JP4077741B2 - ホウ素含有廃棄物の処理方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、ホウ素含有廃棄物の処理方法に関し、特に、ホウ素成分を含有する物品に焼却などの酸化熱処理を加えた処理物をホウ素含有廃棄物として廃棄する前にホウ素の溶出を低減させるようにホウ素含有廃棄物を処理するホウ素含有廃棄物の処理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
ホウ素成分を含有する物品に焼却などの酸化熱処理を加えた処理物、例えば、一般廃棄物または産業廃棄物などの焼却処理による飛灰を廃棄する前に、この飛灰に含まれるホウ素の溶出を低減させる処理を行うことが、環境対策上望まれている。
【0003】
このような飛灰を固化する処理方法として、アルカリ金属およびアルカリ土類金属を含むケイ酸塩化合物を主体とする混合物からなる処理材を飛灰に混入して溶融固化することにより金属類の溶出を防止する方法が知られている(例えば、特許文献1参照)。
【0004】
【特許文献1】
特開平9−271738号公報(段落番号0012)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、特許文献1の処理方法では、溶融温度が1350〜1400℃と高温であること、アルカリ金属、アルカリ土類金属、ケイ酸塩化合物などの多種の成分を混合する必要があるため高温に耐える処理装置を必要とすること、薬剤の投入や混合などの複雑な工程を行わなければ飛灰を固化することができないことなどの問題がある。
【0006】
したがって、本発明は、このような従来の問題点に鑑み、ホウ素含有廃棄物を簡便に処理してホウ素の溶出を低減させることができるホウ素含有廃棄物の処理方法を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明者らは、上記課題を解決するために鋭意研究した結果、ホウ素酸化物を含むホウ素含有廃棄物とケイ素酸化物を含むケイ素含有物を同じ系に存在させて300℃より高く且つ1000℃以下の温度、好ましくは500〜1000℃の温度、さらに好ましくは700〜900℃の温度で加熱することにより、ホウ素酸化物とケイ素酸化物とを融合させ、その融合物を冷却することにより、ホウ素の溶出を低減できる融合物を生成することができることを見出し、本発明を完成するに至った。ここで、「融合」とは、両方が溶けあってもよいし、一方が溶融して他方の未溶融物に付着する形態でもよい。具体的には、溶融したホウ素酸化物がケイ素酸化物に付着した形態が最も好ましい。ケイ素酸化物の方が機械的強度が高いため、融合物の取り扱いが容易になり、2次汚染を防止できるからである。
【0008】
すなわち、本発明によるホウ素含有廃棄物の処理方法は、ホウ素酸化物を含むホウ素含有廃棄物とケイ素酸化物を含むケイ素含有物とが存在する系を300℃より高く且つ1000℃以下の温度、好ましくは500〜1000℃の温度、さらに好ましくは700〜900℃の温度で加熱してホウ素酸化物とケイ素酸化物の融合物を形成することを特徴とする。
【0009】
このホウ素含有廃棄物の処理方法において、ホウ素酸化物を含むホウ素含有廃棄物とケイ素酸化物を含むケイ素含有物とが存在する系は、1重量部のホウ素酸化物に対して好ましくは10重量部以上、さらに好ましくは40重量部以上のケイ素酸化物を含む系である。また、ケイ素含有物がケイ素酸化物を含む土壌であるのが好ましい。
【0010】
【発明の実施の形態】
本発明によるホウ素含有廃棄物の処理方法の実施の形態は、ホウ素酸化物を含むホウ素含有廃棄物とケイ素酸化物を含むケイ素含有物とが存在する系を300℃より高く且つ1000℃以下の温度、好ましくは500〜1000℃の温度、さらに好ましくは700〜900℃の温度で加熱してホウ素酸化物とケイ素酸化物の融合物を形成することを特徴とする。
【0011】
本明細書中において、ホウ素含有廃棄物とは、ホウ素成分を含む物品、一般廃棄物、産業廃棄物、汚染された土壌などであり、常温で固形のものが好ましく、液状であっても、特に加熱処理において障害となる排ガスや有害化合物が生成しなければ問題ない。特に、ホウ素が酸化されているB2O3などになっている物が含まれているものがよい。例えば、電子基板類を焼却処理することにより得られる飛灰やホウ砂のなどが挙げられる。
【0012】
本明細書中において、ケイ素含有物とは、ケイ素成分を含む物品や廃棄物などであり、常温で固形物であればよい。その形態は、顆粒、粒状または砂状であることが好ましく、1つの大きさがより細かい物がよい。例えば、ケイ素酸化物を含む土壌、通常の産業廃棄物として扱える廃土、汚染物を含有する汚染土壌などが挙げられる。
【0013】
ホウ素酸化物を含むホウ素含有廃棄物とケイ素酸化物を含むケイ素含有物は、それぞれ別個に加熱処理装置、すなわち炉に投入してもよいが、炉に投入する前に混合してもよい。ホウ素含有廃棄物とケイ素含有物を混合する装置としては、市販のブレンダー装置を使用すればよい。
【0014】
炉に投入するケイ素酸化物の量は、ホウ素酸化物1重量部に対して、好ましくは10重量部以上、さらに好ましくは40重量部以上である。加熱処理時にケイ素酸化物の量がホウ素酸化物よりも多い方が、加熱処理後の取扱いを投入時と同様な設備により行うことが可能になり、簡易であるためである。
【0015】
このようにケイ素酸化物の量をホウ素酸化物の量よりも圧倒的に多くするのは、加熱処理時にホウ素酸化物が先に溶解して液状になってケイ素酸化物に付着するか、溶解して液状になったホウ素酸化物にケイ素酸化物が付着して、ホウ素酸化物の溶解した液がケイ素酸化物の界面で局部的に融合してガラス質を形成し、この間にも他のケイ素酸化物がホウ素酸化物に付着して顆粒状の凝集体を形成し、この凝集体が冷却後においてホウ素酸化物を包み込む形態になり、ホウ素の溶出を抑制するのに好適な形態になると考えられるからである。また、この凝集体の大きさは、ケイ素酸化物の大きさの数倍程度であり、加熱処理後の取扱いなどを損なうことはない。
【0016】
また、ケイ素酸化物を多量に投入することにより、ホウ素酸化物の周辺に多量のケイ素酸化物を存在させることができるとともに、ケイ素酸化物によりホウ素酸化物の周辺を覆うことにより、ホウ素酸化物の周囲の雰囲気を制御することができ、ホウ素などの揮発を抑制することもできるため、ホウ素酸化物の処理を確実に行うことが可能になる。
【0017】
加熱処理における加熱温度は、300℃より高く且つ1000℃以下の温度にすればよいが、ホウ素酸化物とケイ素酸化物の共晶温度である450℃付近の温度以上であることが好ましく、900℃以下の温度であることが好ましい。ホウ素酸化物を確実に溶解してケイ素酸化物と反応させるためである。また、1000℃より高い温度では、土壌の成分によって異なるが、土壌が溶解し始める可能性があり、融合物が大きくなり、後工程の取扱いが悪くなるので、1000℃より高い温度にするのは好ましくない。また、前述したようなホウ素酸化物を包み込むような形態なるか否かが明確でなく、この形態を形成するためには、500〜1000℃の温度に加熱するのが好ましく、700〜900℃の温度に加熱するのがさらに好ましい。さらに、加熱時間は、ホウ素酸化物とケイ素酸化物の配合比や、反応の進行状況などによって、適宜設定することができる。
【0018】
加熱処理によってホウ素酸化物とケイ素酸化物の融合物が形成された後、放置冷却する。この冷却は、水冷によって行ってもよいし、大気中に放置して冷却することによって行ってもよい。
【0019】
融合物からのホウ素の溶出試験については、環境庁告示第46号に記載された溶出試験方法に従って測定などを行う。融合物が大きい場合には、測定データの精度を上げるために、融合物を2mm以下に粉砕して溶出試験を行えばよい。
【0020】
【実施例】
以下、本発明によるホウ素含有廃棄物の処理方法の実施例について詳細に説明する。
【0021】
[実施例1]
8重量%のホウ素を含有するホウ砂5重量%と、28重量%のケイ素を含有する土壌95重量%とを混合して、大気中において900℃に加熱して、20分間加熱処理を行った。この加熱処理終了後に、融合物を炉から取り出して、そのまま放置して冷却させて固化させた。
【0022】
この冷却後の融合物を2mm程度の粒径に粉砕し、環境庁告示第46号に従ってホウ素の溶出試験を行った。その結果、ホウ素の溶出値は10mg/Lであり、溶出率は3%であった。なお、上記の加熱処理後の融合物中のホウ素の含有量は3820mg/kgであった。この溶出試験の結果から、本実施例のホウ素含有廃棄物の処理方法によって、ホウ素の溶出を抑制して、ホウ素による2次汚染を抑制することが可能であることがわかる。
【0023】
[実施例2]
加熱温度を700℃とした以外は、実施例1と同様の処理および試験を行ったところ、ホウ素の溶出値は54mg/Lであり、溶出率は17%であった。なお、上記の加熱処理後の融合物中のホウ素の含有量は3190mg/kgであった。
【0024】
[実施例3]
加熱温度を500℃とした以外は、実施例1と同様の処理および試験を行ったところ、ホウ素の溶出値は200mg/Lであり、溶出率は58%であった。なお、上記の加熱処理後の融合物中のホウ素の含有量は3450mg/kgであった。
【0025】
[比較例1]
加熱温度を300℃とした以外は、実施例1と同様の処理および試験を行ったところ、ホウ素の溶出値は360mg/Lであり、溶出率は100%であった。なお、上記の加熱処理後の融合物中のホウ素の含有量は3520mg/kgであった。
【0026】
[比較例2]
実施例1と同じホウ砂と土壌の混合物について、実施例1の加熱処理を行わずに、そのまま実施例1と同様の溶出試験を行った。その結果、ホウ素の溶出値は80mg/Lであり、溶出率は100%であった。なお、上記の加熱処理後の融合物中のホウ素の含有量は4100mg/kgであった。
【0027】
これらの実施例1〜3および比較例1〜2の結果を表1にまとめて示す。
【0028】
【表1】
【0029】
これらの結果から、ホウ素の溶出を抑えるためには、1000℃以下でより高い温度で加熱処理を行うのが好ましいことがわかる。特に、実施例で使用したホウ砂の融点は878℃であるので、この融点に近い温度以上で加熱処理を行えば、ホウ素とケイ素がホウ珪酸ガラスを形成してホウ素の溶出が抑えられると考えられる。
【0030】
【発明の効果】
上述したように、本発明によれば、ホウ素の溶出のおそれがある廃棄物でも、簡便な方法でホウ素の溶出を抑制することができ、また、土壌などの自然資源をそのまま利用することができるので、特別な薬剤も必要せず、そのような薬剤の製造および使用による2次汚染などの発生もない。したがって、本発明によるホウ素含有廃棄物の処理方法は、極めて地球環境にやさしい処理方法である。
Claims (5)
- ホウ素酸化物を含むホウ素含有廃棄物とケイ素酸化物を含む土壌とが存在する系を300℃より高く且つ1000℃以下の温度で加熱してホウ素酸化物とケイ素酸化物の融合物を形成することを特徴とする、ホウ素含有廃棄物の処理方法。
- 前記温度が500〜1000℃の温度であることを特徴とする、請求項1に記載のホウ素含有廃棄物の処理方法。
- 前記温度が700〜900℃の温度であることを特徴とする、請求項1に記載のホウ素含有廃棄物の処理方法。
- 前記系が1重量部のホウ素酸化物に対して10重量部以上のケイ素酸化物を含む系であることを特徴とする、請求項1乃至3のいずれかに記載のホウ素含有廃棄物の処理方法。
- 前記系が1重量部のホウ素酸化物に対して40重量部以上のケイ素酸化物を含む系であることを特徴とする、請求項1乃至3のいずれかに記載のホウ素含有廃棄物の処理方法。
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