JP6724094B2 - 光コネクタシステム及びシャッター付き光コネクタ - Google Patents

光コネクタシステム及びシャッター付き光コネクタ Download PDF

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Description

本発明は、光コネクタシステム及びシャッター付き光コネクタに関する。
特許文献1には、シャッターが挿入口に設けられた光コネクタが記載されている。特許文献1記載の光コネクタでは、相手側の光コネクタを挿入口に挿入させたときに、相手側の光コネクタがシャッターに接触し、シャッターが押し開かれることになる。
特開2017−26956号公報
特許文献1記載のシャッターは、相手側の光コネクタによって押し開かれることになるため、シャッターが内側に倒れることになる。但し、シャッターの外面にはゴミが付着することがあり、シャッターが内側に倒れると、光コネクタの内部にゴミが侵入するおそれがある。
本発明は、ゴミの侵入を抑制可能なシャッター付き光コネクタを提供することを目的とする。
上記目的を達成するための主たる第1の発明は、第1光コネクタと、前記第1光コネクタと接続する第2光コネクタとを備えた光コネクタシステムであって、前記第1光コネクタは、第1シャッターを有し、前記第1シャッターは、前記第2光コネクタに接触することによって、前記第2光コネクタの側に倒れて開き、前記第2光コネクタは、第2シャッターを有し、前記第1光コネクタと前記第2光コネクタとを近接させたとき、前記第1シャッターの外面と前記第2シャッターの外面とが接触し、前記第1シャッターは、第1ガイド部を有し、前記第2シャッターは、第2ガイド部を有し、前記第1ガイド部及び前記第2ガイド部の一方は、線状の凸部であり、他方は線状の凹部であり、前記第1ガイド部と前記第2ガイド部と接触することによって、前記第1光コネクタと前記第2光コネクタとの幅方向の相対移動が規制され、前記第1シャッター及び前記第2シャッターが閉じた状態では、前記凸部及び前記凹部は、着脱方向及び幅方向に対して垂直な方向に沿っており、前記第1シャッター及び前記第2シャッターが開いた状態では、前記凸部及び前記凹部は、着脱方向に沿っていることを特徴とする光コネクタシステムである。
また、上記目的を達成するための主たる第2の発明は、フェルールと、前記フェルールを収容するハウジングと、前記ハウジングの開口部を塞ぐシャッターと、を備え、前記シャッターは、相手方の光コネクタの側に倒れて開き、前記相手方の光コネクタと近接させたとき、前記シャッターの外面が前記相手方の光コネクタのシャッターの外面と接触し、前記シャッターは、ガイド部を有し、前記ガイド部は、線状の凸部又は線状の凹部であり、前記相手方の光コネクタの線状のガイド部と接触することによって、前記相手方の光コネクタとの幅方向の相対移動が規制され、前記シャッターが閉じた状態では、線状の前記ガイド部は、着脱方向及び幅方向に対して垂直な方向に沿っており、前記シャッターが開いた状態では、線状の前記ガイド部は、着脱方向に沿っていることを特徴とするシャッター付き光コネクタである。
本発明の他の特徴については、後述する明細書及び図面の記載により明らかにする。
本発明によれば、シャッターの外面に付着したゴミが光コネクタの内部へ侵入することを抑制できる。
図1A及び図1Bは、第1実施形態の光コネクタシステムの斜視図である。 図2A及び図2Bは、第1実施形態の光コネクタシステムを別の角度から見た斜視図である。 図3A及び図3Bは、シャッターを開いた状態での光コネクタシステムの斜視図である。 図4A及び図4Bは、シャッターを開いた状態での光コネクタシステムを別の角度から見た斜視図である。 図5Aは、本実施形態の第1シャッター15及び第1ハウジング12の近傍の断面図である。図5Bは、参考例の第1シャッター15及び第1ハウジング12の近傍の断面図である。 図6A及び図6Bは、第2シャッター25の開き始めた様子の説明図である。 図7A及び図7Bは、第1シャッター15の開き始めた様子の説明図である。 図8A及び図8Bは、第2シャッター25が開いた後、更に第1光コネクタ10と第2光コネクタ20とを近接させている様子の説明図である。 図9A及び図9Bは、第1光コネクタ10と第2光コネクタ20とを接続させたときの様子の説明図である。
後述する明細書及び図面の記載から、少なくとも以下の事項が明らかとなる。
第1光コネクタと、前記第1光コネクタと接続する第2光コネクタとを備えた光コネクタシステムであって、前記第1光コネクタは、第1シャッターを有し、前記第1シャッターは、前記第2光コネクタに接触することによって、前記第2光コネクタの側に倒れて開くことを特徴とする光コネクタシステムが明らかとなる。このような光コネクタシステムによれば、第1シャッターの外面に付着したゴミが第1光コネクタの内部に侵入することを抑制できる。
前記第1シャッターは、本体部と、回転軸と、接触部とを有し、前記接触部は、前記回転軸から見て前記本体部とは反対側に配置されており、前記接触部が前記第2光コネクタから押圧されることによって、前記第1シャッターが前記回転軸で回転し、前記本体部が前記第2光コネクタの側に倒れて開くことが望ましい。これにより、第1光コネクタと第2光コネクタとを接続するときに、第1シャッターを第2光コネクタの側に倒して開くことができる。
前記第2光コネクタは、第2シャッターを有し、前記第2シャッターが前記第1光コネクタに接触して押し開かれたとき、前記第2光コネクタの第2ハウジングの内側に、前記第1光コネクタの第1ハウジングが挿入された状態になっていることが望ましい。これにより、第2光コネクタの内部にゴミが侵入することを抑制できる。
前記第1光コネクタは、突起部を有し、前記第2光コネクタは、第2シャッターを有し、前記第1光コネクタと前記第2光コネクタとを近接させたとき、前記突起部が前記第2シャッターを押し開いた後、前記第1シャッターが開くことが望ましい。これにより、第1シャッターが開き易くなる。
前記第2光コネクタは、第2シャッターを有し、
前記第1光コネクタと前記第2光コネクタとを近接させたとき、前記第1シャッターの外面と前記第2シャッターの外面とが接触することが望ましい。これにより、第1シャッターの外面に付着したゴミを第1シャッターと第2シャッターとの間に挟み込むことができ、第2光コネクタの内部をゴミで汚染することを抑制できる。
前記第1シャッターは、第1ガイド部を有し、前記第2シャッターは、第2ガイド部を有し、前記第1ガイド部と前記第2ガイド部と接触することによって、前記第1光コネクタと前記第2光コネクタとの幅方向の相対移動が規制されることが望ましい。これにより、第1光コネクタと第2光コネクタとの幅方向の位置ずれを抑制できる。
前記第1ガイド部及び前記第2ガイド部の一方は、線状の凸部であり、他方は線状の凹部であり、前記第1シャッター及び前記第2シャッターが閉じた状態では、前記凸部及び前記凹部は、着脱方向及び幅方向に対して垂直な方向に沿っており、前記第1シャッター及び前記第2シャッターが開いた状態では、前記凸部及び前記凹部は、着脱方向に沿っていることが望ましい。これにより、第1ガイド部及び第2ガイド部によって、第1光コネクタと第2光コネクタとの着脱方向の移動をガイドすることができる。
前記第1光コネクタは、前記第1シャッターを有する第1ハウジングを有しており、前記第1ハウジングの外面には、外側ガイド部が形成されており、前記外側ガイド部の前記幅方向の位置は、前記第1ガイド部の前記幅方向の位置と共通であることが望ましい。これにより、第1ガイド部をガイドする第2ガイド部と外側ガイド部とによって、第1光コネクタと第2光コネクタとの着脱方向の移動をガイドすることができる。
前記第1光コネクタは、第1ハウジングを有しており、前記第1ハウジングは、閉じた状態の前記第1シャッターの端部を収容する段差部を有することが望ましい。これにより、ゴミの侵入を抑制できる。
閉じた状態の前記第1シャッターの内側の端部に、傾斜面が形成されていることが望ましい。これにより、第1シャッターが第2光コネクタの内部で引っ掛かることを抑制できる。
前記第2光コネクタは、前記第1光コネクタの第1シャッターを収容する第1収容部を有することが望ましい。これにより、外側に開いた第1光コネクタの第1シャッターを第2光コネクタの内部に収容できる。
フェルールと、前記フェルールを収容するハウジングと、前記ハウジングの開口部を塞ぐシャッターと、を備え、前記シャッターは、相手方の光コネクタの側に倒れて開くことを特徴とするシャッター付き光コネクタが明らかとなる。このようなシャッター付き光コネクタによれば、シャッターの外面に付着したゴミが光コネクタの内部に侵入することを抑制できる。
===第1実施形態===
図1A及び図1Bは、第1実施形態の光コネクタシステムの斜視図である。図2A及び図2Bは、第1実施形態の光コネクタシステムを別の角度から見た斜視図である。図3A及び図3Bは、シャッターを開いた状態での光コネクタシステムの斜視図である。図4A及び図4Bは、シャッターを開いた状態での光コネクタシステムを別の角度から見た斜視図である。
以下の説明では、図1Aに示すように各方向を定義する。第1光コネクタ10及び第2光コネクタ20を接続又は抜去させる方向を「着脱方向」とする。第1光コネクタ10の説明において、着脱方向における第2光コネクタ20の側を「前」とし、逆側を「後」とする。第2光コネクタ20の説明において、着脱方向における第1光コネクタ10の側を「手前」とし、逆側を「奥」とする。また、シャッターの回転軸(第1回転軸152、第2回転軸252)に平行な方向を「幅方向」又は「左右方向」とし、後から前を見たとき(又は手前から奥を見たとき)の右側を「右」とし、逆側を「左」とする。また、着脱方向及び幅方向に垂直な方向を「上下方向」とする。
本実施形態の光コネクタシステムは、第1光コネクタ10と、第2光コネクタ20とを有する。第1光コネクタ10と第2光コネクタ20とを接続すると、第1光コネクタ10の光ファイバ1と、第2光コネクタ20の光ファイバ1とが光接続されることになる。後述するように、第1光コネクタ10及び第2光コネクタ20は、シャッター付き光コネクタである。なお、第1光コネクタ10がシャッター付き光コネクタで構成され、第2光コネクタ20がシャッター付き光コネクタではなくても良い(第2シャッター25を有していなくても良い)。
第1光コネクタ10は、ここでは、プラグ側コネクタであり、雄型コネクタである。但し、第1光コネクタ10が、プラグ側コネクタではなくレセプタクル側コネクタでも良い。第1光コネクタ10は、複数の第1光モジュール11と、第1ハウジング12とを有する。言い換えると、第1光コネクタ10は、複数の第1フェルール11Aと、第1ハウジング12とを有する。
第1光モジュール11は、光ファイバ1(ここでは光ファイバテープ)の終端に取り付けられたモジュールである。第1光モジュール11は、第1フェルール11Aと、第1保持機構11Bとを有する。第1フェルール11Aは、光ファイバ1の端部を保持する部材(フェルール)である。第1フェルール11Aは、ここではMT形光コネクタ(JIS C5981に制定されるF12形光コネクタ)である。第1保持機構11Bは、第1フェルール11Aを前側に押圧しつつ後退可能に第1ハウジング12(詳しくは、第1内部ハウジング13)に保持する機構である。第1保持機構11Bは、例えば、ピンクランプ、スプリング、スプリングプッシュなどによって構成されている。なお、第1光コネクタ10は、複数の第1フェルール11Aを備えた構成であれば、第1保持機構11Bを備えていなくても良い。
複数の第1光モジュール11は、幅方向に沿って並んで配置されている。このため、複数の第1フェルール11Aも、幅方向に沿って配置されている。
第1ハウジング12は、第1光モジュール11(若しくは第1フェルール11A)を収容する部材である。ここでは、第1ハウジング12は、第1内部ハウジング13と、第1外部ハウジング14とを有する。但し、第1ハウジング12が1部品で構成されていても良い。第1内部ハウジング13は、第1光モジュール11(若しくは第1フェルール11A)を収容する部材である。第1外部ハウジング14は、第1内部ハウジング13を収容する部材である。第1外部ハウジング14は、幅広の角筒状の部材である。角筒状の第1外部ハウジング14の後側から光ファイバ1が延び出ており、この光ファイバ1の前端が第1フェルール11Aに保持されている。
第1ハウジング12(詳しくは第1外部ハウジング14)は、第1シャッター15を有する。第1シャッター15は、角筒状の第1外部ハウジング14の前側の開口部を塞ぐ部材である。第1シャッター15が第1ハウジング12の前側を塞ぐことによって、第1フェルール11Aにゴミが付着することを抑制できる。図3B、図4A及び図4Bに示すように、第1シャッター15は、外側(前側;第2光コネクタ20の側)に倒れて開くことができる。第1シャッター15は、板状の部材であり、第1シャッター15が閉じた状態では着脱方向に垂直であり、第1シャッター15が開いた状態では上下方向に平行である。
ところで、第1ハウジング12の開口部を塞ぐ第1シャッター15の外面には、ゴミが付着することがある。そして、仮に第1シャッター15が内側に倒れるように開くと、外面に付着したゴミが第1光コネクタ10の内部に侵入し、第1フェルール11Aに付着するおそれがある(第1光コネクタ10がゴミで汚染されるおそれがある)。これに対し、本実施形態では、第1シャッター15が外側(前側;第2光コネクタ20の側)に倒れて開くことができるため、第1シャッター15に付着したゴミが第1光コネクタ10の内部に侵入することを抑制できる。なお、第1シャッター15が外側に倒れて開くと、開いた状態の第1シャッター15の外面は、第2光コネクタ20の第2フェルール21Aの側とは反対側を向くため(後述:図8A及び図8B参照)、ゴミの付着した第1シャッター15が第2光コネクタ20の内部に挿入されることは許容されている。更に、後述するように、本実施形態では、第1シャッター15に付着したゴミは、第1シャッター15と第2シャッター25との間に挟み込まれた状態になるため(後述:図7B参照)、第1シャッター15に付着したゴミが第2光コネクタ20の第2フェルール21Aに付着することが抑制されているので、第1シャッター15が第2光コネクタ20の側に倒れて開くことが許容されている。
また、本実施形態では、第1シャッター15が外側(前側;第2光コネクタ20の側)に倒れて開くことができるため、第1シャッター15と第1フェルール11Aとの前後方向の間隔を狭めることができる(これに対し、後述する第2シャッター25は内側に倒れて開くため、第2シャッター25と第2フェルール21Aとは前後方向に離して配置する必要がある。このため、第1シャッター15が外側(前側;第2光コネクタ20の側)に倒れて開く構造を採用することによって、第1光コネクタ10の前後方向の寸法を狭めることができる。
第1シャッター15は、第1本体部151と、第1回転軸152と、接触部153とを有する。
第1本体部151は、第1シャッター15の本体を構成する板状の部位である。第1シャッター15が閉じたとき、角筒状の第1外部ハウジング14の前側の開口部を塞ぐことになる。第1本体部151の外面(前側の面;第2光コネクタ20に向いた面)には、第1ガイド部151Aが形成されている。第1ガイド部151Aは、第2光コネクタ20に対する第1光コネクタ10の幅方向の位置ずれを抑制する部位である(第1光コネクタ10と第2光コネクタ20との幅方向の相対移動を規制する部位である)。また、第1ガイド部151Aは、第2光コネクタ20に対して第1光コネクタ10を着脱方向に移動可能にガイドする部位である。ここでは、第1ガイド部151Aは、線状の凹部(溝部)として形成されている。但し、第1ガイド部151Aは、線状の凸部として形成することも可能である(この場合、第2ガイド部251Aを線状の凹部として形成することになる)。線状の第1ガイド部151Aは、第1シャッター15が閉じた状態では上下方向(着脱方向及び幅方向に対して垂直な方向)に沿った形状をしている。第1シャッター15が開いた状態では、線状の第1ガイド部151Aは、着脱方向に沿うことになる。
第1回転軸152は、第1シャッター15の回転軸となる部位である。第1回転軸152は、幅方向に沿って形成されている。ここでは、第1回転軸152は、第1ハウジング12の下側の前縁に形成されている。なお、第1回転軸152に設けられた第1バネ(不図示)によって、第1シャッター15には閉じる方向の力が付勢されている。
接触部153は、第2光コネクタ20と接触する部位である。接触部153は、第1回転軸152から見て第1本体部151とは反対側に配置されている。ここでは接触部153は、第1回転軸152から下側に向かって突出した形状をしている。接触部153が後側に押圧されると、第1シャッター15が第1回転軸152を中心にして回転し、第1シャッター15が前側に倒れて開くことができる。後述するように、第1光コネクタ10と第2光コネクタ20とを接続するときに、接触部153は、第2光コネクタ20に接触して、第2光コネクタ20から後側に押圧され、これにより、第1シャッター15が前側に倒れて開くことになる。
第1ハウジング12は、突出部16を更に有する。突出部16は、第1ハウジング12の左右の縁から前側(第2光コネクタ20の側)に突出した部位である。突出部16は、第1シャッター15よりも前側に突出して配置されている。これにより、第1光コネクタ10と第2光コネクタ20とを接続するときに、第1シャッター15が第2シャッター25に接触するよりも先に、突出部16が第2光コネクタ20の第2シャッター25に接触することになる(後述)。
第1ハウジング12は、第1外側ガイド部17を更に有する。第1外側ガイド部17は、第1ハウジング12(ここでは第1外部ハウジング14)の外面(ここでは下面)に形成されたガイド部である。第1外側ガイド部17は、第2光コネクタ20に対する第1光コネクタ10の幅方向の位置ずれを抑制する部位である(第1光コネクタ10と第2光コネクタ20との幅方向の相対移動を規制する部位である)。また、第1外側ガイド部17は、第2光コネクタ20に対して第1光コネクタ10を着脱方向に移動可能にガイドする部位である。ここでは、第1外側ガイド部17は、線状の凹部として形成されている。但し、第1外側ガイド部17は、線状の凸部として形成することも可能である。線状の第1ガイド部151Aは、着脱方向に沿った形状をしている。
第1外側ガイド部17の幅方向の位置は、第1シャッター15の第1ガイド部151Aの幅方向の位置と共通である。これにより、同じガイド部(第2ガイド部251A)によって第1光コネクタ10をガイドさせることが可能になる。
図5Aは、本実施形態の第1シャッター15及び第1ハウジング12の近傍の断面図である。
第1ハウジング12の上側の前縁には、段差部141が形成されている。段差部141は、閉じた状態の第1シャッター15の端部を収容するための段差形状の部位である。段差部141は、ストッパー面141Aと、上対向面141Bとを有する。ストッパー面141Aは、第1シャッター15に接触して、閉じる方向に付勢されている第1シャッター15のストッパーとなる面である。ストッパー面141Aは、着脱方向に垂直な面で構成されている。上対向面141Bは、第1シャッター15の端部(上縁)と対向する面である。上対向面141Bは、上下方向に垂直な面であり、下側を向いた面である。本実施形態では、第1ハウジング12の上側の前縁の一部がストッパー面141Aよりも前側に突出しており、ストッパー面141Aよりも前側に突出した部位の下面によって上対向面141Bが構成されている。
図5Bは、参考例の第1シャッター15及び第1ハウジング12の近傍の断面図である。参考例では、第1ハウジング12の上側の前縁には、段差部141が形成されていない。つまり、参考例では、上対向面141Bが形成されていない。参考例では、第1シャッター15とストッパー面141Aとの間に隙間ができると、その隙間からゴミが第1光コネクタ10の内部に侵入し易い構造となる。
これに対し、図5Aに示す本実施形態では、上対向面141Bが、第1シャッター15とストッパー面141Aとの隙間を上側から覆うように配置されている。このため、仮に第1シャッター15とストッパー面141Aとの間に隙間ができたとしても、第1シャッター15とストッパー面141Aとの隙間からゴミが侵入することを抑制できる。また、本実施形態では、段差部141が形成されることによって、第1シャッター15と第1ハウジング12(段差部141)との隙間(ゴミの侵入経路)を長くできるとともに、ゴミの侵入経路を屈曲させることができるため、隙間からのゴミの侵入を抑制できる。
また、本実施形態では、図5Aに示すように、第1シャッター15の端部(上縁)に第1傾斜面151Bが形成されている。第1傾斜面151Bは、第1シャッター15が閉じた状態では、第1シャッター15の内側の端部(上後縁)に配置されている。つまり、第1傾斜面151Bは、第1シャッター15が閉じた状態では、後上を向いた面になっている。このため、第1傾斜面151Bは、第1シャッター15が開いた状態では、前上を向いた状態になる(図5Aの点線参照)。これにより、第1光コネクタ10と第2光コネクタ20とを接続させるときに、第1シャッター15が第2光コネクタ20の内部で引っ掛かることを抑制できる(後述:図8B参照)。
第2光コネクタ20は、ここではレセプタクル側コネクタであり、雌型コネクタである。但し、第2光コネクタ20が、レセプタクル側コネクタではなくプラグ側コネクタでも良い。第2光コネクタ20は、複数の第2光モジュール21と、第2ハウジング22とを有する。言い換えると、第2光コネクタ20は、複数の第2フェルール21Aと、第2ハウジング22とを有する。
第2光モジュール21は、光ファイバ1(ここでは光ファイバテープ)の終端に取り付けられたモジュールである。第2光モジュール21は、複数の第2フェルール21Aと、第2保持機構21Bとを有する。第2光モジュール21の構造は、第1光モジュール11の構造とほぼ同じである。なお、第2光コネクタ20は、複数の第2フェルール21Aを備えた構成であれば、第2保持機構21Bを備えていなくても良い。複数の第2光モジュール21は、幅方向に沿って並んで配置されている。このため、第2フェルール21Aも、幅方向に沿って配置されている。それぞれの第2フェルール21Aは、第1光コネクタ10のそれぞれの第1フェルール11Aと接続されることになる。
第2ハウジング22は、第2光モジュール21(若しくは第2フェルール21A)を収容する部材である。ここでは、第2ハウジング22は、第2内部ハウジング23と、第2外部ハウジング24とを有する。第2ハウジング22が1部品で構成されていても良い。第2内部ハウジング23は、第2光モジュール21を収容する部材である。第2外部ハウジング24は、第2内部ハウジング23を収容する部材である。第2外部ハウジング24は、幅広の角筒状の部材である。角筒状の第2外部ハウジング24の奥側から光ファイバ1が延び出ており、この光ファイバ1の手前側の端部が第2フェルール21Aに保持されている。
本実施形態では、角筒状の第2ハウジング22(第2外部ハウジング24)の内側に、第1光コネクタ10の第1ハウジング12(第1外部ハウジング14)が挿入されることになる。このため、本実施形態では、第2光コネクタ20が雌型コネクタであり、第1光コネクタ10が雄型コネクタとなる。
第2ハウジング22(詳しくは第2外部ハウジング24)は、第2シャッター25を有する。第2シャッター25は、角筒状の第2外部ハウジング24の前側の開口部を塞ぐ部材である。第2シャッター25が第2ハウジング22の前側を塞ぐことによって、第2フェルール21Aにゴミが付着することを抑制できる。第2シャッター25は、角筒状の第2ハウジング22の開口部の手前側の縁よりも奥側に配置されている。このため、角筒状の第2ハウジング22の開口部の縁は、第2シャッター25よりも手前側に突出している。図3Aに示すように、第2シャッター25は、内側(奥側)に倒れて開くことができる。第2シャッター25は、板状の部材であり、第2シャッター25が閉じた状態では着脱方向に垂直であり、第2シャッター25が開いた状態では着脱方向に平行である。
第2シャッター25は、第2本体部251と、第2回転軸252とを有する。第2本体部251は、第2シャッター25の本体を構成する板状の部位であり、角筒状の第2外部ハウジング24の前側の開口部を塞ぐ部位である。第2回転軸252は、第2シャッター25の回転軸となる部位である。第2回転軸252は、幅方向に沿って形成されている。ここでは、第2回転軸252は、第2ハウジング22の内壁の下面に形成されている。なお、第2回転軸252に設けられた第2バネ(不図示)によって、第2シャッター25には閉じる方向の力が付勢されている。
本実施形態では、第2回転軸252は、第1回転軸152よりも下側に配置されている(後述する図6B参照)。また、第2回転軸252は、第2外部ハウジング24の手前側の縁(開口部の縁)よりも奥側に配置されている。このため、第2シャッター25が第1光コネクタ10に接触して開くときには、第2ハウジング22の内側に第1ハウジング12が嵌合した状態になっている(後述)。
第2シャッター25の外面(手前側の面;第1光コネクタ10に向いた面)には、第2ガイド部251Aが形成されている。第2ガイド部251Aは、第1光コネクタ10に対する第2光コネクタ20の幅方向の位置ずれを抑制する部位である。つまり、第2ガイド部251Aは、第1ガイド部151Aとともに、第1光コネクタ10と第2光コネクタ20との幅方向の相対移動を規制する部位である。また、第2ガイド部251Aは、第1光コネクタ10に対して第2光コネクタ20を着脱方向に移動可能にガイドする部位である。つまり、第2ガイド部251Aは、第1ガイド部151Aとともに、第1光コネクタ10と第2光コネクタ20との着脱方向の移動をガイドする部位である。ここでは、第2ガイド部251Aは、線状の凸部(凸条)として形成されている。但し、第2ガイド部251Aは、線状の凹部として形成することも可能である(この場合、第1ガイド部151Aを線状の凸部として形成することになる)。線状の第2ガイド部251Aは、第2シャッター25が閉じた状態では上下方向(着脱方向及び幅方向に対して垂直な方向)に沿った形状をしている。第2シャッター25が開いた状態では、線状の第2ガイド部251Aは、着脱方向に沿うことになる。
第2ハウジング22(第2外部ハウジング24)は、第2収容部262を有する。第2収容部262は、第2シャッター25を収容するための収容部(収容空間)である。第2収容部262は、角筒状の第2外部ハウジング24の内側に配置されており、第2回転軸252の奥側に形成されている。第2シャッター25が開いたとき(内側に倒れたとき)、第2シャッター25が第2収容部262に収容されることになる。
また、第2ハウジング22(第2外部ハウジング24)は、第1収容部261を有する。第1収容部261は、第1光コネクタ10の第1シャッター15を収容するための収容部(収容空間)である。本実施形態では、第1光コネクタ10の第1シャッター15が外側に倒れるため、第1光コネクタ10の第1シャッター15を収容する第1収容部261が、第2光コネクタ20に形成されることになる。第1収容部261は、第2光コネクタ20の第2内部ハウジング23と第2外部ハウジング24の内面との間に形成される。第1収容部261は、第2フェルール21Aよりも奥側に配置されることになる。第1光コネクタ10と第2光コネクタ20とが接続されると、開いた状態の第1シャッター15が、第2光コネクタ20の第1収容部261に収容されることになる(後述)。
<動作説明>
図6A及び図6Bは、第2シャッター25の開き始めた様子の説明図である。
第1光コネクタ10と第2光コネクタ20とを接続するために近接させると、第1光コネクタ10(詳しくは突出部16)が第2光コネクタ20の第2シャッター25に接触し、第2シャッター25が押し開かれる。
本実施形態では、第2シャッター25は、角筒状の第2ハウジング22の開口部の手前側の縁よりも奥側に配置されている。このため、第1光コネクタ10が第2シャッター25に接触したとき、角筒状の第2ハウジング22の内側に第1光コネクタ10の第1ハウジング12(第1外部ハウジング14)が挿入された状態になっている。つまり、第2シャッター25が開いたときには、第2ハウジング22の内側に第1ハウジング12が嵌合した状態になっている。したがって、第2シャッター25が開いたときには、第2ハウジング22の開口部が第1光コネクタ10の第1ハウジング12によって塞がれた状態になっているため、第2光コネクタ20の内部にゴミが侵入することを抑制できる。
また、本実施形態では、第1光コネクタ10の第1ハウジング12には、前側に突出した突出部16が形成されている。この突出部16は、第1シャッター15よりも前側に突出して配置されている。これにより、第1光コネクタ10と第2光コネクタ20とを接続するときに、第1シャッター15が第2シャッター25に接触するよりも先に、突出部16が第2光コネクタ20の第2シャッター25に接触し、第2シャッター25が押し開かれることになる。つまり、本実施形態では、第2シャッター25が開き始めた後に、第1シャッター15が開くことになる(言い換えると、第1シャッター15が開く前に、第2シャッター25が先に開き始めることになる)。仮に第2シャッター25が開く前に第2シャッター25が第1シャッター15と接触すると、第1シャッター15の第1本体部151が第2シャッター25に接触した状態になるため、第1シャッター15が前側に倒れ難くなってしまう(開き難くなってしまう)。これに対し、本実施形態では、第1シャッター15の接触部153が第2シャッター25に接触するときには、既に第2シャッター25が開き始めた状態であるため、第1シャッター15の第1本体部151が第2シャッター25に接触していないので、第1シャッター15が前側に倒れ易くなる(開き易くなる)。
図7A及び図7Bは、第1シャッター15の開き始めた様子の説明図である。
第2シャッター25が開き始めた後(図6A及び図6B参照)、更に第1光コネクタ10と第2光コネクタ20とを接続するために近接させると、図7A及び図7Bに示すように、第2光コネクタ20(詳しくは第2シャッター25の下部)が第1シャッター15の接触部153に接触し、接触部153が後側に押圧され、第1シャッター15が第1回転軸152を中心にして回転し、第1シャッター15が前側に倒れて開くことになる。
本実施形態では、第2回転軸252が、第1回転軸152よりも下側に配置されている。これにより、第1シャッター15が前側に倒れて第2シャッター25と接触し、更に第1シャッター15が前側に倒れると、第2シャッター25が第1シャッター15とともに奥側に倒れることが可能である。
本実施形態では、図7Bに示すように、第1シャッター15が、第2シャッター25に接触しながら倒れる。このため、仮に第1シャッター15にゴミが付着していても、第1シャッター15と第2シャッター25との間にゴミが挟み込まれた状態になるため、第1シャッター15に付着したゴミが第2光コネクタ20の第2フェルール21Aに付着することを抑制できる。このため、本実施形態では、第1シャッター15が第2光コネクタ20の側に倒れて開くことが許容されている。また、本実施形態では、仮に第2シャッター25にゴミが付着していても、第1シャッター15と第2シャッター25との間にゴミが挟み込まれた状態になるため、第2シャッター25が奥側に倒れて開いたときに、第2シャッター25に付着したゴミが第2光コネクタ20の第2フェルール21Aに付着することを抑制できる。
また、本実施形態では、第1シャッター15の外面(第1本体部151の前側の面;第2光コネクタ20に向いた面)に第1ガイド部151Aが形成されており、第2シャッター25の外面(第2本体部251の手前側の面;第1光コネクタ10に向いた面)に第2ガイド部251Aが形成されている。第1ガイド部151A及び第2ガイド部251Aは、幅方向に垂直な線状の凹部及び凸部として形成されている。このため、図7A及び図7Bに示すように、第1ガイド部151A及び第2ガイド部251Aが接触すると、凹部と凸部が嵌合し、第1光コネクタ10と第2光コネクタ20との幅方向の相対移動が規制される。このように、本実施形態では、第1ガイド部151A及び第2ガイド部251Aによって、第1光コネクタ10と第2光コネクタ20との幅方向の位置ずれを抑制することができる。
図8A及び図8Bは、第2シャッター25が開いた後、更に第1光コネクタ10と第2光コネクタ20とを近接させている様子の説明図である。
前述の図7A及び図7Bに示す状態から更に第1光コネクタ10と第2光コネクタ20とを近接させると、図8A及び図8Bに示すように、第2シャッター25が第1光コネクタ10によって押し倒されて、第2シャッター25が第2ハウジング22の第2収容部262に収容される。また、第2シャッター25が第2収容部262に収容された状態(第2シャッター25が開いた状態)から更に第1光コネクタ10と第2光コネクタ20とを近接させると、第1光コネクタ10が、第2シャッター25の上面(倒れた状態での上面)をスライドするように、第2ハウジング22の内部を移動する。第2シャッター25は、第2ハウジング22(第2外部ハウジング24)と第2光コネクタ20(第1シャッター15や第1外部ハウジング14)とに挟まれた状態になるため、第2収容部262に収容された状態で保持される。第1シャッター15は、接触部153が第2光コネクタ20(第2シャッター25の上面や第2ハウジング22の内面)に接触し続けるため、閉じる方向に回転することが規制された状態になるため、開いた状態で保持されることになる。
本実施形態では、第1ガイド部151A及び第2ガイド部251Aは、線状の凹部及び凸部として形成されている。この第1ガイド部151A及び第2ガイド部251Aは、第1シャッター15及び第2シャッター25が閉じた状態では上下方向(着脱方向及び幅方向に垂直な方向)に沿っているが、第1シャッター15及び第2シャッター25が開いた状態では、着脱方向に沿っている。このため、図8A及び図8Bに示すように、第1シャッター15及び第2シャッター25が開いた状態では、線状の第1ガイド部151A及び第2ガイド部251Aが、第1光コネクタ10と第2光コネクタ20との幅方向の位置ずれを抑制しつつ、第1光コネクタ10と第2光コネクタ20との着脱方向の移動をガイドすることができる。
加えて、本実施形態では、第1ハウジング12の下面(第2収容部262に収容されている第2シャッター25と対向する面)には、第1外側ガイド部17が形成されている。この第1外側ガイド部17は、第1ガイド部151Aと同様に線状の凹部として形成されており、第1外側ガイド部17の幅方向の位置は、第1ガイド部151Aの幅方向の位置と共通である(図4A参照)。これにより、第1ガイド部151Aと嵌合する第2ガイド部251Aと、第1外側ガイド部17とを用いて、第1光コネクタ10と第2光コネクタ20との着脱方向の移動をガイドすることができる。
ところで、第2ハウジング22の内寸(第2外部ハウジング24の上下の内面の間の寸法)は、第1ハウジング12の外寸よりも若干大きい。このように、あそびがある状態であるため、第1シャッター15が完全に開いた状態(着脱方向に平行な状態)にならずに、板状の第1シャッター15が着脱方向に対して僅かに傾斜することがある。そして、このように傾斜した第1シャッター15の端部(上縁)が、第2光モジュール21や第2内部ハウジング23に引っ掛かってしまうことが考えられる。
これに対し、本実施形態では、第1シャッター15の第1本体部151に第1傾斜面151Bが形成されている。この第1傾斜面151Bは、第1シャッター15が閉じた状態では第1シャッター15の内側の端部(上後縁)に配置されているため、第1傾斜面151Bは、第1シャッター15が開いた状態では、前上を向くように配置されることになる(図5Aの点線参照)。これにより、仮に傾斜した第1シャッター15の端部(第1傾斜面151B)が第2光モジュール21や第2内部ハウジング23に接触しても、第1傾斜面151Bが第2光モジュール21や第2内部ハウジング23の下側に第1シャッター15を誘導することができるため、第1シャッター15の端部が第2光モジュール21や第2内部ハウジング23に引っ掛かることを抑制できる。
図9A及び図9Bは、第1光コネクタ10と第2光コネクタ20とを接続させたときの様子の説明図である。
第1シャッター15及び第2シャッター25が開いた後、更に第1光コネクタ10と第2光コネクタ20とを近接させると、図9A及び図9Bに示すように、第1フェルール11Aと第2フェルール21Aとが突き合わされた状態で、第1光コネクタ10と第2光コネクタ20が接続される。このとき、第1ハウジング12の第1結合機構(不図示)と第2ハウジング22の第2結合機構(不図示)とが結合し、これにより、第1フェルール11A及び第2フェルール21Aが、それぞれスプリングによって押圧されながら突き合わされた状態で保持されている。
第1光コネクタ10と第2光コネクタ20とを接続させたとき、図9A及び図9Bに示すように、第1光コネクタ10の第1シャッター15は、第2光コネクタ20の第1収容部261に収容されている。本実施形態では、第1シャッター15が外側(前側;第2光コネクタ20の側)に倒れて開くため、第1光コネクタ10の第1シャッター15を収容する第1収容部261は、第1光コネクタ10に配置されるのではなく、第2光コネクタ20に配置されることになる。なお、第2シャッター25は、内側(奥側)に倒れて開くため、第2シャッター25を収容する第2収容部262は、第2シャッター25を有する第2光コネクタ20(詳しくは第2外部ハウジング24)に配置されている。
===その他===
上記の実施形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するためのものではない。本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更・改良され得ると共に、本発明には、その等価物が含まれることは言うまでもない。
1 光ファイバ、
10 第1光コネクタ、11 第1光モジュール、
11A 第1フェルール、11B 第1保持機構、
12 第1ハウジング、13 第1内部ハウジング、
14 第1外部ハウジング、141 段差部、
141A ストッパー面、141B 上対向面、
15 第1シャッター、151 第1本体部、
151A 第1ガイド部、151B 第1傾斜面、
152 第1回転軸、153 接触部、
16 突出部、17 第1外側ガイド部、
20 第2光コネクタ、21 第2光モジュール、
21A 第2フェルール、21B 第2保持機構、
22 第2ハウジング、23 第2内部ハウジング、
24 第2外部ハウジング、25 第2シャッター、
251 第2本体部、251A 第2ガイド部、
252 第2回転軸、
261 第1収容部、262 第2収容部

Claims (9)

  1. 第1光コネクタと、
    前記第1光コネクタと接続する第2光コネクタと
    を備えた光コネクタシステムであって、
    前記第1光コネクタは、第1シャッターを有し、
    前記第1シャッターは、前記第2光コネクタに接触することによって、前記第2光コネクタの側に倒れて開き、
    前記第2光コネクタは、第2シャッターを有し、
    前記第1光コネクタと前記第2光コネクタとを近接させたとき、前記第1シャッターの外面と前記第2シャッターの外面とが接触し、
    前記第1シャッターは、第1ガイド部を有し、
    前記第2シャッターは、第2ガイド部を有し、
    前記第1ガイド部及び前記第2ガイド部の一方は、線状の凸部であり、他方は線状の凹部であり、
    前記第1ガイド部と前記第2ガイド部と接触することによって、前記第1光コネクタと前記第2光コネクタとの幅方向の相対移動が規制され、
    前記第1シャッター及び前記第2シャッターが閉じた状態では、前記凸部及び前記凹部は、着脱方向及び幅方向に対して垂直な方向に沿っており、
    前記第1シャッター及び前記第2シャッターが開いた状態では、前記凸部及び前記凹部は、着脱方向に沿っている
    ことを特徴とする光コネクタシステム。
  2. 請求項1に記載の光コネクタシステムであって、
    前記第1シャッターは、本体部と、回転軸と、接触部とを有し、
    前記接触部は、前記回転軸から見て前記本体部とは反対側に配置されており、
    前記接触部が前記第2光コネクタから押圧されることによって、前記第1シャッターが前記回転軸で回転し、前記本体部が前記第2光コネクタの側に倒れて開くことを特徴とする光コネクタシステム。
  3. 請求項2に記載の光コネクタシステムであって、
    記第2シャッターが前記第1光コネクタに接触して押し開かれたとき、前記第2光コネクタの第2ハウジングの内側に、前記第1光コネクタの第1ハウジングが挿入された状態になっていることを特徴とする光コネクタシステム。
  4. 請求項2又は3のいずれかに記載の光コネクタシステムであって、
    前記第1光コネクタは、突起部を有し、
    記第1光コネクタと前記第2光コネクタとを近接させたとき、前記突起部が前記第2シャッターを押し開いた後、前記第1シャッターが開くことを特徴とする光コネクタシステム。
  5. 請求項1〜3のいずれかに記載の光コネクタシステムであって、
    前記第1光コネクタは、前記第1シャッターを有する第1ハウジングを有しており、
    前記第1ハウジングの外面には、外側ガイド部が形成されており、
    前記外側ガイド部の前記幅方向の位置は、前記第1ガイド部の前記幅方向の位置と共通であることを特徴とする光コネクタシステム。
  6. 請求項1〜5のいずれかに記載の光コネクタシステムであって、
    前記第1光コネクタは、第1ハウジングを有しており、
    前記第1ハウジングは、閉じた状態の前記第1シャッターの端部を収容する段差部を有することを特徴とする光コネクタシステム。
  7. 請求項1〜6のいずれかに記載の光コネクタシステムであって、
    閉じた状態の前記第1シャッターの内側の端部に、傾斜面が形成されていることを特徴とする光コネクタシステム。
  8. 請求項1〜7のいずれかに記載の光コネクタシステムであって、
    前記第2光コネクタは、前記第1光コネクタの第1シャッターを収容する第1収容部を有することを特徴とする光コネクタシステム。
  9. フェルールと、
    前記フェルールを収容するハウジングと、
    前記ハウジングの開口部を塞ぐシャッターと、
    を備え、
    前記シャッターは、相手方の光コネクタの側に倒れて開き、
    前記相手方の光コネクタと近接させたとき、前記シャッターの外面が前記相手方の光コネクタのシャッターの外面と接触し、
    前記シャッターは、ガイド部を有し、
    前記ガイド部は、線状の凸部又は線状の凹部であり、前記相手方の光コネクタの線状のガイド部と接触することによって、前記相手方の光コネクタとの幅方向の相対移動が規制され、
    前記シャッターが閉じた状態では、線状の前記ガイド部は、着脱方向及び幅方向に対して垂直な方向に沿っており、
    前記シャッターが開いた状態では、線状の前記ガイド部は、着脱方向に沿っている
    ことを特徴とするシャッター付き光コネクタ。
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