JP6729397B2 - 鉛蓄電池 - Google Patents

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Description

本発明は、鉛蓄電池、特に電解質の改良に関する。
鉛蓄電池は、安価で、電池電圧が比較的高く、大電力が得られるため、自動車用のセルスターターの他、様々な用途で使用されている。鉛蓄電池は、二酸化鉛を含む正極と、鉛を含む負極と、正極および負極の間に介在するセパレータと、硫酸を含む電解質とを含む。
近年の自動車用途では、鉛蓄電池は、アイドルストップ状態に晒されるなど、充電状態(SOC:state of charge)が90%〜70%程度となる中途充電状態で使用されることも多い。このような中途充電状態で電池が使用され続けると、サルフェーションと呼ばれる負極活物質の失活により充電受入性が低下し、電池の劣化が加速する。慢性的な充電不足の状態では、徐々に硫酸鉛が結晶化し、電気化学的な活性を失うためである。結晶質の硫酸鉛は電解質に溶解しにくいため、負極の充電反応の分極が増加する。負極の充電受入性が低下することによって、限られた充電時間での充電容量(充電効率)が小さくなり、SOCが回復しにくくなる。よって、中途充電状態が続き、SOCの低下がさらに進み、電池が劣化する。
そこで、負極の充電受入性を向上させたり、充電効率を高めたりすることで、負極活物質の失活を抑制する様々な改良が試みられている。
特許文献1には、所定濃度のアルミニウムイオン、セレンイオン、チタンイオンなどを電解質に添加することで充電効率が向上し、活物質の劣化が抑制されることが開示されている。特許文献1には、電解質中のアルミニウムイオンの濃度は、10mmol/L〜300mmol/Lであり、チタンイオンの濃度は、1mmol/L〜100mmol/Lである。
国際公開第2007/036979号パンフレット
特許文献1のように電解質にアルミニウムイオンやチタンイオンなどを添加すると、負極に作用して、高い充電受入性が得られると考えられる。しかし、特許文献1のような濃度でアルミニウムイオンを含む電解質を用いると、負極の利用率が低下することが判明しつつある。また、特許文献1に記載の濃度となるようにチタンイオンを電解質に添加しても、その添加量に見合った充電受入性の向上効果は得られず、負極の利用率も低下する。
本発明の目的は、高い充電受入性を有し、負極の利用率の低下が抑制された鉛蓄電池を提供することである。
本発明の一局面は、正極と、負極と、前記正極および前記負極の間に介在するセパレータと、硫酸を含む電解質と、を含む鉛蓄電池であって、前記電解質は、さらにチタンイオンおよびアルミニウムイオンを含み、前記電解質中の前記チタンイオンの濃度は、0.08mmol/L〜0.97mmol/Lであり、前記電解質中の前記アルミニウムイオンの濃度は、0.8mmol/L〜9.7mmol/Lである、鉛蓄電池に関する。
本発明によれば、鉛蓄電池において、高い充電受入性を確保しながら、負極の利用率の低下を抑制することができる。
本発明の一実施形態に係る鉛蓄電池の一部を切り欠いた概略斜視図である。 図1の鉛蓄電池における正極板の正面図である。 図1の鉛蓄電池における負極板の正面図である。
本発明の実施形態に係る鉛蓄電池は、正極と、負極と、正極および負極の間に介在するセパレータと、硫酸を含む電解質とを含む。ここで、電解質は、さらにチタンイオンおよびアルミニウムイオンを含み、電解質中のチタンイオンの濃度は、1.00mmol/L未満であり、電解質中のアルミニウムイオンの濃度は、10.0mmol/L未満である。
電解質中のチタンイオン濃度および/またはアルミニウムイオン濃度が上記の範囲より高くなると、濃度に見合った充電受入性の向上効果は得られず、また、負極の利用率が低下する。それに対し、本実施形態では、電解質中のチタンイオンおよびアルミニウムイオンの濃度をそれぞれ上記の範囲とすることで、硫酸鉛の結晶成長(つまり、サルフェーション)が抑制され、電解質への鉛イオンの溶解性を高めることができるため、負極の利用率の低下を抑制できる。また、サルフェーションによる負極活物質の失活を抑制することができるため、負極の高い充電受入性を確保することができる。
電解質中のチタンイオンの濃度は、1.00mmol/L未満であればよく、0.97mmol/L以下であることが好ましく、0.95mmol/L以下であることがさらに好ましい。電解質中のチタンイオンの濃度は、0.08mmol/L以上または0.10mmol/L以上であることが好ましく、充電受入性をさらに高める観点からは0.50mmol/L以上としてもよい。これらの下限値と上限値とは任意に組み合わせることができる。電解質中のチタンイオンの濃度は、例えば、0.08mmol/L〜0.97mmol/L、または0.10mmol/L〜0.95mmol/Lであってもよい。
電解質中のアルミニウムイオンの濃度は、10.0mmol/L未満であればよく、9.7mmol/L以下であることが好ましく、9.5mmol/L以下であることがさらに好ましい。電解質中のアルミニウムイオンの濃度は、0.8mmol/L以上または1.0mmol/L以上であることが好ましい。これらの下限値と上限値とは任意に組み合わせることができる。電解質中のアルミニウムイオンの濃度は、例えば、0.8mmol/L〜9.7mmol/L、または1.0mmol/L〜9.5mmol/Lであってもよい。
なお、電解質中のチタンイオンの濃度およびアルミニウムイオンの濃度は、例えば、20℃における値とすることができる。チタンイオンおよびアルミニウムイオンのそれぞれの濃度は、初期状態の鉛蓄電池(例えば、慣らし充放電後、出荷時または販売時の鉛蓄電池)における電解質中の濃度であることが好ましい。
以下に、適宜図面を参照しながら、本発明の実施形態に係る鉛蓄電池についてより詳細に説明する。 (正極)
鉛蓄電池の正極は、一般に、正極格子(エキスパンド格子または鋳造格子など)と、正極格子に保持された正極活物質(または正極合剤)とを含む。正極は、一般に板状であるため、正極板とも呼ばれる。
正極格子の材料としては、鉛または鉛合金が例示される。鉛合金は、例えば、Ba、Ag、Ca、Al、Bi、Sb、および/またはSnを含むものであってもよい。高い耐食性および機械的強度が得られ易い観点からは、Caおよび/またはSnを含む鉛合金を用いることが好ましい。鉛合金において、Caの含有量は0.01質量%〜0.10質量%であってもよく、Snの含有量は0.05質量%〜3.00質量%であってもよい。
正極活物質としては、酸化鉛(PbO2)が使用される。正極を作製する際には、正極
活物質としての酸化鉛を含む鉛粉末を用いてもよい。
正極合剤は、正極活物質に加え、導電剤(カーボンブラックなどの導電性の炭素質材料など)および/または結着剤(ポリマーなど)を含んでもよい。正極は、必要に応じて公知の添加剤を含んでもよい。
正極は、正極格子に、正極ペースト(正極活物質を含むペーストまたは正極合剤ペースト)を充填または塗布し、乾燥することにより未化成の正極を作製し、さらに化成処理することにより形成できる。正極ペーストは、正極活物質または正極合剤の構成成分に加え、分散媒としての硫酸および/または水などを含む。乾燥工程は、室温よりも高い温度および湿度で乾燥する熟成乾燥工程であってもよい。化成処理は、鉛蓄電池の電槽内で、硫酸を含む電解質中に、いずれも化成前の正極および負極を浸漬させた状態で充電することにより行うことができる。
(負極)
鉛蓄電池の負極は、一般に、負極格子(エキスパンド格子または鋳造格子など)と、負極格子に保持された負極活物質(または負極合剤)とを含む。負極は、一般に板状であるため、負極板とも呼ばれる。
負極格子の材料としては、正極格子について例示した鉛または鉛合金が例示できる。中でも、Caおよび/またはSnを含む鉛合金が好ましく、機械的強度などの観点から、少なくともCaを含む鉛合金を用いることも好ましい。鉛合金において、Caの含有量は、0.01質量%〜0.10質量%であってもよく、Snの含有量は、0.20質量%〜0.60質量%であってもよい。
負極活物質としては、鉛が使用される。負極を作製する際には、鉛粉末を用いることができ、鉛粉末は酸化鉛を含むものであってもよい。負極合剤は、防縮剤(リグニンおよび/または硫酸バリウムなど)、導電剤(カーボンブラックなどの導電性の炭素質材料など)、および/または結着剤(ポリマーなど)を含んでもよい。なお、リグニンとしては、例えば、天然リグニン、ビスフェノールスルホン酸系縮合物などの合成リグニンが挙げられる。
負極は、必要に応じて、他の公知の添加剤を含んでもよい。
負極は、正極の場合に準じて形成できる。
(セパレータ)
セパレータとしては、微多孔膜または繊維シート(またはマット)などが例示できる。微多孔膜または繊維シートを構成するポリマー材料としては、耐酸性を有するものが好ましく、ポリエチレン、ポリプロピレンなどのポリオレフィンなどが例示できる。繊維シートは、ポリマー繊維(上記ポリマー材料で形成された繊維)、および/またはガラス繊維などの無機繊維で形成してもよい。
セパレータは、必要に応じて、フィラー、および/またはカーボンなどの添加剤を含んでもよい。
(電解質)
電解質は、硫酸水溶液をベースとするものであり、さらにチタンイオンおよびアルミニウムイオンを含む。
電解質は、硫酸水溶液に、チタンイオン源(チタン化合物など)およびアルミニウムイオン源(アルミニウム化合物、アルミニウムなど)を添加し、チタンイオンおよびアルミニウムイオンを溶解させることにより調製することができる。チタンイオン源およびアルミニウムイオン源としては、それぞれ、硫酸水溶液に少なくとも一部が溶解してチタンイオンおよびアルミニウムイオンを生成するものが使用できる。
チタンイオン源であるチタン化合物としては、例えば、チタンの無機酸塩(硫酸第二チタンなどの硫酸塩、亜硫酸塩、炭酸塩、炭酸水素塩、リン酸塩、ホウ酸塩など)、チタンを含む酸化物、チタン酸水和物(TiO2・xH2O(0<x<1))、チタン酸(メタチタン酸(H2TiO3)など)、およびチタン酸塩(メタチタン酸塩など)などが挙げられる。メタチタン酸塩としては、典型金属塩(Li2TiO3、K2TiO3などのアルカリ金属塩;MgTiO3、CaTiO3、SrTiO3などのアルカリ土類金属塩;PbTiO3、ZnTiO3など);FeTiO3、CoTiO3、MnTiO3などの遷移金属塩などが例示できる。これらのチタン化合物は、一種を単独で用いてもよく、二種以上を組み合わせて用いてもよい。
チタン化合物のうち、チタンの無機酸塩(第1チタン化合物)は、硫酸水溶液に対する溶解性(またはチタンイオンの解離性)が高く、チタンイオン濃度を調節し易い。そのため、チタン化合物として、少なくとも第1チタン化合物(特に、硫酸塩など)などを用いることが好ましい。また、第1チタン化合物以外のチタン化合物(チタンを含む酸化物、チタン酸水和物、チタン酸、およびチタン酸塩。以下、第2チタン化合物とも言う)を用いてもよい。
鉛蓄電池は、電解質と接触するように配置された固体のチタン化合物を含んでもよい。中でも、第2チタン化合物は、第1チタン化合物に比べると硫酸水溶液に対する溶解性が低い。このような第2チタン化合物を、固体の状態で電解質と接触するように鉛蓄電池内に配置すると、固体の第2チタン化合物の一部が、チタンイオンとなって電解質中に溶解する。そのため、充放電を繰り返した場合に、固体の第2チタン化合物からチタンイオンが電解質中に継続的に補充され、電解質中のチタンイオンの減少を抑制でき、充放電に伴う負極の充電受入性の低下を抑制することもできる。第2チタン化合物としては、メタチタン酸、チタン酸水和物および/またはチタン酸塩が好ましく、中でも、メタチタン酸が好ましい。
固体のチタン化合物(第2チタン化合物など)は、例えば、正極、負極、および/またはセパレータなどに含まれていてもよいが、電解質中に含まれている(具体的には、電解質中に浸漬されている)ことが好ましい。電解質中に固体のチタン化合物が分散されていてもよい。固体のチタン化合物の形態は、特に限定されないが、粉末状、顆粒状、ペレット状などであってもよい。あらかじめ第1チタン化合物およびアルミニウムイオン源(アルミニウム化合物など)を硫酸水溶液に加えて溶解させた後、溶解度の低い固体の第2チタン化合物を加えてもよい。
第2チタン化合物の量は、充放電時の電解質中のチタンイオンの濃度が上述のような範囲となるように、適宜調節することができる。第2チタン化合物を電解質に浸漬させる場合、電解質1Lあたりの第2チタン化合物の量は、例えば、0.1mmol〜50mmolであり、1mmol〜40mmolであることが好ましい。
アルミニウムイオン源であるアルミニウム化合物としては、チタン化合物について例示した無機酸塩、水酸化物などが挙げられる。また、アルミニウムイオン源としては、アルミニウムを用いてもよい。アルミニウムイオン源は、一種を単独でまたは二種以上を組み合わせて用いてもよい。アルミニウムイオン濃度を調節し易い観点からは、アルミニウムイオン源のうち、無機酸塩、特に硫酸塩を用いることが好ましい。
電解質中のチタンイオンの濃度は、チタン化合物の添加量、チタン化合物の種類、チタン化合物の物性(表面積、粒度など)、チタン化合物の形態、および/または電解質の密度(もしくは電解質に使用する硫酸水溶液の密度)などにより調節できる。電解質中のアルミニウムイオンの濃度も、チタンイオンの場合と同様に、アルミニウム化合物(またはアルミニウム)の添加量、種類、物性、形態、および/または電解質(もしくは硫酸水溶液)の密度などにより調節することができる。
電解質の密度は、例えば、1.10g/cm3〜1.35g/cm3であり、1.25g/cm3〜1.30g/cm3であることが好ましい。電解質の密度がこのような範囲である場合、電解質中のチタンイオンおよびアルミニウムイオンの濃度を適度な範囲に保持し易い。本明細書中、電解質の密度とは、20℃における密度である。満充電状態の電池における電解質の密度が上記の範囲であることが望ましい。また、硫酸水溶液の密度(20℃における密度)を、電解質の密度として記載した上記の範囲内に設定してもよい。
鉛蓄電池は、電池ケース(電槽)内に、極板群および電解質を収容することにより作製できる。極板群は、複数の正極と複数の負極とを、これらの間にセパレータを介在させた状態で、正極と負極とが交互になるように重ね合わせることにより作製できる。セパレータは、正極と負極との間に介在するように配置すればよく、袋状のセパレータを用いたり、シート状のセパレータを2つ折り(U字状)にして、一方の電極を挟み、他方の電極と重ね合わせたりしてもよい。電槽内には、複数の極板群を収容してもよい。
図1は、本発明の一実施形態に係る鉛蓄電池を概略的に示す一部切り欠き斜視図である。図2は図1の正極板の正面図であり、図3は図1の負極板の正面図である。
鉛蓄電池1は、極板群11と、図示しない電解質とを含み、これらは電槽12に収容されている。より具体的には、電槽12は、隔壁13により複数のセル室14に仕切られており、各セル室14には極板群11が1つずつ収納され、電解質も収容されている。極板群11は、複数枚の正極板2および負極板3を、セパレータ4を介して積層することにより構成されている。
正極板2の正極格子には耳22が設けられており、耳22を介して、正極板2は正極接続部材10に接続されている。正極接続部材10は、正極格子の耳22に接続された正極棚6、および正極棚6に設けられた正極接続体8または正極柱を含む。同様に、負極板3の負極格子には耳32が設けられており、耳32を介して、負極板3は負極接続部材9に接続されている。負極接続部材9は、負極格子の耳32に接続された負極棚5と、負極棚5に設けられた負極柱7または負極接続体とを含む。図示例では、電槽12の一方の端部には、正極棚6に正極接続体8が接続されており、負極棚5には負極柱7が接続するように配されている。電槽12の他方の端部では、正極棚6には正極柱が接続するように配され、負極棚5には負極接続体が接続される。
各セル内において、正極棚、負極棚、および極板群の全体は、電解質に浸漬されている。 電槽12の開口部には、正極端子16および負極端子17が設けられた蓋15が装着されている。正極接続体8は、隔壁13に設けられた透孔を介して隣接するセル室14内の極板群11の負極棚に連設された負極接続体と接続されている。これにより、極板群11は隣接するセル室14内の極板群11と直列に接続されている。電槽12の一方の端部において、負極柱7は負極端子17に接続されており、他方の端部において、正極柱は正極端子16に接続されている。蓋15に設けられた注液口には、電池内部で発生したガスを電池外に排出するための排気口を有する排気栓18が装着されている。
正極板2は、耳22を有する正極格子21と、正極格子21に保持された正極活物質層(または正極合剤層)24とを含む。正極格子21は、正極活物質層24を保持するエキスパンド網目25、エキスパンド網目25の上端部に設けられた枠骨23、および枠骨23に連接された耳22からなるエキスパンド格子である。
同様に、負極板3は、耳32を有する負極格子31と、負極格子31に保持された負極活物質層(または負極合剤層)34とを含む。負極格子31は、負極活物質層34を保持するエキスパンド網目35、エキスパンド網目35の上端部に設けられた枠骨33、および枠骨33に連接された耳32からなるエキスパンド格子である。
以下、本発明を実施例および比較例に基づいて具体的に説明するが、本発明は以下の実施例に限定されるものではない。
実施例1
(1)正極板の作製
図2に示す正極板2を以下の手順で作製した。
原料粉(鉛と鉛酸化物との混合物)と水と希硫酸(密度1.40g/cm3)とを質量
比100:15:5で混合することにより、正極ペーストを得た。
鋳造法により得られたPb−0.06質量%Ca−1.6質量%Sn合金からなる母材シートと、Sbを含む鉛合金箔とを重ねて圧延した。これにより、母材シート上に鉛合金箔が圧着され、厚さ1.1mmの母材層の片面に厚さ20μmのSbを含む鉛合金層を有する複合シートを得た。なお、母材シートに鉛合金箔を圧着させる部位は、後述するエキスパンド加工におけるエキスパンド網目を形成する部分のみとし、母材シートにおける正極格子の耳22や枠骨23を形成する中央部分には鉛合金箔を圧着させなかった。
複合シートに所定のスリットを形成した後、このスリットを展開してエキスパンド網目25を形成し、エキスパンド格子を得た。なお、後述する正極格子の耳22や枠骨23を形成する部分にはエキスパンド加工しなかった。
エキスパンド網目25に正極ペーストを充填し、正極格子の耳22を有する極板形状に切断加工した。これを熟成乾燥し、未化成の正極板(縦:115.0mm、横:137.5mm)を得た。そして、後述する電槽内で化成することにより、正極格子21に正極活物質層24が保持された正極板2を得た。
(2)負極板の作製
図3に示す負極板3を以下の手順で作製した。
原料鉛粉、水、希硫酸(密度1.40g/cm3)、および防縮剤としてリグニンおよび硫酸バリウムを、導電材としてカーボンブラックを質量比100.0:12.0:7.0:1.0:0.1の割合で混合することにより、負極ペーストを得た。
鋳造法により得られたPb−0.07質量%Ca−0.25質量%Sn合金からなる母材シートを厚さ0.7mmまで圧延し、この母材シートを上記と同様の方法によりエキスパンド加工した。エキスパンド網目に負極ペーストを充填し、上記と同様の方法により未化成の負極板(縦:115.0mm、横137.5mm)を得た。そして、後述する電槽内で化成することにより、負極格子31に負極活物質層34が保持された負極板3を得た。
(3)鉛蓄電池の作製
図1に示すような鉛蓄電池1を下記の手順で作製した。
上記で得られた1枚の負極板3を、セパレータ4(厚さ1.0mmのガラス繊維マット)を介して、2枚の正極板2で挟んだ状態で積層することにより極板群11を得た。このとき、セパレータ4は、2つ折りにして、間に負極板を挟み込むようにして配置した。
次いで、耳22および32をそれぞれ集合溶接して、正極棚6および負極棚5を形成した。極板群11を、電槽12の隔壁13によって区画された6つのセル室14にそれぞれ1つずつ収納した。正極棚6に連設された正極接続体8を、隣接する極板群の負極棚に連設された負極接続体と接続することにより、隣接する極板群を直列に接続した。なお、本実施例では、極板群間の接続は、隔壁13に設けられた透孔(図示せず)を介して行った。 正極接続体および負極接続体には、Pb−2.5質量%Sn合金を用いた。
両端のセル室14に収納された極板群の一方の正極棚に正極柱を設け、他方の負極棚5に負極柱7を設けた。そして、電槽12の開口部に蓋15を装着するとともに、蓋15に設けられた正極端子16および負極端子17と、正極柱および負極柱7とを溶接した。その後、蓋15に設けられた注液口より、電解質を所定量注液し、電槽内で化成を行った。化成後、電池内部で発生したガスを電池外に排出するための排気口を有する排気栓18を注液口に装着し、JIS D5301に規定する55D23形(12V−48Ah)の鉛蓄電池を作製した。なお、化成後は、極板群11、正極棚6、および負極棚5の全体が電解質に浸漬された状態であった。
電解質としては、硫酸(硫酸水溶液、密度1.28g/cm3)に、硫酸チタンおよび硫酸アルミニウムを溶解させた溶液を用いた。硫酸チタンおよび硫酸アルミニウムは、それぞれ、電解質中のチタンイオンの濃度が0.95mmol/Lおよびアルミニウムイオンの濃度が9.5mmol/Lとなるような量を用いた。
(4)評価
下記の(a)の手順でテストセルを作製した。作製したテストセルを用いて下記の(b)および(c)の評価を行った。なお、テストセルの1.0Cは、各テストセルの理論容量から算出した。
(a)テストセルの作製
上記(1)および(2)で作製した正極板および負極板を、それぞれ、縦60mm×横40mmのサイズにカットし、1枚の負極板および2枚の正極板を準備した。負極板を、セパレータ(ポリエチレン製の微多孔膜、厚さ0.2mm、幅44mm)を介して、2枚の正極板で挟んだ状態で積層させることにより、極板群を形成した。このとき、セパレータ4は、2つ折りにした間に負極板を挟み込むようにして配置した。
得られた極板群を両面からアクリル製の板で挟み、固定した。次いで、負極板、2枚の正極板それぞれに、鉛棒を溶接し、それぞれ負極端子、正極端子とした。それをポリプロピレン製の容器に入れ、密度1.20g/cm3の硫酸を所定量注入し、化成を行った。化成に使用したセル内の硫酸を除去し、新たに以下に記述する所定組成の硫酸を注入した。このようにして、テストセル(1.25Ah、2V)を作製した。 電解質としては、(3)で用いたものと同じものを用いた。
(b)充電受入性
(初期の充電受入性)
以下の条件で、化成後のテストセルのSOCを調整し、充電を行った。充電受入性は充電開始後の10秒間の電気量で比較した。
放電(SOC調整):定電流、0.2C、30分
休止:12時間
充電(充電受入性):定電流(3C)−定電圧(2.4V、最大電流3C)、60秒
温度:25℃
(c)負極活物質利用率
化成後のテストセルについて、0.2Cで終止電圧1.7Vまで定電流放電し、このときのセル容量を測定した。このセル容量を基に、負極活物質容量(mAh/g)を求めた。負極活物質利用率は、各セルの負極活物質の50%をセルの理論容量として、セル理論容量に対する上記負極活物質容量(mAh/g)の割合(%)で表した。
実施例2〜7および比較例1〜14
電解質中のチタンイオンの濃度が表1に示す値となるように、硫酸チタンおよび/または硫酸アルミニウムの量を変更した以外は、実施例1と同様にしてテストセルを作製し、評価を行った。
実施例1〜7および比較例1〜14の結果を表1に示す。なお、充電受入性については、比較例1の初期の電流値を100%としたときの比率(充電受入性比)で表した。負極活物質利用率については、比較例1の負極活物質容量を100%としたときの比率(負極利用率比)で表した。実施例1〜7をA1〜A7とし、比較例1〜14をB1〜B14で表した。
表1に示されるように、電解質中のチタンイオンの濃度が1mmol/L未満であり、アルミニウムイオンの濃度が10mmol/L未満である実施例では、高い負極の利用率を確保しながらも、充電受入性の低下が抑制されている。これらの実施例では、チタンイオンおよび/またはアルミニウムイオンを含まない比較例のB1〜B5、B8およびB9よりも充電受入性が向上している。
チタンイオンの濃度またはアルミニウムイオンの濃度が実施例よりも高い比較例のB6、B7、およびB10〜B14では、充電受入性は実施例と同程度かまたは実施例よりも向上している。しかし、充電受入性が向上する場合であっても、充電受入性の向上の程度は濃度の増加に見合っていない。また、これらの比較例では、負極利用率が実施例に比べて低下している。
実施例8
硫酸(硫酸水溶液、密度1.28g/cm3)に、硫酸アルミニウムを溶解させ、メタチタン酸の粉末(キシダ化学製)を加えて攪拌することにより、電解質を調製した。硫酸アルミニウムは、電解質中のアルミニウムイオンの濃度が9.5mmol/Lとなるような量を用い、電解質1Lあたりのメタチタン酸の量は40mmolとした。電解質は、固体のメタチタン酸を含んだ状態であった。このようにして得られた電解質を用いる以外は実施例1と同様にテストセルを作製し、評価を行った。
実施例8については、さらに下記の評価を行った。
(電解質中のチタンイオン濃度)
電解質中のチタンイオンの濃度を以下の手順で定量した。まず、テストセルを、20℃にて、0.2Cの定電流で7.5時間充電し、0.2Cの定電流で1.7Vになるまで放電することにより慣らし充放電した。さらに0.2Cの定電流で7.5時間充電した後、テストセルから電解質を所定量採取し、遠心分離により固体のチタン化合物を除去し、上澄み液をフィルター(孔径0.1μm)でろ過した。ろ液を採取して希釈し、ICP発光分光分析法によりチタン量を定量し、電解質のチタンイオン濃度を求めた。
(360サイクル後の充電受入性)
まず、以下の条件で、化成後のテストセルのSOCを調整した。
充電(SOC調整):定電流、0.2C、7.5時間
休止:30分
放電(SOC調整):定電流、0.2C、30分
休止:12時間
温度:25℃
次いで、アイドリングストップ(IS)寿命試験(SBA S0101)をベースにして、負極の劣化が加速し易い下記の条件での充放電を360サイクル繰り返した。
充電(IS):定電流(2.25C)−定電圧(2.4V、最大電流2.25C)、0.1時間
放電(IS):定電流、1.0C、0.1時間
温度:25℃
そして、下記の条件で360サイクル後の充電受け入れ性を評価した。
充電(充電受入性):定電流(3C)−定電圧(2.4V、最大電流3C)、60秒
温度:25℃
実施例9
電解質中のアルミニウムイオンの濃度が5.0mmol/Lとなるように、硫酸アルミニウムの使用量を変更した以外は、実施例8と同様にして、電解質を調製した。電解質は、固体のメタチタン酸を含んだ状態であった。得られた電解質を用いた以外は、実施例1と同様にテストセルを作製し、評価を行った。また、実施例8と同様の評価も行った。
実施例8〜9の結果を表2に示す。充電受入性については、比較例1の初期の電流値を100%としたときの比率(充電受入性比)で表した。負極活物質利用率については、比較例1の負極活物質容量を100%としたときの比率(負極利用率比)で表した。実施例8〜9をA8〜A9で表す。表2には、実施例4および5について実施例8と同様の評価を行った結果も合わせて示す。
表2に示すように、実施例のA8およびA9では、初期の充電受入性はA4およびA5と同じ高い値が得られたが、360サイクル後の充電受入性はA4およびA5に比べて高くなった。A8およびA9では負極の利用率も実施例A4およびA5と同様に高い結果が得られた。
本発明の一実施形態に係る鉛蓄電池は、高い充電受入性を有し、負極の利用率の低下が抑制されている。よって、中途充電状態で充放電を繰り返す使用モードでも効果が得られやすく、特に、アイドルストップシステムや回生ブレーキシステムを搭載した車両等に用いるのに適している。
1 鉛蓄電池、2 正極板、3 負極板、4 セパレータ、5 負極棚、6 正極棚、7 負極柱、8 正極接続体、9 負極接続部材、10 正極接続部材、11 極板群、12 電槽、 13 隔壁、14 セル室、15 蓋、16 正極端子、17 負極端子、18 排気栓、21 正極格子、22,32 耳、23,33 枠骨、24 正極活物質層、25,35 エキスパンド網目、31 負極格子、34 負極活物質層

Claims (5)

  1. 正極と、負極と、前記正極および前記負極の間に介在するセパレータと、硫酸を含む電解質と、を含む鉛蓄電池であって、
    前記電解質は、さらにチタンイオンおよびアルミニウムイオンを含み、
    前記電解質中の前記チタンイオンの濃度は、0.08mmol/L〜0.97mmol/Lであり、
    前記電解質中の前記アルミニウムイオンの濃度は、0.8mmol/L〜9.7mmol/Lである、鉛蓄電池。
  2. 前記電解質中の前記チタンイオンの濃度は、0.10mmol/L〜0.95mmol/Lであり、
    前記電解質中の前記アルミニウムイオンの濃度は、1.0mmol/L〜9.5mmol/Lである、請求項に記載の鉛蓄電池。
  3. 前記鉛蓄電池は、前記電解質と接触するように配置された固体のチタン化合物を含む、請求項1または2に記載の鉛蓄電池。
  4. 前記チタン化合物は、前記電解質中に浸漬されている、請求項に記載の鉛蓄電池。
  5. 前記チタン化合物は、メタチタン酸、チタン酸水和物およびメタチタン酸塩からなる群より選択される少なくとも一種である、請求項またはに記載の鉛蓄電池。
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