JP3161179U - 調理器具お玉 - Google Patents

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【課題】調理器具お玉としての機能を失うことなく、お玉部が加熱されても危険にさらされることがなく、また容器に収納することを容易にした調理器具お玉を提供する。【解決手段】お玉部及びこれに一体のお玉用柄4からなり、該お玉用柄に、一側側方に突出して両方に空間部12が形成された、離間した位置に2つの柄保持部5を備えたお玉本体2と、該お玉本体とは分離体とされ、前記柄保持部に形成された空間部に先端部が挿入され、該一部が前記空間部に挿入され、静止されたときに、該柄保持部にバネ力で係合させる板バネ部24を備えた柄3とから構成される。【選択図】図1

Description

本考案は、調理器具お玉に関する。
調理器具お玉は、調理されて食物具、水等をすくうお玉部と柄とが一体にして形成される。このようにして形成された調理器具お玉は、その使用目的に対応して各種の構造のものが使用されている。
特許文献1には、下方把手を止着螺子で上方に把手に連結した折畳みお玉が記載されている。
実公平8−8758号公報
上述したように、調理器具お玉は、お玉部及び柄が一体化されて形成されており、鍋にお玉部が入れたまま加熱されると、調理器具お玉を取り出そうとして柄に触ると柄は高温となっているために危険である。特に、調理器具お玉が金属製のものである場合には危険である。
また、鍋に蓋をするような場合にも、鍋内に調理器具お玉を入れておいたようなときには鍋と蓋との間に置かれた調理器具お玉の存在のために鍋と蓋との間に隙間が形成されることになってゴキブリが侵入し易くなり衛生上好ましくない。
また、鍋に調理器具お玉を入れたまま冷蔵庫に収納すると、鍋からはみ出した柄が冷蔵庫内部に接触することになって鍋を冷蔵庫に収納する場合の障害となる。
本考案は、かかる点に鑑みて調理器具お玉としての機能を失うことなく、お玉部が加熱されても危険にさらされることがなく、また容器に収納することを容易にした調理器具お玉を提供することを目的とする。
本考案は、お玉部及びこれに一体のお玉用柄からなり、前記お玉用柄に、一側側方に突出して両方に空間部が形成された、離間した位置に2つの柄保持部を備えたお玉本体と、
該お玉本体とは分離体とされ、前記柄保持部に形成された空間部に先端部が挿入され、該一部が前記空間部に挿入され、静止されたときに、該柄保持部にバネ力で係合させる板バネ部を備えた柄と、から構成され、
前記柄保持部に形成された空間部に前記柄の先端部が挿入されると、前記板バネ部が前記柄を前記柄保持部に係合、締結して、前記柄が前記お玉本体に一体化されること
を特徴とする調理器具お玉を提供する。
本考案は、また、前記お玉本体が、前記柄保持部の突出側とは反対方向に突出して形成された鍋縁引っ掛け部を備えることを特徴とする調理器具お玉を提供する。
本考案は、また、前記お玉本体及び前記柄はそれぞれ一枚の金属板を加工して形成され、前記柄保持部及び鍋縁引っ掛け部は共に、該一枚の金属板の一部を切り出し加工することで形成されたものであり、前記板バネ部材は、前記一枚の金属板の一部を切り出し加工することで形成されたものであることを特徴とする調理器具お玉を提供する。
本考案は、上述した構成によってお玉本体と柄とを一体化しているので、調理器具お玉としての機能を失うことなく、お玉本体が加熱されても柄が別体構成されていても温度上昇が阻止されて安全性が確保され、また、板バネを用いているので、一体化・分離を極めて容易に行うことができ、また鍋と共に冷蔵庫に収納されるようなときにもお玉本体は鍋内に収納されるので冷蔵庫内部に接触して障害となることのない調理器具お玉を提供することができる。
本考案は、また、お玉本体が鍋内に完全に収納されるので鍋と蓋との密閉を完全に行うようにすることを容易にする。
また、本考案はお玉本体及び柄をそれぞれ一枚の金属板を加工することで製造できるので原価の安い調理器具お玉を提供することができる。
本考案の実施例の全体構造を示す図。 本実施例の使用例を示す図。
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
図1は、本考案の実施例である調理器具お玉の構成を示す図である。以下、調理器具お玉をお玉と称する。
図1において、お玉1は、お玉本体2と柄3とから構成され、お玉本体2と柄とは別体として構成されて分離されており、お玉として使用されるときには柄3はお玉本体2に係合、締結される。この場合には、お玉としての機能は阻害されない。
お玉本体2は、加工された食物具あるいは熱水等をすくうお玉部3とこれに一体形成のお玉用柄4から形成され、周知のようにお玉部3は前方に突き出た形成とされる。お玉用柄4はお玉部3から上方に向けて拡大した幅を有する。
このような形状のお玉本体2は一枚の金属板を加工することによって形成される。すなわち、一枚の金属板の打ち抜き並びに塑性加工によって図1に示すお玉本体形状とする。
これらの加工方法はよく知られているところなのでここでは記述しない。
お玉用柄4はその上端部に金属板の打ち抜き時に形成された柄保持部5を備える。柄保持部5は、打ち抜き時に内方に空間部6が形成され、曲げ加工によって一側側方に突出した形状とされる。一側側方とは本例の場合、お玉部突き出し側ということになる。柄保持部5は、図に示されるように、馬蹄形とされ、その内部に空間部6を形成している。
お玉用柄4は、その上端部に金属板からの打ち抜き時に形成された鍋縁引っ掛け部7を備える。鍋縁引っ掛け部7は、曲げ加工によって前述の一側側方とは反対に突出した形状とされ、その先端部に引っ掛け8が形成される。この引っ掛け8は、お玉本体2を鍋の縁に引っかけて保持するためのものである。
お玉用柄4は、その下端部であってお玉部3に近い部分に金属板の打ち抜き時に形成された小形の柄保持部11を備える。小形の柄保持部11は柄保持部5から離間した位置に設けられ、空間部12の内部幅は挿入されてくる先端部21の幅とある挿入時点で一致するように形成されている。小形とは前述の柄保持部5より小さいということである。
小形の柄保持部11は、打ち抜き時に内方に空間部12が形成され、曲げ加工によって一側側方に突出した形状とされる。
空間部6及び空間部12とは垂直方向に一直線上に形成され、一つの組(ペア)を形成する。従って、柄保持部5と小形の柄保持部11とは一つの組を形成する。双方合わせて柄保持部という場合がある。
図1に示すように、鍋縁引っ掛け部7及び小形の柄保持部の打ち抜き加工(一部は接続状態である)によって、お玉用柄4には空間部13が形成されており、鍋縁引っ掛け部7及び小形の柄保持部11の形成に当って他の部材を用いることを要しない構造とされている。
柄保持部5も一枚の金属板の打ち抜き及び曲げ加工で形成されるので、お玉本体2の形成は他の部材を用いることなく、一枚の金属板から製作され、原価低減される。
柄3は、一枚の金属板の金属板を加工することによって形成される。
ここで「一枚」とはお玉本体2の形成に用いた同一の金属板であってもよいし、別体の金属板であってもよいということで、それぞれ一枚の金属板と称することとする。
柄3は、上方に幅大で下方で幅小形状の細長の略三角形状に形成される。先端は安全のためまるめられる。
先端部21は、その幅が空間部6及び12の内部幅よりも小さく形成されるので空間部6、12挿入可能であり、この時に、後述する板バネ部24の先端部26が空間部24に挿入され、先端部21の幅が空間部12の内部幅と一致する点でそれ以上の挿入が止められ、柄3がお玉本体2に受け入れられた状態となる。
先端部21の上方、すなわち中央部22から上端部23にかけて板バネ部24が形成される。板バネ部24は金属板からの打ち抜きによって前方、すなわち一側側方に突出した形状とされ、その後の曲げ加工によって板バネ機能を備えた板バネ部とされる。板バネ部24が打ち抜かれた後は空間部25となる。
上述したように、柄3がお玉本体2に受け入れられた状態となった時に、板バネ部24は、その先端部26が柄保持部5の板部を内方から押圧し、バネ力によって柄保持部5に係合し、自身を柄保持部5に締結させることができる。これによって、柄3はお玉本体2に一体化、すなわち合体化されることになる。このように板バネ部24の設置によって柄3のお玉本体2への一体化及び分離を極めて容易に行うことができる。
柄3の上端には反対側に曲げられたお玉保持部26及び保持孔27が形成してある。
図2は、お玉本体2を柄3に合体した状態を示す図である。
上述のように、柄3の下端部21を空間部6、12(図1)に挿入し、板バネ部24の外方のへ押圧作用によって柄3をお玉本体2に締結、固定する。分離するに当っては、板バネ部24の先端部26を内方に押して、係合を解除し、柄3を上方に押し上げればよい。
鍋縁引っ掛け部7の引っ掛け8を鍋31の上端縁32に引っ掛けることによってお玉1を鍋31に保持させることができる。この状態でお玉1が鍋31に入れられて加熱されるようなことがあってもお玉本体2と柄3とは別体構成のため柄3の加熱が制限され、異常に高温となることが阻止され、安全が確保される。そして、お玉1は、お玉本体2が柄3に板バネ作用の下に柄保持部5、11によって保持されるので、お玉本体の一体化した機能を具有することになる。
図2に示すように、引っ掛け8の形状は鍋上端縁32に沿わせる形状とすることによって、お玉本体1を鍋の上端縁32に引っ掛けた時に、鍋の蓋33(点線で示す。)を鍋31に対して隙間を形成することなく載置できる。
この場合には、蓋33に引っ掛け8を通す溝(図示せず)を設けておくのがよい。
上述した例にあっては、お玉の製造、加工に際してコストを低減するために一枚の金属板を使用する例について示したが、合成樹脂系の材料を使用しても同様の構造とすることができる。
また、上述の構造は、抜き加工することでなく他の材料を取り付け、組み合わせることによっても形成可能である。原価低減の上及び使用上の汎用性の上からは一枚の金属板から製造することが望ましい。
1…調理器具お玉(お玉)、2…お玉本体、3…柄、4…お玉用柄、5…柄保持部、6、12…空間部、7…鍋縁引っ掛け部、8…引っ掛け、11…小形の柄保持部、21…下端部、22…中央部、23…上端部、24…板バネ部、26…板バネ部の先端部。

Claims (3)

  1. お玉部及びこれに一体のお玉用柄からなり、前記お玉用柄に、一側側方に突出して両方に空間部が形成された、離間した位置に2つの柄保持部を備えたお玉本体と、
    該お玉本体とは分離体とされ、前記柄保持部に形成された空間部に先端部が挿入され、該一部が前記空間部に挿入され、静止されたときに、該柄保持部にバネ力で係合させる板バネ部を備えた柄と、から構成され、
    前記柄保持部に形成された空間部に前記柄の先端部が挿入されると、前記板バネ部が前記柄を前記柄保持部に係合、締結して、前記柄が前記お玉本体に一体化されること
    を特徴とする調理器具お玉。
  2. 請求項1において、前記お玉本体が、前記柄保持部の突出側とは反対方向に突出して形成された鍋縁引っ掛け部を備えることを特徴とする調理器具お玉。
  3. 請求項1において、前記お玉本体及び前記柄はそれぞれ一枚の金属板を加工して形成され、前記柄保持部及び鍋縁引っ掛け部は共に、該一枚の金属板の一部を切り出し加工することで形成されたものであり、前記板バネ部材は、前記一枚の金属板の一部を切り出し加工することで形成されたものであることを特徴とする調理器具お玉。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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