JP6739365B2 - 貯湯装置 - Google Patents

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Description

本発明は、貯湯タンクを筐体に収納した形態の貯湯装置に関する。
貯湯タンクを筐体に収納した形態の貯湯装置は、各種提案されてきた(例えば、特許文献1(図7)参照)。
特許文献1を次図に基づいて説明する。
図10は従来の筐体脚の断面図であり、筐体脚101に底板102が載り、この底板102にタンク脚103が載った状態で、筐体脚101とタンク脚103がボルト104、106及びナット105、107により連結される。
複数本のボルト104、106を締める場合、ボルト104をある程度締め、ボルト106をある程度締めることを交互に行うことが望まれる。
しかし、作業者の癖やスキル不足、特に未熟練作業者にあっては、一方のボルト104をほぼ完全に締めてから、他方のボルト106を締めることがある。一方のボルト104を締め付けるときに、ほぼ完全に締める時点で摩擦力により筐体脚101がボルト104に連れて回る。
結果、筐体脚101が回転するように旋回する。旋回する筐体脚101が他方のボルト106のねじ部108を痛めることがある。ねじ部108が傷むと他方のボルト106における締め付け不良が発生する。
加えて、ねじ部108は見えにくいところにあるため、締め付け不良が発見され難く、貯湯装置の信頼性の低下を招く。
信頼性の維持が求められる中、未熟練作業者であっても、締め付け不良が発生しにくい構造が望まれる。
特開2011−2144号公報
本発明は、貯湯装置のタンク脚と筐体脚とを連結ボルトで連結するに当たり、締め付け不良が発生する心配のない構造を提供することを課題とする。
請求項1に係る発明は、タンク脚が備えられ湯を貯える貯湯タンクと、この貯湯タンクを収納する筐体と、この筐体の底板から下方へ延びて前記筐体及び前記貯湯タンクを支える筐体脚と、この筐体脚と前記タンク脚とを連結する連結ボルトと、を備えている貯湯装置において、
前記タンク脚は、前記筐体の底板に載る底部を有し、この底部は、前記連結ボルトを通すボルト穴を複数個備え、
前記筐体の底板は、前記連結ボルトを通す筐体側通孔を有し、
前記筐体脚は、前記筐体の底板の下面に当接すると共に前記連結ボルトを通す脚側通孔を有する受け部と、この受け部から下方へ延びる脚柱部と、この脚柱部の下部に設けられ設置面に当接する脚底部とを有すると共に別部材であって前記受け部の下方へ差し込まれるプレートとを有し、
前記脚柱部は、前記プレートが出し入れできるように、一対の側壁とこれらの奥端を繋ぐ奥壁とで構成され、
前記プレートは、前記連結ボルトを右回転によりねじ込むことができる複数個の雌ねじ部を有し、
前記受け部又は前記奥壁に、前記プレートの差し込み距離を規定するストッパを有し、
前記一対の側壁を、前記プレートから見て左の側壁及び右の側壁と呼ぶときに、
前記ストッパは、前記プレートの左右方向の中心線よりも前記左の側壁寄りの部位に設けられており、
前記ストッパは、複数個の前記雌ねじ部のうち前記左の側壁に最も近い前記雌ねじ部の中心よりも前記左の側壁寄りの部位に設けられていることを特徴とする。
請求項に係る発明は、タンク脚が備えられ湯を貯える貯湯タンクと、この貯湯タンクを収納する筐体と、この筐体の底板から下方へ延びて前記筐体及び前記貯湯タンクを支える筐体脚と、この筐体脚と前記タンク脚とを連結する連結ボルトと、を備えている貯湯装置において、
前記タンク脚は、前記筐体の底板に載る底部を有し、この底部は、前記連結ボルトを通すボルト穴を複数個備え、
前記筐体の底板は、前記連結ボルトを通す筐体側通孔を有し、
前記筐体脚は、前記筐体の底板の下面に当接すると共に前記連結ボルトを通す脚側通孔を有する受け部と、この受け部から下方へ延びる脚柱部と、この脚柱部の下部に設けられ設置面に当接する脚底部とを有すると共に別部材であって前記受け部の下方へ差し込まれるプレートとを有し、
前記脚柱部は、前記プレートが出し入れできるように、一対の側壁とこれらの奥端を繋ぐ奥壁とで構成され、
前記プレートは、前記連結ボルトを右回転によりねじ込むことができる複数個の雌ねじ部を有し、
前記受け部は、折り線を介して左の前記側壁に繋がっている左片と、折り線を介して右の前記側壁に繋がっている右片とを含み、前記折り線で折られた状態で、前記左片と前記右片との間に所定幅のスリットが確保されており、
前記プレートは、前記スリットに嵌る2個以上のプレート旋回防止用のダボを備えていることを特徴とする。
請求項1に係る発明では、受け部又は奥壁に、プレートの差し込み距離を規定するストッパを有し、一対の側壁を、プレートから見て左の側壁及び右の側壁と呼ぶときに、ストッパは、プレートの左右方向の中心線よりも左の側壁寄りの部位に設けられている。
ボルトを締め付けるとプレートは右回りに旋回し始める。この旋回によって、プレートは左の側壁とストッパとに当たる。当たるとそれ以上の旋回が抑制される。ストッパがプレートの左右方向の中心線よりも左の側壁寄りの部位に設けられているため、旋回角度は小さくなり、締め付け不良の発生を防止することができる。
加えて、請求項に係る発明では、ストッパは、複数個の雌ねじ部のうち左の側壁に最も近い雌ねじ部の中心よりも左の側壁寄りの部位に設けられている。ストッパが左の側壁に最も近い雌ねじ部の中心よりも左の側壁寄りの部位に設けられているため、旋回角度がより小さくなり、締め付け不良の発生をより効果的に防止することができる。
請求項に係る発明では、受け部は、折り線を介して左の側壁に繋がっている左片と、折り線を介して右の側壁に繋がっている右片とを含み、折り線で折られた状態で、左片と右片との間に所定幅のスリットが確保されており、プレートは、スリットに嵌る2個以上のプレート旋回防止用のダボを備えている。
プレート旋回防止用のダボが、左片と右辺との間のスリットに嵌るため、プレートの旋回が抑制され、締め付け不良の発生を防止することができる。
本発明に係る貯湯装置の断面図である。 図1の2部拡大図である。 筐体脚の展開図である。 筐体脚の平面図である。 筐体脚の正面図である。 プレートの平面図及び断面図である。 誤差し込み防止用のダボの作用図である。 ストッパの作用説明図である。 変更例を説明する図である。 従来の筐体脚の断面図である。
本発明の実施の形態を添付図に基づいて以下に説明する。なお、図面は符号の向きに見るものとする。
図1に示すように、貯湯装置10は、タンク脚11を有する縦長の貯湯タンク12と、この貯湯タンク12を収納する筐体13と、この筐体13の底板14から下方へ延びて筐体13及び貯湯タンク12を支える筐体脚30と、この筐体脚30とタンク脚11とを連結する連結ボルト16とを備えている。給水管17で水を貯湯タンク12に供給し、出湯管18で湯を貯湯タンク12から取り出すことができる。
図2に示すように、タンク脚11の底部19は、筐体13の底板14に載っている。また、筐体13の底板14は、筐体脚30の上部を構成する受け部31に載っている。受け部31の下に矩形のプレート50が差し込まれている。プレート50は雌ねじ部55を有する。例えば、受け部31の板厚は2〜3mmであり、プレート50の板厚は4〜5mmであって、プレート50は、受け部31に比較して格段に厚い。すなわち、受け部31は、プレート50に比較して格段に薄い。
筐体13の底板14には、筐体側通孔15が設けられている。
連結ボルト16は、上から下向きにタンク脚11の底部19に設けられた第1〜第3ボルト穴22〜24の一つを通過し、その下の筐体側通孔15及び脚側通孔34を通過し、雌ねじ部55にねじ込まれている。
結果、底板14を挟んで、筐体脚30とタンク脚11が連結される。
以下、筐体脚30とタンク脚11につき詳しく説明する。
図3(a)に示すように、筐体脚30の要部は、ブランク材32から打ち抜き形成される。
横に延びる谷折り線(線が谷底になるよう折る線。)33より上で、受け部31が形成される。受け部31は、中央片31aと、左片31bと、右片31cとからなる。中央片31aと、左片31bと、右片31cには、各々脚側通孔34が打ち抜き形成されている。脚側通孔34は長孔である。そして、受け部31は谷折り線33により、図面おもて側に折り曲げられる。
横に延びる谷折り線33より下で、脚柱部35が形成される。脚柱部35は、縦に延びる谷折り線36、37、38、39で谷折りされる。谷折り線37と谷折り線38とで奥壁41が形成され、谷折り線36と谷折り線37とで左の側壁42L(Lは左を示す添え字。以下同)が形成され、谷折り線36で左の折曲部43Lが形成され、谷折り線38と谷折り線39とで右の側壁42R(Rは右を示す添え字。以下同じ)が形成され、谷折り線39で右の折曲部43Rが形成される。
そして、中央片31aの谷折り線37に寄った部位に、ストッパ45を設ける。
好ましくは、左右の側壁42L、42Rに受け突起44、44を形成する。
図3(b)に示すように、受け突起44は、パンチとダイで形成されるダボである。ただし、受け突起44は短いピンを側壁42L、42Rに溶接又はねじ込んでもよい。
図3(c)に示すように、ストッパ45は、パンチとダイで形成されるダボである。ただし、ストッパ45は短いピンを中央片31aに溶接又はねじ込んでもよい。
ダボであれば短いピンを準備して接合する作業が省ける。部品点数の削減が図れ、部品(ピン)を紛失する心配は無くなる。なお、ストッパ45は、奥壁41に設けてもよい。
図4に示すように、折り曲げ形成された角筒状の脚柱部35は、中央片31aと、左片31bと、右片31cとからなる受け部31を一体的に備えている。受け部31は、3個の脚側通孔34を有している。
このような脚柱部35に、側壁42L、42Rに沿って延びる脚底部46を取付ける。
図5に示すように、脚底部46は設置面47に載る部材である。そして、コ字状に曲げ形成された脚底部46は角筒状の脚柱部35の下部に嵌められ、その後に、脚底部46と脚柱部35とは、スポット溶接やかしめ法で連結され一体化される。この連結法は、リベットやボルトナットでもよく、任意である。
中央片(図4、符号31a)に、下へ延びるストッパ45を有し、側壁42L、42Rに水平に張り出す受け突起44、44を有する。受け突起44の上端レベルは、折曲部43L、43Rの上端レベルと同じに設定されている。
図6(a)に示すように、プレート50は、互いに直交する4つの辺51、52、53、54で構成される正方形又は長方形の平板である。プレート50は、連結ボルト16をねじ込むことができる3個の雌ねじ部55を有している。3個の雌ねじ部55、55、55は正三角形の頂点に配置される。
便宜上、辺51、53の中点を通り且つ1つの雌ねじ部55を通る線を、板中心線56と呼ぶ。
好ましくは、空いている部位に、誤差し込み防止用のダボ57、57、57を設ける。
なお、プレート50のセンター位置と3個の雌ねじ部55、55、55からなる正三角形のセンター位置とが、略重なっている。正方形で且つセンター位置が重なっていれば、プレート50を正面向きに差し込んでも、横向きに差し込んでも同一のセンター位置になるため、タンク脚(図1、符号11)の第1〜第3ボルト穴(図2、符号22〜24)で形成する正三角形のセンター位置と重なり、タンク脚11の共通化が可能となる。
図6(b)は、図6(a)のb−b線断面図である。
図6(b)において、雌ねじ部55は、上から下へねじ切りされたものであり、不可避的に下面から下方へ張り出すバリ55bが残る。バリ55bを除去するバリ取り加工が望まれるが、バリ55bが軽微であれば、バリ取り加工を省くことがあり、この場合には、バリ55bは残ったままとなる。
ダボ57、57、57は、バリ55b側に凸になるように設けられ、例えばパンチとダイで形成される。ダボ57は、小ピースをプレート50の下面に溶接してもよく、ダボ57の形成方法は任意である。
図7に基づいて、プレート50の差し込み手順を説明する。
図7(a)にて、受け部31と受け突起44との間隔D1は、プレート50の板厚Tより僅かに大きい。受け部31と折曲部43Rとの間隔D2は、間隔D1とほぼ同じであって、プレート50の板厚Tより僅かに大きい。
図7(b)に示すプレート50は誤差し込み防止用のダボ57が下に向いており、プレート50は、矢印(1)(正しくは、矢印は図面おもてから裏へ延びる。)のように、間隔D1、D2へ差し込むことができる。矢印に○を付した。バリ55bは下面に存在するため、実害はない。
一方、図7(c)に示すプレート50は誤差し込み防止用のダボ57が上に向いており、バリ55bは上面に存在する。仮に、この向きでプレート50を受け部31に当てると、バリ55bが噛み込み、受け部31にプレート50が密着しないという不具合が起こる。
しかし、本実施例では、誤差し込み防止用のダボ57を備えており、プレート50は、矢印(2)のように、差し込もうとすると、ダボ57が受け部31に当たるため、差し込むことができない。よって、プレート50の誤差し込みが防止され、結果としてプレート50を確実に受け部31に密着させることができる。
ダボ57は1個でも差し支えないが、本例では3個設けた。ダボ57を上に向けた状態で、図6(a)において、辺51を先頭にして差し込もうとすると、辺51近傍のダボ57、57が受け部31に当たる。辺52を差し込もうとすると、辺52近傍のダボ57が受け部31に当たる。辺53を差し込もうとすると、辺53近傍のダボ57が受け部31に当たる。辺54を差し込もうとすると、辺54近傍のダボ57が受け部31に当たる。すなわち、プレート50は僅かしか差し込まれない。殆ど差し込まれないため、誤差し込みが確実に防止される。
次にストッパ45の作用を、図8に基づいて説明する。
図8(a)に示すように、折曲部43L、43Rの外面からストッパ45までの距離D3は、プレート50の辺52の長さとほぼ同じに設定しておく。
プレート50の板中心線56が側壁42L、42Rと平行になる向きで且つ辺51を先頭にしてプレート50を差し込む。この差し込みの際に、左右の折曲部43L、43R上を滑らせるようにし、且つ途中から左右の受け突起44、44上を滑らせるようにしてもよい。辺51がストッパ45に当たると差し込み作業は終了する。プレート50は、4箇所(左右の折曲部43L、43R及び左右の受け突起44、44)で支持されるため、落下する心配はない。
図8(b)に示すように、脚側通孔34、34、34を通して雌ねじ部55、55、55が見える。
図8(c)に示すように、一対の側壁42L、42Rを、プレート50から見て左の側壁42L及び右の側壁42Rと呼ぶときに、ストッパ45は、複数個(この例では3個)の雌ねじ部55のうち左の側壁42Lに最も近い雌ねじ部55の中心55cよりも左の側壁42L寄りの部位に設けられている。厳密には、ストッパ45の中心45cは、左の側壁42Lに最も近い雌ねじ部55の中心55cよりもγだけ左の側壁42L寄りの部位に設けられている。
連結ボルト16を締め付けるとプレート50は右回りに旋回が開始される。この旋回によって、プレート50は左の側壁42Lに当たると共にストッパ45とに当たる。当たるとそれ以上の旋回が抑制される。ストッパ45が左の側壁42L寄りの部位に設けられているため、旋回角度βは小さくなり、締め付け不良の発生を防止することができる。
また、旋回角度βを小さく規制することができるので、プレート50の旋回範囲を考慮して、脚側通孔34、34、34に対してプレート50の雌ねじ部55、55、55が適正な位置となるようにすることが容易となる。
なお、ストッパ45は、プレート50の左右方向の中心線56よりも左の側壁42L寄りの部位に設けることで、ストッパ45がプレート50の中心線56よりも右の側壁42R寄りの部位に設けられるよりも、旋回角度βを小さくすることができる。
次に、本発明の変更例を、図9に基づいて説明する。
図9(a)に示すように、脚柱部35において、折り線で折られた状態で、左片31bと右片31cとの間に所定幅αのスリット62が確保されている。併せて、プレート50は、スリット62に嵌る2個以上のプレート旋回防止用のダボ63を備えている。プレート旋回防止用のダボ63の外径は、スリット62の幅αより若干小さく設定される。
図9(b)に示すように、プレート旋回防止用のダボ63は、プレート50の上面から上方に膨出するように、パンチとダイで形成されるダボである。ただし、ダボ63は、短いピンをプレート50に溶接又はねじ込んでもよい。好ましくは、プレート50の下面に誤差し込み防止用のダボ57を残し、このダボ57でプレート50の誤挿入を防止するようにする。
図9(c)に示すように、スリット62に2個以上のダボ63が嵌るようにして、中央片31a、左片31b及び右辺31cの下にプレート50を挿入する。
連結ボルト16を締めると、プレート50が右旋回を開始するが、プレート旋回防止用のダボ63が、左片31bと右辺31cとの間のスリット62に嵌っているため、プレート50の旋回が抑制され、締め付け不良の発生を防止することができる。
なお、この変更例においても、好ましくは、プレート50の差し込み距離を規定するストッパ45を中央片31aに付設する。ただし、ストッパ45の設置は、左の側壁42Lに寄った位置、右の側壁42Lに寄った位置、左右の側壁42L、42Rの中間位置の何れでもよい。
これらの配置位置のうち、ストッパ45を左の側壁42に寄った位置に設けると、図8(c)で説明したように、ストッパ45でもプレート50の旋回防止作用が発揮される。ストッパ45とダボ63との相乗効果で、より好ましくプレート50の旋回防止を図ることができる。
尚、プレート50は、正方形板の他、長方形板、隅を斜辺とした八角形板であってもよく、雌ねじ部55を有する板であれば、形状は適宜変更してもよい。
本発明は、筐体脚を有する筐体に、貯湯タンクを収納した形態の貯湯装置に好適である。
10…貯湯装置、11…タンク脚、12…貯湯タンク、13…筐体、14…筐体の底板、15…筐体側通孔、16…連結ボルト、19…タンク脚の底部、22〜24…ボルト穴、30…筐体脚、31…受け部、31b…左片、31c…右辺、33…谷折り線、34…筐体側通孔、35…脚柱部、41…奥壁、42L…左の側壁、42R…右の側壁、45…ストッパ、45c…ストッパの中心、46…脚底部、47…設置面、50…プレート、55…雌ねじ部、55c…雌ねじ部の中心、56…プレートの左右方向の中心線、62…スリット、63…プレート旋回防止用のダボ。

Claims (2)

  1. タンク脚が備えられ湯を貯える貯湯タンクと、この貯湯タンクを収納する筐体と、この筐体の底板から下方へ延びて前記筐体及び前記貯湯タンクを支える筐体脚と、この筐体脚と前記タンク脚とを連結する連結ボルトと、を備えている貯湯装置において、
    前記タンク脚は、前記筐体の底板に載る底部を有し、この底部は、前記連結ボルトを通すボルト穴を複数個備え、
    前記筐体の底板は、前記連結ボルトを通す筐体側通孔を有し、
    前記筐体脚は、前記筐体の底板の下面に当接すると共に前記連結ボルトを通す脚側通孔を有する受け部と、この受け部から下方へ延びる脚柱部と、この脚柱部の下部に設けられ設置面に当接する脚底部とを有すると共に別部材であって前記受け部の下方へ差し込まれるプレートとを有し、
    前記脚柱部は、前記プレートが出し入れできるように、一対の側壁とこれらの奥端を繋ぐ奥壁とで構成され、
    前記プレートは、前記連結ボルトを右回転によりねじ込むことができる複数個の雌ねじ部を有し、
    前記受け部又は前記奥壁に、前記プレートの差し込み距離を規定するストッパを有し、
    前記一対の側壁を、前記プレートから見て左の側壁及び右の側壁と呼ぶときに、
    前記ストッパは、前記プレートの左右方向の中心線よりも前記左の側壁寄りの部位に設けられており、
    前記ストッパは、複数個の前記雌ねじ部のうち前記左の側壁に最も近い前記雌ねじ部の中心よりも前記左の側壁寄りの部位に設けられていることを特徴とする貯湯装置。
  2. タンク脚が備えられ湯を貯える貯湯タンクと、この貯湯タンクを収納する筐体と、この筐体の底板から下方へ延びて前記筐体及び前記貯湯タンクを支える筐体脚と、この筐体脚と前記タンク脚とを連結する連結ボルトと、を備えている貯湯装置において、
    前記タンク脚は、前記筐体の底板に載る底部を有し、この底部は、前記連結ボルトを通すボルト穴を複数個備え、
    前記筐体の底板は、前記連結ボルトを通す筐体側通孔を有し、
    前記筐体脚は、前記筐体の底板の下面に当接すると共に前記連結ボルトを通す脚側通孔を有する受け部と、この受け部から下方へ延びる脚柱部と、この脚柱部の下部に設けられ設置面に当接する脚底部とを有すると共に別部材であって前記受け部の下方へ差し込まれるプレートとを有し、
    前記脚柱部は、前記プレートが出し入れできるように、一対の側壁とこれらの奥端を繋ぐ奥壁とで構成され、
    前記プレートは、前記連結ボルトを右回転によりねじ込むことができる複数個の雌ねじ部を有し、
    前記受け部は、折り線を介して左の前記側壁に繋がっている左片と、折り線を介して右の前記側壁に繋がっている右片とを含み、前記折り線で折られた状態で、前記左片と前記右片との間に所定幅のスリットが確保されており、
    前記プレートは、前記スリットに嵌る2個以上のプレート旋回防止用のダボを備えていることを特徴とする貯湯装置。
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