JP5177491B2 - 電磁クラッチ - Google Patents
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Description
一方、電磁コイルへの通電を行っていない場合には、アーマチャとロータとが互いに相対回転可能である。
前記第2部材が、前記アーマチャに対して前記外周側壁部より引退するよう構成され、
前記移動吸着の際に、前記外周側壁部の前記アーマチャに対向する端面が前記アーマチャに当接する点にある。
駆動モータMの動力がシャフト100に伝達されると、出力ドラムが回転し、スライドドアが開閉される。一方、電磁クラッチ1装置が駆動モータMからの駆動伝達を遮断した場合には、シャフト100及び出力ドラムはホイールギアに対し相対回転可能となり、スライドドアは手動開閉が可能になる。
本実施形態では、ボビン50に巻回された電磁コイル5がロータ4に固定され、電磁コイル5とロータ4とが一体的に回転する。
ここで、図3に示すように、外周壁部43が内周壁部42よりも高くなるように加工され、第1部材4aのうち外周壁部43のアーマチャ3と対向する端面43aのみが、アーマチャ3と当接するように構成されている。
また、アーマチャ3とロータ4とを周方向において均一に当接させる必要があり、ロータ4のアーマチャとの当接部位には研磨加工が施される。このとき、アーマチャとの当接部位が端面43aのみであるので、研磨加工が必要な部位を減少させることができ、製造コストを削減することができる。
また、前記対向面の裏面には、ボビン50をロータ4に固定する突起部52及び、電磁コイル5に電力を供給する端子部53が設けられている。
一方、図4(b)に示すように、電磁コイル5への通電を行っている場合には、電磁コイルからの電磁力により、ロータ4にアーマチャ3が吸着される。この状態で、アーマチャ3とロータ4の外周壁部43の端面43aとが吸着し、アーマチャ3とロータ4とが一体回転可能となり、駆動モータMからの動力がロータ4に伝達される。
一方、対向面の裏面側には、給電機構側カバー部材92に形成された穴部92aに係合する係合部86及び給電機構側カバー部材92に形成された穴部92eに挿入されて給電機構Sの回転方向の位相決めをする位相決め突起85が形成されている。
さらに、図8に示すように、ブラシ固定部材7の前記対向面の裏面には、ロータ4を一体回転可能に保持する凹状のロータ保持部71が形成されている。
先ず、スリップリング固定部材8へのスリップリングの取り付けについて説明する。図6に示すように、スリップリング87,88の爪部87a,88aを、上方から開口部83a,84aに挿入し、スリップリング87,88を回転させることにより、爪部87a,88aがスリット83b,84bに挿入される。このとき、爪部87a,88aを折り返して形成した端子部87b,88bがスリットから裏面の側へ突出する。
なお、スリップリング87,88は、スリップリング固定部材8にインサート成形にて固定してもよい。
なお、ブラシ部材76は、ブラシ固定部材7にインサート成形にて固定してもよい。
ここで、図7に示すように、ブラシ部材76のブラシ部76aが、スリップリング87,88の同一の直径上に配置されるように構成するとよい。このように構成することにより、ブラシ部材76による付勢力を周方向に略均一に伝えることができ、ブラシ固定部材7とスリップリング固定部材8との相対回転が滑らかになる。
スリップリング固定部材8に形成されて係合部が給電機構側カバー部材92に形成された穴部92aに係合して、スリップリング固定部材8が固定される。このとき、スリップリング固定部材8に形成された位相決め突起85が給電機構側カバー部材92に形成された穴部92eに挿入されることにより、導電部材92cとスリップリング87,88の端子部87b、88bとの回転位相とが一致する。これにより、導電部材92cとスリップリング87,88とが互いに接触し、電気的に接続される。
(1)上述の実施形態において、ロータのうち外周壁部43の端面43aのみがアーマチャ3に当接する例を説明した。しかし、上述の実施形態に限られるものではなく、例えば外周壁43の端面43a及び内周壁42の端面42aの両方が、アーマチャ3に当接する等の構成であってもよい。
また、ハーネスを用いた給電機構など、ブラシ部材76及びスリップリング87,88を用いた給電機構S以外の給電機構であってもよい。
2 ウオームホイール
3 アーマチャ
4 ロータ
4a 第1部材
4b 第2部材
41 凹部
42 内周壁部
43 外周壁部
44 底部
5 電磁コイル
M 駆動モータ
Claims (2)
- 駆動モータによって駆動されるウオームホイールと、
当該ウオームホイールに連動して回転するアーマチャと、
当該アーマチャと同軸心で回転可能なロータと、
前記ロータのうち前記アーマチャとの対向面に形成された環状の凹部に収納され、前記ロータに磁力を発生させて、当該磁力により前記ロータと前記アーマチャとを回転軸心に沿って移動吸着させる電磁コイルとを備え、
前記ロータが、前記凹部を形成する外周側壁部、底部、及び内周側壁部から成る第1部材と、前記内周側壁部の内周側に圧入されて、前記第1部材を前記回転軸心まわりに回転可能に支持する第2部材とを備え、
前記第2部材が、前記アーマチャに対して前記外周側壁部より引退するよう構成され、
前記移動吸着の際に、前記外周側壁部の前記アーマチャに対向する端面が前記アーマチャに当接する電磁クラッチ。 - 前記第1部材が磁性体材料で構成されるとともに、前記第2部材が非磁性体材料で構成されている請求項1に記載の電磁クラッチ。
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