JP4484494B2 - エレベータ - Google Patents

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Description

本発明は、乗りかご又は釣り合いおもりを案内するガイドレールに対して各種機器を固定する固定装置を備えたエレベータに関する。
図5は従来の一般的なエレベータの昇降路の概略平面図である。同図において、昇降路101内には乗りかご102が配置され、乗りかご102の一方の側面には釣り合いおもり103が配置されている。これらは昇降路壁101aに固定された乗りかご側ガイドレール104A、104B、及び釣り合いおもり側ガイドレール105A、105Bによって案内されて昇降路101内を上下動する。また、昇降路101内には、乗りかご102及び釣り合いおもり103を上下動させる巻上機や、巻上機と釣り合いおもりを連結する駆動条体が存在するが、ここでは図示していない。
このようなエレベータの昇降路101には、乗りかご102の移動速度を検出する調速機106、乗りかご102上で点検作業をする際に乗りかご102を固定するためのかご固定装置(図示せず)等の昇降路機器が設置される。これらの機器はガイドレール104A、104B、105A、及び105Bに取り付けるのが一般的で、そのために固定装置107が用いられている。図6に示す例では、ガイドレール104Aに固定装置107を取り付けているが、これは一例であり、他のガイドレール104B、105A、及び105Bに取り付けた場合でも、その構造、作用効果、及び目的は何ら変わらない。
図7には固定装置107の断面形状を示している。固定装置107は調速機106をガイドレールに取り付けるためのもので、一方の保持部107a及びガイドレール104Aを挟む固定クリップ108は、ボルト109A、ナット110A、及びバネ座111Aを介してガイドレール104Aに固定されている。また、もう一方の保持部107bは、ガイドレール104Aの背面に設けた穴部104Aaに、ボルト109B、ナット110B、及びバネ座111Bを介して固定されている。
上記のように構成された従来の固定装置107は、ガイドレール104Aに取り付ける際に、その装置が有する機能の重要性から、固定クリップ108でガイドレール104Aを挟み付けて摩擦力で保持するだけでなく、ガイドレール104Aに穴部を設けて固定する構成が一般的である。
しかしながら、このような装置では、ガイドレールの任意の位置に穴部を設ける必要が有るため、追加穴加工を施す工数が新たに発生し、製造リードタイムが増大するだけでなく、また建物の状況に応じて穴部の位置を個々に設定する必要が有るため、汎用性に乏しく、そして穴部による断面積の減少に伴ってガイドレールの機械的強度を損なうという難点が有った。
解決しようとする問題点は、従来の固定装置では、建物の状況に応じてガイドレールに穴部を追加工するため、製造リードタイムが増大し、汎用性に乏しく、またガイドレールの機械的強度を損なう点である。
本発明のエレベータは、昇降路内に立設され乗りかご又は釣り合いおもりを案内すると共に複数本を縦列に配置して構成されるガイドレールと、これら複数本のガイドレールの継ぎ目に配設され、縦列に配置されたガイドレールの内、隣接するガイドレールのみを固定する継ぎ目部材と、前記ガイドレール付近に配設され前記ガイドレールに対して固定される各種機器と、この各種機器を前記継ぎ目部材に取り付ける固定装置と、を具備し、
前記巻上機が取り付けられるガイドレールの直下に位置するガイドレールの上端と前記継ぎ目部材を固定する締結部材を介して前記固定装置を前記継ぎ目部材と共に前記ガイドレールに対して固定することを特徴としている。
本発明のエレベータは、標準ガイドレールに追加加工を施す必要がないため、建物の状況に応じて穴の位置を任意に設定する必要がなく、ガイドレールの機械的特性を損なうことがない。また、固定装置と継ぎ目部材が一体化することで、ガイドレールを建物に固定するレールブラケットの取付範囲を拡大することができるので、建物の制約を受けにくくなり、ガイドレールの付設が容易になるという利点がある。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は本発明の第1実施例の要部拡大図である。図1において、1A、1Bはガイドレールで、昇降路内に鉛直方向に整列するように立設されており、乗りかご(図示せず)を上下方向に案内する。2は継ぎ目板(継ぎ目部材)で、ガイドレール1A、1Bの継ぎ目部を固定している。3は乗りかごの移動速度を検出する調速機、4は調速機3をガイドレール1A、1Bに対して固定する固定装置である。
固定装置4は断面略C字形に形成されており、上部の先端部が下方に折曲されて保持部4aを形成し、下部の先端部が上方に折曲されて保持部4bを形成している。継ぎ目板2における保持部4aに対応する箇所にはネジ穴2aが形成されており、保持部4aは、継ぎ目板2に形成されたネジ穴2aに螺合するボルト5、バネ座6を介して継ぎ目板2に固定されている。また、保持部4bは従来と同様にガイドレール1Bに固定されている。
このように、継ぎ目板2にネジ穴2aを設けて固定装置4を取り付ける構成としているため、ガイドレール1Aに穴部を設ける必要がない。よって、標準のガイドレールを用いて各種機器を従来と同様に固定することができる。継ぎ目板はガイドレールよりも短く、穴加工を施すのに特殊な設備を必要としないため、穴加工を極めて容易に施すことができる。また、ガイドレールの機械的強度を損なうことがなく、各種機器を保持するにあたってガイドレールと同等の機械的強度を確保することができる。
また、エレベータでは、建物にガイドレールを付設する場合に、レールブラケットを固定クリップによりガイドレールに取り付けているが、従来は、継ぎ目板付近と固定装置付近に固定クリップを取り付けることができないため、それぞれを避けてレールブラケットの位置を設定する必要があった。しかしながら、本発明では、継ぎ目板と固定装置が一体化しているため、レールブラケットの取り付け範囲が拡大し、建物の制約を受けにくくなり、ガイドレールの付設が容易になるという利点がある。
なお、本実施例では、継ぎ目板にネジ穴を設けた例を示したが、固定装置を継ぎ目板に固定する手段は、その他に、継ぎ目板に立設したスタッドや、固定装置を継ぎ目板に嵌め込む構造等、様々な態様がある。それらは公知のものであるので、ここでは、特にそれらの個々の説明を行わないものとする。
なお、調速機は乗りかごの上下動に合わせて連動する用品との干渉を避けるために、できる限りガイドレールの上方に設置することが好ましく、最上端のガイドレールとその直下のガイドレールとの間の継ぎ目板に固定装置を取り付けるようにすると、そのように設置するのが可能となる。
次に、本発明の第2実施例を説明する。図2は第2実施例の要部拡大図である。なお、以下の各実施例において、第1実施例と同一又は類似の部分には同一符号を用いており、重複する説明は省略してある。
ガイドレールの上部に巻上機を設置するエレベータでは、図2に示すように、最上端のガイドレール1Cに巻上機7の本体を固定するようにしている。通常は巻上機7を固定するガイドレールの長さは、建物によらず、巻上機の大きさに応じて常に一定のものを用いている。本実施例では、このようなエレベータにおいて、巻上機7を固定するガイドレール1Cの直下に位置する継ぎ目板2に固定装置4を付設して調速機3を取り付けている。
本実施例によれば、常に長さを一定にすることができるガイドレールの直下の継ぎ目板に固定装置を介して調速機を取り付けるようにしているため、調速機の取付位置を容易に一定の高さにすることができる。これにより、ガイドレールを昇降路に取り付けるレールブラケットの位置が決まるので、他の昇降路機器の位置が決まり、新たに設計を行う必要が無くなるため標準化の点で好ましい。
次に、本発明の第3実施例を説明する。図3は第3実施例の要部拡大図である。同図に示すように、本実施例では、固定装置4の保持部4a、4bが、ガイドレール1A、1Bに継ぎ目板2を固定するボルト8、バネ座9、及びナット10等の締結部材を介して、継ぎ目板2と共にガイドレール1A、1Bに固定されている。
本実施例によれば、継ぎ目板とガイドレールを固定する締結部材を固定装置の固定にも用いるようにしたことで、継ぎ目板にネジ穴を形成する加工を施すことなく、第1実施例と同様の効果を安価かつ容易に得ることができる。また、固定クリップの使用数を削減することができ、固定クリップによる固定作業を削減することができる。
次に、本発明の第4実施例を説明する。図4は第4実施例の要部拡大図である。本実施例では、継ぎ目板2の下側をガイドレール1Bに固定する締結部材8〜10で固定装置4をガイドレール1Bに固定するようにしたことにより、万が一巻上機7を交換する事態が発生したときに、巻上機7を取り付けた最上端のガイドレール1Aのみを取り外すことができる。したがって、調速機3を取り外す必要が無いので、乗りかご上に乗って作業している場合でも、調速機の機能が失われることがないため、安全性が高い。
なお、本発明の構造は調速機をガイドレールに取り付ける固定装置だけでなく、他の各種機器をガイドレールに取り付ける固定装置にも適用することができる。
本発明の第1実施例の要部拡大図である。 本発明の第2実施例の要部拡大図である。 本発明の第3実施例の要部拡大図である。 本発明の第4実施例の要部拡大図である。 従来の一般的なエレベータの昇降路の概略平面図である。 図5のエレベータの要部拡大図である。 図5のエレベータの要部拡大図である。
符号の説明
1 ガイドレール
2 継ぎ目板(継ぎ目部材)
3 調速機(各種機器)
4 固定装置
7 巻上機
8 ボルト(締結部材)
9 バネ座(締結部材)
10 ナット(締結部材)

Claims (3)

  1. 昇降路内に立設され乗りかご又は釣り合いおもりを案内すると共に複数本を縦列に配置して構成されるガイドレールと、これら複数本のガイドレールの継ぎ目に配設され、縦列に配置されたガイドレールの内、隣接するガイドレールのみを固定する継ぎ目部材と、前記ガイドレール付近に配設され前記ガイドレールに対して固定される各種機器と、この各種機器を前記継ぎ目部材に取り付ける固定装置と、を具備し、
    前記巻上機が取り付けられるガイドレールの直下に位置するガイドレールの上端と前記継ぎ目部材を固定する締結部材を介して前記固定装置を前記継ぎ目部材と共に前記ガイドレールに対して固定することを特徴とするエレベータ。
  2. 乗りかごの移動速度を検出する調速機を具備し、前記固定装置は、最上端のガイドレールとその直下のガイドレールとの間に位置する継ぎ目部材に前記調速機を取り付けることを特徴とする請求項1記載のエレベータ。
  3. 乗りかごの移動速度を検出する調速機を具備し、前記固定装置は、前記巻上機が取り付けられるガイドレールに取り付けられた継ぎ目部材に前記調速機を固定することを特徴とする請求項1記載のエレベータ。
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