JP6731640B2 - 点灯装置及び照明装置 - Google Patents

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Description

本発明は、点灯装置及び照明装置に関し、より詳細には、外部との電気的な接続にコネクタを使用する点灯装置、及び当該点灯装置を備えた照明装置に関する。
従来の点灯装置として、特許文献1に記載されている電源ユニットを例示する。特許文献1記載の電源ユニットは、第1プリント配線板に電子部品が実装されて構成される電源回路と、電源回路を収納する第1ケースとを有する。第1プリント配線板の長手方向の一端側に電源入力部のコネクタが実装され、第1プリント配線板の長手方向の他端側に電源出力部のコネクタ及び信号入力部のコネクタがそれぞれ実装されている。第1ケースは、第1プリント配線板の部品面(電源入力部、電源出力部、信号入力部の各コネクタが実装された面)を覆うように構成された金属製の箱体からなる。
特開2016−051651号公報
ところで、電源入力部、電源出力部及び信号入力部を構成するコネクタは、充電部(入力電源電圧、出力電圧、信号電圧が印加されるコンタクトなど)に人の指が容易に触れない絶縁構造を有していなければならない。しかしながら、汎用品として製造・販売されているコネクタが点灯装置の電源入力部、電源出力部及び信号入力部に用いられた場合、点灯装置に必要とされる電気的な絶縁性能を確保することが困難になる可能性があった。
本発明の目的は、電気的な絶縁性能を容易に確保することができる点灯装置及び照明装置を提供することである。
本発明の一態様に係る点灯装置は、外部電源に電気的に接続される入力端子部と、光源に電気的に接続される出力端子部と、信号源に電気的に接続される信号端子部とを備えている。前記点灯装置は、前記外部電源から前記入力端子部に入力される入力電力を電力変換して前記出力端子部から前記光源に出力する電力変換部と、前記信号源から前記信号端子部に入力される信号を受け取って前記電力変換部を制御する制御部とを備えている。前記点灯装置は、前記入力端子部、前記出力端子部、前記信号端子部、前記電力変換部並びに前記制御部を収容するケースを備えている。前記入力端子部、前記出力端子部及び前記信号端子部のうちの少なくともいずれか1つは、電気絶縁性を有したコネクタハウジングを備えるコネクタで構成されている。前記ケースは、箱形に形成されて前記コネクタハウジングの一部を露出させている。前記点灯装置は、1つ又は複数の前記コネクタハウジングのうちの少なくとも1つのコネクタハウジングに被さるカバーを備えている。前記カバーは、前記ケースに固定される。
本発明の一態様に係る照明装置は、前記点灯装置と、前記点灯装置から供給される電力で点灯する光源と、少なくとも前記光源を支持する本体とを備えている。
本発明の点灯装置及び照明装置は、電気的な絶縁性能を容易に確保することができるという効果がある。
図1は、本発明の一実施形態に係る点灯装置及び照明装置の概略構成図である。 図2は、同上の点灯装置及び照明装置の回路ブロック図である。 図3は、同上の点灯装置の分解斜視図である。 図4Aは、同上の点灯装置の正面図である。図4Bは、同上の点灯装置の左側面図である。図4Cは、同上の点灯装置の背面図である。 図5は、同上の点灯装置のカバーを省略した斜視図である。 図6は、同上の点灯装置の斜視図である。 図7Aは、同上の点灯装置におけるカバーの正面図である。図7Bは、同上のカバーの平面図である。図7Cは、同上のカバーの左側面図である。図7Dは、同上のカバーの右側面図である。図7Eは、同上のカバーの下面図である。図7Fは、同上のカバーの背面図である。 図8は、同上の点灯装置のカバーにテストフィンガーを差し込んだ状態を示す一部省略した断面図である。 図9Aは、同上の点灯装置の信号端子部に第1プラグコネクタを差込接続した状態の一部省略した斜視図である。図9Bは、同上の点灯装置の信号端子部に第1プラグコネクタを差込接続した状態のカバーを含む一部を省略した斜視図である。
以下、本発明の一実施形態に係る点灯装置1及び照明装置3について、図面を参照して詳細に説明する。なお、以下の実施形態で説明する構成は本発明の一例にすぎない。本発明は、以下の実施形態に限定されず、本発明の効果を奏することができれば、設計等に応じて種々の変更が可能である。
本実施形態の照明装置3は、図1に示すように点灯装置1と、光源20と、光源20を支持する本体23とを備えている。光源20と本体23は、反射板24とともに照明器具(ダウンライト)2を構成している。光源20は、チップ・オン・ボード(COB)型の発光ダイオード(LED)モジュールである。ただし、光源20は、パッケージ型のLEDモジュールや、有機エレクトロルミネセンス素子などであっても構わない。本体23は、アルミダイカストなどの熱の良導体によって筒状に形成されている。光源20は、本体23の下面に取り付けられている。反射板24は、上面及び下面が開放された円錐台形状に形成されている。反射板24は、上面の開口内に光源20を配置するようにして本体23の下面に取り付けられている。つまり、反射板24は、光源20から放射される光を下方に反射するように構成されている。
反射板24には、センサ部21と設定部22が取り付けられている。センサ部21は、人体から放射される熱線を焦電素子で検知することにより、検知領域内の人の存在を検知するパッシブ型の人感センサを有している。センサ部21は、後述するように点灯装置1から供給される電源で動作し、検知領域内に人の存在を検知したときに検知信号S1を点灯装置1へ出力する。設定部22は、例えば、可変抵抗器を有し、点灯装置1から供給される直流電圧を可変抵抗器で分圧した電圧を設定信号として点灯装置1へ出力するように構成されればよい。つまり、本実施形態の点灯装置1及び照明装置3においては、センサ部21及び設定部22が信号源に相当している。ただし、信号源はセンサ部21と設定部22に限定されない。なお、センサ部21及び設定部22は、反射板24に取り付けられてもよいし、本体23に取り付けられてもよい。
点灯装置1は、プリント回路からなる点灯回路を金属製のケース5に収容して構成されている。点灯回路は、図2に示すように、入力端子部6、出力端子部7、信号端子部8、電力変換部11、制御部12を備えている。点灯回路はさらに、電源部13を備えることが好ましい。
入力端子部6は、外部電源である交流電源4に電気的に接続される。出力端子部7は、光源20に電気的に接続される。信号端子部8は、信号源であるセンサ部21及び設定部22に電気的に接続される。電力変換部11は、交流電源4から入力端子部6に入力される入力電力(交流電力)を直流電力に電力変換して出力端子部7から光源20に出力する。電力変換部11は、昇圧及び降圧が可能な非絶縁型のDC/DCコンバータ回路、例えば、力率改善回路の機能と電力変換の機能とを備えたSEPIC(Single Ended Primary Inductor Converter)回路で構成されることが好ましい。ただし、電力変換部11は、昇圧チョッパ回路からなる力率改善回路と、力率改善回路の出力電圧を降圧する非絶縁型の降圧チョッパ回路とで構成されてもよい。制御部12は、センサ部21から受け取る検知信号S1並びに設定部22から受け取る設定信号S2に応じて電力変換部11を制御する。制御部12は、検知信号S1を受け取っていないとき、及び検知信号S1を受け取らなくなってから所定の待機時間が経過したときに電力変換部11を制御して光源20を消灯させるか、あるいは低い調光レベル(例えば、定格点灯時の20%の調光レベル)で点灯させる。また、制御部12は、検知信号S1を受け取ったとき、及び待機時間中は電力変換部11を制御して光源20を定格点灯させる。さらに、制御部12は、設定部22から受け取る設定信号S2に応じて待機時間を調整する。またさらに、制御部12は、設定信号S2に応じて、検知信号S1を受け取っていないとき、及び待機時間が経過したときに光源20を消灯するか、低い調光レベルで点灯させるかを切り替える。電源部13は、交流電源4から供給される交流電圧から制御電源電圧Vcc(例えば、12[V]〜3.3[V]の直流電圧)を生成し、電力変換部11や制御部12に供給する。また、電源部13が生成する制御電源電圧Vccは、信号端子部8を通してセンサ部21及び設定部22にも供給される。
次に、点灯装置1の構造を説明する。ただし、特に断りのない限り、以下の説明では図3において、点灯装置1の上下、左右、前後の各方向を規定する。
上述した点灯回路は、矩形板状の回路基板14に種々の回路部品が実装されることで実現されている。図3に示すように、入力端子部6は、速結式(ねじなし端子式)の端子台で構成されている。ただし、入力端子部6は、コネクタ(レセプタクルコネクタ)で構成されてもよい。また、図3に示すように、回路基板14の前端に出力端子部7が実装されている。出力端子部7は、レセプタクルコネクタであり、3つの第2コンタクト70と、これら3つの第2コンタクト70を支持する第2コネクタハウジング71とを有している(図3及び図4A参照)。出力端子部7は、第2コネクタハウジング71の前面に、相手側コネクタ(第2プラグコネクタ10B)が挿抜可能に差し込み接続される(図1参照)。第2プラグコネクタ10Bは、電源線100を介して照明器具2の光源20と電気的に接続されている。
信号端子部8は、図3に示すように、汎用のレセプタクルコネクタ(例えば、日本圧着端子製造株式会社製の型番ELR−04Vなど)で構成されている。信号端子部8は、第1コネクタハウジング80を有している。第1コネクタハウジング80は、グランド用のピンコンタクト、制御電源用のピンコンタクト、検知信号S1用のピンコンタクト、設定信号S2用のピンコンタクトの4つのピンコンタクトを左右方向に一列に並べた状態で保持している。電源部13は、制御電源用のピンコンタクトとグランド用のピンコンタクトを介してセンサ部21及び設定部22に制御電源電圧Vccを供給する。また、センサ部21は、検知信号S1用のピンコンタクトとグランド用のピンコンタクトを介して制御部12に検知信号S1を出力する。さらに、設定部22は、設定信号S2用のピンコンタクトとグランド用のピンコンタクトを介して制御部12に設定信号S2を出力する。
第1コネクタハウジング80は、電気絶縁性を有する合成樹脂(例えば、ナイロン6)により、上下方向の厚みを前後方向及び左右方向の幅よりも十分に小さくした直方体形状に形成されている。第1コネクタハウジング80の前面に、4つの差込孔81が左右方向に並んで配置されている。これら4つの差込孔81は、第1コネクタハウジング80を前後方向に貫通するように形成されている。そして、これら4つの差込孔81のそれぞれの後端部分に、各差込孔81に対応するピンコンタクトが収められている。
第1コネクタハウジング80の左右両側面のそれぞれに腕部82が設けられている(図3参照)。これら一対の腕部82は、第1コネクタハウジング80の左右両側面における前端から後方に向かって突出し、かつ、後方に向かうに連れて第1コネクタハウジング80から離れるように、第1コネクタハウジング80と一体に形成されている。これら一対の腕部82はそれぞれ、後端部分を第1コネクタハウジング80の左右両側面に近付ける向きに撓むように構成されている。また、第1コネクタハウジング80の上面における前端かつ左右方向の中央の位置に突部83が設けられている。さらに、第1コネクタハウジング80の上面及び下面の左右両端において、第1コネクタハウジング80の前後方向のほぼ中央よりも後方の部分に、上下方向に突出する一対の突条部84がそれぞれ第1コネクタハウジング80と一体に形成されている。
ケース5は、下ケース5Aと上ケース5Bとで構成されている(図3参照)。下ケース5Aは、矩形板状の底板50と、底板50の短手方向(左右方向)の両端からそれぞれ上向きに立ち上がる一対の側板51とを有している。下ケース5Aはさらに、底板50の前端から下向きに突出する第1脚片52と、底板50の後端から下向きに突出する第2脚片53とを有している。第1脚片52及び第2脚片53はそれぞれ、左右方向から見てL字形状に曲げられている。なお、底板50、一対の側板51、第1脚片52及び第2脚片53は、亜鉛鋼板などの金属板によって一体に形成されることが好ましい。
底板50の上面の後端部分に入力端子部6が取り付けられている。底板50と一対の側板51に囲まれた空間において、入力端子部6の前方に下絶縁シート15と回路基板14が収容される。下絶縁シート15は、合成樹脂製のシート材によって角樋状に形成されている。下絶縁シート15は、底板50及び一対の側板51と回路基板14の間に配置され、回路基板14と、底板50及び一対の側板51とを電気的に絶縁している。
上ケース5Bは、図3に示すように、天板54と、左側板55と、右側板56と、前板57とを有している。天板54は、前後方向を長手方向とする矩形板状に形成されている。天板54の前端には、一対のかん合孔540が設けられている。これら一対のかん合孔540は、矩形形状に形成されて天板54の左右両端に配置されている。左側板55は、矩形板状に形成され、天板54の左端から下向きに突出している。左側板55の後方の下部には、内向きに突出する突起550が設けられている。右側板56は、矩形板状に形成され、天板54の右端から下向きに突出している。右側板56の前端からは、矩形の突片560が前方へ突出している。この突片560には、ねじ挿通孔561が貫通している。また、右側板56の後方の下部にも、内向きに突出する突起が設けられている。前板57は、前方から見てΠ(パイ)字形状に形成されている。前板57の上部には、矩形の取付孔570が貫通している。前板57における取付孔570の左右両側のそれぞれの縁には、前方へ突出する、矩形板状の突片573が突出している。また、前板57の左側の下端には、矩形板状の固定片571が前方へ突出するように設けられている。この固定片571には、厚み方向(上下方向)に貫通するねじ挿通孔572が設けられている。
上ケース5Bの内部に上絶縁シート16が収容される。上絶縁シート16は、合成樹脂製のシート材により、矩形板状の底部160と、底部160の左右両端から下向きに突出する一対の側部161とを有する角樋状に形成されている。上絶縁シート16は、左側板55に設けられている一対の突部551と、右側板56に設けられている一対の突部とに一対の側部161のそれぞれの先端を引っ掛けるようにして上ケース5Bに固定される。
信号端子部8は、図5に示すように、上ケース5Bの前板57に取り付けられる。信号端子部8は、後方から前板57の取付孔570に挿入されると、取付孔570の左右両側の縁に押されて一対の腕部82が撓み、突条部84の前端が前板57の後面に当たる位置で止まる。このとき、一対の腕部82のそれぞれの先端(後端)が、前板57の一対の突片573の前端に引っ掛かる(図5参照)。その結果、第1コネクタハウジング80は、一対の腕部82と突条部84との間に前板57を挟むようにして上ケース5B(の前板57)に取り付けられる。なお、信号端子部8の4つのピンコンタクトはそれぞれ、リード線などにより、回路基板14に形成されている導体にはんだ付けされて制御部12及び電源部13と電気的に接続される。
上ケース5Bは、下ケース5Aの上に被せられる。上ケース5Bの左側板55の突起550が下ケース5Aの左側の側板51の後端に設けられている孔510にかん合し、上ケース5Bの右側板56の突起が下ケース5Aの右側の側板51の後端に設けられている孔にかん合して下ケース5Aと上ケース5Bが結合される。さらに、上ケース5Bの固定片571のねじ挿通孔572に挿通される固定ねじ58が下ケース5Aの底板50の前端左端に設けられているねじ孔500にねじ込まれることで下ケース5Aと上ケース5Bが固定される(図3及び図5参照)。
ここで、入力端子部6、出力端子部7及び信号端子部8はそれぞれ、電気用品安全法の規定により、二重絶縁又は強化絶縁によって充電部(コンタクト)から電気的に絶縁されていなければならない。入力端子部6を構成する端子台と出力端子部7を構成するレセプタクルコネクタについては、二重絶縁又は強化絶縁によって充電部から電気的に絶縁されている。しかしながら、信号端子部8を構成するレセプタクルコネクタについては、二重絶縁及び強化絶縁のいずれによっても充電部(ピンコンタクト)から電気的に絶縁されているとは限らない。
そこで、本実施形態の点灯装置1は、信号端子部8の第1コネクタハウジング80に被さるカバー9を備えている。つまり、カバー9が第1コネクタハウジング80に被さることにより、カバー9と第1コネクタハウジング80とで信号端子部8の二重絶縁が実現可能となる。
カバー9は、図6及び図7A〜図7Fに示すように、カバー本体90、垂れ部91、退避部92、鍔部93、突壁部94、ねじ止め部95、第2引掛爪96を有している。カバー本体90、垂れ部91、退避部92、鍔部93、突壁部94、ねじ止め部95及び第2引掛爪96は、例えば、ガラス繊維が混合されて強化されたポリブチレンテレフタレート樹脂で一体成形されることが好ましい。
カバー本体90は、第1筒部900と第2筒部901とを有している。第1筒部900は、上下方向の高さ寸法よりも左右方向の幅寸法が大きい、扁平な角筒状に形成されている。第2筒部901は、上下方向の高さ寸法が第1筒部900の高さ寸法に等しく、左右方向の幅寸法が第1筒部900の幅寸法よりも小さい、扁平な角筒状に形成されている。カバー本体90は、第1筒部900の前端に第2筒部901を結合し、第1筒部900の内部空間と第2筒部901の内部空間を繋ぐように構成されている(図7A〜図7F参照)。ここで、第1筒部900の内部空間の左右方向の幅寸法は、信号端子部8の第1コネクタハウジング80の左右方向の幅寸法(ただし、一対の腕部82を含む)よりも僅かに大きいことが好ましい。さらに、第2筒部901の内部空間の左右方向の幅寸法は、第1コネクタハウジング80の左右方向の幅寸法よりも小さく、かつ、信号端子部8と挿抜可能に差し込み接続される相手側コネクタ(第1プラグコネクタ10A)の幅寸法よりも僅かに大きい。なお、第1プラグコネクタ10Aは、図6に示すように、信号端子部8を構成している汎用のレセプタクルコネクタに対応した汎用のプラグコネクタ(例えば、日本圧着端子製造株式会社製の型番ELP−04Vなど)で構成されている。
垂れ部91は、矩形板状に形成されてカバー本体90(の第2筒部901)の前端から下向きに突出している。垂れ部91は、カバー本体90の前端部分を補強して第2筒部901(の内部空間)の変形を抑えるように構成されている。
退避部92は、図6及び図7A〜図7Eに示すように、カバー本体90の上側の壁における左右方向の中央から上向きに突出している。退避部92は、カバー本体90の内部空間(第1筒部900及び第2筒部901のそれぞれの内部空間)と繋がる凹所920を有している(図7A参照)。また、カバー本体90の上側の壁において、退避部92の前端からカバー本体90の前端までの範囲に溝902が設けられている(図6及び図7B参照)。この溝902は、第2筒部901の内部空間及び退避部92の凹所920と繋がっている。
鍔部93は、板状に形成され、カバー本体90の後端の左端及び上端から突出している。突壁部94は、矩形板状に形成され、鍔部93の上端から後方へ突出している。また、突壁部94の下面における左右両端に、鉤形の第1引掛爪940がそれぞれ下向きに突出している(図7C〜図7F参照)。ねじ止め部95は、おおよそ角柱状に形成されて、カバー本体90の第1筒部900の右側面から突出している。ねじ止め部95の右側面の下部には、円筒形のねじ穴950が設けられている(図7D参照)。第2引掛爪96は、カバー本体90の第1筒部900の後端面における下部の中央から突出している(図7C〜図7F参照)。第2引掛爪96は、左右方向から見て下向きの鉤形に形成されている。
カバー9は、一対の第1引掛爪940のそれぞれを天板54の一対のかん合孔540のうちの対応するかん合孔540にかん合し、かつ、第2引掛爪96を前板57の取付孔570の下端縁に引っ掛けることでケース5に取り付けられる(図3、図5及び図6参照)。このとき、カバー本体90の第1筒部900内に、前板57の取付孔570から前方へ突出している信号端子部8の一部(第1コネクタハウジング80の突条部84よりも前の部分)が収容される(図8参照)。さらに、カバー9は、上ケース5Bの突片560に設けられているねじ挿通孔561に挿通されるねじ59(図3参照)が、ねじ止め部95のねじ穴950にねじ込まれることによってケース5に固定される。
信号端子部8は、カバー9が被さることによってケース5の外に露出する部分(第1コネクタハウジング80の突条部84よりも前の部分)がカバー9で覆われる。そのため、人の指を模したテストフィンガー(試験指)110がカバー本体90の前方の開口に挿入されても、信号端子部8に触れることができない(図8参照)。つまり、汎用のレセプタクルコネクタで信号端子部8が構成されていても、信号端子部8の第1コネクタハウジング80による基礎絶縁に加えてカバー9による二重絶縁により、点灯装置1の電気的な絶縁性能を容易に確保することができる。したがって、信号端子部8を専用のコネクタで構成する必要がないから、専用のコネクタの設計に要する時間の短縮や専用のコネクタの製造に要する費用の削減を図ることができる。
また、第2筒部901の内部空間が第1筒部900の内部空間と繋がり、かつ、第2筒部901の内部空間全体が第1プラグコネクタ10Aを挿通可能な大きさに形成されている。そのため、信号端子部8の相手側コネクタである第1プラグコネクタ10Aは、カバー9が被さった状態の信号端子部8に挿抜可能に差込接続される(図9A参照)。つまり、信号端子部8に被さっているカバー9を取り外さずに信号端子部8に第1プラグコネクタ10Aが挿抜可能であるので、信号端子部8に対する第1プラグコネクタ10Aの挿抜作業の作業性の向上を図ることができる。
ここで、信号端子部8に第1プラグコネクタ10Aが挿抜される際、信号端子部8に被さっているカバー9に対して、上向きの力、下向きの力及び左右方向の力が加わる。上向きの力に対しては、第2引掛爪96が前板57の取付孔570の縁に引っ掛かることでカバー9を外れ難くしている。また、下向きの力に対しては、一対の第1引掛爪940のそれぞれが一対のかん合孔540にかん合することでカバー9を外れ難くしている。さらに、左右方向の力に対しては、ねじ止め部95が上ケース5Bの突片560にねじ止めされていることでカバー9を外れ難くしている。
ところで、第1プラグコネクタ10Aは、ロック機構を有している。このロック機構は、第1プラグコネクタ10Aの上面に対して、上下方向に揺動可能に設けられているロック片101と、ロック片101の先端に設けられているロック爪102とで構成されている(図6及び図9B参照)。第1プラグコネクタ10Aが信号端子部8に差込接続されると、ロック機構のロック爪102が第1コネクタハウジング80の突部83に引っ掛かることで第1プラグコネクタ10Aが信号端子部8に抜け止め(ロック)される(図9B参照)。また、ロック機構は、ロック片101の後端部分が押されてロック片101が揺動することにより、ロック爪102と突部83の引っ掛かりが外れてロックが解除される。そして、第1プラグコネクタ10Aは、ロック機構のロックが解除された状態で信号端子部8から引き抜くことができる。
ここで、カバー9が被さった状態の信号端子部8に第1プラグコネクタ10Aが差込接続された場合、第1プラグコネクタ10Aのロック機構が退避部92の凹所920内に収容される(図9A参照)。このため、第1プラグコネクタ10Aのロック機構は、カバー9に邪魔されることなく、信号端子部8の突部83にロック爪102を引っ掛けてロック状態となる。さらに、信号端子部8と接続された状態において、ロック片101の後端部分が、カバー本体90の溝902に挿入されている(図9A参照)。つまり、カバー本体90の第2筒部901の内部空間に第1プラグコネクタ10Aが収容された状態においても、溝902を通してロック片101の後端部分の押操作が可能となる。なお、点灯装置1が備えるカバー9は、信号端子部8以外の入力端子部6及び出力端子部7に被さるように構成されても構わない。
上述のように点灯装置1は、外部電源(交流電源4)に電気的に接続される入力端子部6と、光源20に電気的に接続される出力端子部7と、信号源(センサ部21、設定部22)に電気的に接続される信号端子部8とを備えている。また、点灯装置1は、交流電源4から入力端子部6に入力される入力電力を電力変換して出力端子部7から光源20に出力する電力変換部11とを備えている。さらに、点灯装置1は、制御部12と、入力端子部6、出力端子部7、信号端子部8、電力変換部11並びに制御部12を収容するケース5とを備えている。制御部12は、センサ部21及び設定部22から信号端子部8に入力される信号(検知信号S1及び設定信号S2)を受け取って電力変換部11を制御する。入力端子部6、出力端子部7及び信号端子部8のうちの少なくともいずれか1つは、電気絶縁性を有したコネクタハウジング(第1コネクタハウジング80)を備えるコネクタ(レセプタクルコネクタ)で構成されている。ケース5は、箱形に形成されて第1コネクタハウジング80の一部を露出させている。点灯装置1は、1つ又は複数のコネクタハウジングのうちの少なくとも1つのコネクタハウジング(第1コネクタハウジング80)に被さるカバー9を備えている。
点灯装置1が上述のように構成されれば、コネクタハウジング(第1コネクタハウジング80)単体の基礎絶縁に対してカバー9による二重絶縁を実現して電気的な絶縁性能を容易に確保することができる。
また、点灯装置1において、カバー9は、出力端子部7及び信号端子部8のそれぞれのコネクタハウジングのうちの少なくとも1つのコネクタハウジング(第1コネクタハウジング80)に被さることが好ましい。
点灯装置1が上述のように構成されれば、出力端子部7及び信号端子部8のうちの少なくともいずれか一方について、電気的な絶縁性能を容易に確保することができる。
さらに、点灯装置1において、カバー9は、カバー9が被さる第1コネクタハウジング80と挿抜可能に電気的かつ機械的に接続される相手側コネクタ(第1プラグコネクタ10A)に対して、以下のように構成されていることが好ましい。カバー9は、第1プラグコネクタ10Aが第1コネクタハウジング80に挿抜される際の進路を妨げないように構成されていることが好ましい。
点灯装置1が上述のように構成されれば、カバー9が被さったままの第1コネクタハウジング80に第1プラグコネクタ10Aを挿抜することができる。
上述のように照明装置3は、点灯装置1と、点灯装置1から供給される電力で点灯する光源20と、少なくとも光源20を支持する本体23とを備えている。
照明装置3が上述のように構成されれば、電気的な絶縁性能を容易に確保することができる。
1 点灯装置
3 照明装置
4 交流電源(外部電源)
5 ケース
6 入力端子部
7 出力端子部
8 信号端子部
9 カバー
10A 第1プラグコネクタ(相手側コネクタ)
11 電力変換部
12 制御部
20 光源
21 センサ部(信号源)
22 設定部(信号源)
23 本体
80 第1コネクタハウジング(コネクタハウジング)
S1 検知信号(信号)
S2 設定信号(信号)

Claims (5)

  1. 外部電源に電気的に接続される入力端子部と、光源に電気的に接続される出力端子部と、信号源に電気的に接続される信号端子部と、前記外部電源から前記入力端子部に入力される入力電力を電力変換して前記出力端子部から前記光源に出力する電力変換部と、前記信号源から前記信号端子部に入力される信号を受け取って前記電力変換部を制御する制御部と、前記入力端子部、前記出力端子部、前記信号端子部、前記電力変換部並びに前記制御部を収容するケースとを備え、
    前記入力端子部、前記出力端子部及び前記信号端子部のうちの少なくともいずれか1つは、電気絶縁性を有したコネクタハウジングを備えるコネクタで構成されており、
    前記ケースは、箱形に形成されて前記コネクタハウジングの一部を露出させており、
    1つ又は複数の前記コネクタハウジングのうちの少なくとも1つのコネクタハウジングに被さるカバーを備え
    前記カバーは、前記ケースに固定されることを特徴とする点灯装置。
  2. 前記カバーは、前記出力端子部及び前記信号端子部のそれぞれの前記コネクタハウジングのうちの少なくとも1つのコネクタハウジングに被さることを特徴とする請求項1記載の点灯装置。
  3. 前記カバーは、前記カバーが被さる前記コネクタハウジングと挿抜可能に電気的かつ機械的に接続される相手側コネクタに対して、前記相手側コネクタが前記コネクタハウジングに挿抜される際の進路を妨げないように構成されていることを特徴とする請求項1又は2記載の点灯装置。
  4. 外部電源に電気的に接続される入力端子部と、光源に電気的に接続される出力端子部と、信号源に電気的に接続される信号端子部と、前記外部電源から前記入力端子部に入力される入力電力を電力変換して前記出力端子部から前記光源に出力する電力変換部と、前記信号源から前記信号端子部に入力される信号を受け取って前記電力変換部を制御する制御部と、前記入力端子部、前記出力端子部、前記信号端子部、前記電力変換部並びに前記制御部を収容するケースとを備え、
    前記入力端子部、前記出力端子部及び前記信号端子部のうちの少なくともいずれか1つは、電気絶縁性を有したコネクタハウジングを備えるコネクタで構成されており、
    前記ケースは、箱形に形成されて前記コネクタハウジングの一部を露出させており、
    1つ又は複数の前記コネクタハウジングのうちの少なくとも1つのコネクタハウジングに被さるカバーを備え、
    前記カバーは、前記出力端子部及び前記信号端子部のそれぞれの前記コネクタハウジングのうちの少なくとも1つのコネクタハウジングに被さり、
    前記カバーは、更に、前記カバーが被さる前記コネクタハウジングと挿抜可能に電気的かつ機械的に接続される相手側コネクタに対して、前記相手側コネクタが前記コネクタハウジングに挿抜される際の進路を妨げないように構成されていることを特徴とする点灯装置
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載の点灯装置と、前記点灯装置から供給される電力で点灯する光源と、少なくとも前記光源を支持する本体とを備えていることを特徴とする照明装置。
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