JP2013104616A - 鍋底温度センサ用取付具 - Google Patents

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Abstract

【課題】環状バーナで囲われるバーナ内方空間に挿通される上下方向に長手の支持パイプ61と、支持パイプの上端部に上方に付勢して支持される感熱ヘッド62とを備える鍋底温度センサ6をバーナに固定する、バーナに固定の取付板8と、取付板との間に支持パイプを挟む押え板9とで構成される取付具であって、支持パイプの下端とそこから引き出されるリード線65との間に煮こぼれ汁が付着することを防止できるものを提供する。
【解決手段】取付板8及び押え板9は、夫々、支持パイプ61の外径と等径の半円状に窪む挟持部81,91を備え、これら挟持部81,91間に支持パイプ61が挟まれるようにする。取付板8及び押え板9は、更に、挟持部81,91の下端から下方にのびる、支持パイプの外径よりも大径の半円状に窪むスカート部87,97を備える。好ましくは、スカート部87,97の下端を支持パイプ61の下端よりも下方に位置させる。
【選択図】図4

Description

本発明は、調理容器の底面に当接して調理容器の温度を検出するためにコンロバーナに付設される鍋底温度センサをコンロバーナに固定する鍋底温度センサ用の取付具に関する。
鍋底温度センサは、環状のコンロバーナで囲われるバーナ内方空間に挿通される上下方向に長手の支持パイプと、支持パイプの上端部に上方に付勢して支持される、感熱素子を内蔵する感熱ヘッドとを備えており、感熱素子からのびるリード線を支持パイプに挿通し、コンロの天板上の五徳に調理容器を載置したときに、感熱ヘッドが調理容器の底面に当接して押し下げられるようにしている。尚、リード線は、支持パイプの下端から引き出されてコンロ本体内の制御基板に接続される。
従来、この種の鍋底温度センサをコンロバーナに固定する取付具は、コンロバーナに固定で、支持パイプに外接する取付板と、支持パイプを受け入れる断面U字状の窪み部を有する押え板とで構成され、押え板を取付板に締結することにより、取付板と押え板との間に支持パイプを挟むようにしている(例えば、特許文献1参照)。
ところで、調理容器からの煮こぼれを生じて、煮こぼれ汁がバーナ内方空間に落下すると、煮こぼれ汁が取付具の外面を伝って支持パイプの下端まで流下し、支持パイプの下端とそこから引き出されるリード線との間に煮こぼれ汁が付着する。そして、煮こぼれ汁が支持パイプの下端とリード線との間で固まってしまうことがある。ここで、感熱ヘッドが上下動すると、これに追従してリード線も上下動するが、煮こぼれ汁が支持パイプの下端とリード線との間に付着して固まると、リード線が動かなくなり、感熱ヘッドが上下動不能になることがある。特に、リード線の煮こぼれ汁による固着が感熱ヘッドの下動位置で発生すると、感熱ヘッドが調理容器の底面にうまく当接しなくなり、調理容器の温度を正確に検出できなくなってしまう。
特開2006−234370号公報
本発明は、以上の点に鑑み、煮こぼれ汁が支持パイプの下端とリード線との間に付着することを防止できるようにした鍋底温度センサ用取付具を提供することをその課題としている。
上記課題を解決するために、本発明は、環状のコンロバーナで囲われるバーナ内方空間に挿通される上下方向に長手の支持パイプと、支持パイプの上端部に上方に付勢して支持される、感熱素子を内蔵する感熱ヘッドとを備え、感熱素子からのびるリード線を支持パイプに挿通し、コンロの天板上の五徳に調理容器を載置したときに、感熱ヘッドが調理容器の底面に当接して押し下げられるようにした鍋底温度センサをコンロバーナに固定する鍋底温度センサ用取付具であって、コンロバーナに固定の取付板と、取付板との間に支持パイプを挟む押え板とで構成されるものにおいて、支持パイプの挟み方向に平行な水平方向をX軸方向、X軸方向に直交する水平方向をY軸方向として、取付板及び押え板は、夫々、支持パイプの外径と等径の半円状にX軸方向に窪む上下方向にのびる挟持部と、挟持部のY軸方向両外側のフランジ部とを備え、取付板のフランジ部に押え板のフランジ部を締結することにより、取付板の挟持部と押え板の挟持部との間に支持パイプが挟まれるようにし、取付板及び押え板は、更に、挟持部の下端から下方にのびる、支持パイプの外径よりも大径の半円状にX軸方向に窪むスカート部を備えることを特徴とする。
本発明によれば、取付板及び押え板の外面を伝って流下した煮こぼれ汁がスカート部の下端から滴下しても、スカート部は支持パイプよりも大径であるため、支持パイプの下端とリード線との間に煮こぼれ汁が付着することを有効に防止できる。
ところで、スカート部の下端が支持パイプの下端よりも上方に位置すると、スカート部の下端から煮こぼれ汁が径方向内方に飛び散った場合、この煮こぼれ汁が支持パイプの下端とリード線との間に付着する可能性がある。そのため、本発明においては、取付板及び押え板のスカート部の下端を支持パイプの下端よりも下方に位置させることが望ましい。これによれば、スカート部の下端から煮こぼれ汁が飛び散っても、支持パイプの下端とリード線との間に煮こぼれ汁が付着することはない。
尚、このようにしても、スカート部の下端から飛び散った煮こぼれ汁がリード線に付着し、調理容器の持ち上げで感熱ヘッドが上動したときに、煮こぼれ汁が付着したリード線の部分が支持パイプの下端まで上動して、支持パイプの下端に煮こぼれ汁を介してリード線が固着する可能性がある。この場合、取付板及び押え板のスカート部の下端と支持パイプの下端との間の上下方向距離を、調理容器による感熱ヘッドの押し下げストローク以上に設定すれば、調理容器の持ち上げで感熱ヘッドが上動しても、煮こぼれ汁が付着したリード線の部分は支持パイプの下端まで上動せず、上記の不具合は生じない。
また、スカート部の下端に表面張力で煮こぼれ汁が滞留したまま固まることがあり、これが繰り返されると煮こぼれ汁の塊が成長して、遂にはリード線が煮こぼれ汁の塊を介してスカート部の下端に固着する可能性がある。そのため、本発明においては、取付板及び押え板の下端が、スカート部の下端のY軸方向中央からフランジ部の下端に亘り、Y軸方向外側に向けて下方に傾斜する傾斜縁に形成されることが望ましい。これによれば、スカート部の下端に流下した煮こぼれ汁が傾斜縁に沿ってY軸方向外側に流れ、スカート部の下端に煮こぼれ汁が滞留せず、上記の不具合は生じない。
本発明の実施形態の取付具で固定される鍋底温度センサを具備するコンロの断面図。 実施形態の取付具の側面図。 実施形態の取付具の斜視図。 実施形態の取付具の分解状態の斜視図。
図1を参照して、1は、図示省略したコンロ本体の上面を覆う天板を示している。天板1には、バーナ用開口1aが開設されており、コンロ本体に、バーナ用開口1aに臨むようにコンロバーナ2を設置している。天板1上には、環状の五徳枠31に放射状に複数の五徳爪32を取り付けて成る五徳3がコンロバーナ2を囲うようにして設置されており、五徳3に載置する鍋等の調理容器をコンロバー2で加熱するようにしている。
コンロバーナ2は、混合管21に連なる環状のバーナボディ22と、バーナボディ22上に載置され、バーナボディ22との間に炎口23aを画成する環状のバーナキャップ23と、バーナキャップ23上に載置され、バーナキャップ23との間に二次空気通路を画成する環状の二次空気ガイド板24とを備える公知の環状バーナで構成されている。コンロバーナ2の外周には、点火電極4と熱電対5とが設置されている。また、コンロバーナ2で囲われるバーナ内方空間25を通してコンロバーナ2の上方に突出する鍋底温度センサ6が設置されている。
鍋底温度センサ6は、バーナ内方空間25に挿通される上下方向に長手の支持パイプ61と、支持パイプ61の上端部に支持される感熱ヘッド62とを備えている。感熱ヘッド62は、調理容器の底面に当接する集熱板62aと、集熱板62aで上端が閉塞される内筒62bと、内筒62bを囲う遮熱用の外筒62cとを備え、集熱板62aの下面に、集熱板62aを介して調理容器の温度を検出するサーミスタ等の感熱素子63が取り付けられている。また、内筒62bは、支持パイプ61の上端に取り付けたばね受け64aに摺動自在に外挿されている。ばね受け64aと集熱板62aとの間にはばね64が介設されており、感熱ヘッド62を支持パイプ61に対しばね64により上方に付勢して支持している。内筒62bの下端部には縮径した段差部62dが形成されており、五徳3に調理容器を載せない自由状態では、感熱ヘッド62がばね受け64aの下面への段差部62dの当接で規制される上動端位置に保持される。この上動端位置では、感熱ヘッド62が五徳3よりも所定高さhだけ上方に突出している。そして、五徳3に調理容器を載置したとき、感熱ヘッド62が調理容器の底面に当接してバネ64の付勢力に抗して押し下げられ、集熱板62aがバネ64の圧縮反力で調理容器の底面に確実に当接するようにしている。
感熱素子63からのびるリード線65は、支持パイプ61に挿通され、支持パイプ61の下端から外部に引き出されて、コンロ本体内の制御基板(図示せず)に接続される。尚、リード線65には比較的剛性の高い耐熱被覆65aが外挿されている。そのため、感熱ヘッド62の上下動に追従してリード線65が支持パイプ61内で撓むことなく上下動する。
鍋底温度センサ6は、取付具7によってコンロバーナ2に固定される。取付具7は、コンロバーナ2に固定の取付板8と、取付板8との間に支持パイプ61を挟む押え板9とで構成される。
ところで、調理容器からの煮こぼれを生じて、煮こぼれ汁がバーナ内方空間25に落下したときに、煮こぼれ汁が取付具7の外面を伝って支持パイプ61の下端まで流下すると、支持パイプ61の下端とリード線65との間に煮こぼれ汁が付着する。そして、この煮こぼれ汁が固まると、リード線65が動かなくなり、感熱ヘッド62が上下動不能になることがある。特に、リード線65の煮こぼれ汁による固着が感熱ヘッド62の下動位置で発生すると、感熱ヘッド62が調理容器の底面にうまく当接しなくなり、調理容器の温度を正確に検出できなくなってしまう。
そこで、本実施形態では、取付板8と押え板9とを、支持パイプ61の下端とリード線65との間に煮こぼれ汁が付着することを防止できるように構成している。以下、この点について、図2〜図4を参照して説明する。尚、以下の説明では、支持パイプ61の挟み方向に平行な水平方向をX軸方向、X軸方向に直交する水平方向をY軸方向とする。
取付板8及び押え板9は、夫々、支持パイプ61の外径と等径の半円状にX軸方向に窪む上下方向にのびる挟持部81,91と、挟持部81,91のY軸方向両外側のフランジ部82,92とを備える。取付板8のY軸方向一側のフランジ部82とY軸方向他側のフランジ部82には、夫々ねじ孔82aと係合孔82bが形成され、押え板9のY軸方向一側のフランジ部92には、ねじ孔82aに重なる取付孔92aが形成され、押え板9のY軸方向他側のフランジ部92の側縁には、係合孔82bに挿通係止される係合爪92bが形成されている。そして、係合爪92bを係合孔82bに挿通係止した状態で、取付孔92aを通してねじ孔82aにねじ92cを螺入することで、取付板8のフランジ部82,82に押え板92のフランジ部92,92を締結し、これにより取付板8の挟持部81と押え板9の挟持部91との間に支持パイプ61が挟まれるようにしている。
尚、挟持部81,91の上下方向中間部にはスリット81a,91aが形成されている。そして、支持パイプ61の外周面に突設した環状突起部61aをスリット81a,91aに係合させることで、支持パイプ61が上下方向に位置決めされるようにしている。
また、押え板9から取付板8に向かう方向をX軸方向一方、その反対方向をX軸方向他方として、取付板8は、その上端からX軸方向一方に屈曲してのびる固定板部83を備えており、この固定板部83に固定孔83aを形成している。そして、押え板9を、バーナボディ22の下端部に固定される図示省略したバーナ支持用のブラケットに固定孔83aにおいてねじ止めし、取付板8がコンロバーナ2に固定されるようにしている。また、押え板9の上端のY軸方向一側の端部からX軸方向一方に屈曲してのびる舌片部93を設けて、前記固定孔83aに重なる舌片部93の先端部に固定孔93aを形成し、押え板9も固定孔93aでブラケットに共締めされるようにしている。また、固定板部83のX軸方向一方の端部に上方に屈曲する起立板部84を曲成し、この起立板部84に点火電極4と熱電対5とを固定している。
固定板部83のX軸方向他方の端部には、支持パイプ61を受け入れる凹欠部85が形成されている。また、押え板9の上端にX軸方向他方に屈曲する庇部94を形成し、この庇部94のX軸方向一方の端部にも凹欠部95を形成している。そして、凹欠部95のY軸方向両側の側片部95a,95aを凹欠部85のY軸方向両側の側辺部85a,85aの上に重ね合わせて、支持パイプ61を両凹欠部85,95間に挟むようにしている。これによれば、上方から落下する煮こぼれ汁を固定板部83及び庇部94で受け止めて、挟持部81,91に煮こぼれ汁がかかることを抑制できる。尚、両凹欠部85,95から煮こぼれ汁が侵入することを抑制するため、両凹欠部85,95の周縁に上方に立ち上がる起立縁部を形成してもよい。
取付板8及び押え板9の挟持部81,91の上方部分には、挟持部81,91を固定板部83や庇部94と縁切りした状態で絞り加工できるように、開口部86,96が形成されている。開口部86,96の下縁は、挟持部81,91の上端のY軸方向中央からフランジ部82,92に亘り、Y軸方向外側に向けて下方に傾斜する傾斜縁86a,96aに形成されている。そのため、煮こぼれ汁が凹欠部85,95等から流下しても、煮こぼれ汁は傾斜縁86a,96aを伝ってY軸方向外側に流れ、挟持部81,91に煮こぼれ汁がかかることを抑制できる。また、煮こぼれ汁が庇部94の下面に回り込むことを防止するため、庇部94の外縁部は下方に屈曲している。
然し、多量の煮こぼれを生じた場合は、煮こぼれ汁が挟持部81,91にかかってしまう。そこで、本実施形態では、取付板8及び押え板9に、挟持部81,91の下端から下方にのびる、支持パイプ61の外径よりも大径の半円状にX軸方向に窪むスカート部87,97を形成している。これによれば、挟持部81,91の外面を伝って流下した煮こぼれ汁がスカート部87,97の下端から滴下しても、スカート部87,97は支持パイプ61よりも大径であるため、支持パイプ61の下端とリード線65との間に煮こぼれ汁が付着することを有効に防止できる。
但し、スカート部87,97の下端が支持パイプ61の下端よりも上方に位置すると、スカート部87,97の下端から煮こぼれ汁が径方向内方に飛び散った場合、この煮こぼれ汁が支持パイプ61の下端とリード線65との間に付着する可能性がある。
そこで、本実施形態では、スカート部87,97の下端を支持パイプ61の下端よりも下方に位置させている。これによれば、スカート部87,97の下端から煮こぼれ汁が飛び散っても、支持パイプ61の下端とリード線65との間に煮こぼれ汁が付着することはない。
尚、このようにしても、スカート部87,97の下端から飛び散った煮こぼれ汁がリード線65に付着し、調理容器の持ち上げで感熱ヘッド62が上動したときに、煮こぼれ汁が付着したリード線65の部分が支持パイプ61の下端まで上動して、支持パイプ61の下端に煮こぼれ汁を介してリード線65が固着する可能性がある。
そこで、本実施形態では、スカート部87,97の下端と支持パイプ61の下端との間の上下方向距離Hを、調理容器による感熱ヘッド62の押し下げストローク(五徳3に対する感熱ヘッド62の自由状態での突出高さh)以上に設定している。これによれば、調理容器の持ち上げで感熱ヘッド62が上動しても、煮こぼれ汁が付着したリード線65の部分は支持パイプ61の下端まで上動せず、上記の不具合は生じない。
また、スカート部87,97の下端に表面張力で煮こぼれ汁が滞留したまま固まることがあり、これが繰り返されると煮こぼれ汁の塊が成長して、遂にはリード線65が煮こぼれ汁の塊を介してスカート部87,97の下端に固着する可能性がある。
そこで、本実施形態では、取付板8及び押え板9の下端を、スカート部87,97の下端のY軸方向中央からフランジ部82,92の下端に亘り、Y軸方向外側に向けて下方に傾斜する傾斜縁88,98に形成している。これによれば、スカート部87,97の下端に流下した煮こぼれ汁が傾斜縁88,98に沿ってY軸方向外側に流れ、スカート部87,97の下端に煮こぼれ汁が滞留せず、上記の不具合は生じない。
以上、本発明の実施形態について図面を参照して説明したが、本発明はこれに限定されない。例えば、スカート部87,97の下端を支持パイプ61の下端よりも上方に位置させるものにおいて、スカート部87,97の下端から支持パイプ61の下端とリード線65との間に煮こぼれ汁が飛び散ることを抑制するために、取付板8及び押え板9の下端を傾斜縁88,98に形成してもよい。また、上記実施形態では、取付板8の上端にコンロバーナ2に対する固定板部83を曲成しているが、取付板8の下端に固定板部を曲成することも可能である。
1…天板、2…コンロバーナ、3…五徳、6…鍋底温度センサ、61…支持パイプ、62…感熱ヘッド、63…感熱素子、65…リード線、7…取付具、8…取付板、9…押え板、81,91…挟持部、87,97…スカート部、88,98…傾斜縁。









Claims (4)

  1. 環状のコンロバーナで囲われるバーナ内方空間に挿通される上下方向に長手の支持パイプと、支持パイプの上端部に上方に付勢して支持される、感熱素子を内蔵する感熱ヘッドとを備え、感熱素子からのびるリード線を支持パイプに挿通し、コンロの天板上の五徳に調理容器を載置したときに、感熱ヘッドが調理容器の底面に当接して押し下げられるようにした鍋底温度センサをコンロバーナに固定する鍋底温度センサ用取付具であって、
    コンロバーナに固定の取付板と、取付板との間に支持パイプを挟む押え板とで構成されるものにおいて、
    支持パイプの挟み方向に平行な水平方向をX軸方向、X軸方向に直交する水平方向をY軸方向として、
    取付板及び押え板は、夫々、支持パイプの外径と等径の半円状にX軸方向に窪む上下方向にのびる挟持部と、挟持部のY軸方向両外側のフランジ部とを備え、取付板のフランジ部に押え板のフランジ部を締結することにより、取付板の挟持部と押え板の挟持部との間に支持パイプが挟まれるようにし、
    取付板及び押え板は、更に、挟持部の下端から下方にのびる、支持パイプの外径よりも大径の半円状にX軸方向に窪むスカート部を備えることを特徴とする鍋底温度センサ用取付具。
  2. 前記取付板及び押え板の前記スカート部の下端は、前記支持パイプの下端よりも下方に位置することを特徴とする請求項1記載の鍋底温度センサ用取付具。
  3. 前記取付板及び押え板の前記スカート部の下端と前記支持パイプの下端との間の上下方向距離は、調理容器による前記感熱ヘッドの押し下げストローク以上に設定されることを特徴とする請求項2記載の鍋底温度センサ用取付具。
  4. 前記取付板及び押え板の下端が、前記スカート部の下端のY軸方向中央から前記フランジ部の下端に亘り、Y軸方向外側に向けて下方に傾斜する傾斜縁に形成されることを特徴とする請求項1〜3の何れか1項記載の鍋底温度センサ用取付具。
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