JP6737188B2 - 燃料フィルタ装置および燃料供給装置 - Google Patents

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Description

この明細書における開示は、燃料フィルタ装置および燃料供給装置に関する。
特許文献1および特許文献2は、燃料フィルタ装置を開示する。燃料フィルタ装置は、内燃機関などの燃料消費装置に供給される燃料を濾過する。燃料は、低温環境において固形物を生じる成分を含む場合がある。特許文献1は、電気的なヒータの利用を開示している。特許文献2は、燃料消費装置からのリターン燃料の熱の利用を開示している。
特許第4615819号公報 特許第3963009号公報
電気的なヒータは、電力によって活性化される。電気的なヒータは、電力を制御する制御機器を必要とする。リターン燃料の熱は、燃料消費装置の起動初期においては、低い。このため、初期においては、求められる加熱機能を発揮できない場合がある。その一方で、燃料消費装置が温かい状態では、リターン燃料の熱が高すぎる場合がある。
別の観点では、リターン燃料を直接的に導入する場合、プライマリポンプによる燃料の導入が阻害される場合がある。
上述の観点において、または言及されていない他の観点において、燃料フィルタ装置および燃料供給装置にはさらなる改良が求められている。
開示されるひとつの目的は、燃料のワックス成分の生成を抑制する燃料フィルタ装置および燃料供給装置を提供することである。
開示される他のひとつの目的は、電気的なヒータの熱と、リターン燃料の熱とを有利に利用する燃料フィルタ装置および燃料供給装置を提供することである。
ここに開示された燃料フィルタ装置は、燃料を濾過するエレメント(27)を備えるフィルタユニット(20)と、燃料を、電力により加熱する電気ヒータ(40)と、燃料を、燃料消費装置を経由した後のリターン燃料により加熱するリターン燃料ヒータ(50)と、燃料におけるワックス成分の生成と関連する温度に応じて、電気ヒータおよびリターン燃料ヒータを活性化状態または非活性化状態に制御する制御要素(60)とを備え、制御要素は、電気ヒータおよびリターン燃料ヒータの両方を活性化状態に制御する第1モード(M1)、電気ヒータを非活性化状態に制御し、リターン燃料ヒータを活性化状態に制御する第2モード(M2)、および電気ヒータおよびリターン燃料ヒータの両方を非活性化状態に制御する第3モード(M3)を備える。
開示された燃料フィルタ装置によると、電気ヒータとリターン燃料ヒータとの両方が設けられる。制御要素は、第1モードにおいてのみ、電気ヒータを活性化状態に制御する。制御要素は、残る第2モードおよび第3モードにおいて、電気ヒータを非活性化状態に制御する。このため、電力消費が抑制される。その一方で、第1モードでは、リターン燃料の温度が低い場合でも、電気ヒータにより、燃料を加熱することができる。加えて、第3モードでは、リターン燃料ヒータも非活性化状態に制御される。このため、リターン燃料ヒータによる過剰な加熱が回避される。
ここに開示された燃料供給装置は、上記燃料フィルタ装置(5)と、燃料フィルタ装置によって濾過された燃料を燃料消費装置に噴射供給する燃料噴射装置(5)と、燃料フィルタ装置と燃料噴射装置との間に配置され、燃料タンクから燃料を吸い上げるプライマリポンプ(4)とを備える。
この明細書における開示された複数の態様は、それぞれの目的を達成するために、互いに異なる技術的手段を採用する。請求の範囲およびこの項に記載した括弧内の符号は、後述する実施形態の部分との対応関係を例示的に示すものであって、技術的範囲を限定することを意図するものではない。この明細書に開示される目的、特徴、および効果は、後続の詳細な説明、および添付の図面を参照することによってより明確になる。
第1実施形態に係る燃料フィルタ装置の断面図である。 第1実施形態に係る燃料加熱装置を示す断面図である。 第1実施形態に係る燃料加熱装置を示す断面図である。 第1実施形態に係る燃料加熱装置を示す断面図である。 第1実施形態の作動を示す波形図である。 第2実施形態に係る燃料加熱装置を示す断面図である。 第3実施形態に係る燃料加熱装置を示す断面図である。 第4実施形態に係る燃料加熱装置を示す断面図である。 第4実施形態の作動を示す波形図である。
図面を参照しながら、複数の実施形態を説明する。複数の実施形態において、機能的におよび/または構造的に対応する部分および/または関連付けられる部分には同一の参照符号、または百以上の位が異なる参照符号が付される場合がある。対応する部分および/または関連付けられる部分については、他の実施形態の説明を参照することができる。
図1には、燃料フィルタ装置6の断面が図示されている。図中には、併せて、車両に搭載された燃料供給装置1のブロック図が図示されている。燃料供給装置1は、燃料タンク(TK)2から燃料消費装置としての内燃機関(EG)3へ燃料を供給する。内燃機関3の一例は、軽油を燃料とするディーゼルエンジンである。内燃機関3の種類は限定されない。例えば、ガソリン、バイオディーゼル、など多様な炭化水素燃料を利用する内燃機関を適用対象とすることができる。内燃機関3は、機械の動力源として利用される。例えば、内燃機関3は、車両の走行用動力源を提供する。内燃機関3には、燃料供給装置1の一部でもある高圧ポンプと、燃料噴射弁とを含む燃料噴射装置5が設けられている。
燃料供給装置1は、燃料タンク2内の燃料を汲み上げる低圧ポンプを有する。低圧ポンプは、燃料フィルタ装置6と燃料タンク2との間、または、燃料フィルタ装置6と内燃機関3との間に設けられている。図示の例では、低圧ポンプは、燃料フィルタ装置6と燃料噴射装置5との間に配置されている。低圧ポンプによって加圧された燃料は、燃料フィルタ装置6に供給される。燃料フィルタ装置6は、燃料を濾過する。燃料フィルタ装置6によって濾過された燃料は、燃料噴射装置5によって内燃機関3に噴射供給される。
燃料噴射装置5と燃料フィルタ装置6との間には、プライマリポンプ4が配置されている。プライマリポンプ4は、燃料フィルタ装置6を含む燃料供給装置1の全体へ、最初に燃料を導入するための手動型のポンプである。多くの場合、プライマリポンプ4は、燃料フィルタ装置6に設けられている。
燃料フィルタ装置6は、ケース10と、フィルタユニット20とを有する。ケース10は、フィルタユニット20を収容している。ケース10は、燃料の入口11と、燃料の出口12とを有する。ケース10は、キャップ13とカップ14とを有する。キャップ13は、燃料フィルタ装置6を固定するための保持ブラケットを提供する。保持ブラケットは、燃料フィルタ装置6を車両に固定するために利用される。キャップ13は、第1ケースとも呼ばれる。カップ14は、第2ケースとも呼ばれる。キャップ13とカップ14とは、フィルタユニット20を交換するために連結状態と、分離状態とに切り換え可能である。カップ14が、キャップ13から取り外されることにより、フィルタユニット20が露出し、交換可能な状態となる。ケース10は、金属製または樹脂製である。キャップ13は、金属製、例えばアルミニウム合金製である。カップ14は、樹脂製である。
ケース10は、入口11に連通しており、しかも未濾過の燃料が流れるダーティサイドDSの一部を提供する。ケース10は、出口12に連通しており、しかも濾過済みの燃料が流れるクリーンサイドCSの一部を提供する。ケース10は、入口11と出口12とを連通する燃料の流路を提供する。キャップ13とカップ14とは、それらの内部に燃料の通路としての空洞を区画形成している。キャップ13とカップ14とは、ダーティサイドDSとクリーンサイドCSとを含む室を区画形成する。
ケース10は、フィルタユニット20を収容する容器を提供する部材でもある。キャップ13とカップ14との間には、それらを着脱可能に連結する連結機構15が設けられている。連結機構15は、キャップ13に設けられた雄ねじと、カップ14に設けられた雌ねじとを含むねじ機構によって提供されている。連結機構15は、キャップ13とカップ14との間のシールを提供するシール部材を含むことができる。連結機構15は、ボルトによる締付機構、バヨネットロック機構など多様な機構によって提供することができる。
カップ14の底部には、溜められた水の液位を検出する水センサ16が設けられている。水センサ16は、水の液位に応じて浮動するフロート16aを備える。水センサ16は、フロート16aに設けられた永久磁石によって開閉されるマグネットスイッチ16bを備える。水センサ16は、マグネットスイッチ16bに接続されたワイヤハーネス16cを有する。水の液面が所定の高さに到達すると、マグネットスイッチ16bが検出信号を出力する。カップ14の底部には、排出機構17が設けられている。排出機構17は、カップ14の底部に溜まる水分および異物を排出する。排出機構17は、カップ14の内外を連通可能なドレン穴17aを有する。排出機構17は、ドレン穴17aを開閉するドレンプラグ17bを有する。
フィルタユニット20は、ケース10に対して着脱可能に装着されている。フィルタユニット20は、交換可能である。フィルタユニット20は、カップ14の開口端に装着されている。フィルタユニット20が装着されたカップ14が、キャップ13に嵌め合わされ、連結機構15によってキャップ13とカップ14とが連結されることにより、フィルタユニット20は正規の位置に位置付けられる。正規の位置において、フィルタユニット20は、ダーティサイドDSとクリーンサイドCSとを仕切る。
フィルタユニット20は、フレーム21を有する。フレーム21は、キャップ13とカップ14との間に配置された場合に、ダーティサイドDSとクリーンサイドCSとを仕切る部材である。さらに、フレーム21は、ダーティサイドDSからクリーンサイドCSへの燃料の流れを許容する濾過通路を区画形成する部材でもある。フレーム21は、傘状のフランジ部22を有する。フランジ部22は、キャップ13と接触するシール部材23を有する。フランジ部22は、カップ14と接触するシール部材24を有する。フレーム21は、センタパイプ25を有する。センタパイプ25は、燃料通路を提供する。フレーム21は、サブフレーム26を有する。サブフレーム26は、センタパイプ25の下端に設けられている。
フィルタユニット20は、エレメント27を有する。エレメント27は、固形の異物を除去するための濾材である。この実施形態では、ハニカム型のエレメントが利用されている。これに代えて、菊花型のエレメントが利用されてもよい。エレメント27は、フランジ部22とセンタパイプ25との間に配置されている。エレメント27は、ダーティサイドDSからクリーンサイドCSへの通路を横切っている。フィルタユニット20は、水凝集エレメント28を有する。水凝集エレメント28は、燃料の中の水を捕捉する。水凝集エレメント28は、捕捉した水を凝集させる。すなわち、水凝集エレメント28は、水滴を大きく成長させる。水凝集エレメント28は、水滴を再びケース10の中へ放つ。ケース10の中、特にカップ14の下部は、水滴を沈降させる沈降分離室である。サブフレーム26と水凝集エレメント28とは、水分離器を提供する。水分離器は、ダーティサイドDSの中に配置されている。水分離器は、センタパイプ25から分離可能である。
燃料フィルタ装置6は、加熱装置30を備える。加熱装置30は、燃料フィルタ装置6の部材、または燃料フィルタ装置6内の燃料を加熱する。加熱装置30は、燃料の中に析出することがあるワックス成分を溶融させる。加熱装置30は、エレメント27におけるワックス成分を溶融させる。加熱装置30は、ダーティサイドDSにおいて燃料を加熱する。
加熱装置30は、電気ヒータ40を備える。電気ヒータ40は、濾過される燃料を電力により加熱する。電気ヒータ40は、正温度特性(positive temperature coefficient)を有するPTC型のヒータチップ41を有する。電気ヒータ40は、複数のヒータチップ41を有する。ヒータチップ41は、キャップ13の内側に配置されている。電気ヒータ40は、ヒータチップ41によりダーティサイドDSの燃料を加熱する。電気ヒータ40は、電力供給用の端子42を有する。ヒータチップ41は、端子42から電力を供給されると、発熱する。ヒータチップ41は、自身のPTCにより、過熱することなく所定温度に発熱する。
加熱装置30は、リターン燃料RTFを熱源とするリターン燃料ヒータ50を備える。リターン燃料ヒータ50は、濾過される燃料を、燃料噴射装置5および内燃機関3を経由した後のリターン燃料により加熱する。リターン燃料ヒータ50は、リターン燃料RTFをキャップ13に沿って流すことにより、キャップ13を加熱する。これにより、ダーティサイドDSの燃料が間接的に加熱される。さらに、リターン燃料ヒータ50は、リターン燃料RTFの一部をダーティサイドDSの中に直接的に混入させる。これにより、ダーティサイドDSの燃料が加熱される。
リターン燃料ヒータ50は、リターン燃料RTFのためのリターン通路51を区画形成するための通路形成部材52を有する。通路形成部材52は、キャップ13に接するようにリターン燃料RTFを流す。さらに、リターン燃料ヒータ50は、導入口53を有する。導入口53は、リターン燃料RTFの一部を、直接的にダーティサイドDSへ導入することを可能とする。
加熱装置30は、制御要素60を有する。制御要素60は、電気ヒータ40を活性状態(ON)と、非活性状態(OFF)とに切換える。制御要素60は、電気ヒータ40への通電経路を開閉する。制御要素60は、通電経路を開閉するための電気的なスイッチ要素61を有している。制御要素60は、温度を感知する感温要素と、感知された温度に応答してスイッチ要素61を駆動する駆動要素とを備える。この実施形態では、感温要素と駆動要素とは、バイメタル63によって提供されている。バイメタル63は、温度に応答して、変形する板状の部材である。バイメタル63の典型的な一例では、変位は、板の反り量として表れる。スイッチ要素61は、端子42とバイメタル63との対向部分によって提供されている。スイッチ要素61は、可動の接点でもある。端子42の端部は、固定の接点でもある。
制御要素60は、リターン燃料ヒータ50を活性状態(OPN)と、非活性状態(CLS)とに切換える。制御要素60は、導入口53を開閉するための機械的なバルブ要素62を有している。制御要素60は、温度を感知する感温要素と、感知された温度に応答してバルブ要素62を駆動する駆動要素とを備える。この実施形態では、感温要素と駆動要素とは、バイメタル63によって提供されている。バルブ要素62は、バイメタル63と導入口53との対向部分によって提供されている。バルブ要素62は可動の弁体でもある。導入口53は固定の弁座でもある。
制御要素60は、電気ヒータ40およびリターン燃料ヒータ50を活性化状態または非活性化状態に制御する。スイッチ要素61とバルブ要素62とは、共通のバイメタル63によって駆動される。すなわち、スイッチ要素61とバルブ要素62とは、共通の感温要素と、共通の駆動要素を利用して駆動可能である。バイメタル63は、ワックス成分の生成と非生成とに強い影響を与える燃料の温度に反応するように設けられている。この実施形態では、バイメタル63は、リターン燃料RTFの温度に反応するように、リターン通路51内に配置されている。リターン燃料RTFの温度は、濾過される燃料におけるワックス成分の生成と関連する温度である。
図2、図3、および図4は、加熱装置30を示す。図2は、燃料フィルタ装置6に導入される燃料の温度が低い場合を示す。このとき、リターン燃料RTFの温度も低い。図3は、内燃機関3の運転により、リターン燃料RTFの温度がやや上昇した状態を示す。この状態では、燃料フィルタ装置6に供給される燃料はワックス成分を生じるぐらいに低温かもしれない。図4は、リターン燃料RTFの温度が上昇し、燃料フィルタ装置6のための加熱が必要ない場合を示す。この状態では、燃料フィルタ装置6に供給される燃料はワックス成分を生じるぐらいに低温かもしれない。しかし、リターン燃料RTFによる間接的な加熱により燃料フィルタ装置6の中における燃料がワックス成分を生じない程度に加熱される状態でもある。
図2、図3、および図4において、ヒータチップ41は、電極板43と電極板44との間に配置されている。一方の電極板43は、スタッドピン64を経由してバイメタル63に電気的に接続されている。バイメタル63は、スタッドピン64による固定端を支点として、スイッチ要素61およびバルブ要素62を上下に変位させる。スイッチ要素61は、バイメタル63の変位に応答して、端子42と接触する接触状態と、端子42に接触していない非接触状態とに駆動される。接触状態は、活性状態、またはオン(ON)状態に対応している。非接触状態は、非活性状態、またはオフ(OFF)状態に対応している。バルブ要素62は、バイメタル63の変位に応答して、導入口53を開閉するように駆動される。さらに、バルブ要素62は、バイメタル63の変位に応答して、導入口53の開度を連続的に調節するように駆動される。導入口53が開放されている開放状態は、活性状態または開弁(OPN)状態に対応している。導入口53が閉じられている閉止状態は、非活性状態または閉弁(CLS)状態に対応している。
図2は、燃料フィルタ装置6に供給される燃料の温度が、ワックス成分を生成する低温状態であるとき、しかもリターン燃料RTFの温度が、ワックス成分を生成する低温状態であるときのバイメタル63の状態を示す。バイメタル63は、端子42とスイッチ要素61とを接触させている。よって、電気ヒータ40は、活性状態、すなわちON状態である。この状態では、ヒータチップ41に電力が供給される。燃料フィルタ装置6のダーティサイドDSの燃料は、電気ヒータ40によって加熱される。同時に、バイメタル63は、導入口53とバルブ要素62とを開弁させている。よって、リターン燃料ヒータ50は、活性状態、すなわちOPN状態である。この状態では、リターン通路51の燃料が、ダーティサイドDSに供給される。よって、リターン燃料RTFの熱によって燃料フィルタ装置6が加熱される。ただし、リターン燃料RTFが低温である場合には、燃料フィルタ装置6は、専ら電気ヒータ40によって加熱される。
図3は、リターン燃料RTFの温度が、ワックス成分を生成しない程度に上昇した中間温度であるときのバイメタル63の状態を示す。言い換えると、リターン燃料RTFの温度が、電気ヒータ40による加熱を必要としないぐらいの中間温度であるときを示す。バイメタル63は、端子42とスイッチ要素61とを非接触にしている。よって、電気ヒータ40は、非活性状態、すなわちOFF状態である。この状態では、ヒータチップ41に電力が供給されない。よって、ダーティサイドDSの燃料は、電気ヒータ40によって加熱されない。同時に、バイメタル63は、導入口53とバルブ要素62とを接近させている。導入口53とバルブ要素62とは、接近しているが、閉弁していない。リターン燃料ヒータ50は、活性状態、すなわちOPN状態である。ただし、中間開度のMID状態である。この状態では、リターン通路51の燃料が、ダーティサイドDSに供給される。よって、リターン燃料RTFの熱によって燃料フィルタ装置6が加熱される。この状態では、燃料フィルタ装置6は、専らリターン燃料ヒータ50によって加熱される。
図4は、リターン燃料RTFの温度が、ワックス成分を生成する上限温度を超えた高温であるときのバイメタル63の状態を示す。言い換えると、リターン燃料RTFの温度が、上昇しすぎた場合を示す。バイメタル63は、端子42とスイッチ要素61とを非接触にしている。よって、電気ヒータ40は、非活性状態、すなわちOFF状態である。この状態では、ヒータチップ41に電力が供給されない。よって、ダーティサイドDSの燃料は、電気ヒータ40によって加熱されない。同時に、バイメタル63は、導入口53とバルブ要素62とを接触させている。導入口53とバルブ要素62とは、閉弁している。リターン燃料ヒータ50は、非活性状態、すなわちCLS状態である。この状態では、燃料フィルタ装置6は加熱されない。
図5は、燃料の温度TEMPと、加熱装置30の作動モードの推移とを示す。内燃機関3が寒冷な環境下に置かれ、長時間を経過した後に、内燃機関3が起動された場合を想定する。横軸は、時間の経過を示す。図中には、典型的な作動の一例が示されている。まず、時刻t0では、リターン燃料RTFの温度は、燃料タンク2内の燃料TNFの温度と同じである。内燃機関3の暖機が進展するにつれて、実線で示されるように、リターン燃料RTFの温度は徐々に上昇する。燃料タンク2内の燃料TNFの温度も、破線で示されるように、リターン燃料RTFによって徐々に上昇する。リターン燃料RTFと燃料タンク2内の燃料TNFとの温度は、燃料フィルタ装置6における加熱が不要な温度に、やがて飽和する。
時刻t0において、リターン燃料RTFの温度は低い。リターン燃料RTFの温度は、ワックス成分が生成する温度である。このため、電気ヒータ(EHT)40は活性状態(ON)である。同時に、リターン燃料ヒータ(RHT)50も活性状態(OPN)である。この状態は、図2に対応する。電気ヒータ40とリターン燃料ヒータ50との両方によって燃料フィルタ装置6が加熱される。よって、加熱装置30の運転モードは、高レベル運転モード(HI)である。高レベル運転モードは、リターン燃料RTFの温度が第1温度Lth未満の範囲で継続される。
リターン燃料RTFの温度がやや上昇すると、時刻t1において、スイッチ要素61が非接触になる。このため、電気ヒータ(EHT)40は非活性状態(OFF)になる。この状態では、バルブ要素62は依然として開弁状態(OPN)である。ただし、バルブ要素62は、導入口53の開口面積をやや絞っている。このような開度は、中間開度と呼ばれる。この状態は、図3に対応する。この状態では、リターン燃料ヒータ50のみによって燃料フィルタ装置6が加熱される。よって、加熱装置30の運転モードは、中レベル運転モード(MD)である。中レベル運転モードは、リターン燃料RTFの温度が第1温度Lthを超え、第2温度Hth未満の範囲で継続される。第2温度Hthは、第1温度Lthより高い。
リターン燃料RTFの温度が、さらに上昇すると、時刻t3において、バルブ要素62が導入口53を閉弁する。電気ヒータ(EHT)40は、すでに、非活性状態(OFF)である。この状態では、ダーティサイドDSへのリターン燃料RTFの直接的な導入が停止される。この状態は、図4に対応する。この状態では、リターン燃料RTFからキャップ13への熱伝達のみによって燃料フィルタ装置6が加熱される。よって、加熱装置30の運転モードは、低レベル運転モード(LW)である。低レベル運転モードは、リターン燃料RTFの温度が第2温度Hthを上回る範囲で継続される。
なお、リターン燃料RTFの温度が、第1温度Lthまたは第2温度Hthと等しいときは、その前後のいずれかのモードが継続される。
この実施形態では、制御要素60は、3つのモードを備える。3つのモードは、温度に応じて提供される。第1モードM1では、電気ヒータ40は活性化状態であり、リターン燃料ヒータ50は活性化状態である。第1モードM1は、温度TEMPが第1温度Lthを下回るときのためのモードである。リターン燃料ヒータ50は、活性化状態において、燃料フィルタ装置6へリターン燃料を直接的に導入する。第2モードM2では、電気ヒータ40は非活性化状態であり、リターン燃料ヒータ50は活性化状態である。第2モードM2は、温度TEMPが第1温度Lthを上回り、かつ第1温度Lthよりも高い第2温度Hthを下回るときのためのモードである。第3モードM3では、電気ヒータ40は非活性化状態であり、リターン燃料ヒータ50は非活性化状態である。第3モードM3では、リターン燃料ヒータ50は、燃料フィルタ装置6を間接的に加熱するようにリターン燃料を流し続けている。第3モードM3は、温度TEMPが第2温度Hthを上回るときのためのモードである。
この実施形態によると、電気ヒータ40による加熱が第1温度Lthを下回る範囲でのみ実行される。このため、電力消費が抑制される。しかも、リターン燃料RTFによる加熱が継続されるため、ワックス成分を抑制することができる。また、リターン燃料ヒータ50による直接的な加熱は、第2温度Hthを下回る範囲でのみ実行される。このため、燃料フィルタ装置6における過剰な加熱が抑制される。しかも、電気ヒータ40の制御と、リターン燃料ヒータ50の制御とが、共通の制御要素60によって制御される。このため、簡単な構成で、電気系統と、流体系統との両方を制御することができる。
第2実施形態
この実施形態は、先行する実施形態を基礎的形態とする変形例である。上記実施形態では、感温要素と駆動要素とは、バイメタル63によって提供されている。これに代えて、感温要素と駆動要素とは、多様な構成により提供することができる。これに加えて、バルブ要素62を強制的に閉弁状態に駆動する機構を設けることができる。
図6に図示されるように、バイメタル63に代えて、バネ板263が設けられる。さらに、バネ板263を操作することができるように、サーモワックス265と、ストッパロッド266とが設けられている。サーモワックス265は、棒状である。サーモワックス265は、リターン燃料RTFの温度に応答して、体積が変化する。サーモワックス265は、温度が上がると図示されるバネ板263を押すように伸びる。ストッパロッド266は、サーモワックス265を径方向内側に収容している筒状の部材である。ストッパロッド266は、利用者が手動によって操作できるように燃料フィルタ装置6の外部に露出している。
サーモワックス265は、リターン燃料RTFの温度が、ワックス成分を生成するような低温であるときに、図示される長さをもつ。サーモワックス265は、リターン燃料RTFの温度が上昇するにつれて伸長し、バネ板263を押す。これにより、バネ板263は、バイメタル63と同様に変形する。この実施形態によると、サーモワックス265によって、望ましい温度特性を実現することができる。
ストッパロッド266は、利用者が操作すると、バネ板263を押す。ストッパロッド266は、バルブ要素62が導入口53を閉じるようにバネ板263を変形させる。このため、導入口53は、強制的に閉弁状態へと移行する。ストッパロッド266は、導入口53を強制的に閉じる部材を提供する。
図1に戻り、プライマリポンプ(PP)4が操作される場合を想定する。プライマリポンプ4が操作されると、燃料フィルタ装置6に負圧が作用する。このとき、バルブ要素62が開弁状態にあると、「燃料フィルタ装置6−プライマリポンプ4−燃料噴射装置5−リターン通路51−導入口53−燃料フィルタ装置6」の閉回路が形成される場合がある。この閉回路に流体が流れると、燃料タンク2からの燃料の導入を妨げることがある。よって、閉回路の形成が阻止されることが望ましい。
ストッパロッド266は、バルブ要素62を強制的に閉弁状態に駆動する。よって、上記閉回路の形成を阻止する。この結果、プライマリポンプ4による燃料の導入が円滑に進められる。なお、ストッパロッド266は、プライマリポンプ4の操作と連動してもよい。
第3実施形態
この実施形態は、先行する実施形態を基礎的形態とする変形例である。上記実施形態では、バルブ要素62は、利用者の手動によって、強制的に閉弁状態に駆動される。これに代えて、またはこれに加えて、バルブ要素62は、電気的に駆動されてもよい。
図7に図示されるように、ストッパロッド266は、電磁的なアクチュエータとしての電磁コイル367を備えることができる。電磁コイル367は、サーモワックス265を強制的に突出させる。言い換えると、電磁コイル367は、サーモワックス265をアーマチャとして操作する。例えば、電磁コイル367への通電が遮断されると、サーモワックス265が突出し、バネ板263はバルブ要素62を閉弁状態に移行させる。電磁コイル367は、電気的な制御装置(ECU:electronic engine control unit)368と接続されている。制御装置368は、車両に設けられる多様なセンサおよびスイッチの操作信号を入力し、電磁コイル367への通電を断続する。
制御装置368は、アナログ回路、デジタル論理回路、またはソフトウェアを利用したマイクロコンピュータによって提供することができる。マイクロコンピュータが利用される場合、コンピュータ読み取り可能な非遷移的記録媒体にプログラムが記録される。
例えば、制御装置368は、車両の電源スイッチ、またはイグニッションスイッチがOFF位置にあるとき、電磁コイル367への通電を遮断する。これにより、スイッチ要素61は、開放される。このため、車両の停止中における電気ヒータ40への通電が回避される。
例えば、制御装置368は、プライマリポンプ4の操作を検出すると、電磁コイル367への通電を遮断する。これにより、バルブ要素62は、閉弁される。このため、プライマリポンプ4による燃料の導入が円滑に行われる。
第4実施形態
この実施形態は、先行する実施形態を基礎的形態とする変形例である。上記実施形態では、ワックス成分が生成する低温温度帯に近い第1温度Lthにおいてスイッチ要素61が開く。これに代えて、スイッチ要素61は、第1温度Lthの近傍においてリターン燃料RTFの温度が変動しても閉状態(ON状態)を持続するように構成されてもよい。
図8に図示されるように、端子42は、可動機構445を備えている。可動機構445は、第1温度Lthより低い所定の温度幅に相当する可動範囲を提供する。よって、バイメタル63が第1温度Lthより低い所定の温度幅の中で変位しても、スイッチ要素61は閉状態(ON状態)を維持する。その一方で、可動機構445は、バルブ要素62が第1温度Lthより低い予備温度Pthから流路断面積を絞り始めることを許容する。
図9に図示されるように、時刻t401と時刻t1との間では、電気ヒータ40とリターン燃料ヒータ50との両方が利用されるモードが提供される。ただし、時刻t401と時刻t1との間では、リターン燃料の流量がすでに制限されている。このため、リターン燃料ヒータ50は、制限された加熱を提供する。この実施形態では、電気ヒータ40による加熱と、リターン燃料ヒータ50による制限された加熱とを組合せたモードが提供される。
この実施形態でも、制御要素60は、3つのモードを備える。さらに、この実施形態では、第1モードM1の中に、中間的な中間モードMmが提供される。中間モードMmでは、電気ヒータ40は活性化状態であり、リターン燃料ヒータ50は活性化状態であるが、制限された流量のみを許容する。この中間モードMmは、第1モードM1と第2モードM2との境界に配置される。
他の実施形態
この明細書における開示は、例示された実施形態に制限されない。開示は、例示された実施形態と、それらに基づく当業者による変形態様を包含する。例えば、開示は、実施形態において示された部品および/または要素の組み合わせに限定されない。開示は、多様な組み合わせによって実施可能である。開示は、実施形態に追加可能な追加的な部分をもつことができる。開示は、実施形態の部品および/または要素が省略されたものを包含する。開示は、ひとつの実施形態と他の実施形態との間における部品および/または要素の置き換え、または組み合わせを包含する。開示される技術的範囲は、実施形態の記載に限定されない。開示されるいくつかの技術的範囲は、請求の範囲の記載によって示され、さらに請求の範囲の記載と均等の意味及び範囲内での全ての変更を含むものと解されるべきである。
上記実施形態では、感温要素と駆動要素とをバイメタル63またはサーモワックス265のような機械的な感温変位部材によって提供している。これに代えて、感温要素としての温度センサと、制御要素としての電気的なコントローラと、機械的な変位を生成する変位要素としての電磁アクチュエータとを利用することができる。例えば、感温要素は、サーミスタによって提供できる。
上記実施形態では、リターン燃料RTFが燃料フィルタ装置6のキャップ13に沿って流れる間接的な加熱状態と、リターン燃料RTFをダーティサイドDSに導入する直接的な加熱状態とを切り換えている。これに代えて、間接的な加熱状態におけるリターン燃料RTFの流量を調節してもよい。例えば、ワックス成分が生成する低温では、リターン燃料RTFの流量を多くし、高温では、リターン燃料RTFの流量を少なくすることができる。この構成によると、上記閉回路に起因する不具合を抑制することができる。
上記実施形態では、感温要素は、リターン燃料の温度に反応する。これに代えて、感温要素は、ダーティサイドDSの燃料の温度、クリーンサイドCSの燃料の温度、ケース10の温度など、燃料におけるワックス成分の生成を示す多様な条件に応答してもよい。
1 燃料供給装置、 2 燃料タンク、 3 内燃機関、
4 プライマリポンプ、 5 燃料噴射装置、 6 燃料フィルタ装置、
10 ケース、 20 フィルタユニット、
21 フレーム、 27 エレメント、 30 加熱装置、
40 電気ヒータ、 41 ヒータチップ、 42 端子、
50 リターン燃料ヒータ、 51 リターン通路、
52 通路形成部材、 53 導入口、 60 制御要素、
61 スイッチ要素、 62 バルブ要素、 63 バイメタル、
263 バネ板、 265 サーモワックス、
266 ストッパロッド(部材)、
367 電磁コイル、 368 制御装置、 445 可動機構、
DS ダーティサイド、 CS クリーンサイド、
M1 第1モード、 M2 第2モード、 M3 第3モード、
Mm 中間モード。

Claims (10)

  1. 燃料を濾過するエレメント(27)を備えるフィルタユニット(20)と、
    前記燃料を、電力により加熱する電気ヒータ(40)と、
    前記燃料を、燃料消費装置を経由した後のリターン燃料により加熱するリターン燃料ヒータ(50)と、
    前記燃料におけるワックス成分の生成と関連する温度に応じて、前記電気ヒータおよび前記リターン燃料ヒータを活性化状態または非活性化状態に制御する制御要素(60)とを備え、前記制御要素は、
    前記電気ヒータおよび前記リターン燃料ヒータの両方を前記活性化状態に制御する第1モード(M1)、
    前記電気ヒータを前記非活性化状態に制御し、前記リターン燃料ヒータを前記活性化状態に制御する第2モード(M2)、および
    前記電気ヒータおよび前記リターン燃料ヒータの両方を前記非活性化状態に制御する第3モード(M3)を備える燃料フィルタ装置。
  2. 前記第1モードと前記第2モードとの境界において、前記電気ヒータを活性化状態に制御し、前記リターン燃料ヒータを制限された活性化状態に制御する中間モード(Mm)を備える請求項1に記載の燃料フィルタ装置。
  3. 前記第1モードは、温度が第1温度を下回るときのためのモードであり、
    前記第2モードは、温度が前記第1温度を上回り、かつ前記第1温度よりも高い第2温度を下回るときのためのモードであり、
    前記第3モードは、温度が前記第2温度を上回るときのためのモードである請求項1または請求項2に記載の燃料フィルタ装置。
  4. 前記電気ヒータは、電力の供給を受けて発熱する正温度特性を有するヒータチップ(41)を備える請求項1から請求項3のいずれかに記載の燃料フィルタ装置。
  5. 前記リターン燃料ヒータは、前記リターン燃料を導入する導入口(53)を備える請求項1から請求項4のいずれかに記載の燃料フィルタ装置。
  6. 前記制御要素は、前記導入口を強制的に閉じる部材(266)を備える請求項5に記載の燃料フィルタ装置。
  7. 前記制御要素は、前記電気ヒータへの電力供給を断続するスイッチ要素(61)を備える請求項1から請求項6のいずれかに記載の燃料フィルタ装置。
  8. 前記制御要素は、前記リターン燃料の導入を断続するバルブ要素(62)を備える請求項1から請求項7のいずれかに記載の燃料フィルタ装置。
  9. 前記制御要素は、前記リターン燃料の温度に応じて、前記電気ヒータおよび前記リターン燃料ヒータを制御するバイメタル(63)またはサーモワックス(265)を備える請求項1から請求項8のいずれかに記載の燃料フィルタ装置。
  10. 請求項1から請求項9のいずれかに記載の燃料フィルタ装置(6)と、
    前記燃料フィルタ装置によって濾過された燃料を燃料消費装置に噴射供給する燃料噴射装置(5)と、
    前記燃料フィルタ装置と前記燃料噴射装置との間に配置され、燃料タンクから燃料を吸い上げるプライマリポンプ(4)とを備える燃料供給装置。
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