JP6730663B2 - ハイブリッド車両の排ガス循環故障診断装置 - Google Patents
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Description
このようなシリーズモードでの走行中に排ガス循環装置の故障診断は実施され、排ガス循環バルブを開弁及び閉弁したときのインテークマニホールド圧(以下、インマニ圧という)の変化に基づき、排ガス循環装置の正常・異常が判定される。インマニ圧はエンジンの回転速度や負荷の影響を受けるためエンジンの運転点を定める必要があり、また診断精度の点から排ガス循環バルブの開閉に伴いインマニ圧が明確に変化する運転点が望ましい。このような観点の下に、通常時のシリーズモードでのエンジンの運転点よりも低負荷側に予めモニタ領域が設定され、故障診断時には、モニタ領域の中央に目標運転点を定めてエンジンを運転している。このため故障診断時には、例えば図3に示すようにモニタ領域内の●印の運転点でエンジンが運転される。
このため、モニタ領域内の図中の●印の運転点で排ガス循環装置の故障診断を実施しているときに、走行バッテリの電池受入れ性が低下した場合、或いは走行バッテリの電池受入れ性電池受入れ性の低下によりモニタ領域外の○印の運転点でエンジンを運転しているときに、排ガス循環装置の故障診断の実施条件が成立した場合には、モニタ領域内の●印の運転点に保つべくエンジン制御が試行されるが、バッテリ保護の優先によりモニタ領域外の○印の運転点に戻されてしまう。結果として、2つの運転点を行き来するハンチング現象が生じて排ガス循環装置の故障診断を完了できず、故障診断の頻度が減少してしまうという問題があった。
また、モニタ領域が負荷低下方向に拡大されることにより、エンジンの運転点がモニタ領域内に保たれる。従って、バッテリ保護のために充電電力を制限しながら、エンジンの運転点をモニタ領域内に保って排ガス循環手段の故障診断を実施可能となる。
また、モニタ領域が回転増加方向に拡大されると共に、エンジンの運転点が回転増加方向に切り換えられる。エンジンの運転点はモニタ領域から負荷低下方向に逸脱しているものの、回転速度の増加によりエンジンの燃焼状態が安定化することから、バッテリ保護のために充電電力を制限しながら、排ガス循環手段の故障診断を実施可能となる。
その他の態様として、前記排ガス循環故障診断手段が、前記モニタ領域の拡大時に、通常時に比較して前記排ガス循環バルブの開弁時の開度を縮小すると共に、前記吸気側の圧力変化を判定する故障判定値として小さな値を適用することが好ましい(請求項3)。
その他の態様として、前記排ガス循環手段が、前記エンジンの排ガスを排ガス循環バルブの開度に応じて排ガス循環通路を経て吸気側に環流させ、前記排ガス循環故障診断手段が、前記排ガス循環バルブを開弁及び閉弁したときの前記エンジンの吸気側の圧力変化に基づき前記排ガス循環手段の故障診断を実施すると共に、前記電池受入れ性判定手段の判定に基づく前記モニタ領域の拡大時に、通常時に比較して前記排ガス循環バルブの開弁時の開度を拡大することが好ましい(請求項4)。
その他の態様として、前記排ガス循環故障診断手段が、前記モニタ領域の拡大時に、通常時に比較して前記吸気側の圧力変化を判定する故障判定値として小さな値を適用することが好ましい(請求項5)。
その他の態様として、前記モニタ領域拡大手段が、前記モニタ領域を負荷低下方向に拡大して前記運転点を前記モニタ領域内に保つ第1の対応手段、及び前記モニタ領域を回転増加方向に拡大すると共に、前記エンジンの運転点を回転増加方向に切り換える第2の対応手段からなり、前記第1の対応手段により前記エンジンの運転点を前記モニタ領域内に保てる場合には該第1の対応手段に処理を実行させ、前記第1の対応手段により前記運転点をモニタ領域内に保てない場合には、前記第2の対応手段に処理を実行させる対応切換手段をさらに備えることが好ましい(請求項6)。
図1は本実施形態の排ガス循環故障診断装置が適用されたプラグインハイブリッド車両を示す全体構成図である。
本実施形態の車両1は、フロントモータ2の出力またはフロントモータ2及びエンジン3の出力により前輪4を駆動し、リヤモータ5の出力により後輪6を駆動するように構成された4輪駆動車である。
減速機7のクラッチ9より動力伝達方向の下流側(前輪4側)にはフロントモータ2が連結され、その駆動力が減速機7から駆動軸8を経て前輪4に伝達されるようになっている。また、減速機7のクラッチ9より動力伝達方向の上流側(反前輪4側)にはモータジェネレータ10が連結され、クラッチ9の切断時において、モータジェネレータ10はエンジン3の駆動により発電したり、或いはエンジン3を始動するスタータモータとして機能したりする。また、リヤモータ5は減速機11を介して後輪6の駆動軸12と連結され、その駆動力が減速機11から駆動軸12を経て後輪6に伝達されるようになっている。
フロントモータ2、リヤモータ5及びモータジェネレータ10は三相交流電動機であり、それらの電源として走行バッテリ15(バッテリ)が備えられている。走行バッテリ15はリチウムイオン電池等の二次電池から構成され、そのSOC(充電率)の算出や温度TBATの検出を行うバッテリモニタリングユニット15aを内蔵している。
ハイブリッドコントローラ18は、車両1の総合的な制御を行うための制御装置であり、入出力装置、記憶装置(ROM、RAM、不揮発性RAM等)、中央演算処理装置(CPU)等から構成されている。このハイブリッドコントローラ18により、エンジン3、フロントモータ2、モータジェネレータ10、リヤモータ5の各運転状態、及び減速機7のクラッチ9の断接状態等が制御される。そのために、ハイブリッドコントローラ18の入力側には、走行バッテリ15のバッテリモニタリングユニット15a、フロントモータコントローラ16、リヤモータコントローラ17、エンジンコントローラ14、アクセル開度θaccを検出するアクセル開度センサ19、及び車速Vを検出する車速センサ20が接続されており、これらの機器からの検出及び作動情報が入力される。
そして、ハイブリッドコントローラ18は、アクセル開度センサ19等の上記各種検出量及び作動情報に基づき、車両1の走行モードをEVモード、シリーズモード、パラレルモードの間で切り換える。例えば、高速領域のようにエンジン3の効率が高い領域では、走行モードをパラレルモードとする。また、中低速領域では、走行バッテリ15の充電率SOCや運転領域に基づきEVモードとシリーズモードとの間で切り換える。
シリーズモードでは、減速機7のクラッチ9を切断した上で、エンジン3を運転してモータジェネレータ10を駆動し、その発電電力及び走行バッテリ15からの電力によりフロントモータ2やリヤモータ5を駆動して車両1を走行させると共に、余剰電力を走行バッテリ15に充電する。
また、ハイブリッドコントローラ18は、上記各種検出量及び作動情報に基づき車両1の走行に必要な総要求出力を算出し、その総要求出力を、EVモード及びシリーズモードではフロントモータ2側とリヤモータ5側とに配分し、パラレルモードではフロントモータ2側とエンジン3側とリヤモータ5側とに配分する。そして、それぞれに配分した要求出力、及びフロントモータ2から前輪4までの減速機7のギヤ比、エンジン3から前輪4までの減速機7のギヤ比、リヤモータ5から後輪6までの減速機11のギヤ比に基づき、フロントモータ2、エンジン3、リヤモータ5のそれぞれの要求トルクを設定し、各要求トルクを達成するようにフロントモータコントローラ16、リヤモータコントローラ17及びエンジンコントローラ14に指令信号を出力する。
また、ハイブリッドコントローラ18は、シリーズモードによる車両1の走行中において走行バッテリ15の充電状態を最適化すべく、モータジェネレータ10を駆動しているエンジン3の運転点を制御している。具体的には、走行バッテリ15の実SOCと目標SOCとの偏差に基づき目標充電電力を逐次算出し、目標充電電力に対応するモータジェネレータ10の目標発電量を最小燃費で達成可能な運転点を求め、その運転点でエンジン3を運転する。概括的に表現すると、走行バッテリ15のSOCが増加して満充電に近づくほど目標充電電力が低下し、エンジン3の運転点は低負荷側に移行する(充電制御手段)。
1)最大充電電力―目標充電電力≦制限電力判定値(例えば10kw)
2)充電電流>制限電流判定値またはバッテリ電圧>制限電圧判定値
ここに、最大充電電力は、走行バッテリ15のSOH(劣化指標:State of Health)や温度等から定まる現在の走行バッテリ15が充電可能な上限電力である。
一方、エンジン3には排ガス中に含まれるNOxを低減するために排ガス循環装置21が備えられており、その構成を図2に示す。
[第1実施形態]
上記したようにモニタ領域はエンジン3の回転速度Ne及び充填効率Ecにより規定されており、モータジェネレータ10の目標発電量の制限によりエンジン3の運転点が充填効率Ecの下限を下回った場合に、排ガス循環装置21の故障診断を実施不能な事態に陥る。そこで、走行バッテリ15の電池受入れ性の低下時に限り、モニタ領域を負荷低下方向に拡大すること、より詳しくはモニタ領域の充填効率Ecに関する下限を低下させることにより、エンジン3の運転点を切り換えることなくモニタ領域内に保つ手法を採用したものが本実施形態である。
故障診断の実施条件が成立すると、モニタ領域へのエンジン3の運転点の切換要求がなされ、それに呼応してエンジン3の運転点がモニタ領域内の目標運転点に切り換えられる。モータジェネレータ10が発電制限されていないため、エンジン3は何ら問題なく目標運転点で運転されてモニタ領域内に保たれ続ける。この時点で排ガス循環バルブ23が一旦全閉(0%)された上で、圧力センサ26によるインマニ圧の検出値が第1圧力P1として記憶され、その後に排ガス循環バルブ23が所定量開(20%)されて、インマニ圧の検出値が第2圧力P2として記憶される。これらの第1及び第2圧力P1,P2の差圧ΔPが予め設定された故障判定値以上のときには排ガス循環装置21の正常判定を下し、故障判定値未満のときには異常判定を下す。
一方、走行バッテリ15の電池受入れ性が低下している場合について述べる。このときのエンジン3の運転点は、モータジェネレータ10の発電制限によりモニタ領域の下限の充填効率Ec15%を下回る10%まで低下しているため、通常であればモニタ領域を逸脱していると見なされて故障診断は開始されない。本実施形態では、故障診断の実施条件が成立した時点で、図3に仮想線で示すように、モニタ領域の下限が充填効率Ec15%から10%に切り換えられて負荷低下方向に拡大される(モニタ領域拡大手段、第1の対応手段)。このため、図4中に破線で示すように充填効率Ec10%のエンジン3の運転点であっても、運転点がモニタ領域内に保たれていると見なされ、問題なく故障診断が開始される。
[背景技術]で述べたように、モニタ領域は診断精度等を配慮した結果、シリーズモードでの通常時の運転に比較して低負荷側に設定されおり、その下限である充填効率Ec15%は、排ガス循環バルブ23を所定量開しても排ガス循環ガスによりエンジン3の燃焼状態が悪化して失火に至らない限界付近の値として設定されている。このような燃焼安定性に関してほとんど余裕がないモニタ領域の下限を、本実施形態ではさらに充填効率Ec10%まで低下させるため、エンジン3の燃焼悪化により失火する虞がある。
そして、故障診断時の排ガス循環バルブ23の開度を通常時よりも小開度にとどめているため、排ガス循環ガスの環流に起因するエンジン3の燃焼悪化を抑制できる。さらに、排ガス循環バルブ開度の縮小に対応する適切な故障判定値を適用するため、通常時と同様に排ガス循環装置21の正常・異常を的確に判定できる。結果として本実施形態によれば、走行バッテリ15の電池受入れ性の低下時においても、目標充電電力の制限により走行バッテリ15を保護しつつ、エンジン3の運転点をモニタ領域内に保って排ガス循環装置21の故障診断を実施することができる。
ところで以上の説明は、故障診断を開始する以前に既に電池受入れ性が低下していた場合であるが、故障診断の開始後に電池受入れ性が低下した場合にも応用できる。例えば、故障診断は開始したが未だインマニ圧の検出を開始していない段階で、電池受入れ性の低下判定が下された場合には、その時点でエンジン3の運転点を充填効率Ec10%まで低下させると共に、モニタ領域の下限を充填効率Ec10%に切り換えればよい。これによりエンジン3の運転点がモニタ領域内に保たれるため、上記と同様に問題なく故障診断が実施することができる。
[第2実施形態]
第1実施形態と同じく本実施形態でもモニタ領域を拡大しているが、その目的は、通常のモニタ領域の下限を下回る充填効率Ec(例えば10%)の運転点をモニタ領域内に含めるためではなく、エンジン3の燃焼を安定化することにより、運転点がモニタ領域を逸脱しているままであっても排ガス循環装置21の故障診断を実施可能とする趣旨である。
本実施形態ではエンジン3の燃焼悪化の対策として、エンジン3の目標運転点を回転増加方向、例えば図5中に破線で示すように1500rpmから2000rpmに切り換えると共に(運転点補正手段、第2の対応手段)、モニタ領域の回転速度Neに関する上限についても1750rpmから2000rpmに拡大する(モニタ領域拡大手段、第2の対応手段)。結果としてエンジン3は目標運転点2000rpm,10%で運転され、図3のマップから判るように、回転速度Neの増加によりエンジン3の燃焼状態が安定化する。運転点は回転速度Neに関して回転増加方向に拡大されたモニタ領域内にあり、充填効率Ecに関しては、依然としてモニタ領域の下限である15%を下回っている。しかし、燃焼の安定化により故障診断を実施可能な環境が整ったものと見なし、本実施形態では、そのまま排ガス循環装置21の故障診断を開始する。
また、上記したエンジン3の充填効率Ecや回転速度Neに関する例示は一例にすぎず、任意に変更可能であり、さらに第1実施形態で述べたように、以上の本実施形態の制御を、故障診断の開始後に電池受入れ性が低下した場合に応用してもよい。
このように双方の手法を適宜切り換えるようにすれば、まず第1実施形態の手法が優先して実施されることから良好なNVH性能を確保でき、且つ第1実施形態の手法が実施不能な場合であっても第2実施形態を実施可能なため、これにより電池受入れ性の低下時であっても故障診断を実施することができる。
3 エンジン
10 モータジェネレータ(発電機)
15 走行バッテリ
18 ハイブリッドコントローラ(排ガス循環手段、充電制御手段、電池受入れ性判定手段、充電電力制限手段、排ガス循環故障診断手段、運転点補正手段、モニタ領域拡大手段、第1,2の対応手段、対応切換手段)
21 排ガス循環装置(排ガス循環手段)
22 排ガス循環通路
23 排ガス循環バルブ
24 エキゾーストマニホールド(排気側)
25 インテークマニホールド(吸気側)
26 圧力センサ(排ガス循環故障診断手段)
Claims (6)
- エンジンを所定の運転点で運転して発電機を駆動し、該発電機により発電された電力をバッテリに充電する充電制御手段と、
前記バッテリへの充電電力を制限すべき電池受入れ性の低下時か否かを判定する電池受入れ性判定手段と、
前記電池受入れ性判定手段により電池受入れ性の低下時と判定されたときに、前記バッテリへの充電電力を制限すべく前記エンジンの運転点を負荷低下方向に切り換え、発電機の発電電力を低下させる充電電力制限手段と、
前記エンジンの排ガスを排ガス循環ガスとして吸気側に環流させる排ガス循環手段と、
前記排ガス循環手段の故障診断の実施条件が成立したときに、前記エンジンの運転点を負荷と回転速度で規定されるモニタ領域内で前記排ガス循環手段の故障診断を実施する排ガス循環故障診断手段と、
前記排ガス循環故障診断手段により前記排ガス循環手段の故障判定が実施される際に、前記電池受入れ性判定手段の判定に基づき前記エンジンの運転点が負荷低下方向に切り換えられると前記モニタ領域を逸脱する場合に、前記モニタ領域を拡大するモニタ領域拡大手段と
を備え、
前記モニタ領域拡大手段は、前記エンジンの負荷低下方向に前記モニタ領域を拡大して前記運転点を前記拡大されたモニタ領域内に保ち、
前記モニタ領域拡大手段は、前記エンジンの回転増加方向に前記モニタ領域を拡大し、
前記モニタ領域拡大手段による前記モニタ領域の拡大時に、前記エンジンの運転点を回転増加方向に切り換える運転点補正手段をさらに備えた
ことを特徴とするハイブリッド車両の排ガス循環故障診断装置。 - 前記排ガス循環手段は、前記エンジンの排ガスを排ガス循環バルブの開度に応じて排ガス循環通路を経て吸気側に環流させ、
前記排ガス循環故障診断手段は、前記排ガス循環バルブを開弁及び閉弁したときの前記エンジンの吸気側の圧力変化に基づき前記排ガス循環手段の故障診断を実施すると共に、前記電池受入れ性判定手段の判定に基づく前記モニタ領域の拡大時に、通常時に比較して前記排ガス循環バルブの開弁時の開度を縮小する
ことを特徴とする請求項1に記載のハイブリッド車両の排ガス循環故障診断装置。 - 前記排ガス循環故障診断手段は、前記モニタ領域の拡大時に、通常時に比較して前記排ガス循環バルブの開弁時の開度を縮小すると共に、前記吸気側の圧力変化を判定する故障判定値として小さな値を適用する
ことを特徴とする請求項2に記載のハイブリッド車両の排ガス循環故障診断装置。 - 前記排ガス循環手段は、前記エンジンの排ガスを排ガス循環バルブの開度に応じて排ガス循環通路を経て吸気側に環流させ、
前記排ガス循環故障診断手段は、前記排ガス循環バルブを開弁及び閉弁したときの前記エンジンの吸気側の圧力変化に基づき前記排ガス循環手段の故障診断を実施すると共に、前記電池受入れ性判定手段の判定に基づく前記モニタ領域の拡大時に、通常時に比較して前記排ガス循環バルブの開弁時の開度を拡大する
ことを特徴とする請求項1に記載のハイブリッド車両の排ガス循環故障診断装置。 - 前記排ガス循環故障診断手段は、前記モニタ領域の拡大時に、通常時に比較して前記吸気側の圧力変化を判定する故障判定値として小さな値を適用する
ことを特徴とする請求項1に記載のハイブリッド車両の排ガス循環故障診断装置。 - 前記モニタ領域拡大手段は、前記モニタ領域を負荷低下方向に拡大して前記運転点を前記モニタ領域内に保つ第1の対応手段、及び前記モニタ領域を回転増加方向に拡大すると共に、前記エンジンの運転点を回転増加方向に切り換える第2の対応手段からなり、
前記第1の対応手段により前記エンジンの運転点を前記モニタ領域内に保てる場合には該第1の対応手段に処理を実行させ、前記第1の対応手段により前記運転点をモニタ領域内に保てない場合には、前記第2の対応手段に処理を実行させる対応切換手段をさらに備えた
ことを特徴とする請求項1に記載のハイブリッド車両の排ガス循環故障診断装置。
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