JP6731837B2 - プログラム、表示方法、および端末 - Google Patents

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本発明は、トーク情報の表示制御方法、端末、及びプログラムに関する。
SNS(Social Network Service)の普及に伴い、SNSのユーザ間でテキストメッセージ等を用いたチャットサービスが広く普及している。チャットサービスでは、2以上のユーザから成るチャットグループが形成され、チャットグループに属するユーザ間でメッセージが送受信される。
チャットサービスの普及に伴い、チャットサービスで送受信したメッセージの表示方法について様々な提案がされている。例えば、特許文献1では、チャットサービスで送信したメッセージに対する応答メッセージの表示方法等については提案されている。
特開2014−160467号
しかしながら、従来のチャットサービスでは、異なるチャットグループとの間で送受信されたメッセージの状況を相互に対応付けて表示することは行われていなかった。
端末の画面上に、異なるチャットグループで送受信されたメッセージを、独立した領域に並べて表示させ、ユーザに確認させることはできるものの、各チャットグループ間の状況を対応付けて表示させることは行われていなかった。
異なるチャットグループとの間で同時にメッセージの送受信をしている場合に、端末のユーザは、各チャットグループの状況を確認し難いという問題があった。
本発明は、上記の課題を鑑みてされたものであり、異なる宛先のグループとの間で送受信されるメッセージを相互に対応付けて表示することを目的とする。
本発明の一実施形態に係るプログラムは、第1グループに含まれる第1ユーザの第1端末とデータの送信または受信を行い、第2グループに含まれる第2ユーザの第2端末とデータの送信または受信を行う端末に実行させるプログラムであって、前記端末の通信部によって前記第1端末に送信された第1データと、前記通信部によって前記第2端末に送信された第2データとを、第1方向に対して、前記第1データに関連付けられた第1時刻と、前記第2データに関連付けられた第2時刻とに基づく順序で前記端末の表示部に表示することと、前記端末に対する前記端末のユーザの入力に基づいて、前記第1データを前記第2端末に前記通信部によって送信することとを前記端末に実行させる
また、本発明の一実施形態に係る表示方法は、第1グループに含まれる第1ユーザの第1端末とデータの送信または受信を行い、第2グループに含まれる第2ユーザの第2端末とデータの送信または受信を行う端末の表示方法であって、前記端末の通信部によって前記第1端末に送信された第1データと、前記通信部によって前記第2端末に送信された第2データとを、第1方向に対して、前記第1データに関連付けられた第1時刻と、前記第2データに関連付けられた第2時刻とに基づく順序で前記端末の表示部に表示することと、前記端末に対する前記端末のユーザの入力に基づいて、前記第1データを前記第2端末に前記通信部によって送信することとを含む。
また、本発明の一実施形態に係る端末は、第1グループに含まれる第1ユーザの第1端末とデータの送信または受信を行い、第2グループに含まれる第2ユーザの第2端末とデータの送信または受信を行う端末であって、第1データを前記第1端末に送信し、第2データを前記第2端末に送信する通信部と、前記第1端末に送信された第1データと、前記第2端末に送信された第2データとを、第1方向に対して、前記第1データに関連付けられた第1時刻と、前記第2データに関連付けられた第2時刻とに基づく順序で表示する表示部と、前記端末に対する前記端末のユーザの入力に基づいて、前記第1データを前記第2端末に前記通信部によって送信する制御を行う制御部とを備える。
複数の宛先との間で送受信されるメッセージを対応付けて表示することが可能となる。
第1の実施形態に係る情報処理システムのシステム構成の一例を示す図である。 第1の実施形態に係る複数のトークルームの表示設定の一例を示す図である。 第1の実施形態に係る複数のトークルームの表示の一例を示す図(その1)である。 第1の実施形態に係る複数のトークルームの表示の一例を示す図(その2)である。 第1の実施形態に係るメッセージの送信先の判断方法の一例を示す図(その1)である。 第1の実施形態に係る端末のハードウェア構成の一例を示す図である。 第1の実施形態に係る端末の機能構成の一例を示す図である。 第1の実施形態に係る表示設定テーブルの一例を示す図である。 第1の実施形態に係るメッセージ記憶テーブルの一例を示す図である。 第1の実施形態に係る動作フローの一例を示す図(その1)である。 第1の実施形態に係る動作フローの一例を示す図(その2)である。 第1の実施形態に係る動作フローの一例を示す図(その3)である。 第1の実施形態に係るメッセージの送信先の判断方法の一例を示す図(その2)である。 第1の実施形態に係る複数のトークルームの表示の一例を示す図(その3)である。 第1の実施形態に係る複数のトークルームの表示の一例を示す図(その4)である。 第1の実施形態に係るメッセージの宛先変更処理の一例を示す図である。 第1の実施形態に係る端末の画面遷移の一例を示す図(その1)である。 第1の実施形態に係る端末の画面遷移の一例を示す図(その2)である。 第1の実施形態に係る複数のトークルームの表示の一例を示す図(その5)である。
[第1の実施形態]
<概要>
図1は、第1の実施形態に係る情報処理システム1のシステム構成の一例を示す図である。情報処理システム1は、情報処理装置10と、複数の端末20(端末20A、端末20B、端末20C)とを有する。情報処理装置10と端末20とはネットワーク2を介して接続される。ネットワーク2は、有線のネットワークと、無線のネットワークとを含む。
情報処理装置10は、例えば、サーバにより実現される。端末20は、スマートフォン、タブレット端末、PC(Personal Computer)、携帯電話機、ゲーム用コンソール、タッチパッド、電子書籍リーダ、又はウェアラブル端末等である。
情報処理装置10は、端末20のユーザにSNS(Social Network Service、ソーシャルネットワークサービス)を提供する。端末20のユーザは、端末20にSNSのアプリケーションをインストールし、情報処理装置10に接続することにより、情報処理装置10からSNSの提供を受けることができる。
なお、以下の実施形態については、SNSのユーザ間のチャットの交換サービス(以下、チャットサービス)を使用する場合を中心に説明するが、実施形態に係る表示制御方法は、ユーザの間で電子メールを送受信する場合や、音声通話をする場合にも、適用可能である。
端末20は、ウェブブラウザ等を用いて、情報処理装置10に接続し、SNSの提供を受けてもよい。
チャットサービスを提供する場合、情報処理装置10は、端末20からメッセージを受信し、受信したメッセージを記憶すると共に、宛先のユーザの端末20に送信する。
図2乃至図5を用いて第1の実施形態に係るトークルームの表示制御方法について説明する。端末20上でトークルームが起動されると、該トークルームに属するユーザの識別情報(例えば、ユーザのアイコン)、及び該ユーザ間で送受信されるメッセージが表示される。ここで、トークルームとは、SNSのユーザ間のチャットのメッセージを交換するために生成されたSNSのサービスメニューである。チャットのメッセージにはテキストと記号との少なくとも一方を含む。トークルームには、2以上のユーザが登録される。トークルームは、チャットグループ、又はトーク情報と呼ばれてもよい。
第1の実施形態に係るトークルームの表示制御方法では、端末20に複数のトークルームを表示させることを特徴としている。SNSを使用するユーザは、複数のトークルームにてメッセージの送受信を行うことが通常であり、複数のトークルームで送受信されるメッセージが同時に表示されることが好ましい場合がある。特に、相互に関係があるトークルームにて、同時期にメッセージが送受信されている場合には、端末20の画面にそれらのメッセージが同時に表示されるのが望ましい。
相互に関係があるトークルームとは、例えば、第1の会議日程調整用のトークルームと、第2の会議日程調整用のトークルームである。或いは、プロジェクト管理を行う場合において、社内関係者用のトークルームと、社外関係者用のトークルームである。
図2を用いて端末20における複数のトークルームの表示設定について説明する。図2の(1)は、ユーザAの端末20Aにトークルーム#1が表示されている様子を示す図である。端末20Aの画面上の右側にユーザAのアイコン30Aと、ユーザAの端末20Aにより送信されたメッセージ40が表示される。また、端末20Aの画面上の左側にユーザBのアイコン30Bと、ユーザBの端末20Bにより送信されたメッセージ40が表示される。ユーザAとユーザBとの間で送受信されるメッセージ40は画面上に時系列に沿って、古いメッセージが画面の上方に、新しいメッセージが画面の下方に表示される。新しいメッセージが送受信されると、メッセージは画面上に、送信元のユーザのアイコン30と共に表示される。
端末20AがユーザAから、複数のトークルームを表示する旨の指示を受け付けると、端末20Aの画面に表示するトークルームの選択を促す画面が表示される。例えば、図2の(1)に示すように、端末20Aがメニュー50Aを選択したことに応じて、トークルームの選択を促す画面を表示させてもよい。
図2の(2)及び(3)は、端末20Aにトークルームの選択を促す画面が表示される様子を示している。図2の(2)のように、端末20Aは、トークルーム一覧55Aを表示させ、トークルーム#1に加えて画面に表示するトークルームの選択を、ユーザAに促す。この場合、トークルーム一覧55AからユーザAとユーザCとの間のトークルーム(トークルーム#2)の選択欄50Bが、ユーザAに選択されている様子を示している。また、図2の(3)のように、端末20Aは、トークルーム一覧55Bを表示させ、画面に表示する複数のトークルームの選択を、ユーザAに促す。この場合、トークルーム一覧55Bからトークルーム#1の選択欄50C、及びトークルーム#2の選択欄50Dが、ユーザAに選択されている様子を示している。
端末20Aは、複数のトークルームを表示する指示を受け付けると、画面に複数のトークルームを表示する。
図3は、端末20に複数のトークルームが表示されている様子を示す図(その1)である。
第1のトークルーム領域80AにユーザAとユーザBとのトークルームであるトークルーム#1が表示される。具体的には、ユーザAのアイコン30A、ユーザBのアイコン30B、及びユーザAとユーザBとの間で送受信されるメッセージ41が表示される。また、第2のトークルーム領域80BにユーザAとユーザCとのトークルームであるトークルーム#2が表示される。具体的には、ユーザAのアイコン30A、ユーザBのアイコン30B、及びユーザAとユーザCとの間で送受信されるメッセージ42が表示される。
図3に示すように、第1のトークルーム領域80Aと、第2のトークルーム領域80Bとは重複する部分である重複領域82を含む。重複領域82には、ユーザAのアイコン30Aが表示される。
トークルーム#1でユーザAとユーザBとの間で送受信されるメッセージと、トークルーム#2でユーザAとユーザCとの間で送受信されるメッセージは、共通の時系列に基づいて、古いメッセージが画面の上方に、新しいメッセージが画面の下方に表示される。つまり、端末20Aは、複数のトークルームの間で時系列を調整し、トークルーム#1及びトークルーム#2のメッセージを画面に表示する。図3の例では、所定の期間T1の範囲内で、送受信されたメッセージが画面に表示されており、2015年12月1日23:00(開始時刻)から2015年12月2日17:00(終了時刻)までの18時間の間にトークルーム#1、及びトークルーム#2で送受信されたメッセージが表示される。
これにより、ユーザAはトークルーム#1、及びトークルーム#2で行われたやりとりを共通の時系列で確認することができ、それぞれのやりとりがどのような時間関係で行われたかを容易に確認出来る。
端末20Aが、第1のトークルーム領域80Aに対するスクロール等の操作を受け付け、トークルーム#1の2015年12月1日23:00より前に送受信されたメッセージを表示する場合、例えば、所定の期間T2の範囲内で送受信されたメッセージを表示する場合、第2のトークルーム領域80Bでも同様に、所定の期間T2におけるユーザAとユーザCとのメッセージが表示される。
端末20Aは、トークルームの連携のために複数のトークルームの表示が調整されている旨を画面に表示する。図3では、「トークルーム連携中マーク60」が、複数のトークルームの表示が調整されている旨を表している。
図3に示すように、複数のトークルームが表示されている場合でも、1つのメッセージの入力欄70(入力エリア)が設けられる。入力欄70にメッセージが入力され、メッセージの送信メニュー(Send75)が選択されると、メッセージが投稿される。端末20が、いずれのトークルームへのメッセージかを判断する方法については後述する。
端末20Aは、メッセージの送信元と宛先からメッセージのトークルーム領域80を決定し、メッセージを送信元のユーザのアイコン30と共に、画面に表示する。
端末20Aは、ユーザBからユーザAへのメッセージを、情報処理装置10から受信すると、このメッセージをユーザBのアイコン30Bと共に第1のトークルーム領域80A内の領域である第1の表示領域85Aに表示する。第1の表示領域85Aは、第1のトークルーム領域80Aの左側に設定される。端末20Aは、ユーザCからユーザAへのメッセージを、情報処理装置10から受信すると、このメッセージをユーザCのアイコン30Cと共に第2のトークルーム領域80B内の領域である第2の表示領域85Bに表示する。第2の表示領域85Bは、第2のトークルーム領域80Bの右側に設定される。
端末20は、ユーザAからユーザBへのメッセージの送信の指示を受け付けると、このメッセージをユーザAのアイコン30Aと共に、第1のトークルーム領域80A内の領域である部分領域81Aに表示する。部分領域81Aは、第1のトークルーム領域80Aの右側に設定される。部分領域81Aは、重複領域82を含み、ユーザAのアイコン30Aは重複領域82に表示される。メッセージは、部分領域81A内の重複領域82以外の領域(図3の領域87)に表示される。
端末20Aは、ユーザAからユーザCへのメッセージの送信の指示を受け付けると、このメッセージをユーザAのアイコン30Aと共に第2のトークルーム領域80B内の領域である部分領域81Bに表示する。部分領域81Bは、第2のトークルーム領域80Bの左側に設定される。部分領域81Bは、重複領域82を含み、ユーザAのアイコン30Aは重複領域82に表示される。メッセージは、部分領域81B内の重複領域82以外の領域(図3の領域88)に表示される。
つまり、ユーザAのアイコン30Aは、いずれのトークルームへの送信であるかに関わらず、ユーザAがメッセージを送信したタイミングで時系列に沿って、重複領域82に表示される。
上述したように、ユーザAのメッセージとユーザAのアイコン30Aは、部分領域81Aと部分領域81Bに表示される。ここでは、部分領域81Aと部分領域81Bを含む領域を第3の表示領域85Cとする。
第1の実施形態では、ユーザAとユーザBとのトークルーム、及びユーザAとユーザCとのトークルームを起動しているときの形態を中心に説明するが、トークルームに3名以上のユーザが所属し、グループ間でメッセージの送受信をする場合でも、同じ実施形態を適用できる。
また、第1の実施形態では、トークルームでメッセージが表示される形態を中心に説明するが、メッセージ以外の送信データが表示される場合でも、同じ実施形態を適用できる。ここで送信データは、メッセージ、スタンプ、静止画、動画、及びこれらの組み合わせを含む。送信データは、送信元ユーザのユーザ識別情報である、ユーザのアイコンと共に表示されてもよい。また、送信データは、入力欄70への入力と送信メニュー75の選択を受け付けたことに応じて、送信されてもよい。
図4は、端末20に複数のトークルームが表示されている様子を示す図(その2)である。図4は、ユーザAの端末20AがユーザBとユーザCとの間で新たなメッセージを送受信した様子を示している。端末20Aは、ユーザBとの間で新たにメッセージ41J、メッセージ41K、及びメッセージ41Lの送受信を行い、ユーザCとの間で新たにメッセージ42F、及びメッセージ42Gの送受信を行い、これらのメッセージを画面に表示する。新たなメッセージが画面上に表示されることに伴い、端末20は、メッセージ41A、メッセージ41B、メッセージ42A、及びメッセージ42Bを画面から削除する。つまり、端末20は、所定の期間T3の範囲内で送受信されたメッセージが表示されるように、メッセージの画面上での表示位置を変更する。
ここで、所定の期間(T1、T2、T3)は、端末20の画面のサイズ、メッセージの数、及びメッセージの各々に含まれる文字数により、端末20により設定される。端末20は、表示されている複数のトークルームに同じ所定の期間を適用する。これにより、複数のトークルームで送受信されるメッセージを、共通の時系列に基づいて確認することができる。
次に、図5を用いて、メッセージの送信先の判断方法について説明する。端末20Aは、ユーザAからメッセージの入力とメッセージの送信の指示を受け付けた後に、ユーザAから送信先の指定の指示を受け付ける。
図5の(1)は、ユーザAから、送信先の指定の指示を受け付ける一例を示している。端末20Aは、メッセージの入力欄70にメッセージ「XXXXXX」の入力を受け付け、送信メニュー75の指示をタップ操作により受け付ける(50C)。次に、端末20Aは、ユーザAから第1のトークルーム領域80Aに対するタップ操作を受け付ける(50D)。これにより、端末20Aは、第1のトークルーム領域80Aに表示されているトークルーム#1に対するメッセージの送信と判断する。
図5の(2)は、ユーザAから、送信先の指定の指示を受け付ける別の例を示している。端末20Aは、ユーザAからメッセージの入力欄70にメッセージ「XXXXXX」の入力を受け付け、送信メニュー75の選択と、送信メニュー75の第1のトークルーム領域80Aへのドラッグアンドドロップの操作を受け付ける。これにより、端末20Aは、第1のトークルーム領域80Aに表示されているトークルーム#1に対するメッセージの送信と判断する。
メッセージの宛先誤りを避けるために、端末20は、図5の(3)に示すような確認メッセージを画面に表示してもよい。
上述した実施形態によれば、端末20に、相互に関連する複数のトークルームのメッセージの送受信の状況を同時に表示させることができる。これにより端末20のユーザは、相互に関係ある複数のトークルームの状況を確認することができる。
なお、各トークルーム領域(80A、80B)、重複領域82、及び表示領域(85A、85B、85C)を端末20のユーザが認識可能なように、各領域を破線や実線を用いて区別してもよい、又各領域に異なる背景色を設定してもよい。
<ハードウェア構成>
次に、端末20に含まれる各装置のハードウェア構成について説明する。図6は、第1の実施形態に係る端末20のハードウェア構成の一例を示す図である。
端末20は、CPU201、ROM202、RAM203、記憶装置204、入出力装置205、通信I/F206及びディスプレイ207(表示装置)を備える。なお、端末20のハードウェアの各構成要素は、バス208を介して相互に接続される。
記憶装置204は各種プログラムを記憶する。CPU201は、記憶装置204に記憶された各種プログラムを実行するコンピュータである。
ROM202は不揮発性メモリである。ROM202は、記憶装置204に記憶された各種プログラムをCPU201が実行するために必要な各種プログラムやデータ等を記憶する。
RAM203は、DRAM(Dynamic Random Access Memory)やSRAM(Static Random Access Memory)等の主記憶装置である。RAM203は、各種プログラムがCPU201によって実行される際に展開される作業領域として機能する。
入出力装置205は、端末20に対する各種指示を入力する入力装置、及び端末20で処理された処理結果を出力する出力装置の機能を含む。入出力装置205は、ディスプレイ207に接続される。本実施形態において、ディスプレイ207は、タッチ反応型ディスプレイ(タッチパネル)とすることができる。通信I/F206は、ネットワーク2を介して端末20と情報処理装置10との通信を行う。
CPU201が、記憶装置204等に格納されているプログラムを実行することにより、端末20の各機能を実現することができる。
<機能構成>
図7を用いて、第1の実施形態に係る端末20の機能構成について説明する。端末20は、通信制御部210、受け付け部220、制御部240、及びトーク情報管理部250を有する。また、制御部240は、表示制御部243と、入力制御部245とを有する。
通信制御部210は、情報処理装置10から、端末20のユーザ宛てのメッセージを受信する。また、通信制御部210は、情報処理装置10に他のユーザへのメッセージを送信する。
受け付け部220は、端末20のユーザから各種指示を受け付け、受け付けた内容を入力制御部245に通知する。受け付け部220は、端末20のユーザから複数のトークルームを表示させる旨の指示を受け付け、この指示を入力制御部245に通知する。受け付け部220は、端末20のユーザからメッセージの入力を受け付ける。また、受け付け部220は、入力されたメッセージの宛先に関する指示を受け付ける。受け付け部220は、入力されたメッセージと、指示された宛先に関する情報を入力制御部245に通知する。
制御部240は、端末20の各機能部に対する制御を行う。
表示制御部243は、端末20の画面に各種情報を表示させる。表示制御部243は、端末20の画面に、複数のトークルームを表示させる。また、表示制御部243は、複数のトークルームの設定に関する情報を端末20の画面に表示し、端末20のユーザに複数のトークルームの設定を促す。
通信制御部210が他のユーザからメッセージを受信したことに応じて、表示制御部243は、端末20の画面にメッセージを表示させる。
入力制御部245は、受け付け部220が受け付けた入力の内容を判断する。受け付け部220が複数のトークルームの表示に関する指示を受け付けたと、入力制御部245が判断すると、表示制御部243は、端末20の画面に、受け付けた指示に従った表示をさせる。入力制御部245は、受け付け部220がメッセージの指定されたトークルームへの送信の指示を受け付けたと判断し、通信制御部210に指定された宛先のトークルームへのメッセージの送信を指示する。
制御部240(表示制御部243、入力制御部245)は、複数のトークルームの表示に関する情報、及び各トークルームの情報を記憶するようにトーク情報管理部250に指示する。ここで、トークルームの情報とは、各トークルームに属するユーザの識別情報(例えば、ユーザ名、ユーザのアイコン30)、及びトークルームで送受信されたメッセージ等である。
トーク情報管理部250は、表示設定テーブル250A、及びメッセージ記憶テーブル250Bを有し、制御部240からの指示を受けて各種情報をこれらのテーブルに記憶する。また、トーク情報管理部250は、制御部240(表示制御部243、入力制御部245)から記憶されている情報に関する参照を受ける。
図8を用いて表示設定テーブル250Aについて説明する。表示設定テーブル250Aは、端末20の画面に、複数のトークルームが表示される場合のみ、テーブル内の値が設定される。表示制御部243は、表示設定テーブル250Aを参照し、端末20の送受信するメッセージの表示場所を特定する。
「同時に表示するトークルーム」の欄には、端末20の画面に同時に表示されるトークルームを特定するトークルームIDが設定される。図8の例では、「トークルームID:111」、及び「トークルームID:222」が設定される。
トークルーム領域の欄には、各トークルームのトークルーム領域80が設定される。図8の例では、「トークルームID:111」に関する情報は、「第1のトークルーム領域80A」に表示され、「トークルームID:222」に関する情報は、「第2のトークルーム領域80B」に表示されることを示している。ここで、「XXX:YYY」、及び「MMM:NNN」は、端末20の画面における各トークルーム領域80を特定するための情報である。なお、第1のトークルーム領域80Aと第2のトークルーム領域80Bとは重複した部分を有し、この重複した部分にユーザAの情報、例えばユーザAのアイコン30Aが表示される。
表示領域の欄には、端末20の画面における表示領域85又は部分領域81を特定する情報と、それらの領域に表示するメッセージを特定する情報とを含む。例えば、第1の表示領域85Aは、端末20の画面において「TT:UU」で特定される領域に設定され、「トークルームID:111」で特定されるトークルームにおいて、ユーザBのアイコン30B、及びユーザBからユーザAへのメッセージが表示される。新たなメッセージの送受信がされる場合、設定されている表示領域85又は部分領域81の現在表示されているメッセージの下にメッセージが表示される。
なお、2つのトークルームが同時に端末20の画面に表示される例について説明したが、3以上のトークルームが同時に端末20の画面に表示される場合においても、表示設定テーブル250Aには同様の値が設定される。
所定の期間の設定情報には、複数のトークルームが端末20の画面に表示されるときの、時系列の調整方法が設定される。上述したように、端末20の画面に複数のトークルームが表示される場合、各トークルームのメッセージは共通の時系列を基に表示される。図8の例では、「12時間」と設定されている。このため、端末20の画面の各表示領域85には、12時間以内に送受信されたメッセージが表示される。例えば、端末20の画面の最上部に表示されているメッセージに表示されている時刻が「2015年12月1日23:00」の場合、端末20の画面には、各トークルームの、2015年12月1日23:00から2015年12月2日11:00までの期間に送受信されたメッセージが表示される。
なお、所定の期間の設定情報に、表示可能なメッセージ数や、表示領域85当たりの文字数等を設定してもよい。これらの所定の期間の設定情報に従って、表示制御部243は、トークルーム領域80に表示されるメッセージを調整する。
次に、図9を用いて、メッセージ記憶テーブル250Bについて説明する。図9の(1)及び(2)に示すように、メッセージ記憶テーブル250Bは、トークルーム毎に設定される。メッセージIDの欄には、各トークルームで送受信されるメッセージを一意に特定するための情報が設定される。送信元の欄には、メッセージの送信元が設定される。送信先の欄には、メッセージの送信先が設定される。表示制御部243は、メッセージ記憶テーブル250Bの送信元の欄及び送信先の欄と、表示設定テーブル250Aのトークルーム領域80及び表示領域85の欄とを参照し、メッセージを表示する領域を特定する。
時刻の欄には、端末20からメッセージを送信した時刻、又は端末20がメッセージを受信した時刻が設定される。メッセージの欄には、具体的なメッセージの内容が設定される。
複数のトークルームが同時に端末20の画面に表示されている場合、図9の(3)に示すように、メッセージ記憶テーブル250Bは統合されてもよいし、トークルーム毎にメッセージ記憶テーブル250Bが設けられてもよい。
<動作手順>
図10乃至図12を用いて第1の実施形態に係る動作手順について説明する。図10は、端末20に複数のトークルーム領域80を設定するときの動作フローである。
ステップS1001で、入力制御部245は、受け付け部220が端末20のユーザから複数のトークルームを端末20の画面に表示する旨の指示を受け付けたと判断する。
ステップS1002で、指示を受け付けたことに応じて表示制御部243は、端末20に登録されているトークルーム一覧を端末20の画面に表示させ、受け付け部220は、端末20のユーザから複数のトークルームの選択を受け付ける。
ステップS1003で、受け付け部220は、選択されたトークルームのトークルーム領域80の選択を受け付ける。例えば、受け付け部220は、トークルーム#1を画面の左側の第1のトークルーム領域80Aに表示し、トークルーム#2を画面の右側の第2のトークルーム領域80Bに表示する旨の指示を受け付ける。入力制御部245は、受け付け部220が、受け付けた指示内容を判断する。入力制御部245は、各トークルームのトークルーム領域80に関する情報を表示設定テーブル250Aに、記憶させる。
ステップS1004で、表示制御部243は、選択されたトークルームを指定されたトークルーム領域80に表示させる。
図11は、ユーザAの端末20Aが情報処理装置10からメッセージを受信したときの動作フローである。図11の動作フローを実行するときには、ユーザAの端末20Aの端末20の画面には、トークルーム#1を表示するための第1のトークルーム領域80Aと、トークルーム#2を表示するための第2のトークルーム領域80Bとが設定されており、トークルーム#1には、ユーザAとユーザBが所属し、トークルーム#2には、ユーザAとユーザCが所属しているものとする。
ステップS1101で、通信制御部210は、情報処理装置10からユーザA宛てのメッセージを受信する。
ステップS1102で、表示制御部243は、表示設定テーブル250Aを参照し、受信したメッセージのトークルーム領域80を判定する。メッセージの送信元がユーザBで、メッセージの宛先がユーザAである場合、つまりトークルーム#1へのメッセージの投稿の場合、ステップS1103に進む。一方、メッセージの送信元がユーザCで、メッセージの宛先がユーザAである場合、つまりトークルーム#2へのメッセージの投稿の場合、ステップS1104に進む。
ステップS1103で、表示制御部243は、表示設定テーブル250Aを参照し、メッセージとユーザBのアイコン30Bとを表示する表示領域85を特定し、このメッセージとアイコン30Bとを表示する表示領域85内の場所を決定する。ここでは、ユーザBが送信元のメッセージとアイコン30Bとは第1の表示領域85Aに表示されるものとする。このメッセージとアイコン30Bとは、トークルーム#1の最後に送受信されたメッセージから下方向に所定の距離離れた第1の表示領域85A内の場所に表示される。
ステップS1104で、ステップS1103と同様に、表示制御部243は、表示設定テーブル250Aを参照し、ユーザCが送信元のメッセージとユーザCのアイコン30Bとを表示する場所を決定する。
ステップS1105で、表示制御部243は、受信したメッセージを表示するために、端末20の画面に表示するメッセージを調整する必要があるか否かを判断する。具体的には、受信したメッセージを表示することに伴い、表示されているメッセージの削除と表示場所の変更が必要か否かを判断する。表示制御部243は、判断の際に、表示設定テーブル250Aの「所定の期間の設定情報」を参照する。
調整が必要な場合(ステップS1105 Yes)、ステップS1106に進む。一方、調整が不要な場合(ステップS1105 No)、ステップS1107に進む。
ここで、調整が必要な場合とは、新たに受信したメッセージを表示することにより、端末20の画面から削除する必要のあるメッセージが存在する場合である。
ステップS1106で、表示制御部243は、表示設定テーブル250Aの「所定の期間の設定情報」を基に、端末20の画面に表示されているトークルーム#1及びトークルーム#2のメッセージを調整する。
例えば、「所定の期間の設定情報」に12時間と設定されており、メッセージを2015年12月1日13時に受信した場合、2015年12月1日1時より前に受信したメッセージは、端末20の画面から削除される。また、「所定の期間の設定情報」に表示領域85に表示可能文字数が設定されている場合、表示制御部243は、表示可能文字数の要件を満たすように、端末20の画面にトークルーム#1とトークルーム#2のメッセージが表示される期間である所定の期間Tを調整する。
ステップS1107で、表示制御部243は、端末20の画面に受信したメッセージを表示させる。また、表示制御部243は、このメッセージより前の所定の期間Tに、トークルーム#1とトークルーム#2で送受信されたメッセージを端末20の画面に表示させる。
図12は、ユーザAの端末20AがユーザAからメッセージの送信の指示を受けたときの動作フローである。図12の動作フローを実行するときには、ユーザAの端末20Aの画面には、トークルーム#1を表示するための第1のトークルーム領域80Aと、トークルーム#2を表示するための第2のトークルーム領域80Bとが設定されており、トークルーム#1には、ユーザAとユーザBが所属し、トークルーム#2には、ユーザAとユーザCが所属しているものとする。
ステップS1201で、受け付け部220は、端末20AのユーザAからのメッセージの入力を受け付ける。
ステップS1202で、受け付け部220は、端末20AのユーザAから入力されたメッセージの送信先の指示を受け付ける。入力制御部245は、第1のトークルーム領域80Aがタップ等の動作により選択された場合に、トークルーム#1へのメッセージの送信を受け付けたと判断し、第2のトークルーム領域80Bがタップ等の動作により選択された場合に、トークルーム#2へのメッセージの送信を受け付けたと判断してもよい。
ステップS1203で、入力制御部245は、情報処理装置10にメッセージを送信することを、通信制御部210に指示する。ここで、メッセージの宛先には、宛先として指示されたトークルーム、或いは宛先として指定されたユーザが設定される。通信制御部210は、情報処理装置10にメッセージを送信する。
ステップS1204で、表示制御部243は、表示設定テーブル250Aを参照し、ユーザAから入力を受け付けたメッセージのトークルーム領域80を判定する。メッセージの送信先が、ユーザBの場合、つまりトークルーム#1へのメッセージの投稿の場合、ステップS1205に進む。一方、メッセージの送信先が、ユーザCの場合、つまりトークルーム#2へのメッセージの投稿の場合、ステップS1206に進む。
ステップS1205で、表示制御部243は、表示設定テーブル250Aを参照し、メッセージとユーザAのアイコン30Aとを表示する部分領域81Aを特定し、このメッセージを表示する部分領域81A内の場所を決定する。このメッセージとアイコン30Aとは、トークルーム#1の最後に送受信されたメッセージから下方向に所定の距離離れた部分領域81A内の場所に表示される。ここで、アイコン30Aは、重複領域82に表示される。
ステップS1206で、ステップS1205と同様に、表示制御部243は、表示設定テーブル250Aを参照し、ユーザAが送信元のメッセージとユーザAのアイコン30Aとを表示する場所を決定する。このメッセージとアイコン30Aとは、トークルーム#2の最後に送受信されたメッセージから下方向に所定の距離離れた部分領域81B内の場所に表示される。ここで、アイコン30Aは、重複領域82に表示される。
ステップS1207乃至ステップS1209については、ステップS1105乃至ステップS1107と同じであるため、説明を省略する。
[変形例1]
上述した実施形態では、図5を用いて、送信メニュー(Send75)に対するドラッグアンドドロップ操作を受け付け、受け付け部220が、入力されたメッセージの送信先を判断する方法について説明した。メッセージの送信先の判断については、図5に示した方法以外にも様々な方法で実現可能である。
図13を用いてメッセージの送信先の判断方法について説明する。
受け付け部220が、第1のトークルーム領域80Aの下部の入力欄70Aの選択を受け付けた場合には、入力制御部245は、第1のトークルーム領域80Aに表示されているトークルームに対するメッセージが入力されると判断してもよい。受け付け部220が、第2のトークルーム領域80Bの下部の入力欄70Bの選択を受け付けた場合には、入力制御部245は、第2のトークルーム領域80Bに表示されているトークルームに対するメッセージの送信と判断してもよい。図13の(1)に、入力欄70Aがユーザによるタップ等(50G)により選択されている様子を示す。入力制御部245は、このタップを受けたことに応じて、第1のトークルーム領域80Aに表示されているトークルームに対するメッセージが入力されると判断する。
メッセージの送信先として選択されているトークルームを端末20のユーザが認識し易くするために、受け付け部220がメッセージ送信先の選択を受け付けたことに応じて、表示制御部243が端末20Aの画面の表示を変更してもよい。
図13の(2)は、第1のトークルーム領域80Aに表示されているトークルームに対するメッセージが入力される場合、送信メニュー(Send75A)の場所が変更される様子を示している。第1のトークルーム領域80Aに表示されているトークルームの選択を受け付け部220が受け付けた場合、表示制御部243は、送信メニュー(Send75A)を第1のトークルーム領域80Aの下部に表示させる。
図13の(3)は、第1のトークルーム領域80Aに表示されているトークルームに対するメッセージが入力される場合、第1のトークルーム領域80Aにマーク76が表示される例を示している。送信メニュー(Send75)がタップ等(50H)により選択されると、メッセージが第1のトークルーム領域80Aに表示される。
図13の(4)は、第1のトークルーム領域80Aに表示されているトークルームに対するメッセージが入力される場合、第2のトークルーム領域80Bがグレーアウトされる例を示している。送信メニュー(Send75)がタップ等(50I)により選択されると、メッセージが第1のトークルーム領域80Aに表示される。
図13の(1)乃至(4)を用いて、メッセージの入力前に送信先が選択される場合について説明したが、受け付け部220は、メッセージの入力の完了後にユーザからのメッセージの送信先の選択を受け付けてもよい。
図13の(5)は、メッセージの送信先の候補であるユーザBのアイコン30Bと、ユーザCのアイコン30Cとが入力欄70の付近に表示されている様子を示している。メッセージの入力後に受け付け部220が、アイコン30Bに対するタップ等(50J)を受け付けた場合、入力制御部245は、ユーザB宛のメッセージが入力されたと判断する。
図13の(6)は、受け付け部220がメッセージの入力を受け付け、送信メニュー(Send75)が選択されると、メッセージ内容77がドラッグ等の操作により移動可能な状態で、端末20Aの画面に表示される様子を示している。受け付け部220が、表示されているメッセージに対する選択とドラッグアンドドロップ(50K)の操作を受け付けると、表示制御部243は、メッセージ内容77を移動された先のトークルーム領域80に表示させる。つまり、入力制御部245は、このメッセージは、移動された先のトークルーム領域80に表示されているトークルームへのメッセージであると判断する。
[変形例2]
上述した実施形態では、端末20の画面が縦に分割されて複数のトークルームが表示される場合を例に説明したが、複数のトークルームの表示方法については様々な方法を適用可能である。図14を用いてトークルームの表示方法について説明する。図14では、ユーザAの端末20Aに4つのトークルームが端末20Aの画面に表示される様子を示している。
端末20Aの画面の上部には、第1のトークルーム領域80A1にユーザAとユーザBとが属するトークルーム#1が表示され、第2のトークルーム領域80B1にユーザAとユーザCとが属するトークルーム#2が表示されている。第1のトークルーム領域80A1と第2のトークルーム領域80B1は重複領域821を含み、重複領域821にユーザAのアイコン30Aが表示される。
また、端末20Aの画面の下部には、第3のトークルーム領域80A2にユーザAとユーザDとが属するトークルーム#3が表示され、第4のトークルーム領域80B2にユーザAとユーザEとが属するトークルーム#4が表示されている。第3のトークルーム領域80A2と第4のトークルーム領域80B2は重複領域822を含み、重複領域822にユーザAのアイコン30Aが表示される。トークルーム領域80の時系列は共通である。所定の期間T4の範囲内で、送受信されたメッセージが端末20Aの画面に表示される。図14の例では、であり、表2015年12月1日23:00から2015年12月2日23:00までの1日の間に送受信されたメッセージが表示されている。
図14に示すように、受け付け部220が第4のトークルーム領域80B2にスライド操作(90)を受け付け、表示制御部243が第4のトークルーム領域80B2に表示されるメッセージを変更すると、他のトークルーム領域80でも同様に表示されるメッセージが変更される。この場合でも、各トークルーム領域80に、表示されるメッセージの送受信された期間は共通である。
[変形例3]
上述した実施形態では、トークルーム毎にトークルーム領域80が設けられる形態について説明したが、同一のトークルーム領域80に複数のトークルームが統合して表示されてもよい。図15を用いて、同一のトークルーム領域80に複数のトークルームが表示される場合について説明する。図15では、ユーザAの端末20Aの画面のトークルーム領域80に、トークルーム#1とトークルーム#2とが同時に表示されている様子を示している。画面には、「トークルーム連携中マーク60」が表示されている。ここで、トークルーム#1にはユーザAとユーザBとが属し、トークルーム#2にはユーザAとユーザCとが属している。
図15の例では、トークルーム#1のメッセージ43と、トークルーム#2のメッセージ44の模様を変更することにより、端末20AのユーザAにメッセージに対応するトークルームを認識させる。ここで、メッセージやアイコン30の表示形態を変更することで、メッセージに対応するトークルームを、ユーザに認識させることができる。例えば、トークルーム毎にメッセージの背景の色を設定してもよいし、メッセージの枠線の設定を変更してもよい。この場合、表示設定テーブル250Aには、メッセージやアイコン30の表示形態が記憶される。表示制御部243は、表示設定テーブル250Aを参照し、メッセージやアイコン30の表示形態を特定し、特定した表示形態で、画面にメッセージを表示させる。
また、受け付け部220が、メッセージの入力を受け付けた後、アイコン30の選択を受け付けることにより、入力制御部245が、メッセージの送信先を特定してもよい。
[変形例4]
図16を用いて、送信されたメッセージの宛先の変更処理について説明する。第1実施形態の端末20によれば、複数のトークルームを同時に表示しているときに、メッセージの送信先のトークルームを変更することが可能である。これにより、メッセージの送信先のトークルームを誤った場合等に、メッセージの送信先を変更できる。
図16の(1)では、ユーザAの端末20Aに、トークルーム#1に対応する第1のトークルーム領域80Aにメッセージ45が表示されている様子を示している。ここで、トークルーム#1にはユーザAとユーザBとが属しており、トークルーム#2にはユーザAとユーザCとが属しており、メッセージ45は、ユーザAの端末20AからユーザBへのメッセージとして図16の(1)に表示されているものとする。
受け付け部220がユーザAから、第2のトークルーム領域80B方向へのスワイプ操作55を受け付けると、入力制御部245は、ユーザからメッセージ45のトークルーム領域80をトークルーム#2に対応する第2のトークルーム領域80Bに変更する指示を受け付けたと判断する。
表示制御部243は、メッセージ記憶テーブル250Bに記憶されている情報を変更する。具体的には、トークルーム#1のメッセージ記憶テーブル250Bからメッセージ45を削除し、トークルーム#2のメッセージ記憶テーブル250Bにメッセージ45と同じ内容のメッセージ46を追加する。ここで、メッセージ46のメッセージの送信元はユーザAであり、メッセージの送信先はユーザCである。
次に、入力制御部245は、メッセージ45をユーザBの端末20Bから削除する要求を情報処理装置10に送信することを、通信制御部210に指示する。また、入力制御部245は、メッセージ46を、情報処理装置10に送信することを、通信制御部210に指示する。通信制御部210は削除の要求を情報処理装置10に送信する。通信制御部210はメッセージ46を情報処理装置10に送信する。
表示制御部243は、メッセージ45を第1のトークルーム領域80Aから削除すると共に、メッセージ46を第2のトークルーム領域80Bに表示することを指示する。表示制御部243は、メッセージを第2のトークルーム領域80Bに表示させる。図16の(2)は、端末20の画面のトークルーム領域80Bに、メッセージが表示されている様子を示している。
情報処理装置10は、端末20Aと同様にトークルーム#1からメッセージ45の情報を削除すると共に、トークルーム#2にメッセージ46の情報を追加する。そして、情報処理装置10は、端末20Bにメッセージ45の削除を指示し、端末20Cにメッセージ46を送信する。
また、受け付け部220が第1のトークルーム領域80Aに表示されているユーザAが送信元であるメッセージに対する所定の操作を受け付けたことに応じて、表示制御部243は、このメッセージを第2のトークルーム領域80Bにも表示するように制御してもよい。このメッセージは、端末20Aの画面の第2のトークルーム領域80Bに表示される。
上述したように、第1の実施形態の端末20によれば、複数のトークルームを同時に表示している場合に、送信したメッセージの宛先の変更及び追加をすることが可能となる。
また、受け付け部220が、第1のトークルーム領域80Aに表示されているユーザBからユーザAへのメッセージに対する所定の操作を受け付けたことに応じて、表示制御部243は、このメッセージを第2のトークルーム領域80Bにも表示するように制御してもよい。この場合、表示制御部243は、このメッセージを、ユーザCの端末20Cに送信するように、通信制御部210を介して、情報処理装置10に要求する。要求を受けて、情報処理装置10は、このメッセージをユーザCの端末20Cに送信する。端末20Cがメッセージを受信すると、端末20Cの画面に、作成者がユーザBで、送信元がユーザAとしてメッセージが表示される。なお、メッセージの作成者は、端末20A又は情報処理装置10により、メタデータ若しくはメッセージに含まれる情報から特定される。
[変形例5]
図17及び図18を用いて、複数のトークルームが表示されている状態から、通常の表示状態に変更される場合の端末20Aの画面の遷移について説明する。
図17に示すように、複数のトークルームが表示されている状態において、受け付け部220が、スワイプ操作95を受け付けることにより、複数のトークルームが表示されている状態から、通常の表示状態に端末20Aの画面の表示が変更されてもよい。図17では、トークルーム#2に対応する第2のトークルーム領域80Bが選択されてスワイプ操作95が実行されるため、このスワイプ操作95を受けて、表示制御部243は、端末20Aの画面にトークルーム#2を表示させる。この場合、同時に表示されているトークルーム#1は端末20Aの画面から削除される。
図18に、端末20Aに、通常の表示状態でトークルーム#2が表示される様子を示す。ここで、トークルーム#2には、ユーザAとユーザCとが属している。複数のトークルームが表示されている状態が解除されたことに伴い、他のトークルームとメッセージの表示期間を調整する必要がなくなる。表示制御部243は、トークルーム#2のメッセージ記憶テーブル250Bを参照し、端末20Aの画面にメッセージを送信元のユーザのアイコン30と共に表示させる。ここで、他のトークルームとメッセージの表示期間を調整する必要がないため、表示制御部243は、端末20Aの画面のサイズ等を基に、画面にメッセージを表示させる。また、表示制御部243は、表示設定テーブル250Aから、トークルーム#1とトークルーム#2の情報を削除する。
上述したように、第1の実施形態の端末20によれば、必要に応じて、複数のトークルームが表示されている状態から、通常の表示状態に端末20の画面の表示を変更することが可能となる。また、画面の表示状態に応じて、表示期間を調整することが可能となる。
[変形例6]
上述した実施形態では、ユーザAの端末20Aに複数のトークルームを相互に対応付けて表示する方法について説明したが、この対応付けをユーザBの端末20B、及びユーザCの端末20Cとも共有してもよい。
具体的には、図10のステップS1001で、端末20Aの入力制御部245が、受け付け部220が端末20AのユーザAからトークルーム#1、およびトークルーム#2を端末20Aの画面に表示する旨の指示を受け付けたと判断した場合に、トークルーム#1に含まれるユーザBの端末20B、及びトークルーム#2に含まれるユーザCの端末20Cに、トークルーム#1及びトークルーム#2を他のユーザと共有することの承認を求める承認要求を送信する。ここで他のユーザとして、ユーザBの端末20BにはユーザCが通知され、ユーザCの端末20CにはユーザBが通知される。
ユーザBの端末20B、及びユーザCの端末20Cからの承認を情報処理装置10が受信した場合、情報処理装置10は、ユーザBの端末20Bに、トークルーム#1の状況に加えて、トークルーム#2の状況を通知し、ユーザCの端末20Cに、トークルーム#2の状況に加えて、トークルーム#1の状況を通知する。そして、ユーザBの端末20B、及びユーザCの端末20Cの其々の表示制御部243は、端末20A表示される画面と同様に、トークルーム#1とトークルーム#2とを相互に対応させて表示する。これにより、ユーザB及びユーザCは、他のトークルームの状況を、自らの端末20から確認できる。
この場合、各端末20では、送信したメッセージと、受信したメッセージとを異なる表示形態で表示してもよい。例えば、ユーザBの端末20B、及びユーザCの端末20Cの表示制御部243は、自端末20が送信元のメッセージをハイライトして端末20の画面に表示してもよい。
[変形例7]
上述した実施形態では、第3の表示領域85Cが、第1の表示領域85Aと、第2の表示領域85Bとの間に配置される形態について説明したが、第3の表示領域85Cは中央に表示されなくてもよい。第3の表示領域85Cは、端末20Aの画面の右側に設定されてもよいし、左側に設定されてもよい。図19は、第3の表示領域85Cが画面の右側に設定された場合の、端末20の画面の表示を示している。また、ユーザAのアイコン30Aが表示される重複領域82は、第3の表示領域85C内のどの領域に設定されてもよく、例えば、図19に示すように、第3の表示領域85Cの右端に設けられてもよい。
また、ユーザA端末20Aは、ユーザAのアイコンを表示せずに、端末20Aが送信したメッセージのみを表示してもよい。端末20Aから送信したメッセージは、ユーザAを識別する情報であるアイコン30Aがなくとも、ユーザAにより認識可能であるためである。
[その他]
上述した実施の形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記憶した記憶媒体を、端末20に供給してもよい。そして、端末20が、記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行することによっても、上述の実施形態が、達成されることは言うまでもない。この場合、記憶媒体には、上述した表示制御方法を、端末20に実行させるプログラムが記憶される。
具体的には、第1ユーザの端末と第2ユーザの端末との間で送受信されるデータを含む第1のトーク情報、及び前記第1ユーザの端末と第3ユーザの端末との間で送受信されるデータを含む第2のトーク情報を同一画面上に表示する指示を受け付けるステップと、 前記第1のトーク情報に含まれる前記第2ユーザの送信データを第1の表示領域に表示し、前記第2のトーク情報に含まれる前記第3ユーザの送信データを前記第1の表示領域と異なる第2の表示領域に表示し、前記第1のトーク情報及び前記第2のトーク情報に含まれる前記第1ユーザの送信データを、前記第1の表示領域とも、前記第2の表示領域とも異なる第3の表示領域に表示するステップと、を前記第1ユーザの端末に実行させるプログラムであって、前記第1のトーク情報、及び前記第2のトーク情報に含まれる送信データの各々は、共通の時系列に基づいて、表示領域の各々に表示される、ことを特徴とする、プログラムが、記憶媒体に記憶される。
そして、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになる。
また、コンピュータ装置が読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけではない。そのプログラムコードの指示に従って、コンピュータ装置上で動作しているオペレーティングシステム(OS)等が実際の処理の一部または全部を行ってもよい。さらに、その処理によって前述した実施形態の機能が実現されてもよいことは言うまでもない。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明はこうした実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々の変形及び置換を加えることができる。
1 情報処理システム
10 情報処理装置
20 端末
210 通信制御部
220 受け付け部
240 制御部
243 表示制御部
245 入力制御部
250 トーク情報管理部
250A 表示設定テーブル
250B メッセージ記憶テーブル

Claims (30)

  1. 第1グループに含まれる第1ユーザの第1端末とデータの送信または受信を行い、第2グループに含まれる第2ユーザの第2端末とデータの送信または受信を行う端末に実行させるプログラムであって、
    前記端末の通信部によって前記第1端末に送信された第1データと、前記通信部によって前記第2端末に送信された第2データとを、第1方向に対して、前記第1データに関連付けられた第1時刻と、前記第2データに関連付けられた第2時刻とに基づく順序で前記端末の表示部に表示することと、
    前記端末に対する前記端末のユーザの入力に基づいて、前記第1データを前記第2端末に前記通信部によって送信することとを前記端末に実行させる
  2. 請求項1に記載のプログラムであって、
    前記第1データを前記表示部の第1領域に表示し、前記第2データを前記表示部の第2領域に表示することを前記端末に実行させる
  3. 請求項2に記載のプログラムであって、
    前記端末に対する前記端末のユーザの入力に基づいて、前記第1データを前記第1領域から消去し、前記第1データを前記第2領域に表示することを前記端末に実行させる
  4. 請求項2または請求項3に記載のプログラムであって、
    前記端末に対する前記端末のユーザの入力は、前記第1領域に表示された前記第1データを、前記第2領域に移動させる前記端末のユーザの操作による入力である。
  5. 請求項1から請求項4のいずれか一項に記載のプログラムであって、
    前記第2端末に送信される前記第1データは、前記第1端末に送信された時刻に基づき、前記表示部に表示される。
  6. 請求項1から請求項5のいずれか一項に記載のプログラムであって、
    前記第1データは、サーバを介して前記第1端末に送信され、
    前記第2データは、前記サーバを介して前記第2端末に送信される。
  7. 請求項に記載のプログラムであって、
    前記第1端末から第3データを前記通信部によって受信することと、
    前記第2端末から第4データを前記通信部によって受信することと、
    前記第3データを前記表示部の第3領域に表示することと、
    前記第4データを前記表示部の第4領域に表示することとを前記端末に実行させ
    前記第3領域と前記第4領域とは、前記第1方向とは異なる第2方向に対して、並列して前記表示部に配置される
  8. 請求項7に記載のプログラムであって、
    前記第1領域は、前記表示部の前記第3領域と前記第4領域との間に設定され、
    前記第2領域は、前記表示部の前記第3領域と前記第4領域との間に設定される。
  9. 請求項1から請求項8のいずれか一項に記載のプログラムであって、
    前記第1データと前記第2データとの間に、前記端末のユーザを示す画像を前記表示部に表示することを前記端末に実行させる
  10. 請求項1から請求項9のいずれか一項に記載のプログラムであって、
    前記第1データは、メッセージ、スタンプ、動画、静止画のうち少なくとも一つを含み、
    前記第2データは、メッセージ、スタンプ、動画、静止画のうち少なくとも一つを含む。
  11. 第1グループに含まれる第1ユーザの第1端末とデータの送信または受信を行い、第2グループに含まれる第2ユーザの第2端末とデータの送信または受信を行う端末の表示方法であって、
    前記端末の通信部によって前記第1端末に送信された第1データと、前記通信部によって前記第2端末に送信された第2データとを、第1方向に対して、前記第1データに関連付けられた第1時刻と、前記第2データに関連付けられた第2時刻とに基づく順序で前記端末の表示部に表示することと、
    前記端末に対する前記端末のユーザの入力に基づいて、前記第1データを前記第2端末に前記通信部によって送信することとを含む。
  12. 請求項11に記載の表示方法であって、
    前記第1データを前記表示部の第1領域に表示し、前記第2データを前記表示部の第2領域に表示することを含む。
  13. 請求項12に記載の表示方法であって、
    前記端末に対する前記端末のユーザの入力に基づいて、前記第1データを前記第1領域から消去し、前記第1データを前記第2領域に表示することを含む。
  14. 請求項12または請求項13に記載の表示方法であって、
    前記端末に対する前記端末のユーザの入力は、前記第1領域に表示された前記第1データを、前記第2領域に移動させる前記端末のユーザの操作による入力である。
  15. 請求項11から請求項14のいずれか一項に記載の表示方法であって、
    前記第2端末に送信される前記第1データは、前記第1端末に送信された時刻に基づき、前記表示部に表示される。
  16. 請求項11から請求項15のいずれか一項に記載の表示方法であって、
    前記第1データは、サーバを介して前記第1端末に送信され、
    前記第2データは、前記サーバを介して前記第2端末に送信される。
  17. 請求項12に記載の表示方法であって、
    前記第1端末から第3データを前記通信部によって受信することと、
    前記第2端末から第4データを前記通信部によって受信することと、
    前記第3データを前記表示部の第3領域に表示することと、
    前記第4データを前記表示部の第4領域に表示することとを含み、
    前記第3領域と前記第4領域とは、前記第1方向とは異なる第2方向に対して、並列して前記表示部に配置される
  18. 請求項17に記載の表示方法であって、
    前記第1領域は、前記表示部の前記第3領域と前記第4領域との間に設定され、
    前記第2領域は、前記表示部の前記第3領域と前記第4領域との間に設定される。
  19. 請求項11から請求項18のいずれか一項に記載の表示方法であって、
    前記第1データと前記第2データとの間に、前記端末のユーザを示す画像を前記表示部に表示することを含む。
  20. 請求項11から請求項19のいずれか一項に記載の表示方法であって、
    前記第1データは、メッセージ、スタンプ、動画、静止画のうち少なくとも一つを含み、
    前記第2データは、メッセージ、スタンプ、動画、静止画のうち少なくとも一つを含む。
  21. 第1グループに含まれる第1ユーザの第1端末とデータの送信または受信を行い、第2グループに含まれる第2ユーザの第2端末とデータの送信または受信を行う端末であって、
    第1データを前記第1端末に送信し、第2データを前記第2端末に送信する通信部と、
    前記第1端末に送信された第1データと、前記第2端末に送信された第2データとを、第1方向に対して、前記第1データに関連付けられた第1時刻と、前記第2データに関連付けられた第2時刻とに基づく順序で表示する表示部と、
    前記端末に対する前記端末のユーザの入力に基づいて、前記第1データを前記第2端末に前記通信部によって送信する制御を行う制御部とを備える。
  22. 請求項21に記載の端末であって、
    前記表示部は、前記第1データを前記表示部の第1領域に表示し、前記第2データを前記表示部の第2領域に表示する。
  23. 請求項22に記載の端末であって、
    前記制御部は、前記端末に対する前記端末のユーザの入力に基づいて、前記第1データを前記第1領域から消去し、前記第1データを前記第2領域に表示する。
  24. 請求項22または請求項23に記載の端末であって、
    前記端末に対する前記端末のユーザの入力は、前記第1領域に表示された前記第1データを、前記第2領域に移動させる前記端末のユーザの操作による入力である。
  25. 請求項21から請求項24のいずれか一項に記載の端末であって、
    前記第2端末に送信される前記第1データは、前記第1端末に送信された時刻に基づき、前記表示部に表示される。
  26. 請求項21から請求項25のいずれか一項に記載の端末であって、
    前記第1データは、サーバを介して前記第1端末に送信され、
    前記第2データは、前記サーバを介して前記第2端末に送信される。
  27. 請求項22に記載の端末であって、
    前記第1端末から第3データを前記通信部によって受信することと、
    前記第2端末から第4データを前記通信部によって受信することと、
    前記第3データを前記表示部の第3領域に表示することと、
    前記第4データを前記表示部の第4領域に表示することとを含み、
    前記第3領域と前記第4領域とは、前記第1方向とは異なる第2方向に対して、並列して前記表示部に配置される
  28. 請求項27に記載の端末であって、
    前記第1領域は、前記表示部の前記第3領域と前記第4領域との間に設定され、
    前記第2領域は、前記表示部の前記第3領域と前記第4領域との間に設定される。
  29. 請求項21から請求項28のいずれか一項に記載の端末であって、
    前記表示部は、前記第1データと前記第2データとの間に、前記端末のユーザを示す画像を表示する。
  30. 請求項21から請求項29のいずれか一項に記載の端末であって、
    前記第1データは、メッセージ、スタンプ、動画、静止画のうち少なくとも一つを含み、
    前記第2データは、メッセージ、スタンプ、動画、静止画のうち少なくとも一つを含む。
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