JP7171257B2 - ガスコンロ用マット - Google Patents
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Description
請求項3記載の発明は、請求項2記載の発明の構成において、液止め部の突出高さは、堤防部の突出高さよりも低く設定されているものである。
このように構成すると、液止め部の高さ寸法が、段差部の高さよりも低くなる。
請求項8記載の発明は、開孔が形成された天板と、この開孔内に配置されるガスバーナーと、このガスバーナーの周囲に配置され天板の表面から突出するバーナーリングとを備えるガスコンロに装着され、金属箔の成形体より成るガスコンロ用マットであって、ガスバーナーの周囲の天板の表面を覆うことが可能な環状のマット本体を備え、マット本体は、中央部にバーナーリングの外径よりも小径の開口部分が形成された内周部と、バーナーリングの外径の位置又はこの外径よりも外側の位置に段差を有するように形成された環状の段差部と、段差部から外方へ延びる外周部とを備え、内周部は、段差部を介して、バーナーリングの天板からの突出高さに対応する高さで突出しており、段差部に隣接し、段差部に向かって下降する第1の勾配を有する環状の第1の緩斜面部と、第1の緩斜面部に隣接し、段差部に向かって下降し且つ第1の勾配より大きい第2の勾配を有する第2の緩斜面部と、第2の緩斜面部に隣接し、開口部分を含む平坦なリング覆い部とを備え、第1の緩斜面部と第2の緩斜面部との間に、表面側から見て凹部が形成されているものである。
このように構成すると、ガスコンロに装着したときにマット本体がガスバーナーの周囲の天板の表面を覆うことが可能であると共に、内周部の開口部分がバーナーリングの外径よりも小径であるから、マット本体によってバーナーリングの周縁から天板にわたる領域を覆うことができる。又、マット本体に形成される段差部が、バーナーリングの外径の位置又はその外側の位置であると共に突出高さがバーナーリングの突出高さに対応しているから、ガスコンロに装着したときに、マット本体のバーナーリング及び天板に対する接触状態が適切となる。更に又、第1の緩斜面部と段差部との境界、第1の緩斜面部と第2の緩斜面部との境界、及び、第2の緩斜面部とリング覆い部との境界の3箇所に環状の屈曲部が形成される。又、第1の勾配より第2の勾配が大きいので、第1の緩斜面部と第2の緩斜面部との間に、表面側から見て凹部が形成される。
請求項3記載の発明は、請求項2記載の発明の効果に加えて、液止め部の高さ寸法が段差部の高さよりも低く設定されるので、段差部と液止め部との間に貯まった液体が、段差部を超えて内方のバーナーリング側へ流動する虞を回避することができる。
請求項8記載の発明は、マット本体が、バーナーリングの表面からバーナーリングの周囲の天板の表面にわたる領域を覆うことができるので、調理時に吹きこぼれた液体等が、バーナーリングの表面の一部及びバーナーリングの周囲の天板に接触すること、及び、この液体が天板とバーナーリングとの隙間に侵入することが阻止される。その結果、バーナーリングの表面の一部と、天板におけるバーナーリングより内側の表面及びバーナーリングの周囲の表面とが汚損されるのを確実に防止できる。又、ガスコンロがバーナーリングの外周に五徳の基部を取り付ける構造である場合において、マット本体の段差部の直径よりもバーナーリングの直径が小さいとき、つまり、段差部の直径が五徳の下側先端部の内径より大きくなっているときは、五徳を取り付ける際に、五徳の下側先端部で内周部の一部及び段差部を圧潰する必要が生じる。このような状況において、段差部に近接させて第1の緩斜面部及び第2の緩斜面部を設けたことにより、段差部の近傍に3箇所の屈曲部が形成されると共に、第1の緩斜面部と第2の緩斜面部との間が凹部に形成されているので、五徳の下側先端部によって表面側から荷重を加えたときに、内周部の一部及び段差部が変形して圧潰するのが容易になる。又、段差部の直径が五徳の下側先端部の内径より大きくなっているときは、平坦なリング覆い部と第2の緩斜面部とによる屈曲部及び第1の緩斜面部と第2の緩斜面部とによる屈曲部はそれぞれ、五徳を取り付ける際の位置合わせの目安としての機能をも果たす。これらにより、マット本体における段差部に沿った変形を均等化できるから、内周部の中心と外周部の中心との間に位置ずれが生じるのが防止され、ガスコンロ用マットの適切な装着状態を確保できる。
2…マット本体
2a…内周縁
2b…外周縁
3…開口部分
4…内周部
5…段差部
6…外周部
7…液止め部
8…第1の縁巻き部
9…堤防部
10…第2の縁巻き部
11…天板
12…開孔
13…ガスバーナー
14…バーナーリング
15…五徳
d1…開口部分の孔径
d2…段差部の直径
d3…マット本体(外周部)の外径
S1…第1の緩斜面部
S2…第2の緩斜面部
S3…リング覆い部
θ1…第1の勾配
θ2…第2の勾配
R…バーナーリングの外径
尚、各図中同一符号は同一又は相当部分を示す。
Claims (8)
- 開孔が形成された天板と、この開孔内に配置されるガスバーナーと、このガスバーナーの周囲に配置され前記天板の表面から突出するバーナーリングとを備えるガスコンロに装着され、金属箔の成形体より成るガスコンロ用マットであって、
前記ガスバーナーの周囲の前記天板の表面を覆うことが可能な環状のマット本体を備え、
前記マット本体は、
中央部に前記バーナーリングの外径よりも小径の開口部分が形成された内周部と、
前記バーナーリングの外径の位置又はこの外径よりも外側の位置に段差を有するように形成された環状の段差部と、
前記段差部から外方へ延びる外周部とを備え、
前記内周部が、前記段差部を介して、前記バーナーリングの前記天板からの突出高さに対応する高さで突出しており、
前記外周部は、外周縁に起立形成された堤防部を備え、
前記内周部における前記開口部分の突出高さは、前記堤防部の突出高さよりも高く設定されている、ガスコンロ用マット。 - 前記マット本体は、前記外周部に形成された、前記マット本体の表面から突出する少なくとも1つの環状の液止め部をさらに備える、請求項1記載のガスコンロ用マット。
- 前記液止め部の突出高さは、前記堤防部の突出高さよりも低く設定されている、請求項2記載のガスコンロ用マット。
- 前記マット本体は、前記内周部の内周縁に縁巻加工により形成された第1の縁巻き部をさらに備える、請求項1から請求項3のいずれかに記載のガスコンロ用マット。
- 前記マット本体は、前記外周部の外周縁に縁巻加工により形成された第2の縁巻き部をさらに備える、請求項1から請求項4のいずれかに記載のガスコンロ用マット。
- 前記マット本体は、その表面に、前記バーナーリングに装着される五徳の取付位置を示す標識部をさらに備える、請求項1から請求項5のいずれかに記載のガスコンロ用マット。
- 前記内周部は、
前記段差部に隣接し、前記段差部に向かって下降する第1の勾配を有する環状の第1の緩斜面部と、
前記第1の緩斜面部に隣接し、前記段差部に向かって下降し且つ前記第1の勾配より大きい第2の勾配を有する第2の緩斜面部と、
前記第2の緩斜面部に隣接し、前記開口部分を含む平坦なリング覆い部とを備える、請求項1から請求項6のいずれかに記載のガスコンロ用マット。 - 開孔が形成された天板と、この開孔内に配置されるガスバーナーと、このガスバーナーの周囲に配置され前記天板の表面から突出するバーナーリングとを備えるガスコンロに装着され、金属箔の成形体より成るガスコンロ用マットであって、
前記ガスバーナーの周囲の前記天板の表面を覆うことが可能な環状のマット本体を備え、
前記マット本体は、
中央部に前記バーナーリングの外径よりも小径の開口部分が形成された内周部と、
前記バーナーリングの外径の位置又はこの外径よりも外側の位置に段差を有するように形成された環状の段差部と、
前記段差部から外方へ延びる外周部とを備え、
前記内周部は、
前記段差部を介して、前記バーナーリングの前記天板からの突出高さに対応する高さで突出しており、
前記段差部に隣接し、前記段差部に向かって下降する第1の勾配を有する環状の第1の緩斜面部と、
前記第1の緩斜面部に隣接し、前記段差部に向かって下降し且つ前記第1の勾配より大きい第2の勾配を有する第2の緩斜面部と、
前記第2の緩斜面部に隣接し、前記開口部分を含む平坦なリング覆い部とを備え、
前記第1の緩斜面部と前記第2の緩斜面部との間に、表面側から見て凹部が形成されている、ガスコンロ用マット。
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JP2018114160A JP7171257B2 (ja) | 2018-06-15 | 2018-06-15 | ガスコンロ用マット |
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JP2019219065A JP2019219065A (ja) | 2019-12-26 |
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ID=69096073
Family Applications (1)
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2018
- 2018-06-15 JP JP2018114160A patent/JP7171257B2/ja active Active
Patent Citations (3)
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