JP6738798B2 - ワンショット回路と自動試験装置 - Google Patents

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Description

この明細書は、一般的にワンショット回路に関する。
一般的には、ワンショット回路は、入力信号の立ち上がりエッジに応じて制御長の出力パルスを生成する回路を含む。ワンショット回路は、在来、ANDゲートを使用して作成されてきた。ANDゲートを使用して作成されるワンショット回路は欠点を含むと想定される。たとえば、入力パルス幅が公称出力パルス幅を下回った場合、出力パルス幅が一定を保つよりむしろ入力パルス幅に追随することがある。また、入力パルスに先行するダウン用パルスが公称出力パルス幅より短い場合、出力パルス先端が移動することがあり、且つその幅がダウン用パルス幅に追随することがある。
例示ワンショット回路は、次の要素を含み得る:入力信号の立ち上がりエッジに応じて制御長の出力パルスを生成するセット−リセット(SR)ラッチ(ここでSRラッチは、第1回路入力及び第2回路入力を含む)を含む回路;信号を第1回路入力に与える回路パス;及びこの回路パス及び第2回路入力に接続される遅延素子。この例示ワンショット回路は、以下の特徴の一以上を、単独又はそれらの組み合わせとして、含み得る。
第1回路入力はセット(S)入力とし、第2回路入力はリセット(R)入力とすることができ、且つワンショット回路は正の出力パルスを生成するように構成することができる。第1回路入力はリセット(R)入力とし、第2回路入力はセット(S)入力とすることができ、且つワンショット回路は負の出力パルスを生成するように構成することができる。
遅延要素を調整して調整可能遅延を作成することができる。遅延要素は、一以上の直列非反転遅延バッファ、偶数個の直列インバータ、一以上の非反転遅延バッファと偶数個のインバータの直列結合、又はそれらの組み合わせを含み得る。
第1回路入力はセット(S)入力Snとし、第2回路入力はリセット(R)入力Rnとすることができ、且つワンショット回路は正の出力パルス(Q)Qnを生成するように構成することができる。ここでQnはSRラッチの出力であり、Qn−1はQnの最終状態であり、且つQb,n−1はQnの最終状態の反転状態である。SRラッチは、次の真理値表に従って動作し得る。
Figure 0006738798
SRラッチは、以下を含み得る:第1入力、第2入力、選択入力、及び回路出力を含むマルチプレクサ(ここでは選択入力の値により回路出力が第1入力であるか又は第2入力であるか決定される);及び第3入力、第4入力、及び中間出力を含むラッチ(ここでは第1入力及び第3入力は同一第1信号を受けるように構成され、第2入力は第2信号を受けるように構成され、第4入力は第2信号の反転信号を受けるように構成され、且つ中間出力は選択入力に接続される)。第3入力はセット(S)SRラッチ入力とし、且つ第4入力はリセット(R)SRラッチ入力とすることができる。中間出力はYnとすることができる。ここでYn−1はYnの最終状態であり、且つ中間出力を与えるラッチは、次の真理値表に従って動作し得る。
Figure 0006738798
SRラッチは以下を含み得る:第1入力、第2入力、第3出力、及び回路出力を含むラッチ;及び第4入力、第5入力、及び中間出力を含むラッチ(ここで第1入力及び第4入力は同一第1信号を受けるように構成され、第2入力及び第5入力は同一第2信号を受けるように構成され、且つ中間出力は第3入力に接続される)。第1入力はセット(S)SRラッチ入力とし、且つ第2入力はリセット(R)SRラッチ入力とすることができる。中間出力はYnとし、Yb,nはYnの反転とすることができる。回路出力を与えるラッチは、次の真理値表に従って動作し得る。
Figure 0006738798
中間出力を与えるラッチは、次の真理値表に従って動作し得る。
Figure 0006738798
回路は以下を含み得る:第1入力、第2入力、及び第1出力を含む第1ラッチ;第3入力、第4入力、及び第2出力を含む第2ラッチ(第4入力は反転入力である);及び第5入力、第6入力、第7入力、第8入力、及び第3出力を含む第3ラッチ。第1入力、第3入力、及び第6入力は連結されて第1回路入力を含む第1信号を受けることができる;第2入力、第4入力、及び第7入力は連結されて第2回路入力を含む第2信号を受けることができる;第1出力は第5入力に接続され得る;且つ、第2出力は第8入力に接続され得る。
第1信号はSnとし、第1信号の直前信号はSn−1とし、第2信号はRnとし、第2信号の直前信号はRn−1とし、第3出力はQnとし、且つ第3出力の直前出力はQn−1とすることができる。SRラッチは、次の真理値表に従って動作し得る。
Figure 0006738798
例示自動試験デバイス(ATE)は以下を含み得る:被試験デバイス(DUT)に送られるテストパターンを生成するパターン発生器;タテストパターンを受け取り、テストパターンに基づいてDUTに送られる信号のためのタイミングを発生するタイミング発生器;及びDUTとの間で信号を送受するピンエレクトロニクス。タイミング発生器は、入力信号の立ち上がりエッジに応じて制御長の出力パルスを生成するワンショット回路を含み得る。ワンショット回路は、以下を含み得る:セット−リセット(SR)ラッチを含む回路(この回路は第1回路入力及び第2回路入力を含む);信号を第1回路入力に与える回路パス;及び回路パス及び第2回路入力に接続される遅延要素。
SRラッチは以下を含み得る:第1入力、第2入力、選択入力、及び回路入力を含むマルチプレクサ(ここでは、選択入力の値により、回路出力が第1入力又は第2入力のいずれであるか決定される);及び第3入力、第4入力、及び中間出力を含むラッチ(ここでは第1入力及び第3入力は同一第1信号を受けるように構成され、第2入力は第2信号を受けるように構成され、第4入力は第2信号の反転信号を受けるように構成され、且つ中間出力は選択入力に接続される)。第3入力は第1回路入力とし、且つ第4入力は第2回路入力とすることができる。
SRラッチは以下を含み得る:第1入力、第2入力、及び第1出力を含む第1ラッチ;第3入力、第4入力、及び第2入力を含む第2ラッチ(第4入力は反転入力である);並びに第5入力、第6入力、第7入力、第8入力、及び第3出力を含む第3ラッチ;ここでは、第1入力、第3出力、及び第6入力は連結されて第1回路入力を含む第1信号を受ける;ここでは、第2入力、第4入力、及び第7入力は連結された第2回路入力を含む第2信号を受ける;ここでは、第1出力は第5入力に接続される;且つ、ここでは第2出力は第8入力に接続される。
SRラッチは以下を含み得る:第1入力、第2入力、第3入力、及び回路出力を含むラッチ(ここでは、少なくとも1つの例において第3入力の値により回路出力が第1入力又は第2入力のいずれであるか決定される);及び第4入力、第5入力、及び中間出力を含むラッチ(ここでは、第1入力及び第4入力は同一第1信号を受けるように構成され、第2入力及び第5入力は同一第2信号を受けるように構成され、且つ中間出力は第3入力に接続される)。第4入力は第1回路入力とし、且つ第5入力は第2回路入力とすることができる。
この要約部を含むこの明細書において記述される特徴の2つ以上を組み合わせて本出願において特に記述されていない実現を形成することができる。
本出願において記述される試験システム及び試験技術、又はそれらの一部は、持続性機械読み取り可能記憶媒体に格納され、本出願において記述される動作を制御する(たとえば、調整する)ために一以上の処理装置上で実行され得る一以上の命令を含むコンピュータプログラム製品として実現されるか/それにより制御され得る。本出願において記述される試験システム及び技術、又はその一部は、一以上の処理装置及び種々の動作を行うために実行できる命令を格納するメモリを含み得る装置、方法、又は電子システムとして実現され得る。
一以上の実現の詳細について以下の添付図面及び明細書において明らかにする。その他の特徴及び利点は、明細書及び図面から、且つ請求項から明らかとなるであろう。
例示ワンショット回路のブロックダイアグラム及び例示ワンショット回路の例示動作を示すタイミングダイアグラムである。 図1の例示ワンショット回路に含まれ得る例示ラッチ回路のブロックダイアグラムである。 図1の例示ワンショット回路に含まれ得る例示ラッチ回路のブロックダイアグラムである。 図1の例示ワンショット回路に含まれ得る例示ラッチ回路のブロックダイアグラムである。 図1の例示ワンショット回路を使用し得る自動試験装置の例示構成要素のブロックダイアグラムである。 図1の例示ワンショット回路を使用し得る自動試験装置の例示構成要素のブロックダイアグラムである。
種々の図面における同様な参照番号は、同様な要素を指示する。
本出願においては、入力信号の立ち上がりエッジに応じて制御長の出力パルスを生成する回路を含む例示ワンショット回路について記述する。本出願において記述する例示ワンショット回路は、遅延素子及びセット(S)−リセット(R)ラッチを含む回路を使用して実現することができる。一般的に、SRラッチは、制御信号から独立して動作し、且つS及びR入力の状態に依存して出力Qを生成する非同期装置である。
図1は、S(セット)及びR(リセット)入力パルスに応答するSRラッチを含む例示ワンショット回路100を示す。たとえば、この例では、出力状態は、S又はR上の最終入力立ち上がりエッジのみにより決定される。図1に示すように、ワンショット回路100は、入力信号の立ち上がりエッジに応じて制御長の出力パルスを生成するSRラッチ101を含む回路を含む。この例では、SRラッチ101は、第1回路入力(たとえば、S)104及び第2回路入力(たとえば、R=S’)105を含む。回路パス106は、第1回路入力104及び遅延要素107に接続している。遅延要素107は、図1に示すように、回路パス106と第2回路入力105に(たとえばそれらの間に)接続される。図1の例示構成においては、このワンショット回路は、入力信号の立ち上がりエッジに応じて制御長の正の出力パルスを生成する。いくつかの実現においては、S及びR入力を切り換えて入力信号の立ち上がりエッジに応じて制御長の負の出力パルスを生成することができる。
SRラッチ101を実現するために使用し得る回路の例を図2、3、及び4に示し、且つ以下においてさらに詳しく説明する。
いくつかの実現においては、ワンショット回路100の動作中、実際のS及びRパルスの形状が変化し、ときに部分的に重なることがある。そして図1のタイミングダイアグラムに示されているワンショットの動きが見られることがある。この例では、公称ワンショット出力パルス幅が“T”として定義されている。時間Tは、S’の発生のための遅延要素107の遅延に等しい。この例示実現では、S1出力(Q)波形111が正しいパルス幅Tを示し、且つ入力パルスS 112及びS’(又はR)113の幅に関係なくSの入力立ち上がりエッジに対して同じ量だけ遅延される。したがって、矢印114により示すようにSがハイであるときにS1の変化がS’の立ち上がりエッジに続く。
本出願において記述されている例示ワンショット回路の場合、SRラッチは、S及びRが同時にハイとなることを可能にする。たとえばS及びRパルスが部分的に重なることがある。このようなオーバーラップ状態の間、出力は不確定となるか又は規定状態を取るよりむしろ、出力は、最終確認入力に従う。たとえば、Rの後にSが到来した場合、ラッチはセットする。又はSの後にRが到来した場合、ラッチはそれリセットする。したがって、SRラッチは、以下の真理値表に従って動作する。ここで“Qn−1”は最終状態を保持することを意味し、且つ“Qb,n−1”は、最終状態の反転状態を保持することを意味する。
Figure 0006738798
その結果のSRラッチの動きは、S及びRパルスが部分的に重なっていても、S又はR上の最終立ち上がり入力エッジがS上である場合、ハイであるQ出力として記述され得る一方、最終立ち上がり入力エッジがR上である場合には、Qはローである。この一般的に望ましい動きをS及びRパルスが全面的に重なる場合に拡張することが可能である。たとえば、SパルスがRパルスを囲んでいるか、又はその反対の場合である。本出願において記述するワンショットでは、かかる囲繞状態は発生しないので、このような囲繞状態のSRラッチの動きは許容される。以下において8行の真理値表で記述される例示SRラッチの1つは、囲繞状態のときに先に言及した動きを示す。たとえば、どのような部分的重なり又はどのような囲繞状態においてもSRラッチ出力は、常に、S又はR上の最終入力立ち上がりエッジにより定義される。
図1の例では、遅延要素107は、調整可能な遅延を生成するために調整可能とすることができる。これは、出力波形の位置の対応する調整をもたらす。遅延要素107は、任意の適切な回路を使用して実現し得る。一部の実現においては、遅延要素107は以下を含み得る:一以上の直列非反転遅延バッファ、偶数個の直列インバータ、一以上の非反転遅延バッファと偶数個のインバータとの直列結合、又は回路要素のその他の組み合わせ。
図2は、SRラッチ101を実現するために使用することができる回路200の例を示す。この例は、2つのラッチ、Yラッチ201及びQラッチ202を含んでいる。Qラッチ202は、第1入力(S)204,第2入力(R)205、第3入力(Y)206、及び回路出力(Q)207を含んでいる。以下に示すように、少なくとも1つの例において、Y206の値によりQ出力207がS又はRのいずれの値であるか決定される。Yラッチ201は、第4入力(S)210,第5入力(R)211、及び中間出力(Y)206を含んでいる。図2に示すように、Qラッチ202の第1入力204及びYラッチ201の第4入力210は、同一信号(S)を受け取るように構成されている;且つ、Qラッチ202の第2入力205及びYラッチ201の第5入力211は、同一信号(R)を受け取るように構成されている;且つ、Yラッチ206(Y)の中間出力は、Qラッチ202の第3入力206に接続されている(したがって同一電気信号である)。
図2の例では、S入力はSn、R入力はRn、中間出力はYn、中間出力の反転出力はYb,n、回路出力はQn、そして直前回路出力はQn−1である。この例では、Yラッチ201は、次の真理値表に従って動作する。
Figure 0006738798
Qラッチは、次の真理値表に従って動作する。
Figure 0006738798
したがって、Yラッチ201は“11”なるSR入力に対して回路状態を保ち、且つQラッチ202は入力としてYラッチ出力を取り、且つSRが“11”であるときそれを反転する。
上記の2つの表では、Yn及びQnは、最終行、たとえばSnとRnが両方とも1である場合を除き、同様にSn及びRnに依存する。(Sn,Rn)状態11は、01又は10に等しい(Sn−1,Rn−1)のみから到達され得る。そしてこれらの両方の状態のとき、2つの表からYn−1=Qn−1であることが分かる。YnとQnは等しくないが、しかしYn−1とQn−1は、(Rn,Sn)=11であれば、等しいことに注意せよ。したがって、上記最終表の最下行右欄について次の等式が得られる:Yb,n=Yb,n−1(先行表から)、且つYb,n−1=Qb,n−1。これは、ともに次を意味する:Yb,n=Qb,n−1。したがって、Yラッチ及びQラッチを含むSRラッチ全体は、以下の真理値表に従って動作する。
Figure 0006738798
この表は、前述したSRラッチの望ましい動作の表と同じである。したがって、それは、望ましいSRラッチ動作の特定の実現を与える。この種類のSRラッチの詳細実現は、参照により本出願に含まれている米国特許第6,291,981号明細書において記述されている。
一部の実施においては、SRラッチの出力段におけるメモリ要素の量を低減又は除去できる可能性がある。メモリ量のこの低減は、回路の動作速度を高めることができる。図3は、出力段にラッチよりむしろマルチプレクサを使用するSRラッチ101を実現するために使用できる回路300の例を示す。この例では、回路300は、Yラッチ301及びマルチプレクサ302を含む。マルチプレクサ302は、第1入力(S)304、第2入力(R)305、選択入力(Y)306、及び回路出力(Q)307を含む。選択入力(Y)306の値により回路出力(Q)307が第1入力(S)又は第2入力(R)のいずれであるか決定される。Yラッチ301は、第3入力(S)310、第4入力(R)311、及び中間出力(Y)(これは、選択入力306と同じである)を含む。示されているように、マルチプレクサ302の第1入力304及びYラッチ301の第3入力310は、同一第信号(S)を受け取るように構成される。マルチプレクサ305の第2入力305は第2信号(Rの反転)を受け取るように構成され、Yラッチ301の第4入力311は第2信号(R)の反転信号を受け取るように構成され、且つラッチ401(Y)の中間出力は、マルチプレクサ302の選択入力306に接続される。
図3の例では、S入力はSn、R入力はRn、中間出力はYn、中間出力の反転出力はYb,n、直前中間出力はYn−1、回路出力はQn、そして中間直前回路出力はQn−1である。この例は、Yラッチは、以下の真理値表に従って動作する。
Figure 0006738798
出力Qを有するマルチプレクは、以下の真理値表に従って動作する。
Figure 0006738798
上記2つの表では、Yn及びQnは、(Sn,Rn)=01及び10のときに、同様にSn及びRnに依存する。(Sn,Rn)の状態00及び11は、01又は10に等しい(Sn−1,Rn−1)のみから到達され、且つ両方の状態のときにYn−1=Qn−1であることが2つの真理値表から分かる。同時に、上記の2つの表のうちの最初の表から(Sn,Rn)=00であるとき、Yn=Yn−1であることが分かる。同一入力のとき、上記の2つの表のうちの第2の表は、Qn=Ynを与える。最後の3つの等式を併せて考えると、(Sn,Rn)=00のときにQn=Qn−1であることが分かる。同様に、(Sn,Rn)=11のときにQn=Qb,n−1であることを導き得る。したがって、Yラッチ及びQ出力を有するマルチプレクサを含むSRラッチ全体は、以下の真理値表に従って動作する。
Figure 0006738798
この表も前述したSRラッチの望ましい動作の表と同じである。したがって、それは、望ましいSRラッチ動作の別の実現を与える。この例の回路は、Yラッチにのみメモリを含んでいる。
SRラッチ101の別例の実現は、図4の回路400を含む。回路400は、第1入力(S)402、第2入力(R)403、及び第1出力(Y)404を有する第1Yラッチ401;第3入力(S)406、第4入力(R)407、及び第2出力(X)408(ここで第4入力407は反転R入力である)を有する第2Yラッチ405;及び第5入力(Y)404、第6入力(S)412、第7入力(R)414、第8入力(X)408、及び第3出力(Q)415を有する第3Qラッチ410を含む。第1Yラッチの第1入力402、第2Yラッチの第3入力406、及びQラッチの第6入力412は、連結されてセット(S)信号を受け取る。第1Yラッチの第2入力403、第2Yラッチの第4入力407、及びQラッチの第7入力414は、連結されてリセット(R)信号を受け取る(第2Yラッチの第4入力407は、反転R信号を受け取る)。第1Yラッチの第1出力(Y)404は、Qラッチの第5入力(Y)に接続される。第2Yラッチの第2出力(X)408は、Qラッチの第8入力(X)に接続される。
回路400は、以下の真理値表に従って動作する。ここで第1信号はSn、第1信号の直前信号はSn−1、第2信号はRn、第2信号の直前信号はRn−1、この回路の出力はQn、そして出力の直前出力はQn−1である。
Figure 0006738798
この表は、2つのSRラッチ例の4行真理値表より複雑に見えるが、しかし時間領域におけるその実際の動きは、簡単に説明することができる。すなわち、出力Qは、最終入力の立ち上がりエッジが、それぞれ、S又はR上にあれば、ハイ又はローである。その動きの2つの前出例示ラッチからの相違は、S及びR波形の囲繞状態のときのみであり、これは、前述したわれわれのワンショット使用の場合には問題にならない。このSRラッチの動作の詳細は、参照により本出願に含まれている米国特許出願公開第2013/0260483号明細書に記述されている。
図2〜4は、本出願において記述される例示ワンショット回路を実現するために使用できるSRラッチ回路の例を示している。一部の実現では、本出願において記述されているものとは異なるSRラッチ回路が使用され得る。
最新のCMOS製造プロセスでは、デバイスのばらつきにより引き起こされる意図せざるパルス幅変動が生ずることがあり、それは是正を必要とする。本出願において記述されるようなワンショット回路は、かかる是正を与えることができる。これに関して、本出願において記述される例示ワンショット回路は、任意の適切な技術的環境において使用することができ、且つ1つの技術分野における使用に限定されない。ワンショットの1つの使用例は、自動試験デバイス(ATE)にある。
これに関して、部品を試験するために製造業者は一般的にATE(「試験器」又は「試験システム」とも呼ばれる)を使用する。例示ATE動作では、試験プログラムセット(TPS)中の命令に応じて、ATEは、被試験デバイス(DUT)に加えられる入力信号を自動的に生成し、且つDUTからの出力信号を監視する。ATEは、出力信号を期待される応答と比較して当該DUTに欠陥があるか否か決定する。ATEは、一般的にコンピュータシステム及び試験計器又は対応する機能を有する単一の装置を含む。場合によっては、試験計器は、DUTに電力を供給する。
やはり一般的にATEに含まれているものは、インターフェースである。それは、デバイスインターフェースボード(DIB)の一部である場合もそうでない場合もある。このインターフェースは、ATEと一以上のDUT間に信号を送り出すように構成され得る(たとえば、1つ以上のインターフェースを含む)。一部の実現では、このインターフェースは、一以上のATEと一以上のDUT間に信号を送り出すように構成される。
図5を参照する。半導体デバイスのような被試験デバイス(DUT)501を試験するためのATEシステム500は、試験計器502を含んでいる。試験計器502を制御するために、システム500は、ハードウェア接続504を介して試験計器502とインターフェースする試験コンピュータシステム503を含んでいる。一般的に、コンピュータシステム503は、試験計器502にコマンドを送ってDUT501を試験するためのルーチン及び機能の実行を開始する。かかる試験ルーチンの実行は、試験信号の生成及びDUT501への送出を開始し、且つDUTからの応答を回収し得る。システム500により種々の種類のDUTを試験することができる。たとえば、DUTは、集積回路(IC)チップなどの半導体デバイス(たとえば、メモリチップ、マイクロプロセッサ、アナログ−デジタルコンバーター、デジタル−アナログコンバーター等)とすることができる。
試験信号を与え、且つDUTから応答を回収するために、試験計器502は、DUT501の内部回路とのインターフェースを与える一以上のコネクタピンに接続される。例示を目的として、この例では、半導体デバイス試験計器502は、ハードウェア接続経由でDUT501の1つのコネクタピンに接続される。導体505(たとえば、ケーブル)はピンに接続され、且つ試験信号(たとえば、パラメトリック計測ユニット(“PMU”)試験信号、ピンエレクトロニクス(“PE”)試験信号等)をDUT501の内部回路に送るために使用される。導体505は、半導体デバイス試験計器502により与えられる試験信号に応答する信号の感知も行う。たとえば、電圧信号又は電流信号が試験信号に対する応答としてピンにおいて感知され、且つ導体505経由で分析のための試験計器502に送られ得る。かかるシングルポート試験は、DUT501に含まれる他のピン上でも行われ得る。たとえば、試験計器502は、試験信号を他のピンに供給し、且つ導体(それは、与えられた信号を送り出す)経由で反射されて戻ってくる関連信号を回収し得る。反射された信号を回収することにより、ピンの入力インピーダンスが他のシングルポート試験数量とともに特徴付けられ得る。別の試験シナリオでは、デジタル信号を導体505経由でピンに送り出し、デジタル値をDUT501に格納することができる。格納された後、DUT501にアクセスして格納されたデジタル値を取り出して導体505経由で試験計器502に送り返すことができる。次に取り出されたデジタル値を識別して正しい値がDUT501に格納されたか否か決定することができる。
1ポート測定を行うとともに、半導体デバイス試験計器502により2ポート試験も行うことができる。たとえば、試験信号を導体505経由でピンに注入し、且つ応答信号をDUT501の一以上の他のピンから回収することができる。この応答信号を半導体デバイス試験計器502に与えて利得応答、位相応答、及びその他のスループット測定数量などの数量を決定する。
図6を参照する。信号を送り、DUT(又は複数のDUT)の多数のコネクタピンから試験信号を回収するために、半導体デバイス試験計器502は、多数のピンと通信できるインターフェースカード601を含んでいる。たとえば、インターフェースカード601は、試験信号を、たとえば、32、64、又は128本のピンに送り出し、そして、対応する応答を回収し得る。ピンへの各通信リンクはチャネルと呼ばれる。試験信号を非常に多くのチャネルに与えることにより、多数の試験が同時に行われ得るので試験時間が短縮される。インターフェースカード上に多数のチャネルを設けるとともに、試験計器502に多数のインターフェースカードを実装することにより、チャネルの合計数が増加し、それにより試験時間がさらに短縮される。この例では、2枚の追加インターフェースカード602及び603により多数のインターフェースカードを試験計器502に設け得ることが示されている。
各インターフェースカードは、特定の試験機能を果たすための専用集積回路(IC)チップ(たとえば、特定用途向け集積回路(ASIC))を含んでいる。たとえば、インターフェースカード603は、パラメトリック計測ユニット(“PMU”)試験及びピンエレクトロニクス(PE)試験を行うための一以上のICチップを含んでいる。これらの機能を果たすため、一以上のICチップは、PMU試験を行うための回路を含むPMU段606及びPE試験を行うための回路を含むPE段607を含んでいる。さらに、インターフェースカード601及び602は、それぞれ、PMU及びPE回路を含む一以上のICチップを含んでいる。
一般的にPMU試験は、DC電圧又は電流の信号をDUTに与えて入力及び出力インピーダンス、電流漏洩、及びその他の種類のDC性能特性化などの数量を決定することを含んでいる。PE試験は、AC試験信号又は波形をDUT(たとえばDUT 501)に送ること、及び応答を回収してDUTの性能さらに特性化することを含んでいる。たとえば、PE段は、DUTに格納される2進値のベクトルを表すAC試験信号を(DUTに)送ることができる。これらの2進値が格納された後に、試験計器502からDUTにアクセスして正しい2進値が格納されたか否か決定することができる。デジタル信号は、一般的に急峻な電圧遷移を含んでいるので、PE段の回路は、PMU段の回路に比して高速で動作し得る。
DCとAC両方の試験信号をインターフェースカード601からDUT 501に送るために、伝導配線610が、インターフェースボードとの信号接続を断続するインターフェースボードコネクタ611に接続されている。インターフェースボードコネクタ611は、試験計器502との間の信号送受を可能にする導体612にも接続されている。この例では、導体612は、試験計器502とDUTのピンの間の両方向信号通過のためにインターフェースコネクタ611に接続されている。
この例では、試験計器502は、PMU制御回路614(中でも種々のPMU段の動作を調整する回路);PE制御回路615(中でも種々のPE段の動作を調整する回路);及びネットワーク又はハードウェアワイヤ接続経由で試験コンピュータシステム503と通信するネットワークインターフェース616を含んでいる。試験器501は、この例では、フィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ(“FPGA”)半導体デバイスなどのプログラム可能ハードウェア617も含んでいる。このハードウェアは、試験計器502がDUT 501に応答するようにプログラム可能である。このプログラム可能ハードウェアを使用してテストパターンを生成する一以上のパターン発生器を実現することができる。やはりこのプログラム可能ハードウェアにおいて実現することができるタイミング発生器は、テストパターンを受け取り、そのテストパターンに基づいてDUTに送られる信号のタイミングを生成するように構成される。ピンエレクトロニクスは、タイミング発生器から信号を受け取り、その信号をDUTに送る。これらの回路要素は、プログラム可能ハードウェアにおいて実現するのではなく、全面的又は部分的に、個別回路要素及び/又は特定用途向け集積回路(ASIC)により実現することもできる。
タイミング発生器は、図1〜4を参照して説明した種類のワンショット回路を含み得る。このワンショット回路は、前述したように入力信号の立ち上がりエッジに応じて制御長の出力パルスを生成するように構成され、それにより試験信号のための適切なタイミングを与えることができる。
この明細書は「試験」及び「試験システム」に関する例示実現について説明したが、本出願において記述されたこのワンショット回路並びに関連回路及び方法は、他の適切なシステムにおいて使用可能であり、且つ本出願において記述された試験システム又は例示試験システムに限られない。
本出願において説明されたように行われる試験は、ハードウェア又はハードウェアとソフトウェアの組み合わせを使用して実行することができる。たとえば、本出願において記述されたシステムのような試験システムは、種々の回路部位に配置される種々のコントローラー及び/又は処理装置を含むことができる。中央コンピュータにより種々のコントローラー又は処理装置間の動作を調整することができる。中央コンピュータ、コントローラー、及び処理装置は、種々のソフトウェアルーチンを実行して試験及び較正の制御と調整を行うことができる。
一以上のコンピュータプログラム製品、たとえば、一以上のデータ処理装置(たとえば、プログラム可能処理装置、コンピュータ、複式コンピュータ、及び/又はプログラム論理部品)による実行のために、又はその動作を制御するために一以上の情報担体(一以上の持続性機械読み取り可能媒体など)中に具体的に具現化された一以上のコンピュータプログラムを使用して、少なくとも部分的に試験を制御することができる。
コンピュータプログラムは、コンパイル言語又はインタープリタ型言語を含む任意の形態のプログラム言語を使用して作成することができ、且つそれは、コンピュータ環境における使用に適する独立型プログラム又はモジュール、コンポーネント、サブルーチン、又はその他の単位を含む任意の形態で展開することができる。コンピュータプログラムは、1つのコンピュータ上に又は1つのサイトに配置されるか又は多数のサイトに分散されてネットワークにより相互接続される多数のコンピュータ上に展開して実行することができる。
試験及び較正の全部又は一部の実行に関する動作は、本出願において記述された機能を果たす一以上のコンピュータプログラムを実行する一以上のプログラム可能処理装置により遂行され得る。試験及び較正のすべて又は一部は、特殊用途論理回路、たとえば、FPGA(フィールドプログラマブルゲートアレイ)及び/又はASIC(特定用途向け集積回路)により実行することができる。
コンピュータプログラムの実行に適する処理装置は、例示であるが、汎用と特殊用途両方のマイクロプロセッサ及び任意の種類のデジタルコンピュータによる一以上の処理装置を含む。一般的に、処理装置は、読み出し専用記憶領域又はランダムアクセス記憶領域又は両方からの命令及びデータを受け取る。コンピュータ(サーバを含む)の要素は、命令を実行するための一以上の処理装置及び命令及びデータを格納するための一以上の記憶領域装置を含む。一般的に、コンピュータは、データを格納するための大量PCB(たとえば、磁気ディスク、磁気光学ディスク、又は光ディスク)のような一以上の機械読み取り可能記憶媒体も含むか、又はそれらと動作可能なように結合されてそれらからデータを受け取るか、又はそれらにデータを転送するか、又はその両方を行う。コンピュータプログラム命令及びデータを具現化するために適する機械読み取り可能記憶媒体は、ほんの一例であるが半導体記憶領域デバイス、たとえば、EPROM、EEPROM、及びフラッシュ記憶領域デバイス;磁気ディスク、たとえば、内蔵ハードディスク又はリムーバブルディスク;磁気光ディスク;及びCD−ROM及び DVD−ROMを含むすべての形態の非揮発性記憶領域を含む。
本出願において使用される「電気的接続」は、物理的直接接続、又は介在要素を含むがそれにも関わらず電気信号(無線信号を含む)の被接続要素間の通過を可能にする接続を含み得る。本出願において言及される電気回路を含む「接続」は、別段の言及のない限り、「接続」を修飾するために用語「電気的」が使用されるか否かにかかわらず電気的接続であり、且つ必ずしも物理的直接接続ではない。
本出願において記述された種々の実現の諸要素を組み合わせて上記において特に記載されていない他の要素を形成することができる。本出願において記述された構造から、その動作に悪影響を及ぼすことなく、要素を省略することができる。さらに、種々の別々の要素を組み合わせることにより、本出願において記述された機能を果たす一以上の個別要素を得ることができる。

Claims (12)

  1. ワンショット回路であって、
    入力信号の立ち上がりエッジに応じて制御長の出力パルスを生成するべく、第1回路入力及び第2回路入力、マルチプレクサ、並びにラッチを備えるセット−リセット(SR)ラッチを含む回路であって、前記マルチプレクサは、前記第1回路入力から受信した第1信号と前記第2回路入力から受信した第2信号とに基づく入力を受信する、回路と、
    前記第1信号を前記第1回路入力に与える回路パスと、
    前記回路パス及び前記第2回路入力に接続される遅延要素と
    を含む、ワンショット回路。
  2. 前記第1回路入力はセット(S)入力であり、
    前記第2回路入力はリセット(R)入力であり、
    前記ワンショット回路は、正の出力パルスを生成するように構成される、請求項1に記載のワンショット回路。
  3. 前記第1回路入力はリセット(R)入力であり、
    前記第2回路入力はセット(S)入力であり、
    前記ワンショット回路は、負の出力パルスを生成するように構成される、請求項1に記載のワンショット回路。
  4. 前記遅延要素は、調整可能遅延をもたらすべく調整可能である、請求項1に記載のワンショット回路。
  5. 前記遅延要素は、一以上の直列非反転遅延バッファを含む、請求項1に記載のワンショット回路。
  6. 前記遅延要素は偶数個の直列インバータを含む、請求項1に記載のワンショット回路。
  7. 前記遅延要素は、一以上の非反転遅延バッファと偶数個のインバータとの直列結合を含む、請求項1に記載のワンショット回路。
  8. 前記第1回路入力はセット(S)入力Snであり、
    前記第2回路入力はリセット(R)入力Rnであり、
    前記ワンショット回路は、正の出力パルス(Q)Qnを生成するように構成され、
    Qnが前記SRラッチの出力であり、Qn−1がQnの最終状態であり、Qb,n−1がQnの前記最終状態の反転であり、
    前記SRラッチは、次の真理値表
    Figure 0006738798
    に従って動作する、請求項1に記載のワンショット回路。
  9. 前記マルチプレクサは、第1入力、第2入力、選択入力、及び回路出力を含み、
    前記ラッチは第3入力、第4入力、及び中間出力を含み、
    を含み、
    前記選択入力の値が、前記回路出力が前記第1入力又は前記第2入力のいずれであるかを決定し、
    前記第1入力及び前記第3入力は前記第1信号を受信するように構成され、
    前記第2入力は前記第2信号を受信するように構成され、
    前記第4入力は前記第2信号の反転信号を受信するように構成され、
    前記中間出力は前記選択入力に接続され、
    前記第3入力はセット(S)SRラッチ入力であり、
    前記第4入力はリセット(R)SRラッチ入力である、請求項8に記載のワンショット回路。
  10. 前記中間出力はYnであり、
    Yn−1がYnの最終状態であり、
    前記中間出力を与える前記ラッチが次の真理値表
    Figure 0006738798
    に従って動作する、請求項9に記載のワンショット回路。
  11. 自動試験装置(ATE)であって、
    被試験デバイス(DUT)に送信される試験パターンを生成するためのパターン発生器と、
    前記試験パターンを受信し、前記DUTに送信される信号のためのタイミングを前記試験パターンに基づいて生成するタイミング発生器と、
    前記信号を受信し、前記信号を前記DUTに送信するピンエレクトロニクスと
    を含み、
    前記タイミング発生器は、入力信号の立ち上がりエッジに応じて制御長の出力を生成するワンショット回路を含み、
    前記ワンショット回路は、
    第1回路入力及び第2回路入力、マルチプレクサ、並びにラッチを含むセット−リセット(SR)ラッチを含む回路であって、前記マルチプレクサは、前記第1回路入力から受信した第1信号と前記第2回路入力から受信した第2信号とに基づく入力を受信する、回路と、
    信号を前記第1回路入力に送信する回路パスと、
    前記回路パス及び前記第2回路入力に接続された遅延要素と
    を含む、ATE。
  12. 前記マルチプレクサは、第1入力、第2入力、選択入力、及び回路出力を含み、
    前記ラッチは第3入力、第4入力、及び中間出力を含み、
    前記選択入力の値が、前記回路出力が前記第1入力又は前記第2入力のいずれであるかを決定し、
    前記第1入力及び前記第3入力は前記第1信号を受信するように構成され、
    前記第2入力は前記第2信号を受信するように構成され、
    前記第4入力は前記第2信号の反転信号を受信するように構成され、
    前記中間出力は前記選択入力に接続され、
    前記第3入力は前記第1回路入力であり、
    前記第4入力は前記第2回路入力である、請求項11に記載のATE。
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