JP6734427B1 - リニアスライドレール - Google Patents

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Abstract

【課題】精度とリアルタイム性を大幅に向上し、構成の簡素化と製造コストの削減を実現することができるリニアスライドレールを提供する。【解決手段】本発明は、トラックレール20とスライドブロック30と第1エンドキャップ50と第2エンドキャップ60と複数の転動体80と、回路基板90とで構成され、主に開閉回路を利用して開回路時にリアルタイムで異常信号を出力することで、第2エンドキャップ60の還流素子62の異常な変位の有無を判定する。よって、 従来技術に比べると、付属品の組立量と組立工数を減少し、精度とリアルタイム性を有する診断を得ることができる。また、高度なアルゴリズムを不要とし、リニアスライドレールが完全に性能を失う前に、リアルタイムでリマインダーの効果を発揮し、その結果、その使用寿命を早期に知ると共に、シャットダウンによって引き起こされる損失を避けることができる。【選択図】図2

Description

本発明はリニアスライドレールに関し、特に開閉回路を利用して異常な変位の有無を判定するリニアスライドレールに関する。
図1は、特許文献1に開示されたリニアスライドレールの一例を示すものであり、このリニアスライドレールはガイドレール1と、前記ガイドレール1にスライド可能に配設されたスライダ2と、前記スライダ2の両端にそれぞれ配設されたエンドキャップ3(同図中にはスライダ2の一端のみを示す)と、各前記エンドキャップ3に配設されたセンサ4とを備える。
上記構成の特徴は、前記センサ4を前記エンドキャップ3上に配設しており、このリニアスライドレールが作動されたときに変位、抵抗の変化を検出してエンドキャップの異常状態を予防することができることである。
上記の先行技術では、前記センサ4が2つの前記エンドキャップ3上に配設される必要があり、その構造が複雑で付属品の数が増加し、さらに組立工程が複雑で維持管理コストも高いという欠点がある。しかもこの公知のリニアスライドレールでは、エンドキャップ3は剛性が比較的高く、リアルタイムで診断することができず、機能低下、故障等の問題が発生すると、センサ4の性能が低下し、リニアスライドレールが完全に機能を失う前に、読み取り値を不正確にし且つリアルタイムで診断することができず、結局、前記エンドキャップ3の損傷発生を引き起こすという恐れがある。
米国特許第7,178,981号明細書
本発明の課題は、精度とリアルタイム性を大幅に向上させるだけでなく、構成の簡素化と製造コストの削減を実現することができるリニアスライドレールを提供することにある。
上記課題を解決するための本発明のリニアスライドレールは、トラックレールと、スライドブロックと、第1エンドキャップと、第2エンドキャップと、複数の転動体と、回路基板とを含み、前記トラックレールは外周面が2つの相対する外転動溝を有し、前記スライドブロックは第1端面と前記第1端面と反対側の第2端面と前記第1端面と前記第2端面とを貫通するスライド溝とを有し、前記スライドブロックは前記スライド溝を介して前記トラックレール上にスライド可能に配設されており、前記スライド溝の溝壁は2つの相対する内転動溝を有し、前記内転動溝は前記トラックレールの外転動溝に対応し、前記トラックレールの外転動溝とで負荷経路を形成し、前記スライドブロックはさらに2つの相対する無負荷経路を有し、各前記無負荷経路は前記スライドブロックの第1端面と前記スライドブロックの第2端面とを貫通し、前記第1エンドキャップは前記スライドブロックの第1端面に設けられ、しかも2つの相対する第1還流溝を有し、2つの前記第1還流溝はそれぞれ前記負荷経路と無負過経路の一端に接続され、前記第2エンドキャップは前記スライドブロックの第2端面に配設された蓋体と、前記蓋体内に配設され且つ2つの相対する第2還流溝の還流素子とを有し、前記第2還流溝は前記負荷経路と前記無負過経路の他端に接続され、これにより、前記負荷経路と前記無負荷経路と前記第1還流溝と前記第2還流溝とで一つの循環経路を形成し、前記蓋体は2つの第1電極部とそれぞれ2つの第1電極部に接続された第1接続部とを有し、前記還流素子はさらに2つの前記第1電極部とそれぞれ接触し且つ閉回路を形成する第2電極部とそれぞれ2つの前記第2電極部に接続された第2接続部とを有し、前記転動体は、2つの前記循環経路内に配設され、前記回路基板は前記第2エンドキャップの蓋体内に配設され、2つの前記第1接続部と2つの前記第2接続部との接続に供する処理モジュールを有し、前記転動体が前記2つの第2還流溝に衝突することにより2つの前記第2電極部が分離されて2つの前記第1電極部が開回路を形成すると、前記回路基板の処理モジュールは異常信号を出力することを特徴とする。
好ましくは、各前記第2電極部は1つの第2電気接続点を有し、各前記第1電極部は1つの第1電気接続面を有し、各前記第2電気接続点は、各前記1電気接続面と点接触する
好ましくは、前記回路基板の処理モジュールは2つのマイクロプロセッサと2つの信号伝送ユニットとを含み、2つの前記マイクロプロセッサは2つの前記信号伝送ユニットと2つの前記第1接続部と2つの第2接続部とにそれぞれ接続される。
また、上記課題を解決するために、本発明のリニアスライドレールは、トラックレールとスライドブロックと第1エンドキャップと第2エンドキャップと複数の転動体と回路基板とを含み、前記トラックレールは外周面が2つの相対する外転動溝を有し、前記スライドブロックは第1端面と前記第1端面と反対側の第2端面と前記第1端面と前記第2端面とを貫通するスライド溝とを有し、前記スライドブロックは前記スライド溝を介して前記トラックレール上にスライド可能に配設されており、前記スライド溝の溝壁は2つの相対する内転動溝を有し、前記内転動溝は前記トラックレールの外転動溝に対応し、前記トラックレールの外転動溝とで負荷経路を形成し、前記スライドブロックはさらに2つの相対する無負荷経路を有し、各前記無負荷経路は前記スライドブロックの第1端面と前記スライドブロックの第2端面とを貫通し、前記第1エンドキャップは前記スライドブロックの第1端面に設けられ、しかも2つの相対する第1還流溝を有し、2つの前記第1還流溝はそれぞれ前記負荷経路と無負過経路の一端に接続され、前記第2エンドキャップは前記スライドブロックの第2端面に配設されたエンドキャップ本体と前記エンドキャップ本体を一端に配設するための蓋体と前記蓋体内に配設され且つ2つの相対する第2還流溝の還流素子とを有し、前記第2還流溝は前記負荷経路と前記無負過経路の他端に接続され、これにより、前記負荷経路と前記無負荷経路と前記第1還流溝と前記第2還流溝とで一つの循環経路を形成し、前記エンドキャップ本体は2つの第3電極部と、それぞれ2つの第3電極部に接続され且つ前記蓋体を貫通する第3接続部とを有し、前記還流素子はさらに2つの前記第3電極部とそれぞれ接触し且つ閉回路を形成する第2電極部と、それぞれ2つの前記第2電極部に接続された第2接続部と、を有し、前記転動体は2つの前記循環経路内に配設され、前記回路基板は前記第2エンドキャップの蓋体内に配設され、2つの前記第3接続部と2つの前記第2接続部との接続に供する処理モジュールを有し、前記転動体が前記還流素子の2つの第2還流溝に衝突することにより2つの前記第2電極部が分離されて2つの前記第3電極部が開回路を形成すると、前記回路基板の処理モジュールは異常信号を出力することを特徴とする。
さらに、上記課題を解決するために、本発明のリニアスライドレールはトラックレールとスライドブロックと2つの還流チューブアセンブリと第1エンドキャップと第2エンドキャップと複数の転動体と回路基板と、を含み、前記トラックレールは、外周面が2つの相対する外転動溝を有し、前記スライドブロックは第1端面と前記第1端面と反対側の第2端面と前記第1端面と前記第2端面とを貫通するスライド溝とを有し、前記スライドブロックは前記スライド溝を介して前記トラックレール上にスライド可能に配設されており、前記スライド溝の溝壁は2つの相対する内転動溝を有し、前記内転動溝は前記トラックレールの外転動溝に対応し、前記トラックレールの外転動溝とで負荷経路を形成し、前記スライドブロックはさらに2つの相対する無負荷経路を有し、各前記無負荷経路は前記スライドブロックの第1端面と前記スライドブロックの第2端面とを貫通し、前記還流チューブアセンブリは、2つの前記無負荷経路にそれぞれ穿設され、各前記還流チューブアセンブリは一端が前記スライドブロックの第2端面に隣接する第4電極部と、前記第4電極部に接続される第4接続部と両端が貫通する還流チューブ経路とを有し、前記第1エンドキャップは前記スライドブロックの第1端面に設けられ、しかも2つの相対する第1還流溝を有し、2つの前記第1還流溝はそれぞれ前記負荷経路と前記還流チューブ経路の一端に接続され、前記第2エンドキャップは、前記スライドブロックの第2端面に配設され且つ前記第4接続部を穿設するための2つの蓋体と前記蓋体内に配設され且つ2つの相対する第2還流溝の還流素子とを有し、前記第2還流溝は前記負荷経路と前記還流チューブ経路の他端に接続され、これにより、前記負荷経路と前記還流チューブ経路と前記第1還流溝と前記第2還流溝とで一つの循環経路を形成し、前記還流素子はさらに2つの前記第4電極部とそれぞれ接触し且つ閉回路を形成する第2電極部とそれぞれ2つの前記第2電極部に接続された第2接続部とを有し、前記転動体は2つの前記還流チューブ経路内に配設され、前記回路基板は前記第2エンドキャップの蓋体内に配設され、2つの前記第4接続部と2つの前記第2接続部との接続に供する処理モジュールを有し、2つの前記第2電極部が分離されて2つの前記第4電極部が開回路を形成すると、前記回路基板の処理モジュールは異常信号を出力することを特徴とする。
本発明は、回路診断機能を備えたリニアスライドレールであって、主に電気回路の閉回路と開回路を利用して還流素子の異常な変位の有無を判定し、開回路の場合にリアルタイムで異常信号を出力することができる。
従来技術の構造に比べると、本発明は、スライドブロックの一端で実施することができるので、付属品の組立量を減少すると共に、組立工数を減少することができ、さらに精度とリアルタイム性を有する診断を得ることができる。また、高度な演算法やアルゴリズムを不要とし、リニアスライドレールが完全に性能を失う前に、即時にリマインダーの効果を達成し、その結果、リニアスライドレールの使用寿命を早期に知ると共に、そのシャットダウンによって引き起こされる損失を避けることができる。
特許文献1によるリニアスライドレールを示す全体斜視図である。 本発明の第1の実施形態の全体斜視視である。 本発明の第1の実施形態の分解斜視図である。 本発明の第1の実施形態の縦断面図である。 本発明の第1の実施形態の使用状態の一部拡大図(その1)であって、閉回路の場合を示す。 本発明の第1の実施形態の使用状態の一部拡大図(その2)であって、開回路の場合を示す。 本発明の第2の実施形態の分解斜視図である。 本発明の第3の実施形態の分解斜視図である。
以下、図面を参照しつつ、本発明に係るリニアスライドレールについて具体的に説明する。
本発明に係るリニアスライドレールの好適な実施形態は、図2乃至図6に示すように、トラックレール20と、スライドブロック30と、第1エンドキャップ50と、第2エンドキャップ60と、複数の転動体80と、回路基板90と
で構成される。各構成要素については以下に説明する。
前記トラックレール20は、剛性体を呈し、前記トラックレール20の外周面が2つの相対する外転動溝21を有する。
前記スライドブロック30は、第1端面31と、前記第1端面31と反対側の第2端面32と、前記第1端面31と前記第2端面32とを貫通するスライド溝33と、を有する。
前記スライドブロック30は、前記スライド溝33を介して前記トラックレール20上にスライド可能に配設されており、前記スライド溝33の溝壁は、2つの相対する内転動溝34を有し、前記内転動溝34は、前記トラックレール20の外転動溝21に対応し、前記トラックレール20の外転動溝21とで負荷経路40を形成する。前記スライドブロック30はさらに2つの相対する無負荷経路35を有し、各前記無負荷経路35は、前記スライドブロック30の第1端面31と前記スライドブロック30の第2端面32とを貫通する。
前記第1エンドキャップ50は、前記スライドブロック30の第1端面31に設けられ、しかも2つの相対する第1還流溝51を有し、2つの前記第1還流溝51はそれぞれ前記負荷経路40と無負過経路35の一端に接続される。
前記トラックレール20と前記スライドブロック30と前記第1エンドキャップ50は公知の方法で組み立てられ、その動作方式は公知の方法と同じであり、本発明の創作的重点ではないため、前記トラックレール20と前記スライドブロック30と前記第1エンドキャップ50)の構成、組立て方法および動作方式については、詳細に説明しない。
前記第2エンドキャップ60は、前記スライドブロック30の第2端面32に配設された蓋体61と、前記蓋体61内に配設され且つ2つの相対する第2還流溝621の還流素子62と、前記還流素子62を覆い且つ前記蓋体61
の前記スライドブロック30と反対する側の一端面に配設された封止シート63とを有する。
前記蓋体61は前記還流素子63と前記第2端面32との間に位置し、2つの前記第2還流溝621は、前記負荷経路40と前記無負過経路35の他端に接続され、これにより、前記負荷経路40と前記無負荷経路35と前記第1還流溝51と前記第2還流溝621とで一つの循環経路を形成する。前記蓋体61は、2つの第1電極部611と、それぞれ2つの第1電極部611に接続された第1接続部612と、を有し、各前記第1電極部611は、第1電気接続面6111を有する。前記還流素子62は、さらに2つの前記第1電極部611とそれぞれ接触し且つ閉回路を形成する第2電極部622と、それぞれ2つの前記第2電極部622に接続された第2接続部623と、を有する。各前記第2電極部622は、第2電気接続点6221を有し、各前記第2電気接続点6221は、各前記第1電気接続面と点接触している。
前記転動体80は、2つの前記循環経路内に配設されている。本実施形態では、複数の転動体80としてボールが例示されている。
前記回路基板90は、前記第2エンドキャップ60の蓋体61内に配設され、2つの前記第1接続部612と2つの前記第2接続部623との接続に供する処理モジュール91を有する。
前記複数の転動体80が第2還流溝621に衝突し、2つの前記第2電極部622を離間させることにより、前記第1電極部611が開回路を形成すると、前記回路基板90の処理モジュール91は、異常信号を出力するようになる。本実施形態では、回路基板90の処理モジュール91は、2つのマイクロプロセッサ911、2つの信号伝送ユニット912、およびパワーモジュール913を含む。2つの前記マイクロプロセッサ911は、2つの前記信号伝送ユニット912と、2つの前記第1接続部612と、2つの第2接続部623とにそれぞれ接続され、前記パワーモジュール913は、1つの前記信号伝送ユニット912に接続される。また、本実施形態では、前記マイクロプロセッサ911は、演算装置(CPU)、記憶装置(RAMとROM)とアナログ・デジタル互換ユニットを含む。前記信号伝送ユニット912は、本実施形態において、外部のコンピュータと回線で接続されているが、これに限定されず、WiーFi(登録商標)チップ、Bluetooth(登録商標)チップなどの無線接続を含んでいてもよい。
以上は本発明の第1の実施形態に係るリニアスライドレールの各主要構成要件およびその組合せについての説明である。本発明の作用と効果については、以下に説明する。
本発明の第1の実施形態の使用状態の一部拡大図(その1)である図5を参照されたい。図に示すように、通常状態では、各前記第2電気接続点6221は、各前記第1電気接続面6111と点接触しており、閉回路の状態を維持し、リニアスライドレールの作動は正常であることを示す。
また、本発明の第1の実施形態(2)の使用状態の一部拡大図(その2)である図6を参照されたい。リニアスライドレールのスライド抵抗力が前記還流素子62を異常に押しているとき、前記スライドブロック30がその性能を失う過程にあると、前記複数の転動体80の動きがスムーズにならず、押し付け衝撃が発生することにより、2つの前記第2電極部622が分離し、前記第1電極部611が開回路を形成しており、前記リニアスライドレールの作動は異常であることを示す。
本発明は、回路診断機能を備えたリニアスライドレールであって、回路の閉回路と開回路を利用して還流素子62の2つの第2電極部622の異常な変位の有無を判定し、開回路の場合にリアルタイムで異常信号を出力することができる。従来技術の構造に比べると、本発明では、スライドブロック30の一端に配設して実施することができるので、付属品の組立量を減少すると共に、組立工数を減少することができ、さらに精度とリアルタイム性を有する診断を得ることができる。また、高度な演算法やアルゴリズムを不要とし、リニアスライドレールが完全に性能を失う前に、即時にリマインダーの作用効果を達成し、その結果、リニアスライドレールの使用寿命を早期に知ると共に、そのシャットダウンによって引き起こされる損失を避けることができる。
図3と図7を参照されたい。上記目的を達成するために、本発明の第2の実施形態に係るリニアスライドレールは、前記トラックレール20と、前記スライドブロック30と、前記第1エンドキャップ50と、第2エンドキャップ100と、前記複数の転動体80と、回路基板110とで構成されている。第1実施形態と同様の構成、作用や効果と同一のものについては、説明を省略し、以下にその相違点のみについて説明する。
前記第2エンドキャップ100は、前記スライドブロック30の第2端面32に配設されたエンドキャップ本体101と、前記エンドキャップ本体101を一端に配設するための蓋体102と、前記蓋体102内に配設され且つ2つの相対する第2還流溝1031の還流素子103と、前記還流素子103を覆い且つ前記蓋体102の前記スライドブロック30と反対する側の一端面に配設された封止シート104とを有する。
さらに、前記エンドキャップ本体101は前記蓋体102と前記第2端面32との間に位置し、前記蓋体102は前記還流素子103と前記エンドキャップ本体101との間に位置し、2つの前記第2還流溝1031は、前記負荷経路40と前記無負過経路35の他端に接続され、これにより、前記負荷経路40と前記無負荷経路35と前記第1還流溝51と前記第2還流溝1031とで一つの循環経路を形成する。
前記エンドキャップ本体101は、2つの第3電極部1011と、それぞれ2つの第3電極部1011に接続され且つ前記蓋体102を貫通する第3接続部1012と、を有し、各前記第3電極部1011は第3電気接続面1013を有する。前記還流素子103は、さらに2つの前記第3電極部1011とそれぞれ接触し且つ閉回路を形成する第2電極部1032と、それぞれ2つの前記第2電極部に接続された第2接続部1033とを有する。各前記第2電極部1032は、第2電気接続面1034を有し、各前記第2電気接続面1034は、各前記第3電気接続面1013と面接触している。
前記回路基板110は、前記第2エンドキャップ100の蓋体102内に配設され、2つの前記第3接続部1012と2つの前記第2接続部1033との接続に供する処理モジュール111を有する。前記複数の転動体80が前記還流素子103の2つの第2還流溝1031に衝突し、2つの前記第2電極部1032を分離させることにより、2つの前記第3電極部1011が開回路を形成すると、前記回路基板110の処理モジュール111は、異常信号を出力するようになる。
本実施形態では、回路基板110の処理モジュール111は、2つのマイクロプロセッサ112、2つの信号伝送ユニット113、およびパワーモジュール114を含む。2つの前記マイクロプロセッサ112は、2つの前記信号伝送ユニット113と、2つの前記第3接続部1012と、2つの第2接続部1033とにそれぞれ接続され、前記パワーモジュール114は、1つの前記信号伝送ユニット113に接続される。そして、上記と同様の効果も得られる。
図3と図8を参照されたい。上記目的を達成するために、本発明の第3の実施形態に係るリニアスライドレールは、前記トラックレール20と、前記スライドブロック30と、2つの還流チューブアセンブリ120と、第1エンドキャップ50と、第2エンドキャップ130と、複数の転動体80と、回路基板140とで構成されている。第1実施形態と同様の構成、作用や効果と同一のものについては、説明を省略し、以下にその相違点のみについて説明する。
前記還流チューブアセンブリ120は、2つの前記無負荷経路35にそれぞれ穿設され、各前記還流チューブアセンブリ120は、一端が前記スライドブロック30の第2端面32に隣接する第4電極部121と、前記第4電極部121に接続される第4接続部122と、両端が貫通する還流チューブ経路123とを有する。各前記第4電極部121は第4電気接続面1211を有し、各前記還流チューブアセンブリ120は、前記第4接続部122の第1還流チューブ124と、前記第1還流チューブ124に接続された第2還流チューブ125とを有する。
前記第2エンドキャップ130は、前記スライドブロック30の第2端面32に配設され且つ前記第4接続部122を穿設するための2つの蓋体131と、前記蓋体131内に配設され且つ2つの相対する第2還流溝1321の還流素子132と、前記還流素子132を覆い且つ前記蓋体131の前記スライドブロック30と反対する側の一端面に配設された封止シート133とを有する。
2つの前記第2還流溝1321は、前記負荷経路40と前記還流チューブ経路123の他端に接続され、これにより、前記負荷経路40と前記還流チューブ経路123と前記第1還流溝51と前記第2還流溝1321とで一つの循環経路を形成する。前記還流素子132は、さらに2つの前記第4電極部121とそれぞれ接触し且つ閉回路を形成する第2電極部1322と、それぞれ2つの前記第2電極部1322に接続された第2接続部1323とを有し、
各前記第2電極部1322は、第2電気接続面1324を有し、各前記第2電気接続面1324は、各前記第4電気接続面1211と面接触している。
前記複数の転動体80は、2つの前記還流チューブ経路123内に配設される。
前記回路基板140は、前記第2エンドキャップ130の蓋体131内に配設され、2つの前記第4接続部122と2つの前記第2接続部1323との接続に供する処理モジュール141を有する。前記複数の転動体80が前記還流素子132の2つの第2還流溝1321に衝突し、2つの前記第2電極部1322を分離させることにより、2つの前記第4電極部121が開回路を形成すると、前記回路基板140の処理モジュール141は、異常信号を出力するようになる。
回路基板140の処理モジュール141は、2つのマイクロプロセッサ142、2つの信号伝送ユニット143、およびパワーモジュール144を含む。2つの前記マイクロプロセッサ142は、2つの前記信号伝送ユニット143と、2つの前記第4接続部122と、2つの第2接続部1323とにそれぞれ接続され、前記パワーモジュール144は、1つの前記信号伝送ユニット114に接続される。これにより、上記と同様の効果も得られる。
1 ガイドレール
2 スライダ
3 エンドキャップ
4 センサ
20 トラックレール
21 外転動溝
30 スライドブロック
31 第1端面
32 第2端面
33 スライド溝
34 内転動溝
35 無負荷経路
40 負荷経路
50 第1エンドキャップ
51 第1還流溝
60、100、130 第2エンドキャップ
61、102、131 蓋体
611 第1電極部
6111 第1電気接続面
612 第1接続部
62、103、132 還流素子
621、1031、1321 第2還流溝
622、1032、1322 第2電極部
6221 第2電気接続点
623、1033、1323 第2接続部
1034、1324 第2電気接続面
63、104、133 封止シート
80 転動体
90、110、140 回路基板
91、111、141 処理モジュール
911、112、142 マイクロプロセッサ
912、113、143 信号伝送ユニット
913、114、144 パワーモジュール
101 エンドキャップ本体
1011 第3電極部
1012 第3接続部
1013 第3電気接続面
120 還流チューブアセンブリ
121 第4電極部
1211 第4電気接続面
122 第4接続部
123 還流チューブ経路
124 第1還流チューブ
125 第2還流チューブ

Claims (5)

  1. リニアスライドレールであって、
    トラックレールと、スライドブロックと、第1エンドキャップと、第2エンドキャップと、複数の転動体と、回路基板と、を含み、
    前記トラックレールは、外周面が2つの相対する外転動溝を有し、
    前記スライドブロックは、第1端面と、前記第1端面と反対側の第2端面と、前記第1端面と前記第2端面とを貫通するスライド溝と、を有し、前記スライドブロックは、前記スライド溝を介して前記トラックレール上にスライド可能に配設されており、前記スライド溝の溝壁は、2つの相対する内転動溝を有し、前記内転動溝は、前記トラックレールの外転動溝に対応し、前記トラックレールの外転動溝とで負荷経路を形成し、前記スライドブロックはさらに2つの相対する無負荷経路を有し、各前記無負荷経路は、前記スライドブロックの第1端面と前記スライドブロックの第2端面とを貫通し、
    前記第1エンドキャップは、前記スライドブロックの第1端面に設けられ、しかも2つの相対する第1還流溝を有し、2つの前記第1還流溝はそれぞれ前記負荷経路と無負過経路の一端に接続され、
    前記第2エンドキャップは、前記スライドブロックの第2端面に配設された蓋体と、前記蓋体内に配設され且つ2つの相対する第2還流溝の還流素子と、を有し、前記第2還流溝は、前記負荷経路と前記無負過経路の他端に接続され、これにより、前記負荷経路と前記無負荷経路と前記第1還流溝と前記第2還流溝とで一つの循環経路を形成し、前記蓋体は、2つの第1電極部と、それぞれ2つの第1電極部に接続された第1接続部と、を有し、前記還流素子は、さらに2つの前記第1電極部とそれぞれ接触し且つ閉回路を形成する第2電極部と、それぞれ2つの前記第2電極部に接続された第2接続部と、を有し、
    前記転動体は、2つの前記循環経路内に配設され、
    前記回路基板は、前記第2エンドキャップの蓋体内に配設され、2つの前記第1接続部と2つの前記第2接続部との接続に供する処理モジュールを有し、前記転動体が前記2つの第2還流溝に衝突することにより2つの前記第2電極部が分離されて2つの前記第1電極部が開回路を形成すると、前記回路基板の処理モジュールは異常信号を出力することを特徴とする、
    リニアスライドレール。
  2. 各前記第2電極部は、1つの第2電気接続点を有し、各前記第1電極部は、1つの第1電気接続面を有し、各前記第2電気接続点は、各前記1電気接続面と点接触することを特徴とする請求項1に記載のリニアスライドレール。
  3. 前記回路基板の処理モジュールは、2つのマイクロプロセッサと2つの信号伝送ユニットとを含み、2つの前記マイクロプロセッサは、2つの前記信号伝送ユニットと、2つの前記第1接続部と、2つの第2接続部とにそれぞれ接続されることを特徴とする請求項1に記載のリニアスライドレール。
  4. リニアスライドレールであって、
    トラックレールと、スライドブロックと、第1エンドキャップと、第2エンドキャップと、複数の転動体と、回路基板と、を含み、
    前記トラックレールは、外周面が2つの相対する外転動溝を有し、
    前記スライドブロックは、第1端面と、前記第1端面と反対側の第2端面と、前記第1端面と前記第2端面とを貫通するスライド溝と、を有し、前記スライドブロックは、前記スライド溝を介して前記トラックレール上にスライド可能に配設されており、前記スライド溝の溝壁は、2つの相対する内転動溝を有し、前記内転動溝は、前記トラックレールの外転動溝に対応し、前記トラックレールの外転動溝とで負荷経路を形成し、前記スライドブロックはさらに2つの相対する無負荷経路を有し、各前記無負荷経路は、前記スライドブロックの第1端面と前記スライドブロックの第2端面とを貫通し、
    前記第1エンドキャップは、前記スライドブロックの第1端面に設けられ、しかも2つの相対する第1還流溝を有し、2つの前記第1還流溝はそれぞれ前記負荷経路と無負過経路の一端に接続され、
    前記第2エンドキャップは、前記スライドブロックの第2端面に配設されたエンドキャップ本体と、前記エンドキャップ本体を一端に配設するための蓋体と、前記蓋体内に配設され且つ2つの相対する第2還流溝の還流素子と、を有し、前記第2還流溝は、前記負荷経路と前記無負過経路の他端に接続され、これにより、前記負荷経路と前記無負荷経路と前記第1還流溝と前記第2還流溝とで一つの循環経路を形成し、前記エンドキャップ本体は、2つの第3電極部と、それぞれ2つの第3電極部に接続され且つ前記蓋体を貫通する第3接続部と、を有し、前記還流素子は、さらに2つの前記第3電極部とそれぞれ接触し且つ閉回路を形成する第2電極部と、それぞれ2つの前記第2電極部に接続された第2接続部と、を有し、
    前記転動体は、2つの前記循環経路内に配設され、
    前記回路基板は、前記第2エンドキャップの蓋体内に配設され、2つの前記第3接続部と2つの前記第2接続部との接続に供する処理モジュールを有し、前記転動体が前記還流素子の2つの第2還流溝に衝突することにより2つの前記第2電極部が分離されて2つの前記第3電極部が開回路を形成すると、前記回路基板の処理モジュールは異常信号を出力することを特徴とする、
    リニアスライドレール。
  5. リニアスライドレールであって、
    トラックレールと、スライドブロックと、2つの還流チューブアセンブリと、第1エンドキャップと、第2エンドキャップと、複数の転動体と、回路基板と、を含み、
    前記トラックレールは、外周面が2つの相対する外転動溝を有し、
    前記スライドブロックは、第1端面と、前記第1端面と反対側の第2端面と、前記第1端面と前記第2端面とを貫通するスライド溝と、を有し、前記スライドブロックは、前記スライド溝を介して前記トラックレール上にスライド可能に配設されており、前記スライド溝の溝壁は、2つの相対する内転動溝を有し、前記内転動溝は、前記トラックレールの外転動溝に対応し、前記トラックレールの外転動溝とで負荷経路を形成し、前記スライドブロックはさらに2つの相対する無負荷経路を有し、各前記無負荷経路は、前記スライドブロックの第1端面と前記スライドブロックの第2端面とを貫通し、
    前記還流チューブアセンブリは、2つの前記無負荷経路にそれぞれ穿設され、各前記還流チューブアセンブリは、一端が前記スライドブロックの第2端面に隣接する第4電極部と、前記第4電極部に接続される第4接続部と、両端が貫通する還流チューブ経路とを有し、
    前記第1エンドキャップは、前記スライドブロックの第1端面に設けられ、しかも2つの相対する第1還流溝を有し、2つの前記第1還流溝はそれぞれ前記負荷経路と前記還流チューブ経路の一端に接続され、
    前記第2エンドキャップは、前記スライドブロックの第2端面に配設され且つ前記第4接続部を穿設するための2つの蓋体と、前記蓋体内に配設され且つ2つの相対する第2還流溝の還流素子と、を有し、前記第2還流溝は、前記負荷経路と前記還流チューブ経路の他端に接続され、これにより、前記負荷経路と前記還流チューブ経路と前記第1還流溝と前記第2還流溝とで一つの循環経路を形成し、前記還流素子は、さらに2つの前記第4電極部とそれぞれ接触し且つ閉回路を形成する第2電極部と、それぞれ2つの前記第2電極部に接続された第2接続部と、を有し、
    前記転動体は、2つの前記還流チューブ経路内に配設され、
    前記回路基板は、前記第2エンドキャップの蓋体内に配設され、2つの前記第4接続部と2つの前記第2接続部との接続に供する処理モジュールを有し、2つの前記第2電極部が分離されて2つの前記第4電極部が開回路を形成すると、前記回路基板の処理モジュールは異常信号を出力することを特徴とする、
    リニアスライドレール。
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