JP6727994B2 - 荷卸しコンベア - Google Patents

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この発明は、例えばトラック荷室やコンテナ内に積み込んだ多数個の荷物を荷卸しし、あるいは積み込む作業に用いる荷卸しコンベアに関する。
下記の特許文献にはトラックの荷室内に荷物を積み込むための荷積み装置に関する技術が開示されている。この従来の荷積み装置は、トラック荷室の後部から奥部に至って伸縮可能なコンベヤと、このコンベヤの先端に連結されて当該コンベヤの伸縮動作により荷室内の後部と奥部との間を移動する台車を備えている。特許文献1に開示されたコンベアでは、台車に積み込みロボットが搭載されている。積み込みロボットには、予めティーチングにより荷物積み込み動作が記憶されている。係る荷積み装置によれば、ほぼ無人で多数個の荷物を荷室内に整然と積み込むことができる。また、特許文献2に開示されたコンベアでは、台車に作業者が乗って上下にリフトさせるための昇降式作業台が設けられている。これら従来の荷卸しコンベアによれば、無人若しくは少ない人数で、トラック荷室内の多数個の荷物を迅速に荷卸しすることができる。
特公平8−15950号公報 特許第2733013号公報
しかしながら、上記従来の荷卸しコンベアについては次のような解決すべき課題があった。従来の荷卸しコンベアは、トラック荷台上を移動するためにキャスタ付きの脚部を備えている。トラック荷台が平坦な床面である場合には問題ないが、例えば、鮮魚輸送用のトラックであって荷室が冷凍庫(冷凍コンテナ)になっている場合には、荷室床面は冷却性を高める等の目的で溝部が多数存在するスノコ状になっている。このため、従来はスノコ状床面の冷却溝部にキャスタが嵌り込んでコンベアをスムーズに移動させることが困難になっていた。
本発明は、上記従来の問題に鑑みてなされたもので、荷室床面の様々な状況に対応してコンベアをスムーズに移動できるようにし、これにより荷卸し作業若しくは荷積み作業の作業性を高めることを目的とする。
上記の課題は、以下の各発明により解決される。第1の発明は、荷室の後部から奥部に至って伸縮可能な荷卸しコンベアである。第1の発明では、荷卸しコンベアは、伸縮方向に相対移動可能に連結された複数段の分割コンベアを備えている。第1の発明では、各分割コンベアは荷室の床面上を移動するための車輪を備えている。第1の発明では、複数段の分割コンベアのうち、少なくとも伸縮方向前端の第1段分割コンベアの車輪が車輪径よりも車輪幅が大きなローラ形の幅広車輪とされている。
第1の発明によれば、少なくとも第1段分割コンベアの車輪がローラ形の幅広車輪であるの、荷室の床面がスノコ状態に凸凹していても、当該車輪が凹溝部に嵌り込みにくくなってスムーズに移動させることができる。少なくとも第1段分割コンベアをスムーズに移動させることができるので、当該荷卸しコンベアの伸縮動作がスムーズになされて荷卸し作業若しくは荷積み作業の作業性を高めることができる。
第2の発明は、第1の発明において、第1段分割コンベアの車輪について、車輪径が車輪幅よりも大きな幅狭車輪と、ローラ形の幅広車輪とを切り替えて床面に接地可能な構成とした車輪装置を備えた荷卸しコンベアである。
第2の発明によれば、スノコ状の凸凹が存在する床面である場合には幅広車輪を使用し、平坦な床面である場合には幅狭車輪を使用することにより、当該荷卸しコンベアの伸縮動作を荷室床面の状況に合わせてより迅速かつスムーズに行うことができ、この点で荷卸し作業若しくは荷積み作業の作業性を一層高めることができる。
第3の発明は、第2の発明において、車輪装置は、分割コンベアの左右脚部に、レバー操作により回動可能に支持された車輪ブラケットと、左右の車輪ブラケットのそれぞれに幅狭車輪が回転自在に支持され、左右の車輪ブラケット間に跨って幅広車輪が回転自在に支持された構成とした荷卸しコンベアである。
第3の発明によれば、荷室床面に対して幅狭車輪を接地させた状態と幅広車輪を接地させた状態とをレバー操作で簡単に切り替えることができる。
第4の発明は、第1〜第3の何れか一つの発明において、第1段分割コンベアの前部に、上下に傾動可能なスイング式の補助コンベアを備えた荷卸しコンベアである。
第4の発明によれば、荷室奥部で荷卸し作業をする作業員の便宜を図ることができる。補助コンベアを下向きに傾斜させておくことにより、作業員は低い位置の荷物をコンベア上に楽に移載することができる。逆に、補助コンベアを上向きに傾斜させておくことにより、作業員は高い位置の荷物をコンベア上に楽に移載することができる。
第5の発明は、第1〜第4の何れ一つの発明において、複数段の分割コンベアは、それぞれ電動モータを駆動源とする搬送ベルトを備えており、各分割コンベアの電動モータの電源として、充電式のバッテリを備えた荷卸しコンベアである。
第5の発明によれば、交流電源が用意されていない場所で当該荷卸しコンベアを動作させることができる。また、停電時においても荷卸しコンベアを動作させることができる。さらに、交流電源供給用のコンセントに電源コードを接続する手間を省略できるとともに、電源コードが作業の邪魔になることがなく、この点で当該荷卸しコンベアの作業性を高めることができる。
本発明の実施形態に係る荷卸しコンベアの全体側面図である。本図は、荷卸しコンベアを収縮させた状態を示している。 本発明の実施形態に係る荷卸しコンベアの全体側面図である。本図は、荷卸しコンベアを伸長させた状態を示している。 車輪装置の側面図である。 図3の(IV)矢視図であって、車輪装置の前面図である。 車輪装置の上面図である。 車輪装置の右側面図である。本図は、幅広車輪を接地させた状態を示している。 車輪装置の右側面図である。本図は、幅狭車輪を接地させた状態を示している。
次に、本発明の実施形態を図1〜図7に基づいて説明する。図1及び図2に示すように本実施形態の荷卸しコンベア10は、トラックの荷室、荷台あるいはコンテナ(以下、単にトラック荷室Tと言う)の後部開口と奥部との間を伸縮可能な構成を備えている。図1は、収縮状態でトラックヤードYに設置した状態を示している。荷卸しコンベア10は、搬送方向(トラック荷室Tの前後方向、図1、2において紙面左右方向)に相互に移動可能に連結された第1段〜第4段分割コンベア11〜14を備えている。
最も前側の第1段分割コンベア11は、前後左右に脚部11bを有するフレーム11a上に支持されている。第1段分割コンベア11のフレーム11aの下面側に、第2段分割コンベア12のフレーム12aが前後にスライド可能に支持されている。第2段分割コンベア12のフレーム12aの下面側に、第3段分割コンベア13のフレーム13aが前後にスライド可能に支持されている。第3段分割コンベア13のフレーム13aの下面側に、第4段分割コンベア14のフレーム14aが前後にスライド可能に支持されている。第1段〜第4段分割コンベア11〜14の伸縮動作は作業者の手動操作により行うことができる。
図1に示すように収縮状態では、第1段分割コンベア11の下面側に沿って第2段分割コンベア12が収納され、第2段分割コンベア12の下面側に沿って第3段分割コンベア13が収納され、第3段分割コンベア13の下面側に沿って第4段分割コンベア14が収納される。第1段分割コンベア11の搬送面が最も高く、第4段分割コンベア14の搬送面が最も低くなっている。このため、図2に示すように荷物Pは、第1段分割コンベア11から一段ずつ下がって後方の第4段分割コンベア14上に搬送される。
第1段〜第4段分割コンベア11〜14には、駆動源としてそれぞれ独自の電動モータ11c〜14cが備え付けられている。電動モータ11c〜14cは、同期して起動、停止するよう動作制御されている。第1段分割コンベア11の前部には、電源としてのバッテリを搭載するための電源部15が設けられている。バッテリには、例えば電動アシスト付きの自転車に用いられる専用バッテリであって、充電して繰り返し使用できるものが用いられている。電源部15には、インバータが内装されている。バッテリの直流電源をインバータで三相交流に変換している。電動モータ11c〜14cには、安価な三相交流モータが用いられている。電動モータ11c〜14cは、インバータで変換された三相交流を電源としている。なお、電動モータ11c〜14cにDCモータを用いる場合には、インバータを省略することができる。
第1段分割コンベア11のフレーム11aは、前後左右に4つの脚部11bを備えている。第2段〜第4段分割コンベア12〜14のフレーム12a〜14aは、それぞれ後部側に左右2つの脚部12b,13b,14bを備えている。第1段〜第3段分割コンベア11〜13の脚部11b〜13bには、トラック荷室Tの荷室床面F若しくはトラックヤードYを移動するための車輪装置20が設けられている。但し、本実施形態では、第4段分割コンベア14の脚部14bには、トラックヤードYの平坦な床面上の移動のみを想定した自在キャスタ14dが取り付けられている。
第1段〜第3段分割コンベア11〜13の合計4箇所の車輪装置20は同様の構成を備えている。第1段分割コンベア11の前側の車輪装置20の詳細が図3以降に示されている。車輪装置20は、ローラ形の幅広車輪24と、キャスタ形の幅狭車輪25を切り替えて接地可能な構成を備えている。前側の左右の脚部11bには、支持板部21が下方へ張り出す状態に取り付けられている。左右の支持板部21間には、1本の軸部22が軸回りに回転自在に支持されている。軸部22の左右には、車輪ブラケット23が一体に設けられている。軸部22を軸回りに回転させると左右の車輪ブラケット23が一体で前後に傾動する。
左右の車輪ブラケット23間には、一つの幅広車輪24がその軸回りに回転自在に支持されている。幅広車輪24には、その外径(車輪径)よりも車輪幅が大きなローラ型の車輪が用いられている。この幅広車輪24に加えて、左右の車輪ブラケット23には、それぞれ一つの幅狭車輪25が回転自在に支持されている。左右の幅狭車輪25には、その外径よりも車輪幅が小さい車輪であって、向き(進行方向)を自在に変更可能な自在キャスタが用いられている。軸部22の回転により左右の車輪ブラケット23が前後に傾動することにより、幅広車輪24を接地させた状態と、幅狭車輪25を接地させた状態とに切り替えることができる。
軸部22の右端部側は、側方へ突き出されている。この突き出し部分に、ブロック体27が取り付けられている。ブロック体27に切り替えレバー26が支持されている。切り替えレバー26は上方へ伸びている。切り替えレバー26を前後に傾動操作することにより、軸部22をその軸回りに一体で回動させることができる。このため、図6に示すように切り替えレバー26を前側へ傾動操作することにより、幅広車輪24を接地させることができる。これに対して図3及び図7に示すように切り替えレバー26を後ろ側へ傾動操作することにより、左右の幅狭車輪25を接地させることができる。
切り替えレバー26はブロック体27に対して支軸28を介して左右に傾動可能に支持されている。図3及び図4に示すように、支軸28の下側において切り替えレバー26とブロック体27との間には圧縮ばね29が介装されている。この圧縮ばね29により切り替えレバー26は、支軸28を中心にして左方へ傾動する方向に付勢されている。
右側の支持板部21には、側方へ張り出すフランジ部21aが一体に設けられている。フランジ部21aには、2つの係合凹部21b,21cが前後に隣接して設けられている。切り替えレバー26を支軸28を中心にして左右に傾動させつつ、前後に傾動操作することにより、当該切り替えレバー26を前側の係合凹部21bに進入させた状態と、後ろ側の係合凹部21cに進入させた状態に切り替えることができる。前側の係合凹部21b又は後ろ側の係合凹部21cに進入させることにより切り替えレバー26を前側の傾動位置又は後ろ側の傾動位置に保持することができる。上記したように切り替えレバー26は、ブロック体27との間に介装した圧縮ばね29により係合凹部21b若しくは係合凹部21c内に進入する方向(図4において反時計回り方向)に付勢されている。このため、切り替えレバー26は、圧縮ばね29の付勢力に抗して右方へ傾動させることができる一方、圧縮ばね29の付勢力により、係合凹部21b若しくは係合凹部21c内に進入した状態に保持される。
切り替えレバー26が前側の係合凹部21b内に保持されることにより、幅広車輪24が接地状態に保持される。切り替えレバー26が後ろ側の係合凹部21c内に保持されることにより、左右の幅狭車輪25が接地状態に保持される。幅広車輪24を接地させた状態では、トラック荷室Tの荷室床面Fにスノコ状の溝部が存在する場合であっても、幅広車輪24が溝部に嵌まり込むことがないので、第1段分割コンベア11をスムーズに移動させることができる。これに対して、幅狭車輪25を接地させた状態では、向きを自在に変更可能であり、かつ接地面積が小さいことから、第1段分割コンベア11ひいては当該荷卸しコンベア10を、例えばトラックヤードY等の平坦な床面(路面)をより小さな力で楽に移動させることができる。
以上のように構成した車輪装置20が、第1段分割コンベア11の前部と後部の脚部11b、第2段分割コンベア12の後部の脚部12b、第3段分割コンベア13の後部の脚部13bの合計4箇所に設けられている。図2に示すように、当該荷卸しコンベア10を伸長させてトラック荷台T内に進入する脚部11b,12b,13bについて車輪装置20が設けられている。トラックヤードY上に残る最後尾の脚部14bについては、幅狭車輪25に相当する自在キャスタ14dのみが設けられている。
第1段分割コンベア11の前部には、補助コンベア30が装備されている。補助コンベア30は、上下に傾動可能なスイング式となっている。補助コンベア30は、第1段分割コンベア11の電動モータ11cの動力の分配を受けて動作する。但し、独自の電動モータを駆動源として補助コンベア30を動作させる構成とすることも可能である。補助コンベア30と第1段分割コンベア11の前側の脚部11bとの間にはガススプリング31が介装されている。このガススプリング31で補助コンベア30の自重を受けることにより、補助コンベア30をより小さな力で楽に上方へ回動させることができ、逆に下方へゆっくりと静かに回動させることとができる。
ガススプリング31には、内蔵ブレーキ31aが内蔵されている。内蔵ブレーキ31aにより、ガススプリング31の伸縮位置(ストローク量)は任意の位置でロックすることができる。ガススプリング31の伸縮位置を任意の位置でロックすることにより、補助コンベア30を上下方向の任意の傾動位置にロックすることができる。図3に示すように補助コンベア30の前部下面には、ガススプリング31の内蔵ブレーキ31aを解除するためのブレーキ解除レバー32が設けられている。ブレーキ解除レバー32は、ワイヤ33を経て内蔵ブレーキ31aに連携されている。このブレーキ解除レバー32を解除操作すると、内蔵ブレーキ31aが解除されて当該ガススプリング31は伸縮可能な状態となる。このブレーキ解除状態において、補助コンベア30はその自重がガススプリング31の付勢力に勝って下方の収納位置に収納される。
補助コンベア30を、その搬送面を第1段分割コンベア11の搬送面に対して面一に一致させた水平位置(図3に示す位置)に位置させて、ガススプリング31をロックすることにより当該補助コンベア30が水平位置に保持される。補助コンベア30は、図3に示す水平位置と、水平位置から下方へ約90°回動させた収納位置(図1に示す位置)との間の任意の傾動位置に保持することができる。図2には、補助コンベア30を水平位置から下方へ約30°傾斜した位置に移動させた状態が示されている。
補助コンベア30を水平位置に保持することにより、作業者は高い位置の荷物を起立姿勢のまま楽に補助コンベア30上に移載することができる。補助コンベア30を例えば図2に示すように約30°下方へ傾斜させた位置にロックしておくことにより、作業者はトラック荷室T内の低い位置の荷物Pを短い距離だけ持ち上げて補助コンベア30上に楽に移載することができる。
第1段〜第4段分割コンベア11〜14及び補助コンベア30の搬送ベルトには、多数の樹脂製ピースをロッドを介して搬送方向に連結した樹脂ベルト(プラスチックモジュラーベルト)で、蛇行の少ない搬送ベルトが用いられている。但し、係るモジュラーベルトに代えてより一般的な平ベルトを用いる構成としてもよい。
以上のように構成した荷卸しコンベア10によれば、移動させる床面(荷室床面F)の状態に合わせて車輪を選択することにより、スムーズな移動を実現することができ、この点で当該荷卸しコンベア10の取り扱い性及び操作性を高めることができる。たとえば、例示した車輪装置20を切り替え操作してローラ形の幅広車輪24を接地させることにより、トラック荷室Tの荷室床面Fに冷却溝部等の凹部が存在する場合であっても 幅広車輪24を溝部(凹部)に嵌まり込ませることなく荷室床面F上を転動させることができ、これにより第1段〜第4段分割コンベア11〜14をスムーズにトラック荷室T内に進入させることができ、また、トラック荷室T内から退出させることができる。
第1段〜第4段分割コンベア11〜14の各車輪装置20をより接地面積の小さな幅狭車輪25に切り替え操作することにより、例えばトラックヤードY等の平坦な路面を小さな力で楽に移動させることができる。特に、図1に示すように第1段〜第4段分割コンベア11〜14を重ね合わせて収縮させた状態では、すべての車輪装置20を幅狭車輪25に切り替えておくことにより、当該荷卸しコンベア10を楽に移動させることができる。
幅広車輪24と幅狭車輪25の切り替えは、切り替えレバー26の傾動操作により簡単
に行うことができる。
また、例示した荷卸しコンベア10によれば第1段分割コンベア11の前部にスイング式の補助コンベア30が設けられている。この補助コンベア30の傾斜位置を適切に変更することにより、作業者は高い位置の荷物Pの移載、及び低い位置の荷物Pの移載を楽に行うことができる。
さらに、例示した荷卸しコンベア10によれば、電源として充電式のバッテリを用いる構成であることから、交流電源が用意されていない屋外あるいは停電時においても荷卸しコンベア10を動作させることができる。交流電源供給用のコンセントに電源コードを接続する必要がないので、電源コード接続の手間を省略できるとともに、電源コードが作業の邪魔になることがなく、この点でも当該荷卸しコンベア10の作業性を高めることができる。
以上説明した実施形態には種々変更を加えることができる。例えば、第1段〜第3段分割コンベア11〜13について合計4箇所に車輪装置20を設けた構成を例示したが、少なくとも第1段分割コンベア11の前側の脚部11bの1箇所のみついて車輪装置20を設け、それより後方の脚部11b,12b,13b,14bについては幅狭のキャスタを取り付ける構成としてもよい。少なくとも第1段分割コンベア11の前側の車輪としてローラ形の幅広車輪25を接地させることにより、冷却用等の溝部が存在するスノコ状の荷室床面F上をスムーズに移動させて当該荷卸しコンベア10の伸縮動作を迅速に行うことができ、これにより荷卸し作業若しくは荷積み作業の作業性を高めることができる。
また、車輪径よりも車輪幅が大きなローラ形の幅広車輪24と、車輪径よりも車輪幅が小さなキャスタ形の幅狭車輪25とを切り替え可能な車輪装置20を例示したが、ローラ形の幅広車輪24のみを有し、例示したような切り替えを行わない車輪装置としてもよい。
さらに、左右脚部11b,12b,13b間のそれぞれについて1つの幅広車輪24を有する車輪装置20を例示したが、2つ若しくは3つ以上の幅広車輪を同軸に配置する構成としてもよい。係る構成であっても、各幅広車輪が車輪径よりも車輪幅が荷室床面Fの冷却溝等に嵌まり込まない程度に幅広のローラ形車輪であることにより、同様の作用効果を得ることができる。
合計4段に伸縮される荷卸しコンベア10を例示したが、伸縮機能を有しない1段のみの荷卸しコンベア、あるいは5段以上の分割コンベアを有する荷卸しコンベアについて、例示した切り替え式の車輪装置20を適用することができる。
充電式のバッテリを電源とする直流電源式(コードレス)を例示したが、例えば3相200Vの交流電源を電源とする交流電源式、あるいはその双方を電源として利用できる構成としてもよい。
Y…トラックヤード
T…トラック荷室
F…荷室床面
P…荷物
10…荷卸しコンベア
11…第1段分割コンベア
11a…フレーム、11b…脚部、11c…電動モータ
12…第2段分割コンベア
12a…フレーム、12b…脚部、12c…電動モータ
13…第3段分割コンベア
13a…フレーム、13b…脚部、13c…電動モータ
14…第4段分割コンベア
14a…フレーム、14b…脚部、14c…電動モータ、14d…自在キャスタ
15…電源部
20…車輪装置
21…支持板部
21a…フランジ部、21b,21c…係合凹部
22…軸部
23…車輪ブラケット
24…幅広車輪
25…幅狭車輪
26…切り替えレバー
27…ブロック体
28…支軸
29…圧縮ばね
30…補助コンベア
31…ガススプリング、31a…内蔵ブレーキ
32…ブレーキ解除レバー
33…ワイヤ

Claims (5)

  1. 荷室の後部から奥部に至って伸縮可能な荷卸しコンベアであって、伸縮方向に相対移動可能に連結された複数段の分割コンベアを備え、該各分割コンベアは前記荷室の床面上を移動するための車輪を備えており、前記複数段の分割コンベアのうち、少なくとも伸縮方向前端の第1段分割コンベアの車輪が車輪径よりも車輪幅が大きなローラ形の幅広車輪とされた荷卸しコンベア。
  2. 請求項1記載の荷卸しコンベアであって、前記第1段分割コンベアの車輪について、車輪径が車輪幅よりも大きな幅狭車輪と、前記ローラ形の幅広車輪とを切り替えて前記床面に接地可能な構成とした車輪装置を備えた荷卸しコンベア。
  3. 請求項2記載の荷卸しコンベアであって、前記車輪装置は、前記分割コンベアの左右脚部に、レバー操作により回動可能に支持された車輪ブラケットと、該左右の車輪ブラケットのそれぞれに前記幅狭車輪が回転自在に支持され、該左右の車輪ブラケット間に跨って前記幅広車輪が回転自在に支持された構成とした荷卸しコンベア。
  4. 請求項1〜3の何れか1項に記載した荷卸しコンベアであって、前記第1段分割コンベアの前部に、上下に傾動可能なスイング式の補助コンベアを備えた荷卸しコンベア。
  5. 請求項1〜4の何れか1項に記載した荷卸しコンベアであって、前記複数段の分割コンベアは、それぞれ電動モータを駆動源とする搬送ベルトを備えており、前記各分割コンベアの電動モータの電源として、充電式のバッテリを備えた荷卸しコンベア。
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