JP6734616B2 - コード保護具 - Google Patents

コード保護具 Download PDF

Info

Publication number
JP6734616B2
JP6734616B2 JP2015231351A JP2015231351A JP6734616B2 JP 6734616 B2 JP6734616 B2 JP 6734616B2 JP 2015231351 A JP2015231351 A JP 2015231351A JP 2015231351 A JP2015231351 A JP 2015231351A JP 6734616 B2 JP6734616 B2 JP 6734616B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cord
insertion hole
plate
protector
shaped
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2015231351A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2017098475A (ja
Inventor
寛 青山
寛 青山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kitagawa Industries Co Ltd
Original Assignee
Kitagawa Industries Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kitagawa Industries Co Ltd filed Critical Kitagawa Industries Co Ltd
Priority to JP2015231351A priority Critical patent/JP6734616B2/ja
Publication of JP2017098475A publication Critical patent/JP2017098475A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6734616B2 publication Critical patent/JP6734616B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

本発明は、板状部材のコード挿通孔に挿通するコードを保護するためのコード保護具に関するものである。
例えば、車両に搭載されるバッテリを収容するバッテリボックス等の箱型収容体は、板金製の板状部材によって構成されているが、板状部材には、バッテリに接続されたコードを通すためのコード挿通孔が形成されている。ここで、板金製の板状部材に開口するコード挿通孔の周縁は鋭いエッジを形成しているため、そのままではコードがコード挿通孔のエッジによって損傷し、その表面の被覆が剥がれる等の問題が発生する。
そこで、板状部材のコード挿通孔の周縁に樹脂製のコード保護具を嵌め込み、コード挿通孔に通されたコードをコード保護具によって保護してその損傷を防ぐことが行われている。斯かるコード保護具の取付構造として、特許文献1には図9及び図10に示すものが提案されている。
即ち、図9は特許文献1において提案されたコード保護具(コードブッシング)の取付構造を示す分解斜視図、図10は同側断面図であり、図9に示すように、板状部材110には、上方が開口する長孔状のコード挿通孔111が形成されており、このコード挿通孔111の下方には、横方向に細長い矩形の係止孔112が形成されている。
上記板状部材110のコード挿通孔111の周縁には、樹脂製のコード保護具101が上方から嵌め込まれて取り付けられるが、このコード保護具101は、平板状の本体部102の一方の面(図9の手前側の面)に、上方が開口するU字状の保護枠104が形成されており、本体部102の下端には、L字状に直角に屈曲した係止片105が一体に形成されている。そして、保護枠104の外周には凹状溝106が形成されている。
而して、コード保護具101は、図9に示すように、係止片105を下にして板状部材110のコード挿通孔111に上方から差し込まれて取り付けられる。具体的には、コード保護具101の保護枠104の外周に形成された凹状溝106が板状部材110のコード挿通孔111の周縁に嵌め込まれ、この状態では該コード保護具101の係止片105が板状部材110の面に当接するため、コード保護具101の本体部102は、弾性変形して弓状に湾曲する。そして、その状態を維持したままコード保護具101を下方(図9の矢印方向)へと押し込めば、図10に示すように、保護枠104が板状部材110のコード挿通孔111に嵌合するとともに、係止片105が板状部材110の係止孔112に合致した時点で当該コード保護具101の本体部102が弾性によって元の状態に復元するために係止片105が係止孔112に嵌合する。これによってコード保護具101が板状部材110に固定されるとともに、該コード保護具101の上方への抜けが防がれ、板状部材110のコード挿通孔111に通された不図示のコードは、コード保護具101によって保護されてその損傷が防がれる。
実開昭56−024189号公報
ところで、コード保護具を箱型収容体の板状部材から取り外す場合、箱型収容体の内部にはバッテリ等の機器が収容されているために該箱型収容体の内側からコード保護具にアクセスしてこれを取り外すことは困難である。又、箱型収容体の外側はエンドユーザーや組立作業員等が触ることができるため、エンドユーザー等がコード保護具を簡単に取り外すことができる構造であれば、コードの保護ができなくなってしまう。その一方で、コード保護具を完全に取り外すことができない構造にすると、該コード保護具が破損した場合にこれを簡単に交換することができないために不便である。
特許文献1において提案された図9及び図10に示すコード保護具101の取付構造においては、コード保護具101を板状部材110に固定した状態では、箱型収容体の内側からコード保護具101にアクセスすることが困難であるため、コード保護具101が破損した場合等には、該コード保護具101を簡単に取り外してこれを新しいものと簡単に交換することができないという問題がある。
本発明は上記問題に鑑みてなされてもので、その目的とする処は、通常の使用状態では簡単に取り外すことができず、交換時等には治具を用いて簡単に取り外すことができるコード保護具を提供することにある。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明は、箱型収容体を構成し、端縁に向かって開口するコード挿通孔と、該コード挿通孔の両端縁から内方に向かって突設された一対の突起を備える板状部材の前記コード挿通孔の周縁に、該コード挿通孔の開口側から嵌め込まれて取り付けられる樹脂製のコード保護具であって、平板状の本体部の内面に、前記コード挿通孔に係合するフックと、前記コード挿通孔の周縁に嵌合する門型の保護枠と、を設けるとともに、該保護枠の両側に一体に形成されて前記板状部材の前記コード挿通孔に係合する係合片を突設し、前記本体部の上下方向において前記フックと前記係合片との間に矩形窓を形成し、該矩形窓内に、前記本体部からその内面側に向かって突出して前記板部材を押圧するとともに、前記板状部材の一対の前記突起に係止される係止バネを収容し、前記矩形窓の前記係止バネの周囲に隙間を形成して構成されることを特徴とする。
請求項に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記係止バネの基端部に凹溝状の屈曲部を幅方向に沿って形成したことを特徴とする。
請求項に記載の発明は、請求項1又は2に記載の発明において、前記係合片の前記板状部材の前記コード挿通孔に対向する内面に係合リブを突設するとともに、該係合片に、前記保護枠の外周に沿うスリットを形成したことを特徴とする。
請求項に記載の発明は、請求項1〜の何れかに記載の発明において、前記係止バネは、前記フックの中心と左右の前記係合片の各中心を結ぶ直線によって形成される三角形の斜辺上又は三角形によって囲まれる領域内に設けられていることを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、コード保護具は、フックのコード挿通孔への係合と、係合片の板状部材への係合と、係止バネの板状部材への押圧及び保護枠のコード挿通孔への嵌合によって板状部材にワンタッチで簡単且つ確実に取り付けられる。又、コード保護具は、取付状態において係止バネが板状部材の突起に係止されることによって抜けが確実に防がれる他、コード保護具の外面は平面を成して引っ掛かりがないため、通常の使用状態では該コード保護具をエンドユーザーが簡単に取り外すことができず、コード挿通孔に通されたコードがコード保護具によって確実に保護される。そして、コード保護具が破損等したためにこれを交換する必要がある場合には、該コード保護具の矩形窓の係止バネの周囲に形成された隙間に治具を差し込んで係止バネを外側(手前側)に折り曲げて該係止バネと板状部材の突起との係止を解除すれば、当該コード保護具を板状部材から簡単に取り外すことができる。
請求項に記載の発明によれば、コード保護具の係止バネの基端部(本体部との接続部)に形成された凹溝状の屈曲部を幅方向に沿って形成したため、該係止バネの屈曲が屈曲部を基点として容易になされるとともに、屈曲部の塑性変形が防がれるために当該係止バネの機能が損なわれることがない。
請求項に記載の発明によれば、コード保護具の係合片に突設された係合リブが板状部材に係合することによって係合片の板状部材に対する係合力が高められるため、コード保護具がより強固に板状部材に固定される。又、コード保護具の係合片に形成されたスリットによって該係合片が弾性変形し易くなって、そのバネ性が高められるため、係合片の板状部材への係合が一層確実になされ、これによって当該コード保護具の板状部材への固定が確実になされる。
(a)は本発明の実施の形態1に係るコード保護具の正面図、(b)は同右側面図、(c)は同背面図、(d)は同平面図、(e)は同底面図である。 (a)は本発明の実施の形態1に係るコード保護具の正面側斜視図、(b)は同背面側斜視図である。 図2(a)のA−A線断面図である。 本発明の実施の形態1に係るコード保護具の板状部材への取付要領を示す正面図である。 (a)は本発明の実施の形態1に係るコード保護具の板状部材への取付状態を示す正面図、(b)は同右側面図、(c)は同背面図である。 (a)は本発明の実施の形態2に係るコード保護具の正面図、(b)は同右側面図、(c)は同背面図、(d)は同平面図、(e)は同底面図である。 (a)は本発明の実施の形態2に係るコード保護具の正面側斜視図、(b)は同背面側斜視図である。 (a)は本発明の実施の形態2に係るコード保護具の板状部材への取付状態を示す正面図、(b)は同右側面図、(c)は同背面図である。 特許文献1において提案されたコード保護具の取付構造を示す分解斜視図である。 特許文献1において提案されたコード保護具の取付構造を示す側断面図である。
<実施の形態1>
以下に本発明の実施の形態1を図1〜図5に基づいて説明する。
本実施の形態に係るコード保護具1は、例えば車載バッテリを収容するバッテリボックス等の箱型収容体に取り付けられる樹脂製の部品である。ここで、箱型収容体は、図4に示す板金製の板状部材10によって構成されているが、垂直に起立する板状部材10の幅方向中央には、下端縁に向かって開口する略矩形のコード挿通孔11が形成されており、このコード挿通孔11の平行な左右両端縁の上方位置には、コード挿通孔11の内方に向かう左右一対の突起12が相対向して突設されている。
ところで、本実施の形態に係るコード保護具1は、略矩形平板状の本体部2を備えており、この本体部2の下部の幅方向中央には、板状部材10のコード挿通孔11と相似形の下方が開放された矩形の開口部3が形成されている。そして、本体部2の内面(図1(c)の手前側の面)には、開口部3の周縁に沿う門型(アーチ状)の保護枠4が一体に突設されている。ここで、保護枠4は、当該コード保護具1の取付時に、その外周が板状部材10のコード挿通孔11に嵌合するものであって、そのコード挿通孔11との嵌合幅は、下方(当該コード保護具1の反挿入方向)に向かって次第に広くなるように設定されている。つまり、保護枠4のコード挿通孔11への嵌合代が下方に向かって次第に大きくなるように設定されている。
又、保護枠4の垂直に起立する左右両側部分には、上下方向に長い矩形の係合片5がそれぞれ一体に形成されており、各係合片5と本体部2との間には、板状部材10が嵌合するための嵌合溝6が上下方向に沿ってそれぞれ形成されている(図1(b)参照)。そして、図1(c),(e)及び図2(b)に示すように、各係合片5には、保護枠4の外周に沿う上下方向のスリット5aがそれぞれ形成されており、各スリット5aの上端部は、図1(b)に示すように、斜めにカットされたテーパ面5bとされている。又、各係合片5の内面(本体部2に対向する面)の下部には係合リブ5cが一体に突設されている。
更に、コード保護具1においては、本体部2の内面上端部の幅方向中央には、上方に向かってL字状に屈曲するフック7が一体に形成されている。そして、本体部2の上下方向においてフック7と左右一対の係合片5との間(具体的には、フック7の中心と左右の係合片5の各中心を結ぶ直線によって形成される三角形の斜辺上又は三角形によって囲まれる領域内)には、本体部2の内面側に向かって屈曲する左右一対の矩形の係止バネ8が設けられている。ここで、左右の係止バネ8は、本体部2に形成された矩形窓9内に、基端部(本体部2との接続部)を基点として屈曲可能に収容されているが、図3に示すように、各係止バネ8の基端部には、凹溝状の屈曲部8aが幅方向に沿ってそれぞれ形成されている。尚、コード保護具1を板状部材10に取り付ける前の状態では、図1(b)及び図2(b)に示すように、左右の係止バネ8の下端部は本体部2の内面から外に突出している。
次に、以上のように構成されたコード保護具1の板状部材10への取付要領について説明する。
コード保護具1を板状部材10に取り付けるには、図4に示すように、該コード保護具1をフック7が形成された側を上にして板状部材10のコード挿通孔11に下方から嵌め込んで取り付ける。このとき、コード保護具1の本体部2と左右の係合片5との間に形成された嵌合溝6に板状部材10のコード挿通孔11の左右の端縁が嵌め込まれ、この状態を維持したままコード保護具1を上方へと押し込めば、図5に示すように、該コード保護具1の本体部2の内面に突設されたフック7が板状部材10のコード挿通孔11の上端縁に嵌め込まれて係止され、同じく本体部2の内面に突設された保護枠4の外周面が板状部材10のコード挿通孔11に嵌合するため、コード保護具1が板状部材10に取り付けられる。このようにコード保護具1が板状部材10に取り付けられると、該コード保護具1の左右の係止バネ8は、図5(c)に示すように、板状部材10のコード挿通孔11に突設された左右の突起12の肩部にそれぞれ係止される。
而して、上述のようにコード保護具1が板状部材10に取り付けられた状態では、該コード保護具1の左右の係合片5が係合リブ5cを介して板状部材10に係合し、左右の係止バネ8が板状部材10を押圧する。このため、コード保護具1は、フック7のコード挿通孔11への係合と、左右の係合片5の板状部材10への係合と、係止バネ8の板状部材10への押圧及び保護枠4のコード挿通孔11への嵌合によって板状部材10にワンタッチで簡単且つ確実に取り付けられ、板状部材10のコード挿通孔11に通された不図示のコードがコード保護具1によって保護されてその損傷が防がれる。そして、本実施の形態では、コード保護具1の係止バネ8の基端部に凹溝状の屈曲部8aを幅方向に沿って形成したため、該係止バネ8の屈曲が屈曲部8aを基点として容易になされるとともに、屈曲部8aの塑性変形が防がれるために係止バネ8の機能が損なわれることがない。
又、本実施の形態では、コード保護具1の係合片5に突設された係合リブ5cが板状部材10に係合することによって該係合片5の板状部材10に対する係合力が高められるため、コード保護具1が板状部材10に一層強固に固定される。
更に、本実施の形態では、コード保護具1の係合片に形成されたスリット5aによって該係合片が弾性変形し易くなって、そのバネ性が高められるため、係合片5の板状部材10への係合が一層確実になされ、これによって当該コード保護具1の板状部材10への固定が確実になされる。このため、コードからコード保護具1を板状部材10の法線方向(図5(a)の紙面垂直方向)に引き剥がそうとする外力が作用しても、コード保護具1が板状部材10から外れることがない。
又、コード保護具1は、取付状態において係止バネ8がコード挿通孔11に突設された一対の突起12の肩部に係止されることによって板状部材10からの下方への抜けが確実に防がれる他、コード保護具1の外面は平面を成して引っ掛かりがないため、通常の使用状態では該コード保護具1をエンドユーザー等が簡単に取り外すことができず、板状部材10のコード挿通孔11に通されたコードがコード保護具1によって確実に保護される。
そして、コード保護具1が破損等したためにこれを交換する必要がある場合には、該コード保護具1の各矩形窓9の係止バネ8の周囲に形成された隙間に不図示の治具を差し込んで係止バネ8を外側(図5(a)の手前側)に折り曲げれば、該係止バネ8とコード挿通孔11の突起12との係止が解除されるため、当該コード保護具1を板状部材10から簡単に取り外してこれを新しいものと交換することができる。
<実施の形態2>
次に、本発明の実施の形態2を図6〜図8に基づいて以下に説明する。
本実施の形態に係るコード保護具1においては、図6(a)及び図7(a)に示すように、本体部2の左右両側下部には切欠部2aが形成されており、この切欠部2aに左右の係合片5が臨んでいる。そして、本実施の形態では、各係合片5には、実施の形態1におけるスリット5a(図1(c)参照)は形成されておらず、各係合片5と本体部2との間には実施の形態1における嵌合溝6(図1(b)参照)も形成されていない。
本実施の形態に係るコード保護具1は、上記の点以外は前記実施の形態1と同様に構成されているため、これを図8に示すように板状部材10にワンタッチで簡単に取り付けることができる。そして、本実施の形態に係るコード保護具1においても、取付状態においては左右の係止バネ8が図8(c)に示すように板状部材10の左右の突起12の肩部に係止されるため、通常の使用状態では該コード保護具1をエンドユーザー等が簡単に取り外すことができず、コード保護具1の交換時には不図示の治具を用いて該コード保護具1を簡単に取り外すことができるという効果が得られる。
又、本実施の形態に係るコード保護具1の成形に際しては、型抜き方向が一方向となるためにスライド型が不要となり、金型費を低く抑えてコストダウンを図ることができるという効果も得られる。
ところで、以上の実施の形態では、コード保護具1の係止バネ8が係止される板状部材10の係止部を、コード挿通孔11の両端縁から内方に向かって相対向して突設された一対の突起12で構成したが、板状部材10のコード挿通孔11以外に形成された1つ又は複数の矩形孔によって係止部を構成しても良い。又、以上の実施の形態では、係止バネ8を左右2つ設けたが、この係止バネ8が係止される板状部材8の係止部を1つだけ設ければ、係止バネ8の数を1つにすることができる。
尚、本発明は、バッテリボックス以外の任意の箱型収容体におけるコードの保護に用いられるコード保護具に対しても同様に適用可能であることは勿論である。
1 コード保護具
2 本体部
2a 本体部の切欠部
3 本体部の開口部
4 保護枠
5 係合片
5a 係合片のスリット
5b 係合片のテーパ面
5c 係合片の係合リブ
6 嵌合溝
7 フック
8 係止バネ
8a 係止バネの屈曲部
9 本体部の矩形窓
10 板状部材
11 コード挿通孔
12 突起(係止部)

Claims (4)

  1. 箱型収容体を構成し、端縁に向かって開口するコード挿通孔と、該コード挿通孔の両端縁から内方に向かって突設された一対の突起を備える板状部材の前記コード挿通孔の周縁に、該コード挿通孔の開口側から嵌め込まれて取り付けられる樹脂製のコード保護具であって、
    平板状の本体部の内面に、前記コード挿通孔に係合するフックと、前記コード挿通孔の周縁に嵌合する門型の保護枠と、を設けるとともに、該保護枠の両側に一体に形成されて前記板状部材の前記コード挿通孔に係合する係合片を突設し、
    前記本体部の上下方向において前記フックと前記係合片との間に矩形窓を形成し、
    該矩形窓内に、前記本体部からその内面側に向かって突出して前記板部材を押圧するとともに、前記板状部材の一対の前記突起に係止される係止バネを収容し、
    前記矩形窓の前記係止バネの周囲に隙間を形成して構成されることを特徴とするコード保護具。
  2. 前記係止バネの基端部に凹溝状の屈曲部を幅方向に沿って形成したことを特徴とする請求項1に記載のコード保護具。
  3. 前記係合片の前記板状部材の前記コード挿通孔に対向する内面に係合リブを突設するとともに、該係合片に、前記保護枠の外周に沿うスリットを形成したことを特徴とする請求項1又は2に記載のコード保護具。
  4. 前記係止バネは、前記フックの中心と左右の前記係合片の各中心を結ぶ直線によって形成される三角形の斜辺上又は三角形によって囲まれる領域内に設けられていることを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載のコード保護具。

JP2015231351A 2015-11-27 2015-11-27 コード保護具 Active JP6734616B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015231351A JP6734616B2 (ja) 2015-11-27 2015-11-27 コード保護具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015231351A JP6734616B2 (ja) 2015-11-27 2015-11-27 コード保護具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017098475A JP2017098475A (ja) 2017-06-01
JP6734616B2 true JP6734616B2 (ja) 2020-08-05

Family

ID=58818186

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015231351A Active JP6734616B2 (ja) 2015-11-27 2015-11-27 コード保護具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6734616B2 (ja)

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0275786U (ja) * 1988-11-29 1990-06-11
JP2528478Y2 (ja) * 1992-02-26 1997-03-12 品川商工株式会社 電線保護具
JPH06245351A (ja) * 1993-02-17 1994-09-02 Kokuyo Co Ltd コード類挿通装置
JP3016425U (ja) * 1995-03-31 1995-10-03 竹内工業株式会社 エッジングサドル
JP3903111B2 (ja) * 1997-07-31 2007-04-11 株式会社ニックス 電線保護具
JP3116827U (ja) * 2005-09-16 2005-12-22 オリオン電機株式会社 線材保持具
JP5633420B2 (ja) * 2011-02-17 2014-12-03 住友電装株式会社 電線保持構造

Also Published As

Publication number Publication date
JP2017098475A (ja) 2017-06-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6923407B2 (en) Fixing tool
CA2833207A1 (en) Child safety plug lock
KR20170125370A (ko) 환상 부재의 고정 구조 및 전자 키
US20160013584A1 (en) Structure of network connector
JP5346530B2 (ja) コネクタモジュール用の保持フレーム
KR101928230B1 (ko) 전선 수용 프로텍터
JP6734616B2 (ja) コード保護具
JP6002327B2 (ja) 樹脂クリップ用補強板ばね
JP2009158357A (ja) プラグ抜止め具
JP5602490B2 (ja) 連結印
JP6372006B2 (ja) サブカバーの仮置き構造
JP5004741B2 (ja) 電気電子機器収納用キャビネットの基台とカバー部材との取付構造
KR20070025698A (ko) 휴즈 홀더
JP7081978B2 (ja) プロテクタ及びプロテクタの取付構造
JP2013059139A (ja) ロック機構を備えた組立部品
US10044178B2 (en) Notification appliance enclosure
JP4655628B2 (ja) 電子機器本体のケースとコネクタホルダとの係止構造
KR200484266Y1 (ko) 클립장치
JP2020194650A (ja) 端子台カバーのロック構造
JP6695628B2 (ja) 換気装置
JP5908219B2 (ja) テンションメンバ固定具
CN109941110B (zh) 一种具有防护安全功能的电池包断路单元防护盖
JP5620803B2 (ja) クリップ
WO2019244588A1 (ja) キャップ
KR200448594Y1 (ko) 박스용 커버결합장치

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20181105

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20190905

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190918

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20191114

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20200220

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200420

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20200622

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20200709

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6734616

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250