JP6376488B2 - 照明器具 - Google Patents

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Description

本発明は、固体発光素子を光源とする光源ユニットを備える照明器具に関する。
従来例として、特許文献1記載の照明器具を例示する。この従来例は、複数の発光素子を光源とする光源部と、光源部を点灯させる点灯装置と、点灯装置を収容する収容凹部を有し且つ収容凹部の開口を塞ぐようにして光源部を支持する本体とを備える。なお、本体は、収容凹部の開口と反対側の面で天井に直付けされる。
また、特許文献1記載の従来例は、壁スイッチが操作されることで点灯装置への給電が入切されて光源部の点灯・消灯が切り換えられるように構成されている。
特開2012−3993号公報
ところで、白熱ランプや蛍光ランプを用いた照明器具においては、明るさセンサや人感センサを器具本体に搭載したものがあった。例えば、明るさセンサを搭載した照明器具は、明るさセンタで検知する照明空間の明るさ(照度)がしきい値未満のときに光源を点灯し、明るさがしきい値以上のときに光源部を消灯させるように、点灯装置が出力を制御している。また、人感センサを搭載した照明器具は、人感センサが検知範囲内に人の存在を検知したときに点灯し、検知範囲内に人の存在を検知しなくなって所定時間が経過したら消灯するように動作する。
ここで、上述のように照明空間の明るさに応じて光源部を点滅させる機能や、人の存否に対応して光源部を点滅させる機能を照明器具に備える場合、通常、設置スペース等の関係から、明るさセンサや人感センサなどの機能部品は器具本体に設けられる。
しかしながら、上記機能部品が器具本体に設けられる場合、それぞれに異なる機能を有する機能部品が設けられた器具本体が必要となり、既存の照明器具との置き換えにおいては、導入コストが高く付くという問題がある。
本発明は、上記課題に鑑みて為されたものであり、機能部品を器具本体に設ける場合と比較して導入コストの削減を図ることを目的とする。
本発明の照明器具は、光源ユニットと、天井材の下面に直付けされ、前記光源ユニットが着脱可能に装着されて前記光源ユニットを支持する器具本体とを備え、前記光源ユニットは、1乃至複数の固体発光素子を有する光源と、前記光源を支持して照明器具の器具本体に着脱自在に取り付けられる取付部材と、少なくとも一部が透光性を有する材料で箱形に形成され、且つ前記光源を覆うように前記取付部材に取り付けられるカバーと、前記取付部材に取り付けられて前記光源に給電する電源装置と、前記電源装置に作用して前記光源に関わる機能を実現するための機能部品とを備え、前記機能部品は、前記カバーの外に突出させられた引き紐を有し、前記引き紐が引っ張られる毎に接点を開閉するように構成された引き紐式のスイッチであり、前記器具本体は、光源ユニットを収容するための凹部が下面に設けられた箱状に形成されており、前記引き紐は、前記器具本体の下面に設けられた孔を通して前記器具本体から垂れ下げられることを特徴とする。
この照明器具において、前記光源ユニット及び前記器具本体が長尺に形成されており、前記器具本体の下面における長手方向の一端に前記孔が設けられていることが好ましい。
本発明の明器具は、所望の機能部品を搭載した光源ユニットに置き換えることで所望の機能が追加された照明器具になるので、機能部品を器具本体に設ける場合と比較して導入コストの削減を図ることができるという効果がある。
本発明に係る光源ユニット及び照明器具の実施形態1を示す分解斜視図である。 同上の照明器具の断面図である。 同上の光源ユニットの一部省略した斜視図である。 同上の照明器具の斜視図である。 同上における器具本体の一部省略した斜視図である。 本発明に係る光源ユニット及び照明器具の実施形態2を示す分解斜視図である。 同上の光源ユニットの一部省略した分解斜視図である。 同上の光源ユニットにおける人体検知ユニットを含む一部の斜視図である。 本発明に係る光源ユニット及び照明器具の別の実施形態を示す分解斜視図である。
(実施形態1)
以下、本発明に係る光源ユニット2並びに照明器具Aの実施形態1について、図面を参照して詳細に説明する。なお、以下の説明では、特に断りのない限り、図2に示す向きにおいて上下左右の方向を規定し、さらに図2中の紙面に垂直な方向を前後方向(手前側が前側)と規定する。
本実施形態の照明器具Aは、図1及び図2に示すように光源ユニット2と、器具本体1とで構成される。器具本体1は、吊りボルト200に固定され、天井材100の下面(天井面)に直付けされる。光源ユニット2は、器具本体1に対して着脱可能に取り付けられる。
器具本体1は、板金に曲げ加工を施すことで長尺且つ上面(天井材100との対向面)が開口する扁平な箱状に形成される。また、器具本体1は、天井材100と反対側(下側)には光源ユニット2を収容するための矩形の凹部11が長手方向(前後方向)の全長に亘って設けられている(図1参照)。また、器具本体1の左右方向(幅方向)における凹部11の両側には、凹部11の開口端縁から延出し且つ外側に向かって上方へ傾斜する傾斜部12がそれぞれ設けられている(図2参照)。
また、凹部11の底板111には、電線を通すための孔111Aが前後方向(長手方向)におけるほぼ中央に設けられている。さらに、この底板111には、前後方向における両端寄りの位置に吊りボルト200を通すための孔111Bがそれぞれ設けられている。そして、底板111の下面には端子台25が取り付けられる。
光源ユニット2は、図1及び図2に示すように、複数(例えば、2つ)のLEDモジュール22と、LEDモジュール22が取り付けられる取付部材21と、LEDモジュール22を覆うようにして取付部材21に取り付けられるカバー23と、電源装置24と、機能部品とを備える。
LEDモジュール22は、前後方向に長い矩形板状に形成されたプリント配線板221を有する。プリント配線板221は、その下面に複数のLED(発光ダイオード)222が前後方向(長手方向)に沿って実装されている。また、一方のLEDモジュール22の前端部には、電源装置24との間を電気的に接続するためのコネクタ(図示せず)が実装されている。このコネクタには電線(図示せず)が接続されており、この電線の端部を電源装置24に接続することでLEDモジュール22と電源装置24とが電気的に接続される。
また、各LEDモジュール22において隣接するLEDモジュール22と対向する端部には、電源供給用のコネクタ224がそれぞれ実装されている(図2参照)。そして、両LEDモジュール22のコネクタ224同士を接続することで、一方のLEDモジュール22から他方のLEDモジュール22に点灯電力が中継される。
取付部材21は、板金に曲げ加工を施すことでU字状に形成され、長尺且つ矩形板状に形成された底板211と、底板211の左右方向(幅方向)における両端から上下方向(底板211と直交する方向)に延出する一対の側板212とで構成される。各側板212の先端(上端)には、図2に示すように、互いに離れる向き(外向き)に傾斜する傾斜部212Aがそれぞれ全長に亘って設けられている。
底板211の前端部には、LEDモジュール22と電源装置24とを電気的に接続する上記電線を通すための孔(図示せず)が設けられている。また、底板211の前後方向における中央部には、底板211の一部を上向きに突出させることで形成された矩形の凹部(図示せず)が設けられている。この凹部は、両LEDモジュール22を取付部材21に取り付けた状態で、コネクタ224と取付部材21の底板211との間の絶縁距離を確保するためのものである。なお、上述したLEDモジュール22は、例えば取付部材21の底板211の一部を切り起こすことで形成された爪(図示せず)により取付部材21に固定される。
また、取付部材21は、長手方向における両端寄りの位置において幅方向の一端側に延びる一対の引掛金具214と、幅方向の他端側に配置される一対の引掛ばね215とを有している。
カバー23は、拡散性を有する材料(例えば乳白色のアクリル樹脂)により上面(取付部材21側の面)が開口する長尺の箱形に形成されている。また、カバー23は、左右方向(幅方向)において両端側から中央側に行くほど下側への突出量が大きくなるような凸レンズ形状の曲面部231を有している(図2参照)。
カバー23の左右方向における両端部には、図2に示すように、光源ユニット2を器具本体1に取り付けた状態で、上下方向において器具本体1の凹部11の開口端縁と重なる延出部232がそれぞれ設けられている。さらに、カバー23の左右方向において各延出部232の内側には、上側(取付部材21側)に突出する突壁部233がそれぞれ全長に亘って設けられており、各突壁部233の先端には内向きに突出する突起部233Aがそれぞれ設けられている。また、各突壁部233の根元近くには、それぞれ内向きに突出する支持片233Bが突出している。
電源装置24は、電源基板(図示せず)と、電源基板を収納する収納ケース242とを有する。電源基板は、前後方向に長い矩形板状に形成されたプリント配線板からなり、このプリント配線板には、少なくともLED222の点灯電力を生成するために必要な回路部品(例えばトランスやダイオード、コンデンサなど)241が実装されている。
収納ケース242は、一面(取付部材21の底板211との対向面)が開口し且つ前後方向に長い矩形箱状に形成されている。また、収納ケース242は、開口側が取付部材21の底板211と対向するようにして、例えばねじなどを用いて取付部材21の側板212に取り付けられる。
本実施形態における機能部品は、引き紐式のスイッチ(いわゆるプルスイッチPS)である。プルスイッチPSは従来周知であって、図1に示すようにスイッチ本体400、一対の電線401、引き紐402、支持金具403などを備え、引き紐402が引っ張られる毎に接点(図示せず)を開閉するように構成される。スイッチ本体400は、接点と、引き紐402が引っ張られる毎に接点を開状態と閉状態に交互に切り換える切換機構と内蔵している。一対の電線401は、接点に接続されてスイッチ本体400から引き出される。引き紐402は、切換機構に接続されてスイッチ本体400から引き出される。支持金具403は、細い金属棒が矢印の形に折り曲げて形成され、スイッチ本体400の側面から突出するようにスイッチ本体400に固定される。支持金具403は、矢印の先端部分が円環状に曲げられており、その円環部分に引き紐402が挿通されている。このように構成されるプルスイッチPSは、端子台25と電源装置24を接続する給電線250に電線401が接続され、引き紐402が引っ張られることで電源装置24への給電を入切し、LEDモジュール22の点灯状態と消灯状態を切り換えることができる。
次に、光源ユニット2の組立手順について説明する。まず最初に、作業者は、電源装置24を取付部材21の底板211の上面側に取り付け、さらに上記係止爪によりLEDモジュール22を取付部材21の底板211に固定する。その後、作業者は、LEDモジュール22のコネクタ223から導出する電線を取付部材21の底板211に設けた孔に通し、その端部を電源装置24に接続する。さらに、作業者は、機能部品であるプルスイッチPSを、支持金具403の先端部分及び引き紐402をカバー23の外へ突出させるようにして取付部材21に固定(例えば、ねじ固定)する(図3参照)。
そして最後に、作業者は、開口側を上向きにした状態でカバー23を取付部材21に組み付ける。このとき、カバー23の各突壁部233にそれぞれ設けた突起部233Aが、取付部材21の各側板212にそれぞれ設けた傾斜部212Aに引っ掛かり、カバー23が取付部材21に取り付けられる。以上のような手順に従って、光源ユニット2が組み立てられる。
続けて、照明器具Aの施工手順について説明する。まず最初に、作業者は、天井裏に先行配線された電源線3(図1参照)を器具本体1の孔111Aに通し、さらに室内側に露出する吊りボルト200を孔111Bに通した後、吊りボルト200にナット300をねじ込んで器具本体1を固定する。その後、作業者は、電源線3の端部を端子台25に接続し、さらに端子台25の雌型コネクタ251と電源装置24の雄型コネクタ243を接続する。
そして最後に、作業者は、器具本体1の一方の側板112に設けられた一対の挿通孔112Aにそれぞれ引掛金具214の先端を引っ掛けた後、一対の引掛ばね215を器具本体1の他方の側板112に設けられた引掛部1120に引っ掛ける。そして、作業者が、引掛金具214を支点として光源ユニット2を持ち上げるように回転させると、引掛ばね215が引掛部1120に引っ掛かったままで元の状態に戻ることにより、引掛ばね215のばね力で光源ユニット2が器具本体1に保持される。以上のような手順に従って、照明器具Aが天井に施工される(図4参照)。
このとき、プルスイッチPSの引き紐402は、図4及び図5に示すように、器具本体1の凹部11において光源ユニット2の長手方向の一端と隣り合う壁に設けられた孔116を通して器具本体1から垂れ下げられる。
上述のように本実施形態の光源ユニット2は、1乃至複数の固体発光素子(LED222)を有する光源(LEDモジュール22)と、光源を支持して照明器具Aの器具本体1に着脱自在に取り付けられる取付部材21とを備える。また、本実施形態の光源ユニット2は、少なくとも一部が透光性を有する材料で箱形に形成され、且つ光源を覆うように取付部材21に取り付けられるカバー23とを備える。さらに、本実施形態の光源ユニット2は、取付部材21に取り付けられて光源に給電する電源装置24と、電源装置24に作用して光源に関わる機能を実現するための機能部品(プルスイッチPS)とを備える。
本実施形態の光源ユニット2は、所望の機能部品を搭載した光源ユニット2に置き換えることで所望の機能が追加された照明器具Aになるので、機能部品を器具本体1に設ける場合と比較して導入コストの削減を図ることができる。
(実施形態2)
本発明に係る光源ユニット2及び照明器具Aの実施形態2について、図面を参照して詳細に説明する。ただし、本実施形態の光源ユニット2の基本構成並びに器具本体1の構成は実施形態1と共通であるから、実施形態1と共通の構成要素には同一の符号を付して図示及び説明を適宜省略する。
本実施形態の光源ユニット2は、機能部品として人体検知ユニット26を備える点に特徴がある。人体検知ユニット26は、図7に示すように焦電型の赤外線センサ260、赤外線センサ260の出力を信号処理して人体検知信号を出力する信号処理回路(図示せず)、可変抵抗器261などがプリント配線板262に実装されて構成される。
赤外線センサ260は従来周知であって、人体から放射される赤外線を焦電素子で検知することにより、検知領域における人の動き(存在)を検知するように構成される。信号処理回路は、赤外線センサ260が人の存在を検知しているときに人体検知信号を出力する。ただし、センサは、焦電素子を用いたパッシブ形の赤外線センサ260に限定されず、イメージセンサを用いるもの、あるいは電波や超音波を利用したアクティブ形のセンサであっても構わない。
信号処理回路は、赤外線センサ260が人の存在を検知しなくなってから所定の動作保持時間が経過するまでは人体検知信号の出力を継続する。また、信号処理回路は、動作保持時間が経過するまでに赤外線センサ260が人の存在を検知しなければ人体検知信号の出力を停止し、動作保持時間が経過する前に赤外線センサ260が再度の人の存在を検知すれば人体検知信号の出力を継続するように構成される。可変抵抗器261は、動作保持時間を調整するために設けられている。つまり、信号処理回路は、可変抵抗器261の抵抗値に対応して動作保持時間を調整するように構成される。なお、図示は省略しているが、人体検知ユニット26に給電するための給電線と、信号処理回路から人体検知信号を出力するための出力線とがプリント配線板262から引き出されている。
また、人体検知ユニット26は、図7及び図8に示すように保持部材27に保持される。保持部材27は、一面が開口した矩形箱状の合成樹脂成形体からなり、その内部に人体検知ユニット26を収納して保持するように構成される。保持部材27の外周面には、全周に亘って段部270が形成されている。さらに、保持部材27の底壁271には、赤外線センサ260のレンズ2600が挿通される第1窓孔2710と、可変抵抗器261の操作つまみ2610が挿通される第2窓孔2711とが貫通している。
保持部材27は、段部270から底壁271までの側壁のうち、短手方向(左右方向)に対向する側壁272が、内側に向かって凸となる半円筒面形状に形成されている。また、保持部材27の開口端近傍における左右両側の側面には、一対の第1引掛部273と、一対の第2引掛部274とが前後方向の両端から突設されている。第1引掛部273は、前後方向から見て鈎形(S字形)に形成されている。第2引掛部274は、上下方向から見てL字形に形成されている。
また、保持部材27は、台座28を介して取付部材21に取り付けられる。台座28は、矩形板状の主部280と、主部280の左右両側から上向きに突出する角筒状の一対の突部281とが合成樹脂成形体として一体に形成されている。また、主部280の後端側における左右両端には、矩形の挿通溝282がそれぞれ設けられている。さらに、主部280の前端側における左右両側には、鈎形の突片283がそれぞれ下向きに突設されている。
台座28は、図7に示すように、取付部材21の底板211に設けられた一対の貫通孔2110に、一対の突部281をそれぞれ嵌め込むことで取付部材21に取り付けられる。なお、LEDモジュール22の端近くに実装されている複数個のLED222は、取付部材21に取り付けられた台座28で隠される。
保持部材27は、主部280と平行にスライドされることにより、一対の第1引掛部273を一対の挿通溝282にそれぞれ挿通し、且つ一対の第2引掛部274を一対の突片283にそれぞれ引っ掛けて台座28に取り付けられる(図8参照)。
ここで、本実施形態の光源ユニット2は、図6及び図7に示すように、第1カバー体23Aと第2カバー体29とでカバー23が構成されている。第1カバー体23Aは、実施形態1におけるカバー23よりも長手方向の寸法が若干短く、且つ長手方向の一端側が開放されている点を除けば、実施形態1におけるカバー23と共通の構造を有している。
第2カバー体29は、第1カバー体23A(カバー23)の曲面部231と同一の曲面形状を有する曲面部290、曲面部290の一端側を塞ぐエンド部291、曲面部290の他端側の周縁から突出する突出片292などが合成樹脂成形体として一体に形成されている。また、曲面部290の裏面(上面)には、上向きに突出する一対の突壁293が曲面部290と一体に形成されている。さらに、曲面部290の他端側において、突出片292の両端近傍には平面視L字形のリブ294がそれぞれ突出片292と平行に突出している。そして、突出片292と各リブ294との間にはスリット295が形成されている(図8参照)。また、曲面部290の中央部分には矩形の孔2900が開口している。また、曲面部290の裏面側における孔2900の周囲には、全周に亘って壁2901が設けられている(図7参照)。なお、第2カバー体29は、透光性を有しない合成樹脂材料で形成されている。
次に、人体検知ユニット26の取付手順を説明する。まず、作業者は、人体検知ユニット26を保持部材27の内部に収納して保持させる。このとき、作業者は、人体検知ユニット26から引き出された給電線及び出力線を、保持部材27の開口端近くに設けられている挿通溝276を通して保持部材27の外に引き出しておく。
続いて、作業者は、保持部材27の先端部(段部270から底壁271までの部分。以下、同じ。)を、第2カバー体29の曲面部290の孔2900に、曲面部290の裏面側(上側)から挿通し、保持部材27の段部270を曲面部290の壁2901に突き合わせる。これにより、保持部材27の先端部が孔2900を通して第2カバー体29の外に突出する。このとき、保持部材27の側壁272と第2カバー体29の曲面部290とが面一になるように保持部材27が構成されている。したがって、保持部材27と第2カバー体29との繋ぎ目が目立ち難くなり、外観上の見栄えの向上を図ることができる。
次に、作業者は、台座28を取付部材21に取り付けた後、挿通溝276から引き出されている給電線と出力線を、一方の突部281の内部を通して取付部材21の上面側に引き出して電源装置24と接続する。そして、最後に、作業者は、第2カバー体29を取付部材21の長手方向に沿ってスライドさせ、一対の第1引掛部273を一対の挿通溝282にそれぞれ挿通し、且つ一対の第2引掛部274を一対の突片283にそれぞれ引っ掛けて台座28に取り付ける。このとき、第2カバー体29の突出片292が、第1カバー体23Aの端部(曲面部231の端部)の内側に嵌め込まれることにより、第2カバー体29の曲面部290と第1カバー体23Aの曲面部231とが面一となる。また、第2カバー体29の一対のスリット295に、第1カバー体23Aの各突壁部233が嵌まり込むことにより、第2カバー体29が第1カバー体23Aに固定される(図6参照)。
なお、光源ユニット2を器具本体1に取り付ける手順は実施形態1と共通であるから省略する。
而して、本実施形態の照明器具Aは、例えば、人体検知ユニット26から人体感知信号が出力されている間は電源装置24がLEDモジュール22に定格電力を給電してLED222を定格点灯させる。一方、人体検知ユニット26から人体感知信号が入力されなくなり、且つ待機時間が経過したら、電源装置24がLEDモジュール22への給電を停止又は出力電力を減少させてLED222を消灯又は調光点灯する。つまり、本実施形態の光源ユニット2を用いることにより、人の存否に応じて点滅(あるいは定格点灯と調光点灯の切り換え)を行って省エネルギー化を図ることができる。
ところで、機能部品(人体検知ユニット26)を取付部材21の上面側に配置した場合、LED222の光の影響を避けつつ、赤外線センサ260のレンズ2600を光源ユニット2の外に露出させることは困難である。
これに対して本実施形態の光源ユニット2は、機能部品(人体検知ユニット26)が、カバー23(第2カバー体29)に設けられる孔2900から少なくとも一部をカバー23の外に露出させた状態でカバー23と取付部材21とに囲まれた空間に配置される。そのため、LED222の光の影響を避けつつ、赤外線センサ260のレンズ2600を光源ユニット2の外に露出させることが容易になる。
また、機能部品の一部(例えば、赤外線センサ260のレンズ2600)をカバー23の外に露出させる場合、実施形態1におけるカバー23の曲面部231に孔を開ける構造が考えられる。しかしながら、カバー23に孔を開ける場合、機能部品の影が目立たないように孔の周囲を遮光する必要が生じる。
これに対して本実施形態の光源ユニット2は、カバー23が、透光性を有する材料で形成される1乃至複数の第1カバー体23Aと、透光性を有さない材料で形成され且つ孔2900が設けられる第2カバー体29とを有する。そして、第1カバー体23Aと第2カバー体29とは、互いの端部同士を突き合わせるようにして取付部材21に取り付けられる。すなわち、カバー23を第1カバー体23Aと第2カバー体29の複数部品で構成し、第2カバー体29を透光性が有さない材料で形成されているので、光源(LEDモジュール22)の光が第2カバー体29に遮られることにより、機能部品の影が目立ち難くなるという利点がある。
さらに、カバー23を複数部品で構成する場合において、第1カバー体23Aの端部と第2カバー体29の端部を単に突き合わせるだけでは、2つのカバー体23A,29の端部同士が容易にずれてしまい、繋ぎ目が目立ち易くなる虞がある。
これに対して本実施形態の光源ユニット2は、第2カバー体29の端部から突出した突出片292が、第1カバー体23Aの端部の内側に嵌め込まれる嵌め込み構造を備えている。このため、2つのカバー体23A,29の端部同士がずれ難くなり、その結果、端部同士の繋ぎ目が目立ち難くなるという利点がある。なお、第2カバー体29の端部に突出片292を設ける代わりに、第1カバー体23Aの端部に突出片を設け、その突出片が第2カバー体29の端部の内側に嵌め込まれる構造を光源ユニット2に備えても構わない。
また、図9に示すようにカバー23を、2つの第1カバー体23A、23Bと1つの第2カバー体29とで構成し、カバー23の中央に第2カバー体29、すなわち、機能部品(人体検知ユニット26)が配置されても構わない。ただし、取付部材21の中央近くには電源装置24が配置されているので、電源装置24が発する熱の影響を抑制するためには、本実施形態のように機能部品(人体検知ユニット26)を長手方向の端に配置することが好ましい。
なお、人体検知ユニット26の代わりに明るさ検知ユニットを機能部品として光源ユニット2に搭載しても構わない。明るさ検知ユニットは、赤外線センサ260の代わりに明るさセンサがプリント配線板262に実装されて構成される。明るさセンサは、例えば、太陽電池などの光電変換素子を利用して照明空間の明るさ(照度)を検知(計測)する。そして、信号処理回路は、明るさセンサの計測値を所定のしきい値と比較し、計測値がしきい値を下回ったときに明るさ検知信号を出力するように構成される。電源装置24は、例えば、明るさ検知信号が出力されているときにLEDモジュール22に給電してLED222を点灯させ、明るさ検知信号が出力されていないときにLEDモジュール22への給電を停止又は出力電力を減少させてLED222を消灯又は調光点灯するように構成される。
A 照明器具
1 器具本体
2 光源ユニット
21 取付部材
22 LEDモジュール(光源)
23 カバー
24 電源装置
PS プルスイッチ(機能部品)
222 発光ダイオード(固体発光素子)

Claims (2)

  1. 光源ユニットと、
    天井材の下面に直付けされ、前記光源ユニットが着脱可能に装着されて前記光源ユニットを支持する器具本体と
    を備え、
    前記光源ユニットは、
    1乃至複数の固体発光素子を有する光源と、
    前記光源を支持して照明器具の器具本体に着脱自在に取り付けられる取付部材と、
    少なくとも一部が透光性を有する材料で箱形に形成され、且つ前記光源を覆うように前記取付部材に取り付けられるカバーと、
    前記取付部材に取り付けられて前記光源に給電する電源装置と、
    前記電源装置に作用して前記光源に関わる機能を実現するための機能部品と
    を備え、
    前記機能部品は、前記カバーの外に突出させられた引き紐を有し、前記引き紐が引っ張られる毎に接点を開閉するように構成された引き紐式のスイッチであり、
    前記器具本体は、光源ユニットを収容するための凹部が下面に設けられた箱状に形成されており、
    前記引き紐は、前記器具本体の下面に設けられた孔を通して前記器具本体から垂れ下げられる
    ことを特徴とする照明器具
  2. 前記光源ユニット及び前記器具本体が長尺に形成されており、
    前記器具本体の下面における長手方向の一端に前記孔が設けられている
    ことを特徴とする請求項1記載の照明器具。
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