JP6724658B2 - 内燃機関のエアクリーナ - Google Patents
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Description
上記課題を解決する内燃機関のエアクリーナにおいては、インレットを有する第1ハウジングの開口とアウトレットを有する第2ハウジングの開口とが向い合っており、それら向かい合う開口の間にフィルタエレメントが介在されている。そして、第1ハウジングと第2ハウジングとの少なくとも一方は、通気性材料により形成されている吸音層、及び、吸音層の内面に設けられて同吸音層よりも通気度の低い通気性材料により形成されている内側表皮層を有している。また、上記内側表皮層は、吸音層に対し部分的に固定されている。
図1に示すエアクリーナは、内燃機関の吸気通路に設けられるものであり、筒状のインレット18を有する第1ハウジング10と、筒状のアウトレット28を有する第2ハウジング20とを備えている。上記インレット18は吸気通路におけるエアクリーナよりも上流側の部分に接続される一方、上記アウトレット28は吸気通路におけるエアクリーナよりも下流側の部分に接続される。
圧縮壁24は、不織布シートにより形成された圧縮層42と、圧縮層42の内面に接着剤により固定された内側表皮層43と、圧縮層42の外面に接着剤により固定された外側表皮層44とを有している。詳しくは、エアクリーナを軽量化するため、圧縮層42、内側表皮層43、及び外側表皮層44によって、第2ハウジング20の圧縮壁24が形成されている。圧縮層42は、例えば30〜100mmの厚さの不織布シートを熱プレスすることにより成形されている。ちなみに、圧縮層42の肉厚は、1〜3mmであることが好ましい。また、圧縮壁24の縁部は、周壁22の挟持部25aで厚さ方向の両側から挟持されており、それによって圧縮壁24が周壁22に対し一体化されている。
吸音層41を形成する不織布シートは、例えばPET(ポリエチレンテレフタレート)からなる芯部と、同PET繊維よりも融点の低い変性PETからなる鞘部(いずれも図示略)とを有する周知の芯鞘型の複合繊維により構成されている。この吸音層41を形成する不織布シートの目付け量は、300 〜1500g/m2 (平方メートル)であることが好ましい。吸音層41は、例えば30〜100mmの厚さの不織布シートを熱プレスすることにより成形されている。
内側表皮層43を形成する不織布シートは、例えばPETからなる主繊維と、PP(ポリプロピレン)からなり、主繊維同士を結合するバインダ繊維とにより構成されている。この内側表皮層43の通気度(JISL1096,A法(フラジール形法))は、3cm3 (立法センチメートル)/cm2 (平方センチメートル)・s以上であることが好ましく、5cm3 /cm2 ・s以上であることがより好ましい。また、内側表皮層43の通気度は、50cm3 /cm2 ・s以下であることが好ましく、20cm3/cm2・s以下であることがより好ましい。なお、内側表皮層43の厚さは、1〜500μmであることが好ましい。ちなみに、本実施形態では、内側表皮層43の通気度が例えば5〜20cm3 /cm2 ・sとされており、内側表皮層43の厚さが例えば10〜15μmとされている。
外側表皮層44は、例えばPPからなる防水性のフィルムである。外側表皮層44の厚さは、10〜500μmであることが好ましい。
吸気騒音がエアクリーナにおける第1ハウジング10(減音壁14)の吸音層41に対し入射されると、吸音層41を形成している不織布の繊維が吸気騒音の入射に伴って微小に変動することにより、吸気騒音の持つエネルギが上記繊維の運動に変換されて消費され、そうしたエネルギの消費によって吸気騒音が低減される。なお、吸音層41においては、主に厚肉部41a及び徐変部41cにおける肉厚が比較的厚い部位により、吸気騒音の低減(吸音)が行われる。そして、この吸音層41による吸音を通じて、吸気騒音のうち高周波数帯の成分が低減される。
(1)エアクリーナによって、吸気騒音のうち高周波数帯の成分だけでなく、影響の大きい低周波数帯の成分を低減することができる。
・外側表皮層44を不織布シートなどの通気性材料によって形成してもよい。この場合、外側表皮層44の通気度を吸音層41の通気度よりも低くすることが好ましい。
・第2ハウジング20に圧縮壁24を設ける代わりに、第1ハウジング10のような減音壁を設けるようにしてもよい。この場合、第1ハウジング10に減音壁14を設ける代わりに、第2ハウジング20のような圧縮壁を設けることも可能である。
・平坦部51a,51cについては、必ずしも屈曲部52,53,54,55によって囲まれている必要はない。
・内側表皮層43をハウジングの内側に対し山状となる屈曲部53に対し固定するようにしてもよい。
・内側表皮層43の通気度を、吸音層41の通気度よりも低い値としつつ、3cm3/cm2・sよりも小さくしたり、50cm3/cm2・sよりも大きくしたりしてもよい。
Claims (5)
- インレットを有する第1ハウジングの開口とアウトレットを有する第2ハウジングの開口とが向い合っており、それら向かい合う開口の間にフィルタエレメントが介在されている内燃機関のエアクリーナにおいて、
前記第1ハウジングと前記第2ハウジングとの少なくとも一方は、通気性材料により形成されている吸音層、及び、前記吸音層の内面に設けられて同吸音層よりも通気度の低い通気性材料により形成されている内側表皮層を有しており、
前記内側表皮層は、前記吸音層に対し部分的に固定されており、
前記吸音層は屈曲部と平坦部とを有しており、前記内側表皮層は前記屈曲部に対し固定されていることを特徴とする内燃機関のエアクリーナ。 - 前記内側表皮層は、前記屈曲部のうち、ハウジングの内側に対し谷状となる屈曲部に対し固定されている請求項1に記載の内燃機関のエアクリーナ。
- 前記内側表皮層は、前記平坦部を囲むように設けられている前記屈曲部に対し固定されている請求項1又は2に記載の内燃機関のエアクリーナ。
- 前記吸音層及び前記内側表皮層によってハウジングの壁が形成されている請求項1〜3のいずれか一項に記載の内燃機関のエアクリーナ。
- インレットを有する第1ハウジングの開口とアウトレットを有する第2ハウジングの開口とが向い合っており、それら向かい合う開口の間にフィルタエレメントが介在されている内燃機関のエアクリーナにおいて、
前記第1ハウジングと前記第2ハウジングとの少なくとも一方は、通気性材料により形成されている吸音層、及び、前記吸音層の内面に設けられて同吸音層よりも通気度の低い通気性材料により形成されている内側表皮層を有しており、
前記内側表皮層は、前記吸音層に対し部分的に固定されており、
前記吸音層及び前記内側表皮層によってハウジングの壁が形成されていることを特徴とする内燃機関のエアクリーナ。
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