JP6727245B2 - レーザ血栓溶解装置 - Google Patents
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本発明は、例えばレーザ血栓溶解治療システム等において使用されるレーザ血栓溶解装置に関する。
特許文献1に示されるカテーテルにおいては、管体(細管)内に、カテーテル先端でレーザ光が照射できるように光ファイバが配置されている。また、管体には、それを血管内等へ案内するためのワイヤや、血管内の血栓の状況等をX線透視するための造影剤を、カテーテルの先端へ送出するための孔も設けられている。さらに、管体の先端部には、X線を吸収するリング状のマーカが嵌められている。
上述したようなカテーテルにおいては、カテーテルの先端位置を精度良く把握するために、マーカが、管体の軸方向における所定位置に確実に固定されている必要がある。また、光ファイバについても、適切なレーザ光の照射等を実現するために、その先端が例えば管体の先端とほぼ一致するように確実に固定されることが重要である。
本発明は、リング状のマーカが管体の外周に確実に固定されると共に、光ファイバが管体の孔内に確実に固定されたレーザ血栓溶解装置を提供することを目的とする。
本発明のレーザ血栓溶解装置は、軸方向に延びる第1孔を有する管体と、第1孔内に配置された光ファイバと、管体の先端部の外周に配置されたリング状のマーカと、軸方向においてマーカの一方の側に位置するように光ファイバに固定され、軸方向に垂直な少なくとも1つの方向において第1孔の内幅よりも大きい外幅を有する第1固定部材と、軸方向においてマーカの他方の側に位置するように光ファイバに固定され、軸方向に垂直な少なくとも1つの方向において第1孔の内幅よりも大きい外幅を有する第2固定部材と、光ファイバに接続されたレーザ入射用コネクタと、レーザ入射用コネクタに接続されたレーザ光源と、を備える。本発明のカテーテルは、軸方向に延びる第1孔を有する管体と、第1孔内に配置された光ファイバと、管体の先端部の外周に配置されたリング状のマーカと、軸方向においてマーカの一方の側に位置するように光ファイバに固定され、軸方向に垂直な少なくとも1つの方向において第1孔の内幅よりも大きい外幅を有する第1固定部材と、軸方向においてマーカの他方の側に位置するように光ファイバに固定され、軸方向に垂直な少なくとも1つの方向において第1孔の内幅よりも大きい外幅を有する第2固定部材と、を備える。
このカテーテルでは、光ファイバに固定された第1固定部材と第2固定部材が、管体の先端部の外周に固定されたマーカと協働して、マーカと光ファイバ双方が管体に対して軸方向に移動することが抑制されるので、マーカは管体の外周に確実に固定されると共に、光ファイバは管体内(管体の第1孔内)に確実に固定される。具体的には、第1固定部材と第2固定部材が、マーカの両側において、軸方向に垂直な少なくとも1つの方向に第1孔を押し拡げるように作用することで、管体の外周をも押し拡げるように作用する。これにより、マーカの両側において管体の外周がマーカの内周よりも小さくなることが抑制される。そのため、マーカが管体に対して軸方向に移動することが抑制される。その一方で、マーカは、その内周を超えて管体の外周が拡がることを抑制するので、上記のように管体の外周を押し拡げるように作用する第1固定部材と第2固定部材については、マーカの位置を超えて軸方向に移動することが抑制される。したがって、第1固定部材と第2固定部材が固定されている光ファイバが管体に対して軸方向に移動することが抑制される。よって、このカテーテルでは、リング状のマーカは管体の外周に確実に固定されると共に、光ファイバが管体の第1孔内に確実に固定される。
本発明のカテーテルでは、第1固定部材及び第2固定部材は、それぞれ、軸方向に垂直な全ての方向において第1孔の内幅よりも大きい外幅を有してもよい。これによれば、第1固定部材と第2固定部材が第1孔を押し拡げる作用が、第1孔の軸方向に垂直な全ての方向に均等に働く。そのため、マーカと光ファイバ双方が管体に対して軸方向に移動するのをより効果的に抑制することができる。
本発明のカテーテルでは、第1固定部材及び第2固定部材は、それぞれ、軸方向を長手方向とする回転楕円体状を呈していてもよい。これによれば、第1固定部材と第2固定部材によって押し拡げられた管体の外周の形状が緩やかに変化するので、血管等に管体の先端部をスムーズに挿通させることができる。また、第1固定部材と第2固定部材が固定された光ファイバを管体の第1孔に挿通して本発明のカテーテルを製造しようとする場合に、第1固定部材と第2固定部材の滑らかな形状に沿って第1孔の内壁の形状も滑らかに変化するので、第1固定部材や第2固定部材が第1孔の内壁に引っかかって第1孔の内壁が傷つけられることを防止することができる。
本発明のカテーテルでは、第1固定部材及び第2固定部材は、それぞれ、樹脂によって形成されていてもよい。これによれば、X線によるマーカの識別が第1固定部材と第2固定部材によって阻害されるのを抑制することができる。また、光ファイバに対する第1固定部材と第2固定部材の固定を容易に且つ確実に行うことができる。
本発明のカテーテルでは、管体は、軸方向に延びる第2孔をさらに有してもよい。これによれば、光ファイバが配置される第1孔とは別の第2孔を使って、管体を案内するワイヤや造影剤をカテーテルの先端に送出することができる。
本発明のカテーテルでは、光ファイバは、レーザ光を照射するために用いられるものであってもよい。これによれば、本発明のカテーテルを、レーザ光により血栓を溶解する血栓溶解装置用に使用することができる。
本発明によれば、リング状のマーカが管体の外周に確実に固定されると共に、光ファイバが管体の孔内に確実に固定されたレーザ血栓溶解装置を提供することができる。
以下、本発明の好適な実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。なお、各図において同一又は相当部分には同一符号を付す。
図1に示されるように、カテーテル1は、内部に光ファイバ7が配置された管体4を中心に構成されており、その手元部3には、管体4内に配置された光ファイバ7を管体4の外部へ導出するための分岐部3aが設けられている。分岐部3aにおいて管体4の外部に導出された光ファイバ7は、その端において、レーザ入射用コネクタ11に接続されている。
カテーテル1は、レーザ光により血管内の血栓を溶解するレーザ血栓溶解装置を構成するものであり、血栓を溶解するためのレーザ光は、レーザ入射用コネクタ11に接続されたレーザ光源(図示せず)から光ファイバ7を介してカテーテル1の先端部(図2に示されるように、管体4の先端部4aでもある)2の直前に位置する血栓に照射される。つまり、光ファイバ7は、レーザ光を照射するために用いられるものである。
図2及び図3に示されるように、カテーテル1の管体4は、その軸方向Aに延びる第1孔5及び第2孔6を有している。光ファイバ7は、第1孔5に配置されている。光ファイバ7は、その先端位置が管体4の先端位置とほぼ一致するように配置されている。一例では、光ファイバ7の先端が、管体4の先端から0mm〜0.1mm引っ込むように、光ファイバ7の先端位置が調整される。第2孔6は、血管を通して体内の所望の場所に管体4を導くためのガイドワイヤを通すことや、血管内の血栓の状況等をX線透視するための造影剤を管体4の先端へ送出すること等に利用される。管体4の先端は、軸方向Aに垂直にカットされていてもよいし、あるいは、軸方向Aに対して斜めにカットされていてもよい。斜めにカットされている場合であっても光ファイバ7の先端が管体4の先端から飛び出さないように、光ファイバ7の先端位置が調整される。なお、第1孔5及び第2孔6の内部には、親水性ポリマーからなる親水性コーティング(図示せず)が施されており、光ファイバ7を第1孔5の内壁に接着剤で固定することはできない。
一般に、カテーテルの管体にその軸方向に延びるように設けられた孔は、「ルーメン」とも呼ばれる。光ファイバが配置される比較的小さい孔は「ファイバルーメン」あるいは「サブルーメン」とも呼ばれる。また、ガイドワイヤや造影剤の送出等に利用される最も大きい孔は、「メインルーメン」とも呼ばれる。
光ファイバ7は、石英等によって形成されている。一例では、光ファイバ7のファイバ径は0.14mmである。管体4は、可撓性を有する樹脂(例えば、ポリアミド系樹脂)等によって形成されている。一例では、管体4の外径は0.85mmであり、メインルーメンの内径は0.36mmであり、サブルーメンの内径は0.2mmである。
管体4の先端部4aにおける所定位置(例えば、先端から1mm程度の位置)には、X線透視によりカテーテル1の先端位置(管体4の先端位置)を把握するためのリング状のマーカ8が設けられている。リング状のマーカ8は、管体4の先端部4aの外周に、そのほぼ肉厚分が管体4に食い込むように取り付けられている。このマーカ8は、X線を透過しにくい金属(例えば、プラチナ)等によって形成されている。一例では、マーカ8の内径は0.76mmであり、マーカ8の外径は0.83mmである。
光ファイバ7には、第1固定部材9及び第2固定部材10が固定されている。より具体的には、第1固定部材9は、軸方向Aにおいてマーカ8の一方の側(管体4の先端側)に位置するように光ファイバ7に固定されている。第2固定部材10は、軸方向Aにおいてマーカ8の他方の側(管体4の先端側とは反対側)に位置するように光ファイバ7に固定されている。第1固定部材9と第2固定部材10は、それぞれ、軸方向Aを長手方向とする回転楕円体状を呈している。回転楕円体とは、楕円がその長軸又は短軸を回転軸として回転させられることで得られる立体であり、「軸方向Aを長手方向とする回転楕円体」とは、楕円がその長軸を回転軸として回転させられることで得られる立体であって、その長軸が軸方向Aに沿ったものである。また、第1固定部材9と第2固定部材10は、それぞれ、軸方向Aに垂直な全ての方向において第1孔5の内幅よりも大きい外幅を有するものでもある。ここでは、第1固定部材9及び第2固定部材10並びに第1孔5は、いずれも軸方向Aから見た場合に円形状を呈しており、第1固定部材9及び第2固定部材10の外径は、第1孔5の内径よりも大きくなっている。一例では、第1固定部材9及び第2固定部材10の外径は、それぞれ、0.3mmである。第1固定部材9と第2固定部材10は、それぞれ、接着剤を硬化させた樹脂によって形成されている。
なお、第1孔5の内幅とは、第1固定部材9及び第2固定部材10が第1孔5内に配置されていない状態での第1孔5の内幅である。第1固定部材9及び第2固定部材10の外幅とは、第1固定部材9及び第2固定部材10が第1孔5内に配置されていない状態での第1固定部材9及び第2固定部材10の外幅である。
以上のように構成されたカテーテル1は、一例として、次のように製造される。まず、図4の(a)に示されるように、マーカ8が、管体4の先端部4aにおける所定の位置(先端から1mm程度の位置)に取り付けられる。次いで、光ファイバ7がカテーテル1の手元部3にある分岐部3aから第1孔(ファイバルーメン)5内に挿入され、管体4の先端から突き出るまで送り出される。そして、図4の(b)に示されるように、その突き出た部分の、最終的にマーカの一方の側(管体4の先端側)に位置することになる箇所とマーカ8の他方の側(管体4の先端側とは反対側)に位置することになる箇所の2箇所に、第1固定部材9と第2固定部材10が固定して形成される。その後、光ファイバ7が第1固定部材9及び第2固定部材10とともに、第1孔(ファイバルーメン)5内を、図4の(c)に示される位置まで引き戻される。
この手順は一例であって、それ以外の手順を採用してもよい。例えば、マーカ8を最初に取り付けるのではなく、最後に取り付けるようにしてもよい。
本実施の形態によれば、第1固定部材9と第2固定部材10が、マーカ8の両側において、軸方向Aに垂直な全ての方向において第1孔5を押し拡げるように作用することで、管体4の外周をも押し拡げるように作用する。これにより、マーカ8の両側において管体4の外周がマーカ8の内周よりも小さくなることが抑制される。そのため、マーカ8が管体4に対して軸方向Aに移動することが抑制される。その一方で、マーカ8は、その内周を超えて管体4の外周が拡がることを抑制するので、上記のように管体4の外周を押し拡げるように作用する第1固定部材9と第2固定部材10については、マーカ8の位置を超えて軸方向Aに移動することが抑制される。したがって、第1固定部材9と第2固定部材10が固定されている光ファイバ7が管体4に対して軸方向Aに移動することが抑制される。よって、このカテーテル1では、リング状のマーカ8は管体4の外周に確実に固定されると共に、光ファイバ7が管体4の第1孔5内に確実に固定される。
光ファイバ7を管体4の第1孔5内に固定する手法としては、第1固定部材9と第2固定部材10を設けるようにした本発明の手法以外にも、第1孔5の内壁と光ファイバ7の間に樹脂製のビーズを入れ、第1孔5の内壁と光ファイバ7の間の摩擦力の向上を図るといった手法も考えられ、そのような手法も比較例として試みたが、比較例における光ファイバ7を管体4の第1孔5内に固定する効果は十分なものではなかった。また、第2固定部材10のみで光ファイバ7を管体4の第1孔5内に固定する手法も効果は十分ではなかった。また、第1固定部材9のみで光ファイバ7を管体4の第1孔5内に固定する手法も効果は十分ではなかった。これに対し、本実施の形態では、上記光ファイバ7を管体4の第1孔5内に対し確実に固定することができた。
本発明は、本実施の形態のように、親水性コーティングのために接着剤により光ファイバ7を第1孔5の内壁に固定することができない場合に、特に有効である。
なお、本実施の形態の一例における、第1固定部材9及び第2固定部材10を設けた箇所における管体4の外周部における盛り上がりの高さは、0.04mm〜0.07mm程度であり、その程度の盛り上がりであれば、カテーテルの操作に支障を来すことはない。
本実施形態における第1固定部材9と第2固定部材10は、それぞれ、軸方向Aに垂直な全ての方向において第1孔5の内幅よりも大きい外幅を有している。これにより、第1固定部材9と第2固定部材10が第1孔5を押し拡げる作用が、第1孔5の軸方向Aに垂直な全ての方向に均等に働くので、マーカ8と光ファイバ7双方が管体4に対して軸方向に移動するのが効果的に抑制される。
本実施の形態における第1固定部材及び第2固定部材は、それぞれ、軸方向Aを長手方向とする回転楕円体状を呈するものでもある。これにより、第1固定部材9と第2固定部材10によって押し拡げられた管体4の外周の形状が緩やかに変化しているので、血管等に管体4の先端部4aをスムーズに挿通させることができる。また、上記一例としての製造方法のように、第1固定部材9と第2固定部材10が固定された光ファイバ7を管体4の第1孔5に挿通して本発明のカテーテルを製造しようとする場合に、第1固定部材9と第2固定部材10の滑らかな形状に沿って第1孔5の内壁の形状も滑らかに変化するので、第1固定部材9や第2固定部材10が第1孔5の内壁に引っかかって第1孔5の内壁が傷つけられることを防止することができる。
本実施の形態における第1固定部材9及び第2固定部材10は、それぞれ、接着剤を硬化させた樹脂によって形成されている。これにより、X線によるマーカ8の識別が第1固定部材9と第2固定部材10によって阻害されるのを抑制することができ、また、光ファイバ7に対する第1固定部材9と第2固定部材10の固定を容易に且つ確実に行うことができる。
本実施の形態の管体4は、第1孔5のほかに、軸方向Aに延びる第2孔6をも有している。これにより、その第2孔6を使って、管体4を案内するワイヤや造影剤をカテーテル1の先端に送出することができる。
本実施の形態の第1固定部材9及び第2固定部材10並びに第1孔5は、いずれも軸方向Aから見た場合に円形状を呈しているので、第1固定部材9と第2固定部材10を第1孔5に挿入する際に、第1固定部材9と第2固定部材10の向きを気にする必要がないという効果も有している。この効果は、第1固定部材9と第2固定部材10、あるいは第1孔5、の少なくとも一方が軸方向Aから見た場合に円形状を呈していれば得られる効果である。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではない。
例えば、上述した実施形態では、第1固定部材9と第2固定部材10は、それぞれ、軸方向Aを長手方向とする回転楕円体状を呈するものであったが、本発明は、それに限定されない。本発明では、第1固定部材と第2固定部材は、それぞれ、軸方向に垂直な少なくとも1つの方向において第1孔の内幅よりも大きい外幅を有するものであれば足りるので、球状を呈するものであったり、軸方向Aを短手方向とする回転楕円体状を呈するものであったりしてもよいし、軸方向Aから見た場合に楕円形状のような円形以外の形を呈するものであってもよい。
また、上述した実施形態では、第1孔5を軸方向Aから見た形状が円形状であったが、本発明では、第1孔は、その内幅が軸方向に垂直な少なくとも1つの方向において第1固定部材の外幅よりも小さく、かつ軸方向に垂直な少なくとも1つの方向において第2固定部材の外幅よりも小さいものであれば足りるので、円形以外の任意の形状であってもよい。
また、上述した実施形態では、第1固定部材9と第2固定部材10は、接着剤を硬化させた樹脂によって形成されたものであったが、本発明は、それに限定されない。本発明では、第1固定部材と第2固定部材は、光ファイバ7に固定でき、本発明の作用効果を奏するに足りる硬さを有するものであれば足り、それらの材料を何にするかは任意である。
また、上述した実施形態では、管体4は、第1孔5と第2孔6の2つの孔を有するものであったが、本発明は、それに限定されない。本発明では、孔の数に限定はなく、光ファイバが配置される少なくとも1つの孔があれば足りるので、第1孔5のみを有し、第2孔6を有しないものであってもよいし、第1孔5と第2孔6に加えて、さらなる1つ以上の孔を備えるものであってもよい。
また、上述した実施形態では、光ファイバ7は、レーザ光を照射するために用いられるものであったが、本発明はそれに限定されない。光ファイバは、例えば、内視鏡の照明用あるいは撮像用に用いられるものであってもよい。
1…カテーテル、4…管体、4a…先端部、5…第1孔、6…第2孔、7…光ファイバ、8…マーカ、9…第1固定部材、10…第2固定部材、A…軸方向。
Claims (6)
- 軸方向に延びる第1孔を有する管体と、
前記第1孔内に配置された光ファイバと、
前記管体の先端部の外周に配置されたリング状のマーカと、
前記軸方向において前記マーカの一方の側に位置するように前記光ファイバに固定され、前記軸方向に垂直な少なくとも1つの方向において前記第1孔の内幅よりも大きい外幅を有する第1固定部材と、
前記軸方向において前記マーカの他方の側に位置するように前記光ファイバに固定され、前記軸方向に垂直な少なくとも1つの方向において前記第1孔の内幅よりも大きい外幅を有する第2固定部材と、
前記光ファイバに接続されたレーザ入射用コネクタと、
前記レーザ入射用コネクタに接続されたレーザ光源と、を備える、レーザ血栓溶解装置。 - 前記第1固定部材及び前記第2固定部材は、それぞれ、前記軸方向に垂直な全ての方向において前記第1孔の内幅よりも大きい外幅を有する、請求項1記載のレーザ血栓溶解装置。
- 前記第1固定部材及び前記第2固定部材は、それぞれ、前記軸方向を長手方向とする回転楕円体状を呈している、請求項1又は2記載のレーザ血栓溶解装置。
- 前記第1固定部材及び前記第2固定部材は、それぞれ、樹脂によって形成されている、請求項1〜3のいずれか一項記載のレーザ血栓溶解装置。
- 前記管体は、前記軸方向に延びる第2孔をさらに有する、請求項1〜4のいずれか一項記載のレーザ血栓溶解装置。
- 前記光ファイバは、レーザ光を照射するために用いられるものである、請求項1〜5のいずれか一項記載のレーザ血栓溶解装置。
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