JP6726556B2 - 列車制御システム - Google Patents

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Description

本発明は、無線通信を利用した列車制御システムに関する。
近年、無線通信を利用した列車制御システム、すなわち、CBTC(Communication Based Train Control)システムが普及してきている。CBTCシステムにおいては、列車に搭載された車上装置及び車上無線機と、地上側に設置された地上装置及び沿線無線機とによって無線ネットワークが構成され、列車の車上装置と地上装置との間で情報の送受信が可能である。
従来のCBTCシステムにおいては、無線ネットワーク全体が時刻同期されている。このため、例えば、地上装置は、列車の車上装置から列車位置情報を受信した場合に、車上装置と地上装置との間の伝送遅延時間を考慮することにより、列車の位置を精度よく検出することが可能である。
特開2013−78210号公報
ところで、出願人は、Wi−FiやLTE(Long Term Evolution)などの汎用通信システムをCBTCシステムに適用することを検討している。しかし、汎用通信システムで使用される無線機は、通常、それぞれが非同期で且つベストエフォートで動作し、また、通信に失敗したときのリトライ(再送信)の待ち時間も一定ではない。このため、汎用通信システムをCBTCシステムに適用した場合、例えば、地上装置は、車上装置と地上装置との間の伝送遅延時間を求めることができず、その結果、列車の位置を精度よく検出することができなくなってしまうおそれがある。
そこで、本発明は、汎用通信システムが適用された場合であっても、車上装置と地上装置との間の伝送遅延時間を考慮した列車制御を可能とする列車制御システムを提供することを目的とする。
本発明の一側面によると、地上装置と列車に搭載された車上装置とが無線ネットワークを介して接続される列車制御システムが提供される。前記列車制御システムにおいて、前記地上装置は、前記車上装置に提供すべき情報と、当該情報の前記地上装置における生成時刻とを前記車上装置に送信するように構成され、前記車上装置は、前記地上装置に提供すべき情報と、前記地上装置から受信した前記車上装置に提供すべき情報の前記地上装置における生成時刻とを前記地上装置に送信するように構成されている。
前記列車制御システムにおいて、前記車上装置は、前記地上装置が生成した前記車上装置に提供すべき情報とその情報の前記地上装置における生成時刻とを前記地上装置から受信する一方、前記地上装置に対して、前記地上装置に適用すべき情報に加えて、前記地上装置から受信した情報である前記車上装置に提供すべき情報の前記地上装置における生成時刻を送信する。このため、前記車上装置と前記地上装置とが時刻同期されていない場合であっても、前記地上装置は、前記車上装置から送信された情報の受信時刻(前記地上装置における時刻)と、前記車上装置から送信された前記情報である前記車上装置に提供すべき情報の前記地上装置における生成時刻との差分を、前記車上装置と前記地上装置との間の伝送遅延時間と見做して処理を行うことができる。これにより、前記列車制御システムにおいて、前記車上装置と前記地上装置との間の伝送遅延時間を考慮した列車制御が可能になる。
第1実施形態に係る列車制御システムの概略構成を示す図である。 車上装置を搭載した列車の一例を示す図である。 前記第1実施形態に係る列車制御システムにおける車上装置と地上装置との間の信号の送受信の概要を示す図である。 第2実施形態に係る列車制御システムにおける車上装置と地上装置との間の信号の送受信の概要を示す図である。 第3実施形態に係る列車制御システムにおける車上装置と地上装置との間の信号の送受信の概要を示す図である。
[第1実施形態]
図1は、本発明の第1実施形態に係る無線式の列車制御システム(CBTCシステム)の概略構成を示している。図1に示されるように、本実施形態に係る列車制御システム1は、軌道2上の複数の列車3のそれぞれに搭載された車上装置10及び車上無線機VRSと、軌道2に沿って配置された複数の沿線無線機WRS〜WRSと、複数の沿線無線機WRS〜WRSに接続された地上装置20とを含む。各列車3の車上装置10と地上装置20とは、車上無線機VRSと、沿線無線機WRS〜WRSの少なくとも一つとを介して互いに情報の送受信が可能である。本実施形態において、車上無線機VRSと沿線無線機WRS〜WRSとは時刻同期されていないものとする。すなわち、各列車3の車上装置10と地上装置20とは非同期型の無線ネットワークを介して接続されるように構成されている。
図2は、軌道2を走行する列車3の一例を示している。図2に示されるように、列車3には、速度発電機31及び車上子32が設けられており、列車3の車上装置10は、車上無線機VRS、速度発電機31及び車上子32に接続されている。速度発電機31は、列車3の所定の車輪に取り付けられており、当該車軸の回転速度に比例した周波数の電圧を出力する。車上子32は、列車3の下部に設けられており、軌道2の所定位置に設置された地上子21(図1参照)から軌道2における位置(絶対位置)を示す位置情報を受信する。車上装置10は、速度発電機31の出力に基づいて、自身を搭載した列車3の走行速度及び走行距離を算出することができる。また、車上装置10は、算出した走行距離と地上子21から受信した位置情報(絶対位置)とに基づいて、自身が搭載された列車3の軌道2における位置を検出することができる。
列車制御システム1においては、各列車3の車上装置10と地上装置20とが所定の情報の送受信を繰り返し行うことにより各列車3の安全な走行が確保される。例えば、各列車3の車上装置10は、自身を搭載した列車3の列車状態情報を含むレポートrpを生成して地上装置20に無線送信する。列車3の列車状態情報は、主に列車3の位置と列車3の走行速度である。また、地上装置20は、各列車3の列車制御情報を含むコマンドcmを生成して対応する車上装置10に送信し、各列車3の車上装置10は、受信したコマンドcmに含まれた列車制御情報に基づいて自身を搭載した列車3の走行を制御する。列車3の列車制御情報は、主に列車3が安全に走行できる限界位置までの距離(列車3の走行可能距離)であり、列車3の走行可能距離は、例えば、列車3の位置と、列車3の先行列車の位置又は停止信号位置とに基づいて算出される。なお、本実施形態においては、地上装置20によって生成されるコマンドcmが本発明の「車上装置に提供すべき情報」に相当し、各列車3の車上装置10によって生成されるレポートrpが本発明の「地上装置に提供すべき情報」に相当する。
ところで、地上装置20が各列車3の車上装置10に対するコマンドcm、すなわち、各列車3の前記列車制御情報を生成するためには、地上装置20が軌道2における各列車3の位置を把握している必要がある。地上装置20は、各列車3の車上装置10から送信されたレポートrpに含まれた列車状態情報に基づいて各列車3の位置を検出することができる。しかし、車上装置10と地上装置20との間の無線通信には遅延(伝送遅延)が存在するため、地上装置20は、各列車3の車上装置10から送信されたレポートrpの伝送遅延時間を考慮しなければ各列車3の正確な位置を検出することができない。一方、本実施形態において、車上装置10と地上装置20とは非同期型の無線ネットワークを介して接続されており、地上装置20が各列車3の車上装置10から送信されたレポートrpの伝送遅延時間を算出等することは困難である。
そこで、本実施形態において、地上装置20は、各列車3の車上装置10に対するコマンドcmを生成すると、生成したコマンドcmと、当該コマンドcmの地上装置20における生成時刻(コマンド生成時刻)とを含む信号(以下「コマンド信号」という)CMを対応する車上装置10に送信するように構成されている。また、各列車3の車上装置10は、地上装置20から送信されたコマンド信号CMに応答して地上装置20へのレポートrpを生成し、生成したレポートrpと、地上装置20から受信したコマンド信号CM(に含まれたコマンド生成時刻とを含む信号(以下「レポート信号」という)RPを地上装置20に送信するように構成されている。
以下、列車制御システム1における各列車3の車上装置10及び地上装置20の動作について具体的に説明する。なお、以下の説明において、各列車3の車上装置10は、地上装置20へのレポートrpを生成すると、速やかにレポート信号RPを地上装置20に送信するものとし、地上装置20は、各列車3の車上装置10に対するコマンドcmを生成すると、速やかにコマンド信号CMを各列車3の車上装置に送信するものとする。換言すれば、レポートrpの生成時刻=レポート信号RPの送信時刻であり、コマンドcmの生成時刻=コマンド信号CMの送信時刻であるものとする。また、TVOは、車上装置10における時刻を示し、TSCは、地上装置20における時刻を示している。
図3は、軌道2上の複数の列車3のうちの特定の列車3の車上装置10と地上装置20との間の信号の送受信の概要を示す図である。図3において、車上装置10は、地上装置20に対してレポート信号RP1を送信する(時刻TVO1)。レポート信号RP1は、地上装置20へのレポートrp1を含む。地上装置20へのレポートrp1は、列車3の列車状態情報としての列車3の位置である。
地上装置20は、レポート信号RP1を受信すると(時刻TSC1)、車上装置10に対してコマンド信号CM1を送信する(時刻TSC2)。コマンド信号CM1は、車上装置10に対するコマンドcm1と、コマンドcm1の地上装置20における生成時刻(コマンド生成時刻)TSC2とを含む。車上装置10に対するコマンドcm1は、列車3の列車制御情報としての列車3の走行可能距離であり、列車3の走行可能距離は、例えば、車上装置10から受信したレポート信号RP1に含まれた列車3の位置と、列車3の先行列車3n+1の車上装置から受信したレポート信号に含まれた先行列車3n+1の位置とに基づいて算出される。
車上装置10は、コマンド信号CM1を受信すると(時刻TVO2)、受信したコマンド信号CM1に含まれたコマンドcm1(すなわち、列車3の走行可能距離)に基づいて列車3の走行を制御する。例えば、車上装置10は、列車3の走行可能距離と列車3のブレーキ性能とから速度照査パターンを作成し、列車3の速度が前記速度照査パターンを超えないように列車3の走行速度を制御する。
また、車上装置10は、コマンド信号CM1を受信すると(時刻TVO2)、地上装置20に対してレポート信号RP2を送信する(時刻TVO3)。レポート信号RP2は、地上装置20へのレポートrp2と、地上装置20から受信したコマンド信号CM1に含まれたコマンド生成時刻TSC2とを含む。地上装置20へのレポートrp2は、列車3の列車状態情報としての列車3の位置及び走行速度である。
地上装置20は、レポート信号RP2を受信すると(時刻TSC3)、車上装置10に対してコマンド信号CM2を送信する(時刻TSC4)。コマンド信号CM2は、車上装置10に対するコマンドcm2と、コマンドcm2の地上装置20における生成時刻(コマンド生成時刻)TSC4とを含む。車上装置10に対するコマンドcm2は、列車3の列車制御情報としての列車3の走行可能距離であり、次のようにして生成される。
地上装置20は、まず、レポート信号RP2の受信時刻TSC3と、レポート信号RP2に含まれたコマンド生成時刻TSC2(すなわち、地上装置20が前回生成した列車3に対するコマンドcm1の生成時刻)との差ΔTSC(TSC3−TSC2)を算出する。次いで、地上装置20は、算出されたΔTSCをレポート信号RP2の伝送遅延時間と見做して、レポート信号RP2に含まれた列車3の位置を補正する。これは、車上装置10がレポート信号RP2を送信してから地上装置20がレポート信号RP2を受信するまでの間に列車3が移動して、実際の列車3の位置がレポート信号RP2に含まれた列車3の位置よりも前方にずれている可能性が高いからである。具体的には、地上装置20は、算出されたΔTSCとレポート信号RP2に含まれた列車3の走行速度とに基づいてレポート信号RP2に含まれた列車3の位置を補正する。ΔTSCは、厳密にはレポート信号RP2の伝送遅延時間ではないものの、レポート信号RP2の伝送遅延時間にほぼ等しく、また、レポート信号RP2の伝送遅延時間がΔTSCを超えることはない。このため、ΔTSCをレポート信号RP2の伝送遅延時間と見做すことにより、列車3の位置を安全側に補正することが可能である。次いで、地上装置20は、補正後の列車3の位置と、先行列車3n+1の位置とに車上装置10に対するコマンドcm2(列車3の列車制御情報としての列車3の走行可能距離)を生成する。
車上装置10は、コマンド信号CM2を受信すると(時刻TVO4)、受信したコマンド信号CM2に含まれたコマンドcm2(すなわち、列車3の走行可能距離)に基づいて列車3の走行を制御する。また、車上装置10は、地上装置20へのレポートrp3(列車3の列車状態情報としての列車3の位置及び走行速度)と、地上装置20から受信したコマンド信号CM2に含まれたコマンド生成時刻TSC4とを含むレポート信号RP3を地上装置20に送信する(時刻TVO5)。
以上のような、車上装置10から地上装置20への列車状態情報を含むレポート信号RPの送信と、地上装置20から車上装置10への列車制御情報を含むコマンド信号CMの送信とが繰り返し実施される。
このように、本実施形態に係る列車制御システム1において、地上装置20は、車上装置10に対するコマンドcmと、当該コマンドcmの地上装置20における生成時刻であるコマンド生成時刻とを含むコマンド信号CMを車上装置10に送信するように構成されている。また、車上装置10は、地上装置20へのレポートrpと、地上装置20から受信したコマンド信号CMに含まれたコマンド生成時刻とを含むレポート信号RPを地上装置20に送信するように構成されている。このため、地上装置20は、車上装置10からのレポート信号RPの受信時刻(地上装置20における時刻)と、車上装置10からのレポート信号RPに含まれたコマンド生成時刻との差分をレポート信号RPの伝送遅延時間と見做すことによって、当該伝送遅延時間を加味した列車制御情報を生成することができる。したがって、本実施形態に係る列車制御システム1によれば、安全側の列車制御が実現され得る。
なお、上述の実施形態において、地上装置20は、車上装置10に対するコマンドcmとそのコマンド生成時刻とを一つの信号(コマンド信号CM)で車上装置10に送信し、車上装置10は、地上装置20へのレポートrpと、地上装置20から受信したコマンド信号CMに含まれたコマンド生成時刻とを一つの信号(レポート信号RP)で地上装置20に送信している。しかし、これに限られるものではない。地上装置20は、車上装置10に対するコマンドcmとそのコマンド生成時刻とを別々に車上装置10に送信し、車上装置10は、地上装置20へのレポートrpと、地上装置20から受信したコマンド信号CMに含まれたコマンド生成時刻とを別々に地上装置20に送信するようにしてもよい。
また、上述の実施形態においては、列車3の車上装置10に対するコマンドcm(列車3の列車制御情報)として列車3の走行可能距離が用いられている。しかし、これに限るものではない。列車3の車上装置10に対するコマンドcmは、列車3の車上装置10が列車3の走行を制御するために使用する列車制御情報であればよく、列車3の車上装置10に対しるコマンドcmとして、列車3の走行可能距離に加えて又は代えて、列車3の制限速度が用いられてもよい。
また、地上装置20は、車上装置10から送信されたレポート信号RPの受信時刻と当該レポート信号RPに含まれたコマンド生成時刻との差ΔTSCが所定時間以内(例えば1秒以内)である場合に、受信したレポート信号RPに含まれたレポートrp(列車状態情報)を採用し、ΔTSCが前記所定時間を超える場合には、受信したレポート信号RPに含まれたレポートrp(列車状態情報)を採用しないように構成され得る。主に実際の列車3の状態とは異なる可能性の高い列車状態情報に基づいて列車3の列車制御情報を更新しないようにするためである。この場合、地上装置20は、例えば、列車制御情報を更新しないように指示するコマンドを車上装置10に対するコマンドcmとして用いることができる。
[第2実施形態]
次に、本発明の第2実施形態に係る列車制御システムについて説明する。なお、以下の説明において、第1実施形態に係る列車制御システム1と同一の構成要素については同一の符号を用いると共にその説明は省略する。第1実施形態に係る列車制御システム1と第2実施形態に係る列車制御システムとの主な相違点は、第2実施形態に係る列車制御システムでは、車上装置10が地上装置20に送信するレポート信号RPが、地上装置20へのレポートrpの車上装置10における生成時刻(レポート生成時刻)を更に含むこと、及び、地上装置20が車上装置10に送信するコマンド信号CMが、車上装置10から受信したレポート信号RPに含まれたレポート生成時刻を更に含むことである。
図4は、第2実施形態に係る列車制御システムにおける軌道2上の複数の列車3のうちの特定の列車3の車上装置10と地上装置20との間の信号の送受信の概要を示す図であり、図3に対応する図である。図4において、車上装置10は、地上装置20に対してレポート信号RP1を送信する(時刻TVO1)。レポート信号RP1は、地上装置20へのレポートrp1(列車3の列車状態情報としての列車3の位置)と、レポートrp1の車上装置10における生成時刻(レポート生成時刻)TVO1とを含む。
地上装置20は、レポート信号RP1を受信すると(時刻TSC1)、車上装置10に対してコマンド信号CM1を送信する(時刻TSC2)。コマンド信号CM1は、車上装置10に対するコマンドcm1(列車3の列車制御情報としての列車3の走行可能距離)と、コマンドcm1の地上装置20における生成時刻(コマンド生成時刻)TSC2と、車上装置10から受信したレポート信号RP1に含まれたレポート生成時刻TVO1とを含む。
車上装置10は、コマンド信号CM1を受信すると(時刻TVO2)、コマンド信号CM1の受信時刻TVO2と、コマンド信号に含まれたレポート生成時刻TVO1(すなわち、車上装置10が前回生成した地上装置20へのレポートrp1の生成時刻)との差ΔTVOを算出する。次いで、車上装置10は、算出されたΔTVOをコマンド信号CM1の伝送遅延時間と見做して、コマンド信号CM1に含まれた列車3の走行可能距離を補正する。これは、地上装置20がコマンド信号CM1を送信してから車上装置10がコマンド信号CM1を受信するまでの間に列車3が移動して、実際の列車3の走行可能距離がコマンド信号CM1に含まれた列車3の走行可能距離よりも短くなっている可能性が高いからである。具体的には、車上装置10は、列車3の走行速度を検出し、検出された列車3の走行速度と算出されたΔTVOとに基づいてコマンド信号CM1に含まれた列車3の走行可能距離を補正する。ΔTVOは、厳密にはコマンド信号CM1の伝送遅延時間ではないものの、コマンド信号CM1の伝送遅延時間にほぼ等しく、また、コマンド信号CM1の伝送遅延時間がΔTVOを超えることはない。このため、ΔTVOをコマンド信号CM1の伝送遅延時間と見做すことにより、列車3の走行可能距離を安全側に補正することが可能である。そして、車上装置10は、補正後の列車3の走行可能距離に基づいて列車3の走行を制御する。
また、車上装置10は、コマンド信号CM1を受信すると(時刻TVO2)、地上装置20に対してレポート信号RP2を送信する(時刻TVO3)。レポート信号RP2は、地上装置20へのレポートrp2(列車3の列車状態情報としての列車3の位置及び走行速度)と、その生成時刻(レポート生成時刻)TVO3と、地上装置20から受信したコマンド信号CM1に含まれたコマンド生成時刻TSC2とを含む。
地上装置20は、レポート信号RP2を受信すると(時刻TSC3)、レポート信号RP2の受信時刻TSC3と、レポート信号RP2に含まれたコマンド生成時刻TSC2(すなわち、地上装置20が前回生成した列車3に対するコマンドcm1の生成時刻)との差ΔTSC(TSC3−TSC2)を算出する。次いで、地上装置20は、算出されたΔTSCをレポート信号RP2の伝送遅延時間と見做し、レポート信号RP2に含まれた列車3の位置を、算出されたΔTSCとレポート信号RP2に含まれた列車3の走行速度とに基づいて補正する。次いで、地上装置20は、補正後の列車3の位置に基づいて車上装置10に対するコマンドcm2を生成する。そして、地上装置20は、生成したコマンドcm2と、その生成時刻(コマンド生成時刻)TSC4と、車上装置10から受信したレポート信号RP2に含まれたレポート生成時刻TVO3とを含むコマンド信号CM2を車上装置10に送信する。
車上装置10は、コマンド信号CM2を受信すると(時刻TVO4)、受信したコマンド信号CM2に含まれたコマンドcm2(すなわち、列車3の走行可能距離)に基づいて列車3の走行を制御する。また、車上装置10は、地上装置20へのレポートrp3(列車3の列車状態情報としての列車3の位置及び走行速度)と、その生成時刻(レポート生成時刻)TVO5と、地上装置20から受信したコマンド信号CM2に含まれたコマンド生成時刻TSC4とを含むレポート信号RP3を地上装置20に送信する(時刻TVO5)。
第2実施形態に係る列車制御システムにおいても、このような、車上装置10から地上装置20への列車状態情報を含むレポート信号RPの送信と、地上装置20から車上装置10への列車制御情報を含むコマンド信号CMの送信とが繰り返し実施される。
以上のように、第2実施形態に係る列車制御システムでは、第1実施形態に係る列車制御システム1と比較して、車上装置10が地上装置20に送信するレポート信号RPは、地上装置20へのレポートrpの車上装置10における生成時刻(レポート生成時刻)を更に含み、地上装置20が車上装置10に送信するコマンド信号CMは、車上装置10から受信したレポート信号RPに含まれたレポート生成時刻を更に含む。このため、地上装置20は、車上装置10から送信されたレポート信号RPの受信時刻(地上装置20における時刻)と、車上装置10から送信されたレポート信号RPに含まれたレポート生成時刻との差分をレポート信号RPの伝送遅延時間と見做すことによって、レポート信号RPの伝送遅延時間を加味した列車制御情報を生成することができる。また、車上装置10は、地上装置20から送信されたコマンド信号CMの受信時刻(車上装置10における時刻)と、地上装置20から送信されたコマンド信号CMに含まれたレポート生成時刻との差分をコマンド信号CMの伝送遅延時間と見做すことによって、コマンド信号CMの伝送遅延時間を加味して列車3の走行を制御することができる。したがって、第2実施形態に係る列車制御システムにおいては、さらに安全側の列車制御が実現され得る。
なお、車上装置10は、地上装置20へのレポートrp、そのレポート生成時刻及びコマンド信号CMに含まれたコマンド生成時刻を一つに信号で地上装置20に送信する必要はなく、例えば、レポートrp及びレポート生成時刻と、コマンド生成時刻とを別々に地上装置20に送信するようにしてもよい。同様に、地上装置20は、車上装置10に対するコマンドcm、そのコマンド生成時刻及びレポート信号RPに含まれたレポート生成時刻を必ずしも一つの信号で車上装置10に送信する必要はなく、例えば、コマンドcm及びそのコマンド生成時刻と、レポート生成時刻とを別々に地上装置20に送信するようにしてもよい。
また、列車3の車上装置10に対するコマンドcm(列車3の列車制御情報)として列車3の走行可能距離に加えて又は代えて列車3の制限速度が用いられてもよい。また、地上装置20は、車上装置10から送信されたレポート信号RPの受信時刻と当該レポート信号RPに含まれたコマンド生成時刻との差ΔTSCが所定時間(例えば1秒)を超えた場合には、受信したレポート信号RPに含まれたレポートrp(列車状態情報)を採用しないように構成され、車上装置10は、地上装置20から送信されたコマンド信号CMの受信時刻と当該コマンド信号CMに含まれたレポート生成時刻との差ΔTVOが所定時間(例えば1秒)を超えた場合には、コマンド信号CMに含まれたコマンドcm(列車制御情報)を採用しないように構成され得る。
[第3実施形態]
次に、本発明の第3実施形態に係る列車制御システムについて説明する。なお、以下の説明において、第1実施形態に係る列車制御システム1と同一の構成要素については同一の符号を用いると共にその説明は省略する。第1実施形態に係る列車制御システム1と第3実施形態に係る列車制御システムとの主な相違点は、第3実施形態に係る列車制御システムでは、車上装置10が地上装置20に送信するレポート信号RPが、地上装置20へのレポートrpに車上装置10における生成時刻(レポート生成時刻)及び地上装置20からのコマンド信号CMの車上装置10における受信時刻を更に含むこと、及び、地上装置20が車上装置10に送信するコマンド信号CMが、車上装置10からのレポート信号RPの地上装置20における受信時刻及び車上装置10から受信したレポート信号RPに含まれたレポート生成時刻を更に含むことである。
図5は、第3実施形態に係る列車制御システムにおける軌道2上の複数の列車3のうちの特定の列車3の車上装置10と地上装置20との間の信号の送受信の概要を示す図であり、図3、図4に対応する図である。図5において、車上装置10は、地上装置20に対してレポート信号RP1を送信する(時刻TVO1)。レポート信号RP1は、地上装置20へのレポートrp1(ここでは、列車3の列車状態情報としての列車3の位置)と、レポートrp1の車上装置10における生成時刻(レポート生成時刻)TVO1とを含む。
地上装置20は、レポート信号RP1を受信すると(時刻TSC1)、車上装置10に対してコマンド信号CM1を送信する(時刻TSC2)。コマンド信号CM1は、車上装置10に対するコマンドcm1(列車3の列車制御情報としての列車3の走行可能距離)と、コマンドcm1の地上装置20における生成時刻(コマンド生成時刻)TSC2と、車上装置10からのレポート信号RP1の受信時刻(TSC1)と、車上装置10から受信したレポート信号RP1に含まれたレポート生成時刻TVO1とを含む。
車上装置10は、コマンド信号CM1を受信すると(時刻TVO2)、コマンド信号CM1の受信時刻TVO2、コマンド信号CM1に含まれたレポート生成時刻TVO1との差ΔTVOa(=TVO2−TVO1)を算出する。また、コマンド信号CM1に含まれたコマンド生成時刻TSC2とレポート信号RP1の受信時刻TSC1との差ΔTSCb(=TSC2−TSC1)を算出する。算出されたΔTSCbは、地上装置20がレポート信号RP1を受信してからコマンドcm1を生成して送信するまでの時間であり、コマンド信号CM1の伝送遅延時間には含まれない。そこで、車上装置10は、ΔTVOaからΔTSCbを減算した時間(ΔTVOa−ΔTSCb)をコマンド信号CM1の伝送遅延時間と見做して、コマンド信号CM1に含まれた列車3の走行可能距離を補正する。そして、車上装置10は、補正後の列車3の走行可能距離に基づいて列車3の走行を制御する。
また、車上装置10は、コマンド信号CM1を受信すると(時刻TVO2)、地上装置20に対してレポート信号RP2を送信する(時刻TVO3)。レポート信号RP2は、地上装置20へのレポートrp2(列車3の列車状態情報としての列車3の位置及び走行速度)と、その生成時刻(レポート生成時刻)TVO3と、地上装置20からのコマンド信号CM1の受信時刻TVO2と、地上装置20から受信したコマンド信号CM1に含まれたコマンド生成時刻TSC2とを含む。
地上装置20は、レポート信号RP2を受信すると(時刻TSC3)、レポート信号RP2の受信時刻TSC3と、レポート信号RP2に含まれたコマンド生成時刻TSC2との差ΔTSCa(=TSC3−TSC2)を算出する。また、レポート信号RP2に含まれたレポート生成時刻TVO3とコマンド信号CM1の受信時刻TVO2との差ΔTVOb(=TVO3−TVO2)を算出する。算出されたΔTVObは、車上装置10がコマンド信号CM1を受信してからレポートrp2を生成して送信するまでの時間であり、レポート信号RP2の伝送遅延時間には含まれない。そこで、地上装置20は、ΔTSCaからΔTVObを減算した時間(ΔTSCa−ΔTVOb)をレポート信号RP2の伝送遅延時間と見做し、レポート信号RP2に含まれた列車3の位置を、ΔTSCaからΔTVObを減算した時間(ΔTSCa−ΔTVOb)とレポート信号RP2に含まれた列車3の走行速度とに基づいて補正する。次いで、地上装置20は、補正後の列車3の位置に基づいて車上装置10に対するコマンドcm2を生成する。そして、地上装置20は、生成したコマンドcm2と、その生成時刻(コマンド生成時刻)TSC4と、車上装置10からのレポート信号RP2の受信時刻TSC3と、車上装置10から受信したレポート信号RP2に含まれたレポート生成時刻TVO3とを含むコマンド信号CM2を車上装置10に送信する。
車上装置10は、コマンド信号CM2を受信すると(時刻TVO4)、受信したコマンド信号CM2に含まれたコマンドcm2(すなわち、列車3の走行可能距離)に基づいて列車3の走行を制御する。また、車上装置10は、地上装置20へのレポートrp3(列車3の列車状態情報としての列車3の位置及び走行速度)と、その生成時刻(レポート生成時刻)TVO5と、地上装置20からのコマンド信号CM2の受信時刻TVO4と、地上装置20から受信したコマンド信号CM2に含まれたコマンド生成時刻TSC4とを含むレポート信号RP3を地上装置20に送信する(時刻TVO5)。
第3実施形態に係る列車制御システムにおいても、このような、車上装置10から地上装置20への列車状態情報を含むレポート信号RPの送信と、地上装置20から車上装置10への列車制御情報を含むコマンド信号CMの送信とが繰り返し実施される。
第3実施形態に係る列車制御システムにおいても、第2実施形態に係る列車制御システムと同様に、地上装置20は、レポート信号RPの伝送遅延時間を加味して列車制御情報を生成することができ、車上装置10は、コマンド信号CMの伝送遅延時間を加味して列車3の走行を制御することができる。したがって、第3実施形態に係る列車制御システムにおいても安全側の列車制御が実現され得る。
なお、第3実施形態に係る列車制御システムにおいて、車上装置10が地上装置20に送信するレポート信号RPは、地上装置20へのレポートrp、その生成時刻(レポート生成時刻)、地上装置20からのコマンド信号CMの受信時刻、及び、地上装置20から受信したコマンド信号CMに含まれたコマンド生成時刻を含んでいる。しかし、これに限られるものではなく、車上装置10が地上装置20に送信するレポート信号RPは、前記レポート生成時刻及び前記コマンド信号CMの受信時刻に代えて、これらの時刻差(レポート生成時刻−コマンド信号CMの受信時刻)を含むことができる。
また、第3実施形態に係る列車制御システムにおいて、地上装置20が車上装置10に送信するコマンド信号CMは、車上装置10に対するコマンドcm、その生成時刻(コマンド生成時刻)と、車上装置10からのレポート信号RPの受信時刻、及び、車上装置10から受信したレポート信号RPに含まれたレポート生成時刻とを含んでいる。しかし、これに限られるものではなく、地上装置20が車上装置10に送信するコマンド信号CMは、前記コマンド生成時刻及び前記レポート信号RPの受信時刻に代えて、これらの時刻差(コマンド生成時刻−レポート信号RPの受信時刻)を含むことができる。
以上、本発明の実施形態及びその変形例について説明したが、本発明は上述の実施形態及びその変形例に限定されるものではなく、本発明の技術的思想に基づいて更なる変形や変更が可能である。
1…列車制御システム
2…軌道
3…列車
10…車上装置
20…地上装置
VRS…車上無線機
WRS1〜n…固定無線機

Claims (7)

  1. 地上装置と列車に搭載された車上装置とが無線ネットワークを介して接続される列車制御システムであって、
    前記地上装置は、前記車上装置に提供すべき情報と、当該情報の前記地上装置における生成時刻とを前記車上装置に送信し、
    前記車上装置は、前記地上装置に提供すべき情報と、前記地上装置から受信した前記車上装置に提供すべき情報の前記地上装置における生成時刻とを前記地上装置に送信する、
    列車制御システム。
  2. 前記地上装置は、前記車上装置に提供すべき情報と、当該情報の前記地上装置における生成時刻を含む一つの信号を前記車上装置に送信し、
    前記車上装置は、前記地上装置に提供すべき情報と、前記地上装置から受信した信号に含まれた前記車上装置に提供すべき情報の前記地上装置における生成時刻とを含む一つの信号を前記地上装置に送信する、
    請求項1に記載の列車制御システム。
  3. 前記車上装置が前記地上装置に送信する信号は、前記地上装置に提供すべき情報の前記車上装置における生成時刻をさらに含み、
    前記地上装置が前記車上装置に送信する信号は、前記車上装置が前記地上装置に送信した信号に含まれた前記地上装置に提供すべき情報の前記車上装置における生成時刻をさらに含む、
    請求項2に記載の列車制御システム。
  4. 前記車上装置が前記地上装置に送信する信号は、前記地上装置に提供すべき情報の前記車上装置における生成時刻及び前記地上装置が前記車上装置に送信した信号の前記車上装置における受信時刻、又は、これらの時刻差をさらに含み、
    前記地上装置が前記車上装置に送信する信号は、前記車上装置が前記地上装置に送信した信号の前記地上装置における受信時刻及び前記車上装置が前記地上装置に送信した信号に含まれた前記地上装置に提供すべき情報の前記車上装置における生成時刻、又は、これらの時刻差をさらに含む、請求項2に記載の列車制御システム。
  5. 前記車上装置に提供すべき情報は、前記列車の走行可能距離及び前記列車の制限速度の少なくとも一方を含む列車制御情報であり、
    前記地上装置に提供すべき情報は、前記列車の位置及び前記列車の走行速度を含む列車状態情報である、請求項1〜4のいずれか一つに記載の列車制御システム。
  6. 地上装置と列車に搭載された車上装置とが非同期型無線ネットワークを介して接続されるように構成され、前記地上装置は、前記車上装置から提供される情報に基づいて前記列車の列車制御情報を生成し、前記車上装置は、前記地上装置から提供された前記列車制御情報に基づいて前記列車を制御する前記列車制御システムであって
    前記地上装置は、前記列車制御情報と、前記列車制御情報の前記地上装置における生成時刻とを含む信号を前記車上装置に送信し、
    前記車上装置は、前記列車の列車状態情報と、前記地上装置から受信した信号に含まれた前記列車制御情報の前記地上装置における生成時刻とを含む信号を前記地上装置に送信する、
    列車制御システム。
  7. 前記車上装置が前記地上装置に送信する信号は、前記列車の列車状態情報の前記車上装置における生成時刻をさらに含み、
    前記地上装置が前記車上装置に送信する信号は、前記車上装置から最後に受信した信号に含まれた、前記列車の列車状態情報の前記車上装置における生成時刻をさらに含む、
    請求項6に記載の列車制御システム。
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