JP6734169B2 - レンズユニット、露光装置、ledヘッド、及び画像形成装置 - Google Patents

レンズユニット、露光装置、ledヘッド、及び画像形成装置 Download PDF

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Description

画像形成装置の露光装置等の光学系に関する。
従来、露光装置として複数のLEDを連続的に配列したLEDヘッドを用いた電子写真方式の画像形成装置に、物体の正立等倍像をライン状に形成する光学系が用いられており、この光学系には、マイクロレンズを複数配置したレンズアレイが用いられている(例えば、特許文献1参照)。
特開2008−92006号公報(第5,6頁、図1)
しかしながら、上記した従来の露光装置には、マイクロレンズの配列間隔と等しい周期でビーム形状が変化し、画像形成装置の印刷画像に同周期の縦スジが発生する課題があった。
本発明によるレンズユニットは、
複数の第1のレンズを、第1の方向に2列に配列した第1のレンズアレイ前記第1のレンズの入出射方向を第2の方向としたとき、該第2の方向において、前記第1のレンズアレイと所定の間隔で配置され、前記第2の方向と垂直な仮想平面において、前記複数の第1のレンズのそれぞれと対応する位置に、複数の第2のレンズを前記第1の方向に2列に配列した第2のレンズアレイとを有し、
前記第1の方向及び前記第2の方向に直交する方向を第3の方向とし、前記第1のレンズアレイの前記2列のレンズ列の前記第3の方向における中心を仮想的な配列中心としたとき、
前記第1のレンズアレイは、前記各第1のレンズにおいて、入射側のレンズ面の面頂点に対し、出射側のレンズ面の面頂点、前記第3の方向において前記配列中心から離間する方向にずらして配置され、前記第2のレンズアレイは、前記各第2のレンズにおいて、出射側のレンズ面の面頂点に対し、入射側のレンズ面の面頂点が、前記第3の方向において前記配列中心から離間する方向にずらして配置されたことを特徴とする。
本発明によれば、レンズの配列間隔と等しい周期で発生するビーム形状の変化が抑制され、印刷画像の高品質化に寄与できる。
本発明に基づく実施の形態1のカラープリンタの要部構成を示す要部構成図である。 LEDヘッド及び感光体ドラムを、X軸のプラス側から見た概略構成図であり、図1とは、上下を反転して示している。 図2に示すA−A断面図である。 LEDヘッドの外観斜視図である。 レンズユニットの端部近傍を部分拡大して示す分解斜視図である。 図5に示す第1レンズ板の表面に形成されたレンズ面の配列位置を、図5の上側(Z軸のプラス側)から透し見た配置図である。 図5に示す第1レンズ板の裏面に形成されたレンズ面の配列位置を、図5の上側(Z軸のプラス側)から見た配置図である。 例えば図5に示す分解図の各部を組み上げた上で、レンズ面16の面頂点を通るZ−Y平面に平行な断面をX軸のマイナス側からみた断面図である。 図8に示すB−B断面図である。 図5に示すマスクに形成された開口の配列位置を、図5の上側(Z軸のプラス側)から見た配置図である。 図5に示す遮光板に形成された開口の配列位置を、図5の上側(Z軸のプラス側)から見た配置図である。 LEDヘッドの一部とLEDヘッドの光量を測定する光像測定機の一部であるフォトセンサを模式的に示す斜視図である。 LEDヘッドの一部とLEDヘッドのスリット波形を測定する光像測定機の一部であるスリットセンサを模式図に示す斜視図である。 実施の形態1のLEDヘッドと、比較例1のLEDヘッドとを試験試料として用意し、それぞれ、90度スリットを用いて各ドットにおけるビーム径を測定した結果を示す測定グラフであり、(a)は横軸に、LED素子の配列方向における、所定の配列位置からの距離y(mm)を示し、(b)は横軸に、距離EXをとっている。 実施の形態1のLEDヘッドと、比較例1のLEDヘッドとを試験試料として用意し、それぞれ、45度スリットを用いて各ドットにおけるビーム径を測定した結果を示す測定グラフであり、(a)は横軸に、LED素子の配列方向における、所定の配列位置からの距離y(mm)を示し、(b)は横軸に、距離EXをとっている。 (a)、(b)、(c)は、それぞれが印刷評価時に記録用紙に印刷した印刷パターンを示す図である。 実施の形態2において、図8に示すB−B断面図である図9と同位置における要部断面図である。 実施の形態1のLEDヘッドと、比較例1のLEDヘッドと、比較例2のLEDヘッドとを試験試料として用意し、それぞれ、90度スリットを用いて各ドットにおけるビーム径を測定した結果を示す測定グラフであり、(a)は横軸に、LED素子の配列方向における、所定の配列位置からの距離y(mm)を示し、(b)は横軸に、距離EXをとっている。 実施の形態1のLEDヘッドと、比較例1のLEDヘッドと、比較例2のLEDヘッドとを試験試料として用意し、それぞれ、45度スリットを用いて各ドットにおけるビーム径を測定した結果を示す測定グラフであり、(a)は横軸に、LED素子の配列方向における、所定の配列位置からの距離y(mm)を示し、(b)は横軸に、距離EXをとっている。
実施の形態1.
図1は、本発明に基づく実施の形態1の画像形成装置としてのカラープリンタの要部構成を示す要部構成図である。同図に示すカラープリンタ90は、カラー電子写真方式のプリンタであり、画像データに基づいて、色材としての顔料を含む樹脂からなるトナーにより、印字媒体上に画像を形成するものである。
カラープリンタ90内には、媒体としての記録用紙91を収納する給紙カセット60が装着され、記録用紙91を給紙カセット60から取り出す給紙ローラ61、記録用紙91を画像形成部まで搬送する搬送ローラ62、63が配置される。また、カラープリンタ90内には、画像形成部として、イエロー(Y)、マゼンダ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の各色のトナー画像を形成するトナー像形成部92〜95が、矢印方向に搬送される記録用紙91の搬送経路に沿って、上流側から順に配置されている。これらのトナー像形成部92〜95は、それぞれが所定色のトナーを使用する以外は同じ構成を有する。
例えばイエロー(Y)のトナーを使用するトナー像形成部92に示すように、各トナー像形成部は、矢印方向に回転する静電潜像担持体としての感光体ドラム41、感光体ドラム41の表面に電荷を供給して帯電させる帯電ローラ42、帯電された感光体ドラム41の表面に画像データをもとに光を選択的に照射して静電潜像を形成する露光装置としてのLEDヘッド3、感光体ドラム41に形成された静電潜像を前記トナーにより現像してトナー像を形成する現像装置52、現像装置52にトナーを供給するトナーカートリッジ51、及び感光体ドラム41の表面に残留したトナーを除去すべく、感光体ドラム41に接触して配置されるクリーニングブレード43を備える。
また、カラープリンタ90内には、転写部として、記録用紙91を搬送する転写ベルト81、トナーにより静電潜像を可視化した像であり、感光体ドラム41上に形成されたトナー像を記録用紙91上に転写すべく、転写ベルト81を挟むように感光体ドラム41に対向して配置される転写ローラ80、及び転写ベルト81上に付着したトナーを掻き取りクリーニングするクリーニングブレード82が配置されている。そして、記録用紙91上に形成されたトナー像を、熱及び圧力を加えることによって定着させる定着装置53、定着装置53を通過した記録用紙91を搬送する搬送ローラ64、及び画像が定着された記録用紙91を貯留する排出部66に記録用紙91を排出する排出ローラ65がそれぞれ配置される。
また、帯電ローラ42及び転写ローラ80には図示しない電源により所定の電圧が印可される。そして、転写ベルト81、感光体ドラム41、及び給紙ローラ61、各搬送ローラ62〜64、排出ローラ65は、それぞれ図示しないモータと図示しない駆動を伝えるギヤにより回転駆動される。更に、現像装置52、LEDヘッド3、定着装置53及び図示しない各モータには、それぞれ図示しない電源及び制御装置が接続される。
また、前記カラープリンタ90には、外部装置と通信を行って、印刷データを受信する外部インタフェース、及び外部インタフェースから印刷データを受信し、カラープリンタ90全体の制御を行う制御部が備えられているが、本発明と直接関係しないため、詳しい説明を省略する。
尚、図1中のX、Y、Zの各軸は、記録用紙91が各トナー像形成部92〜95を通過する際の搬送方向にX軸をとり、感光体ドラム41の回転軸方向にY軸をとり、これら両軸と直交する方向にZ軸をとっている。また、後述する他の図においてX、Y、Zの各軸が示される場合、これらの軸方向は、共通する方向を示すものとする。即ち、各図のX、Y、Z軸は、各図の描写部分が、図1に示す画像形成装置1を構成する際の配置方向を示している。またここではZ軸が略鉛直方向となるように配置し、Z軸のプラス方向を鉛直方向の下方に設定している。
図2は、LEDヘッド3及び感光体ドラム41を、X軸のプラス側から見た概略構成図であり、図1とは、上下を反転して示している。この場合、感光体ドラム41は同図の矢印方向に回転する。
LEDヘッド3は、レンズユニット1、ホルダ31、LEDアレイ32を備え、ホルダ31がレンズユニット1及びLEDアレイ32を後述する所定の位置関係に保持している。LED素子34は、回路基板33上に略直線上に配置されて発光部としてのLEDアレイ32を構成する。LEDアレイ32は、LED素子34の配列方向がY軸方向(感光体ドラム41の回転軸方向)となるように保持され、レンズユニット1も、その長手方向がLEDアレイ32と平行になるように保持される。ここでのLEDアレイ32の長さWEは、WE=208mmとする。
従って、LEDヘッド3は、LEDアレイ32のLED素子34の配列方向及びレンズユニット1の長手方向が、共に感光体ドラム41の回転軸中心41bと平行になるように配置される。
図3は、図2に示すA−A断面図である。同図に示すように、レンズユニット1の幅方向におけるレンズユニット1の中心をCLとすると、ここでは、この幅方向中心CLに、外挿した直線上にLED素子34の中心及び感光体ドラム41の回転軸中心41bが配置され、更にレンズユニット1の光線が入射及び出射する方向がZ軸方向となるように配置される。従って、ここでは、レンズユニット1の幅方向が水平方向となる。
このため、レンズユニット1は、ホルダ31の上面31aに、その長手方向に延在して形成された保持開口に嵌入するように配置され接着剤等で固定され、更にシール部材36を施すことによって、ホルダ31とレンズユニット1の間に生じる隙間を埋めて光漏れを防いでいる。LED素子34は回路基板33上に配置され、回路基板33はベース35によって支持され、ホルダ31に固定されている。
以上のように、LEDヘッド3が感光体ドラム41に対向して配置されるとき、LED素子34の出光面からレンズユニット1の対向するレンズ面までの距離LOと、感光体ドラム41の表面からレンズユニット1の対向するレンズ面までの距離LIとが等しく、
LI=LO
となるように配置される。尚、LEDヘッド3の各部の配置関係については後で詳細に説明する。
図4は、LEDヘッド3の外観斜視図であり、図5は、レンズユニット1の端部近傍を部分拡大して示す分解斜視図である。
LEDヘッド3にはレンズユニット1が配置される。レンズユニット1は、ホルダ31によって固定され、レンズユニット1の光線が入射及び出射する方向がZ軸方向となるように配置される。ホルダ31とレンズユニット1との間に生じた隙間を埋めるためにシール部材36が施されている。本実施の形態において、LEDヘッド3は、600dpiの解像度であり、LEDアレイ32の各LED素子34(図2参照)は、1インチ当たり(1インチは約25.4mm)600個配置されている。即ち、LED素子34の配列ピッチPDは、0.042333mmである。またここでのLED素子34の発光波長の中心値は770nmである。
次にレンズユニット1の構成について説明する。
図5に示す様に、レンズユニット1は、その下方(Z軸マイナス側)に配置されるLED素子34(図3)に近い側から順に、第1の遮光板としてのマスク23、第1のレンズアレイとしての第1レンズ板11、第2の遮光板としての遮光板21、及び第2のレンズアレイとしての第2レンズ板14が、Z軸方向において重なるように配置されている。
第1レンズ板11の、感光体ドラム41側(Z軸のプラス側)の面である裏面11bには複数のレンズ面13が2列に配置列され、第2レンズ板14の、感光体ドラム41側(Z軸のプラス側)の面である裏面14bには複数のレンズ面16が2列に配列され、遮光板21には複数の開口22が2列に配列され、マスク23には複数の開口24が2列に配列され、レンズ面13の面頂点13aと、開口22及び開口24が、Z軸方向において互いに対向するように、同一の間隔で配列されている。遮光板21及びマスク23はLED素子34(図3)の光線を遮光する素材により形成される。
尚、第1レンズ板11のLED素子34(図3)側(Z軸のマイナス側)の面である表面11aの所定位置にもレンズ面12(図8)が形成され、第2レンズ板14のLED素子34(図3)側(Z軸のマイナス側)の面である表面14aの所定位置にもレンズ面15(図8)が形成されている。
図6は、図5に示す第1レンズ板11の表面11aに形成されたレンズ面12の配列位置を、図5の上側(Z軸のプラス側)から透し見た配置図であり、図7は、同じく図5に示す第1レンズ板11の裏面11bに形成されたレンズ面13の配列位置を、図5の上側(Z軸のプラス側)から見た配置図である。これらの図6、図7を参照して第1レンズ板11の形状について更に説明する。
図6に示すように、第1レンズ板11の表面11aには、複数のレンズ面12が千鳥状に2列に配置されている。配列方向(Y軸方向)において、隣接するレンズ面12の配列間隔をPYとすると、各列のレンズ面12の配列間隔はその2倍(2×PY)である。また、2列に配列された各列のレンズ面12は、その中心が、幅方向(X軸方向)において中心CLから距離PXの位置に中心振り分けで形成されている。各レンズ面12の半径はRL1であり、表面11aのレンズ面12が形成されない部分は平坦面となっている。
図7に示すように、第1レンズ板11の裏面11bには、複数のレンズ面13が千鳥状に2列に配置されている。配列方向(Y軸方向)において、隣接するレンズ面13の配列間隔をPYとすると、各列のレンズ面13の配列間隔はその2倍(2×PY)であり、各レンズ面13は、配列方向(Y軸方向)において、表面11aのレンズ面12と揃うように配置されている。また、2列に配列された各列のレンズ面13は、その中心が、幅方向(X軸方向)において中心CLから距離(PX+EX)の位置に中心振り分けで形成されている。各レンズ面13の半径はRL2であり、裏面11bのレンズ面13が形成されない部分は平坦面となっている。
即ち、第1レンズ板11の裏面11bに複数形成された各レンズ面13は、配列方向(Y軸方向)においては、表面11aの複数のレンズ面12にそれぞれが対応して同位置にあり、第1レンズ板11の幅方向(X軸方向)においては、表面11aのレンズ面12より中心CLから距離EXだけより離れた位置に配置されている。尚、ここでは、対向する表裏の一対のレンズ面12,13が1つのレンズの表裏面を形成しているものとして説明する。
第1レンズ板11と同様に、第2レンズ板14の表面14aには半径RL2のレンズ面15(図9)が配列され、第2レンズ板14の裏面14bには半径RL1のレンズ面16が配列されているが、図5の上側(Z軸のプラス側)からみて、第2レンズ板14の表面14aの各レンズ面15(図9参照)は、図7に示す第1レンズ板11の裏面11bの各レンズ面13と同位置に配置され、第2レンズ板14の裏面14bの各レンズ面16は、図6に示す第1レンズ板11の表面11aの各レンズ面12と同位置に配置されている。
第1レンズ板11と第2レンズ板14とは、共に光線を透過する素材で形成される。またレンズ板11において、レンズ面12及びレンズ面13は、第1レンズ板11の他の部分と一体に形成され、第2レンズ板14において、レンズ面15及びレンズ面16は、第2レンズ板14の他の部分と一体に形成される。
図8は、例えば図5に示す分解図の各部を組み上げた上で、レンズ面16の面頂点16aを通るZ−Y平面に平行な断面をX軸のマイナス側からみた断面図であり、図9は、図8に示すB−B断面図である。
図8において、LEDアレイ32の出光面32aは、マスク23の下方(Z軸のマイナス側)に存在し、結像ポイントとなる感光体ドラム41のドラム表面41aは、第2レンズ板14の上方(Z軸のプラス側)に存在する。マスク23と遮光板21は、LEDアレイ32(図2)の結像を形成する光線以外のいわゆる迷光及びフレア光を遮光する遮光部材で形成されている。
マスク23に形成された開口24、遮光板21に形成された開口22、第1レンズ板11のレンズ面13、及び第2レンズ板14のレンズ面15は、Z軸方向(レンズユニット1の光線が入射及び出射する方向)において、互いに対向する位置となるように配置されている。尚、前記したように、図8又は図9の上側(Z軸のプラス側)からみて、第2レンズ板14の表面14aの各レンズ面15は、第1レンズ板11の裏面11bの各レンズ面13と同位置に配置され、第2レンズ板14の裏面14bの各レンズ面16は、第1レンズ板11の表面11aの各レンズ面12と同位置に配置されている。
図8に示すように、LEDアレイ32の出光面32aから第1レンズ板11のレンズ面12までの距離LO、第1レンズ板11のレンズ面12とレンズ面13の面間隔LT(レンズ厚)、第1レンズ板11のレンズ面13と第2レンズ板14のレンズ面15の面間隔LG、第2レンズ板14のレンズ面15とレンズ面16の面間隔LT(レンズ厚)、第2レンズ板14のレンズ面16から結像面となる感光体ドラム41のドラム表面41aまでの面間隔LIをそれぞれ設定し、更にLEDアレイ32の出光面32aとマスク23との面間隔LFM、第1レンズ板11のレンズ面13と遮光板21との面間隔LFS、マスク23の厚さMT、及び遮光板21の厚さSTをそれぞれ設定する。
図9に示すように、第2レンズ板14の裏面14bに2列に配置されたレンズ面16(図5参照)の面頂点16a、及び第1レンズ板11の表面11aに2列に配置されたレンズ面12の面頂点12aのX軸方向の位置は、LEDアレイ32の中心CLから両側に距離PXだけ離れた位置にあり、第1レンズ板11の裏面11bに2列に配置されたレンズ面13(図5参照)の面頂点13a、及び第2レンズ板14の表面14aに2列に配置されたレンズ面15の面頂点15aのX軸方向の位置は、LEDアレイ32の中心CLから両側に距離(PX+EX)だけ離れた位置にある。また、開口22、24のX軸方向の位置は、レンズ面13の面頂点13aの同方向の位置に略一致する。
尚、X軸方向におけるLEDアレイ32の中心は、レンズユニット1の幅方向における中心CL上に位置している。
図10は、図5に示すマスク23に形成された開口24の配列位置を、図5の上側(Z軸のプラス側)から見た配置図であり、図11は、同じく図5に示す遮光板21に形成された開口22の配列位置を、図5の上側(Z軸のプラス側)から見た配置図である。これらの図10、図11を参照してマスク23及び遮光板21の形状について更に説明する。
図10に示すように、マスク23には、複数の開口24が千鳥状に2列に配置されている。配列方向(Y軸方向)において、隣接する開口24の配列間隔をPYとすると、各列の開口24の配列間隔はその2倍(2×PY)である。また、マスク23の幅方向(X軸方向)の中心CL(レンズユニット1の同方向中心でもある)に対して、両側に(PX+EX)だけ離れた位置に各列の開口24の中心が位置するように配置されている。開口24は円形で、LEDアレイ32(図3)に対向する面の開口半径RA1は、第1レンズ板11(図5)に対向する面の開口半径RA2より小さく、すり鉢状に形成されている。マスク23は、LEDアレイ32の光線を遮光する素材で形成されている。
また図11に示すように、遮光板21には、複数の開口22が千鳥状に2列に配置されている。配列方向(Y軸方向)において、隣接する開口22の配列間隔をPYとすると、各列の開口22の配列間隔はその2倍(2×PY)である。また、遮光板21の幅方向(X軸方向)の中心CL(レンズユニット1の同方向中心でもある)に対して、両側に(PX+EX)だけ離れた位置に各列の開口22の中心が位置するように配置されている。開口22は円形で、第1レンズ板11に対向する面の開口半径RA3は、第2レンズ板14に対向する面の開口半径RA4より小さく、すり鉢状に形成されている。遮光板21は、LEDアレイ32の光線を遮光する素材で形成されている。
以上の各構成を踏まえて、レンズユニット1は、マスク23の各開口24の中心及び遮光板21の開口22の中心が、Z軸方向(レンズユニット1の光線が入射及び出射する方向)において、それぞれが対向する第1レンズ板11のレンズ面13の面頂点13a及び第2レンズ板14のレンズ面15の面頂点1aと略同一直線状に位置するように構成されている。
以上の構成において、先ずカラープリンタ90の動作について、図1を参照しながら説明する。
各トナー像形成部92〜95の感光体ドラム41の表面は、図示しない電源装置により電圧が印加された帯電ローラ42により帯電される。続いて、感光体ドラム41が矢印方向に回転することによって、帯電された感光体ドラム41の表面がLEDヘッド3の付近に到達すると、LEDヘッド3によって露光され、感光体ドラム41表面に静電潜像が形成される。この静電潜像は現像装置52により現像され、感光体ドラム41の表面にトナー像が形成される。
一方、給紙カセット60にセットされた記録用紙91が、給紙ローラ61によって給紙カセット60から取り出され、搬送ローラ62、63により、転写ローラ80及び転写ベルト81の付近に搬送される。そして、感光体ドラム41が回転することによって、現像によって得られた感光体ドラム41表面上のトナー像が転写ローラ80及び転写ベルト81の付近に到達すると、図示しない電源装置により電圧が印加されている転写ローラ80と転写ベルト81によって、感光体ドラム41表面上のトナー像が記録用紙91上に転写される。上記した、記録用紙91上へのトナー像の転写が、イエロー(Y)、マゼンダ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の各色のトナー画像を形成するトナー像形成部92〜95において順次重ねて行われる。
続いて、表面に各色のトナー像が形成された記録用紙91は、転写ベルト81の回転によって定着装置53に搬送される。定着装置53は、記録用紙91上のトナー像を、加圧しながら加熱することにより溶融し、記録用紙91上に固定する。定着処理された記録用紙91は、搬送ローラ64及び排出ローラ65により排出部66に排出され、画像形成の動作が終了する。
次に、図3、図8を参照しながらLEDヘッド3の動作について説明する。画像データに基づいて、LEDアレイ32の選択されたLED素子34が所定の光量で発光すると、LED素子34からの光線がレンズユニット1に入射し、感光体ドラム41上に結像する。
図8、図9に示すように、レンズ面12の光軸近傍のLED素子34から発せられる光線は、経路R1,R2,R3等を経てドラム表面41aに到達し、また、光軸から離れたLED素子34から発せられる光線は、例えば図8に示す経路R4を経てドラム表面41aに到達する。即ち、LEDアレイ32の光線は、レンズ面12に入射し、レンズ面13と15の略中問の位置にLEDアレイ32の縮小倒立像を形成し、更にレンズ面15に入射し、結像位置にこの縮小倒立像の拡大倒立像を形成する。つまりレンズユニット1によって、結像位置にLEDアレイ32の正立等倍像70が形成される。
次に、周期スジ等の印刷課題を調べるため、条件の異なるレンズユニットを用いたLEDヘッドを試験試料として用意して行った周期スジ評価試験について説明する。
表1は、試験試料として用意した本発明による実施の形態1のLEDヘッド3のレンズユニット1の各部(図8,9参照)の寸法を列記したものである。実施の形態1のレンズユニット1は、この他に距離EX(図9)を、
EX=20μm
とするものである。
また比較例1の試験試料として、比較例1のレンズユニットを用いたLEDヘッドを用意したが、この比較例1のLEDヘッドは、レンズユニットの距離EXを、
EX=0
とするもので、その他の各部寸法については、表1に示した実施の形態1のLEDヘッド3と同一のものである。尚、ここで試料として用いるLEDヘッド3の距離LOは、
LO=3.8mm
とした。
Figure 0006734169
次に、試験試料として用意した本発明による実施の形態1のレンズユニット1と、比較例1の試験試料として用いるレンズユニットの、各レンズ面のレンズ面形状について、表2を参照しながら説明する。
各レンズ面は、回転非球面形状で、表2に示すように、曲率半径と4次、6次、8次の各非球面係数によって示される。尚、レンズ面16は、レンズ面12と同形状で、X軸方向(レンズユニット1の幅方向)を回転軸として180度回転した形状である。また、レンズ面15は、レンズ面13と同形状で、X軸方向を回転軸として180度回転した形状である。試験試料として用意した実施の形態1のレンズユニット1と、比較例1の試験試料として用意したレンズユニットは、共に、レンズ面の配列方向(Y軸方向)に、レンズ面を212mmに亘って配列した。
Figure 0006734169
第1レンズ板11及び第2レンズ板14は、共に、シクロオレフィン樹脂であるゼオネックスE48R(日本ゼオン社製、ゼオネックスは日本ゼオン社の登録商標)で作成した。この素材のLED素子30の、波長770nmにおける屈折率nは
n=1.5247
である。
遮光板21及びマスク23は、ポリカーボネート樹脂であるユーピロンH‐4000(三菱エンジニアリングプラスチックス株式会社製、ユーピロンは三菱エンジニアリングプラスチックス株式会社の登録商標)で作成した。
次に、LEDヘッド3の光学特性を測定する光像測定機について、図12と図13を参照しながら説明する。図12は、LEDヘッド3の一部とLEDヘッド3の光量を測定する光像測定機の一部であるフォトセンサ101を模式的に示す斜視図であり、図13は、LEDヘッド3の一部とLEDヘッド3のスリット波形を測定する光像測定機の一部であるスリットセンサ201を模式図に示す斜視図である。
図12において、光像測定機のフォトセンサ101は、LEDヘッド3のレンズユニット3の結像面、即ち感光体ドラム41側のレンズ面16から距離LIだけ離れた位置での結像の光量を、全LED素子34について測定する。このため光像測定機は、フォトセンサ101の移動とLEDヘッド3の発光を制御し、フォトセンサ101を、LEDヘッド3の長手方向(Y軸方向)に沿って走査させ、Y軸方向において、フォトセンサ101の位置とLEDヘッド3の順次点灯されるLED素子34の結像位置とが一致するように動作する。
図13において、光測定機のスリットセンサ201は、スリット203が形成された遮光板202とフォトセンサ204で構成されている。遮光板202は、スリット203が、LED素子34の配列方向(Y軸方向)に対して90度となるレンズユニット1の幅方向(X軸方向)、或は配列方向(Y軸方向)に対して45度の方向を取り得るように形成されている。スリット203を通過した光線はフォトセンサ204で電気信号に変換される。
このため光像測定機は、スリットセンサ201の移動とLEDヘッド3の発光を制御し、スリットセンサ201をLEDヘッド3の長手方向(Y軸方向)に沿って走査させ、順次点灯されるLED素子34の結像の光量分布を測定する。尚、上記90度方向に形成されたスリットを、以後90度スリット203aと称し、45度方向に形成されたスリットを、45度スリット203bと称す場合がある。
光像測定機の動作について更に説明する。
光像測定機は、先ず図12に示すフォトセンサ101を用いた構成を準備して、LEDヘッド3の全ドットの光量を一定に点灯させるための光量補正を行う。このため、始めにLEDヘッド3のLED素子34を1ドットずつ、同一電流値で点灯させ、各ドットの光量をフォトセンサ101で測定する。次に、測定した全てのLED素子34の光量値を元に、全てのLED素子34の光量が同じになるような、各LED素子34の電流値を算出し、これを光量補正値とする。
次に光像測定機は、図13に示すスリットセンサ201を用いた構成を準備して、LEDヘッド3の全ドットのビーム径を測定する。このため、LEDヘッド3のLED素子34を1ドットずつ(1つずつ)光量補正値で点灯させ、点灯したLED素子34の結像の波形であるスリット波形をスリットセンサ201で測定する。更に測定した全てのLED素子34のスリット波形のピークの平均値を算出する。ピークの平均値の10%の高さにおけるスリット波形の幅をビーム径とする。尚、90度スリット203aを用いて測定したビーム径を90度ビーム径、45度スリット203bを用いて測定したビーム径を45度ビーム径と称す場合がある。
図15は、距離EX=20μmとした実施の形態1のレンズユニット1を搭載したLEDヘッド3と、距離EX=0とした比較例1のレンズユニットを搭載したLEDヘッドとを試験試料として用意し、それぞれ、45度スリット203bを用いて各ドットにおけるビーム径を測定した結果を示す測定グラフである。
図15(a)は、横軸に、LED素子34の配列方向(Y軸方向)における、所定の配列位置からの距離y(mm)を示し、縦軸に、その位置での45度ビーム径(μm)を示している。尚、横軸の範囲0mm〜2.4mmは、レンズ面12,13,15,16のY軸方向における配列周期(間隔)である距離PY=1.2mmの2周期分に相当する。
図15(a)の測定グラフに示すように、距離EX=0の比較例1のLEDヘッドの測定結果においては、45度ビーム径の、最小値が73μm、最大値が85μmであったのに対し、距離EX=20μmの実施の形態1のLEDヘッド3の測定結果においては、最小値が76μm、最大値が83μmとなり、比較例1のLEDヘッドの測定結果に対して明らかに変化の幅が小さくなっている。
図15(b)の測定グラフは、横軸に距離EXをとり、距離EXの各値における45度ビーム径の最大値、最小値をプロットしたものである。同図に示すように、
0≦EX≦20μm
の範囲において、距離EXが増えるほど45度ビーム径の変化の幅が小さくなる。これは、距離EXが増えることにより、レンズユニットの幅方向(X軸方向)において、レンズ面の配列を変更することとなり、ビーム形状がレンズユニット1の幅方向(X軸方向)において変化するためである。
一方図14は、距離EX=20μmとした実施の形態1のレンズユニット1を搭載したLEDヘッド3と、距離EX=0とした比較例1のレンズユニットを搭載したLEDヘッドとを試験試料として用意し、それぞれ、90度スリット203aを用いて各ドットにおけるビーム径を測定した結果を示す測定グラフである。
図14(a)は、横軸に、LED素子34の配列方向(Y軸方向)における、所定の配列位置からの距離y(mm)を示し、縦軸に、その位置での90度ビーム径(μm)を示している。尚、横軸の範囲0mm〜2.4mmは、レンズ面12,13,15,16のY軸方向における配列周期(間隔)である距離PY=1.2mmの2周期分に相当する。
図14(a)の測定グラフに示すように、距離EX=0の比較例1のLEDヘッドの測定結果においては、90度ビーム径の、最小値が58μm、最大値が63μmであったのに対し、距離EX=20μmの実施の形態1のLEDヘッド3の測定結果においては、最小値が60μm、最大値が65μmとなり、変化の幅は、何れも略5μmで変化していない。
図14(b)の測定グラフは、横軸に距離EXをとり、距離EXの各値における90度ビーム径の最大値、最小値をプロットしたものである。同図に示すように、
0≦EX≦20μm
の範囲において、各値における最大値と最小値の変化の幅は、いずれもおよそ5μm程度で変化していない。このように比較例1と実施の形態1のレンズユニット1とで、90度ビーム径の変化の幅が変わらないのは、距離EXが増えることにより、レンズユニットの幅方向(X軸方向)において、レンズ面の配列を変更することとなるものの、LED素子34の配列方向(Y軸方向)においては変更されないため、ビーム形状がLED素子34の配列方向(Y軸方向)において変化しないためである。
次に、実施の形態1のLEDヘッド3及び比較例1のLEDヘッドを、例えば図1に示すカラープリンタ90に装着して行った印刷評価結果について説明する。これらのLEDヘッドは、解像度600dpiで、LEDアレイ32の長さWE=208mmの、A4サイズ用のLEDヘッドである。図16(a)、(b)、(c)は、この印刷評価時に記録用紙に印刷した印刷パターンを示す図である。
同図(a)は、配列方向(Y軸方向)において2ドット毎に選択したLED素子34を、2ドット連続点灯、2ドット連続消灯させて印刷した印刷パターンであり、同図(b)は、用紙搬送方向(X軸方向)に延在する縦細線を1ドット間隔で印刷した印刷パターンであり、同図(c)は、LED素子34の配列方向(Y軸方向)に延在する縦細線を1ドット間隔で印刷した印刷パターンである。
以上の印刷パターンを、LEDヘッド3又は比較例1のLEDヘッドを装着したカラープリンタ90で印刷し、縦スジや濃度ムラがないものを良好と判断した。その結果、LEDヘッド3を装着して印刷した場合には、良好な印刷が得られたが、比較例1のLEDヘッドを装着して印刷した場合には、レンズ面12,13,15,16の配列間隔PY(1.2mm)に等しい周期の周期スジが発生した。
以上のように、本実施の形態のLEDヘッド3は、例えば図9に示すように、LEDアレイ32側に配置された第1レンズ板11の表面11a及び裏面11bに、千鳥状に2列に配置されたレンズ面12及びレンズ面13を有し、感光体ドラム41側に配置された第2レンズ板14の表面14a及び裏面14bに、千鳥状に2列に配置されたレンズ面15及びレンズ面16を有する。
そして、各面に千鳥状に2列に配置されたレンズ面12,13,15,16が、LEDヘッド3の幅方向(X軸方向)において、共通する列幅中心CL(レンズユニット1の幅方向におけるレンズユニット1の中心)を有し、レンズ面12,16の各列の列幅中心CLからの距離PXを、レンズ面13,15の各列の列幅中心CLからの距離(PX+EX)より小さく形成している。
これにより、本実施の形態のLEDヘッド3においては、LEDヘッド3の幅方向におけるビーム径の変化の幅が小さくなり、本実施の形態のカラープリンタ90による印刷では、印刷画像においてレンズ配列周期と等しい周期で発生する縦スジが解消した。
以上のように、本実施の形態1のLEDヘッド3によれば、その幅方向におけるビーム径の変化の幅が小さくなり、印刷画像においてレンズ配列周期と等しい周期で発生する縦スジを解消できる。
実施の形態2.
本実施の形態のLEDヘッド3は、実施の形態1で設定した距離EXの範囲を定めるものである。
ここで、距離EXの範囲を定めるために行った考察及び試験について説明する。図17は、図8に示すB−B断面図である図9と同位置における要部断面図である。
図17において、LEDアレイ32のLED素子34は、第1レンズ板11の下方(Z軸のマイナス側)に存在し、結像ポイントとなる感光体ドラム41のドラム表面41aは、第2レンズ板14の上方(Z軸のプラス側)に存在する。
第1レンズ板11の表面11aに形成されたレンズ面12の面頂点12a、第2レンズ板14の裏面14bに形成されたレンズ面16の面頂点16aのX軸方向の位置は、LEDアレイ32の中心から距離PXだけ離れた位置にある。また、第1レンズ板11の裏面11bに形成されたレンズ面13の面頂点13a、第2レンズ板14の表面14aに形成されたレンズ面15の面頂点15aのX軸方向の位置は、LEDアレイ32の中心から距離(PX+EX)だけ離れた位置にある。また、開口22、24(図9)のX軸方向の位置は、レンズ面13の面頂点13aの同方向の位置に略一致する。
LEDアレイ32とレンズ面12の面頂点12aを結ぶ直線とZ軸方向のなす角をα、LED素子34から発せられた光線のレンズ面12の出射角をβ、この出射角βの光がレンズ面13と交差する位置の、X軸方向における面頂点12aからの許容距離をEMとすると、スネルの法則により、
Figure 0006734169
が成立する。
これを面頂点12aのX軸方向におけるLEDアレイ32の中心からの距離PX、許容距離EM、面間隔LO、LT(レンズ厚)、レンズの屈折率nを用いて書き直すと、
Figure 0006734169
となり、
更に式(2)をEMについて整理すると、
Figure 0006734169
となる。
従って、距離EXが許容距離EMに等しい(EX=EM)とき、LED素子34から発せられ面頂点12aに入射した光線は、面頂点13aに入射し、LED素子34から発せられてレンズ面12及びレンズ面13に入射する全光線のうち、面頂点12aと13aに入射した光線のエネルギーが最も大きく、レンズ面12と13からなるレンズの光軸となっている。またこのとき、レンズの光軸がLED素子34の方向を向き、EM=0のときは、レンズの光軸がZ軸と平行になり、Z軸と平行になる(正面を向いている)。
従って、EXが次式(4)を満たすとき、レンズの光軸が正面とLED素子34のある方向の中間を向いているといえる。本実施の形態のレンズユニット1は、次式(4)を満たすようにレンズ面12とレンズ面13とが構成される。
Figure 0006734169
また、レンズ板14とレンズ板11とは同形状であり、例えばZ軸方向において、レンズ板14とレンズ板11の中間に想定するZ軸と垂直となる仮想平面に対して面対称に構成され、レンズ板14のEM、EX、PX、LTはレンズ板11の値と等しく、LEDヘッド3においては
LI=LO=3.8mm
となるように構成される。
次に、周期スジ等の印刷課題を調べるため、比較例2の試験資料としてEX=EMとするレンズユニットを備えたLEDヘッドを用意して行った周期スジ評価試験について説明する。尚、ここでの周期スジ評価試験方法は、実施の形態1で説明した、図12、図13に示す光像測定機を用いて行った周期スジ評価試験方法と同じなので、ここでの詳細な説明は省略する。
従って、比較例2のレンズユニットの距離EX(=EM)は、距離PX=0.18mm、距離LO=3.8mm、屈折率n=1.5247、面間隔(レンズ厚)LT=1.3mmをそれぞれ上式(3)に代入して得た
距離EX=40μm
となる。比較例2のLEDヘッドのその他の各部寸法については、表1に示した実施の形態1のLEDヘッド3と同一のものである。比較例2のレンズユニットのレンズ面形状は、表3の通りである。
Figure 0006734169
図19は、距離EX=20μmとした実施の形態1のレンズユニット1を搭載したLEDヘッド3と、距離EX=0とした比較例1のレンズユニットを搭載したLEDヘッドと、距離EX=40μmとした比較例2のレンズユニットを搭載したLEDヘッドとを試験試料として用意し、それぞれ、45度スリット203bを用いて各ドットにおけるビーム径を測定した結果を示す測定グラフである。
図19(a)は、横軸に、LED素子34の配列方向(Y軸方向)における、所定の配列位置からの距離y(mm)を示し、縦軸に、その位置での45度ビーム径(μm)を示している。尚、横軸の範囲0mm〜2.4mmは、レンズ面12,13,15,16のY軸方向における配列周期(間隔)である距離PY=1.2mmの2周期分に相当する。
図19(a)の測定グラフに示すように、比較例2のLEDヘッドの測定結果においては、45度ビーム径の、最小値が74μm、最大値が86μmとなっている。尚、距離EX=20μmとした実施の形態1のLEDヘッド3及び距離EX=0とした比較例1のLEDヘッドの測定結果については、実施の形態1で説明した通りである。
図19(b)の測定グラフは、横軸に距離EXをとり、距離EXの各値における45度ビーム径の最大値、最小値をプロットしたものである。同図に示すように、
0<EX<40μm
とすることで、45度ビーム径の変化の幅が小さくなるが、これはレンズユニットの幅方向(X軸方向)において、レンズ面の配列を変更したため、ビーム形状がレンズユニットの幅方向において変化しているためである。
一方図18は、距離EX=20μmとした実施の形態1のレンズユニット1を搭載したLEDヘッド3と、距離EX=0とした比較例1のレンズユニットを搭載したLEDヘッドと、距離EX=40μmとした比較例2のレンズユニットを搭載したLEDヘッドとを試験試料として用意し、それぞれ、90度スリット203aを用いて各ドットにおけるビーム径を測定した結果を示す測定グラフである。
図18(a)は、横軸に、LED素子34の配列方向(Y軸方向)における、所定の配列位置からの距離y(mm)を示し、縦軸に、その位置での90度ビーム径(μm)を示している。尚、横軸の範囲0mm〜2.4mmは、レンズ面12,13,15,16のY軸方向における配列周期(間隔)である距離PY=1.2mmの2周期分に相当する。
図18(a)の測定グラフに示すように、比較例2のLEDヘッドの測定結果においては、90度ビーム径の、最小値が59μm、最大値が64μmとなっている。尚、距離EX=20μmとした実施の形態1のLEDヘッド3及び距離EX=0とした比較例1のLEDヘッドの測定結果については、実施の形態1で説明した通りである。
図18(b)の測定グラフは、横軸に距離EXをとり、距離EXの各値における90度ビーム径の最大値、最小値をプロットしたものである。同図に示すように、各値における最大値と最小値の変化の幅は、いずれもおよそ5μmで変化していない。このように比較例1及び比較例2と実施の形態1のレンズユニット1とで、90度ビーム径の変化の幅が変わらないのは、レンズユニットの幅方向(X軸方向)において、レンズ面の配列を変更したものの、LED素子34の配列方向(Y軸方向)においては変更していないため、ビーム形状がLED素子34の配列方向(Y軸方向)において変化しないためである。
次に、実施の形態1のLEDヘッド3及び比較例1、2のLEDヘッドを、例えば図1に示すカラープリンタ90に装着して行った印刷評価結果について説明する。これらのLEDヘッドは、解像度600dpiで、LEDアレイ32の長さWE=208mmの、A4サイズ用のLEDヘッドである。
比較例2のレンズアレイを実装したカラーLEDプリンタにおいては、レンズ面配列間隔PY=1.2mmに等しい周期の周期スジが発生した。図19(b)に示すように、距離EXの値が許容距離EMに近づくにつれて45度ビーム径の変化が大きくなるのは、レンズ面12と13の面頂点の位置がずれるので、収差が大きくなり鮮明な結像が形成できなくなるためである。また、レンズ面12と13の面頂点の位置がずれるので、結像の歪みがおおきくなりビーム形状が歪むためである。
従って、45度ビーム径の変化の大きさについて、距離EXの値を0から徐々に大きくする場合を考えると、EXが小さい場合にはレンズの光軸がLED素子の方向を向くことでビーム径の変化は小さくなるが、EXがある程度大きくなると、収差と結像の歪みが大きくなって、LED素子の方向を向く影響と相殺されて45度ビーム径の変化はやがて大きくなる。
以上のビーム径測定結果及び印刷評価結果より、例えば図17に示すように、LEDアレイ32側の第1レンズ板11においては、結像側のレンズ面13の面頂点13aに対してLEDアレイ32側のレンズ面12の面頂点12aをレンズユニット1の幅方向(X軸方向)における中心方向へ所定の値ずらして配置し、結像側の第2レンズ板14においては、LEDアレイ32側のレンズ面15の面頂点15aに対して結像側のレンズ面16の面頂点16aをレンズユニット1の幅方向(X軸方向)における中心方向へ所定の値ずらして配置することで、レンズユニット1の幅方向におけるビーム径の変化の幅が小さくなり、印刷画像においてレンズ配列周期と等しい周期で発生する縦スジが解消した。
以上のように、本実施の形態2のLEDヘッドによれば、距離PX、距離LO、屈折率n、レンズ厚LTに応じて、好適な距離EXの設定範囲を限定できるため、容易に実施の形態1で記述した効果を備えたレンズユニット及びカラープリンタを得ることができる。
また、前記した実施の形態の説明において、「上」、「下」、「左」、「右」、「前」、「後」といった言葉を使用したが、これらは便宜上であって、レンズユニットを配置する状態における絶対的な位置関係を限定するものではない。
上記した実施の形態では、本発明を、カラープリンタとしての画像形成装置に採用した例を示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、複写機、ファクシミリ、MFP等の画像処理装置にも利用可能である。またカラープリンタについて説明したが、モノクロプリンタであってもよい。
1 レンズユニット、 3 LEDヘッド、 11 第1レンズ板、 11a 表面、 11b 裏面、 12 レンズ面、 12a 面頂点、 13 レンズ面、 13a 面頂点、 14 第2レンズ板、 14a 表面、 14b 裏面、 15 レンズ面、 15a 面頂点、 16 レンズ面、 16a 面頂点、 21 遮光板、 22 開口、 23 マスク、 24 開口、 31 ホルダ、 31a 上面、 32 LEDアレイ、 32a 出光面、 33 回路基板、 34 LED素子、 35 ベース、 41 感光体ドラム、 41a ドラム表面、 42 帯電ローラ、 43 クリーニングブレード、 51 トナーカートリッジ、 52 現像装置、 53 定着装置、 60 給紙カセット、 61 給紙ローラ、 62 搬送ローラ、 63 搬送ローラ、 64 搬送ローラ、 65 排出ローラ、 66 排出部、 70 正立等倍像、 80 転写ローラ、 81 転写ベルト、 82 クリーニングブレード、 90 カラープリンタ、 91 記録用紙、 92 トナー像形成部、 93 トナー像形成部、 94 トナー像形成部、 95 トナー像形成部、 101 フォトセンサ、 201 スリットセンサ、 202 遮光板、 203 スリット、 204 フォトセンサ。

Claims (8)

  1. 複数の第1のレンズを、第1の方向に2列に配列した第1のレンズアレイ
    前記第1のレンズの入出射方向を第2の方向としたとき、該第2の方向において、前記第1のレンズアレイと所定の間隔で配置され、前記第2の方向と垂直な仮想平面において、前記複数の第1のレンズのそれぞれと対応する位置に、複数の第2のレンズを前記第1の方向に2列に配列した第2のレンズアレイと
    を有し、
    前記第1の方向及び前記第2の方向に直交する方向を第3の方向とし、前記第1のレンズアレイの前記2列のレンズ列の前記第3の方向における中心を仮想的な配列中心としたとき、
    前記第1のレンズアレイは、
    前記各第1のレンズにおいて、入射側のレンズ面の面頂点に対し、出射側のレンズ面の面頂点、前記第3の方向において前記配列中心から離間する方向にずらして配置され、
    前記第2のレンズアレイは、
    前記各第2のレンズにおいて、出射側のレンズ面の面頂点に対し、入射側のレンズ面の面頂点が、前記第3の方向において前記配列中心から離間する方向にずらして配置されたことを特徴とするレンズユニット
  2. 前記第1のレンズアレイと前記第2のレンズアレイとは、前記第2の方向における中間において前記仮想平面を想定したとき、該仮想平面に対して面対称に構成され、
    前記第1のレンズアレイが、その入射側に配置される発光部の縮小倒立像を形成し、
    前記第2のレンズアレイが、前記縮小倒立像の拡大倒立像を結像する
    ことを特徴と請求項1記載のレンズユニット
  3. 前記第3の方向において、前記配列中心から、前記配列中心に近い方のレンズ面の面頂点までの距離をPX、前記配列中心から、前記配列中心から遠い方のレンズ面の面頂点までの距離を(PX+EX)、前記配列中心から遠い方のレンズ面の面頂点までの許容距離を(PX+EM)、前記発光部から前記第1のレンズアレイまでの距離をLO、前記第1のレンズアレイ及び前記第2のレンズアレイの屈折率をn、前記第1のレンズアレイ及び前記第2のレンズアレイのレンズ厚をLTとしたとき、
    Figure 0006734169
    が成立することを特徴とする請求項記載のレンズユニット。
  4. ずれ量EXが、
    0<EX<40μm
    であることを特徴とする請求項記載のレンズユニット。
  5. 前記発光部と前記第1のレンズアレイとの間に前記第1のレンズアレイの前記各レンズに対向する開口を形成した第1の遮光板を配置し、
    前記第1のレンズアレイと前記第2のレンズアレイとの間に前記第2のレンズアレイの前記各レンズに対向する開口を形成した第2の遮光板を配置したことを特徴とする請求項又は請求項に記載のレンズユニット。
  6. 発光部と、
    前記発光部から発生される光線を所定位置に結像するレンズユニットと
    を備え、
    前記レンズユニットが、請求項から請求項までの何れか1項に記載のレンズユニットであることを特徴とする露光装置。
  7. LEDアレイと、
    前記LEDアレイから発生される光線を所定位置に結像するレンズユニットと
    を備え、
    前記レンズユニットが、請求項から請求項までの何れか1項に記載のレンズユニットであることを特徴とするLEDヘッド。
  8. 静電潜像を担持する静電潜像担持体と、
    発光部から発生される光線を前記静電潜像担持体上に結像するレンズユニットと
    を備え、
    前記レンズユニットが、請求項から請求項までの何れか1項に記載のレンズユニットであることを特徴とする画像形成装置。
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