記載のハウジングアセンブリ。
  32. 電磁誘導加熱式の調理器具に用いられ、前記調理器具の内釜の外側に外嵌されるハウジングアセンブリであって、
    ベースと、
    前記ベースの上方に位置するハウジングカバーと、
    前記ベースと前記ハウジングカバーとの間に設けられ、前記ベース及び前記ハウジングカバーと接続され、全体的に切断された環状であり、且つ切断位置に切欠き部が形成される金属製ハウジングと、
    絶縁具であって、前記金属製ハウジングと閉ループの開回路構造を形成するように前記切欠き部を覆う遮蔽シートと、を含む
    ことを特徴とするハウジングアセンブリ。
  33. 前記遮蔽シートと前記ベースは固定的に接続され、又は、前記遮蔽シートと前記ベースは一体式構造であり、又は、前記遮蔽シートは、前記ハウジングカバーと固定的に接続され、又は、前記遮蔽シートと前記ハウジングカバーは一体式構造である
    ことを特徴とする請求項32に記載のハウジングアセンブリ。
  34. 前記遮蔽シートは、前記金属製ハウジングに粘着され、又は、前記遮蔽シートは、締結具を介して前記金属製ハウジングに固定される
    ことを特徴とする請求項32に記載のハウジングアセンブリ。
  35. 前記金属製ハウジングは、前記ベースと前記ハウジングカバーとの間に挟持され、且つ前記ベースと前記ハウジングカバーは締結具により固定的に接続され、又は、前記金属製ハウジングと前記ベースは、締結具により固定的に接続され、又は、前記金属製ハウジングと前記ハウジングカバーは、締結具により固定的に接続される
    ことを特徴とする請求項32に記載のハウジングアセンブリ。
  36. 前記金属製ハウジングは、前記切欠き部の両側に位置する部分が内側に向かって凹み、前記絶縁具の寸法に適合する沈降段差を形成することより、前記絶縁具の外面を前記金属製ハウジングの外面と面一にする
    ことを特徴とする請求項1〜16及び請求項32〜35のいずれか一項に記載のハウジングアセンブリ。
  37. 前記金属製ハウジングのテール部の先端には取り付け溝が設けられ、前記切欠き部は1つであり、前記取り付け溝の下方に位置し、前記取り付け溝に連通する
    ことを特徴とする請求項1〜36のいずれか一項に記載のハウジングアセンブリ。
  38. 調理器具であって、
    電磁誘導加熱装置と、
    内釜と、
    前記内釜の外側に外嵌される請求項1〜37のいずれか一項に記載のハウジングアセンブリと、を含み、
    前記電磁誘導加熱装置の磁力線が前記内釜を通過することにより、前記内釜を誘導加熱させることができる
    ことを特徴とする調理器具。
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