JP2014115411A - レンズアレイ、画像形成装置及び画像読取装置 - Google Patents

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    • G02B3/0062Stacked lens arrays, i.e. refractive surfaces arranged in at least two planes, without structurally separate optical elements in-between

Abstract

【課題】 像面湾曲や非点隔差を良好に補正し、光利用効率と結像性能との両立を達成したレンズアレイを提供すること。
【解決手段】 第1の方向(Y方向)に配列された複数のレンズ部105aを有し、物体の中間像を形成する第1の結像部102と、第1の方向に配列された複数のレンズ部105aを有し、物体の中間像を再結像する第2の結像部104と、を備えるレンズアレイ105であって、第1及び第2の結像部(102及び104)が有する複数のレンズ部105aの夫々のレンズ面のうち、中間像に最も近いレンズ面(102b及び104a)はアナモフィック面であり、アナモフィック面(102b及び104a)は、面頂点近傍におけるパワーに対して端部におけるパワーが小さくなる形状である。
【選択図】 図1

Description

本発明は、レンズアレイに関し、例えば画像形成装置や画像読取装置に用いられるレンズアレイに好適である。
近年、複数のレンズにより構成されたレンズアレイを用いた、画像形成装置や画像読取装置が開発されている。この構成によれば、ポリゴンミラーにより感光体を走査する構成や、複数のレンズやミラーを用いて画像を読み取る構成等と比較して、装置の小型化や低コスト化を実現することができる。
特許文献1には、樹脂製のレンズアレイを用いた画像読取装置が開示されている。また、特許文献2には、球面収差を補正するために回転対称な非球面が形成されたレンズアレイが開示されている。
特開2005−37891号公報 特開2009−86649号公報
ここで、上述した装置において、光源の寿命の向上などを目的としてその発光量を小さくする場合、レンズアレイの光利用効率を高くする必要がある。しかしながら、特許文献1及び2に記載の構成において、レンズアレイの光利用効率を高く設計した場合、特に像面湾曲や非点隔差の発生により結像性能が低下してしまう。
そこで、本発明の目的は、像面湾曲や非点隔差を良好に補正し、光利用効率と結像性能との両立を達成したレンズアレイを提供することである。
上記目的を達成するための、本発明の一側面としてのレンズアレイは、第1の方向に配列された複数のレンズ部を有し、物体の中間像を形成する第1の結像部と、該第1の方向に配列された複数のレンズ部を有し、該物体の中間像を再結像する第2の結像部と、を備え、前記第1及び第2の結像部が有する複数のレンズ部の夫々のレンズ面のうち、前記中間像に最も近いレンズ面はアナモフィック面であり、前記アナモフィック面は、面頂点近傍におけるパワーに対して端部におけるパワーが小さくなる形状であることを特徴とする。
本発明の更なる目的またはその他の特徴は、以下、添付の図面を参照して説明される好ましい実施形態によって明らかにされる。
本発明によれば、像面湾曲や非点隔差を良好に補正し、光利用効率と結像性能との両立を達成したレンズアレイを提供することができる。
実施例1に係るレンズアレイの要部概略図である。 比較例及び実施例1における像面湾曲を示した図である。 比較例及び実施例1における点像分布を示した図である。 実施例1における各物体高からの光線の光路を示す図である。 実施例1に係るアナモフィック面の形状を説明するための図である。 実施例2に係るレンズアレイの要部概略図である。 実施例2における各物体高からの光線の光路を示す図である。 実施例2に係るアナモフィック面の形状を説明するための図である。 実施例2における像面湾曲を示した図である。 実施例2における点像分布を示した図である。 本発明の実施形態に係る画像形成装置の要部概略図である。 本発明の実施形態に係るカラー画像形成装置の要部概略図である。
本実施形態に係るレンズアレイは、第1の方向に配列された複数のレンズ部を有する第1及び第2の結像部を備え、各レンズ部の夫々のレンズ面のうち中間結像面に最も近いレンズ面をアナモフィック面とした構成である。そして、アナモフィック面におけるパワーを面頂点近傍から端部に向かってパワー小さくすることにより、光利用効率を高くしつつ像面湾曲及び非点隔差を良好に補正することを可能にしている。
なお、本実施形態に係るレンズアレイにおいては、焦点距離の逆数としてのパワーの数値が小さくなることを、「パワーが小さくなる」と表現している。すなわち、この「パワーが小さくなる」との表現は、強い正のパワーから弱い正のパワーに変化する場合、正のパワーから負のパワーに変化する場合、弱い負のパワーから強い負のパワーに変化する場合、の夫々を含んでいる。
以下に、本発明の好ましい実施の形態について、図面に基づき詳細に説明する。
[実施例1]
図1は、実施例1に係るレンズアレイ105を画像形成装置に適用した時の要部概略図であり、図1(a)はXY断面図、図1(b)はZX断面図、図1(c)はX方向からの正面図を示している。本実施例に係るレンズアレイ105は、物体面に配置された複数の発光素子を含む光源101から出射する複数の光線を、受光面(像面)106上に集光している。光源101は、複数の発光素子が第1の方向(Y方向)に等間隔で配置されて構成されており、その各発光素子にはLED、有機EL素子(有機発光素子)やレーザー等を用いることができる。レンズアレイ105は、第1の結像部としての結像部102と、第2の結像部としての結像部104と、遮光部103とを含んでいる。また、本実施においては、受光面106には感光ドラム等の感光体が配置されている。
図1(a)〜(c)に示したように、結像部102及び104の夫々は、同一のレンズ部105aが第1の方向に等間隔で複数配列されて成るレンズ列が、第2の方向(Z方向)に2列配置された構成である。なお、複数のレンズ部105aは、夫々が同一のレンズ面を有しており、結像部102と結像部104とで光軸方向(X方向)において対称となるように配されている。この時、図1(c)に示すように、第2の方向の上段のレンズ列と下段のレンズ列とは、各レンズ部105aの面頂点同士が第1の方向にずれて(千鳥状に)配列されている。なお、簡単のため図1(a)では第2の方向における下列のレンズ部105aを省略している。また、遮光部103には、結像部102を通過する光線のうち結像に関与する光線を通過させるための複数の開口部が設けられており、その開口部以外の部分で結像に寄与しない迷光光線を遮光している。
図1(a)に示すように、第1の方向及びレンズ部105aの光軸方向に平行な第1の断面内(XY断面内)において、光源101のある発光素子から出射した光線は、結像部102の複数のレンズ面に入射する。結像部102は、光源101から出射した光線を中間結像面Aに一旦集光する。ここで、中間結像面Aとは、結像部102が光源101(物体面)の中間像を形成する(物体面を中間結像する)仮想的な面であり、光源101と受光面106(像面)との略中間位置に存在する。そして、中間結像面Aに一旦集光された光線は結像部104の各レンズ面に入射し、さらに受光面106の上に集光される。すなわち、結像部104により、光源101の中間像の像が受光面106上に形成される(中間像が受光面106上に再結像される)。
また、図1(b)に示したように、第1の方向に垂直な第2の断面内(ZX断面内)においても、XY断面内と同様に、光源101の発光素子から出射した光線は中間結像面Aに一旦集光されてから受光面106の上に集光される。なお、実際には結像部102及び104により集光される光線は無数に存在するが、図1(a)及び(b)においては特徴的な光線のみを数本図示している。このように、本実施例に係るレンズアレイ105は、XY断面内及びZX断面内において、光源101の発光素子を中間結像してから受光面106上に正立等倍結像する系(正立等倍結像系)である。
本実施例に係るレンズアレイ105の諸特性を、表1に示す。
Figure 2014115411
ここで、レンズアレイ105の各レンズ部において、光軸(X軸)との交点を原点、第1の方向において光軸と直交する軸をY軸、第2の方向において光軸と直交する軸をZ軸、として、各レンズ面の形状について説明する。結像部102のレンズ面102a及び結像部104のレンズ面104bは回転対称な非球面であり、その非球面形状は次式(1)で表わされる。
Figure 2014115411
但し、Rは曲率半径、kは円錐定数、A2i(i=1,2,3,4,5・・・)は非球面係数である。
また、結像部102のレンズ面102b及び結像部104のレンズ面104aはアナモフィックな非球面(アナモフィック非球面)であり、その非球面形状は次式(2)で表わされる。
Figure 2014115411
但し、Rは曲率半径、kは円錐定数、B2ij(i=0,1,2,3,4,5・・・、j=0,1,2,3,4,5・・・)は非球面係数である。
次に、レンズアレイ105の光利用効率と結像性能との関係について説明する。
一般的に、レンズアレイの光利用効率を上げるためには、各レンズ面の開口数(NA)を大きくするか、もしくは各レンズの焦点距離を小さくすることにより、各レンズ面が取り込む光量を増やす方法が考えられる。しかし、これらの方法を用いた場合、レンズアレイの収差(特に、像面湾曲と非点隔差)が大きくなり、結像性能を低下させてしまうことになる。
ここで、比較例として、本実施例に係るレンズアレイ105の全てのレンズ面を回転対称な非球面で構成した場合、すなわち、結像部102のレンズ面102b及び結像部104のレンズ面104aも回転対称な非球面とした場合について説明する。なお、比較例に係るレンズアレイのNAや焦点距離は、本実施例に係るレンズアレイ105と同じであるとする。
図2(a)は、比較例に係るレンズアレイの、面頂点を通る第1の断面内と面頂点を通る第2の断面内とにおける像面湾曲を示したものである。なお、ここでは、各物体高に対して、近軸像面ではなく実像面の像面湾曲をプロットしている。図2(a)を見てわかるように、比較例にかかるレンズアレイでは、面頂点を通る第1の断面内における像面湾曲が0.84mm発生し、面頂点を通る第2の断面内における像面湾曲(像面位置のp−p(最大値−最小値))が0.74mm発生している。また、物体高0における非点隔差が0.36mm発生している。
また、比較例に係るレンズアレイの、各物体高における点像分布を図3(a)に示す。ここでは、あるレンズアレイの光軸と、第1の方向及び第2の方向に平行な面(YZ平面)との交点の座標を(Y,Z)=(0,0)としている。この時、131〜135の夫々は順に(0,0)、(0,0.433)、(0.5,0.433)、(0.9,0.433)、(1.0,0.433)、の座標での点像分布を示している。特に、軸上物体高における点像分布132及び最軸外物体高における点像分布135より、比較例に係るレンズアレイの結像性能が低いことがわかる。
そこで、本実施例に係るレンズアレイ105においては、結像部102のレンズ面102b及び結像部104のレンズ面104aを表1に示したようなアナモフィック面とすることにより、光利用効率を高くしつつ像面湾曲及び非点隔差を低減している。以下、本実施例に係るレンズアレイ105による効果について詳細に説明する。
図4(a)は、各物体高からの光線の面頂点を通る第1の断面内での光路を示し、図4(b)は、面頂点を通る第2の断面内での光路を示している。なお、図4(a)及び(b)では、簡単のため結像部102及び104における対向する一対のレンズ部のみを示しており、第2の方向における下列のレンズ部を省略している。図4(a)の141〜145(図4(b)の146〜150)の夫々は、順に(0,0)、(0,0.433)、(0.5,0.433)、(0.9,0.433)、(1.0,0.433)、の座標における発光素子からの光線の光路である。図4(a)及び(b)を見てわかるように、軸上(142又は147)から軸外(145又は150)に向かう(光線の画角が大きくなる)に従い、各レンズ面に対する各光線の入射位置及び出射位置が変化している。
ここで、141〜145(又は146〜150)の夫々を互いに比較すると、レンズ面102b及び104aにおける光線の入射位置及び出射位置の違いが最も大きくなっている。すなわち、中間結像面Aに最も近いレンズ面102b及び104aにおいて、各画角の光線が互いに最も分離していると言える。従って、本実施例によれば、中間結像面Aに最も近いレンズ面102b及び104aをアナモフィック非球面とすることにより、画角毎の像面湾曲を良好に補正することができる。
この時、図5に示すように、レンズ面102b(104a)は、面頂点(軸上)近傍から端部(軸外)に向かってパワーが局所的に変化する形状となっている。なお、各レンズ部のパワーは、レンズ面の断面形状の2階微分値と等価なものと考えることができる。図5(a)に示したように、面頂点を通る第1の断面内においては、面頂点(点5a0)近傍での第1の方向のパワーは0.93であり、第1の方向における有効域の端部(点5a1)での第1の方向のパワーは−7.68である。また、図5(b)に示したように、面頂点を通る第2の断面内においては、面頂点(点5b0)近傍での第2の方向のパワーは0.90であり、第2の方向における有効域の端部(点5b1)の第2の方向のパワーは−8.63である。
このように、レンズ面102b(104a)の形状は、像面湾曲を補正するように、面頂点を通る第1の断面内と面頂点を通る第2の断面内とにおいて、面頂点近傍におけるパワーに対して端部におけるパワーが小さくなる形状となっている。なお、図5(a)に示したように、有効域外(点5a1よりも外側)でパワーが増加しているが、レンズ面102b(104a)は、有効域内において面頂点近傍から端部に向かってパワーが小さくなる形状であれば、本発明の効果を得ることができる。レンズ面102b(104a)は、図5(a)及び(b)に示したように、面頂点を通る第1の断面内及び面頂点を通る第2の断面内の夫々において、第1の方向のパワーがゼロになる点5a2及び点5b2が存在するような断面形状である。
また、図5(c)に示したように、第1の方向に沿った局所領域における第2の方向のパワーは、面頂点近傍から端部に向かって(第1の方向において)変化している。この時、図5(a)と図5(c)とを比較するとわかるように、第1の方向に沿った局所領域における第1の方向のパワー変化量を、第1の方向に沿った局所領域における第2の方向のパワー変化量よりも大きくしている。さらに、図5(d)に示したように、第2の方向に沿った局所領域における第1の方向のパワーは、面頂点近傍から端部に向かって(第2の方向において)変化している。この時、図5(b)と図5(d)とを比較するとわかるように、第2の方向に沿った局所領域における第2の方向のパワー変化量を、第2の方向に沿った局所領域における第1の方向のパワー変化量よりも大きくしている。レンズ面102b(104a)をこのような形状とすることにより、各画角対して発生する非点隔差を小さくすることができる。
ここで、図2(b)に、本実施例に係るレンズアレイ105の、面頂点を通る第1の断面内及び面頂点を通る第2の断面内における像面湾曲を示す。図2(b)より、本実施例では面頂点を通る第1の断面における像面湾曲が0.30mm発生し、面頂点を通る第2の断面における像面湾曲が0.24mm発生しており、図2(a)に示した比較例における像面湾曲と比較して大幅に低減していることがわかる。また、図2(b)より、本実施例では物体高0おける非点隔差が0.11mm発生しているが、図2(a)に示した比較例における非点隔差と比較して大幅に低減していることがわかる。
この結果、本実施例に係るレンズアレイ105の各物体高における点像分布は図3(b)に示すようになる。なお、図3(b)における136〜140の夫々は、図3(a)に示した比較例における点像分布131〜135の夫々と対応する物体高における点像分布を示したものである。図3(a)と図3(b)とを比較し、特に、軸上物体高における点像分布137及び最軸外物体高における点像分布140を見ると、比較例よりも本実施例に係るレンズアレイ105の結像性能の方が良好であることがわかる。
なお、レンズアレイ105を射出成形(モールド成形)により製造する場合、旋回させたバイト等の工具によって、各レンズ面に対応する鏡面(レンズが凸形状の場合は凹面)を金型に形成する必要がある。しかし、工具におけるバイトの旋回半径を小さくするには限界があり、この旋回半径以下の鏡面を形成することはできないため、これがレンズ面を成形する際の制約となる。そこで、本実施例では、レンズ面102b及び104aの局所半径R(局所的な半径R)が、正のパワーを有する領域において0.2mm以上になるように設計している。具体的には、本実施例に係るレンズ面102b及び104bにおいて、最も小さい局所半径Rは0.52mmであり、金型加工に対して好適なレンズ形状となっている。
前述したように、本実施例に係るレンズアレイ105では、光利用効率を高く設定している。次の条件式(3)を満たすようにレンズアレイ105を構成している。
Figure 2014115411
但し、Fnoは結像部102における1つのレンズ部105aのFナンバー、βmは中間結像面Aに物体面の中間像を形成する時の第1の断面内における結像部102の近軸結像倍率(中間結像倍率)を示している。ここで、K及びKは、レンズ面でのフレネル反射、光利用効率、光源の角度強度分布など、レンズ部に入射する光線の条件によって決まる係数であり、所定の光利用効率を達成するためのFnoとβmとの組み合わせを決定している。
例えば、ランバート型の角度強度分布を持つLED光源を用いた時、光利用効率を5%とした場合は、K=−13.14、K=8.88となり、これを式(3)に代入すると次式(4)の様になる。
Figure 2014115411
また、光利用効率を7%とした場合は、K1=−13.75、K2=8.57となり、これを式(3)に代入すると次式(5)の様になる。
Figure 2014115411
本実施例においては、結像部102の各レンズ部105aにおけるFナンバーFno=2.52であり、中間結像倍率βm=0.43であるため、式(4)と式(5)を満たしていることがわかる。
以上、本実施例に係るレンズアレイ105によれば、中間結像面Aに最も近い面であるレンズ面102b及び104aをアナモフィック非球面とすることにより、光利用効率を高くしつつ像面湾曲及び非点隔差を良好に補正することができる。
[実施例2]
以下、本発明の実施例2について説明するが、実施例1と同一または同等の構成部分については同一の符号を付し、その説明を簡略もしくは省略する。本実施例では、レンズ列を実施例1よりも多く配置してレンズアレイを構成することによって、像面湾曲と非点隔差とをより良好に補正している。
図6は実施例2に係るレンズアレイ206の要部概略図であり、図6(a)はXY断面図、図6(b)はZX断面図、図6(c)はX方向からの正面図を示している。本実施例に係るレンズアレイ206は、複数の発光素子を含む光源201から出射する複数の光線を、受光面207上に集光している。レンズアレイ206は、第1の結像部としての結像部211と、第2の結像部としての結像部212と、遮光部203とを含んでいる。
ここで、実施例1に係るレンズアレイ105とは異なり、レンズアレイ206は、3つのレンズ列202、204、及び205を含んでいる。本実施例では、物体面(光源201)から中間結像面Aまでを第1の結像部211、中間結像面Aから像面(受光面207)までを第2の結像部212としている。なお、結像部211と結像部212とは、夫々が同一のレンズ面を有しており、中間結像面Aに関して対称となるように配されている。この時、図6(c)に示すように、各レンズ部206aは千鳥状に配列されているが、簡単のため図6(a)では第2の方向における下列のレンズ部206aを省略している。
本実施例に係るレンズアレイ206も、実施例1に係るレンズアレイ105と同様に、XY断面内及びZX断面内において、光源201の発光素子を中間結像してから受光面207上に再結像する正立等倍結像系である。
本実施例に係るレンズアレイ206の諸特性を、表2に示す。
Figure 2014115411
ここで、結像部211のレンズ面202a及び202bと、結像部212のレンズ面205a及び205bとは回転対称な非球面であり、その非球面形状は前述した式(1)で表わされる。また、結像部211のレンズ面204a及び結像部212のレンズ面204bはアナモフィック非球面であり、その非球面形状は前述した式(2)で表わされる。
以下、本実施例に係るレンズアレイ206による効果について詳細に説明する。
図7(a)は、各物体高からの光線の面頂点を通る第1の断面内での光路を示し、図7(b)は、面頂点を通る第2の断面内での光路を示している。なお、図7(a)及び(b)では、簡単のためレンズ列202、204、及び205の夫々に対して1つのレンズ部のみを示しており、第2の方向における下列のレンズ部を省略している。図7(a)の241〜245(図7(b)の246〜250)の夫々は、順に(0,0)、(0,0.433)、(0.5,0.433)、(0.9,0.433)、(1.0,0.433)、の座標における発光素子からの光線の光路である。
本実施例においては、レンズ列204を設けたことにより、実施例1におけるレンズ面102b及び104aよりも、より中間結像面Aに近い位置にレンズ面204a及び204bを配置することができる。これにより、図7(a)及び(b)を見てわかるように、レンズ面204a及び204bにおいては、実施例1におけるレンズ面102b及び104aよりも各物体高からの光線が大きく分離している。従って、レンズアレイ206において、中間結像面Aに最も近いレンズ面204a及び204bを、表2に示したようなアナモフィック非球面とすることにより、画角毎の像面湾曲をより良好に補正することができる。
この時、図8に示すように、レンズ面204a(204b)は、実施例1と同様に面頂点(軸上)近傍から端部(軸外)に向かってパワー小さくなる形状となっている。図8(a)に示したように、面頂点を通る第1の断面内においては、面頂点(点10a0)近傍での第1の方向のパワーは0.005であり、第1の方向における有効域の端部(点10a1)での第1の方向のパワーは−2.74である。また、図8(b)に示したように、面頂点を通る第2の断面内においては、面頂点(点10b0)近傍での第2の方向のパワーは0.018であり、第2の方向における有効域の端部(点10b1)の第2の方向のパワーは−2.76である。また、レンズ面202b(205a)は、図8(a)及び(b)に示したように、面頂点を通る第1の断面内及び面頂点を通る第2の断面内の夫々において、第1の方向のパワーがゼロになる点10a2及び点10b2が存在するような断面形状である。
また、図8(a)及び(c)に示したように、第1の方向に沿った局所領域における第1の方向のパワー変化量を、第1の方向に沿った局所領域における第2の方向のパワー変化量よりも大きくしている。さらに、図8(b)及び(d)に示したように、第2の方向に沿った局所領域における第2の方向のパワー変化量を、第2の方向に沿った局所領域における第1の方向のパワー変化量よりも大きくしている。レンズ面202b(205a)をこのような形状とすることにより、各画角対して発生する非点隔差を小さくすることができる。
ここで、図9に、本実施例に係るレンズアレイ206の、面頂点を通る第1の断面内及び面頂点を通る第2の断面内における像面湾曲を示す。図9より、本実施例では面頂点を通る第1の断面における像面湾曲が0.17mm発生し、面頂点を通る第2の断面における像面湾曲が0.08mm発生している。これより、本実施例における像面湾曲は、図2(a)及び(b)に示した比較例及び実施例1における像面湾曲と比較して大幅に低減していることがわかる。また、図9より、本実施例では物体高0おける非点隔差が0.11mm発生しているが、図2(a)に示した比較例における非点隔差と比較して大幅に低減していることがわかる。
この結果、本実施例に係るレンズアレイ206の各物体高における点像分布は図10に示すようになる。なお、図10における231〜235の夫々は、図3(a)に示した比較例における点像分布131〜135の夫々と対応する物体高における点像分布を示したものである。図3(a)と図10とを比較し、特に、軸上物体高における点像分布232及び最軸外物体高における点像分布235を見ると、比較例よりも本実施例に係るレンズアレイ206の結像性能の方が良好であることがわかる。
なお、本実施例に係るレンズ面204a及び204bにおいて、最も小さい局所半径Rは0.54mmであり、金型加工に対して好適なレンズ形状となっている。さらに、レンズ列202の各レンズ部206aにおけるFナンバーFno=4.5であり、結像部211の第1の断面内における中間結像倍率βm=0.31であるため、式(4)を満たしていることがわかる。
以上、本実施例に係るレンズアレイ206によれば、中間結像面Aに最も近い面であるレンズ面204a及び204bをアナモフィック非球面とすることにより、光利用効率を高くしつつ像面湾曲及び非点隔差を良好に補正することができる。
[画像形成装置]
図11は、本発明の実施形態に係る画像形成装置5の要部概略図(ZX断面図)である。画像形成装置5は、上述した各実施例に示したいずれかのレンズアレイを有する光学装置(露光ユニット)1を備えており、レンズアレイの第2の方向が感光ドラム2の回転方向である副走査方向(Z方向)に一致するように配置されている。画像形成装置5には、パーソナルコンピュータ等の外部機器16が接続されており、そこからコードデータDcが入力される。入力されたコードデータDcは、画像形成装置5内のプリンタコントローラ10によって、画像データ(ドットデータ)Diに変換される。この画像信号Diが光学装置1に入力され、光学装置1により画像信号Diに応じて変調された露光光4が出射され、露光光4によって感光ドラム2の受光面(感光面)が露光される。なお、プリンタコントローラ10は、前述したデータの変換だけでなく、後述するモーター13などの画像形成装置内の各部の制御を行う。
ここで、静電潜像担持体たる感光ドラム2は、モーター13によって図11の矢印の方向(時計廻り)に回転させられている。この回転に伴って、感光ドラム2の感光面が露光光4に対して、第2の方向(Z方向)に移動することになる。また、感光ドラム2の上方には、感光ドラム2の表面を一様に帯電せしめる帯電ローラ3が、感光面の表面に当接するように設けられている。そして、帯電ローラ3によって帯電させられた感光ドラム2の感光面に、光学装置1によって露光光4が照射されるようになっている。先に説明したように、露光光4は画像信号Diに基づいて変調されており、この露光光4を照射することにより感光ドラム2の表面に静電潜像を形成することができる。
この静電潜像は、露光光4の照射位置よりもさらに感光ドラム2の回転方向の下流側で感光ドラム2に当接して配設された現像器6によって、トナー像として現像される。現像器6によって現像されたトナー像は、感光ドラム2の下方で、感光ドラム2に対向するように配設された転写器(転写ローラ)7によって被転写材たる用紙11上に転写される。用紙11は感光ドラム2の前方(+Z方向)にある用紙カセット8内に収納されている。用紙カセット8端部には給紙ローラ9が配設されており、この給紙ローラ9によって用紙カセット8内の用紙11が搬送路へ送り込まれる。なお、用紙11を手差しで給紙するようにしてもよい。
そして、トナー像が転写された用紙11は、さらに感光ドラム2の後方(−Z方向)にある定着器へと搬送される。定着器は内部に定着ヒータ(不図示)を有する定着ローラ12と、定着ローラ12に圧接するように配設された加圧ローラ14とにより構成されている。この定着器は、転写器7から搬送されてきた用紙11を、定着ローラ12と加圧ローラ14とで加圧しながら加熱することにより、用紙11上のトナー像を定着させる。定着ローラ12の後方には排紙ローラ15が配設されており、これにより、トナー像が定着された用紙11が画像形成装置の外に排出される。
[カラー画像形成装置]
図12は本発明の実施形態に係るカラー画像形成装置33の要部概略図(ZX断面図)である。カラー画像形成装置33は、上述した各実施例に示したいずれかのレンズアレイを有する光学装置(露光ユニット)を4個並べて、夫々が並行して感光ドラムの受光面(感光面)を露光するタンデムタイプのカラー画像形成装置である。図12において、17,18,19,20の夫々は各実施例に示したいずれかの構成を有する光学装置、21,22,23,24の夫々は像担持体としての感光ドラム、25,26,27,28の夫々は現像器、34は搬送ベルト、37は定着器である。ここで、光学装置17,18,19,20の夫々は、レンズアレイの第2の方向が感光ドラム21,22,23,24の回転方向である副走査方向(Z方向)に一致するように配置されている。
図12において、カラー画像形成装置33には、パーソナルコンピュータ等の外部機器35からR(レッド)、G(グリーン)、B(ブルー)の各色信号が入力される。これらの色信号は、装置内のプリンタコントローラ36によって、C(シアン),M(マゼンタ),Y(イエロー)、B(ブラック)の画像信号(ドットデータ)に変換される。また、各色の画像信号は夫々対応する光学装置17,18,19,20に入力される。そして、光学装置17,18,19,20の夫々からは、各色の画像信号に応じて変調された露光光29,30,31,32が出射され、これらの露光光によって対応する感光ドラム21,22,23,24の夫々の感光面が露光される。
その後、感光ドラム21,22,23,24の感光面上に形成された各色の潜像は、現像器25,26,27,28の夫々によって各色のトナー像として現像される。そして、各色のトナー像が不図示の転写器によって被転写材に多重転写された後、定着器37によって定着されることにより、1枚のフルカラー画像を形成している。
[画像読取装置]
また、上述した各実施例に示したいずれかの構成を有するレンズアレイと、複数の受光部とを備える画像読取装置を構成してもよい。この場合は、レンズアレイの物体面に原稿を配置し、像面(受光面)にCMOSセンサ等の受光センサ(ラインセンサ)を配置することにより、光学装置を構成する。
画像読取装置では、光源を含む照明手段により原稿を照射し、その原稿からの複数の光線(反射光又は透過光)をレンズアレイにより集光し、受光面に配置された複数の受光部のセンサ面により受光することができる。この時、レンズアレイの第2の方向が、駆動部によって原稿とレンズアレイとの相対的位置を移動させる方向(副走査方向)に一致するように配置することにより、原稿を副走査方向に順次読み取ることができる。
なお、前述した複数の受光部としては、例えばCCDセンサやCMOSセンサ等のラインセンサを用いることができる。また、この画像読取装置を、前述した外部機器35としてカラー画像形成装置33に接続することにより、カラーデジタル複写機を構成してもよい。
[変形例]
以上、本発明の好ましい実施例について説明したが、本発明はこれらの実施例に限定されないことは言うまでもなく、その要旨の範囲内で種々の変形および変更が可能である。
例えば、上述した各実施例に係る結像部は、レンズ部を第2の方向に2列配置した構成であるが、第2の方向のレンズ部の列数を1列又は3列以上として結像部を構成してもよい。また、実施例1又は2に係るレンズアレイは、夫々2列又は3列のレンズ列を配列した構成をとっているが、本発明はこれに限らず、4列以上のレンズ列によりレンズアレイを構成してもよい。
また、各実施例において、回転対称な非球面の形状を式(1)で表し、アナモフィック非球面を式(2)で表したが、これらの式に限らず、その他の数式で表現される非球面形状を有するレンズ面であってもよい。なお、各実施例に係るレンズアレイは正立等倍結像系であるが、本発明の効果が得られる範囲の正立結像系であるならば、厳密に等倍としなくてもよい。
また、各実施例に係る光源は、複数の発光素子が第1の方向にのみ配列された構成であるが、その発光素子の列を第2の方向に複数配置し、複数の発光素子を千鳥状に配列したものを用いてもよい。このような構成とすることで、第1の方向に隣接する発光素子同士の間隔を気にせずにより多くの発光素子を密集して配列することができ、解像度をより高めることができる。なお、発光素子を第2の方向に複数配列した場合、各発光素子からの光線の第2の方向の画角が大きくなるため、より大きな像面湾曲が生じてしまう。しかし、本発明にかかるレンズアレイよれば、このような場合においても良好に像面湾曲を補正することができる。
なお、上述した各実施例では、表1及び表2に示したように、第1の結像部の、第1の断面内における中間結像倍率βmと、第2の断面内における中間結像倍率βsとが等しい構成であるが、本発明はこれに限らない。すなわち、レンズ面に上述したようなパワー変化を与えるだけでなく、中間結像倍率をβm>βsとして、像面湾曲や非点隔差を補正するように構成してもよい。その際、XY断面内とZX断面内とで曲率半径が異なるトーリック面として構成してもよい。
本実施形態に係る画像形成装置の記録密度は特に限定されないが、記録密度が高くなればなるほど高画質が要求されることを考慮すると、1200dpi以上の画像形成装置において、本発明はより大きな効果を得ることができる。
102、104 結像部
102b、104a アナモフィック面
105 レンズアレイ
105a レンズ部

Claims (14)

  1. 第1の方向に配列された複数のレンズ部を有し、物体の中間像を形成する第1の結像部と、該第1の方向に配列された複数のレンズ部を有し、該物体の中間像を再結像する第2の結像部と、を備えるレンズアレイであって、
    前記第1及び第2の結像部が有する複数のレンズ部の夫々のレンズ面のうち、前記中間像に最も近いレンズ面はアナモフィック面であり、
    前記アナモフィック面は、面頂点近傍におけるパワーに対して端部におけるパワーが小さくなる形状であることを特徴とするレンズアレイ。
  2. 前記アナモフィック面は、前記第1の方向に沿った局所領域における前記第1の方向のパワーの面頂点近傍から端部に向う変化量が、前記第1の方向に沿った局所領域における前記第1の方向と前記レンズ部の光軸方向とに垂直な第2の方向のパワーの面頂点近傍から端部に向う変化量よりも大きくなる形状であることを特徴とする請求項1に記載のレンズアレイ。
  3. 前記アナモフィック面は、前記第1の方向と前記レンズ部の光軸方向とに垂直な第2の方向に沿った局所領域における該第2の方向のパワーの面頂点近傍から端部に向う変化量が、該第2の方向に沿った局所領域における前記第1の方向のパワーの面頂点近傍から端部に向う変化量よりも大きくなる形状であることを特徴とする請求項1又は2に記載のレンズアレイ。
  4. 前記第1の結像部が有する複数のレンズ部の夫々において、FナンバーをFno、前記第1の方向と前記レンズ部の光軸方向とに平行な断面内における中間結像倍率をβm、とする時、
    Figure 2014115411

    なる条件を満たすことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のレンズアレイ。
  5. 前記第1の結像部が有する複数のレンズ部の夫々において、前記第1の方向に垂直な第2の断面内における中間結像倍率よりも、前記第1の方向と前記レンズ部の光軸方向とに平行な断面内における中間結像倍率の方が大きいことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載のレンズアレイ。
  6. 前記アナモフィック面は、前記第1の方向に沿った局所領域における前記第1の方向のパワーがゼロになる点を有することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載のレンズアレイ。
  7. 前記アナモフィック面は、前記第1の方向と前記レンズ部の光軸方向とに垂直な第2の方向に沿った局所領域における該第2の方向のパワーがゼロになる点を有することを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載のレンズアレイ。
  8. 前記アナモフィック面は、面頂点近傍において正のパワーを有することを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載のレンズアレイ。
  9. 前記アナモフィック面における正のパワーを有する領域の局所半径が、0.2mm以上であることを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載のレンズアレイ。
  10. 前記複数の結像部の夫々は、前記第1の方向と、前記第1の方向と前記レンズ部の光軸方向とに垂直な第2の方向と、に配列された複数のレンズ部を有しており、
    前記複数のレンズ部は、前記第1の方向と前記第2の方向とに対して平行な面内において千鳥状に配列されていることを特徴とする請求項1乃至9のいずれか1項に記載のレンズアレイ。
  11. 請求項1乃至10のいずれか1項に記載のレンズアレイと、前記レンズアレイの物体面に配置された複数の発光素子を有する光源と、該光源から出射した複数の光線により前記レンズアレイの像面に配置された感光体の感光面上に前記レンズアレイが形成する静電潜像を、トナー像として現像する現像器と、該現像されたトナー像を被転写材に転写する転写器と、該転写されたトナー像を該被転写材に定着させる定着器と、を備えており、
    前記レンズアレイは、前記第1の方向と前記レンズ部の光軸方向とに垂直な第2の方向が、前記感光体の回転方向となるように配置されていることを特徴とする画像形成装置。
  12. 前記光源が有する前記複数の発光素子は、前記第1の方向と、前記第1の方向と前記レンズ部の光軸方向とに垂直な第2の方向と、に対して平行な面内において千鳥状に配列されていることを特徴とする請求項11に記載の画像形成装置。
  13. 前記光源が有する前記複数の発光素子は、有機発光素子であることを特徴とする請求項11又は12に記載の画像形成装置。
  14. 請求項1乃至10のいずれか1項に記載のレンズアレイと、原稿を照射する照明手段と、前記レンズアレイにより集光された該原稿からの光線を受光する複数の受光部と、前記前記レンズアレイと該原稿との相対的位置を、前記第1の方向と前記レンズ部の光軸方向とに垂直な第2の方向に移動させる駆動部と、を有することを特徴とする画像読取装置。
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