JP6729286B2 - スラグの製造方法 - Google Patents

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本発明は、スラグの製造方法に関するものであり、より詳しくは、Fe及びSiを主成分とし、As及びPbを不純物として含有するスラグから、その不純物の溶出を有効に抑制したスラグを効率的に得るスラグの製造方法に関する。
コンクリートに配合される細骨材としては、従来、海砂や川砂、砂利等が用いられてきたが、天然資源であるこれらの砂は、環境保護の観点から採取量の削減や禁止の動きが強化されてきている。
このような背景から、非鉄金属製錬、例えば銅の乾式製錬において副生成するスラグについて、コンクリート用細骨材としての適用がJIS A5011−3として規格化され、安定的に供給可能なことから天然資源の各種砂からの代替の動きが加速している。
ところが、スラグを適用するにあたっては、平成15年環境省告示第19号に規定される有害物質の含有量試験(JIS K0058−2:2005)、及び平成3年環境庁告示第46号に規定される有害物質の溶出量試験(JIS K0058−1:2005)の結果に基づいて、土壌汚染に関する基準を満たすことが求められている。特に、平成15年環境省告示第19号に規定される有害物質の含有量試験(JIS K0058−2:2005)に基づく基準では、その規制が強化されており、As(砒素)、Pb(鉛)の溶出量については、可能な限り低減させることが求められている。
例えば、特許文献1〜2、非特許文献1においては、上述した有害物質の含有量試験及び有害物質の溶出量試験の両方において、スラグからのAs及びPbの溶出量を抑えたスラグを安定的に製造する技術が示されている。
しかしながら、これらの文献に記載の技術は、スラグを500℃〜800℃の温度で30分以上加熱処理するというものであり、そのため大量のスラグを処理するにあたってかなりの熱エネルギーと時間が必要となる。
銅製錬のプロセス等から生成するスラグは大量であり、大量のスラグを熱エネルギーを多く必要とする熱処理によらず、As及びPbの溶出量を抑えたスラグを効率的に製造する技術が求められている。
特開2014−51706号公報 特開2015−124095号公報
河原正泰、小森慎太郎、「銅スラグからの重金属の溶出性」、Journal of The Mining and Materials Processing Institute of Japan、Vol.129(2013)p192-196
本発明は、このような実情に鑑みて提案されたものであり、As及びPbを不純物として含有するスラグにおいて、その不純物の溶出の少ないスラグを熱処理によらず効率的に製造することができる方法を提供することを目的とする。
本発明者らは、上述した課題を解決するために鋭意検討を重ねた。その結果、スラグに対して、80℃以上の水温、スラグ1t当たり10m以上100m以下の水量で水砕処理することで、大きな熱エネルギーを必要とする熱処理によらず効率的な操作で、As及びPbの溶出量を有効に抑制したスラグを製造できることを見出し、本発明を完成するに至った。
(1)本発明の第1の発明は、Fe及びSiを主成分とし、As及びPbを不純物として含有するスラグを、80℃以上の水温、スラグ1t当たり10m以上100m以下の水量で水砕処理する工程を含み、前記水砕処理後に得られるスラグは、JISK0058−2に準じて測定されるAs及びPbの溶出量が150mg/kg未満である、スラグの製造方法である。
(2)本発明の第2の発明は、第1の発明において、前記スラグは、Pbを0.01質量%以上0.2質量%以下、Asを0.01質量%以上0.2質量%以下の割合で含有する、スラグの製造方法である。
(3)本発明の第2の発明は、第1又は第2の発明において、前記スラグは、Feを35質量%以上45質量%以下の割合で含有する、スラグの製造方法である。
(4)本発明の第3の発明は、第1乃至第3のいずれかの発明において、前記スラグは、さらにCaOを1.0質量%以上6.0質量%以下の割合で含有する、スラグの製造方法である。
本発明によれば、As及びPbを不純物として含有するスラグにおいて、その不純物の溶出の少ないスラグを、熱処理によらず効率的に製造することができる。
スラグの製造方法について説明するための図であり、熔錬炉にて得られ錬かん炉から排出された熔融スラグに対して水砕処理を施す流れを示す模式図である。
以下、本発明の具体的な実施形態(以下、「本実施の形態」という)について詳細に説明する。なお、本発明は、以下の実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を変更しない範囲で種々の変更が可能である。また、本明細書において、「X〜Y」(X、Yは任意の数値)との表記は、「X以上Y以下」の意味である。
本実施の形態に係るスラグの製造方法は、銅の乾式製錬等の非鉄金属製錬のプロセスにて副産物として生成されるスラグであって、Fe及びSiを主成分とし、さらにAs及びPbを不純物として含有するスラグから、それらAs及びPbの溶出量を抑制したスラグを製造する方法である。
なお、主成分とは、スラグ中の含有割合が51質量%以上のものをいう。Fe及びSiを主成分とするスラグでは、主成分の含有割合とはFe及びSiの合計含有割合をいう。
具体的に、このスラグの製造方法は、Fe及びSiを主成分とし、かつAs及びPbを不純物として含有するスラグに対して、80℃以上の水温、スラグ1t当たり10m以上100m以下の水量で水砕処理する工程を含むことを特徴としている。このような方法により得られる水砕処理後のスラグにおいては、JISK0058−2に準じて測定されるAs及びPbの溶出量が150mg/kg未満となる。このように、本実施の形態に係るスラグの製造方法によれば、熱エネルギーを多く必要とする熱処理によらず効率的に、As及びPbの溶出量の少ないスラグを製造することができる。
また、このような方法によれば、スラグの水砕化の処理のみによって製造することができるため、例えば30分未満程度の極めて短い時間で、As及びPbの溶出量を抑制したスラグを効率的に製造することができる。
(原料のスラグ)
原料のスラグは、上述したように、Fe及びSiを主成分とし、さらにAs及びPbを含むスラグである。例えば、原料スラグの組成としては、Feの含有量が35質量%〜45質量%であり、SiOの含有量が25質量%〜40質量%であり、不純物成分としてPbを0.01質量%〜0.2質量%、Asを0.01質量%〜0.2質量%の割合で含む。また、この原料スラグにおいては、Cuを0.5質量%〜3.0質量%、CaOを1.0質量%〜6.0質量%、及びその他の不純物として例えばAl(アルミナ)、MgO(マグネシア)等を含んでいてもよい。
なお、このようなスラグとしては、例えば、非鉄製錬スラグ、廃棄物熔融スラグ等が挙げられ、より具体的には、銅の製錬プロセスにて副産物として生成する銅スラグ(例えば、自溶炉スラグ、錬かん炉スラグ)が挙げられる。
(As及びPbの溶出抑制処理)
本実施の形態に係るスラグの製造方法においては、上述した原料のスラグに対して、80℃以上の水温、スラグ1t当たり10m以上100m以下の水量で水砕処理する。このように、所定の条件で原料のスラグに対して水砕処理を施すことで、AsやPbの溶出量の少ないスラグを効率的に製造することができる。また、水砕処理によりスラグを急冷することができるため、スラグ組成をより均一にすることができる。なお、水砕処理で使用する水を「水砕水」という。また、「水温」とは、原料のスラグに接触する直前の水砕水の温度である。
一般に、非鉄製錬等の副産物として得られる、Fe、Siを主成分とするスラグにおいて、微量含まれている不純物のAsやPbの溶出量を抑える方法として、結晶化を促進する方法があるが、常温の水砕水により水砕してスラグを得る場合、この水砕処理工程で結晶化を促進させることは難しい。
しかしながら、本発明者らは、80℃以上の水温、かつスラグ1t当たり10m以上100m以下の水量で水砕処理にすることで徐冷効果を得ることが可能となり、結晶性を上げる効果から不純物の溶出を抑える効果が得られることを見出した。
水砕処理における水砕水の温度条件について、80℃未満であると、スラグの結晶化が不十分となり、不純物であるAsやPbの溶出を抑える効果が得られない。なお、水温の上限値としては、特に限定されないが、水砕水を加温するエネルギーを抑える観点から、95℃以下とすることが好ましく、90℃以下とすることがより好ましい。
また、水砕処理における水砕水の水量については、スラグ1t当たり100m超であると急冷による結晶化傾向を導くことができない。また、スラグ1t当たり10m未満であると水砕処理で得られるスラグの粒径が大きくなってしまう。
以下、より具体的に、銅精錬工程におけるスラグの製造方法について説明する。
例えば、図1に示すように、銅精錬工程においては、原料として、銅精鉱及び銅精鉱以外の銅原料とフラックスとしての珪酸鉱とが自熔炉1等の熔錬炉に装入された後、約1300℃の高温で熔解されて、比重が相対的に大きいマット2と、比重が相対的に小さいスラグ3とに比重分離される。得られたマット2は、次工程の転炉に送られ、FeとSが除去されてCu品位が98%の粗銅となる。一方、不純物の多くが分配されているスラグ3は、自熔炉樋4を通して錬かん炉5に送られ、分離しきれなかったCu分がその錬かん炉5にて分離される。
錬かん炉5でCu分が分離されたスラグは、約1300℃の熔融スラグ6としてスラグ樋7から排出され、水砕樋8に供給される。このとき、水砕樋8に供給された熔融スラグ6は、水砕樋8内を流れる水砕水により水砕されることで、100℃以下まで急冷されるとともに細かい粒子に砕かれて水砕スラグとなる。
そして、本実施の形態に係るスラグの製造方法では、水砕ノズル9から水砕樋8に供給される水砕水の水温を80℃以上とし、さらに水量をスラグ1t当たり10m以上100m以下に調整して水砕処理する。
ここで、水砕処理においては、処理後の水砕水を系内で循環させ、繰り返し用いるようにしてもよい。水砕処理においては、その水砕水が約1300℃の熔融スラグ6と接触するため、その一部は蒸発し、一部は温度が80℃以上に上昇したものとなる。このことから、その蒸発した水温80℃以上の水砕水を再利用することによって、効率よい熱利用が可能となる。
なお、水砕処理では、水蒸気爆発や水砕樋8での詰まり現象の発生を防ぐため、熔融スラグ6が水流の中に潜り込まないように熔融スラグ6の量や水砕ノズル9からの水量を調整維持することが好ましい。特に、水砕ノズル9から噴出する高圧水(例えば、圧力0.5MPa〜5MPa)を用いる方法や、特開2000−34528号公報に記載された水砕装置を用いる方法を用いることにより、水蒸気爆発や詰まり現象の発生を効果的に防ぐことができる。
以下、本発明の実施例を示してより具体的に説明するが、本発明は以下の実施例に何ら限定されるものではない。
<原料スラグの調製>
表1に示したような組成のスラグを原料スラグとして用いた。この原料スラグは、図1に示すように、銅精製工程において錬かん炉5で生成した副産物の熔融スラグ6である。
Figure 0006729286
<水砕処理>
次に、図1に示すように、錬かん炉5から水砕樋8に原料スラグを供給し、水砕ノズル9から放出される圧力1MPaの高圧水砕水により、下記表2の条件に基づいて、水砕処理を施した。
<加熱処理後に得られたスラグの評価>
(平成15年環境省告示第19号(含有量試験))
JIS K0058−2に準じ、得られたスラグを粉砕して試料を得たのち、当該試料を用いて「六価クロム化合物及びシアン化合物以外の物質についての検液の調製」の項に従って検液を調製した。そして、得られた検液を用いて、JIS K0102:2008に従い、ICP−AES(発光分光分析)法によりPb、Asの濃度を測定した。下記表2に測定結果を示す。
Figure 0006729286
表2の結果に示すように、80℃以上の水温、スラグ1t当たり10m以上100m以下の水量で水砕処理を施した実施例1、2では、JIS K0058−2に準じて測定されるAs、Pbの溶出量が、規格値の150mg/kg未満となり、有効に溶出を抑制することができた。
一方、比較例1、2では、水温が低いか、高かったため、As、Pbの溶出量は、規格値の150mg/kgを超える値となった。また、比較例3では、水量が多かったため、As、Pbの溶出量は、規格値の150mg/kgを超える値となった。
1 自熔炉
2 マット
3 スラグ
4 自熔炉樋
5 錬かん炉
6 熔融スラグ
7 スラグ樋
8 水砕樋
9 水砕ノズル

Claims (4)

  1. Fe及びSiを主成分とし、As及びPbを不純物として含有するスラグを、80℃以上の水温、スラグ1t当たり10m以上100m以下の水量で水砕処理する工程を含み、
    前記水砕処理後に得られるスラグは、JISK0058−2に準じて測定されるAs及びPbの溶出量が150mg/kg未満である
    スラグの製造方法。
  2. 前記スラグは、Pbを0.01質量%以上0.2質量%以下、Asを0.01質量%以上0.2質量%以下の割合で含有する
    請求項1に記載のスラグの製造方法。
  3. 前記スラグは、Feを35質量%以上45質量%以下の割合で含有する
    請求項1又は2に記載のスラグの製造方法。
  4. 前記スラグは、さらにCaOを1.0質量%以上6.0質量%以下の割合で含有する
    請求項1乃至3のいずれか1項に記載のスラグの製造方法。
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