JP2590843Y2 - ガスコンロ - Google Patents

ガスコンロ

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JP2590843Y2
JP2590843Y2 JP1993040438U JP4043893U JP2590843Y2 JP 2590843 Y2 JP2590843 Y2 JP 2590843Y2 JP 1993040438 U JP1993040438 U JP 1993040438U JP 4043893 U JP4043893 U JP 4043893U JP 2590843 Y2 JP2590843 Y2 JP 2590843Y2
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JP
Japan
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plate
burner head
edge
burner
top plate
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JP1993040438U
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JPH0712811U (ja
Inventor
良彦 津田
Original Assignee
株式会社ハーマン
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、ガスコンロに関し、詳
しくは調理時にこぼれる煮汁を受ける構造に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来、ガスコンロにおいて調理時にこぼ
れる煮汁を受ける構造の代表的なものとしては図3や図
5に示すものがある。図3に示すものは、実公平1−3
4003号公報に開示されるもので、天板1に設けたバ
ーナー用開口2にバーナーヘッド3を挿通して配置して
あり、バーナー用開口2より外周側で天板1と一体に汁
受け部10を凹設してある。汁受け部10の外周部には
五徳載置部4を設けてあり、汁受け部10の上方に配置
した五徳5の外周のリング部6を五徳載置部4に載置し
てある。バーナーヘッド3の上部の外周には段部7を設
けてあり、円環状のカバーリング8の内周縁を段部7に
載置してあり、カバーリング8の外周縁を汁受け部3の
上方に位置させてある。かかる構造ものでは、五徳5の
上に鍋等を載せて調理しているとき、煮こぼれが生じる
と、図4に示すように煮汁Wが汁受け部10に受けら
れ、またカバーリング8にこぼれた煮汁もカバーリング
8を介して汁受け部10に受けられる。
【0003】図5に示すものは、天板1に設けた大きな
開口9の中央にバーナーヘッド3を挿通して配置してあ
り、バーナーヘッド3と開口9縁との間に汁受け皿1
0′を配置してあり、汁受け皿10′の内周をバーナー
ヘッド3の上部の外周の段部7に載置してあり、汁受け
皿10′の外周を開口9縁の上に載置してある。汁受け
皿10′の上方に配置した五徳5の外周の下端のリング
部6が汁受け皿10′の外周の上に載置してある。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】ところが、上記従来例
にあっては、汁受け部10や汁受け皿10′で煮汁が受
けられるようになっているが、この部位はバーナーヘッ
ド3と距離が接近しているためバーナーの熱で焦げ付き
が生じ、容易に汚れを取ることが困難である。また煮汁
Wを受ける部分は凹状になっているため、手入れ性にお
いても洗いにくいという問題があると共に構造的に複雑
になるという問題がある。またバーナーヘッド3の周囲
に汁受け部10や汁受け皿10′を設けると、外観の美
観からも好ましいくない。
【0005】このような下方に凹状になった汁受け部1
0や汁受け皿10′をなくして美観を向上したものとし
て実開昭52−20977号公報に開示されるものがあ
る。これは図6に示すように天板1に設けた大きな開口
9の中央にバーナーヘッド3を挿通して配置してあり、
バーナーヘッド3の外周と開口9縁との間に円錐台形状
の汁受け皿11を配置してあり、汁受け皿11の外周を
開口9縁に載置して位置決め突起12で位置決めして取
り付けてある。かかるものでは汁受け皿11が下方に凹
状になっていないため外観が簡素化されて美観上好まし
いが、煮汁は汁受け皿11の外周に溜まり、バーナーの
熱で煮汁が焦げ付き汚れを取るのが困難であるという問
題があり、またバーナーヘッド3の外周と汁受け皿11
の内周との間に隙間が生じ煮汁が汁受け皿11の下にこ
ぼれるおそれがある。
【0006】本考案は上記問題点に鑑みてなされたもの
であって、本考案の目的とするところは煮汁の焦げ付き
が生じないと共に汚れを簡単に取ることができ、しかも
外観を簡素化して美観を向上でき、内部に煮汁がこぼれ
るおそれがないガスコンロを提供するにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本考案ガスコンロは、全面に亙って略フラットな天板1
に設けたバーナー用開口2にバーナーヘッド3を挿通し
てバーナーヘッド3の上部を天板1の上面より上方に突
出させ、バーナー用開口2の開口縁とバーナーヘッド3
の外周との間に隙間Sを設け、バーナーヘッド3の外周
と天板1との間に環状のプレート13を配置してプレー
ト13の内周縁をバーナーヘッド3の上部外周に近接さ
せ、プレート13の外周から垂下した垂下縁14の下端
をバーナーヘッド3から所定の距離離れた位置で天板1
の上に載置し、プレート13に内周側から外周側に向け
て徐々に下がって内周側から外周側までの全長に亙って
連続する傾斜面15を設け、天板1のバーナー用開口2
の開口縁の近傍に内周に向けて斜め上方に立ち上がる傾
斜立ち上がり縁16を設け、プレート13の上方に配置
した五徳5の外周の下端のリング部6をプレート13の
垂下縁14の外側でリング部6が垂下縁14に接近する
ように天板1に載置して成ることを特徴とする。
【0008】
【作用】上記構成によれば、五徳5の上に鍋等を載置し
て調理をしているとき、煮こぼれしても煮汁Wがプレー
ト13に受けられ、プレート13の傾斜面15に沿って
流れて垂下縁14から天板1上に落ちる。このため煮汁
がバーナーヘッド3から離れた天板1の上に落ちて、バ
ーナーの熱にて煮汁が焦げ付くことがなくなり、天板1
の上を軽く拭くだけで汚れを取ることができる。また煮
汁がフラットな天板1の上に溜まるので簡単に汚れを拭
き取ることができる。またバーナーヘッド3と五徳5の
リング部6との間にプレート13が位置するだけで外観
が簡素化されて美観が向上する。またプレート13の内
周縁をバーナーヘッド3の上部外周に近接させているた
め、煮汁Wがプレート13の下にこぼれることなく、プ
レート13で確実に受けられる。さらに天板1のバーナ
ー用開口2の開口縁の近傍に内周に向けて斜め上方に立
ち上がる傾斜立ち上がり縁16を設けたことにより、天
板1の上にこぼれた煮汁がバーナー用開口2から下にこ
ぼれにくいと共にプレート13を外して天板1上の煮汁
を拭き取るときも下にこぼれにくく手入れがしやすい。
【0009】
【実施例】図1に示すようにガスコンロの天板1は略全
面に亙ってフラットに形成され、天板1の外周には立ち
上がり部17を設けてある。ガスバーナのバーナーヘッ
ド3を取り付ける位置では天板1に円形のバーナー用開
口2を設けてある。このバーナー用開口2の開口縁の近
傍には内周に向けて斜め上方に立ち上がる傾斜立ち上が
り縁16を設けてある。天板1の下にはガスバーナの混
合管を配置してあり、ガスバーナのバーナーヘッド3を
バーナー用開口2に挿通してあり、バーナーヘッド3の
上部を天板1の上方に突出させてある。バーナーヘッド
3の上端にはバーナートップ18を載設してあり、バー
ナーヘッド3とバーナートップ18との間の外周に炎口
を設けてある。このバーナーヘッド3の外周と傾斜立ち
上がり縁16の内周との間にはバーナヘッド3の着脱や
バーナヘッド3の手入れに必要な十分な隙間Sを設けて
ある。バーナーヘッド3の外周と天板1上のバーナーヘ
ッド3から所定距離離れた位置との間に円環状のプレー
ト13を配置してあり、プレート13には内周側から外
周側に向けて徐々に下がる傾斜面15を設けてある。
かる傾斜面は図に示すようにプレート13の内周側から
外周側に連続するように設けてある。バーナーヘッド3
の上部の外周には段部7を設けてあり、段部7にプレー
ト13の内周縁を当接してある。バーナヘッド3の上部
の外周に段部7がない場合にはプレート13の内周縁を
バーナヘッド3の外周に近接させてある。プレート13
の外周には下方に向けて垂下縁14を垂下してあり、垂
下縁14の下端を天板1の上に載置してある。五徳5は
リング部6に逆L字状の爪18を一体に設けて形成さ
れ、プレート13の上に五徳5を配置して外周下部のリ
ング部6を垂下縁14の外周で天板1の上に載置してあ
る。このときリング部6と垂下縁14とは図に示すよう
に接近させて配置してある。
【0010】しかして五徳5の上に鍋等を載せて調理し
ているとき、煮こぼれが生じると煮汁Wは図2に示すよ
うにプレート13の上に落ち、プレート13の傾斜面1
5に沿って煮汁Wが流れ、垂下縁14から天板1の上に
落ちる。このときプレート13を煮汁が速やかに流れて
バーナーヘッド3から離れた天板1上に落ちるため、煮
汁Wが焦げ付かない。天板1の上に落ちた煮汁Wは布巾
等で簡単に拭き取ることができる。
【0011】
【考案の効果】本考案は叙述のようにバーナーヘッドの
外周と天板との間に環状のプレートを配置してプレート
の内周縁をバーナーヘッドの上部外周に近接させ、プレ
ートの外周から垂下した垂下縁の下端をバーナーヘッド
から所定の距離離れた位置で天板の上に載置し、プレー
トに内周側から外周側に向けて徐々に下がって内周側か
ら外周側までの全長に亙って連続する傾斜面を設けてい
るので、五徳の上に鍋等を載置して調理をしていると
き、煮こぼれしても煮汁がプレートに受けられ、プレー
トの傾斜面に沿ってスムーズに流れて垂下縁から天板上
に落ちるものであって、煮汁がバーナーヘッドから離れ
た天板の上に落ちて、バーナーの熱にて煮汁が焦げ付く
ことがなくなり、天板の上を軽く拭くだけで汚れを取る
ことができるものであり、しかも煮汁がフラットな天板
の上に溜まるので簡単に汚れを拭き取ることができるも
のであり、またプレートの上方に配置した五徳の外周の
下端のリング部をプレートの垂下縁の外側でリング部が
垂下縁に接近するように天板に載置したので、プレート
の垂下縁に沿って五徳のリング部が位置することでバー
ナヘッドと五徳のリング部とがプレートを介して連なっ
た外観となり、外観が簡素化されて美観が向上するもの
であり、またプレートの内周縁をバーナーヘッドの上部
の外周に近接させているため、煮汁がプレートの内周側
からこぼれることなく、プレートで確実に受けられ、ガ
スコンロの内部に煮汁がこぼれるというような弊害を生
じないものであり、さらに天板のバーナー用開口の開口
縁の近傍に内周に向けて斜め上方に立ち上がる傾斜立ち
上がり縁を設けたので、天板の上に流れ落ちた煮汁がバ
ーナー用開口から落ちるおそれがないと共にプレートを
外して天板の上面を拭き取るときもバーナー用開口から
煮汁が落ちるおそれがないものであって、天板の上に煮
汁がこぼれても手入れが容易にできるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す断面図である。
【図2】同上の作用を説明する断面図である。
【図3】一従来例を示す断面図である。
【図4】図3の従来例の作用を説明する断面図である。
【図5】他の従来例を示す断面図である。
【図6】さらに他の従来例を示す断面図である。
【符号の説明】
1 天板 2 バーナー用開口 3 バーナーヘッド 5 五徳 6 リング部 7 段部 13 プレート 14 垂下縁

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 全面に亙って略フラットな天板に設けた
    バーナー用開口にバーナーヘッドを挿通してバーナーヘ
    ッドの上部を天板の上面より上方に突出させ、バーナー
    用開口の開口縁とバーナーヘッドの外周との間に隙間を
    設け、バーナーヘッドの外周と天板との間に環状のプレ
    ートを配置してプレートの内周縁をバーナーヘッドの上
    部外周に近接させ、プレートの外周から垂下した垂下縁
    の下端をバーナーヘッドから所定の距離離れた位置で天
    板の上に載置し、プレートに内周側から外周側に向けて
    徐々に下がって内周側から外周側までの全長に亙って連
    続する傾斜面を設け、天板のバーナー用開口の開口縁の
    近傍に内周に向けて斜め上方に立ち上がる傾斜立ち上が
    り縁を設け、プレートの上方に配置した五徳の外周の下
    端のリング部をプレートの垂下縁の外側でリング部が垂
    下縁に接近するように天板に載置して成ることを特徴と
    するガスコンロ。
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JPH0712811U JPH0712811U (ja) 1995-03-03
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