JP2021103051A - 加熱調理器、スペーサー及びスペーサーセット - Google Patents
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Abstract
【課題】加熱調理器の本体ケーシングを、カウンター開口部に安定的に固定することができる加熱調理器、スペーサー及びスペーサーセットを提供する。【解決手段】加熱調理器1は、カウンター開口部60に嵌め込まれるビルトイン式のものであって、上方に開口した本体ケーシング2と、加熱部3と、本体ケーシング2の上端部から外側方に向けて延出したフランジ部25と、本体ケーシング2の上方を覆う天板部5とを備える。フランジ部25は、四つのコーナー部分を含む。四つのコーナー部分の全部または一部に、カウンター開口部60のサイズに応じてスペーサー8を選択的に取り付け可能なスペーサー取付部7を形成する。【選択図】図5
Description
本開示は、加熱調理器、スペーサー及びスペーサーセットに関する。
従来、カウンタートップに設けられたカウンター開口部に、加熱調理器の本体ケーシングを落とし込んだ状態で吊持させるドロップイン式の加熱調理器が知られている(例えば特許文献1参照)。カウンター開口部のサイズは一種類でないことから、これら複数種のサイズのカウンター開口部に対応するため、加熱調理器の本体ケーシングに固定用ボルトをねじ込み、該固定用ボルトをカウンター開口部の内壁面に押し付けることで、本体ケーシングをカウンター開口部に固定していた。
上記の従来技術によれば、例えば固定用ボルトが傾いたときには、該固定ボルトによってカウンター開口部の内壁面を押さえつけることができず、本体ケーシングにがたつきが生じやすくなるという問題があった。
本開示は上記の問題点に鑑み、加熱調理器の本体ケーシングを、カウンター開口部に安定的に固定することができる加熱調理器、スペーサー及びスペーサーセットを提供することを、目的とする。
本開示の一態様に係る加熱調理器は、カウンターが有するカウンター開口部に対して上方から嵌め込まれるビルトイン式の加熱調理器であって、上方に開口した箱型の本体ケーシングと、前記本体ケーシングに収容される加熱部と、前記本体ケーシングの上端部から外側方に向けて延出したフランジ部と、前記本体ケーシングの上方を覆う天板部と、を備える。前記フランジ部は、四つのコーナー部分を含み、これら四つのコーナー部分の全部または一部に、前記カウンター開口部のサイズに応じてスペーサーを選択的に取り付け可能なスペーサー取付部が、形成されている。
本開示の一態様に係るスペーサーは、前記熱調理器の前記スペーサー取付部に取り付けられるスペーサーであって、合成樹脂製のスペーサー本体を含む。
本開示の別態様に係るスペーサーは、前記加熱調理器の前記スペーサー取付部に取り付けられるスペーサーであって、前記スペーサー取付部は、前記フランジ部の下方にスペーサーを固定するための固定具を挿し込むことができる固定孔を含み、前記スペーサーは、スペーサー本体と、前記固定具が上方から挿し込まれるように前記スペーサー本体に形成された固定部と、を含む。
本開示の更に別態様に係るスペーサーは、前記加熱調理器の前記スペーサー取付部に取り付けられるスペーサーであって、前記スペーサー取付部は、前記フランジ部の下方でスペーサーを位置決めするための位置決め孔を含み、前記スペーサーは、スペーサー本体と、前記位置決め孔に下方から挿し込まれるように前記スペーサー本体に形成された位置決め凸部と、を含む。
本開示の一態様に係るスペーサーセットは、前記スペーサーを複数備えたスペーサーセットであって、前記複数のスペーサーを一体につなぎ、かつ前記複数のスペーサーからそれぞれ分離可能に設けられた連結部分を、更に備える。
本開示は、加熱調理器の本体ケーシングを、カウンター開口部に安定的に固定することができるという効果を奏する。
(一実施形態)
一実施形態の加熱調理器1は、カウンター6が有するカウンター開口部60に対して、上方から嵌め込まれるビルトイン式のガスこんろである。
一実施形態の加熱調理器1は、カウンター6が有するカウンター開口部60に対して、上方から嵌め込まれるビルトイン式のガスこんろである。
以下の説明で用いる各方向は、加熱調理器1をカウンター6に設置した状態を基準とする。具体的には、設計上、加熱調理器1に対して利用者が位置すると想定される方向が前方であり、これの反対が後方である。左右方向は、加熱調理器1をその前方の位置から見た利用者の左右方向を、基準とする。上下方向、前後方向及び左右方向は、いずれも残りの二方向と直交する方向である。
加熱調理器1は、本体ケーシング2及び天板部5を備える(図3等参照)。本体ケーシング2及び天板部5は、加熱調理器1の外殻を構成する。本体ケーシング2は、平面視において左右方向に長い矩形状の外形を有する箱型の本体ケーシングであり、上方に開放された開口28を有する(図4参照)。本体ケーシング2が有する開口28は、平面視において左右方向に長い矩形状の開口である。本体ケーシング2は、例えば金属製であり、金属板をプレス加工することで形成される。
本体ケーシング2は、底部20及び前後左右の外壁部21,22,23,24を有する。前後左右の外壁部21,22,23,24は、本体ケーシング2の周壁部26を構成する。
本体ケーシング2の内側には、開口28を通じて上方に開放される内部空間が形成されている。
本体ケーシング2は、フランジ部25を更に有する。フランジ部25は、周壁部26の上端部から外側方に向けて延出されている。フランジ部25は、周壁部26の全周にわたって形成されている。フランジ部25は、全体として矩形枠状の外形を有し、その四隅にL字状のコーナー部分253が設けられている。
これら四か所のコーナー部分253にはそれぞれ、スペーサー8(図8等参照)を選択的に取り付けることが可能なスペーサー取付部7が、形成されている。スペーサー8は、カウンター開口部60のサイズに応じて選択的に取り付けられるもので、図1及び図2に示すカウンター開口部60は比較的小型の開口であることから、これに対応する加熱調理器1においては、各スペーサー取付部7にスペーサー8が取り付けられていない。
スペーサー取付部7は、フランジ部25のコーナー部分253をその厚み方向(つまり上下方向)に貫通する一つの丸孔状の固定孔71と、同じくコーナー部分253をその厚み方向に貫通する二つの丸孔状の位置決め孔73とを含む。二つの位置決め孔73は、一つの固定孔71を挟んだ両側に位置する。各位置決め孔73は、固定孔71よりも小径である。
図1及び図2に示すカウンター6は、例えば、システムキッチンのカウンタートップ(天板)であり、フロアキャビネット上に設置される。カウンター6は平板状であり、その厚み方向が上下方向となるように設置されている。
本体ケーシング2が配されるカウンター開口部60は、カウンター6を上下方向に貫通している。カウンター開口部60は、平面視において、左右方向に長い矩形状の外形を有する。平面視においてカウンター開口部60の外形は、本体ケーシング2の周壁部26の外形よりも大きく、かつ、フランジ部25の外周縁よりも小さい。
加熱調理器1の本体ケーシング2は、カウンター開口部60の内側に本体ケーシング2の周壁部26が配され、かつ、カウンター6の上面のうちカウンター開口部60を囲む周縁部分の上にフランジ部25が載せられることで、カウンター6に吊り下げられた状態で設置される。このとき、フランジ部25に設けられた各固定孔71と各位置決め孔73は、カウンター6の上面のカウンター開口部60を囲む周縁部分の上に位置する。各固定孔71と各位置決め孔73は、カウンター6の上面によってその下端開口を塞がれる位置にある。
加熱調理器1の天板部5は、例えば、ガラス製又は金属製である。天板部5は、上方から見て左右方向に延びた矩形状に形成されている。天板部5は、本体ケーシング2の開口28を上方から覆うように、本体ケーシング2のフランジ部25上に設置される。平面視において天板部5の外形は、本体ケーシング2の周壁部26の外形よりも大きく、更に、フランジ部25の外周縁よりも大きい。
加熱調理器1は、調理物を加熱する加熱部3として、複数のバーナー31を備えている。複数のバーナー31の各々の一部は、本体ケーシング2内に収容されている。
天板部5において各バーナー31と対応する部分には、図示略のバーナー挿通孔が形成されており、該バーナー挿通孔を通じて、各バーナー31の上端部が天板部5の上方に突出している。
加熱調理器1は、左右に固定用のボルト12を備えている(図2参照)。図4に示すように、本体ケーシング2の左右の外壁部23,24には、それぞれを左右方向に貫通する雌ねじ部29が形成されている。左右の雌ねじ部29は、左右の外壁部23,24の上端部の、前後方向の中央部に位置している。各雌ねじ部29に対して、ボルト12が左右方向に進退自在に取り付けられる。
上記したように、図1及び図2に示すカウンター6は、比較的小型のカウンター開口部60を有する種類のものであり、本体ケーシング2の周壁部26とこれに対向するカウンター開口部60の内面との間のスペースが小さいので、本体ケーシング2は、スペーサー8を用いずにカウンター6に設置される。この場合、作業者は、本体ケーシング2の開口28から手を入れる等して左右のボルト12を回転させることで、各ボルト12の先端をカウンター開口部60の内面に押し当て、本体ケーシング2をカウンター6に固定することができる。
比較的小型のカウンター開口部60のサイズは、例えば、左右方向の寸法が670mm、前後方向の寸法が350mmである。
これに対して、図5及び図6に示すように、カウンター開口部60が比較的大型の開口である場合には、本体ケーシング2が有する四か所の各スペーサー取付部7に対して、カウンター開口部60のサイズに対応した四つのスペーサー8が取り付けられる。
比較的大型のカウンター開口部60のサイズは、例えば、左右方向の寸法が703mm、前後方向の寸法が403mmである。
図8に示すように、スペーサー8は、平面視において略三角形状の外形を有するスペーサー本体81と、スペーサー本体81の中央部分において上方に開口するように形成された凹状の固定部82と、スペーサー本体81の二か所から上方に突出する位置決め凸部83とを含む。
スペーサー本体81と固定部82と二つの位置決め凸部83は、合成樹脂で一体に成形されている。
固定部82は、ビス状の固定具4(図7参照)が上方から挿し込まれて固定されるように構成された非貫通の丸穴である。固定部82を、スペーサー本体81を上下に貫通するように形成することも可能である。位置決め凸部83は、スペーサー本体81の上端面よりも上方の位置に先端部を有する丸棒である。二つの位置決め凸部83のうち一方は、略三角形状であるスペーサー本体81の一つの角部分と、固定部82との間に位置する。二つの位置決め凸部83のうちもう一方は、略三角形状であるスペーサー本体81の別の角部分と、固定部82との間に位置する。
スペーサー8をフランジ部25の各コーナー部分253の下面に取り付ける作業者は、各コーナー部分253の下面にスペーサー8を配置し、二つの位置決め凸部83を、これに対応する二つの位置決め孔73に対して下方から圧入する。これにより、各コーナー部分253の下方にスペーサー8が位置決めされ、仮固定される。
仮固定されたスペーサー8の固定部82と、各コーナー部分253の固定孔71とは、上下に一直線状に並ぶので、各コーナー部分253の上方から、固定孔71を通じて固定部82に固定具4をねじ込むことで、各コーナー部分253の下面にスペーサー8が固定される。この状態で、各スペーサー8は、平面視において本体ケーシング2の周壁部26の外形よりも外側に位置し、かつ、フランジ部25の外周縁よりも内側に位置する。
カウンター開口部60に本体ケーシング2を嵌め込んだとき、本体ケーシング2の周壁部26とこれに対向するカウンター開口部60の内面との間には、平面視において矩形枠状の比較的大きなスペースが形成されるが、このスペースの四か所の角部分にはそれぞれスペーサー8が位置するので、本体ケーシング2にがたつきが生じることは効果的に抑えられる。
作業者は、四隅のスペーサー8で本体ケーシング2のがたつきを抑えたうえで、左右のボルト12を回転させてカウンター開口部60の内面に押し当て、本体ケーシング2をカウンター6に固定することができる。
一実施形態の加熱調理器1の設置に用いる四つのスペーサー8は、互いに同一の寸法形状及び材質を有する。図9に示すように、四つのスペーサー8は、これらが連結部分90を介して一体につながれた一かたまりのセットとして、提供される。これら四つのスペーサー8を含むセットが、一実施形態のスペーサーセット9である。
スペーサーセット9を構成する四つのスペーサー8と連結部分90は、合成樹脂で一体に成形されている。四つのスペーサー8は、中央の連結部分90を囲むように位置する。四つのスペーサー8は、連結部分90を中心として45度ずつ周方向に位置をずらすように配置されている。平面視において、略三角形状である四つのスペーサー8は、正方形の母材をその対角線で四分割したように位置する。
連結部分90は、例えば円板状である連結中央部901と、連結中央部901と四つのスペーサー8とをつなぐ四つの連結片902とを含む。四つの連結片902は、連結中央部901から放射状に延びている。各連結片902は、現場で切断可能に設けられた樹脂製の薄肉片である。各連結片902を切断することで、四つのスペーサー8と連結部分90とは、現場にて容易に分離可能である。
(変形例)
上記した一実施形態の加熱調理器1、スペーサー8及びスペーサーセット9は、適宜に設計変更が可能である。
上記した一実施形態の加熱調理器1、スペーサー8及びスペーサーセット9は、適宜に設計変更が可能である。
一実施形態の加熱調理器1において、本体ケーシング2には加熱部3の一部が収容されているが、加熱部3の全部が収容されてもよい。
また、フランジ部25の四つのコーナー部分253の全部にスペーサー取付部7が設けられているが、これら四つのコーナー部分253の一部にだけスペーサー取付部7が設けられてもよい。例えば、四つのコーナー部分253のうち三つのコーナー部分253にだけスペーサー取付部7を設けることや、四つのコーナー部分253のうち対角線上に位置する二つのコーナー部分253にだけスペーサー取付部7を設けることも可能である。
各スペーサー取付部7は固定孔71を一つ含んでいるが、各スペーサー取付部7が複数の固定孔71を含むことも可能である。また、各スペーサー取付部7は位置決め孔73を二つ含んでいるが、各スペーサー取付部7が一つ又は三つ以上の位置決め孔73を含むことも可能である。
これに対応して、スペーサー8が複数の固定部82を備えることも可能であるし、一つ又は三つ以上の位置決め凸部83を備えることも可能である。
この他、加熱調理器1、スペーサー8及びスペーサーセット9の各要素の形状、大きさ及び材質等は、適宜に設計変更が可能である。本開示の技術は、ガスこんろに限らず、例えば電磁誘導加熱を行う加熱部3を備えた加熱調理器1にも適用可能である。
(作用効果)
上記の一実施形態及び変形例に基づいて説明したように、本開示の加熱調理器1は、カウンター6が有するカウンター開口部60に対して上方から嵌め込まれるビルトイン式のものであって、上方に開口した箱型の本体ケーシング2と、本体ケーシング2に収容される加熱部3と、本体ケーシング2の上端部から外側方に向けて延出したフランジ部25と、本体ケーシング2の上方を覆う天板部5とを備える。フランジ部25は、四つのコーナー部分253を含み、これら四つのコーナー部分253の全部または一部に、カウンター開口部60のサイズに応じてスペーサー8を選択的に取り付け可能なスペーサー取付部7が、形成されている。
上記の一実施形態及び変形例に基づいて説明したように、本開示の加熱調理器1は、カウンター6が有するカウンター開口部60に対して上方から嵌め込まれるビルトイン式のものであって、上方に開口した箱型の本体ケーシング2と、本体ケーシング2に収容される加熱部3と、本体ケーシング2の上端部から外側方に向けて延出したフランジ部25と、本体ケーシング2の上方を覆う天板部5とを備える。フランジ部25は、四つのコーナー部分253を含み、これら四つのコーナー部分253の全部または一部に、カウンター開口部60のサイズに応じてスペーサー8を選択的に取り付け可能なスペーサー取付部7が、形成されている。
したがって、本開示の加熱調理器1によれば、比較的小さなカウンター開口部60を有するカウンター6に対しては、フランジ部25の四つのコーナー部分253にスペーサー8を取り付けることなく、本体ケーシング2をカウンター開口部60に安定的に固定することができ、比較的大きなカウンター開口部60を有するカウンター6に対しては、フランジ部25の四つのコーナー部分253の全部または一部にスペーサー8を取り付けることで、本体ケーシング2をカウンター開口部60に安定的に固定することができる。
加えて、本開示の加熱調理器1において、スペーサー取付部7は、固定具4を挿し込むことができる固定孔71を含む。固定具4は、フランジ部25の下方にスペーサー8を固定するためのものである。
したがって、本開示の加熱調理器1によれば、フランジ部25のコーナー部分253に形成した固定孔71と固定具4とを利用して、フランジ部25の上方からの作業で、フランジ部25の下方にスペーサー8を簡単に固定することができる。
加えて、本開示の加熱調理器1において、固定孔71は、カウンター開口部60のサイズが、スペーサー取付部7にスペーサー8を取り付けることのないサイズである場合に、カウンター6によってその下端開口を塞がれる位置にある。
したがって、本開示の加熱調理器1によれば、スペーサー8を用いない場合に、固定孔71が加熱部3の燃焼に影響を及ぼすことが抑えられる。
加えて、本開示の加熱調理器1において、スペーサー取付部7は、フランジ部25の下方でスペーサー8を位置決めするための位置決め孔73を含む。
したがって、本開示の加熱調理器1によれば、フランジ部25のコーナー部分253に形成した位置決め孔73を利用して、フランジ部25の下方にスペーサー8を簡単に位置決めすることができる。
加えて、本開示の加熱調理器1において、位置決め孔73は、カウンター開口部60のサイズが、スペーサー取付部7にスペーサー8を取り付けることのないサイズである場合に、カウンター6によってその下端開口を塞がれる位置にある。
したがって、本開示の加熱調理器1によれば、スペーサー8を用いない場合に、位置決め孔73が加熱部3の燃焼に影響を及ぼすことが抑えられる。
本開示のスペーサー8は、本開示の加熱調理器1のスペーサー取付部7に取り付けられるスペーサー8であって、合成樹脂製のスペーサー本体81を含む。
したがって、本開示のスペーサー8によれば、スペーサー本体81が本体ケーシング2等の周囲の部材に当たって傷をつけることが抑えられる。
また、本開示のスペーサー8は、本開示の加熱調理器1のスペーサー取付部7に取り付けられるものであって、スペーサー本体81と、固定具4が上方から挿し込まれるようにスペーサー本体81に形成された固定部82と、を含む。
したがって、本開示のスペーサー8によれば、フランジ部25のコーナー部分253に形成した固定孔71と、固定具4と、スペーサー8の固定部82とを利用して、フランジ部25の上方からの作業で、フランジ部25の下方にスペーサー8を簡単に固定することができる。
また、本開示のスペーサー8は、本開示の加熱調理器1のスペーサー取付部7に取り付けられるものであって、スペーサー本体81と、位置決め孔73に下方から挿し込まれるようにスペーサー本体81に形成された位置決め凸部83と、を含む。
したがって、本開示のスペーサー8によれば、フランジ部25のコーナー部分253に形成した位置決め孔73と、スペーサー8の位置決め凸部83とを利用して、フランジ部25の下方にスペーサー8を簡単に位置決めすることができる。
また、本開示のスペーサーセット9は、本開示のスペーサー8を複数備えたものであって、複数のスペーサー8を一体につなぎ、かつ複数のスペーサー8からそれぞれ分離可能に設けられた連結部分90を、更に備える。
したがって、本開示のスペーサー8によれば、加熱調理器1の設置に用いる複数のスペーサー8を、一かたまりのスペーサーセット9の形態で持ち運び、現場にて各スペーサー8を連結部分90から分離して利用することができる。
また、本開示のスペーサーセット9において、複数のスペーサー8と連結部分90は、合成樹脂で一体に成形されている。
したがって、本開示のスペーサーセット9によれば、現場にて各スペーサー8を連結部分90から簡単に分離して利用することができ、しかも、スペーサー8は樹脂製であるから、スペーサー8が本体ケーシング2等の周囲の部材に当たって傷をつけることが抑えられる。
1 加熱調理器
12 ボルト
2 本体ケーシング
25 フランジ部
253 コーナー部分
3 加熱部
4 固定具
5 天板部
6 カウンター
60 カウンター開口部
7 スペーサー取付部
71 固定孔
73 位置決め孔
8 スペーサー
81 スペーサー本体
82 固定部
83 位置決め凸部
9 スペーサーセット
90 連結部分
12 ボルト
2 本体ケーシング
25 フランジ部
253 コーナー部分
3 加熱部
4 固定具
5 天板部
6 カウンター
60 カウンター開口部
7 スペーサー取付部
71 固定孔
73 位置決め孔
8 スペーサー
81 スペーサー本体
82 固定部
83 位置決め凸部
9 スペーサーセット
90 連結部分
Claims (10)
- カウンターが有するカウンター開口部に対して上方から嵌め込まれるビルトイン式の加熱調理器であって、
上方に開口した箱型の本体ケーシングと、
前記本体ケーシングに収容される加熱部と、
前記本体ケーシングの上端部から外側方に向けて延出したフランジ部と、
前記本体ケーシングの上方を覆う天板部と、を備え、
前記フランジ部は、四つのコーナー部分を含み、これら四つのコーナー部分の全部または一部に、前記カウンター開口部のサイズに応じてスペーサーを選択的に取り付け可能なスペーサー取付部が、形成されている
加熱調理器。 - 前記スペーサー取付部は、
前記フランジ部の下方にスペーサーを固定するための固定具を挿し込むことができる固定孔を含む
請求項1の加熱調理器。 - 前記固定孔は、
前記カウンター開口部のサイズが、前記スペーサー取付部にスペーサーを取り付けることのないサイズである場合に、前記カウンターによってその下端開口を塞がれる位置にある
請求項2の加熱調理器。 - 前記スペーサー取付部は、
前記フランジ部の下方でスペーサーを位置決めするための位置決め孔を含む
請求項1から3のいずれか一項の加熱調理器。 - 前記位置決め孔は、
前記カウンター開口部のサイズが、前記スペーサー取付部にスペーサーを取り付けることのないサイズである場合に、前記カウンターによってその下端開口を塞がれる位置にある
請求項4の加熱調理器。 - 請求項1から5のいずれか一項の加熱調理器の前記スペーサー取付部に取り付けられるスペーサーであって、
合成樹脂製のスペーサー本体を含む
スペーサー。 - 請求項2又は3の加熱調理器の前記スペーサー取付部に取り付けられるスペーサーであって、
スペーサー本体と、
前記固定具が上方から挿し込まれるように前記スペーサー本体に形成された固定部と、を含む
スペーサー。 - 請求項4又は5の加熱調理器の前記スペーサー取付部に取り付けられるスペーサーであって、
スペーサー本体と、
前記位置決め孔に下方から挿し込まれるように前記スペーサー本体に形成された位置決め凸部と、を含む
スペーサー。 - 請求項6から8のいずれか一項のスペーサーを複数備えたスペーサーセットであって、
前記複数のスペーサーを一体につなぎ、かつ前記複数のスペーサーからそれぞれ分離可能に設けられた連結部分を、更に備える
スペーサーセット。 - 前記複数のスペーサーと前記連結部分は、合成樹脂で一体に成形されている
請求項9のスペーサーセット。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2019234797A JP2021103051A (ja) | 2019-12-25 | 2019-12-25 | 加熱調理器、スペーサー及びスペーサーセット |
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Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
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ID=76755691
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2019234797A Pending JP2021103051A (ja) | 2019-12-25 | 2019-12-25 | 加熱調理器、スペーサー及びスペーサーセット |
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