JP6731757B2 - 放射線撮像装置及び放射線撮像システム - Google Patents

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本発明は、放射線撮像装置及び放射線撮像システムに関する。
医療画像診断や非破壊検査に用いる撮像装置として、放射線を電荷に変換する変換素子と薄膜トランジスタ(TFT)などのスイッチ素子とを組み合わせた画素がアレイ状に配された撮像パネルを含む放射線撮像装置が広く利用されている。このような放射線撮像装置を用いて、エネルギ成分が異なる放射線を用いた放射線画像を複数取得し、取得した放射線画像の差分から、特定の被写体部分を分離又は強調したエネルギサブトラクション画像を取得する方法が知られている。特許文献1には、エネルギサブトラクション画像を取得するために、2つの撮像パネルを用いて、被写体に対して1回の放射線照射(ワンショット法)で2つの異なるエネルギ成分の放射線の放射線画像を記録する放射線撮像装置が提案されている。また、特許文献1には、支持基板上に撮像パネルを積層する際に、撮像パネルを矩形平板上に形成された撮像パネルの平面内で180度回転させて積層させることが示されている。撮像パネルを180度回転し積層することによって、支持基板の撮像パネルとは反対の面に配された信号処理部が互いに重ならず、信号処理部を重ねて配した場合と比較して放射線撮像装置を薄型化できる。
特開2010−101805号公報
信号処理部に配される集積回路を有する半導体チップは、撮像パネルから出力される信号を処理する際に発熱しうる。特許文献1に示されるように、撮像パネルと重なる位置に信号処理部が配された場合、信号処理部の集積回路からの熱が撮像パネルに伝わる可能性がある。この熱によって、撮像パネルの面内で非対称な温度分布が発生した場合、撮像パネルに配された画素の特性が面内でばらつき、取得される放射線画像の画質が低下する可能性がある。
本発明は、2つの撮像パネルを用い、1回の放射線の照射でエネルギサブトラクション画像を取得するための放射線撮像装置において、画質の低下を抑制する技術を提供することを目的とする。
上記課題に鑑みて、本発明の実施形態に係る放射線撮像装置は、放射線画像を取得するための画素アレイを備えた第1の撮像パネル及び第2の撮像パネルと、第1の撮像パネルの画素アレイからの信号を処理するための第1の集積回路と、第2の撮像パネルの画素アレイからの信号を処理するための第2の集積回路と、が筐体の中に配された放射線撮像装置であって、第1の撮像パネル及び第2の撮像パネルは、それぞれの画素アレイが互いに重なるように、筐体の放射線を照射するための入射面の側から、第1の撮像パネル、第2の撮像パネルの順に重ねて配され、第1の集積回路及び第2の集積回路は、第2の撮像パネルの第1の撮像パネルと対向しない面の側に配され、画素アレイは、第1の方向及び第1の方向と直交する第2の方向に沿って複数の画素が配され、入射面に対する正射影において、第1の集積回路及び第2の集積回路が、画素アレイの第2の方向における中心を通り第1の方向に平行な第1の仮想線に対して線対称の位置に配され、放射線撮像装置は、第1の撮像パネルの画素アレイと第1の集積回路とを接続するための第1のフレキシブル配線基板と、第2の撮像パネルの画素アレイと第2の集積回路とを接続するための第2のフレキシブル配線基板と、を更に含み、第1のフレキシブル配線基板と、第2のフレキシブル配線基板と、の長さが同じであることを特徴とする。
上記手段によって、2つの撮像パネルを用い、1回の放射線の照射でエネルギサブトラクション画像を取得するための放射線撮像装置において、画質の低下を抑制する技術が提供される。
本発明に係る放射線撮像装置の断面図及び放射線撮像装置に用いる撮像パネルの投影図。 図1の放射線撮像装置の概略配線図。 図1の放射線撮像装置のフレキシブル配線基板とプリント配線板との接続部を示す図。 図1の放射線撮像装置の変形例を示す図。 本発明に係る放射線撮像装置を用いた放射線撮像システムの構成例を説明する図。
以下、本発明に係る放射線撮像装置の具体的な実施形態を、添付図面を参照して説明する。なお、以下の説明及び図面において、複数の図面に渡って共通の構成については共通の符号を付している。そのため、複数の図面を相互に参照して共通する構成を説明し、共通の符号を付した構成については適宜説明を省略する。なお、本発明における放射線には、放射線崩壊によって放出される粒子(光子を含む)の作るビームであるα線、β線、γ線などの他に、同程度以上のエネルギを有するビーム、例えばX線や粒子線、宇宙線なども含みうる。
図1〜4を参照して、本発明の実施形態による放射線撮像装置の構造について説明する。図1(a)は、本発明の実施形態における放射線撮像装置100の断面図を示す。また、図1(b)は、放射線撮像装置100に放射線108を照射するための入射面109に対する正射影における撮像パネル101bの投影図を示す。放射線撮像装置100は、1つの筐体104内に撮像パネル101aと撮像パネル101bとの2つの撮像パネルを備える。2つの撮像パネル101a、101bを備えることによって、放射線撮像装置100は、被写体に対して1回の放射線の照射(ワンショット法)でエネルギサブトラクション画像の取得が可能な構成を有する。このため、筐体104の放射線108を照射するための入射面109に対する正射影において、撮像パネル101a、101bは互いに重なるように配される。また、図1(a)に示す構成において、2つの撮像パネル101a、101bは、入射面109に近い側から撮像パネル101a、撮像パネル101bの順に配される。
本実施形態において、放射線撮像装置100は、撮像パネル101a、101bの上に、入射した放射線108を光に変換するシンチレータ105a、105bをそれぞれ備える。シンチレータ105a、105bは、シンチレータ105a、105bを保護するための保護膜106a、106bによって、それぞれ覆われる。また、撮像パネル101a、101bには、放射線画像を取得するために、シンチレータ105a、105bで変換された光を光電変換する光電変換素子を含む複数の画素が配された画素アレイ112a、112bをそれぞれ備える。画素アレイ112a、112bには、画素が、図1(b)に示す第1の方向113及び第1の方向113と直交する第2の方向114に沿ってアレイ状に配される。画素アレイ112a、112bは、それぞれ撮像パネル101a、101bの入射面109の側の面にそれぞれ配される。また、入射面109に対する正射影において、画素アレイ112a及び画素アレイ112bは、互いに重なるように配される。また、図1(a)に示すように、撮像パネル101a、101bは、それぞれに配された画素アレイ112a、112bが入射面109の側を向くように配される。
シンチレータ105a、105bには、例えば、酸硫化ガドリニウム(GOS)やヨウ化セシウム(CsI)などの材料が用いられる。CsIをシンチレータ105a、105bに用いる場合、タリウム(Tl)やナトリウム(Na)がドープ材として用いられうる。
画素アレイ112a、112bに配された画素は、それぞれシリコンなどの半導体を用いた、pn型、pin型、MIS型などの光電変換素子と薄膜トランジスタ(TFT)などのスイッチ素子とを含む。本実施形態では、シンチレータ105a、105bとシンチレータ105a、105bによって放射線108から変換された光を信号(電気信号)に変換する光電変換素子とを用いた間接型の撮像パネルを用いる。しかし、これに限られることなく、放射線を直接、信号に変換する直接型の変換素子を用いた撮像パネルを用いてもよい。直接型の変換素子には、例えば、アモルファスセレン(a−Se)などの材料が用いられうる。
保護膜106a、106bには、例えば、ポリパラキシリレン(パリレン)、ホットメルト樹脂などの材料が用いられる。また例えば、ホットメルト樹脂とアルミニウムとの積層シートなどを用いてもよい。保護膜106a、106bがシンチレータ105a、105bが覆うことによって、外部の水分などからシンチレータ105a、106bを保護することができる。
放射線撮像装置100は、筐体104内に、画素アレイ112a、112bに配されたそれぞれの画素から出力された信号を処理するための信号処理部102a、102b、画素から信号を出力させるための駆動部103a、103bを備える。撮像パネル101aには信号処理部102a及び駆動部103aが、撮像パネル101bには信号処理部102b及び駆動部103bが、それぞれ接続される。信号処理部102a、102bと駆動部103a、103bとは、撮像パネル101bの撮像パネル101aと対向しない面の側、換言すると画素アレイ112bが配された面とは反対側の面に配される。入射面109に対する正射影において、信号処理部102a、102b及び駆動部103a、103bを撮像パネル101bと重なる位置に配する。これによって、撮像パネル101a、101bの外側に信号処理部102a、102b及び駆動部103a、103bを配する場合と比較して、放射線撮像装置100が小型化されうる。本実施形態では、撮像パネル101bの画素アレイ112bが配された面とは反対側の面に信号処理部102a、102b、駆動部103a、103bが配されるが、これに限られるものではない。例えば、筐体104内に支持基板が配され、支持基板上に撮像パネル101a、101bが積層されてもよい。この場合、支持基板の撮像パネル101a、101bが積層された面と反対側の面に、信号処理部102a、102b、及び、駆動部103a、103bがそれぞれ配されてもよい。
信号処理部102a、102bは、それぞれ画素から出力された信号を処理するための1つ以上の半導体チップからなる集積回路110a、110bを含む。集積回路110a、110bは、それぞれ1つに集積されていてもよいし、図1(b)に示すように複数、信号処理部102a、102bにそれぞれ実装されていてもよい。また、集積回路110a、110bは、図1(a)に示すように信号処理部102a、102bの撮像パネル101bと対向する面とは反対側の面に配されてもよいし、撮像パネル101bと対向する面に配されてもよい。また、集積回路110a、110bは、信号処理部102a、102bの撮像パネル101bと対向する面と対向する面とは反対側の面との両面に配されてもよい。信号処理部102a、102bに配された集積回路110a、110bのそれぞれは、画素アレイ112bの第2の方向114における中心を通り第1の方向113に平行な仮想線115に対して線対称の位置に配される。ここで線対称とは、互いに対向する集積回路110a、110bにおいて、集積回路110aから仮想線115までの第2の方向114の距離と集積回路110bから仮想線115までの第2の方向114の距離との差が5%以内である場合を含みうる。集積回路110a、110bから仮想線115までの距離は、例えば、集積回路110a、110bの入射面109に対する正射影における幾何学的重心から仮想線115までの距離であってもよい。また例えば、集積回路110a、110bの最も仮想線115に近い部分までの長さであってもよい。また、線対称とは、互いに対向する集積回路110a、110bの入射面109に対する正射影における幾何学的重心位置の第1の方向113のずれが、画素アレイ112bの第1の方向113の長さの5%以内である場合を含みうる。この信号処理部102a、102bを配する位置については後述する。
駆動部103a、103bは、それぞれ画素アレイ112a、112bに配された画素を駆動するための1つ以上の半導体チップからなる駆動用の集積回路111a、111bを含む。集積回路111a、111bは、それぞれ1つに集積されていてもよいし、図1(b)に示すように複数、駆動部103a、103bにそれぞれ実装されていてもよい。また、集積回路111a、111bは、駆動部103a、103bの撮像パネル101bと対向する面とは反対側の面に配されてもよいし、撮像パネル101bと対向する面に配されてもよい。また、集積回路111a、111bは、駆動部103a、103bの撮像パネル101bと対向する面と対向する面とは反対側の面との両面に配されてもよい。駆動部103a、103bに配された集積回路111a、111bのそれぞれは、画素アレイ112bの第1の方向113における中心を通り第2の方向114に平行な仮想線116に対して線対称の位置に配される。ここで線対称とは、互いに対向する集積回路111a、111bにおいて、集積回路111aから仮想線116までの第1の方向113の距離と集積回路111bから仮想線116までの第1の方向113の距離との差が5%以内である場合を含みうる。集積回路111a、111bから仮想線116までの距離は、例えば、集積回路111a、111bの入射面109に対する正射影における幾何学的重心から仮想線116までの距離であってもよい。また例えば、集積回路111a、111bの最も仮想線116に近い部分までの長さであってもよい。また、線対称とは、互いに対向する集積回路111a、111bの入射面109に対する正射影における幾何学的重心位置の第2の方向114のずれが、画素アレイ112bの第2の方向114の長さの5%以内である場合を含みうる。
図1(a)に示すように、撮像パネル101a、101bと信号処理部102a、102bとの間は、異方性導電膜(不図示)などを介して、フレキシブル配線基板107a、107bによって接続される。このフレキシブル配線基板107a、107bによって、画素アレイ112、112bに配された各画素と集積回路110a、110bとが電気的に接続される。図1(b)では、フレキシブル配線基板107a、107bは、図の簡単化のために省略されている。フレキシブル配線基板107a、107bには、例えば、TAB(Tape Automated Bonding)やCOF(Chip On Film)などが用いられてもよい。フレキシブル配線基板107a、107bは、撮像パネル101a、101bのコネクタ117a、117bにそれぞれ接続される。コネクタ117aとコネクタ117bとは、図1(a)に示されるように、入射面109に対する正射影において、仮想線115に対して互いに線対称の位置に配されてもよい。撮像パネル101aと撮像パネル101bとは、重なっているため、コネクタ117aと信号処理部102aとの間の距離と、コネクタ117bと信号処理部102bとの間の距離とは異なる。このため、フレキシブル配線基板107aとフレキシブル配線基板107bとの長さは異なっていてもよい。また、図1(a)に示すように、フレキシブル配線基板107aとフレキシブル配線基板107bとは、互いに同じ長さを有していてもよい。フレキシブル配線基板107aとフレキシブル配線基板107bとが同じ長さを有することによって、同じフレキシブル配線基板を用いることが可能となり、放射線撮像装置100に用いる部品の種類を抑制できる。結果として、放射線撮像装置100の製造コストが低減されうる。撮像パネル101a、101bの画素アレイ112a、112bと駆動部103a、103bの集積回路111a、111bとの間も、撮像パネル101a、101bと信号処理部102a、102bとの間と同様に、フレキシブル配線基板によって電気的に接続される。
ここで、本実施形態の信号処理部102a、102bを配する位置の効果について説明する。信号処理部102a、102bに配された集積回路110a、110bは、画素アレイ112a、112bのそれぞれの画素から出力される信号を処理する際に発熱する。放射線撮像装置100を小型化するために、撮像パネル101a、101bと重なる位置に信号処理部102a、102bを配した場合、集積回路110a、110bで発生した熱が、撮像パネル101a、101bに伝わる可能性がある。信号処理部102a、102bが、撮像パネル101bの何れかの場所に偏って配された場合、発熱する場所が集中し、画素アレイ112a、112bにおいて非対称で大きな温度分布を生じる可能性がある。画素アレイ112a、112bに配された画素にそれぞれ配置される光電変換素子やTFTは、温度が変化すると光電変換素子のダーク電流やTFTのオフセットレベルなどの特性が変化してしまう場合がある。このため、画素アレイ112a、112bに配された画素の特性が面内でばらつき、得られる放射線画像の画質が低下してしまう可能性がある。一方、本実施形態において、信号処理部102a、102bに配される集積回路110a、110bを仮想線115に対して線対称の位置に配する。これによって、画素アレイ112a、112bの面内での温度分布が小さくなり、画素アレイ112a、112bの面内での画素の特性ばらつきが抑制される。結果として、放射線画像の画質の低下が抑制される。また、熱源を分散させることによって、放射線撮像装置100内で高温になる部分が少なくなり、放射線撮像装置100を構成する各部品の温度耐性を下げることによるコストの削減や、各部品の寿命の向上が実現しうる。
また、信号処理部102a、102bの集積回路110a、110bは、それぞれの画素から出力される信号を増幅するためのアンプなどを含み、信号を読み出す際にノイズ源となりうる。信号処理部102a、102bが近接して配された場合、信号処理部102a、102bの両方からのノイズが、画素から出力される信号に重畳され、得られる放射線画像の画質が低下する可能性がある。ノイズ源となる集積回路110a、110bを互いに離れた場所に配することによって、ノイズの影響が小さくなり、画質の低下が抑制されうる。
駆動部103a、103bの配置に関しても、上述の信号処理部102a、102bの配置と同様の効果を得ることができる。また、本実施形態では、駆動部103a、103bを、信号処理部102a、102bと同様に仮想線116に対して対称な位置に配されるようにしたが、これに限られるものではない。駆動部103a、103bは、信号処理部102a、102bよりも発熱量が少ない場合が多い。このため、駆動部103a、103bを仮想線116に対して第1の方向113の同じ側に配してもよい。例えば、図1(b)において、駆動部103aが配されている場所に重なるように駆動部103bが配されてもよい。この場合、駆動部103a、103bが、一体化されていてもよい。
図2(a)に、撮像パネル101a(画素アレイ112a)、信号処理部102a、駆動部103aの、図2(b)に撮像パネル101b(画素アレイ112b)、信号処理部102b、駆動部103bの、それぞれ概略配線図を示す。撮像パネル101a、101bの画素アレイ112a、112bには、画素201がそれぞれ配される。図2(a)、(b)では説明の簡便化のために、それぞれ4行×4列の画素201を有する画素アレイ112a、112bを示すが、実際の放射線撮像装置はより多画素でありうる。例えば17インチの放射線撮像装置では、約2800行×約2800列の画素を有しうる。
駆動部103a、103bは、信号線204を介して画素201を駆動する。駆動部103a、103bは、それぞれの信号線204に接続された第1の方向113に並ぶ画素201ごとに信号を出力させる。画素201から出力された信号は、信号線205を介して信号処理部102a、102bに転送される。また、放射線撮像装置100は、それぞれの画素201にバイアス電圧を供給するバイアス源202a、202bを有し、バイアス線203を介して供給する。
本実施形態において、図2(a)、(b)に示すように、撮像パネル101a(画素アレイ112a)、信号処理部102a、駆動部103aと撮像パネル101b(画素アレイ112b)、信号処理部102b、駆動部103bとは、互いに同一の構造を有する。撮像パネル、信号処理部、駆動部をそれぞれ同一の構造とすることで、2種類の撮像パネル、信号処理部、駆動部を用いる場合と比較して、放射線撮像装置100の製造コストを削減することが可能となる。また、撮像パネル101aと撮像パネル101bとが、画素アレイ112a、112bの中心に対して2回回転対称の関係になることによって、信号処理部102a、102b、及び、駆動部103a、103bがそれぞれ重ならずに配される。このため、上述のような効果が得られる。また、信号処理部102a、102b、及び、駆動部103a、103bがそれぞれ重ならずに配することによって、フレキシブル配線基板などの実装がしやすくなり、また、放射線撮像装置100の小型化、薄型化が可能となる。
また、駆動部103a、103bが、画素アレイ112a、112bに配された複数の画素201から信号を出力させる際、画素201のうち第1の方向113に並んだ画素ごとに、第2の方向114に順次、画素201から信号を出力させてもよい。この際、駆動部103aが画素アレイ112aに配された画素201から信号を出力させる間に、駆動部103bが画素アレイ112bに配された画素201から信号を出力させてもよい。撮像パネル101a及び101bは2回回転対称に配されるが、駆動部103a、103bは、第2の方向114と第2の方向114とは反対の方向に信号を順次、読み出すのではなく、信号の読み出す方向を矢印210に示すように揃えて読み出す。また、駆動部103a、103bが並行して信号を出力させることによって、画素から読み出され、信号処理部102a、102bによって処理を終えた信号から順に、サブトラクション画像を得るための処理を開始することができる。信号の読み出しとサブトラクション画像取得のための処理とを並行して行うことによって、撮像からサブトラクション画像生成までの処理時間を短縮することが可能となる。信号処理部102a、102b及び駆動部103a、103bは、不図示の制御部によってそれぞれ動作を制御されうる。
図3(a)、(b)に、信号処理部102a、102bとフレキシブル配線基板107a、107bとの接続の詳細を示す。上述のように、コネクタ117aから信号処理部102aまでの距離と、コネクタ117bから信号処理部102bまでの距離とは互いに異なる。フレキシブル配線基板107a、107bを互いに同じ長さ302とした場合、集積回路110a、110bを仮想線115に対して線対称の位置に配するために、フレキシブル配線基板107aの長さが不足する可能性がある。そこで、図3(a)に示すように、集積回路110aが配された信号処理部102aの配線板に対して、プリント配線板301を追加してもよい。フレキシブル配線基板107aは、プリント配線板301を介して信号処理部102aと接続される。一方、フレキシブル配線基板107bは、プリント配線板301を介さずに信号処理部102bと接続される。プリント配線板301の長さ303は、撮像パネル101aと撮像パネル101bとの間隔などに応じて適宜、決定すればよい。フレキシブル配線基板107a、107bの長さを同じにすることによって、放射線撮像装置100を製造するコストが低減されうる。同様に、撮像パネル101a、101bと駆動部103a、103bとの接続に関しても追加のプリント配線板を用いることができる。より具体的には、撮像パネル101aのコネクタと接続されたフレキシブル配線基板は、プリント配線板を介して駆動部103aと接続される。一方、撮像パネル101bのコネクタに接続されたフレキシブル配線基板は、プリント配線板を介さずに駆動部103bと接続される。
また、図4に示すように、放射線撮像装置100が、信号処理部102a、102bの集積回路110a、110bで発生する熱を効率的に外部に放出する、または温度分布が小さくなるようにする構成を更に有していてもよい。例えば、信号処理部102a、102bが、集積回路110a、110bから撮像パネル101bへの熱の伝達を低減するための断熱部401を介して撮像パネル101bと接続されていてもよい。熱を伝達し難くすることによって、画素アレイ112a、112bでの温度分布を小さくすることが可能となる。また例えば、撮像パネル101bのうち画素アレイ112bよりも外側に熱を伝達しやすくするために、撮像パネル101bの少なくとも第2の方向114の両端部に、ヒートシンクなどの放熱部402aが配されてもよい。集積回路110a、110bから撮像パネル101bに熱が伝わった場合であっても、熱が撮像パネル101bの画素アレイ112bよりも外側に向かって伝達しやすくなりうる。また例えば、信号処理部102a、102bのうち集積回路110a、110bよりも撮像パネルの第2の方向114の両端の側に、ヒートシンクなどの放熱部402bが配されてもよい。放熱部402bによって、集積回路110a、110bからの熱が、撮像パネル101bに伝達しにくくなる。放熱部402bは、集積回路110a、110bを覆う部分に設けられてもよいし、また、信号処理部102a、102bの全体を覆うように設けられてもよい。また例えば、撮像パネル101bのうち撮像パネル101aと対向しない画素アレイ112bが配された面とは反対側の面に、撮像パネル101bよりも熱伝導率の高い熱伝導部403が配されてもよい。入射面109に対する正射影において、熱伝導部403は、少なくとも画素アレイ112a、112bと重なる位置に配されてもよい。熱伝導部403が、撮像パネル101bの画素アレイ112bが配された面とは反対側の面全体を覆っていてもよい。熱伝導部403を配することによって、熱が拡散しやすくなり、画素アレイ112a、112bでの温度分布が抑制されうる。また例えば、入射面109に対する正射影において、集積回路110a、110bが、画素アレイ112a、112bよりも外側に配されてもよい。集積回路110a、110bが、画素アレイ112a、112bと重なる位置に配された場合と比較して、集積回路110a、110bからの発熱の影響を受け難くなる。上述の熱を効率的に外部に放出する、または温度分布が小さくなるようにする構成は、駆動部103a、103bの集積回路111a、111bに対しても、集積回路110a、110bに対する対策と同様に用いられてもよい。
以上、本発明に係る実施形態を示したが、本発明はこれらの実施形態に限定されないことはいうまでもなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、上述した実施形態は適宜変更、組み合わせが可能である。
以下、図5を参照しながら本発明の放射線撮像装置が組み込まれた放射線撮像システムを例示的に説明する。放射線源であるX線チューブ6050で発生したX線6060は、患者又は被験者6061の胸部6062を透過し、本発明の放射線撮像装置100に入射する。この入射したX線に患者又は被験者6061の体内部の情報が含まれる。放射線撮像装置100において、X線6060の入射に対応してシンチレータが発光し、これが光電変換素子で光電変換され、電気的情報を得る。この情報は、デジタルに変換され信号処理部としてのイメージプロセッサ6070によって画像処理され、制御室の表示部としてのディスプレイ6080で観察できる。また、この情報は、電話、LAN、インターネットなどのネットワーク6090などの伝送処理部によって遠隔地へ転送できる。これによって別の場所のドクタールームなどの表示部であるディスプレイ6081に表示し、遠隔地の医師が診断することも可能である。また、この情報は、光ディスクなどの記録媒体に記録することができ、またフィルムプロセッサ6100によって記録媒体となるフィルム6110に記録することもできる。
100:放射線撮像装置、101a、101b:撮像パネル、102a、102b:信号処理部、104:筐体、109:入射面、110a、110b、111a、111b:集積回路、112a、112b:画素アレイ、113:第1の方向、114:第2の方向、115、116:仮想線

Claims (16)

  1. 放射線画像を取得するための画素アレイを備えた第1の撮像パネル及び第2の撮像パネルと、前記第1の撮像パネルの前記画素アレイからの信号を処理するための第1の集積回路と、前記第2の撮像パネルの前記画素アレイからの信号を処理するための第2の集積回路と、が筐体の中に配された放射線撮像装置であって、
    前記第1の撮像パネル及び前記第2の撮像パネルは、それぞれの前記画素アレイが互いに重なるように、前記筐体の放射線を照射するための入射面の側から、前記第1の撮像パネル、前記第2の撮像パネルの順に重ねて配され、
    前記第1の集積回路及び前記第2の集積回路は、前記第2の撮像パネルの前記第1の撮像パネルと対向しない面の側に配され、
    前記画素アレイは、第1の方向及び前記第1の方向と直交する第2の方向に沿って複数の画素が配され、
    前記入射面に対する正射影において、前記第1の集積回路及び前記第2の集積回路が、前記画素アレイの前記第2の方向における中心を通り前記第1の方向に平行な第1の仮想線に対して線対称の位置に配され
    前記放射線撮像装置は、前記第1の撮像パネルの画素アレイと前記第1の集積回路とを接続するための第1のフレキシブル配線基板と、前記第2の撮像パネルの前記画素アレイと前記第2の集積回路とを接続するための第2のフレキシブル配線基板と、を更に含み、
    前記第1のフレキシブル配線基板と、前記第2のフレキシブル配線基板と、の長さが同じであることを特徴とする放射線撮像装置。
  2. 前記第1の撮像パネルと前記第2の撮像パネルとが、互いに同一の構造を有し、前記入射面に対する正射影において、前記画素アレイの中心に対して2回回転対称であることを特徴とする請求項1に記載の放射線撮像装置。
  3. 前記第1の集積回路を含む第1の信号処理部と、前記第2の集積回路を含む第2の信号処理部と、が互いに同一の構造を有することを特徴とする請求項1又は2に記載の放射線撮像装置。
  4. 前記第1の撮像パネルは、前記第1のフレキシブル配線基板と接続するための第1のコネクタを含み、
    前記第2の撮像パネルは、前記第2のフレキシブル配線基板と接続するための第2のコネクタを含み、
    前記入射面に対する正射影において、前記第1のフレキシブル配線基板及び前記第2のフレキシブル配線基板が、前記第1の仮想線に対して線対称の位置に配されることを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の放射線撮像装置。
  5. 前記放射線撮像装置は、第1のプリント配線板を更に有し、
    前記第1のフレキシブル配線基板は、前記第1のプリント配線板を介して前記第1の集積回路と接続し、前記第2のフレキシブル配線基板は、前記第1のプリント配線板を介さずに前記第2の集積回路と接続することによって、前記第1の集積回路及び前記第2の集積回路が、前記第1の仮想線に対して線対称の位置に配されることを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項に記載の放射線撮像装置。
  6. 前記入射面に対する正射影において、前記第1の集積回路が、前記画素アレイよりも外側に配されていることを特徴とする請求項1乃至の何れか1項に記載の放射線撮像装置。
  7. 前記第1の集積回路及び前記第2の集積回路が、前記第1の集積回路から前記第2の撮像パネルへの熱の伝達を低減するための断熱部を介して前記第2の撮像パネルのうち前記対向しない面と接することを特徴とする請求項1乃至の何れか1項に記載の放射線撮像装置。
  8. 前記放射線撮像装置が、前記第2の撮像パネルのうち前記画素アレイよりも外側に熱が伝達しやすくするために、前記第2の撮像パネルの少なくとも前記第2の方向の両端部に第1の放熱部を更に含むことを特徴とする請求項1乃至の何れか1項に記載の放射線撮像装置。
  9. 前記入射面に対する正射影において、前記放射線撮像装置が、前記第1の集積回路及び前記第2の集積回路のうち前記第1の集積回路よりも前記第2の撮像パネルの前記第2の方向の両端の側に、前記第1の集積回路から前記第2の撮像パネルへの熱の伝達を低減するための第2の放熱部を更に含むことを特徴とする請求項1乃至の何れか1項に記載の放射線撮像装置。
  10. 前記放射線撮像装置は、前記第2の撮像パネルのうち前記対向しない面に前記第2の撮像パネルよりも熱伝導率の高い熱伝導部を更に備え、
    前記入射面に対する正射影において、前記熱伝導部は、少なくとも前記画素アレイと重なる位置に配されることを特徴とする請求項1乃至の何れか1項に記載の放射線撮像装置。
  11. 前記放射線撮像装置は、前記第1の撮像パネルの画素アレイの画素を駆動するための第1の駆動用の集積回路及び前記第2の撮像パネルの画素アレイの画素を駆動するための第2の駆動用の集積回路を、更に含み、
    前記第1の駆動用の集積回路を含む第1の駆動部及び前記第2の駆動用の集積回路を含む第2の駆動部は、前記第2の撮像パネルのうち前記対向しない面の側に配され、
    前記入射面に対する正射影において、前記第1の駆動用の集積回路及び前記第2の駆動用の集積回路が、前記画素アレイの前記第1の方向における中心を通り前記第2の方向に平行な第2の仮想線に対して線対称の位置に配されることを特徴とする請求項1乃至10の何れか1項に記載の放射線撮像装置。
  12. 前記放射線撮像装置は、前記第1の撮像パネルと前記第1の駆動部とを接続するための第3のフレキシブル配線基板と、前記第2の撮像パネルと前記第2の駆動部とを接続するための第4のフレキシブル配線基板と、を更に含み、
    前記第3のフレキシブル配線基板と、前記第4のフレキシブル配線基板と、の長さが同じであることを特徴とする請求項11に記載の放射線撮像装置。
  13. 前記放射線撮像装置は、第2のプリント配線板を更に有し、
    前記第3のフレキシブル配線基板は、前記第2のプリント配線板を介して前記第1の駆動部と接続し、前記第4のフレキシブル配線基板は、前記第2のプリント配線板を介さずに前記第2の駆動部と接続することによって、前記第1の駆動用の集積回路及び前記第2の駆動用の集積回路が、前記第2の仮想線に対して線対称の位置に配されることを特徴とする請求項12に記載の放射線撮像装置。
  14. 前記第1の駆動部と前記第2の駆動部とが、互いに同一の構造を有していることを特徴とする請求項11乃至13の何れか1項に記載の放射線撮像装置。
  15. 前記第1の駆動部及び前記第2の駆動部が、前記複数の画素のうち前記第1の方向に並んだ画素ごとに、前記第2の方向に向かって順次、信号を出力させることを特徴とする請求項11乃至14の何れか1項に記載の放射線撮像装置。
  16. 請求項1乃至15の何れか1項に記載の放射線撮像装置と、
    前記放射線撮像装置からの信号を処理する信号処理部と、を備えることを特徴とする放射線撮像システム。
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