JP6735191B2 - 駐車支援方法及び駐車支援装置 - Google Patents

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Description

本発明は、運転支援方法及び運転支援装置に関する。
特許文献1には、駐車支援装置のボタンを操作して駐車支援装置に対する入力操作を行う技術が記載されている。ユーザは、ジョイスティックのレバーを操作することにより駐車支援装置のディスプレイに表示されたボタンの上にポインタを移動させ、この状態でジョイスティックの指定ボタンを押下することにより、駐車支援装置のボタンを操作する。
特開2010−095027号公報
所定の操作装置を用いて車両を駐車させる操作を行う場合に、操作者は車両を見ながら操作装置を操作し、操作装置を見ないことがある。このため、(1)操作者は操作装置の操作受付領域をタッチし続けようとしてもタッチの位置が無意識のうちに操作受付領域から外れてしまうことがある。この場合、操作者は再び操作装置を見て操作受付領域を確認しなければならないので円滑な駐車が阻害される。または、(2)タッチを中断してから再び操作受付領域をタッチしようとしても、タッチの位置が無意識のうちに操作受付領域から外れてしまうことがある。この場合にも、操作者は再び操作装置を見て操作受付領域を確認しなければならないので円滑な駐車が阻害される。
本発明は、上記の問題点(1)又は(2)のいずれかを解決するために、車両を駐車させるタッチ操作を受け付ける操作受付領域を有する操作装置を操作する際に、操作受付領域をタッチした後に同じ操作受付領域をタッチすることを容易にすることを目的とする。
本発明の一態様に係る駐車支援方法では、操作装置の操作受付領域において受け付けたタッチ操作に応じて、自動運転により車両を目標駐車位置に駐車させる。操作受付領域においてタッチ操作を受け付けた後に操作受付領域を拡張する。
本発明の一態様によれば、車両を駐車させるタッチ操作を受け付ける操作受付領域を有する操作装置を操作する際に、操作受付領域をタッチした後に同じ操作受付領域をタッチすることが容易になる。
実施形態に係る駐車支援装置を備える車両の構成例を示す図である。 車両制御回路の機能構成の一例を示すブロック図である。 駐車操作受付画面の第1例を示す図である。 駐車操作受付画面の第2例を示す図である。 通信障害リスクの判定方法の説明図である。 操作装置の機能構成の一例を示すブロック図である。 駐車操作受付画面の第3例を示す図である。 操作受付領域の第1の拡張例の説明図である。 操作受付領域の第2の拡張例の説明図である。 実施形態に係る駐車支援方法の一例のフローチャートである。 操作開始処理の一例のフローチャートである。 継続操作受付処理の一例のフローチャートである。 断続操作受付処理の一例のフローチャートである。 駐車操作受付画面の第4例を示す図である。 駐車操作受付画面の第5例を示す図である。
以下において、図面を参照して本発明の実施形態を説明する。なお、以下に示す本発明の実施形態は、本発明の技術的思想を具体化するための装置や方法を例示するものであって、本発明の技術的思想は、構成部品の材質、形状、構造、配置等を下記のものに特定するものではない。本発明の技術的思想は、特許請求の範囲に記載された請求項が規定する技術的範囲内において、種々の変更を加えることができる。
(構成)
図1を参照する。車両1を自動運転により目標駐車位置に駐車させる駐車支援装置2は、車両制御回路3と、周囲状況検出センサ群4と、アクチュエータ群5と、通信装置6と、操作装置7を備える。車両制御回路3、周囲状況検出センサ群4、アクチュエータ群5、及び通信装置6は、車両1に搭載される。
運転者(すなわち操作装置7の操作者)は、車両1の外で操作装置7を操作することにより、車両制御回路3を操作することができる。
周囲状況検出センサ群4には、駐車支援装置2による車両1の自動運転に必要な車両1の周囲の状況の検出するためのセンサが含まれる。周囲状況検出センサ群4は、カメラ10と、測距センサ11を備える。カメラ10は、車両と他車両との相対位置、車両と他車両の距離、車両周囲に存在する障害物、車両周囲の道路上の白線等の、車両1の周囲状況を検出する。また測距センサ11は、車両と他車両との相対位置、車両と他車両の距離、車両周囲に存在する障害物等の車両1の周囲状況を検出する。例えば測距センサ11はレーザレンジファインダやソナーであってよい。カメラ10及び測距センサ11は、検出した周囲状況の情報を車両制御回路3へ出力する。
車両制御回路3は、車両の自動運転制御を行う電子制御ユニットである。車両制御回路3は、プロセッサ15と、記憶装置16等の周辺部品とを含む。
プロセッサ15は、例えばCPU(Central Processing Unit)、やMPU(Micro-Processing Unit)であってよい。
記憶装置16は、半導体記憶装置、磁気記憶装置及び光学記憶装置のいずれかを備えてよい。記憶装置16は、レジスタ、キャッシュメモリ、主記憶装置として使用されるROM(Read Only Memory)及びRAM(Random Access Memory)等のメモリを含んでよい。
なお、汎用の半導体集積回路中に設定される機能的な論理回路で車両制御回路3を実現してもよい。例えば、車両制御回路3はフィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ(FPGA:Field-Programmable Gate Array)等のプログラマブル・ロジック・デバイス(PLD:Programmable Logic Device)等を有していてもよい。
車両制御回路3は、周囲状況検出センサ群4が検出した周囲状況と、運転者による操作装置7の操作に基づいて目標駐車位置を決定する。車両制御回路3は、決定した目標駐車位置に車両1を駐車するようにアクチュエータ群5を駆動する。
アクチュエータ群5は、車両制御回路3からの制御信号に応じて、車両のステアリングホイール、アクセル開度及びブレーキ装置を操作して、車両の車両挙動を発生させる。アクチュエータ群5は、ステアリングアクチュエータ12と、アクセル開度アクチュエータ13と、ブレーキ制御アクチュエータ14を備える。
ステアリングアクチュエータ12は、車両のステアリングの操舵方向及び操舵量を制御する。
アクセル開度アクチュエータ13は、車両のアクセル開度を制御する。
ブレーキ制御アクチュエータ14は、車両のブレーキ装置の制動動作を制御する。
通信装置6は、有線又は無線の通信回線を介して操作装置7と通信を行う。通信装置6は、車両制御回路3に接続されて車両制御回路3と操作装置7との通信を可能にする。通信装置6は、例えばBluetooth(登録商標)等の近距離無線通信や、Wi−Fi(登録商標)等の無線LAN(Local Area Network)や、公衆無線通信を介して操作装置7と通信を行ってよい。通信装置6は、操作装置7において運転者により行われた操作に応じた指示信号を、操作装置7から受信する。
図2を参照して、車両制御回路3の機能構成を説明する。車両制御回路3は、周囲画像生成部30と、現在位置推定部31と、開始位置設定部32と、目標駐車位置決定部33と、経路生成部34と、追従制御部35と、操舵制御部36と、速度制御部37と、通信状況判定部38を備える。
車両制御回路3のプロセッサ15は、記憶装置16に記憶されたコンピュータプログラムを実行することにより、周囲画像生成部30、現在位置推定部31、開始位置設定部32、目標駐車位置決定部33、経路生成部34、追従制御部35、操舵制御部36、速度制御部37、及び通信状況判定部38の機能を実現する。
周囲画像生成部30は、カメラ10により車両1の周囲を撮影した画像信号に基づいて、車両1の周囲画像を生成する。例えば周囲画像生成部30は、車両1に設けられた複数のカメラ10の画像信号を合成することにより、車両1の上方に位置する仮想視点から見た俯瞰画像を周囲画像として生成してよい。
周囲画像生成部30により生成された周囲画像は、操作装置7へ送信されて操作装置7で表示される。
ここで、周囲画像生成部30により生成される周囲画像について説明する。
図3Aを参照する。参照符号50は、操作装置7において表示する駐車操作受付画面である。
操作装置7は、駐車操作受付画面50において、車両1の周囲に存在する1つ又は複数の駐車枠のうち車両1を駐車させる駐車枠を選択する操作を受け付ける。
また、操作装置7は、駐車操作受付画面50において、選択した駐車枠へ車両1を駐車させる操作を受け付ける。
周囲画像生成部30は、駐車操作受付画面50に表示される周囲画像51を生成する。参照符号52は、周囲画像51中の車両1の位置を示すアイコンを示し、一点鎖線53は、車両1の周囲に存在する駐車枠を示す路面の区分線を表している。
駐車操作受付画面50において、周囲画像51に写っている駐車枠54の範囲内のいずれかの場所P1を指定する操作により、駐車枠54が車両1を駐車させる駐車枠として選択される。例えば、周囲画像51上の場所P1の表示位置をタッチすることにより駐車枠54を選択してよい。
車両1を駐車させる駐車枠54が選択されると、車両1を駐車させる目標駐車位置が駐車枠54内に設定される。
図3Bを参照する。目標駐車位置が設定されると、目標駐車位置に駐車した車両1が占める範囲を示す駐車位置マーク56が、周囲画像51に表示される。
また、目標駐車位置が設定されると、選択した駐車枠54へ車両1を駐車させる操作を受け付ける操作受付領域である「Go」ボタンが駐車操作受付画面50に表示される。ここで、参照符号57は「Go」ボタンのタッチ操作を受け付ける操作受付領域を示し、参照符号58は「Go」ボタンの表示領域を示す。
車両制御回路3は、「Go」ボタンの操作受付領域57においてタッチ操作を受け付けている間だけ、目標駐車位置へ駐車させる経路上で車両1を走行させる。操作受付領域57でのタッチ操作が中断すると、車両制御回路3は車両1を停止させる。
一方で「Exit」ボタン55が押されると、駐車枠54への車両1の自動駐車を中止する。
図2を参照する。周囲画像生成部30は、周囲画像51を通信装置6へ出力する。通信装置6は、周囲画像51を操作装置7へ送信する。
現在位置推定部31は、周囲状況検出センサ群4が検出した周囲状況に基づき車両1の現在位置を想定する。現在位置推定部31は、現在位置の情報を追従制御部35へ出力する。
開始位置設定部32は、周囲状況検出センサ群4が検出した周囲状況に基づき自動運転による駐車動作の開始位置を設定する。開始位置設定部32は、開始位置の情報を経路生成部34へ出力する。
目標駐車位置決定部33は、周囲状況検出センサ群4が検出した周囲状況に基づき車両1の周囲に存在する1個以上の駐車枠を検出する。
目標駐車位置決定部33は、通信装置6を介して、操作装置7において運転者により行われた操作に応じた指示信号を受信する。目標駐車位置決定部33は、駐車操作受付画面50における駐車枠の選択操作の指示信号を操作装置7から受信する。目標駐車位置決定部33は、検出した駐車枠のうち運転者が選択した運転枠の中に目標駐車位置を設定する。目標駐車位置決定部33は、通信装置6を介して、目標駐車位置を操作装置7へ送信する。
経路生成部34は、開始位置設定部32が設定した駐車動作の開始位置から目標駐車位置決定部33が決定した目標駐車位置に至る駐車経路を生成する。経路生成部34は、生成した駐車経路の情報を追従制御部35へ出力する。
追従制御部35は、現在位置推定部31により推定される車両1の現在位置が、経路生成部34により生成された駐車経路上に位置するように、車両1の目標操舵角を算出する。追従制御部35は、算出した目標操舵角の情報を操舵制御部36へ出力する。
操舵制御部36は、車両1の実操舵角と追従制御部35が算出した目標操舵角との差を減少させるように、ステアリングアクチュエータ12の操作量を算出する。操舵制御部36は、算出した操作量をステアリングアクチュエータ12へ出力する。
速度制御部37は、「Go」ボタンの操作受付領域57においてタッチ操作を受け付けている間だけ車両1が走行するように、アクセル開度アクチュエータ13とブレーキ制御アクチュエータ14の操作量を算出する。
例えば、操作装置7は、車両1を走行させる走行指示信号を、操作受付領域57においてタッチ操作を受け付けている間だけ送信する。
例えば、操作装置7は、操作受付領域57においてタッチ操作を連続して受け付けている間、連続して走行指示信号を送信してよい。また、例えば操作装置7は、操作受付領域57においてタッチ操作を連続して受け付けている間、一定周期T0で走行指示信号を送信してよい。速度制御部37は、通信装置6を介して走行指示信号を受信する。
また、操作装置7は、操作受付領域57のタッチ操作が開始した時に走行指示信号を送信し、タッチ操作が終了した時に車両1を停止させる停止指示信号を送信してもよい。
速度制御部37は、操作受付領域57においてタッチ操作を受け付けている間だけ車両1が走行するようにアクセル開度アクチュエータ13とブレーキ制御アクチュエータ14の操作量を算出する。例えば、速度制御部37は、走行指示信号を連続して受信している間だけ車両1が走行するようにアクセル開度アクチュエータ13とブレーキ制御アクチュエータ14の操作量を算出する。例えば速度制御部37は、走行指示信号を一定周期T0で受信している間だけ車両1が走行するようにアクセル開度アクチュエータ13とブレーキ制御アクチュエータ14の操作量を算出する。例えば速度制御部37は、走行指示信号を受信してから停止指示信号を受信するまで車両1が走行するようにアクセル開度アクチュエータ13とブレーキ制御アクチュエータ14の操作量を算出する。
一方で、速度制御部37は、操作受付領域57のタッチ操作が中断すると、車両1が停止するようにアクセル開度アクチュエータ13とブレーキ制御アクチュエータ14の操作量を算出する。
例えば速度制御部37は、走行指示信号の受信が中断すると、車両1が停止するようにアクセル開度アクチュエータ13とブレーキ制御アクチュエータ14の操作量を算出する。また例えば、速度制御部37は、走行指示信号の受信間隔が一定周期T0を超えると、車両1が停止するようにアクセル開度アクチュエータ13とブレーキ制御アクチュエータ14の操作量を算出する。
速度制御部37は、算出した操作量をアクセル開度アクチュエータ13とブレーキ制御アクチュエータ14へ出力する。
通信状況判定部38は、通信装置6と操作装置7との間の通信状況を判定する。以下、通信装置6と操作装置7との間の通信状況を、単に「通信状況」と表記する。
例えば通信状況判定部38は、通信状況としてデータ転送速度を判定してよい。また、例えば通信状況判定部38は、通信状況として、通信装置6と操作装置7との間の通信に障害が発生するリスク(以下「通信障害リスク」と表記する)の有無を判定してよい。
例えば、通信状況判定部38は、各時点におけるデータ転送速度を測定して、データ転送速度の時系列である通信状況のプロファイルを作成し、記憶装置16に格納する。
通信状況判定部38は、通信状況のプロファイルを読み込んで通信装置6と操作装置7との間の通信が切断される期間の単位時間当たりの長さ(以下「通信切断時間長」と表記する)を算出する。通信状況判定部38は、通信切断時間長がリスク判定閾値より長い場合に通信障害リスクがあると判定する。また、通信切断時間長がリスク判定閾値以下の場合に通信障害リスクがないと判定する。
図4を参照する。通信状況判定部38は、データ転送速度に応じてリスク判定閾値を変化させてもよい。実線L1は、リスク判定閾値を定めるデータ転送速度の関数を示す。
例えば、データ転送速度がv1未満の場合にリスク判定閾値は0であってよい。すなわち、データ転送速度がv1未満の場合は、通信状況判定部38はデータ転送速度に関係なく通信障害リスクがあると判定する。
データ転送速度がv1以上の場合、リスク判定閾値は非零の固定値かデータ転送速度の増加関数であってよい。
通信状況判定部38は、判定した通信状況の情報を通信装置6へ出力する。通信装置6は、通信状況の情報を操作装置7へ送信する。
次に、操作装置7の構成を説明する。図1を参照する。操作装置7は、コントローラ20と、通信回路21と、表示装置22と、インタフェース23と、スピーカ26と、バイブレータ27を備える。
コントローラ20は、プロセッサ24と、記憶装置25等の周辺部品とを含む。プロセッサ24は、例えばCPUやMPUであってよい。記憶装置25は、半導体記憶装置、磁気記憶装置及び光学記憶装置のいずれかを備えてよい。記憶装置25は、レジスタ、キャッシュメモリ、主記憶装置として使用されるROM及びRAM等のメモリを含んでよい。なお、汎用の半導体集積回路中に設定される機能的な論理回路でコントローラ20を実現してもよい。例えば、コントローラ20はFPGA等のPLD等を有していてもよい。
通信回路21は、有線又は無線の通信回線を介して通信装置6と通信を行う。通信回路21は、例えばBluetooth(登録商標)等の近距離無線通信や、Wi−Fi(登録商標)等の無線LANや、公衆無線通信を介して通信装置6と通信を行ってよい。
通信回路21は、操作装置7において運転者により行われた操作に応じた指示信号を、通信装置6へ送信する。また、通信回路21は、周囲画像51、目標駐車位置の情報、及び通信状況の情報を通信装置6から受信する。
表示装置22は、表示手段として機能し、コントローラ20の制御によって各種の情報の表示を行う。表示装置22には、例えば図3Aに示す駐車操作受付画面50が表示されてよい。
インタフェース23は、情報入力手段として機能し、入力ボタンや表示装置22の表示画面に設けられたタッチパネルなどを備えていてよい。インタフェース23は、運転者による操作装置7での操作を受け付けるために使用される。例えば、インタフェース23は、駐車操作受付画面50における操作を受け付ける。
スピーカ26は、音声信号出力手段として機能し、コントローラ20の制御によって各種の音声信号を出力する。例えば、スピーカ26は、警報音やメッセージなどの各種報知信号の出力のために使用される。
バイブレータ27は、コントローラ20の制御によって振動を発生する。例えば、バイブレータ27は、操作装置7を振動させることにより、各種イベントの発生を報知する報知信号を発生させる。
次に、図5を参照して操作装置7の機能構成を説明する。コントローラ20は、通信処理部70と、表示制御部71と、操作受付部72と、制御指令設定部73と、報知制御部74を備える。コントローラ20のプロセッサ24は、記憶装置25に記憶されたコンピュータプログラムを実行することにより、通信処理部70、表示制御部71、操作受付部72、制御指令設定部73、及び報知制御部74の機能を実現する。
通信処理部70は、通信回路21と通信装置6との間の通信回線を介した車両制御回路3との間の通信処理を行う。例えば、通信処理部70は、運転者により行われた操作に応じた指示信号の送信、並びに周囲画像51、目標駐車位置の情報、及び通信状況の情報の受信のための処理を実行する。
表示制御部71は、表示装置22に各種画面を表示する処理を行う。例えば表示制御部71は、図3Aに示す駐車操作受付画面50を表示装置22に表示する。
通信処理部70が目標駐車位置の情報を受信すると、表示制御部71は、駐車操作受付画面50の表示領域58に「Go」ボタンを表示する(図3B参照)。
すなわち、表示制御部71は、目標駐車位置へ車両1を移動させる操作を受け付ける操作受付領域57を示す「Go」ボタンを、目標駐車位置が設定された後に表示する。
なお、まだ操作受付領域57のタッチ操作が行われていない時点では、「Go」ボタンの操作受付領域57の範囲は、表示領域58の範囲と一致している。すなわち、表示制御部71は、タッチ操作を受け付ける前の操作受付領域57を表示装置22に表示する。
操作受付部72は、インタフェース23により運転者が行った操作を受け付ける処理を行う。例えば、操作受付部72は、周囲画像51をタッチして駐車枠54を選択する操作を受け付ける。また、操作受付部72は、「Go」ボタンの操作受付領域57のタッチ操作や、「Exit」ボタン55の操作受付領域のタッチ操作を受け付ける。
図6Aは、図3Bに示す状態において運転者が「Go」ボタンの表示領域58内(すなわち操作受付領域57内)の位置P2をタッチする操作を行った後の操作受付領域57の状態を示す。
操作受付部72は、操作受付領域57のタッチ操作を受け付けると操作受付領域57の範囲を拡張する。操作受付領域57の範囲を拡張することにより、操作受付領域57をタッチした後に同じ操作受付領域57をタッチすることが容易になる。
操作受付部72は、タッチ操作の受け付けに応じて操作受付領域57を拡張する範囲を、タッチ操作を受け付けた位置P2に応じて定める。以下、タッチ操作を受け付けた位置を、「タッチ操作の検出位置」或いは単に「検出位置」と表記する。
図6B及び図6Cを参照する。例えば、操作受付部72は、検出位置P2に応じて定まる領域59を含むように操作受付領域57の範囲を拡張する。
図6Bの領域59の例は、検出位置P2を基準としてX軸の負方向の幅x1及び正方向の幅x2を有し、Y軸の負方向の高さy1及び正方向の高さy2を有する矩形領域である。X軸の方向は画面の横方向であり、Y軸の方向は画面の縦方向である。x1とx2は同じ長さであってもよく異なる長さであってもよい。y1とy2は同じ長さであってもよく異なる長さであってもよい。
図6Cの領域59の例は、検出位置P2を中心とする半径rの円である。
このように、検出位置P2に応じて操作受付領域57を拡張する範囲を定めることにより、運転者は「Go」ボタンの表示領域58を見なくても、同じ操作受付領域57をタッチし続けること、又は再度タッチすることが容易になる。
すなわち、検出位置P2が「Go」ボタンの表示領域58(すなわち拡張前の操作受付領域57)の境界付近であった場合、操作受付領域57をタッチし続けている間に、又は再度タッチした際に、無意識にタッチする位置がずれて表示領域58から外れることがある。
この結果、従来どおり操作受付領域57を拡張しなければ、操作受付領域57のタッチ操作が受け付けられないことになる。
一方で、実施形態のように検出位置P2に応じて操作受付領域57を拡張する範囲を定めることにより、一度タッチした検出位置P2の周囲が許容ずれ幅が操作受付領域57に含まれるように拡張することができる。このため、無意識にタッチする位置がずれても拡張された操作受付領域57から外れにくくなる。この結果、運転者は「Go」ボタンの表示領域58を見なくても、同じ操作受付領域57をタッチし続けること、又は再度タッチすることが容易になる。
なお、上述の通り「Go」ボタンのタッチ操作により車両1が動き始めるため、運転者の誤ったタッチ操作をできるだけ抑制する必要がある。すなわち、「Go」ボタンは、タッチ操作を開始する際に運転者の意図どおりに操作可能なインタフェースである必要がある。このため、操作受付部72は、操作受付領域57のタッチ操作の前に、操作受付領域57を表示領域58の外へ拡張しないことが好ましい。
図6Aを参照する。操作受付部72は、「Goボタン」の操作受付領域57が他のボタンである「Exit」ボタン55の操作受付領域と重複するように、操作受付領域57を拡張してもよい。この場合、他のボタンよりも操作受付領域57を優先してよい。すなわち、操作受付部72は、他のボタンの操作受付領域と操作受付領域57との重複部分にてタッチ操作を検出した場合には、操作受付領域57におけるタッチ操作と判定してよい。
また、操作受付部72は、操作受付領域57を拡張した後に操作受付領域57におけるタッチ操作が中断した場合には、操作受付領域57を拡張前の範囲(すなわち、表示領域58と同じ範囲)に縮小する。言い換えれば、操作受付領域57でタッチ操作が受け付けられ、車両1が走行しているときに操作受付領域57を拡張する。これにより、走行する車両1を見るために運転者が操作装置7から目を離しやすい場合だけ操作受付領域57を拡張することができる。
一方で、車両1が走行しておらず操作装置7を見ながら操作しやすい状態では、表示領域58以外のタッチ操作が操作受付領域57のタッチ操作と判定されるのを抑制することにより、運転者の意図に反した操作の入力を抑制する。
操作受付部72は、操作受付領域57を拡張した後に操作受付領域57におけるタッチ操作が中断した場合、所定の遷移時間をかけて、操作受付領域57を拡張前の範囲(すなわち、表示領域58と同じ範囲)へ縮小してよい。例えば、操作受付部72は操作受付領域57を徐々に縮小してよい。また例えば、操作受付部72は、所定の遷移時間が経過するまで拡張した操作受付領域57を維持し、所定の遷移時間経過後に操作受付領域57を拡張前の範囲へ縮小してもよい。
上記のように、操作受付領域57におけるタッチ操作が中断すると操作受付領域57が縮小を始めるので、運転者が操作受付領域57をタッチしたつもりでも、操作受付領域57のタッチ操作として受け付けられないことがある。このため、コントローラ20は、操作受付領域57におけるタッチ操作の中断後に操作受付領域57以外の操作が行われた場合、操作受付領域57が操作されていないことを知らせる報知信号を発生させる。
例えば、操作受付領域57におけるタッチ操作の中断後にインタフェース23が操作装置7の操作を受け付けた場合、操作受付部72はこの操作が操作受付領域57におけるタッチ操作であるか否かを判定する。インタフェース23で受け付けた操作が、操作受付領域57におけるタッチ操作でない場合に、報知制御部74は、操作受付領域57が操作されていないことを知らせる報知信号を発生させる。報知信号は、例えばスピーカ26から出力される音声信号であってもよく、バイブレータ27による操作装置7の振動であってもよい。
また、操作受付部72は、通信状況が所定の許容条件を満たさない場合に、操作受付領域57におけるタッチ操作を禁止してよい。通信状況が悪い場合、走行指示信号や停止指示信号が届かず、運転者の操作どおりに車両1が走行又は停止しないおそれがある。このため、通信状況が悪い場合には初めから操作受付領域57の操作を受け付けないことで、運転者の操作どおりに車両1が走行又は停止しない状況を回避できる。
例えば、通信処理部70が通信状況の情報を受信すると、操作受付部72は、通信状況が所定の許容条件を満足するか否かを判定する。通信状況が所定の許容条件を満足しない場合、操作受付部72は操作受付領域57におけるタッチ操作を禁止する。例えば、操作受付部72は、データ転送速度が閾値未満の場合に操作受付領域57におけるタッチ操作を禁止してよい。また例えば、操作受付部72は、通信障害リスクがある場合に操作受付領域57におけるタッチ操作を禁止してよい。
操作受付部72は、「Exit」ボタン55の操作受付領域でタッチ操作を受け付けた場合に、「Exit」ボタン55の操作受付領域を拡張しなくてよい。または、「Exit」ボタン55の操作受付領域でタッチ操作を受け付けた場合に「Exit」ボタン55の操作受付領域を拡張する程度が、操作受付領域57のタッチ操作に応じて操作受付領域57を拡張する程度よりも小さくてもよい。すなわち、「Exit」ボタン55の操作受付領域にてタッチ操作を受け付けた場合にこの操作受付領域を拡張する程度と、操作受付領域57にてタッチ操作を受け付けた場合に操作受付領域57を拡張する程度とが異なっていてよい。
運転者は「Go」ボタンの操作受付領域57から目をはなして操作しがちであるのに対して、「Exit」ボタン55は、運転者が視認してから操作するボタンである。
このため、「Exit」ボタン55の操作受付領域を大きく拡張すると、運転者が意図的に「Exit」ボタン55の外側をタッチしても、「Exit」ボタン55のタッチと誤検出されるおそれがある。このため、「Exit」ボタン55の操作受付領域を拡張しないか、あるいは拡張の程度を抑制することにより、「Exit」ボタン55のタッチ操作を誤検出するのを抑制する。
制御指令設定部73は、運転者により行われた操作に応じた指示信号を生成する。指示信号は、駐車枠の選択操作の指示信号、走行指示信号、停止指示信号、又は「Exit」ボタン55の押下操作の指示信号を含んでよい。制御指令設定部73は、生成した指示信号を通信回路21へ出力する。
(動作)
次に、第1実施形態に係る駐車支援方法の一例について説明する。図7を参照する。
ステップS1において操作受付部72は、通信状況が所定の許容条件を満たすか否かを判定する。通信状況が所定の許容条件を満たす場合(ステップS1:Y)に処理はステップS2へ進む。通信状況が所定の許容条件を満たさない場合(ステップS1:N)に、操作受付部72は、操作受付領域(すなわち、操作受付領域57や「Exit」ボタン55の操作受付領域)のタッチ操作の有無を判定せずに処理をステップS10に進める。これにより、操作受付領域のタッチ操作が禁止される。
ステップS2において操作受付部72は、駐車操作受付画面50におけるタッチ操作が継続しているか否かを判定する。
駐車操作受付画面50におけるタッチ操作が継続している場合(ステップS2:Y)に処理はステップS6に進んで「継続操作受付処理」が実行される。継続操作受付処理では、駐車操作受付画面50で継続するタッチ操作が操作受付領域にて行われているか否かが判定される。継続操作受付処理の詳細は図9を参照して後述する。
駐車操作受付画面50におけるタッチ操作が継続していない場合(ステップS2:N)に処理はステップS3へ進む。
ステップS3において操作受付部72は、駐車操作受付画面50におけるタッチ操作を検出したか否かを判定する。タッチ操作を検出した場合(ステップS3:Y)に処理はステップS4へ進む。タッチ操作を検出しない場合(ステップS3:N)に処理はステップS8へ進む。
ステップS4において操作受付部72は、操作受付領域の範囲が拡張されているか否かを判定する。
操作受付領域の範囲が拡張されている場合(ステップS4:Y)は、以前のタッチ操作により操作受付領域の範囲が拡張された後にタッチ操作が中断し、所定の遷移時間をかけて元の状態に戻る前に再び駐車操作受付画面50のタッチ操作が行われたことを意味する。すなわち、断続的に駐車操作受付画面50のタッチ操作が行われていることを意味する。
この場合に処理はステップS7へ進んで「断続操作受付処理」が実行される。断続操作受付処理では、操作受付領域において断続的にタッチ操作が行われているか否かが判定される。断続操作受付処理の詳細は図10を参照して後述する。
操作受付領域の範囲が拡張されてない場合(ステップS4:N)は、操作受付領域がまだ操作されていないか、または操作が中断してから相当の期間が経過していることを意味する。この場合に処理はステップS5へ進んで「操作開始処理」が実行される。操作開始処理では、操作受付領域のタッチ操作が始まったか否かが判定される。操作開始処理の詳細は図8を参照して後述する。
ステップS5の操作開始処理、ステップS6の継続操作受付処理、及びステップS7の断続操作受付処理の後、処理はステップS10へ進む。
ステップS8において操作受付部72は、操作受付領域の範囲が拡張されているか否かを判定する。操作受付領域の範囲が拡張されている場合(ステップS8:Y)に処理はステップS9へ進む。操作受付領域の範囲が拡張されていない場合(ステップS8:N)に処理はステップS10へ進む。
ステップS9では、拡張された操作受付領域にてタッチ操作がされていないため、操作受付部72は、拡張された操作受付領域を拡張前の元の範囲に戻すために徐々に操作受付領域を縮小する。その後に処理はステップS10へ進む。
ステップS10において、車両1のイグニッションスイッチ(IGN)がオフになったか否かを判定する。イグニッションスイッチがオフになった場合(ステップS10:Y)に処理は終了する。イグニッションスイッチがオフでない場合(ステップS10:N)に処理はステップS1へ戻る。
次に、図8を参照して操作開始処理を説明する。ステップS20において操作受付部72は、タッチ操作の検出位置が現在の操作受付領域の範囲A(すなわち拡張前の範囲)に含まれるか否かを判定する。
検出位置が範囲Aに含まれる場合(ステップS20:Y)に操作受付部72は、操作受付領域のタッチ操作が行われたと判定して処理をステップS21へ進める。検出位置が範囲Aに含まれない場合(ステップS20:N)に操作開始処理は終了する。
タッチ操作が行われた操作受付領域が操作受付領域57であった場合、ステップS21において制御指令設定部73は、走行指示信号を生成する。制御指令設定部73は、通信回路21を介して走行指示信号を車両制御回路3へ送信する。
ステップS22において操作受付部72は、操作受付領域57を拡張する。
このとき、操作受付部72は、タッチ操作が行われた操作受付領域が操作受付領域57であるか「Exit」ボタン55の操作受付領域であるかを判定してよい。
操作受付領域57でタッチ操作が行われた場合に、操作受付部72は、操作受付領域57を比較的大きく拡張してよい。「Exit」ボタン55の操作受付領域でタッチ操作が行われた場合に、操作受付部72は、「Exit」ボタン55の操作受付領域を比較的小さく拡張してよい。「Exit」ボタン55の操作受付領域を拡張しなくてもよい。
操作受付領域57は、タッチ操作の継続時間の間に連続して又は断続的に複数回に亘り指示信号を生成する操作受付領域であり、操作者は操作受付領域57から目を離して継続的又は断続的にタッチ操作を行うことが想定される。
一方で「Exit」ボタン55の操作受付領域は、タッチ操作の継続時間に関わらず同じ処理を操作装置7に実行させる操作受付領域であり、操作者は「Exit」ボタン55を目で確認してタッチ操作を行うことが想定される。
次に、図9を参照して継続操作受付処理を参照する。ステップS30において操作受付部72は、タッチ操作の検出位置が現在の操作受付領域の範囲A(すなわち拡張後の範囲)に含まれるか否かを判定する。
検出位置が範囲Aに含まれる場合(ステップS30:Y)、すなわちタッチ操作の検出位置が、操作受付領域の範囲Aにとどまっている場合に、操作受付部72は、操作受付領域のタッチ操作が継続していると判定して処理をステップS31へ進める。
一方で、検出位置が範囲Aに含まれない場合(ステップS30:N)、例えばタッチ操作の検出位置がずれて操作受付領域の範囲から外れた場合に、処理はステップS33へ進む。
タッチ操作が行われた操作受付領域が操作受付領域57であった場合、ステップS31において制御指令設定部73は、走行指示信号を生成する。制御指令設定部73は、通信回路21を介して走行指示信号を車両制御回路3へ送信する。
ステップS32において操作受付部72は、拡張した操作受付領域の範囲Aを拡張された状態のまま維持する。その後に操作開始処理は終了する。
一方、ステップS33において操作受付部72は、拡張された操作受付領域を拡張前の元の範囲に戻すために徐々に操作受付領域を縮小する。その後に操作開始処理は終了する。
次に、図10を参照して断続操作受付処理を参照する。ステップS40において操作受付部72は、タッチ操作の検出位置が現在の操作受付領域の範囲Aに含まれるか否かを判定する。断続操作受付処理が実行される場合、以前に行った操作受付領域におけるタッチ操作は継続していない(図7のステップS2:N)。このため、操作受付領域の現在の範囲Aは、以前に行ったタッチ操作により拡張された範囲(すなわちタッチ操作の中断前の範囲)Bから縮小している途中である。
検出位置が範囲Aに含まれる場合(ステップS40:Y)、すなわち再度行ったタッチ操作の検出位置が、縮小中の操作受付領域の範囲Aにとどまっている場合に、操作受付部72は、操作受付領域のタッチ操作が断続して行われていると判定して処理をステップS41へ進める。
一方で、検出位置が範囲Aに含まれない場合(ステップS40:N)、例えば、再度行ったタッチ操作の検出位置がずれて操作受付領域の範囲から外れた場合に、処理はステップS43へ進む。
タッチ操作が行われた操作受付領域が操作受付領域57であった場合、ステップS41において制御指令設定部73は、走行指示信号を生成する。制御指令設定部73は、通信回路21を介して走行指示信号を車両制御回路3へ送信する。
ステップS42において操作受付部72は、縮小中の操作受付領域の範囲Aを、タッチ操作の中断前の範囲Bに戻す。
このとき、操作受付部72は、タッチ操作が行われた操作受付領域が、操作受付領域57であるか「Exit」ボタン55の操作受付領域であるかを判定してよい。
操作受付領域57でタッチ操作が行われた場合に、操作受付部72は、タッチ操作の中断前の比較的大きく拡張された状態に戻す。「Exit」ボタン55の操作受付領域でタッチ操作が行われた場合に、操作受付部72は、タッチ操作の中断前の比較的小さく拡張された状態に戻す。
その後に断続操作受付処理は終了する。
一方、ステップS43において操作受付部72は、タッチ操作の検出位置が、操作受付領域の現在の範囲Aと、タッチ操作の中断前の操作受付領域の範囲Bとの差分に含まれているか否かを判定する。
運転者が、操作受付領域のタッチ操作をしているつもりなのに、操作受付領域が縮小することにより、タッチ操作の検出位置が操作受付領域の現在の範囲Aから外れたか否かを判定するためである。
タッチ操作の検出位置が、現在の範囲Aとタッチ操作の中断前の範囲Bとの差分に含まれている場合(ステップS43:Y)に、操作受付部72は、操作受付領域のタッチ操作をしているつもりであると判断して、処理をステップS44へ進める。タッチ操作の検出位置が、現在の範囲Aとタッチ操作の中断前の範囲Bとの差分に含まれない場合(ステップS43:N)に処理はステップS46へ進む。
ステップS44において操作受付部72は、操作受付領域のタッチ操作の中断期間が所定閾値Tt以内であるか否かを判定する。中断期間が所定閾値Tt以内である場合に処理はステップS45へ進む。中断期間が所定閾値Tt以内より長い場合に処理はステップS46へ進む。
ステップS45において報知制御部74は、操作受付領域が操作されていないことを知らせる報知信号を発生させる。その後に処理はステップS46へ進む。
ステップS46において操作受付部72は、操作受付領域を拡張前の元の範囲に戻すために徐々に操作受付領域を縮小する。その後に断続操作受付処理は終了する。
(実施形態の効果)
(1)車両制御回路3の目標駐車位置決定部33は、車両1の目標駐車位置を設定する。経路生成部34、追従制御部35、操舵制御部36、及び速度制御部37は、操作装置7の操作受付領域57において受け付けたタッチ操作に応じて、自動運転により車両1を目標駐車位置に駐車させる。操作装置7の操作受付部72は、操作受付領域57においてタッチ操作を受け付けた後に操作受付領域57を拡張する。
これにより、操作受付領域57をタッチした後に同じ操作受付領域57をタッチすることが容易になる。例えば、操作者の意図に反してタッチ操作の位置がずれても、タッチ操作がなされたままであると判定できる。
(2)経路生成部34は、目標駐車位置へ車両を駐車させる経路を生成する。追従制御部35、操舵制御部36、及び速度制御部37は、操作装置7の操作受付領域57においてタッチ操作を受け付けている間だけ車両1を経路上で移動させる。
このように、操作受付領域57のタッチ操作を継続して又は断続的に行うことにより車両1が目標駐車位置へ移動する。このような継続的又は断続的なタッチ操作の際に、操作者の意図に反してタッチ操作の位置がずれても、操作受付領域57でタッチ操作がなされたと判定される。このため、操作者は操作装置7から目を離して車両1の位置を見ながら操作装置7を操作しやすくなる。
(3)表示制御部71は、タッチ操作を受け付ける前の操作受付領域57を、操作装置7が備える表示装置22に表示する。これにより、操作者は、タッチ操作を行うべき操作受付領域57をタッチ操作の前に把握できる。このため、操作者は、確実に操作受付領域57でタッチ操作できるようになる。
(4)表示制御部71は、目標駐車位置決定部33が目標駐車位置を設定した後に操作受付領域57を表示装置22に表示する。これにより、操作装置7は、操作者が操作受付領域57の操作を必要とするタイミングで操作受付領域57を表示させることができる。このため、操作者は、操作受付領域57を確実に操作できるようになる。
(5)操作受付部72は、タッチ操作の受け付けに応じて操作受付領域57を拡張する範囲を、タッチ操作を受け付けた位置P2に応じて定める。
これにより、一度タッチした位置P2の周囲の許容ずれ幅が操作受付領域57に含まれるように拡張することができる。このため、無意識にタッチする位置がずれても拡張された操作受付領域57から外れにくくなる。この結果、操作装置7を見なくても、同じ操作受付領域57をタッチし続けること、又は再度タッチすることが容易になる。
(6)操作受付部72は、操作受付領域57を拡張した後に操作受付領域57におけるタッチ操作が中断した場合、所定の遷移時間をかけて、操作受付領域57を拡張前の範囲へ縮小する。
タッチ操作が中断して直ぐに操作受付領域57を元の範囲へ縮小すると、断続的なタッチ操作において、再びタッチ操作をした時には操作受付領域57が拡張されておらず、操作受付領域57のタッチが容易にならない。
タッチ操作が中断後の所定の遷移時間の間、操作受付領域57が拡張した状態を保つことにより、同じ操作受付領域57を再度タッチすることが容易になる。
(7)操作受付部72は、操作受付領域57におけるタッチ操作の中断後に操作装置7で行われた操作が、操作受付領域57におけるタッチ操作であるか否か判定する。操作装置7で行われた上記操作が操作受付領域57におけるタッチ操作でない場合に、報知制御部74は、操作受付領域57が操作されていないことを知らせる報知信号を発生させる。
操作受付領域57におけるタッチ操作が中断すると操作受付領域57が縮小を始めるので、運転者が操作受付領域57をタッチしたつもりでも、操作受付領域57のタッチ操作として受け付けられないことがある。操作受付領域57が操作されていないことを知らせることで、操作者が、操作受付領域57のタッチ操作をしているつもりでいる状態を解消できる。
(8)通信状況判定部38は、車両1の外で操作される操作装置7と車両1との間の通信状況を判定する。操作受付部72は、通信状況が所定の許容条件を満たさない場合に、操作受付領域57におけるタッチ操作を禁止する。
これにより、通信状況が悪い場合に走行指示信号や停止指示信号が届かず、運転者の操作どおりに車両1が走行又は停止しない状況を回避できる。
(9)操作装置7は、第2の操作受付領域として「Exit」ボタン55の操作受付領域をさらに含む。操作受付領域57にてタッチ操作を受け付けた場合に操作受付領域57を拡張する程度と、「Exit」ボタン55の操作受付領域にてタッチ操作を受け付けた場合に「Exit」ボタン55の操作受付領域を拡張する程度とが異なる。
これにより、運転者が視認してから操作する「Exit」ボタン55の操作受付領域を拡張しないか、拡張の範囲を操作受付領域57よりも抑制することができる。このように「Exit」ボタン55の操作受付領域を拡張しないか、拡張の範囲を抑制することにより、「Exit」ボタン55のタッチ操作を誤検出するのを抑制できる。
(10)操作受付部72は、操作受付領域57を、車両1が走行しているときに拡張する。これにより、走行する車両1を見るために運転者が操作装置7から目を離しやすい場合だけ操作受付領域57を拡張することができる。一方で、車両1が走行しておらず操作装置7を見ながら操作しやすい状態では、表示領域58以外のタッチ操作が操作受付領域57のタッチ操作と判定されるのを抑制することにより、運転者の意図に反した操作の入力を抑制できる。
(変形例)
駐車操作受付画面50においてタッチ操作を受け付ける操作受付領域の位置は、操作装置7の使用状況や操作者の使い方に応じて定められる。このため、操作装置7の使用状況や操作者の使い方などの条件に応じて、操作受付領域の位置が変化することがある。
図11A及び図11Bを参照する。いま、図11Aに示す駐車操作受付画面50を表示している操作装置7を把持する向きを反時計回りに90度回転させると、駐車操作受付画面50が図11Bに示すように変化する場合を想定する。
この場合、「Go」ボタンの操作受付領域の位置は、参照符号57で示す範囲から参照符号90で示す範囲に変化する。また、「Go」ボタンの表示領域の位置は、参照符号58で示す範囲から参照符号91で示す範囲に変化する。
このように、操作受付部72は、例えば操作装置7を把持する向きのような所定条件が満たされると、「Go」ボタンの操作を受け付ける領域を、操作受付領域57から第2の操作受付領域90へ切り替える。
ここで、図11Aに示す駐車操作受付画面50の操作受付領域57のタッチ操作を継続している状態で、不意に駐車操作受付画面50が回転すると、「Go」ボタンの操作を受け付ける領域が切り替わり、運転者の意図に反して車両1が停止するおそれがある。例えば、操作装置7を把持する腕を下ろすなどの動作により、不意に駐車操作受付画面50が回転することがある。
そこで変形例における操作受付部72は、操作受付領域57の拡張中に所定条件が満たされて、「Go」ボタンの操作を受け付ける領域を、操作受付領域57から第2の操作受付領域90へ切り替えても、操作受付領域57におけるタッチ操作の受付を継続する。
このため、操作受付領域57のタッチ操作を継続している状態で、不意に「Go」ボタンの操作を受け付ける領域が移動しても、運転者の意図に反して車両1が停止することを防止できる。また、断続的に操作受付領域57のタッチ操作が行われている状態で、不意に「Go」ボタンの操作を受け付ける領域が移動しても、運転者の意図に反して車両1が停止することを防止できる。
本発明は、ここで記載していない様々な実施形態等を含むことは勿論である。したがって、本発明の技術的範囲は上記の説明から妥当な特許請求の範囲に係る発明特定事項によってのみ定められるものである。
1…車両,2…駐車支援装置,3…車両制御回路,4…周囲状況検出センサ群,5…アクチュエータ群,6…通信装置,7…操作装置,10…カメラ,11…測距センサ,12…ステアリングアクチュエータ,13…アクセル開度アクチュエータ,14…ブレーキ制御アクチュエータ,15…プロセッサ,16…記憶装置,20…コントローラ,21…通信回路,22…表示装置,23…インタフェース,24…プロセッサ,25…記憶装置,26…スピーカ,27…バイブレータ,30…周囲画像生成部,31…現在位置推定部,32…開始位置設定部,33…目標駐車位置決定部,34…経路生成部,35…追従制御部,36…操舵制御部,37…速度制御部,38…通信状況判定部,70…通信処理部,71…表示制御部,72…操作受付部,73…制御指令設定部,74…報知制御部

Claims (12)

  1. 車両の目標駐車位置を設定し、
    操作装置において、当該操作装置へのタッチ操作を受ける領域である操作受付領域において受け付けたタッチ操作に応じて、自動運転により前記車両を前記目標駐車位置に駐車させ、
    前記操作受付領域においてタッチ操作を受け付けた後に前記操作受付領域を拡張し、タッチ操作を受け付け続けている間は前記操作受付領域の拡張を維持する、
    ことを特徴とする駐車支援方法。
  2. 前記目標駐車位置へ前記車両を駐車させる経路を生成し、
    操作装置の操作受付領域においてタッチ操作を受け付けている間だけ、前記車両を前記経路上で移動させる、
    ことを特徴とする請求項1に記載の駐車支援方法。
  3. タッチ操作を受け付ける前の前記操作受付領域を、前記操作装置が備える表示装置に表示することを特徴とする請求項1又は2に記載の駐車支援方法。
  4. 前記目標駐車位置を設定した後に前記操作受付領域を前記表示装置に表示することを特徴とする請求項3に記載の駐車支援方法。
  5. タッチ操作の受け付けに応じて前記操作受付領域を拡張する範囲を、タッチ操作を受け付けた位置に応じて定めることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の駐車支援方法。
  6. 前記操作受付領域を拡張した後に前記操作受付領域におけるタッチ操作が中断した場合、所定の遷移時間をかけて、前記操作受付領域を拡張前の範囲へ縮小することを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の駐車支援方法。
  7. 前記操作受付領域におけるタッチ操作の中断後に前記操作装置で行われた操作が、前記操作受付領域におけるタッチ操作であるか否かを判定し、
    前記操作装置で行われた前記操作が前記操作受付領域におけるタッチ操作でない場合に、前記操作受付領域が操作されていないことを知らせる報知信号を発生させる、
    ことを特徴とする請求項6に記載の駐車支援方法。
  8. 前記車両の外で操作される前記操作装置と前記車両との間の通信状況を判定し、
    前記通信状況が所定の許容条件を満たさない場合に、前記操作受付領域におけるタッチ操作を受け付けないことを特徴とする請求項1〜7のいずれか一項に記載の駐車支援方法。
  9. 前記操作装置は、第2の操作受付領域をさらに含み、
    前記操作受付領域にてタッチ操作を受け付けた場合に前記操作受付領域を拡張する程度と、前記第2の操作受付領域にてタッチ操作を受け付けた場合に前記第2の操作受付領域を拡張する程度とが異なることを特徴とする請求項1〜8のいずれか一項に記載の駐車支援方法。
  10. 前記操作装置は、第2の操作受付領域をさらに含み、
    前記操作受付領域を拡張していない期間に操作者が前記操作装置を把持する向きを変えた場合に、タッチ操作を受け付ける領域の位置を変更し
    タッチ操作により前記操作受付領域を拡張している期間に前記操作者が前記操作装置を把持する向きを変えても、拡張された前記操作受付領域におけるタッチ操作の受付を継続する、
    ことを特徴とする請求項1〜8のいずれか一項に記載の駐車支援方法。
  11. 前記操作受付領域を、前記車両が走行しているときに拡張することを特徴とする請求項1〜10のいずれか一項に記載の駐車支援方法。
  12. 車両の目標駐車位置を設定して、自動運転により前記車両を前記目標駐車位置に駐車させる車両制御回路と操作装置と、を備える駐車支援装置であって、
    前記操作装置は、当該操作装置へのタッチ操作を受ける領域である操作受付領域にて受け付けたタッチ操作に応じて前記車両制御回路に対する指示信号を送信し、
    前記車両制御回路は、前記指示信号に応じて前記車両を前記目標駐車位置に駐車させ、
    前記操作装置は、前記操作受付領域においてタッチ操作を受け付けた後に前記操作受付領域を拡張し、タッチ操作を受け付け続けている間は前記操作受付領域の拡張を維持させるコントローラを備える、
    ことを特徴とする駐車支援装置。
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