JP6729480B2 - 情報処理装置、及びファイル名設定方法 - Google Patents

情報処理装置、及びファイル名設定方法 Download PDF

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Description

本発明は情報処理装置、及びファイル名設定方法に関し、特に、ファイル名を設定する技術に関する。
スキャナーや複合機等の情報処理装置は、原稿を読み取って生成した画像データをHDD等のデータ蓄積装置に保存する機能を有する。その際、操作者は画像データに適当なファイル名を設定することができるが、毎回手動でファイル名を設定することは煩雑である。かかる問題を解決する技術として、例えば、下記特許文献1には、画像ファイルの一定領域(プリセット領域)を対象に文字認識を行い、その文字認識で得られた文字又は文字列のサイズや色を判断して、所定のサイズや色の文字を画像ファイルのファイル名とする技術が開示されている。
特開2005−56315号公報
上記特許文献1に開示されたファイル名の自動生成技術によると、原稿を読み取るたびに操作者がファイル名を設定する手間が省けて便利になるが、原稿の読み取りの度に文字読み取り領域を設定・選択したり、自動的に設定されたファイル名が適切かどうかを操作者が確認・選択したりする別の手間が生じることが操作者の利便性向上の妨げになっている。
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであり、スキャナー等で取得された画像データのファイル名の設定に関して操作者による作業負担を軽減することを目的とする。
本発明の一局面に係る情報処理装置は、原稿を読み取って画像データを取得する画像読取部と、操作者から操作指示を受け付ける操作受付部と、前記操作受付部による受付内容に応じて、前記画像データにおいて文字列を認識すべき認識領域を設定する認識領域設定部と、前記画像データにおける前記認識領域において文字列を認識する文字列認識部と、前記文字列認識部により認識された文字列から前記画像データを保存する際のファイル名を設定するファイル名設定部と、前記画像データを前記設定されたファイル名でデータ蓄積装置に保存するデータ保存制御部とを備え、前記認識領域設定部は、予め定められた条件が満たされるまで前記認識領域の設定を維持するものである。
また、本発明の一局面に係るファイル名設定方法は、原稿を読み取って画像データを取得する画像読取部と、操作者から操作指示を受け付ける操作受付部とを備える情報処理装置により、ファイル名を設定するファイル名設定方法であって、前記操作受付部による受付内容に応じて、前記画像読取部により読み取られた画像データにおいて文字列を認識すべき認識領域を設定し、前記画像データにおける前記認識領域において文字列を認識し、前記認識された文字列から前記画像データを保存する際のファイル名を設定し、前記画像データを前記設定されたファイル名でデータ蓄積装置に保存し、予め定められた条件が満たされるまで前記認識領域の設定を維持するものである。
上記の本発明によれば、スキャナーで取得された画像データ等についてのファイル名の設定に関して操作者による作業負担を軽減することができる。
本発明の一実施形態に係る情報処理装置の一例としての画像形成装置の外観を示す斜視図である。 本発明の一実施形態に係る情報処理装置の一例としての画像形成装置の内部構成を示すブロック図である。 本発明の一実施形態に係る情報処理装置の一例としての画像形成装置による画像データ保存処理の第1実施形態を示すフローチャートである。 画像読取部による読取対象原稿の一例(技術仕様書)を示す図である。 画像読取部による読取対象原稿の別例(請求書)を示す図である。 認識領域設定操作時における表示部の表示画面の一例を示す図である。 本発明の一実施形態に係る情報処理装置の一例としての画像形成装置による画像データ保存処理の第2実施形態を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態に係る情報処理装置の一例としての画像形成装置による画像データ保存処理の第3実施形態を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態に係る情報処理装置の一例としての画像形成装置による画像データ保存処理の第4実施形態を示すフローチャートである。
以下、本発明の一実施形態に係る情報処理装置の一例としての画像形成装置、及びファイル名設定方法について図面を参照して説明する。図1は、画像形成装置の外観を示す斜視図である。図2は、画像形成装置の内部構成を示すブロック図である。
画像形成装置1は、ファクシミリ通信機能、コピー機能、プリンター機能、及びスキャナー機能等の複数の機能を兼ね備えた複合機である。図1に示すように、画像形成装置1は、装置本体2と、装置本体2の上方に配置された画像読取部10と、画像読取部10と装置本体2との間に設けられた連結部3とから概略構成される。
画像読取部10は、原稿搬送部11と、原稿搬送部11により搬送されてくる原稿又は不図示のコンタクトガラスに載置された原稿を光学的に読み取るスキャナーとを有するADF(Auto Document Feeder)である。画像読取部10は、原稿を1枚ずつ読み取ることで画像形成対象となる画像データを取得する。
装置本体2の内部には、画像形成部20、給紙部30、画像メモリー40、記憶部50、及び通信部60等が収容されている。
画像メモリー40は、画像読取部10によって読み取られた画像データを一時的に記憶する領域である。
画像形成部20は、画像メモリー40に記憶されている画像データを読み出し、当該データを用いて給紙部30から供給される用紙に画像を形成(印刷)する。印刷済みの用紙は、排出トレイ4に排出される。
記憶部50は、HDD(Hard Disk Drive)等の大容量の記憶装置である。
通信部60は、不図示のLANチップ等の通信モジュールを備える通信インターフェイスである。画像形成装置1は、ネットワークを介して他のPC(Personal Computer)等と接続されており、通信部60により接続されたPC等との間でデータの送受信を行う。
装置本体2の前面側には、表示部70及び操作部80が配置されている。表示部70は、液晶ディスプレイ(LCD:Liquid Crystal Display)や有機EL(OLED:Organic Light-Emitting Diode)ディスプレイを含んで構成される。表示部70には、例えば、画像読取部10の動作を指示するための操作画面等が表示される。
操作部80は、例えば、印刷ジョブ等の実行を指示するためのスタートキー、操作画面を構成するGUI(Graphical User Interface)に対して確定操作を行う決定キー(エンターキー)、数値入力を行うための数値入力キー等を備え、表示部70に表示される画面に対する操作をユーザーから受け付ける。
画像形成装置1は、更に、制御ユニット100を備えている。制御ユニット100は、プロセッサー、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、及び専用のハードウェア回路を含んで構成される。プロセッサーは、例えばCPU(Central Processing Unit)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、MPU(Micro Processing Unit)等である。
制御ユニット100は、上記のROM又は記憶部50に記憶された情報処理プログラム等の制御プログラムが上記のプロセッサーにより実行されることにより、制御部101、操作受付部102、認識領域設定部103、文字列認識部104、ファイル名設定部105、データ保存制御部106、及び原稿種類判定部107として機能する。なお、制御ユニット100の上記の各構成は、前述の制御プログラムに基づく動作によらず、それぞれハード回路により構成されてもよい。
制御部101は、画像形成装置1の全体的な動作制御を司る。制御部101は、画像読取部10、画像形成部20、給紙部30、画像メモリー40、記憶部50、通信部60、表示部70、及び操作部80等と接続されており、接続されている上記各機構の動作制御や、各機構との間での信号又はデータの送受信を行う。
操作受付部102は、操作者から入力される、画像読取部10により読み取られる原稿における文字列の読み取り指示、及び、画像読取部10により取得された画像データにおいて文字列を認識すべき認識領域を指定する指示等を受け付ける。例えば、操作受付部102は、操作者が、表示部70に表示される画像データをタッチ操作して領域を指定する、又は、表示部70に表示されるソフトキー又は操作部80に配置されたハードキーをタッチ又は押下して原稿種類を選択することで、操作者からの文字列読み取り指示を受け付ける。
認識領域設定部103は、操作受付部102により受け付けられた指示の内容に応じて、画像読取部10により取得された画像データにおいて文字列を認識すべき認識領域を設定する。更に、認識領域設定部103は、予め定められた条件が満たされるまでこの認識領域の設定を維持する。
文字列認識部104は、画像読取部10により取得された画像データにおける上記認識領域において文字列を認識する。文字列認識部104は、OCR(Optical Character Recognition)を利用して認識領域における文字列を認識し、テキストデータを抽出する。より詳細には、文字列認識部104は、認識領域において文字を認識すると各文字が何の文字か特定し、当該文字が構成する文字列に対応するテキストデータを抽出する。
ファイル名設定部105は、文字列認識部104により上記認識領域において認識された文字列に基づいて、画像読取部10により取得された画像データについて、当該画像データを保存する際のファイル名を設定する。ファイル名設定部105は、後述する一定の条件のもとで、データ蓄積装置に保存されているファイルのファイル名を変更する。
データ保存制御部106は、画像読取部10により取得された画像データを、ファイル名設定部105により設定されたファイル名を付して、記憶部50やネットワークを介して画像形成装置1と接続された図略のPCやサーバー装置におけるストレージデバイス等のデータ蓄積装置に保存する。また、データ保存制御部106は、画像読取部10により取得された画像データにメタデータ(付随情報)を付加してデータ蓄積装置に保存する。
原稿種類判定部107は、画像読取部10により読み取られる原稿の予め定められた種類判定領域(後述)における文字列を文字列認識部104に認識させ、当該認識された文字列に基づいて原稿の種類を判定する。
次に、画像読取部10により取得された画像データの保存処理の第1実施形態について説明する。図3は、画像形成装置1による画像データ保存処理の第1実施形態の第1実施形態を示すフローチャートである。図4は、画像読取部10による読取対象原稿の一例(技術仕様書)を示す図である。また、図5は、画像読取部10による読取対象原稿の別例(請求書)を示す図である。
まず、制御部101による制御で画像読取部10が、原稿を読み取って画像データを取得する(S1)。原稿の例を図4及び図5に示す。図4及び図5に示す原稿では、領域A1に「技術仕様書」又は「請求書」といった表題が記されている。図4及び図5において領域A1は原稿の種類判定領域である。図4の技術仕様書のフォーマットでは領域A2は、文書番号等のその文書固有の番号が記される領域であり、領域A3は、技術項目等の補助的な情報が記される領域である。また、図5の請求書のフォーマットでは、領域A2は、請求番号等のその文書固有の番号が記される領域であり、領域A3は、請求先の補助的な情報が記されている領域である。なお、領域A1,A2,A3は原稿の種類によって位置が異なり得る。
図3を参照した説明に戻る。原稿の画像データが取得されると、認識領域設定部103が、画像データが示す全領域の中から、ファイル名を設定するための文字列を取得する対象とする領域である認識領域が設定されているか否かを確認する(S2)。初めて原稿を読み取った場合等、認識領域が設定されていない場合には(S2でNO)、操作受付部102は、操作者から、原稿における文字列の読み取り指示を受け付ける(S3)。認識領域設定部103は、操作受付部102の受付内容に応じて、画像データにおいて文字列を認識すべき認識領域を設定する(S4)。一方、認識領域が設定されている場合には(S2でYES)、後述する文字列認識処理のステップS5へジャンプする。
S3及びS4の処理を詳細に説明する。図6は、認識領域設定時における表示部70の表示画面の一例を示す図である。例えば、画像読取部10により取得された画像データが制御部101により表示部70に表示される。操作者は、表示部70に表示された画像データの任意の箇所をタッチしてそのまま対角線上に指をスライドさせると、表示部70に備えられるタッチパネル機能により、当該対角線を示すスライド操作が受け付けられる。操作受付部102は、当該対角線を有する矩形枠を受け付ける。これにより、認識領域設定部103は、操作受付部102によって受け付けられた当該矩形枠で囲まれた領域を、画像データにおいて文字列を認識すべき認識領域として設定する。図6の例では、認識領域設定部103により、画像データにおいて文字列を認識すべき認識領域として領域A2が設定される例を示している。
図3へ戻り、画像データにおいて文字列を認識すべき認識領域が設定されると、文字列認識部104が、当該認識領域(本実施形態では、図4及び図5における領域A2)における文字列を認識する(S5)。
認識領域における文字列が認識されると、ファイル名設定部105は、当該認識された文字列を画像データのファイル名として設定する(S6)。
ファイル名が設定されると、データ保存制御部106が、画像データを、ファイル名設定部105により設定された当該ファイル名を付して、記憶部50、又はネットワークを介して画像形成装置1と接続された図略のPCやサーバー装置におけるストレージデバイス、等のデータ蓄積装置に保存する(S7)。
データ保存が終わると、認識領域設定部103は、認識領域をクリアするか維持するかを判定するための予め定められた条件が満たされているかを判断する(S8)。例えば、認識領域設定部103は、画像形成装置1が操作されない状態が一定時間以上経過して画像形成装置1にリセットがかかる、操作者による画像形成装置1のログアウト要求、又は操作受付部102が操作者から新たな認識領域の設定指示を受け付ける、のいずれかが満たされていると判断したとき(S8でYES)、上記予め定められた条件が満たされているとして、現在設定しているファイル名設定用の認識領域をクリアする(S9)。
一方、認識領域設定部103は、上記予め定められた条件が満たされていないと判断したときは(S8でNO)、現在設定している認識領域を維持する。これにより、次回画像読取部10に新たな原稿を読み取らせるときに、操作者は当該原稿における認識領域の設定を行う必要がなくなる。
次に、原稿種類を判別して原稿種類別にファイル名を付して画像データを保存する際の処理について説明する。図7は、画像形成装置1による画像データ保存処理の第2実施形態を示すフローチャートである。
第2実施形態では、認識領域設定部103が、原稿種類判定部107による原稿種類判定のために用いられる文字列を文字列認識部104により認識する上記予め定められた種類判定領域を例えば記憶部50に記憶させている。前提として、この種類判定領域は、例えば、原稿読取に種類の異なる同一サイズの原稿を用いるとした場合に、原稿種類に拘わらず各原稿において同一の箇所とされる。すなわち、文字列認識部104は、画像読取部10による原稿読取で得られた画像データにおける同じ位置となる領域(例えば、図4及び図5に示す各原稿の領域A1)を種類判定領域として文字列を認識し、原稿種類判定部107は、当該認識された文字列に基づいて原稿種類を判定する。本実施形態では、領域A1が種類判定領域であるものとする。
また、本実施形態では、認識領域設定部103は、原稿種類毎にA2領域を記憶しているものとする。例えば、認識領域設定部103は、技術仕様書の場合には図4に示した領域A2を、請求書の場合には図5に示した領域A2を記憶部50に記憶させておく。
まず、画像読取部10が原稿を読み取って画像データを取得する(S11)。
原稿の画像データが取得されると、原稿種類判定部107が、文字列認識部104に上記画像データについての予め定められた領域としての種類判定領域(本実施形態では領域A1)における文字列を認識させる(S12)。なお、原稿種類判定部107は、文字列認識部104に、上記画像データの全領域における文字列を認識させるようにしてもよい。
文字列認識部104により種類判定領域の文字列が認識されると、原稿種類判定部107が、当該認識された文字列に基づいて原稿の種類を判定する(S13)。例えば、技術仕様書(図4)の場合には画像データの領域A1から文字列「技術仕様書」が文字列認識部104により認識される。請求書(図5)の場合には画像データの領域A1から文字列「請求書」が文字列認識部104により認識される。これにより、原稿種類判定部107は原稿の種類を判定する。例えば、原稿種類判定部107は、認識された文字列が「技術仕様書」の場合は原稿種類を技術仕様書と判定し、認識された文字列が「請求書」の場合は原稿種類を請求書と判定する。また、原稿種類判定部107は、文字列認識部104に、上記画像データの全領域における文字列を認識させる場合、例えば、認識された文字列に最も多く含まれる単語を原稿種類として判定するようにする。
原稿の種類が判定されると、認識領域設定部103が、原稿種類判定部107により判定された原稿種類に対応する認識領域(本実施形態では、領域A2)を記憶部50から読み出して設定する(S14)。例えば、認識領域設定部103は、技術仕様書の場合には図4に示した領域A2を、請求書の場合には図5に示した領域A2を記憶部50から読み出して設定する。
画像データにおいて文字列を認識すべき認識領域が設定されると、文字列認識部104が、当該認識領域における文字列を認識する(S15)。例えば、技術仕様書の場合には図4に示した領域A2に記された文書番号が、請求書の場合には図5に示した領域A2に記された請求番号が認識される。
認識領域としての領域A2における文字列が認識されると、ファイル名設定部105が、当該認識された文字列を画像データのファイル名として設定する(S16)。例えば、技術仕様書の場合には文書番号が、請求書の場合には請求番号が画像データのファイル名として設定される。
ファイル名が設定されると、データ保存制御部106が、画像データを、ファイル名設定部105により設定されたファイル名で、記憶部50、ネットワークを介して画像形成装置1と接続された図略のPCやサーバー装置におけるストレージデバイス、等のデータ蓄積装置に保存する(S17)。
これにより、画像読取部10に新たな原稿を読み取らせる際に、原稿の種別毎に設定されたそれぞれの認識領域から文字列を認識し、当該認識された文字列をファイル名として付して、原稿読取で得た画像データを保存することが可能になる。これにより、操作者が原稿種類を示す情報を画像形成装置1に入力しなくても、原稿の種類別に異なる認識領域から抽出した文字列をファイル名として、原稿読取で得た画像データを保存することが可能になる。
ところで、ファイル名設定部105が設定したファイル名のファイルが画像データの保存先に既に存在する場合には、そのファイル名で画像データを保存することができない、或いは既に存在するファイルが画像データによって上書きされてしまう等の問題が生じる。そこで、画像データの保存先に既に存在するファイルのファイル名と重複しないように画像データのファイル名を設定する必要がある。以下、そのような画像データ保存処理を第3実施形態として説明する。図8は、画像形成装置1による画像データ保存処理の第3実施形態を示すフローチャートである。なお、第3実施形態は、基本的に第2実施形態における処理と同様の処理を行うものであり、第2実施形態の変形形態であるため、第2実施形態と異なる処理を主に説明する。
まず、認識領域設定部103は、原稿種類判定部107により原稿種類が判定されると、原稿種類判定部107により判定された原稿種類に対応する第1の認識領域及び第2の認識領域を設定する(S21)。例えば、操作者が、表示部70に表示された画像データの画面上で、上述した対角線を指定する操作を繰り返すことにより、操作受付部102及び認識領域設定部103により、操作順に領域A2領域,A3領域(一例を図4及び図5に示す)が順次設定される。本実施形態では、認識領域設定部103は、最初に設定された領域、すなわち、領域A2を第1認識領域とし、第2番目に設定された領域A3を第2認識領域として、原稿種類毎に、例えば記憶部50に記憶させる。認識領域設定部103は、原稿種類判定部107により原稿種類が判定されると、原稿種類判定部107により判定された原稿種類に対応する第1の認識領域及び第2の認識領域を記憶部50から読み出して設定する。
画像データにおいて第1及び第2の認識領域が設定されると、文字列認識部104が、第1の認識領域における第1の文字列及び第2の認識領域における第2の文字列を認識する(S22)。例えば、図4に示した技術仕様書では、領域A2に記された文書番号が第1の文字列として、領域A3に記された補助情報が第2の文字列として認識される。また、図5に示した仕様書では、領域A2に記された請求番号が第1の文字列として、領域A3に記された補助情報が第2の文字列として認識される。
第1及び第2の文字列が認識されると、ファイル名設定部105が、画像データの保存先に、第1の文字列と同一のファイル名のファイルが存在するか否かを確認する(S23)。画像データの保存先に第1の文字列と同一のファイル名のファイルが存在しない場合(S23でNO)、ファイル名設定部105は、第1の文字列を画像データのファイル名として設定する(S24)。
一方、画像データの保存先に第1の文字列と同一のファイル名のファイルが存在する場合(S23でYES)、第1の文字列をそのままファイル名にして画像データを保存することができないため、ファイル名設定部105は、第1の文字列に第2の文字列を連結した文字列を画像データのファイル名として設定する(S25)。
ファイル名が設定されると、データ保存制御部106が、画像データを、ファイル名設定部105により設定されたファイル名で、記憶部50やネットワークを介して画像形成装置1と接続された図略のPCやサーバー装置におけるストレージデバイス等のデータ蓄積装置に保存する(S26)。
これにより、画像データの保存先に既に存在するファイルのファイル名と重複しないように画像データのファイル名を設定することが可能になる。
更には、ファイル名設定部105が設定したファイル名と同一のファイル名が付されたファイルが画像データの保存先に既に存在する場合において、ファイル名同士が重複しないように、今回保存しようとする画像データのファイル名を第1の文字列に第2の文字列を連結した文字列として設定するとともに、保存先に既に存在する上記同一のファイル名が付されたファイルの当該ファイル名を変更するようにしてもよい。以下、そのような画像データ保存処理について説明する。図9は、画像形成装置1による画像データ保存処理の第4実施形を示すフローチャートである。なお、第4実施形態は、基本的に第3実施形態における処理と同様の処理を行うものであり、第3実施形態の変形形態であるため、第3実施形態と異なる処理を主に説明する。
まず、認識領域設定部103は、原稿種類判定部107により原稿種類が判定されると、原稿種類判定部107により判定された原稿種類に対応する第1の認識領域及び第2の認識領域を設定する(S31)。例えば、図4及び図5に示した技術仕様書及び請求書における領域A2,A3が第1及び第2の認識領域として設定される。
画像データにおいて第1及び第2の認識領域が設定されると、文字列認識部104が、第1の認識領域における第1の文字列及び第2の認識領域における第2の文字列を認識する(S32)。例えば、図4に示した技術仕様書では、領域A2に記された文書番号が第1の文字列として、領域A3に記された補助情報が第2の文字列として認識される。また、図5に示した仕様書では、領域A2に記された請求番号が第1の文字列として、領域A3に記された補助情報が第2の文字列として認識される。
第1及び第2の文字列が認識されると、ファイル名設定部105が、画像データの保存先に第1の文字列と同一のファイル名を有するファイルが存在するか否かを確認する(S33)。画像データの保存先に第1の文字列と同一のファイル名を有するファイルが存在しない場合(S33でNO)、ファイル名設定部105は、第1の文字列を、新たなファイルとして保存対象とする画像データについてのファイル名として設定する(S34)。そして、データ保存制御部106は、当該画像データに第2の文字列をメタデータとして付加し(S35)、当該メタデータを付加した画像データを、ファイル名設定部105により設定されたファイル名で、記憶部50やネットワークを介して画像形成装置1と接続された図略のPCやサーバー装置におけるストレージデバイス等のデータ蓄積装置に、新たなファイルとして保存する(S36)。
一方、画像データの保存先に、第1の文字列と同一のファイル名を有するファイルが存在する場合(S33でYES)、第1の文字列をファイル名にして画像データを保存することができないため、ファイル名設定部105は、第1の文字列に第2の文字列を連結した文字列を、保存対象とする画像データについてのファイル名として設定する(S37)。
そして、データ保存制御部106が、当該画像データを、ファイル名設定部105により設定されたファイル名を付して、記憶部50、又はネットワークを介して画像形成装置1と接続された図略のPCやサーバー装置におけるストレージデバイス等、のデータ蓄積装置に保存する(S38)。
更に、ファイル名設定部105は、当該画像データの保存先に存在する、S33で第1の文字列と同一のファイル名を有するとされたファイルから、当該ファイルに付随するメタデータ(すなわち、第2文字列)を取得し、当該ファイルのファイル名を、第1の文字列+メタデータに変更し、データ保存制御部106は、当該ファイルを、第1の文字列+メタデータ(第2文字列)にファイル名を変更した上でデータ蓄積装置に保存する(S39)。これにより、S33で第1の文字列と同一のファイル名を有するとされたファイルは、第1の文字列+メタデータ(第2文字列)にファイル名が変更された上で、データ蓄積装置に再度保存される。
なお、S39においては、ファイル名設定部105は、当該画像データの保存先に存在する、S33で第1の文字列と同一のファイル名を有するとされたファイルから、当該ファイルに付随するメタデータ(すなわち、第2文字列)を取得できない場合、すなわち、当該ファイルにメタデータが含まれていない場合は、当該ファイルのファイル名を、第1の文字列に予め定められた数字を連結した文字列に変更すると共に、上記画像データに付加されているメタデータを当該ファイルに付加し、データ保存制御部106は、当該ファイルを、第1の文字列+予め定められた数字にファイル名が変更され、上記メタデータが付加された状態で、データ蓄積装置に保存するようにしてもよい。なお、上記予め定められた数字とは、「1」又は「2」等、上記画像データのファイル名と区別するために用いられる数字である。
この第4実施形態によれば、画像データの保存先に既に存在するファイルのファイル名と重複しないように、新たに保存対象とする画像データのファイル名を自動で設定することができる。更に、既に存在するファイルのファイル名(第1の文字列)を、メタデータ(第2文字列)を加えた名称に変更するため、当該既に存在するファイルの名称と、新たに保存するファイルの名称とを、第1の文字列+メタデータ(第2文字列)という形式に統一した上で、これらのファイルを保存することが可能になる。なお、ファイル名設定部105は、第1の文字列+メタデータ(第2文字列)という形式としたときに、これらのファイルのファイル名が同一となる場合には、いずれかのファイルのファイル名(第1の文字列+メタデータ(第2文字列))に更なる文字等を付加した上で、これらのファイルを保存する。
なお、本発明は上記実施の形態の構成に限られず種々の変形が可能である。例えば、上記実施形態では、情報処理装置の一例として画像形成装置を示したが、本発明は必ずしもこの場合に限定されない。本発明の一実施形態に係る情報処理装置は、画像形成装置の他に、例えば、スキャナー装置やファクシミリ機、更にはパーソナルコンピューターに適応することができる。
また、図9を参照して説明した第4実施形態は、画像読取部10により取得された画像データに代えて、パーソナルコンピューター等で使用されるワードプロセッサー用のファイル、表計算ソフト用のファイル等の一般的な文書ファイルとしても適用可能である。
また、上記の実施の形態で説明した制御プログラムをコンピューター読み取り可能な非一時的な記録媒体、例えば、ハードディスク、CD-ROM、DVD-ROM、半導体メモリー等に記録されたものとしてもよい。この場合、当該制御プログラムを記録したコンピューター読み取り可能な非一時的な記録媒体が、本発明の一実施形態となる。
1 画像形成装置(情報処理装置)
10 画像読取部
50 記憶部
101 制御部
102 操作受付部
103 認識領域設定部
104 文字列認識部
105 ファイル名設定部
106 データ保存制御部
107 原稿種類判定部

Claims (8)

  1. 原稿を読み取って画像データを取得する画像読取部と、
    操作者から操作指示を受け付ける操作受付部と、
    前記操作受付部による受付内容に応じて、前記画像データにおいて文字列を認識すべき認識領域を設定する認識領域設定部と、
    前記画像データにおける前記認識領域において文字列を認識する文字列認識部と、
    前記文字列認識部により認識された文字列から前記画像データを保存する際のファイル名を設定するファイル名設定部と、
    前記画像データを前記設定されたファイル名でデータ蓄積装置に保存するデータ保存制御部とを備え、
    前記認識領域設定部は、前記操作受付部による受付内容に応じて、前記画像データにおいて文字列を認識すべき第1の認識領域及び第2の認識領域を設定し、
    前記文字列認識部は、前記画像データにおける前記第1の認識領域において第1の文字列及び前記第2の認識領域において第2の文字列を認識し、
    前記ファイル名設定部は、前記画像データの保存先に前記第1の文字列と同一のファイル名のファイルが存在しない場合には前記第1の文字列を前記画像データのファイル名に設定し、前記画像データの保存先に前記第1の文字列と同一のファイル名のファイルが存在する場合には前記第1の文字列に前記第2の文字列を連結した文字列を前記画像データのファイル名に設定する情報処理装置。
  2. 前記ファイル名設定部は、前記画像データの保存先に前記第1の文字列と同一のファイル名のファイルが存在する場合には、当該ファイルに付随するメタデータを第2文字列として、当該ファイルのファイル名を、前記第1の文字列及び当該第2文字列からなる名称に変更し、
    前記データ保存制御部は、当該ファイルを、前記第1の文字列及び当該第2文字列をファイル名として前記データ蓄積装置に保存する請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記ファイル名設定部は、前記画像データの保存先に前記第1の文字列と同一のファイル名のファイルが存在する場合であって、当該ファイルに前記メタデータが含まれていない場合は、当該ファイルのファイル名を、前記第1の文字列に予め定められた数字を連結した文字列に変更すると共に、前記画像データに付加されているメタデータを付加した名称に変更し、
    前記データ保存制御部は、当該ファイルを、前記第1の文字列及び前記予め定められた数字に、前記画像データに付加されているメタデータが更にファイル名に付加された状態で、前記データ蓄積装置に保存する請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記認識領域設定部は、予め定められた条件が満たされるまで前記認識領域の設定を維持する請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の情報処理装置。
  5. 原稿種類毎に各原稿の画像データにおいて前記認識領域を記憶する記憶部を更に備え、
    前記操作受付部は、ユーザーから原稿種類を指定する指示を受け付け、
    前記認識領域設定部は、前記操作受付部が受け付けた指示が示す原稿種類に対応する認識領域を前記記憶部から読み出して設定する請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の情報処理装置。
  6. 原稿種類毎に各原稿の画像データにおいて文字列を認識すべき認識領域を記憶する記憶部と、
    前記文字列認識部に、前記画像データに含まれる文字列を認識させ、当該認識された文字列に基づいて前記原稿の種類を判定する原稿種類判定部とを備え、
    前記認識領域設定部は、前記原稿種類判定部により判定された原稿種類に対応する認識領域を前記記憶部から読み出して設定する請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の情報処理装置。
  7. 前記原稿種類判定部は、前記文字列認識部に、前記画像データの予め定められた種類判定領域に含まれる文字列を認識させ、当該認識された文字列に基づいて前記原稿の種類を判定する請求項6に記載の情報処理装置。
  8. 原稿を読み取って画像データを取得する画像読取部と、操作者から操作指示を受け付ける操作受付部とを備える情報処理装置により、ファイル名を設定するファイル名設定方法であって、
    前記操作受付部による受付内容に応じて、前記画像読取部により読み取られた画像データにおいて文字列を認識すべき認識領域として第1の認識領域及び第2の認識領域を設定し、
    前記画像データにおける前記第1の認識領域において第1の文字列及び前記第2の認識領域において第2の文字列を認識し、
    前記認識された文字列から前記画像データを保存するファイル名を設定する際に、前記画像データの保存先に前記第1の文字列と同一のファイル名のファイルが存在しない場合には前記第1の文字列を前記画像データのファイル名に設定し、前記画像データの保存先に前記第1の文字列と同一のファイル名のファイルが存在する場合には前記第1の文字列に前記第2の文字列を連結した文字列を前記画像データのファイル名に設定し、
    前記画像データを前記設定されたファイル名でデータ蓄積装置に保存するファイル名設定方法。
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