JP6729643B2 - 発振器、電子機器および移動体 - Google Patents

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Description

本発明は、発振器、電子機器および移動体に関する。
従来から、電子機器の小型化、薄型化に伴い、水晶振動子等の振動デバイスを有する発振器はより一層の小型化、薄型化が要求されると共に、省エネ化を図るために消費電力の低減も要求されている。特に、周囲温度の影響を回避し高い周波数安定性を有するために、発熱体を加熱して水晶振動子の周囲温度を一定に保つ構造のOCXO(恒温槽付水晶発振器)は、発熱体からの熱が基板全体に均一に伝わらず、水晶振動子の周辺に配置された発振用の部品の温度制御が困難となり、高い周波数安定性が得られないという問題があった。このような問題を解決するため特許文献1において、発熱体と発振回路とが1つの半導体基板上に配置されている集積回路上に水晶振動素子を配置し、その他の回路素子とともにパッケージ内に配置したOCXOが開示されている。
特開2010−213280号公報
しかし、上述のOCXOのように、振動片又は発振用回路等を調整するために、回路素子をパッケージに内蔵すると、例えば、構成部材として樹脂を用いた回路素子等を用いた場合では、構成部材である樹脂か発生するガスや、回路素子とパッケージとの接続部材である半田や導電性接着剤等から発生するガスにより、振動片の周波数特性を変動させてしまうという虞がある。
また、発熱体と発振用回路とが1つの半導体基板上配置されているため、水晶振動素子の温度を要求する温度まで加熱するためには、水晶振動素子を加熱する温度以上に発熱体の温度を上げる必要があるが、発熱体からの熱は同一半導体基板上に配置されている発振用回路に伝わりやすいため、発振用回路を加熱し過ぎてしまい発振用回路の性能を劣化させてしまうという虞がある。
本発明は、上述の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の形態又は適用例として実現することが可能である。
[適用例1]本適用例に係る発振器は、発振用回路を含む集積回路、振動片、回路素子、発熱体および容器を含む発振器であって、前記容器の内部に、前記集積回路、前記振動片および前記発熱体が配置され、前記容器の外部に、前記回路素子が配置されていることを特徴とする。
本適用例によれば、集積回路、振動片および発熱体が配置された容器の外部に、振動片又は発振用回路等を調整するための回路素子が配置されているため、発熱体の熱によって、回路素子を構成する樹脂部材や回路素子と容器との接続部材である半田や導電性接着剤等からガスを発生することがなくなり、また、例えガスが発生したとしても振動片が容器に収納されているため、ガスの影響を受けることなく、振動片の安定な周波数特性を維持し、高い周波数安定性を有する発振器を得ることができるという効果がある。また、発振用回路を含む集積回路と発熱体とが分離しているため、振動片を加熱した際に、集積回路を加熱し過ぎることがない。そのため、振動片を安定して発振することができ、高い周波数安定性を有する発振器を得ることができる。
[適用例2]上記適用例に記載の発振器において、前記回路素子は、水晶振動子を含むことを特徴とする。
本適用例によれば、回路素子として水晶振動子を用いると、発振用回路の帰還回路に周波数選択性を持たせて、負性抵抗特性を狭帯域とし、不要なスプリアスの負性抵抗を小さく、あるいは正の抵抗とすることができるので、不要なスプリアスの発振を抑制することができる。そのため、不要な周波数を抑制し、主振動のみで発振させることができ、高い周波数安定性を有する発振器を得ることができるという効果がある。
[適用例3]上記適用例に記載の発振器において、前記回路素子は、インダクタンス素子を含むことを特徴とする。
本適用例によれば、回路素子としてインダクタンス素子を用いると、容量素子と組み合わせてLC共振回路を構成することができる。このLC共振回路の周波数を主振動の周波数と一致させることにより、発振用回路の帰還回路に周波数選択性を持たせて、負性抵抗特性を狭帯域とし、不要なスプリアスの負性抵抗を小さく、あるいは正の抵抗とすることができるので、不要なスプリアスの発振を抑制することができる。そのため、不要な周波数を制御し、主振動のみで発振させることができ、高い周波数安定性を有する発振器を得ることができるという効果がある。
[適用例4]上記適用例に記載の発振器において、前記振動片は、SCカット水晶振動片であり、前記回路素子は、前記発振用回路から出力される信号において、不要な周波数を制御するためのものであることを特徴とする。
本適用例によれば、振動片をSCカット水晶振動片とすることで、周波数安定度に優れた発振器を構成することができる。また、SCカット水晶振動片を発振した際に生じるCモードと呼ばれる安定な主振動を阻害する要因となるBモードと呼ばれる副振動モードを、水晶振動子やインダクタンス素子等の回路素子により制御することで、高い周波数安定性を有する発振器を得ることができるという効果がある。
[適用例5]上記適用例に記載の発振器において、前記回路素子は、前記容器に配置されていることを特徴とする。
本適用例によれば、回路素子を発熱体が配置された容器の外面に配置することで、発熱体の熱を回路素子に伝導することができるため、回路素子の有する特性を一定に保持し、外部の温度変化による影響を低減することができ、高い周波数安定性を有する発振器を得ることができるという効果がある。
[適用例6]上記適用例に記載の発振器において、前記回路素子は、平面視で、前記発熱体と重なっていることを特徴とする。
本適用例によれば、回路素子を発熱体が配置された容器の外面で、平面視で発熱体に重なる領域に配置することで、発熱体から回路素子までの距離を短くすることができ、発熱体の熱をより回路素子に伝導することができる。そのため、外部の温度変化による影響をより低減することができ、高い周波数安定性を有する発振器を得ることができるという効果がある。
[適用例7]上記適用例に記載の発振器において、前記集積回路と前記発熱体とは、離間しており、前記振動片は、前記発熱体上に配置されていることを特徴とする。
本適用例によれば、集積回路と発熱体とが、離間して容器の内部に配置されているため、振動片を加熱する発熱体の熱が、直接集積回路へ伝わらない。そのため、加熱し過ぎによる集積回路に含まれている発振用回路の特性劣化を低減することができる。また、振動片が発熱体上に配置されているため、発熱体の熱を損失することなく振動片へ伝えることができ、低消費で振動片の温度制御をより安定化させることができる。
[適用例8]本適用例に係る電子機器は、上記適用例に記載の発振器を備えていることを特徴とする。
本適用例によれば、高い周波数安定性を有する発振器を備えた電子機器が得られるという効果がある。
[適用例9]本適用例に係る移動体は、上記適用例に記載の発振器を備えていることを特徴とする。
本適用例によれば、高い周波数安定性を有する発振器を備えた移動体が構成できるという効果がある。
本発明の第1実施形態に係る発振器の概略構成図であり、(a)は平面図、(b)はA−A線断面図。 本発明の第1実施形態に係る発振器を構成する容器の概略構成図であり、(a)は平面図、(b)はB−B線断面図。 本発明に係る発振器の構成を示す回路図。 本発明に係る発振器の変形例を示す概略平面図。 本発明の第2実施形態に係る発振器の概略構成図であり、(a)は平面図、(b)はC−C線断面図。 本発明の第3実施形態に係る発振器の概略構成図であり、(a)は平面図、(b)はD−D線断面図。 本発明の第4実施形態に係る発振器の概略構成図であり、(a)は平面図、(b)はE−E線断面図。 本発明の第5実施形態に係る発振器の概略構成図であり、(a)は平面図、(b)はF−F線断面図。 本発明に係る発振器を備える電子機器を示す概略図であり、(a)はモバイル型(又はノート型)のパーソナルコンピューターの構成を示す斜視図、(b)は携帯電話機(PHSも含む)の構成を示す斜視図。 本発明に係る発振器を備える電子機器としてのデジタルカメラの構成を示す斜視図。 本発明に係る発振器を備える移動体としての自動車の構成を示す斜視図。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
[発振器]
<第1実施形態>
本発明の第1実施形態に係る発振器1の一例として、周波数安定性に優れたSCカット水晶振動片を有するOCXO(恒温槽付水晶発振器)を挙げ、図1と図2を参照して説明する。
図1は、本発明の第1実施形態に係る発振器1の構造を示す概略図であり、図1(a)は平面図、図1(b)は図1(a)に示すA−A線の断面図である。図2は、本発明の第1実施形態に係る発振器1を構成する容器40の概略構成図であり、図2(a)は平面図、図2(b)は図2(a)に示すB−B線の断面図である。なお、図1(a)と図2(a)において、発振器1と容器40の内部の構成を説明する便宜上、カバー64と蓋部材44を取り外した状態を図示している。また、後述する図も含め、説明の便宜上、互いに直交する3つの軸として、X軸、Y軸およびZ軸を図示している。更に、説明の便宜上、Y軸方向から視たときの平面視において、+Y軸方向の面を上面、−Y軸方向の面を下面として説明する。なお、ベース基板62の上面に形成された配線パターンや電極パッド、容器40の外面に形成された接続端子および容器40の内部に形成された配線パターンや電極パットは図示を省略してある。
発振器1は、図1(a),(b)に示すように、発振用回路を含む集積回路10、発熱体14およびSCカット水晶振動片である振動片12を内部に収納した容器40と、容器40の外部でベース基板62の上面に配置された回路素子16と、を含み構成されている。また、発振器1のベース基板62の上面には、リードフレーム66を介して容器40がベース基板62と遊離して配置され、複数の容量や抵抗等の回路部品20,22,24が配置されている。更に、容器40や回路素子16は、カバー64で覆われ、容器60の内部に収納されている。なお、容器60の内部は真空等の減圧雰囲気、又は窒素、アルゴン、ヘリウム等の不活性気体雰囲気に気密封止されている。
振動片12又は集積回路10に含まれる発振用回路等を調整するための回路素子16や回路部品20,22,24が発熱体14を収納した容器40の外部に配置されている。そのため、発熱体14の熱によって、回路素子16を構成する樹脂部材や回路素子16や回路部品20,22,24と容器40との接続部材である半田や導電性接着剤等からガスを発生することがなくなり、また、例えガスが発生したとしても振動片12が容器40に収納されているため、ガスの影響を受けることなく、振動片12の安定な周波数特性を維持し、高い周波数安定性を有する発振器1を得ることができる。
容器40の内部には、図2(a),(b)に示すように、集積回路10、パワートランジスター、抵抗発熱体等の発熱体14および発熱体14の上面に配置された振動片12が収納されている。なお、容器40の内部は真空等の減圧雰囲気、又は窒素、アルゴン、ヘリウム等の不活性気体雰囲気に気密封止されている。
容器40は、パッケージ本体42と蓋部材44とで構成されている。パッケージ本体42は、図2(b)に示すように、第1の基板46、第2の基板48、第3の基板50、第4の基板52および第5の基板54を積層して形成されている。第2の基板48、第3の基板50、第4の基板52および第5の基板54は中央部が除去された環状体であり、第5の基板54の上面の周縁にシールリングや低融点ガラス等の封止部材56が形成されている。
第2の基板48と第3の基板50とにより、集積回路10を収容する凹部(キャビティー)が形成され、第4の基板52と第5の基板54とにより、発熱体14と振動片12を収容する凹部(キャビティー)が形成されている。
第1の基板46の上面の所定の位置には接合部材36により集積回路10が接合され、集積回路10はボンディングワイヤー30により第2の基板48の上面に配置された電極パッド(図示せず)と電気的に接続されている。
第3の基板50の上面の所定の位置には接合部材34により発熱体14が接合され、発熱体14の上面(能動面15)に形成された電極パッド26はボンディングワイヤー30により第4の基板52の上面に配置された電極パッド(図示せず)と電気的に接続されている。
従って、集積回路10と発熱体14とは容器40の内部で離間して配置されているため、振動片12を加熱する発熱体14の熱が、直接集積回路10へ伝わり難い。そのため、加熱し過ぎによる集積回路10に含まれている発振用回路の特性劣化を制御することができる。
水晶振動片で外部応力感度が最も小さいため、周波数安定性に優れているSCカット水晶振動片である振動片12は、発熱体14の能動面15に配置されている。また、SCカット水晶振動片(振動片12)は、能動面15に形成された電極パッド26と、振動片12の下面に形成された電極パッド(図示せず)と、を金属性バンプや導電性接着剤等の接合部材32を介して発熱体14に接合されている。なお、振動片12の上下面に形成された励振電極(図示せず)と、振動片12の下面に形成された電極パッド(図示せず)とはそれぞれ電気的に接続されている。なお、振動片12と発熱体14とは、発熱体14で発生した熱が振動片12に伝わるように接続されていれば良いため、例えば、振動片12と発熱体14とが非導電性の接合部材で接続され、振動片12と発熱体14又はパッケージ本体42とがボンディングワイヤー等の導電性部材を用いて電気的に接続されていても良い。
従って、振動片12が発熱体14上に配置されているため、発熱体14の熱を損失することなく振動片12へ伝えることができ、低消費で振動片12の温度制御をより安定化させることができる。
容器60のカバー64およびリードフレーム66の構成材料には、42アロイ(鉄ニッケル合金)等の熱伝導率の低い鉄系の合金にニッケルめっきを施したものが好適である。
また、容器60のベース基板62は、絶縁性を有するガラスエポキシ樹脂やセラミックス等の材料で構成されている。また、ベース基板62に設けられた配線は全面に銅箔が施された基板からエッチングする方法やタングステン(W)、モリブデン(Mo)等の金属配線材料を基板上にスクリーン印刷して焼成し、その上にニッケル(Ni)、金(Au)等のめっきを施す方法で形成されている。
更に、上記実施形態では、振動片12に矩形状のSCカット水晶振動片を用いて説明したが、これに限定されず、円形状のSCカット水晶振動片や矩形状又は円形状のATカット水晶振動片でも良いし、音叉型水晶振動片、弾性表面波共振片その他の圧電振動子やMEMS(Micro Electro Mechanical Systems)共振片でも構わない。なお、ATカット水晶振動片を用いた場合には、Bモード抑圧回路が不要となるため、発振器1の小型化が図れる。
[発振回路]
次に、本発明に係る発振器1の発振回路について図3を参照し説明する。
図3は、本発明に係る発振器1の構成を示す回路である。
周波数安定性に優れているSCカット水晶振動片は、主振動の厚みすべり振動モード(Cモード)以外に、これより周波数が高い振動モードとして厚みねじれ振動モード(Bモード)、厚み縦振動モード(Aモード)が存在する。そのため、Cモード以外のBモード、Aモードの振動は発振器を構成した際にスプリアス成分(不要振動成分)として種々の不具合を発生する原因となっている。特に、主振動であるCモードに隣接するBモードの周波数f2はCモードの周波数f1の約9〜10%程度しか離れていないため、また、Bモードの共振レベルがCモードと同等となるものもあるため、発振周波数がf1からf2に変化する周波数ジャンプを引き起こす原因となっていた。
そのため、図3に示すように、発振器1の発振用回路は、トランジスター70のコレクターを電源Vcに接続し、更に、ベースにSCカット水晶振動片である振動片12の一端を接続し、SCカット水晶振動片(振動片12)の他端を可変容量76を介して接地する。そして、トランジスター70のベース−接地間に分割容量72,74の直列回路を接続すると共に、分割容量72,74の直列回路の中点(分割点)とエミッターとの間に水晶振動子である回路素子16を挿入接続する。抵抗78,80はブリーダー抵抗であり、抵抗82は帰還抵抗(負荷抵抗)であり、Voは発振器1の出力端子である。なお、水晶振動子(回路素子16)は、例えばATカット水晶振動片を用いて、その直列共振周波数を主振動(Cモード)による発振周波数にほぼ一致するように設定する。
水晶振動子(回路素子16)を分割容量72,74の直列回路の中点とトランジスター70のエミッター間に挿入することにより、帰還回路に周波数選択性を持たせて、負性抵抗特性を狭帯域としたので、主振動のCモードの周波数f1では充分に大きな負性抵抗となりBモードの周波数f2では負性抵抗が小さく、あるいは正の抵抗を呈するので、その結果Bモードの周波数では発振できなくなる。そのため、主振動のCモードのみで発振させることができ、高い周波数安定性を有する発振器1を得ることができる。
なお、上記実施形態では、回路素子16に水晶振動子を用いて説明したが、これに限定されず、インダクタンス素子でも構わない。回路素子16としてインダクタンス素子を用いると、容量素子と組み合わせてLC共振回路を構成することができる。このLC共振回路の周波数を主振動の周波数と一致させることにより、発振用回路の帰還回路に周波数選択性を持たせて、負性抵抗特性を狭帯域とし、不要なスプリアスの負性抵抗を小さく、あるいは正の抵抗とすることができるので、不要なスプリアスの発振を抑制することができる。そのため、不要な周波数を制御し、主振動のみで発振させることができ、高い周波数安定性を有する発振器1を得ることができる。
<変形例>
次に、本発明の第1実施形態に係る発振器1の振動片実装における変形例について図4(a)〜(c)を参照し説明する。
図4(a)〜(c)は、本発明の第1実施形態に係る発振器1の振動片実装における変形例を示す概略平面図である。なお、図4(a)〜(c)において、容器40の内部の構成を説明する便宜上、蓋部材44(図2(b)参照)を取り外した状態を図示している。
以下、振動片実装における変形例について、前述した第1実施形態との相違点を中心に説明し、同様の事項については、その説明を省略する。
図4(a)に示す変形例は、発熱体14aの能動面15aに形成された電極パッド26,26aにおいて、振動片12aの下面に配置される電極パッド26aの面積が電極パッド26の面積より大きい。よって、振動片12aの実装面積を大きくできるため、落下や振動による衝撃を低減し、振動特性等の劣化を防ぐことができる。また、発熱体14aとの接合面積が大きいいため、熱の伝達が良くなり、低消費電力で高い周波数安定性を有する発振器1を得ることができる。
図4(b)に示す変形例は、発熱体14bの能動面15bに形成された電極パッド26,26bにおいて、振動片12bの下面に配置される電極パッド26bの面積が電極パッド26の面積よりも大きい。また、振動片12bの上面に電極パッド28が形成されており、発熱体14bの能動面15bに形成された電極パッド26と、ボンディングワイヤー30により電気的に接続されている。振動片12bを1点固定とすることができるため、2点固定に比べ、実装歪や熱歪を低減できより安定な振動特性を得ることができる。また、振動片12bの上面に電極パッド28が形成されていることにより、振動片12bの上面に形成された励振電極(図示せず)を振動片12bの下面に配線する電極パターン形成工程を必要としないため、振動片12bの低コスト化が図れる。
図4(c)に示す変形例は、図4(b)に示す変形例と同様に、発熱体14cの能動面15cに電極パッド26cが1つ形成されている構成なので同等の効果が得られる。また、振動片12cの上面に電極パッド28cが形成されており、第4の基板52の上面に形成された電極パッド(図示せず)と、ボンディングワイヤー30により電気的に接続されているので、発振器1の小型化に伴い、電極パッド28cと発熱体14cの能動面15cに形成された電極パッド26との間隔が狭くなることによるボンディング不良を防ぐことができる。
<第2実施形態>
次に、本発明の第2実施形態に係る発振器1aについて図5を参照し説明する。
図5は、本発明の第2実施形態に係る発振器1aの概略構成図であり、図5(a)は平面図、図5(b)は図5(a)のC−C線断面図である。なお、図5(a)において、発振器1aの内部の構成を説明する便宜上、カバー64の上部を取り外した状態を図示している。
以下、第2実施形態について、前述した第1実施形態との相違点を中心に説明し、同様の事項については、その説明を省略する。
第2実施形態に係る発振器1aは、図5(a),(b)に示すように、第1実施形態に係る発振器1と比較すると、回路素子16が容器40の下面に配置されている点が異なっている。
このような構成により、発熱体14の熱をパッケージ本体42を介した伝導により回路素子16に伝えることができるため、回路素子16の温度を一定に保持し、外部の温度変化による影響を低減することができ、高い周波数安定性を有する発振器1aを得ることができる。
<第3実施形態>
次に、本発明の第3実施形態に係る発振器1bについて図6を参照し説明する。
図6は、本発明の第3実施形態に係る発振器1bの概略構成図であり、図6(a)は平面図、図6(b)は図6(a)のD−D線断面図である。なお、図6(a)において、発振器1bの内部の構成を説明する便宜上、カバー64の上部を取り外した状態を図示している。
以下、第3実施形態について、前述した第1実施形態との相違点を中心に説明し、同様の事項については、その説明を省略する。
第3実施形態に係る発振器1bは、図6(a),(b)に示すように、第1実施形態に係る発振器1と比較すると、回路素子16が容器40の下面で、平面視で発熱体14が配置されている領域と重なって配置されている点が異なっている。
このような構成により、パッケージ本体42における発熱体14から回路素子16までの距離を短くすることができ、パッケージ本体42を介した伝導により発熱体14の熱をより効率的に回路素子16に伝えることができる。そのため、外部の温度変化による影響をより低減することができ、高い周波数安定性を有する発振器1bを得ることができる。
<第4実施形態>
次に、本発明の第4実施形態に係る発振器1cについて図7を参照し説明する。
図7は、本発明の第4実施形態に係る発振器1cの概略構成図であり、図7(a)は平面図、図7(b)は図7(a)のE−E線断面図である。なお、図7(a)において、発振器1cの内部の構成を説明する便宜上、カバー64の上部を取り外した状態を図示している。
以下、第4実施形態について、前述した第1実施形態との相違点を中心に説明し、同様の事項については、その説明を省略する。
第4実施形態に係る発振器1cは、図7(a),(b)に示すように、第1実施形態に係る発振器1と比較すると、容器40を構成するパッケージ本体42の第3の基板50(図2(b)参照)の上面にスペーサー38が配置され、スペーサー38の上面に振動片12が接合された発熱体14が配置されている点が異なっている。
このような構成により、スペーサー38をガラス等の熱伝導性の低い材料で構成すると発熱体14の熱が振動片12だけに伝導し、振動片12の温度をより安定に保つことができる。また、スペーサー38を銅(Cu)等の熱伝導性の高い材料で構成すると発熱体14の熱を容器40全体に伝導させることができるため、集積回路10や回路素子16を安定した温度に保つことができる。そのため、高い周波数安定性を有する発振器1cを得ることができる。
<第5実施形態>
次に、本発明の第5実施形態に係る発振器1dについて図8を参照し説明する。
図8は、本発明の第5実施形態に係る発振器1dの概略構成図であり、図8(a)は平面図、図8(b)は図8(a)のF−F線断面図である。なお、図8(a)において、発振器1dの内部の構成を説明する便宜上、カバー64の上部を取り外した状態を図示している。
以下、第5実施形態について、前述した第1実施形態との相違点を中心に説明し、同様の事項については、その説明を省略する。
第5実施形態に係る発振器1dは、図8(a),(b)に示すように、第1実施形態に係る発振器1と比較すると、容器40を構成するパッケージ本体42の第3の基板50(図2(b)参照)の上面で、発熱体14が配置されている位置と、平面視で対向する位置にスペーサー38dが配置されている点が異なっている。
このような構成により、振動片12を発熱体14の上面に接合する際に、振動片12の先端部(+X軸方向の端部)が傾くのを軽減し、且つ、落下や振動による衝撃を緩和することができるため、耐落下特性や耐衝撃特性に優れた発振器1dを得ることができる。
[電子機器]
次いで、本発明の一実施形態に係る発振器1、発振器1a、発振器1b、発振器1c、又は発振器1dを適用した電子機器について、図9(a),(b)、図10に基づき説明する。
図9は、本発明の一実施形態に係る発振器1、発振器1a、発振器1b、発振器1c、又は発振器1dを備える電子機器を示す概略図であり、図9(a)はモバイル型(又はノート型)のパーソナルコンピューター1100の構成を示す斜視図、図9(b)は携帯電話機1200(PHSも含む)の構成を示す斜視図である。
図9(a)において、パーソナルコンピューター1100は、キーボード1102を備えた本体部1104と、表示部1000を備えた表示ユニット1106とにより構成され、表示ユニット1106は、本体部1104に対しヒンジ構造部を介して回動可能に支持されている。このようなパーソナルコンピューター1100には、高い周波数安定性を有する発振器1、発振器1a、発振器1b、発振器1c、又は発振器1dが内蔵されている。
図9(b)において、携帯電話機1200は、複数の操作ボタン1202、受話口1204および送話口1206を備え、操作ボタン1202と受話口1204との間には、表示部1000が配置されている。このような携帯電話機1200には、高い周波数安定性を有する発振器1、発振器1a、発振器1b、発振器1c、又は発振器1dが内蔵されている。
図10は、本発明の一実施形態に係る発振器1、発振器1a、発振器1b、発振器1c、又は発振器1dを備える電子機器としてのデジタルカメラ1300の構成を示す斜視図である。なお、図10には、外部機器との接続についても簡易的に示されている。
デジタルカメラ1300は、被写体の光像をCCD(Charge Coupled Device)等の撮像素子により光電変換して撮像信号(画像信号)を生成する。
デジタルカメラ1300におけるケース(ボディー)1302の背面には、表示部1000が設けられ、CCDによる撮像信号に基づいて表示を行なう構成になっており、表示部1000は、被写体を電子画像として表示するファインダーとして機能する。また、ケース1302の正面側(図中裏面側)には、光学レンズ(撮像光学系)やCCD等を含む受光ユニット1304が設けられている。
撮影者が表示部1000に表示された被写体像を確認し、シャッターボタン1306を押下すると、その時点におけるCCDの撮像信号が、メモリー1308に転送・格納される。また、このデジタルカメラ1300においては、ケース1302の側面に、ビデオ信号出力端子1312と、データ通信用の入出力端子1314とが設けられている。そして、図示されるように、ビデオ信号出力端子1312にはテレビモニター1330が、データ通信用の入出力端子1314にはパーソナルコンピューター1340が、それぞれ必要に応じて接続される。さらに、所定の操作により、メモリー1308に格納された撮像信号が、テレビモニター1330や、パーソナルコンピューター1340に出力される構成になっている。このようなデジタルカメラ1300には、高い周波数安定性を有する発振器1、発振器1a、発振器1b、発振器1c、又は発振器1dが内蔵されている。
上述したように、電子機器として、高い周波数安定性を有する発振器1、発振器1a、発振器1b、発振器1c、又は発振器1dが活用されることにより、より高性能の電子機器を提供することができる。
なお、本発明の一実施形態に係る発振器1は、図9(a)のパーソナルコンピューター1100(モバイル型パーソナルコンピューター)、図9(b)の携帯電話機1200、図10のデジタルカメラ1300の他にも、例えば、インクジェット式吐出装置(例えばインクジェットプリンター)、ラップトップ型パーソナルコンピューター、テレビ、ビデオカメラ、カーナビゲーション装置、ページャー、電子手帳(通信機能付も含む)、電子辞書、電卓、電子ゲーム機器、ワークステーション、テレビ電話、防犯用テレビモニター、電子双眼鏡、POS端末、医療機器(例えば電子体温計、血圧計、血糖計、心電図計測装置、超音波診断装置、電子内視鏡)、魚群探知機、各種測定機器、計器類(例えば、車両、航空機、船舶の計器類)、フライトシミュレーター、移動体通信基地局用機器、ルーターやスイッチなどのストレージエリアネットワーク機器、ローカルエリアネットワーク機器、ネットワーク用伝送機器等の電子機器に適用することができる。
[移動体]
次いで、本発明の一実施形態に係る発振器1、発振器1a、発振器1b、発振器1c、又は発振器1dを適用した移動体について、図11に基づき説明する。
図11は、本発明の一実施形態に係る発振器1、発振器1a、発振器1b、発振器1c、又は発振器1dを備える移動体としての自動車1400の構成を示す斜視図である。
自動車1400には本発明に係る発振器1、発振器1a、発振器1b、発振器1c、又は発振器1dを含んで構成されたジャイロセンサーが搭載されている。例えば、同図に示すように、移動体としての自動車1400には、タイヤ1401を制御する該ジャイロセンサーを内蔵した電子制御ユニット1402が搭載されている。また、他の例としては、発振器1は、キーレスエントリー、イモビライザー、カーナビゲーションシステム、カーエアコン、アンチロックブレーキシステム(ABS)、エアバック、タイヤ・プレッシャー・モニタリング・システム(TPMS:Tire Pressure Monitoring System)、エンジンコントロール、ハイブリッド自動車や電気自動車の電池モニター、車体姿勢制御システム等の電子制御ユニット(ECU:electronic control unit)に広く適用できる。
上述したように、移動体として、高い周波数安定性を有する発振器1、発振器1a、発振器1b、発振器1c、又は発振器1dが活用されることにより、より高性能の移動体を提供することができる。
以上、本発明の発振器1,1a,1b,1c,1d、電子機器および移動体について、図示の実施形態に基づいて説明したが、本発明は、これに限定されるものではなく、各部の構成は、同様の機能を有する任意の構成のものに置換することができる。また、本発明に、他の任意の構成物が付加されていても良い。また、前述した各実施形態を適宜組み合わせても良い。
1…発振器、10…集積回路、12…振動片,14…発熱体、15…能動面、20,22,24…回路部品、26,28…電極パッド、30…ボンディングワイヤー、32,34,36…接合部材、38…スペーサー、40…容器、42…パッケージ本体、44…蓋部材、46…第1の基板、48…第2の基板、50…第3の基板、52…第4の基板、54…第5の基板、56…封止部材、60…容器、62…ベース基板、64…ケース、66…リードフレーム、70…トランジスター、72,74…分割容量、76…可変容量、78,80,82…抵抗、1000…表示部、1100…パーソナルコンピューター、1102…キーボード、1104…本体部、1106…表示ユニット、1200…携帯電話機、1202…操作ボタン、1204…受話口、1206…送話口、1300…デジタルカメラ、1302…ケース、1304…受光ユニット、1306…シャッターボタン、1308…メモリー、1312…ビデオ信号出力端子、1314…入出力端子、1330…テレビモニター、1340…パーソナルコンピューター、1400…自動車、1401…タイヤ、1402…電子制御ユニット。

Claims (10)

  1. 積層された複数の絶縁性基板を有する容器と、
    前記容器の内部に配置された、発振用回路を含む集積回路と、
    前記容器の内部に配置された振動片と、
    前記容器の内部に配置された発熱体と、
    前記容器の外部に配置された回路素子と、を備え、
    前記複数の絶縁性基板は、第1の絶縁性基板および第2の絶縁性基板を含み、
    前記発熱体は前記第1の絶縁性基板に搭載されており、
    前記振動片は前記発熱体に搭載されており、
    前記集積回路は前記第2の絶縁性基板に搭載されており、
    前記振動片は、前記発熱体に形成された電極パッドと接合されることで、前記発熱体に対して1点固定されていることを特徴とする発振器。
  2. 前記振動片は、一方の面に設けられた第1の電極パッドと、他方の面に設けられた第2の電極パッドと、を含み、
    前記第1の電極パッドは、前記発熱体の前記電極パッドに接合されており、
    前記第2の電極パッドは、ボンディングワイヤーにより前記発熱体又は前記容器に電気的に接続されていることを特徴とする請求項1に記載の発振器。
  3. ベース基板を有し、前記容器を収容する第2の容器を備え、
    前記回路素子は、前記第2の容器の内部に配置され、前記容器から離間して前記ベース基板に搭載されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の発振器。
  4. 前記容器を前記ベース基板から離間した位置で支持する複数のリードフレームを備えることを特徴とする請求項3に記載の発振器。
  5. 前記回路素子はインダクタンス素子を含むことを特徴とする請求項1乃至のいずれか一項に記載の発振器。
  6. 前記振動片は、SCカット水晶振動片であり、
    前記回路素子は、前記発振用回路から出力される信号における不要な周波数を抑制することを特徴とする請求項1乃至のいずれか一項に記載の発振器。
  7. 前記回路素子は、前記容器の外表面に配置されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の発振器。
  8. 前記回路素子は、平面視で、前記発熱体と重なっていることを特徴とする請求項に記載の発振器。
  9. 請求項1乃至のいずれか一項に記載の発振器を備えていることを特徴とする電子機器。
  10. 請求項1乃至のいずれか一項に記載の発振器を備えていることを特徴とする移動体。
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