JP2001265311A - 時系列データファイル表示システムと方法およびその処理プログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

時系列データファイル表示システムと方法およびその処理プログラムを記録した記録媒体

Info

Publication number
JP2001265311A
JP2001265311A JP2000075796A JP2000075796A JP2001265311A JP 2001265311 A JP2001265311 A JP 2001265311A JP 2000075796 A JP2000075796 A JP 2000075796A JP 2000075796 A JP2000075796 A JP 2000075796A JP 2001265311 A JP2001265311 A JP 2001265311A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
time
series data
data
date
window
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000075796A
Other languages
English (en)
Inventor
Hisako Morita
久子 森田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Information Systems Ltd
Original Assignee
Hitachi Information Systems Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Information Systems Ltd filed Critical Hitachi Information Systems Ltd
Priority to JP2000075796A priority Critical patent/JP2001265311A/ja
Publication of JP2001265311A publication Critical patent/JP2001265311A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • User Interface Of Digital Computer (AREA)
  • Debugging And Monitoring (AREA)
  • Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)
  • Controls And Circuits For Display Device (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来は、ログファイル等のように膨大な時系
列データを有する、複数の時系列データファイルの各格
納データを、相互に比較し易いように表示することがで
きない。 【解決手段】 それぞれ異なるファイルに格納された各
時系列データを、ウィンドウ表示処理部8aにより、各
ファイル別のウィンドウに分けてスクロール可能に表示
し、ユーザが任意のウィンドウを1つ選択してスクロー
ルすると、スクロール処理手段8bにより、そのウィン
ドウの先頭の時系列データの日時データに、他のウィン
ドウの先頭の時系列データの日時データが合うよう、他
のウィンドウをスクロールし、その後、同期表示処理部
8cにより、このスクロールした各ウィンドウ内のそれ
ぞれの時系列データを、それぞれに付与された日時デー
タが同じ時系列データ同士が画面上で並ぶように配置し
て表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、時系列属性を持つ
データからなるファイル間でのデータ表示技術に係わ
り、特に、複数の時系列ファイルに格納された各時系列
データの比較を容易とするのに好適な時系列データファ
イル表示システムと方法およびその処理プログラムを記
録した記録媒体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】各種の業務処理システムの構築に用いら
れているクライアント・サーバ型のコンピュータシステ
ムにおいては、一般に、実行時の処理状況や通信状況を
記録するログファイルがサーバコンピュータに作成され
る。このログファイルは、1つのシステムにおいて複数
作成されるものであり、各ログファイルには、例えば
「2000年03月07日、14時24分58秒」等の
日時(時刻)データと、この日時データに対応するシス
テムの実行状況結果等が時系列(日時データ順に)に蓄
積される。
【0003】尚、ログファイルは、システムの実行状況
の解析や異常発生時の原因究明に使用される。このログ
ファイル等のような、複数の時系列データファイルの内
容を同一画面上に表示することにより、各ファイルのデ
ータの比較が容易になる。
【0004】一般に、複数のファイルのデータを同一画
面上に表示する場合、比較を容易にするために、それぞ
れ異なる色で、また、グラフ等を用いて表示される。し
かし、ログファイル等のように、データ数および項目数
が多い場合には、グラフや色分けでは、見易さを損な
い、データ分析が困難となる。
【0005】このような複数のログファイル等の時系列
ファイルの各データを、その日時データに基づき対応付
けて表示する技術が、例えば、特開平5−341063
号公報に記載されている。具体的には、同一画面上に、
日時の異なる同一時点のデータ値、例えば、同一人物の
1〜3日目の同じ時刻で測定した各脈拍数を表示する技
術が記載されている。この技術によれば、経時的に変化
する複数のデータのうち、同一時点におけるデータの相
違を容易に確認あるいは評価することができる。
【0006】しかし、この技術は、単に、ある同一時点
での各時系列ファイルにおけるデータ値をそれぞれ読み
出して複数表示するだけであり、それぞれ膨大な時系列
データを格納した複数のログファイル間のデータの比較
を行うのには利用できない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】解決しようとする問題
点は、従来の技術では、ログファイル等のように膨大な
時系列データを有する、複数の時系列データファイルの
各格納データを、相互に比較し易いように表示すること
ができない点である。
【0008】本発明の目的は、これら従来技術の課題を
解決し、例えば複数のログファイルのそれぞれのデータ
間の評価・確認を効率よく行うことを可能とする時系列
データファイル表示システムと方法およびその処理プロ
グラムを記録した記録媒体を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の時系列データファイル表示システムと方法
は、複数のログファイル等の時系列データファイルの内
容(時系列データ)を表示する際、それぞれの個別のウ
ィンドウで例えば横に並べて、かつ、同じ日時データ同
士が横方向で同じ画面位置になるよう、各データファイ
ル毎の時間のスケールを相互に合わせて表示する。
【0010】例えば、複数のログファイルを個別に表示
したウィンドウの1つをユーザが選択してスクロール操
作を行い所望の日時帯のデータ範囲を表示すると、その
ウィンドウの最上部に表示された時系列データに付与さ
れた日時データと同じ日時データが付与された他のログ
ファイル内の時系列データを探索し、各ウィンドウの最
上部に表示するようスクロールする。そして、以降の各
ウィンドウ内のそれぞれの時系列データに関しては、同
じ日時データが付与された時系列データ同士が並んで表
示されるように、各ウィンドウにおけるそれぞれの時系
列データの表示間隔を調整する。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面により詳細に説明する。図1は、本発明に係わる時系
列データファイル表示システムの構成例を示すブロック
図であり、図2は、図1における時系列データファイル
表示システムの本発明に係る第1の処理動作例を示すフ
ローチャートであり、図3は、図1における時系列デー
タファイル表示システムの本発明に係る第2の処理動作
例を示すフローチャートである。
【0012】図1において、1はCRT(Cathode Ray
Tube)やLCD(Liquid Crystal Display)等からなる表
示装置、2はキーボードやマウス等からなる入力装置、
3は本発明に係わる時系列データファイル3a〜3cを
格納するHDD(Hard DiskDrive)等からなる外部記憶
装置、4はCPU(Central Processing Unit)4aや
主メモリ4b等からなり蓄積プログラム方式によるコン
ピュータ処理を行なう情報処理装置としてのサーバコン
ピュータ(図中、「サーバ」と記載)、5はプログラムおよ
びデータを記録したCD−ROM(Compact Disc-Read
Only Memory)やDVD(Digital Video Disc/Digital
Versatile Disc)等からなる光ディスク、6は光ディス
ク5に記録されたプログラムおよびデータを読み出すた
めの駆動装置、7はLAN(Local Area Network)カー
ドやモデム等からなる通信装置である。
【0013】サーバコンピュータ4には、本発明に係る
時系列データファイルの表示処理を行う時系列データフ
ァイル表示処理部8が構成されている。この時系列デー
タファイル表示処理部8には、ウィンドウ表示処理部8
a、スクロール処理部8b、同期表示処理部8c等の各
処理機能が設けられている。
【0014】これらのウィンドウ表示処理部8a、スク
ロール処理部8b、同期表示処理部8c、および、時系
列データファイル表示処理部8は、光ディスク54に格
納されたプログラムおよびデータをサーバ4により駆動
装置6を介して外部記憶装置3内にインストールした
後、外部記憶装置3から主メモリ4bに読み込むことに
よりサーバ4内に設けられる。
【0015】このような構成により、本例の時系列デー
タファイル表示処理システムでは、複数の時系列データ
ファイル3a〜3cの内容(時系列データ)を表示装置
1の画面に表示する際、まず、時系列データファイル表
示処理部8のウィンドウ表示処理部8aにより、それぞ
れを個別のウィンドウで例えば横に並べて、かつ、同じ
日時データ同士が横方向で同じ画面位置になるよう、各
データファイル毎の時間のスケールを相互に合わせて表
示する。
【0016】そして、複数の時系列データファイル3a
〜3cを個別に表示したウィンドウの1つ、例えば、時
系列データファイル3aを表示したウィンドウを、ユー
ザが入力装置2を介して選択し、所望の日時帯のデータ
範囲を表示するようスクロール操作を行うと、スクロー
ル部8bにより、当該日時帯のデータ範囲を表示するよ
うスクロールする。
【0017】このようにしてウィンドウのスクロールが
終了すると、同期表示処理部8cにより、スクロールさ
れたウィンドウの最上部に表示された時系列データに付
与された日時データと同じ日時データが付与された他の
時系列データファイル内の時系列データを探索し、各ウ
ィンドウの最上部に表示するよう自動的にスクロールす
る。そして、以降の各ウィンドウ内のそれぞれの時系列
データに関して、同じ日時データが付与された時系列デ
ータ同士が並んで表示されるように、各ウィンドウにお
けるそれぞれの時系列データの表示間隔を調整する。
【0018】以下、このような構成の時系列データファ
イル表示処理システムによる処理動作の説明を、まず、
図4および図5に示す具体的な画面例を基に説明する。
【0019】図4は、図1における時系列データファイ
ル表示処理システムで表示される第1の画面表示例であ
り、図5は、図1における時系列データファイル表示処
理システムで表示される第2の画面表示例である。
【0020】図4は、システムの初期処理時の画面例を
示しており、1つの画面上に3つのウィンドウ41〜4
3が表示され、それぞれのウィンドウ41〜43には、
個別のログファイルから読み出したデータが表示されて
いる。この画面においても既に、本発明に係わる処理が
なされている。
【0021】例えば、ウィンドウ41におけるログデー
タの名称部分(図中、「システムログ」と記載)が輝度
アップされており、このウィンドウ41が基準として選
択されていることを示す。そして、このウィンドウ41
においては、「システムログ」として最初に記録がなさ
れた、日時データ「98/10/06 11:49:2
6」以降の各データがその日時データ順に表示されてい
る。
【0022】これに対して、ウィンドウ42において
は、ログデータが全く表示されていない。これは、ウィ
ンドウ42においては、ログデータの存在しない部分が
表示されているからであり、ログデータの存在する部分
までスクロール操作することにより、各ログデータが現
れる。
【0023】また、ウィンドウ43においては、日時デ
ータ「98/10/15 12:50:20」のデータ
のみが、最初のデータとして表示されている。このデー
タは、ウィンドウ41における日時データ「98/10
/15 12:50:22」のデータの表示位置に対し
て、画面上では若干上側に、すなわち、時間的に早い位
置に表示されている。
【0024】このウィンドウ43での表示で示すよう
に、各ウィンドウにおいて、それぞれのログデータを、
同じ日時データ(時刻)のもの同士が並ぶように表示す
ることにより、複数のログファイルのデータ間の比較が
容易となる。
【0025】図5は、図4に示す画面において、ユーザ
が、ウィンドウ41のスクロール操作を行った後の画面
例を示しており、ウィンドウ41〜43のそれぞれの先
頭(画面例では最上部)における日時データが「99/
07/26 20:13:21」で一致している。
【0026】これは、ユーザのスクロール操作により、
ウィンドウ41の先頭箇所に、日時データが「99/0
7/26 20:13:21」のログデータが表示され
るに伴い、本発明に係わる処理により、ウィンドウ4
2,43におけるそれぞれのログデータに対するスクロ
ールが自動的に実行された結果である。
【0027】さらに、ウィンドウ41においては、日時
データが「99/07/27 10:40:36」の2
つ目のログデータは、先頭のログデータから大きく離れ
た間隔で表示されている。この表示状態は、図4におけ
るウィンドウ41での表示状態と大幅に異なっている。
このような表示状態の変更も、本発明に係わる処理によ
るものである。
【0028】すなわち、図5においては、各ウィンドウ
41〜43のそれぞれに表示されたログデータは、相互
に、日時データが同じもの同士が横に並んで表示される
よう、それぞれ、ログデータの表示間隔が調整されてい
る。
【0029】例えば、各ウィンドウ41〜43におい
て、先頭と同じ日時データのデータの次のデータの内、
最も、時間的に近い(先頭の日時データとの時間間隔が
最も短い)データは、ウィンドウ42,43における日
時データ「99/07/2620:13:22」のデー
タである。そこで、この日時データ同士のログデータ
が、それぞれウィンドウ42,43で横に並ぶよう表示
位置が調整されている。、
【0030】さらに、この調整の際、ウィンドウ42に
おける先頭の日時データ「99/07/26 20:1
3:21」のデータの個数が「6」で、ウィンドウ43
では「9」となっており、データ個数の少ないウィンド
ウ42側においては、各データ間の間隔と文字サイズ
(スケール)を大きめに調整して表示している。
【0031】このような各ウィンドウ41〜43間での
同じ日時データ同士での横への並び替え調整、および、
スケールの調整が、以降の各ログデータに対しても行わ
れている。
【0032】以下、このようなウィンドウの表示処理に
係わる、図1における時系列データファイル表示システ
ムの各処理部の動作を、図2および図3を用いて説明す
る。
【0033】まず、図2に示すように、図1における時
系列データファイル表示処理部8のウィンドウ表示処理
部8aにより、外部記憶装置3内に格納された複数の時
系列データファイル3a〜3cの内容を読み込む(ステ
ップ201)。
【0034】このようにして読み出した各時系列データ
ファイル3a〜3c毎に時系列属性項目のデータスケー
ルが異なっていることがあるので、全ての時系列データ
ファイル3a〜3cで同一となるようにスケールの調整
を行う(ステップ202)。スケールの調整を行ったデ
ータを画面に表示する(ステップ203)。この表示画
面例が図4に示したものである。
【0035】先に説明したように、図4では3つのファ
イルをそれぞれ別ウィンドウ41〜43で一画面上に表
示している。一番左側のウィンドウ41における時系列
データの日時スケールは、「98/10/06 11:
49:26」から「98/10/15 15:17:3
0」であり、真中のウィンドウ42における時系列デー
タは、この日時スケールに該当するデータがないため何
も表示されていない。そして、右側のウィンドウ43に
おける時系列データは、この日時スケールに該当するデ
ータが1レコードだけ存在するため、左側のウィンドウ
41における時系列データと対応する位置に表示してい
る。
【0036】図2に戻り、ユーザの操作に基づき、時系
列データファイル表示処理部8のスクロール処理部8b
により、複数表示されているウィンドウから1つのウィ
ンドウ画面(1)(図4のウィンドウ41)を選択し
(ステップ204)、ウィンドウ41における表示範囲
をスクロールして変更する(ステップ205)。
【0037】そして、時系列データファイル表示処理部
8の同期表示処理部8cにより、表示範囲変更後に表示
されている各時系列データの内から、先頭(最上部)に
表示されている時系列データ(第1の時系列データ)を
取得し(ステップ206)、他の表示ウィンドウ画面が
あるか否かを判断する(ステップ207)。
【0038】他のウィンドウ(表示画面)がある場合、
この表示画面における第1の時系列データと同じ日時デ
ータまたは近い日時データの時系列データを検索する
(ステップ208)。検索した時系列データを当該ウィ
ンドウの最上部に設定するよう自動的にスクロールして
表示画面を変更する(ステップ209)。全てのウィン
ドウ画面に対して、この表示位置の変更処理を繰り返し
行う(ステップ210)。この処理を行った後の表示画
面例が図5に示したものである。
【0039】先に説明したように、図5に示す各ウィン
ドウ41〜43内の時系列データの最上部(先頭部分)
の日時は、「99/07/26 20:13:21」で
同期がとられており、中心のウィンドウ42と右のウィ
ンドウ43とは、最下部(最後尾)の日時「99/07
/27 10:40:46」で一致している。また、中
心のウィンドウ42内のデータは、右のウィンドウ43
のデータに比較して日時スケールに該当するデータ数が
少ないため、各レコードの表示高さ(文字サイズを含
む)を調整して表示している。
【0040】次に、図3に示すフローチャートの説明を
行う。この図3のフローチャートで示す動作は、図2に
おけるステップ209の詳細を示すものであり、まず、
図2のステップ208で取得した各時系列データが各ウ
ィンドウにおける先頭になるよう、それぞれのウィンド
ウをスクロールする(ステップ301)。
【0041】次に、スクロールした各ウィンドウ内の全
ての時系列データの内、ユーザが選択したウィンドウの
先頭の時系列データに付与された日時データとの時間間
隔が最も短い日時データが付与された時系列データを全
て特定する(ステップ302)。そして、特定した時系
列データの全てを各ウィンドウ内で、先頭の時系列デー
タの次の行から配置して表示する(ステップ303)。
【0042】さらに、各ウィンドウにおける同じ日時デ
ータの時系列データの個数が異なる場合(ステップ30
4)、少ない側のウィンドウでの各時系列データ間の間
隔と文字サイズ(表示スケール)を大きめに調整する
(ステップ305)。そして、このようにして配置して
表示した時系列データに付与された日時データとの時間
間隔が最も短い日時データが付与された時系列データの
全てを特定して、各ウィンドウ内で次の行から配置して
表示することを、以降の各時系列データに対して順次に
繰り返す(ステップ306)。
【0043】尚、上記の例では、図4で示したように、
はじめに複数の時系列データを読み込んで各ウィンドウ
別に表示する際に、日時スケールの調整処理を行ってい
るが、このような調整処理をせずに、読み込んだ各ファ
イルをそのまま表示しておき、ユーザが任意の1つのウ
ィンドウを選択してスクロール操作した際に、図2にお
けるステップ205以下の処理を実行するようにしても
良い。このように、読み込んだファイルをそのままウィ
ンドウ表示した例を図6に示す。
【0044】図6は、図1における時系列データファイ
ル表示処理システムで表示される第3の画面表示例であ
る。本図6は、図4における各ウィンドウ41〜43を
縦方向に並べて表示した例である。しかし、本図6にお
ける各ウィンドウ41a〜43a、特に、ウィンドウ4
2aとウィンドウ43aにおいては、図4の場合と異な
り、それぞれの最初の時系列データファイル内の最初に
記録されたデータが表示されている。
【0045】すなわち、本例においては、初期画面で
は、各ウィンドウ41a〜43a内の各時系列データフ
ァイル間での相互の並び替えは行っていない。このよう
な表示の仕方においては、ユーザによる各ウィンドウ4
1a〜43aのいずれかの選択とスクロール操作に対応
して、図3および図4に示した処理動作を行い、各ウィ
ンドウ41a〜43aでの各時系列データファイルのデ
ータを相互に並べ替える。
【0046】以上、図1〜図6を用いて説明したよう
に、本例の時系列データファイル表示システムと方法で
は、複数の時系列データファイルに格納されている各時
系列データを、1つの表示装置の画面上に、複数のウィ
ンドウを用いて表示する。この際、各時系列データファ
イル間で、それぞれに付与された日時データが一致する
時系列データあるいは近似するデータが、画面上におい
てほぼ同じ位置に並ぶよう、各ウィンドウにおけるそれ
ぞれの時系列データの表示間隔を調整して表示する。
【0047】また、ユーザが、1つのウィンドウを選択
してスクロールし、表示箇所の移動を行うと、他のウィ
ンドウの表示箇所も、それに合わせて自動的にスクロー
ル変化し、各ウィンドウにおいて、相互に画面を合わせ
るように表示内容を変更させることができる。
【0048】このように、各時系列データファイルに格
納されているそれぞれの時系列データを、時間間隔を合
わせて一覧で表示することができるので、例えば、ユー
ザによるログデータの分析操作の効率を上げることがで
きる。
【0049】尚、本発明は、図1〜図6を用いて説明し
た例に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない
範囲において種々変更可能である。例えば、図4,5で
示した例では、ウィンドウ41のスクロールに連動し
て、自動的に、他のウィンドウ42,43もスクロール
されているが、例えば、各ウィンドウ41〜43に「日
付合わせ」ボタンを付与して表示しておき、ユーザが、
ウィンドウ41のスクロール操作の終了後に、この「日
付合わせ」ボタンをクリックすると、他のウィンドウ4
2,43のスクロールと日時スケールの調整を行うよう
にしても良い。
【0050】また、図1の構成において、サーバコンピ
ュータ4の外部記憶装置3に蓄積された時系列データフ
ァイル3a〜3cを、サーバコンピュータ4の表示装置
1に表示するのではなく、通信装置7を介してネットワ
ークで接続されたクライアントコンピュータの表示装置
の画面に表示する場合にも本発明は適用できる。
【0051】また、本例では、光ディスク5を本発明に
係わる処理プログラムおよびデータを記録する記録媒体
として用いてインストールしているが、FD(Flexible
Disk)を記録媒体として用いることでも、あるいは、
記録媒体を用いずに、通信装置7を介してネットワーク
経由でダウンロードしてインストールすることでも良
い。
【0052】また、本例では、図5におけるウィンドウ
42で示すように、各時系列データの表示間隔および文
字サイズを大きめに変更した調整を行っているが、この
ような調整をすることなく、次の日時データが付与され
た時系列データまでを、単に空欄としておくことでも良
い。
【0053】
【発明の効果】本発明によれば、ログファイル等のよう
に膨大な時系列データを有する、複数の時系列データフ
ァイルの各格納データを、相互に比較し易いように表示
することができ、複数のログファイルのそれぞれのデー
タ間の評価・確認を効率よく行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる時系列データファイル表示シス
テムの構成例を示すブロック図である。
【図2】図1における時系列データファイル表示システ
ムの本発明に係る第1の処理動作例を示すフローチャー
トである。
【図3】図1における時系列データファイル表示システ
ムの本発明に係る第2の処理動作例を示すフローチャー
トである。
【図4】図1における時系列データファイル表示処理シ
ステムで表示される第1の画面表示例である。
【図5】図1における時系列データファイル表示処理シ
ステムで表示される第2の画面表示例である。
【図6】図1における時系列データファイル表示処理シ
ステムで表示される第3の画面表示例である。
【符号の説明】
1:表示装置、2:入力装置、3:外部記憶装置、3a
〜3c:時系列データファイル、4:サーバコンピュー
タ(「サーバ」)、4a:CPU、4b:主メモリ、5:光
ディスク、6:駆動装置、7:通信装置、8:時系列デ
ータファイル表示処理部、8a:ウィンドウ表示処理
部、8b:スクロール処理部、8c:同期表示処理部、
41〜43,41a〜43a:ウィンドウ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G09G 5/34 G09G 5/34 Z Fターム(参考) 5B082 DD07 GC05 5C082 AA01 AA22 AA36 BA02 BB26 BD01 BD02 CA62 CA72 CA76 CB05 DA86 DA89 MM02 MM09 5E501 AA01 AC34 BA03 EB05 FA06 FA13 FA23 FA37 FA46 FB04 FB32

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 それぞれ異なるファイルに格納された各
    々日時データが付与された時系列データを記憶装置から
    読み出し、各ファイル別のウィンドウに分けて表示装置
    の画面に表示するコンピュータを用いた時系列データフ
    ァイル表示システムであって、各ウィンドウ内のそれぞ
    れの時系列データを、それぞれに付与された日時データ
    が同じ時系列データ同士が画面上で並ぶように配置して
    表示する同期表示手段を有することを特徴とする時系列
    データファイル表示システム。
  2. 【請求項2】 それぞれ異なるファイルに格納された各
    々日時データが付与された時系列データを記憶装置から
    読み出し、各ファイル別のウィンドウに分けてスクロー
    ル可能に表示装置の画面に表示するコンピュータを用い
    た時系列データファイル表示システムであって、ユーザ
    から任意に1つ選択されスクロールされた上記ウィンド
    ウの先頭の時系列データの日時データに、他のウィンド
    ウの先頭の時系列データの日時データが合うよう、他の
    ウィンドウをスクロールするスクロール手段を有するこ
    とを特徴とする時系列データファイル表示システム。
  3. 【請求項3】 それぞれ異なるファイルに格納された各
    々日時データが付与された時系列データを記憶装置から
    読み出し、各ファイル別のウィンドウに分けてスクロー
    ル可能に表示装置の画面に表示するコンピュータを用い
    た時系列データファイル表示システムであって、ユーザ
    から任意に1つ選択されスクロールされた上記ウィンド
    ウの先頭の時系列データの日時データに、他のウィンド
    ウの先頭の時系列データの日時データが合うよう、他の
    ウィンドウをスクロールするスクロール手段と、スクロ
    ールした各ウィンドウ内のそれぞれの時系列データを、
    それぞれに付与された日時データが同じ時系列データ同
    士が画面上で並ぶように配置して表示する同期表示手段
    とを有することを特徴とする時系列データファイル表示
    システム。
  4. 【請求項4】 それぞれ異なるファイルに格納された各
    々日時データが付与された時系列データを記憶装置から
    読み出し、各ファイル別のウィンドウに分けてスクロー
    ル可能に表示装置の画面に表示するコンピュータシステ
    ムによる時系列データファイル表示方法であって、各ウ
    ィンドウ内のそれぞれの時系列データを、それぞれに付
    与された日時データが同じ時系列データ同士が画面上で
    並ぶように配置して表示するステップを有することを特
    徴とする時系列データファイル表示方法。
  5. 【請求項5】 それぞれ異なるファイルに格納された各
    々日時データが付与された時系列データを記憶装置から
    読み出し、各ファイル別のウィンドウに分けてスクロー
    ル可能に表示装置の画面に表示するコンピュータシステ
    ムによる時系列データファイル表示方法であって、ユー
    ザから任意に1つ選択されスクロールされたウィンドウ
    の先頭の時系列データの日時データに、他のウィンドウ
    の先頭の時系列データの日時データが合うよう、他のウ
    ィンドウをスクロールするステップを有することを特徴
    とする時系列データファイル表示方法。
  6. 【請求項6】 それぞれ異なるファイルに格納された各
    々日時データが付与された時系列データを記憶装置から
    読み出し、各ファイル別のウィンドウに分けてスクロー
    ル可能に表示装置の画面に表示するコンピュータシステ
    ムによる時系列データファイル表示方法であって、ユー
    ザから任意に1つ選択されスクロールされたウィンドウ
    の先頭の時系列データの日時データに、他のウィンドウ
    の先頭の時系列データの日時データが合うよう、他のウ
    ィンドウをスクロールするステップと、スクロールした
    各ウィンドウ内のそれぞれの時系列データを、それぞれ
    に付与された日時データが同じ時系列データ同士が画面
    上で並ぶように配置して表示するステップとを有するこ
    とを特徴とする時系列データファイル表示方法。
  7. 【請求項7】 それぞれ異なるファイルに格納された各
    々日時データが付与された時系列データを記憶装置から
    読み出し、各ファイル別のウィンドウに分けてスクロー
    ル可能に表示装置の画面に表示するコンピュータシステ
    ムによる時系列データファイル表示方法であって、ユー
    ザから任意に1つ選択されスクロールされたウィンドウ
    の先頭の時系列データの日時データに、他のウィンドウ
    の先頭の時系列データの日時データが合うよう、他のウ
    ィンドウをスクロールするステップと、スクロールした
    各ウィンドウ内の全ての時系列データの内、上記選択さ
    れたウィンドウの先頭の時系列データに付与された日時
    データとの時間間隔が最も短い日時データが付与された
    時系列データを全て特定するステップと、上記特定した
    時系列データの全てを各ウィンドウ内で上記先頭の時系
    列データの次の行から配置して表示するステップと、配
    置して表示した上記時系列データに付与された日時デー
    タとの時間間隔が最も短い日時データが付与された時系
    列データの全てを特定して、各ウィンドウ内で次の行か
    ら配置して表示することを順次に繰り返すステップとを
    有することを特徴とする時系列データファイル表示方
    法。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載の時系列データファイル
    表示方法であった、各ウィンドウにおける同じ日時デー
    タの時系列データの個数が異なる場合、少ない側のウィ
    ンドウでの各時系列データ間の間隔と文字サイズを大き
    めに調整するステップを有することを特徴とする時系列
    データファイル表示方法。
  9. 【請求項9】 それぞれ異なるファイルに格納された各
    々日時データが付与された時系列データを記憶装置から
    読み出し、各ファイル別のウィンドウに分けてスクロー
    ル可能に表示装置の画面に表示するコンピュータシステ
    ムによる時系列データファイル表示方法の処理手順プロ
    グラムを記録する記録媒体であって、請求項4から請求
    項8のいずれかに記載の時系列データファイル表示方法
    での各ステップを、上記コンピュータに実行させるため
    のプログラムを記録したことを特徴とする記録媒体。
JP2000075796A 2000-03-17 2000-03-17 時系列データファイル表示システムと方法およびその処理プログラムを記録した記録媒体 Pending JP2001265311A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000075796A JP2001265311A (ja) 2000-03-17 2000-03-17 時系列データファイル表示システムと方法およびその処理プログラムを記録した記録媒体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000075796A JP2001265311A (ja) 2000-03-17 2000-03-17 時系列データファイル表示システムと方法およびその処理プログラムを記録した記録媒体

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001265311A true JP2001265311A (ja) 2001-09-28

Family

ID=18593632

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000075796A Pending JP2001265311A (ja) 2000-03-17 2000-03-17 時系列データファイル表示システムと方法およびその処理プログラムを記録した記録媒体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001265311A (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008544406A (ja) * 2005-06-22 2008-12-04 テレ アトラス ノース アメリカ インコーポレイテッド 複数の地図、ウィンドウ、文書および/またはデータベース上で対応する処理を自動的に実行するためのシステムおよび方法
JP2009265965A (ja) * 2008-04-25 2009-11-12 Intec Inc 異なる複数のログ情報から抽出されたイベントデータの表示方法
US7945593B2 (en) 2006-01-12 2011-05-17 I-N Information Systems, Ltd. Diagram creation device and program for the same
JP2011172362A (ja) * 2010-02-17 2011-09-01 Toshiba Corp 保護制御装置
JP6032356B2 (ja) * 2013-05-14 2016-11-24 富士通株式会社 制御装置、情報システム、表示制御方法、およびプログラム
JP2017111817A (ja) * 2016-12-13 2017-06-22 Line株式会社 表示制御方法、端末、及びプログラム
JP2019197461A (ja) * 2018-05-11 2019-11-14 オムロン株式会社 解析支援装置及び解析支援方法
JP2021033910A (ja) * 2019-08-29 2021-03-01 コニカミノルタ株式会社 表示装置、表示システム及びプログラム

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008544406A (ja) * 2005-06-22 2008-12-04 テレ アトラス ノース アメリカ インコーポレイテッド 複数の地図、ウィンドウ、文書および/またはデータベース上で対応する処理を自動的に実行するためのシステムおよび方法
US7945593B2 (en) 2006-01-12 2011-05-17 I-N Information Systems, Ltd. Diagram creation device and program for the same
JP2009265965A (ja) * 2008-04-25 2009-11-12 Intec Inc 異なる複数のログ情報から抽出されたイベントデータの表示方法
JP2011172362A (ja) * 2010-02-17 2011-09-01 Toshiba Corp 保護制御装置
JP6032356B2 (ja) * 2013-05-14 2016-11-24 富士通株式会社 制御装置、情報システム、表示制御方法、およびプログラム
JP2017111817A (ja) * 2016-12-13 2017-06-22 Line株式会社 表示制御方法、端末、及びプログラム
JP2019197461A (ja) * 2018-05-11 2019-11-14 オムロン株式会社 解析支援装置及び解析支援方法
JP7192243B2 (ja) 2018-05-11 2022-12-20 オムロン株式会社 解析支援装置及び解析支援方法
JP2021033910A (ja) * 2019-08-29 2021-03-01 コニカミノルタ株式会社 表示装置、表示システム及びプログラム
US11599319B2 (en) 2019-08-29 2023-03-07 Konica Minolta, Inc. Display apparatus, display system, and storage medium

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN1955908B (zh) 显示信息的方法以及信息处理装置
JP2610105B2 (ja) パラメータ表示方法及び装置並びにインタフェース
US7334195B2 (en) System and process for presenting search results in a histogram/cluster format
US20050086093A1 (en) Asset management systems
EP2791860A1 (en) Systems and methods for managing product location information
US9535991B2 (en) Video display for displaying a series of representative images for video
JP2525124B2 (ja) トレ―ス・デ―タのグラフィック表示を可視的に生成する装置及び方法
CN101183380B (zh) 内容过滤方法及其装置
KR20060128022A (ko) 사용성 테스트를 실시하기 위한 자동화 시스템 및 방법
KR20070006760A (ko) 한 그룹의 이미지를 나타내는 아이콘을 생성하는 방법,컴퓨터 시스템, 컴퓨터 프로그램 제품 및 이 방법을실행하기 위해 마련된 데이터 운반매체
US5666542A (en) Multimedia information add-on system
US5961592A (en) Screen identification system
JP2001265311A (ja) 時系列データファイル表示システムと方法およびその処理プログラムを記録した記録媒体
US8482566B2 (en) Electronic paper terminal device; computer-readable medium storing image display control program, and image display control method
JP2009237659A (ja) 操作ログ情報表示システム
JP2003337621A (ja) プロセス監視装置、プロセス監視プログラムおよびプロセス監視プログラムを記録した記録媒体
US20050216440A1 (en) Information processing apparatus and information processing method
JP3947924B2 (ja) 映像信号処理装置および方法、記録媒体、並びにプログラム
JPH1139567A (ja) メッセージデータ出力装置およびそのプログラム記録媒体
JP2017162386A (ja) 表示制御プログラム、表示制御方法及び表示制御装置
JP4719819B1 (ja) 帳票自動レイアウトシステム
JP2004333522A (ja) 画像表示装置
US20210141788A1 (en) Retrieval method and non-transistory computer readable storage medium
JPH1040049A (ja) データ表示装置およびデータ表示方法
JPH11161403A (ja) アイコン表示方法