JP6725830B2 - パワーシート装置 - Google Patents
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Description
なお、上記各括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
以下、本発明に係るパワーシート装置10の一実施形態について図を参照して説明する。図1は、本発明の第1実施形態に係るパワーシート装置の構成概要を示す側面図である。
本第1実施形態に係るパワーシート装置(以下、シート装置ともいう)10は、図1に示すように、シートクッションおよびシートバックからなる車両用シート11と、この車両用シート11を車体に対してスライド可能に支持するスライドレール部材12とを備えている。車両用シート11は、シートクッションをスライドレール部材12に固定するシートクッションフレーム11aと、このシートクッションフレーム11aの後部に傾動自在に取り付けられてシートバックをシートクッションに対して傾倒可能に支持するシートバックフレーム11bとを備えている。また、スライドレール部材12は、主に、車体に固定されて車両の前後方向に延びる一対のロアレール12aと、両ロアレール12aにそれぞれスライド自在(摺動自在)に支持される一対のアッパーレール12bとを備えている。
ロータ40は、図9に示すように、モータ20の回転軸となるシャフト41と、シャフト41に嵌合して固定されて複数の電磁式のコイルが設けられるロータコア(図示略)と、シャフト41に嵌合して固定されてコンミテータ45を保持する保持部43と、を備えている。シャフト41は、モータケース30に配設された軸受(例えば、長手筒状に形成されたモータケース30の長手方向おける両端部分に形成された軸受)に一端と中心付近とを回転自在に支持されている。ロータコアのコイルは、電機子に巻装されて、モータケース30の内壁に固定された磁石に対向するように設けられている。コンミテータ45は、湾曲板状の導電部材によって形成され、円筒形に形成された保持部43の外面に沿って複数(コイルと同数)周方向に並んで配置されている。また、コンミテータ45は、後述するブラシ50と摺動接触するように保持部43に配置されている。このロータ40は、ブラシ50から供給される電流がコンミテータ45を介して各コイルに順に流れて、各コイルに発生する磁場がモータケース30の内壁に固定された磁石の磁力に対して回転方向に働くことによって回転するようになっている。
モータ20のカプラー60に電源に接続された外部コネクタが接続された状態で、電子制御装置によってモータを駆動制御する制御信号が出力されると、外部コネクタから各ターミナル56に電流が供給される。そして、ターミナル56からワイヤ54を介してブラシ50に電流が供給される。また、ブラシ50に順次接触するコンミテータ45にブラシ50から電流が供給され、さらに、ロータ40のコイルに電流が供給される。これにより、ロータ40の周囲に磁束が発生し、モータケース30の内壁に固定された磁石の磁力に対してロータ40を回転させる回転力が発生する。また、ロータ40の回転に伴うコンミテータ45の回転時に、コンミテータ45の整流作用により、コイルに流れる電流の向きがブラシ50に接触するたびに順次逆向きに変化する。
(1)付勢部材70は、リング形状が大きくなるように引き伸ばされた状態となるようにカプラー60及びモータケース30に嵌めて取り付ける構成に限らず、カプラー60をモータケース30に向かう方向に弾性的に付勢するように、接着材などを介してカプラー60及びモータケース30に巻いて貼り付ける構成であってもよい。
(2)付勢部材70は、カプラー60及びモータケース30を環状に覆う構成に限らず、カプラー60とモータケース30の外周の一部を覆う構成であってもよい。例えば、付勢部材70を、接着材などを介してカプラー60とモータケース30の外周の一部に貼り付ける構成であってもよい。また、引き伸ばされた状態でカプラー60とモータケース30を覆い、モータケース30に付勢部材70の両端を固定するような構成であってもよい。
(3)カプラー60及びモータケース30(より具体的にはブラシホルダ34)が一体的に形成される構成に限らず、それぞれ別体で構成されてもよい。
(4)付勢部材70は、カプラー60の外周壁62のほぼ全体を覆うような長さである構成に限らず、外周壁62の一部を覆う長さであってもよい。また、1つの付勢部材70によってカプラー60を覆う構成に限らず、複数の付勢部材70によってカプラー60の別々の部分を覆う構成や、複数の付勢部材70を重ねるようにカプラー60を覆う構成であってもよい。
20…モータ
30…モータケース(ケース)
40…ロータ
45…コンミテータ
50…ブラシ
60…カプラー
70…付勢部材
80…ギヤボックス
Claims (1)
- モータを駆動源として車両用シートの状態を調整するパワーシート装置であって、
前記モータは、
ロータの外周面に形成されたコンミテータと、
前記コンミテータと摺動接触するブラシと、
前記ロータを収容すると共に、前記ブラシを保持するケースと、
外部コネクタが接続され、電源に接続された前記外部コネクタから供給される電流を前記ブラシに供給するように前記ケースの外面に設けられるカプラーと、
前記カプラーを前記ケースに向かう方向に弾性的に付勢するように前記カプラーを覆う付勢部材と、
を備え、
前記付勢部材は、弾性変形可能な環状部材であって回転軸方向の長さが前記カプラーの外周壁の全体を覆う長さであり、前記カプラー及び前記ケースの一部を前記ロータの回転軸に直交する方向から環状に覆うことを特徴とするパワーシート装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016040224A JP6725830B2 (ja) | 2016-03-02 | 2016-03-02 | パワーシート装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016040224A JP6725830B2 (ja) | 2016-03-02 | 2016-03-02 | パワーシート装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2017158332A JP2017158332A (ja) | 2017-09-07 |
JP6725830B2 true JP6725830B2 (ja) | 2020-07-22 |
Family
ID=59810534
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2016040224A Active JP6725830B2 (ja) | 2016-03-02 | 2016-03-02 | パワーシート装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP6725830B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
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JP7100240B2 (ja) * | 2017-11-30 | 2022-07-13 | テイ・エス テック株式会社 | 乗物用シート |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP3997208B2 (ja) * | 2004-02-17 | 2007-10-24 | トヨタ自動車株式会社 | コネクタの固定構造 |
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-
2016
- 2016-03-02 JP JP2016040224A patent/JP6725830B2/ja active Active
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Publication number | Publication date |
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JP2017158332A (ja) | 2017-09-07 |
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