JP6735386B1 - エレベータの着床検出装置 - Google Patents
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Abstract
Description
従来は、乗りかごの床面高さが乗場の床面高さと一致するように乗りかごを移動させた後、乗りかごに取り付けた新規の着床検出スイッチの高さに合わせて、新規の着床検出板の取付高さを調整してから、ブラケットに固定している。
(第1実施形態)
本実施形態の着床検出装置は、エレベータのリニューアルにあたって、既設の着床検出装置の一部をそのまま流用して設置されるものである。そこで、図10,図11を参照しながら、既設の着床検出装置について説明する。
図11において、参照番号13は、着床検出板12を乗りかご用ガイドレール7に取り付けるためのブラケットである。このブラケット13は、乗りかご用ガイドレール7のフランジ部にボルト・ナットを用いて水平な姿勢で固定されている。着床検出板12は、ブラケットに固定される固定部12aと、被検出部12bがL字形に曲折された板状の部材である。
図1は、本実施形態による着床検出装置で用いられる新規着床検出板を示す斜視図である。図2は、図1の新規着床検出板を図11に示した既設の着床検板12に取り付け、リニューアルされた状態を示す斜視図である。
また、昇降路内の方向については、鉛直方向、水平方向、奥行き方向が図2に示されるようになっている。奥行きとは、乗場から見た昇降路の奥行きである。
図1において、新規着床検出板19は、検出板本体20と、直角に折り曲げられた固定板21が一体となった着床検出板である。検出板本体20の鉛直方向の長さは、リニューアル後の制御に合わせた長さとしており、既設着床検出板18よりもかなり短くなっている。検出板本体20の横幅は、既設着床検出板18よりも大きく設定されており、図2に示されるように、検出板本体20の鉛直方向の側縁部全体が被検出部20aとして奥行き方向に突き出るようになっている。検出板本体20の内側面には、適当な位置に固定用の両面テープ22が貼着されている。
図2において、新規着床検出器28は、新規着床検出板19に対応したもので、この場合3個の着床検出スイッチ29a乃至29cから構成されている。これらの着床検出スイッチ29a乃至29cは、所定のピッチで1列に配列するように、連結プレート30で連結されており、ブラケット31を介して乗りかご側に取り付けられる。各着床検出スイッチ29a乃至29cは、図11に示した既設の着床検出器10と同様に、コの字形状で投光部と受光部を備えた透過形光電スイッチが用いられている。なお、着床検出スイッチ29a乃至29cには、透過形光電スイッチの他、反射式の光電スイッチや磁気式スイッチなども適用することができる。
取付作業は、乗りかごのかご上に乗った作業員が一人で行うことが可能である。この作業員は、乗りかごの運転も担当するため、乗りかご内には他の作業員は不要である。
図2において、新規着床検出板19を既設着床検出板18の上部に近づける。その後、固定板21が既設着床検出板18の取付部18aの外側面上部に接するまで、新規着床検出板19を奥行き方向に動かす。このとき、新規着床検出板19は、位置出し部材23の下面は既設着床検出板18の上端よりも高い位置になるようにしておく。次に、位置出し部材23の下面が既設着床検出板18の上端と接触するまで、新規床検出板19を鉛直方向に真っ直ぐ下げる。最後に、新規追加着床検出板19を水平方向に移動させ、検出板本体20の内側面を既設着床検出板18の外側面に接触させる。この内側面には、両面テープ22があるので、検出板本体20は、接着より既設着床検出板18に位置ずれしないように重なって仮付けされる。
次に、本発明の第2実施形態によるエレベータの着床検出装置について、図3,図4を参照して説明する。
図3は、本発明の第2実施形態による新規着床検出板36の詳細を示す斜視図である。図4は、図3の新規着床検出板36を既設着床検出板18に取り付けた状態を示す斜視図である。
この第2実施形態では、位置出し部材23の厚さは、検出板本体20の板厚と同程度とし、ドリルビス25、下穴26、及び保護キャップ27は、各々2点あったものを1点にしている。
次に、本発明の第3実施形態によるエレベータの着床検出装置について、図5を参照して説明する。
図5は、第3実施形態による新規着床検出板40の詳細を示す斜視図である。
この第3実施形態による新規着床検出板40は、板ばね34を用いた第2実施形態の新規着床検出板36において、位置出し部材23の替わりに同等の機能を有する位置出し部としてのブリッジ41を用いるようにした実施形態である。この第3実施形態では、検出板本体20、固定板21のそれぞれに水平方向、奥行き方向に平行な2本の溝42a、42bを加工し、溝42a、42bの間の部分を曲げ加工、押出加工、エンボス加工等の板金加工をすることにより、それぞれ表面から突き出たブリッジ41を同じ高さに揃うように形成したものである。ブリッジ41の下面が位置出しの基準面となる。ブリッジ41には、それぞれ締結部品24を介して板ばね34が締結されている。
次に、本発明の第4実施形態によるエレベータの着床検出装置について、図6、図7を参照して説明する。
図6は、本発明の第4実施形態による新規着床検出板42の詳細を示す斜視図である。 図7は、図6の新規着床検出板42を既設着床検出板18に取り付けた状態を示す斜視図である。
この第4実施形態による新規着床検出板42では、検出板本体44に被検出部45a、45bが2列で鉛直方向に延びる構造になっている。
次に、本発明の第5実施形態によるエレベータの着床検出装置について、図8、図9
を参照して説明する。
図8は、本発明の第5実施形態による新規着床検出板52の詳細を示す斜視図である。図9は、図8の新規着床検出板52を既設着床検出板18に取り付けた状態を示す斜視図である。
第5実施形態は、第4実施形態と同様に、既設のエレベータをリニューアルする場合に、着床検出器の二重化に対応できるようにようにする実施の形態である。
Claims (5)
- 停止階の階床毎に昇降路内に設置された着床検出板を乗りかごに設置された着床検出器で検出するエレベータの着床検出装置であって、
既設の前記着床検出板とは寸法を変更した被検出部を有する検出板本体と、既設の前記着床検出板の上端に当接することで、鉛直方向の前記検出板本体の設置位置を決める位置出し部と、を備え、既設の前記着床検出板に重ねるようにして取り付け可能な新規着床検出板と、
前記新規着床検出板の前記被検出部のみを検出する位置に前記乗りかごに配置される新規着床検出器と、を備え、
既設の前記着床検出板は、L字形に曲折された形状を有し、
前記新規着床検出板は、既設の前記着床検出板に重なり合うL字形状部分を有し、このL字形状部分の直交する面にそれぞれ位置出しをする前記位置出し部が設けられていることを特徴とするエレベータの着床検出装置。 - 前記新規着床検出板は、前記位置出し部に取り付けられ、既設の前記着床検出板の上端を当該新規着床検出板とで弾性力により挟み込む弾性部材を有することを特徴とする請求項1に記載のエレベータの着床検出装置。
- 前記新規着床検出板は、当該新規着床検出板の板部分の一部に加えられた板金加工により形成された前記位置出し部を有することを特徴とする請求項1に記載のエレベータの着床検出装置。
- 前記新規着床検出板は、前記被検出部を2列以上有し、前記新規着床検出器は、各列の前記被検出部をそれぞれ検知する検出スイッチ列を有することを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載のエレベータの着床検出装置。
- 前記新規着床検出板の前記被検知部を第1被検知部として、さらに既設の前記着床検出板の被検知部を第2被検知部とする2列の新規被検知部を有し、
前記第2被検知部は、既設の着床検出器または前記新規着床検出器とは別の位置に設けられた第2の新規着床検出器により検出されることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載のエレベータの着床検出装置。
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