JP6732491B2 - 操作ボタン付き容器 - Google Patents
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Description
押動操作されることによって内容物を吐出する吐出管が設けられた容器本体と、
上記吐出管に嵌合し、該吐出管を押動操作する押し下げ式の操作ボタンと、
上記容器本体に取り付けられ、上記操作ボタンの周囲を囲むように形成された筒状カバーとを備え、
上記操作ボタンを上記吐出管の中心線周りに回動操作することにより、押し下げ可能な押下可能状態と、押し下げが不可能な非押下可能状態とに切り替えられるように構成された操作ボタン付き容器において、
上記操作ボタンには、上記吐出管に連通するノズル部が上記吐出管の中心線と交差する方向に突出するように設けられるとともに、使用者の指が置かれる指載置面が形成され、
上記操作ボタンの外面には、上記吐出管の中心線方向に延びる当接面が設けられ、
上記当接面は、上記操作ボタンの側面において上記ノズル部の基端部を挟むように位置する第1当接面と第2当接面とで構成され、該第1当接面及び該第2当接面は、上記ノズル部の基端部から離れるに従って互いの離間距離が長くなるように延びるとともに、上記吐出管の中心線周りに仮想円を描いたときに該仮想円の接線方向に延びており、
上記筒状カバーには、押下可能状態にある上記操作ボタンの上記当接面と隙間をあけた状態で対向するように配置されるとともに、上記吐出管の中心線方向に延びるボタン支持壁部が設けられ、
上記ボタン支持壁部は、上記操作ボタンの上記第1当接面と隙間をあけた状態で対向するように配置される第1ボタン支持壁部と、上記操作ボタンの上記第2当接面と隙間をあけた状態で対向するように配置される第2ボタン支持壁部とで構成され、
上記操作ボタンに対して上記吐出管の中心線周りに上記第1当接面が上記第1ボタン支持壁部に接近する方向に所定以上の回動力が作用したときに上記第1当接面が上記第1ボタン支持壁部に当接して支持される一方、上記第2当接面が上記第2ボタン支持壁部に接近する方向に所定以上の回動力が作用したときに上記第2当接面が上記第2ボタン支持壁部に当接して支持されることを特徴とする。
上記操作ボタンの外面には、被案内部が突出するように設けられ、
上記筒状カバーには、上記被案内部が挿入され、該被案内部を上記吐出管の中心線方向に案内する案内用開口部が該中心線方向に延びるように形成されていることを特徴とする。
上記操作ボタン及び上記筒状カバーは、上記容器本体の上側に設けられており、
上記ノズル部は、上記操作ボタンから斜め上方へ突出し、該ノズル部の先端部は、上記筒状カバーの上端部よりも上方に位置していることを特徴とする。
上記筒状カバーの周壁部には、上記ノズル部が挿入される切欠部が設けられ、
上記筒状カバーにおける上記切欠部の縁部には、上記ノズル部の外面と対向するように配置されるノズル支持壁部が設けられ、
上記操作ボタンに対して上記吐出管の中心線周りに所定以上の回動力が作用したときに上記ノズル部の外面が上記ノズル支持壁部に当接して支持されることを特徴とする。
容器本体10には、例えば害虫忌避剤、殺虫剤、芳香剤、消臭剤、除菌剤等の液状の薬剤(内容物)を収容することができ、これらのうち、1つだけ収容するようにしてもよいし、任意の複数種を混合して収容してもよい。また、容器本体10には、上記薬剤を噴射させるためのガス等からなる噴射剤(内容物)を収容することもできる。
図6〜図10に示す操作ボタン20は、例えば樹脂材を射出成型して得ることができ、全体が一体成形されている。図5に示すように、操作ボタン20は、吐出管13の上側に嵌合し、該吐出管13を押動操作するためのものであり、ボタン本体21と、ノズル部23とを有している。ノズル部23は、ボタン本体21の前部から突出している。
図11〜図17に示す筒状ベース30は、例えば樹脂材を射出成型して得ることができ、全体が一体成形されている。筒状ベース30は、外筒部31と、外筒部31の内側に設けられる内筒部32と、環状板部33とを有している。外筒部31は、上下方向に延び、容器本体10の上下方向中間部の外径と略同じ外径を有する円筒状に形成されている。外筒部31の中心線は、吐出管13の中心線Aと略一致するようになっている。外筒部31の下端部は全体が開放され、容器本体10の上部が外筒部31の下端部から挿入される。
図18〜図23に示す筒状カバー40は、例えば樹脂材を射出成型して得ることができ、全体が一体成形されたものであり、筒状ベース30に取り付けられた状態で操作ボタン20の周囲を囲むように形成されている。
次に、上記のように構成された操作ボタン付き容器1の組立方法について説明する。操作ボタン20と、筒状ベース30と、筒状カバー40とを成型した後、はじめに操作ボタン20を筒状カバー40に組み付ける。すなわち、操作ボタン20を筒状カバー40の下方から該筒状カバー40の周壁部43の内部へ挿入していき、このとき、ノズル部23の先端部を周壁部43の内部へ先に差し込んで、該先端部を切欠部43aの内部に挿入する。そして、ボタン本体21を周壁部43の内部に挿入する。ボタン本体21を周壁部43の内部に挿入する際には、ボタン本体21の左側被案内部24bを筒状カバー40の左側案内用開口部46aに下端部から挿入するとともに、ボタン本体21の右側被案内部25bを筒状カバー40の右側案内用開口部47aに下端部から挿入する。ボタン本体21を周壁部43に更に深く挿入する際には、左側案内用開口部46a及び右側案内用開口部47aによって案内されるので、スムーズに挿入することができる。ボタン本体21を周壁部43に完全に挿入すると、操作ボタン20の突起26a、26aが筒状カバー40の突条部41dに対して上方から接触して係合するので、操作ボタン20が筒状カバー40に仮組み付けされた状態で離脱することはない。
次に、上記のように構成された操作ボタン付き容器1の作用効果について説明する。操作ボタン20の左側被案内部24b及び右側被案内部25bが筒状カバー40の左側案内用開口部46a及び右側案内用開口部47aに挿入されているので、操作ボタン20を回動させる力は筒状カバー40に伝達される。
10 容器本体
13 吐出管
20 操作ボタン
24a 左側当接面
24b 左側被案内部
25a 右側当接面
25b 右側被案内部
23 ノズル部
27a 指載置面
30 筒状ベース
40 筒状カバー
46 左側ボタン支持壁部
46a 左側案内用開口部
47 右側ボタン支持壁部
47a 右側案内用開口部
A 中心線
Claims (4)
- 押動操作されることによって内容物を吐出する吐出管が設けられた容器本体と、
上記吐出管に嵌合し、該吐出管を押動操作する押し下げ式の操作ボタンと、
上記容器本体に取り付けられ、上記操作ボタンの周囲を囲むように形成された筒状カバーとを備え、
上記操作ボタンを上記吐出管の中心線周りに回動操作することにより、押し下げ可能な押下可能状態と、押し下げが不可能な非押下可能状態とに切り替えられるように構成された操作ボタン付き容器において、
上記操作ボタンには、上記吐出管に連通するノズル部が上記吐出管の中心線と交差する方向に突出するように設けられるとともに、使用者の指が置かれる指載置面が形成され、
上記操作ボタンの外面には、上記吐出管の中心線方向に延びる当接面が設けられ、
上記当接面は、上記操作ボタンの側面において上記ノズル部の基端部を挟むように位置する第1当接面と第2当接面とで構成され、該第1当接面及び該第2当接面は、上記ノズル部の基端部から離れるに従って互いの離間距離が長くなるように延びるとともに、上記吐出管の中心線周りに仮想円を描いたときに該仮想円の接線方向に延びており、
上記筒状カバーには、押下可能状態にある上記操作ボタンの上記当接面と隙間をあけた状態で対向するように配置されるとともに、上記吐出管の中心線方向に延びるボタン支持壁部が設けられ、
上記ボタン支持壁部は、上記操作ボタンの上記第1当接面と隙間をあけた状態で対向するように配置される第1ボタン支持壁部と、上記操作ボタンの上記第2当接面と隙間をあけた状態で対向するように配置される第2ボタン支持壁部とで構成され、
上記操作ボタンに対して上記吐出管の中心線周りに上記第1当接面が上記第1ボタン支持壁部に接近する方向に所定以上の回動力が作用したときに上記第1当接面が上記第1ボタン支持壁部に当接して支持される一方、上記第2当接面が上記第2ボタン支持壁部に接近する方向に所定以上の回動力が作用したときに上記第2当接面が上記第2ボタン支持壁部に当接して支持されることを特徴とする操作ボタン付き容器。 - 請求項1に記載の操作ボタン付き容器において、
上記操作ボタンの外面には、被案内部が突出するように設けられ、
上記筒状カバーには、上記被案内部が挿入され、該被案内部を上記吐出管の中心線方向に案内する案内用開口部が該中心線方向に延びるように形成されていることを特徴とする操作ボタン付き容器。 - 請求項1または2に記載の操作ボタン付き容器において、
上記操作ボタン及び上記筒状カバーは、上記容器本体の上側に設けられており、
上記ノズル部は、上記操作ボタンから斜め上方へ突出し、該ノズル部の先端部は、上記筒状カバーの上端部よりも上方に位置していることを特徴とする操作ボタン付き容器。 - 請求項1から3のいずれか1つに記載の操作ボタン付き容器において、
上記筒状カバーの周壁部には、上記ノズル部が挿入される切欠部が設けられ、
上記筒状カバーにおける上記切欠部の縁部には、上記ノズル部の外面と対向するように配置されるノズル支持壁部が設けられ、
上記操作ボタンに対して上記吐出管の中心線周りに所定以上の回動力が作用したときに上記ノズル部の外面が上記ノズル支持壁部に当接して支持されることを特徴とする操作ボタン付き容器。
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JP2017171366A JP2017171366A (ja) | 2017-09-28 |
JP6732491B2 true JP6732491B2 (ja) | 2020-07-29 |
Family
ID=59973647
Family Applications (1)
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JP2016060551A Active JP6732491B2 (ja) | 2016-03-24 | 2016-03-24 | 操作ボタン付き容器 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP6732491B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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EP3889071A1 (en) * | 2020-03-31 | 2021-10-06 | Kao Germany GmbH | Cap for an aerosol can |
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2016
- 2016-03-24 JP JP2016060551A patent/JP6732491B2/ja active Active
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Publication number | Publication date |
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JP2017171366A (ja) | 2017-09-28 |
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