JP2018082523A - モータおよび電動パワーステアリング用モータ - Google Patents
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Abstract
Description
ステータは、筒状のモータケースに内嵌固定されている。ロータは、モータケース内に回転自在に収納されている。
例えば、ブラケットに円筒状のインロー嵌合部を設け、このインロー嵌合部をモータケースの開口部にインロー嵌合する(内嵌させる)技術が開示されている。
また、ブラケットおよびモータケースのそれぞれにインロー嵌合させるための嵌め合い代が必要になる。このため、モータの径方向の寸法が大きくなり易く、この結果、モータのレイアウト性も低下してしまうという課題があった。
また、ブラケットやモータケースに、全周に渡る嵌め合い代を設ける必要がなくなるので、この分、モータの小型化を図ることができると共にレイアウト性を向上できる。
また、ブラケットやモータケースに、全周に渡る嵌め合い代を設ける必要がなくなるので、この分、モータの小型化を図ることができると共にレイアウト性を向上できる。
図1は、電動パワーステアリング装置(EPS;Electric Power Steering)100の概略図である。
同図に示すように、車両に用いられる電動パワーステアリング装置100は、ステアリングハンドル101と、一端がステアリングハンドル91にジョイントを介して連結され他端がギヤボックス102に連結された入力軸103と、ギヤボックス102と連結され不図示のタイヤを操舵する舵取機構104と、ギヤボックス102と連結され舵取機構104の操舵力をアシストするブラシレスモータ1と、を備えている。
(ブラシレスモータ)
図2は、ブラシレスモータ1の斜視図である。
同図に示すように、ブラシレスモータ1は、いわゆるインナロータ型のブラシレスモータである。ブラシレスモータ1は、一端に開口部2aを有するモータケース2と、モータケース2内に収納されている不図示のステータ、ロータ3、およびブラシレスモータ1の駆動制御を行う制御部5と、モータケース2の開口部2aを閉塞するように設けられた略円板状のブラケット4と、を備えている。
なお、以下の説明では、ロータ3の回転軸方向を単に軸方向、ロータ3の径方向を単に径方向、これら軸方向および径方向に直交するロータ3の回転方向を周方向と称して説明する。
このマグネットとステータ側に形成される磁界との間で磁気的な吸引力や反発力が生じ、ロータ3(回転軸3a)が回転する。回転軸3aの先端は、ブラケット4を介して軸方向外側に突出している。この突出した回転軸3aの先端に、舵取機構104が連結されている。これにより、ブラシレスモータ1の回転力が舵取機構104に伝達され、舵取機構104の操舵力がアシストされる。
図3は、モータケース2の開口部2aの近傍を拡大した斜視図である。
図2、図3に示すように、モータケース2は、不図示のステータが内嵌固定される円筒部6を有している。この円筒部6の一端が、モータケース2の開口部2aとされている。また、円筒部6の他端には、制御部5が収納される略四角箱状の制御ケース7が一体成形されている。この制御ケース7に、制御部5が収納されている。また、制御ケース7と内部と円筒部6の内部は、連通されている。
また、外フランジ部8の外周面8aには、3つのネジ座9が一体成形されている。ネジ座9は、モータケース2にブラケット4を締結固定するためのものであって、周方向に略等間隔で配置されている。また、ネジ座9は、径方向外側に突出するように、且つ先端に向かうに従って先細りとなるように、軸方向平面視で略三角形状に形成されている。さらにネジ座9は、端面9bが外フランジ部8の端面8bと面一になるように形成されている。このように形成されたネジ座9の端面9bに、それぞれネジ10(図2参照)を螺合可能な雌ネジ部9aが刻設されている。
また、位置決め凸部12には、軸心に雌ネジ部13が刻設されている。この雌ネジ部13は、モータケース2を舵取機構104に締結固定するために利用される。すなわち、ブラシレスモータ1と舵取機構104は、雌ネジ部13に螺合される不図示のネジによって締結固定される。
図4は、ブラケット4の斜視図である。
図2、図4に示すように、ブラケット4は、略円板状のブラケット本体21を有している。ブラケット本体21の外周面21aの直径は、モータケース2の外フランジ部8の外周面8aの直径とほぼ同一に設定されている。ブラケット本体21の径方向中央には、軸受保持孔27が形成されている。この軸受保持孔27には、回転軸3aを回転自在に支持するための軸受26が内嵌固定されている。これにより、ブラケット本体21は、軸受26を介して回転軸3aの先端側を回転自在に支持する。
次に、ブラシレスモータ1の組立方法について説明する。
まず、予めモータケース2に制御部、不図示のステータ、およびロータ3を組み付ける。その後、モータケース2の一端に、ブラケット4を配置する。このとき、モータケース2の外フランジ部8の端面8bと、ブラケット4の端面21bとが重ね合わさるように、モータケース2に対してブラケット4を配置する。
さらに、位置決め凸部12の円弧面12aと位置決め保持部23の円弧面24aのみに切削加工を施すだけで、モータケース2に対するブラケット4の位置決めを高精度に行うことができる。つまり、モータケース2に対するブラケット4の位置決めを行うための切削加工箇所を、最小限に抑えることができる。このため、ブラシレスモータ1の製造コストを低減できる。
次に、図5〜図7に基づいて、第2実施形態について説明する。
図5は、ブラシレスモータ201の斜視図であって、前述の図2に対応している。図6は、モータケース202の開口部202aの近傍を拡大した斜視図であって、前述の図3に対応している。図7は、ブラケット204の斜視図であって、前述の図4に対応している。なお、第1実施形態と同一態様には、同一符号を付して説明を省略する(以下の実施形態についても同様)。
より具体的には、モータケース202に突出形成されている位置決め凸部212は、一部の外周面212aが切除されるように形成されておらず、円柱状に形成されている。一方、ブラケット204に形成されている位置決め保持部223は、径方向外側に向かうに従って先細りとなるように軸方向平面視で略三角形状となるように突出されて保持座面を形成している。そして、位置決め保持部223には、位置決め凸部212を挿通可能な貫通孔224が軸方向に沿って形成されている。
さらに、ブラケット4,204に位置決め凸部12,212を設け、モータケース2,202に位置決め保持部23,223を設けてもよい。
次に、図8〜図10に基づいて、第3実施形態について説明する。
図8は、ブラシレスモータ301の斜視図であって、前述の図2に対応している。図9は、モータケース302の開口部302aの近傍を拡大した斜視図であって、前述の図3に対応している。図10は、ブラケット304の斜視図であって、前述の図4に対応している。
図8〜図10に示すように、第3実施形態におけるブラシレスモータ301は、モータケース302に位置決め凸部12(図3参照)が設けられておらず、ブラケット304に3つの位置決め凸部312が設けられている。この点、前述の第1実施形態と相違する点である。
一方、モータケース302の端面308bには、位置決めピン31に対応する位置に、この位置決めピン31を挿入可能な位置決め孔32が形成されている。モータケース302の端面308bとブラケット304の端面321bとが重なり合う際、位置決め孔32に位置決めピン31が挿入されることにより、モータケース302に対するブラケット304の周方向の移動も規制される。
例えば、上述の実施形態では、ブラシレスモータ1,201,301を電動パワーステアリング装置100の駆動用に適用した場合について説明した。しかしながら、これに限られるものではなく、ブラシレスモータ1,201,301は、例えばエアコンのコンプレッサ駆動用のブラシレスモータ等、種々の装置に適用することができる。
Claims (9)
- 開口部を有するモータケースと、
前記モータケース内に回転自在に収納され、回転軸を有する回転子と、
前記開口部を閉塞するように設けられ、前記回転軸の一部を回転自在に支持するブラケットと、
を備え、
前記モータケースおよび前記ブラケットの何れか一方に、前記モータケースに対する前記ブラケットの径方向への移動を規制する複数の凸部を設けた
ことを特徴とするモータ。 - 前記モータケースおよび前記ブラケットの何れか他方に、前記凸部の少なくとも一部を保持する保持部を設けた
ことを特徴とする請求項1に記載のモータ。 - 前記凸部は、前記モータケースから前記ブラケットを貫通するように、且つ軸方向に沿って突出するように設けられた円柱状であり、
前記保持部は、前記凸部の半周を保持する半円状の爪部である
ことを特徴とする請求項2に記載のモータ。 - 前記凸部は、前記モータケースから前記ブラケットを貫通するように、且つ軸方向に沿って突出するように設けられた円柱状であり、
前記保持部は、前記ブラケットに形成され、前記凸部を挿通可能な貫通孔である
ことを特徴とする請求項2に記載のモータ。 - 前記凸部に、外部機器を取り付け可能な取付部が設けられている
ことを特徴とする請求項3または請求項4に記載のモータ。 - 前記取付部は、前記凸部の先端に設けられた雌ネジ部である
ことを特徴とする請求項5に記載のモータ。 - 前記凸部は、前記ブラケットから前記モータケースの外周面に沿って突出するように設けられている
ことを特徴とする請求項1に記載のモータ。 - 前記モータケースの前記ブラケットとの合わせ面、および前記ブラケットの前記モータケースとの合わせ面の何れか一方に、位置決め突起を少なくとも2つ設けると共に、
前記モータケースの前記ブラケットとの合わせ面、および前記ブラケットの前記モータケースとの合わせ面の何れか他方に、前記位置決め突起と嵌合可能な位置決め孔を少なくとも2つ設けた
ことを特徴とする請求項7に記載のモータ。 - 請求項1〜請求項8の何れか1項に記載のモータを、車両のステアリング駆動用として用いることを特徴とする電動パワーステアリング用モータ。
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JP2016221711A JP2018082523A (ja) | 2016-11-14 | 2016-11-14 | モータおよび電動パワーステアリング用モータ |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US11489397B2 (en) | 2019-05-17 | 2022-11-01 | Denso Corporation | Drive device |
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