JP6723884B2 - 自動運転支援用の経路探索方法および装置 - Google Patents

自動運転支援用の経路探索方法および装置 Download PDF

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Description

本発明は、自動運転支援用の経路探索方法および装置に関するものである。
自動運転支援システムとして、推奨経路の候補である候補経路を複数取得し、その複数の候補経路から推奨経路を選択するための判断値Dを、候補経路を走行するのに必要な所要時間Tと、自動運転制御を中断する回数、時間、距離、位置、及び理由の少なくとも一以上に応じた加算値αとの合計値としたものが知られている(例えば、特許文献1、2参照)。
特開2015−141477号公報 特開2015−141051号公報
特許文献1、2に記載の自動運転システムでは、候補経路を走行するのに必要な所要時間Tは比較的短いものの、手動運転区間が比較的長かったり、自動運転と手動運転との切替回数が比較的多かったりする候補経路についての判断値Dが最小となり、当該候補経路が推奨経路として選択される可能性がある。この場合には、運転手の運転にかかる負担が大きくなる。
本発明が解決しようとする課題は、運転手の運転にかかる負担を軽減できる自動運転支援用の経路探索方法を提供することである。
本発明は、出発地から目的地までの距離又は所要時間が閾値以下であり、且つ、手動運転区間の距離又は所要時間が最短又は最短を下限とする所定範囲内の1本又は複数本の経路を抽出することによって、上記課題を解決する。
本発明によれば、運転手の運転にかかる負担を軽減できる自動運転支援用の経路探索を実施できるという効果を奏する。
本発明の一実施形態に係る自動運転支援システムを示すブロック図である。 ナビゲーション制御装置が自動運転優先で経路を探索する処理の手順を示すフローチャートの前半部分である。 図2Aに示すフローチャートの後半部分である。 ナビゲーション制御装置が自動運転優先で経路を探索する処理を説明するための図である。 ナビゲーション制御装置が自動運転優先で経路を探索する処理を説明するための図である。 比較例に係るナビゲーション制御装置による経路の探索処理を説明するための図である。 比較例に係るナビゲーション制御装置による経路の探索処理をより詳細に説明するための図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る自動運転支援用のナビゲーションシステム10が搭載された車両の構成を示すブロック図である。本実施形態に係るナビゲーションシステム10は、現在位置から目的地までの自動運転区間を含む経路を探索する。本実施形態の自動運転支援システム1は、ナビゲーションシステム10により探索された経路にしたがって車両の自動運転制御を実行する。
本実施形態の車両の自動運転は、運転者の入力にしたがって制御が開始され、運転者がアクセル操作、ブレーキ操作及びハンドル操作をしなくてもナビゲーションシステム10により探索された経路にしたがって車両を走行させるものである。ただし、運転者がアクセル操作、ブレーキ操作又はハンドル操作をすると、当該自動運転制御が停止又は一時的に中断され、運転者による各種操作が優先される。
自動運転支援システム1は、ナビゲーションシステム10と、自動運転制御装置20と、カメラ21と、レーダ22とを備えている。ナビゲーションシステム10は、ナビゲーション制御装置11と、ロケータ12と、地図データベース13と、ディスプレイ14と、操作部15と、スピーカ16と、通信モジュール17とを備えている。
本実施形態のナビゲーションシステム10は、自動運転支援に対応するものであり、車両の運転者等により選択される探索条件として、一般道路優先、距離優先、及び有料道路優先等に加えて、手動運転の距離又は所要時間がより短い経路を優先する自動運転優先という条件が設定されている。ここで、詳細は後述するが、地図データベース13には道路リンクデータが記録されているところ、この道路リンクデータには、自動運転が可能な自動運転区間と、自動運転が実行されない手動運転区間とを識別する自動/手動運転区間データが含まれている。ナビゲーションシステム10は、探索条件として自動運転優先が選択されると、地図データベース13に記録された道路リンクデータを参照して、手動運転の距離又は所要時間がより短い経路を探索する。なお、詳細は後述するが、自動運転優先が探索条件として選択された場合、手動運転の距離又は所要時間が最短となる1本の経路(以下、最短経路という)が必ず探索されるわけではなく、手動運転の距離又は所要時間が最短経路と同程度の複数本の経路が抽出されて、その複数本の経路の中から最短経路以外の経路が探索される場合がある。
ロケータ12は、自動運転支援システム1が搭載された車両の現在位置を検出してナビゲーション制御装置11に出力する。このロケータ12は、GPS受信機、車速センサ、ステアリングセンサ、ジャイロセンサ等(共に図示省略)を備え、これらからの信号に基づいて所定時間の間隔で自車両の位置を算出する。そして、ロケータ12は、算出した自車両の位置を地図データベース13に記録されたデータを用いて補正するマップマッチング処理を実行し、補正した自車両の位置をナビゲーション制御装置11に出力する。なお、ロケータ12は、上述の4種類のセンサを全て備えることは必須ではなく、これらの4種類のセンサの内の1種類以上のセンサを備えればよい。
地図データベース13は、外部のサーバに格納されており、管理データ、道路データ、背景データ等の現在位置から目的地までの経路を探索するのに必要なデータが記録されている。管理データには、2次メッシュコード、使用基図、地磁気偏角、区画辺の実距離等のデータが含まれている。
道路データには、道路ノードデータ、道路リンクデータ、道路リンク内属性データ、及びビーコン位置データ等が含まれている。交差点その他道路網を表現する上での結節点(ノード)に関するデータである道路ノードデータには、ノード番号、位置座標、ノード種別、接続リンク本数、接続ノード番号、交差点名称等のデータが含まれている。ノード間の道路区間(リンク)に関するデータである道路リンクデータには、リンク番号(起終点のノードの番号)、リンク長、通行規制区間の種別、幅員区分、車線数、制限速度等の交通規制等のデータに加えて、上述の自動/手動運転区間データが含まれている。また、道路リンク内属性データには、リンク内属性(橋・高架、トンネル、踏切、アンダーパス等)の位置、名称等が含まれている。なお、自動/手動運転区間データを地図データベース13に格納することは必須ではなく、例えば、車外との通信、いわゆる路車間通信、車車間通信により、自動/手動運転区間データを取得してもよい。
ビーコン位置データには、ビーコン・ITSスポットの種別、番号、位置、設置しているリンクの番号等のデータが含まれている。また、背景データには、鉄道の位置や形状のデータ、施設の位置、名称等のデータ、行政地名や自然地名や行政地や自然地の位置等のデータが含まれている。
ディスプレイ14には、地図画像、交通情報、操作案内、操作メニュー、探索された経路等が表示される。ここで、操作メニューには、経路を探索する際の探索条件の選択画面が含まれており、この探索条件には、上述したように、一般道路優先、距離優先、及び有料道路優先等に加えて、手動運転の距離又は所要時間がより短い経路を優先する自動運転優先という条件が含まれている。
操作部15は、各種の操作スイッチから構成されており、目的地の入力や探索条件の選択等を行う際に操作される。なお、ディスプレイ14と操作部15とを一体化したタッチパネルによって、ディスプレイ14と操作部15とを構成してもよい。また、操作部15は、音声入力装置と音声認識装置とにより構成してもよく、目的地の入力や探索条件の選択等を、音声入力により行ってもよい。
スピーカ16は、探索された経路を案内する音声ガイダンスを出力したり、交通情報を音声で出力したり、自動運転の開始と終了とを案内する音声ガイダンスを出力したりする。
通信モジュール17は、通信機能を備える車載機器であり、携帯電話を介して、又は携帯電話を介することなく、地図データベース13が格納された外部サーバや交通情報センタと通信可能に接続されている。この通信モジュール17は、CAN(Controller Area Network)等の車載ネットワークに接続されており、ナビゲーションシステム10は、外部サーバから送信された地図データや、交通情報センサから送信された交通情報等を受信する。
ナビゲーション制御装置11は、マイクロプロセッサ等の集積回路であり、A/D変換回路、D/A変換回路、中央演算処理装置(CPU、Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)及びRAM(Read Access Memory)等を備える。このナビゲーション制御装置11は、ロケータ12が出力した自車両の現在位置から運転者が操作部15で入力した目的地までの経路を探索し、探索結果をディスプレイ14に表示させると共に自動運転制御装置20に出力する。なお、ナビゲーション制御装置11による経路の探索処理の詳細については後述する。
カメラ21は、車両前部、車両側部、及び車両後部等に設置され、車両前方、車両側方、及び車両後方等を撮影した画像データを自動運転制御装置20に出力する。また、レーダ22は、車両前部、車両側部、及び車両後部等に設置され、車両前方、車両側方、及び車両後方等に存在する物標の反射点の極座標(距離及び位置)を、自動運転制御装置10に出力する。
自動運転制御装置20は、マイクロプロセッサ等の集積回路であり、A/D変換回路、D/A変換回路、中央演算処理装置(CPU、Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)及びRAM(Read Access Memory)等を備える。この自動運転制御装置20は、カメラ21から出力された画像データやレーダ22から出力された反射点の情報を処理し、自車両の周囲の他車両等の障害物を認識すると共に、道路の白線や縁石や分岐点等を認識する。また、自動運転制御装置20は、認識した障害物を回避しながら、ナビゲーション制御装置11から出力された経路に沿って走行するように、要求駆動力、要求制動力、目標操舵角を算出する。自動運転制御装置20は、算出した要求駆動力をエンジン制御装置及びトランスミッション制御装置(共に図示省略)に出力し、算出した要求制動力をブレーキ制御装置(図示省略)に出力し、算出した目標操舵角を操舵制御装置(図示省略)に出力する。
ナビゲーション制御装置11から出力される経路には、自動運転区間と手動運転区間とが含まれるところ、自車両が自動運転区間を走行する際に運転者によるアクセル等の操作がない場合に、自動運転制御装置20による自動運転制御が実行され、自車両が手動運転区間を走行する際には、自動運転制御装置20による自動運転制御が中断する。
ここで、ナビゲーション制御装置11は、自動運転優先が探索条件として選択されている場合、手動運転の距離又は所要時間が最短もしくは最短と同等となる経路を探索してディスプレイ14や自動運転制御装置20等に出力する。以下、自動運転優先が探索条件として選択されている場合におけるナビゲーション制御装置11による経路の探索処理について説明する。
図2A及び図2Bは、ナビゲーション制御装置11が自動運転優先で経路を探索する処理の手順を示すフローチャートである。当該処理は、自動運転優先が探索条件として選択されている場合に開始される。なお、手動運転区間や自動運転区間の「距離」を基に経路を探索する例について説明するが、手動運転区間や自動運転区間の「所要時間」を基に経路を探索するようにしてもよい。即ち、手動運転区間や自動運転区間の「距離」を「所要時間」に置き換えて経路を探索してもよい。ここで、探索条件として、手動運転区間や自動運転区間の「距離」を基に経路を探索する条件と、手動運転区間や自動運転区間の「所要時間」を基に経路を探索する条件とを設定してもよい。
まず、図2AのステップS1において、ナビゲーション制御装置11は、操作部15の操作により目的地が指定されたか否かを判定し、肯定判定がされた場合にステップS2に進む。ステップS2において、ナビゲーション制御装置11は、ロケータ12から出力された自車両の現在位置(以下、出発地又はO点という)から、ステップS1において指定された目的地(D点という場合がある)までの直線距離(以下、OD点間距離という)Lを算出する。なお、本ステップにおいて、ナビゲーション制御装置11は、OD点間距離Lに代えて、出発地Oから目的地Dまでの距離が最短となる経路の当該距離Lを算出してもよい。
次に、ステップS3において、ナビゲーション制御装置11は、下記(1)式又は下記(2)式で表わされる上限距離Aを算出する。次に、ステップS4において、出発地Oから目的地Dまでの複数もしくは単数の経路を算出し、算出した経路の中から、距離が上限距離A以内の経路を抽出する。即ち、ステップS3、S4において、OD点間距離Lの所定倍(本実施形態では√2倍)を超える距離の経路が除外される。
Figure 0006723884
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図3及び図4は、ナビゲーション制御装置11が自動運転優先で経路を探索する処理を説明するための図である。これらの図において、経路1〜6の自動運転区間を実線で示し、経路1〜6の手動運転区間を破線で示している。ここで、図4に示す例の各径路の距離は、図3に示す例の各径路の距離の1/100である。これらの図に示すように、出発地Oから目的地Dまでの経路が、複数(例えば、図示するように6本)算出された場合、算出された複数の経路の中から、距離がA以下の経路のみが抽出される。即ち、距離がA以下の経路1、2、3、4、6は抽出されるのに対して、距離がAを超える経路5は抽出されない。ここで、図3及び図4に示す例において、経路5の手動運転区間の距離は最短である。これにより、手動運転区間の距離は最短であるものの乗員が負担に感じる程に総距離が長い経路が探索されて出力されることが防止される。
なお、本ステップでは、上限距離Aを、OD点間距離L又は最短経路の距離Lの所定倍としたが、例えば、上限距離Aを、距離Lの最短経路を含む所定の本数の経路の平均値としたり、距離Lの経路を含む所定の本数の経路の距離の最大値としたりしてもよい。
図2Aのフローチャートに戻り、ステップS5において、ナビゲーション制御装置11は、ステップS4において抽出された経路の中で手動運転区間の距離(以下、手動運転距離という)Sが最短である経路を抽出する。本ステップにおいて、図3に示す例では、経路3、4が選択され、図4に示す例においても、経路3、4が抽出される。ここで、本ステップでは、自動運転区間の距離が閾値以内である場合には、当該自動運転区間を手動運転区間とみなして、手動運転距離Sを算出する。なお、閾値は、例えば、出発地Oから目的地Dまでの距離の1/100等、出発地Oから目的地Dまでの距離と比較して格段に短い距離に設定すればよい。
次に、ステップS6において、ナビゲーション制御装置11は、距離が上限距離A以内の経路の中から、最短経路の手動運転距離Sと所定の関係にある手動運転距離Sを含む経路を抽出する。ここで、所定の関係としては、手動運転距離S,Sが下記(3)、(4)及び(5)式で表わされる関係を例示できる。なお、本実施形態では、下記(4)、(5)式で表される関係を所定関係とする。
Figure 0006723884
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上記(3)式において、ρは、手動運転距離Sと手動運転距離Sとの差と、手動運転距離Sとの比率の閾値であって、例えば、0.05、0.1等である。また、上記(4)式において、ρは、手動運転距離Sと手動運転距離Sとの比の閾値であって、例えば、2.0、1.5等であり、本実施形態では、2.0とする。さらに、上記(5)式において、Sは、運転手が負荷と感じない手動運転の距離であり、Sは、当該手動運転距離Sと手動運転距離Sとの差の閾値であって、例えば、10km、5km等であり、本実施形態では10kmとする。なお、上記(5)式において、「距離」を「所要時間」に置換する場合には、Sは、例えば、30分、15分等である。
図3に示す例では、経路1、2の手動運転距離Sは、最短経路3、4の手動運転距離Sに対して上記(4)式の関係は満たすものの上記(5)式の関係を満たさない。また、経路6の手動運転距離Sは、最短経路3、4の手動運転距離Sに対して上記(4)、(5)式の関係を満たさない。一方、図4に示す例では、経路1、2の手動運転距離Sは、最短経路3、4の手動運転距離Sに対して上記(4)、(5)式の関係を満たす。また、経路6の手動運転距離Sは、最短経路3、4の手動運転距離Sに対して上記(5)式の関係は満たすものの上記(4)式の関係を満たさない。
次に、ステップS7において、ナビゲーション制御装置11は、ステップS5、S6において抽出した経路が単数であるか複数であるかを判定する。単数である場合には、ステップS8に進み、複数である場合には、ステップS10に進む。ステップS8では、ナビゲーション制御装置11は、ステップS6において抽出した1本の経路をディスプレイ14や自動運転制御装置20等に出力する。以上で処理を終了する。
一方、ステップS10では、ナビゲーション制御装置11は、ステップS5、S6において抽出した複数の経路の中から、OD点間距離Lから手動運転距離Sを減算した距離(L−S)が最短である経路を抽出する。図3に示す例では、経路3(L−S=1200km)、経路4(L−S=1200km)の中から経路3、4が抽出される。一方、図4に示す例では、経路1(L−S=7km)、経路2(L−S=8km)、経路3(L−S=12km)、経路4(L−S=12km)の中から経路1が抽出される。
なお、本ステップでは、上記距離(L−S)が最短である経路の当該距離をX、距離Xと所定の関係にある距離(L−S)を距離Xとした場合に、距離Xを含む経路を抽出してもよい。ここで、所定の関係としては、下記(6)、(7)、(8)式で表される関係を例示できる。
Figure 0006723884
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上記(6)式において、ρは、距離Xと距離Xとの差と、距離Xとの比率の閾値であって、例えば、0.05、0.1等である。また、上記(7)式において、ρは、距離Xと距離Xとの比の閾値であって、例えば、2.0、1.5等である。さらに、上記(8)式において、Xは、距離Xと距離Xとの差の閾値であって、例えば、10km、5km等である。なお、上記(8)式において、「距離」を「所要時間」に置換する場合には、例えば、30分、15分等である。
なお、本ステップでは、OD点間距離Lから手動運転距離Sを減算した距離(L−S)が最短である経路を抽出したが、OD点間距離Lが最短である経路を抽出してもよい。また、OD点間の所要時間が最短である経路を抽出してもよい。
次に、ステップS11において、ナビゲーション制御装置11は、ステップS10において抽出した経路が単数であるか複数であるかを判定する。単数である場合には、ステップS8に進み、複数である場合には、図2BのステップS20に進む。ステップS8では、ナビゲーション制御装置11は、ステップS11において抽出した1本の経路をディスプレイ14や自動運転制御装置20等に出力する。図4に示す例では、経路1が出力される。以上で処理を終了する。
一方、図2BのステップS20では、ナビゲーション制御装置11は、ステップS10において抽出した複数の経路の中から自動運転区間の距離(以下、自動運転距離という)Lが最長である経路を抽出する。図3に示す例では、経路3、4(共にL=1200km)の中から経路3、4が抽出される。
なお、本ステップでは、自動運転距離Lが最長である経路を抽出するのに代えて、自動運転距離Lと所定の関係にある自動運転距離L´を含む経路を抽出してもよい。ここで、所定の関係としては、下記(9)、(10)、(11)式で表される関係を例示できる。
Figure 0006723884
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上記(9)式において、ρは、自動運転距離Lと自動運転距離L´との差と、自動運転距離Lとの比率の閾値であって、例えば、0.05、0.1等である。また、上記(10)式において、ρは、自動運転距離Lと自動運転距離L´との比の閾値であって、例えば、0.5、2/3等である。さらに、上記(11)式において、Lは、自動運転距離Lと自動運転距離L´との差の閾値であって、例えば、10km、5km等である。なお、上記(11)式において、「距離」を「所要時間」に置換する場合には、例えば、30分、15分等である。
次に、ステップS21において、ナビゲーション制御装置11は、ステップS20において抽出した経路が単数であるか複数であるかを判定する。単数である場合には、図2AのステップS8に進み、複数である場合には、ステップS30に進む。図2AのステップS8では、ナビゲーション制御装置11は、ステップS20において抽出した1本の経路をディスプレイ14や自動運転制御装置20等に出力する。以上で処理を終了する。
一方、図2BのステップS30では、ナビゲーション制御装置11は、ステップS20において抽出された複数の経路の中から自動運転と手動運転との切替えの回数が最少の経路を抽出する。図3に示す例には、経路3(1回)、経路4(2回)の中から経路3が抽出される。
なお、本ステップでは、自動運転と手動運転との切替回数Nが最少の経路を抽出するのに代えて、切替回数Nと所定の関係にある切替回数Nを含む経路を抽出してもよい。ここで、所定の関係としては、下記(12)、(13)式で表される関係を例示できる。
Figure 0006723884
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例えば、上記(12)式において、ρは、切替回数Nと切替回数Nとの比の閾値であって、例えば、1.5、2.0等である。また、上記(13)式において、Nは、切替回数Nと切替回数Nとの差の閾値であって、例えば、1回、2回等である。
次に、ステップ31において、ナビゲーション制御装置11は、ステップS30において抽出した経路が単数であるか複数であるかを判定する。単数である場合には、図2AのステップS8に進み、複数である場合には、ステップS40に進む。図2AのステップS8では、ナビゲーション制御装置11は、ステップ30において抽出した1本の経路をディスプレイ14や自動運転制御装置20等に出力する。図3に示す例では、経路3が出力される。以上で処理を終了する。
一方、ステップS40では、ナビゲーション制御装置11は、ステップS5において選択された手動運転距離Sが最短である経路をディスプレイ14や自動運転制御装置20等に出力する。以上で処理を終了する。
図5は、比較例に係る経路の探索処理を説明するための図である。この図では、経路1〜4の自動運転区間を実線で示し、経路1〜4の手動運転区間を破線で示している。本比較例に係る経路の探索処理では、下記(14)式で表される指標Dが最小となる経路が抽出される。
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但し、Tは、出発地Oから目的地Dまでのリンクコストやノードコスト等の探索コストであり、αは、手動運転の距離又は所要時間や、自動運転と手動運転との切替回数等に応じて設定された重み値である。
上記(14)式で表される指標Dは、出発地Oから目的地Dまでの距離が長いほど大きな値になるので、図5に示す例において指標Dが少ない順で3本の経路を抽出する場合、出発地Oから目的地Dまでの距離が短い経路1、2、3が抽出され、自動運転区間の距離が他の経路と比較して格段に長い経路4が抽出されない可能性が生じる。以下、この点についてより詳細に説明する。
図6は、比較例に係る経路の探索処理をより詳細に説明するための図である。本比較例では、上記(14)式のTは、出発地Oから目的地Dまでの距離に相当し、上記(14)式のαは、手動運転区間の距離に相当する。
図6に示す経路1は、出発地Oから目的地Dまでの距離が14km、手動運転区間の距離が0kmであるところ、上記(14)式で表される指標Dは、14(=14+0)となる。それに対して、経路2は、出発地Oから目的地Dまでの距離が10km、手動運転区間の距離が2kmであるところ、上記(14)式で表される指標Dは、12(=10+2)となる。従って、手動運転区間の距離が0kmである経路1が抽出されずに、手動運転区間の距離が2kmであり運転者にかかる負担が経路1と比較して大きい経路2が抽出されることになる。
図6に示す経路2は、出発地Oから目的地Dまでの距離が19km、手動運転区間の距離が1kmであるところ、上記(14)式で表される指標Dは、20(=19+1)となる。それに対して、経路4は、出発地Oから目的地Dまでの距離が10km、手動運転区間の距離が9kmであるところ、上記(14)式で表される指標Dは、19(=10+9)となる。従って、手動運転区間が総距離の1/19の1kmである経路3が抽出されずに、手動運転区間の距離が総距離の9/10の9kmであり運転者にかかる負担が経路3と比較して格段に大きい経路4が抽出されることになる。
ここで、上記(14)式で表される指標Dを用いて経路を探索する場合、探索される経路の数を、距離の比較的短いものだけが抽出されるように制限するか、無制限にするかの選択肢がある。さらに、重み値を小さく設定するか、重み値を大きく設定するかの選択肢もある。
探索される経路の数を距離の比較的短いものだけが抽出されるように制限し、且つ、重み値を小さく設定した場合には、図6に示す例の経路4のように、手動運転区間が総距離の大半を占める経路が選択される可能性が高まる。それに対して、探索される経路の数を無制限にし、且つ、重み値を大きく設定した場合には、自動運転区間の比率は高いものの出発地Oから目的地Dまでの距離が長過ぎる経路が選択される可能性が高まる。
それに対して、本実施形態に係る自動運転支援用の経路探索方法では、OD点間距離Lが閾値以下であり、且つ、手動運転距離Sが最短又は最短を下限とする所定範囲内の1本又は複数本の経路を抽出する。ここで、OD点間距離Lを閾値以下に限定することにより、自動運転区間の比率は高いもののOD点間距離Lが長過ぎる経路が選択される可能性を排除できる。また、手動運転距離Sが最短又は最短を下限とする所定範囲内の経路に限定することにより、手動運転区間が総距離の大半を占めるような運転者に係る負担が大きい経路が選択される可能性を排除できる。
また、本実施形態に係る自動運転支援用の経路探索方法では、手動運転距離Sが比較的短い複数本の経路を抽出した場合、抽出した複数本の経路の中から、OD点間距離Lから手動運転距離Sを減じた距離(L−S)が最短又は最短を下限とする所定範囲内の1本又は複数本の経路を抽出する。これによって、手動運転距離Sは比較的短いものの、OD点間距離Lが長過ぎる経路が選択される可能性を排除できる。
また、本実施形態に係る自動運転支援用の経路探索方法では、手動運転距離Sが比較的短い複数本の経路を抽出した場合、抽出した複数本の経路の中から、自動運転距離Lが最長又は最長を上限とする所定範囲内の1本又は複数本の経路を抽出する。これによって、例えば、手動運転距離Sが同程度であり、且つ、OD点間距離Lが同程度であるような複数本の経路が抽出された場合に、その複数本の経路の中から、自動運転距離Lが比較的短い経路が選択される可能性を排除できる。
また、本実施形態に係る自動運転支援用の経路探索方法では、手動運転距離Sが比較的短い複数本の経路を抽出した場合、抽出した複数本の経路の中から、自動運転と手動運転との切替えの回数が最少又は最少を下限とする所定範囲内の1本又は複数本の前記経路を抽出する。これによって、例えば、手動運転距離Sが同程度であり、且つ、OD点間距離Lが同程度であるような複数本の経路が抽出された場合に、その複数本の経路の中から、自動運転と手動運転との切替えの回数が比較的多く運転に係る負担が比較的大きい経路が選択される可能性を排除できる。
また、本実施形態に係る自動運転支援用の経路探索方法では、手動運転距離Sが最短の1本の経路に限定せずに、手動運転距離Sが最短Sを下限とする所定範囲内の複数本の経路を抽出する。これによって、手動運転距離Sが最短の経路と比較して運転手にかかる負担の差が微小である経路が、OD点間距離L等の他の条件において手動運転距離Sが最短の経路と比較して優位である場合に、当該経路を抽出することが可能となる。
なお、以上説明した実施形態は、本発明の理解を容易にするために記載されたものであって、本発明を限定するために記載されたものではない。したがって、上記の実施形態において開示された各要素は、本発明の技術的範囲に属する全ての設計変更や均等物をも含む趣旨である。
例えば、上述の実施形態では、OD点間距離L、手動運転距離S,S、OD点間距離から手動運転距離を減じた距離X(=L−S),X、自動運転距離L,L´,自動運転と手動運転との切替回数N,Nに基づいて経路を探索したが、少なくともOD点間距離L、手動運転距離Sに基づいて経路を探索すればよい。即ち、経路を探索する判断要素としては、OD点間距離L、手動運転距離Sのみとしてもよく、OD点間距離L、手動運転距離Sに、OD点間距離から手動運転距離を減じた距離X(=L−S),X、自動運転距離L,L´,自動運転と手動運転との切替回数N,Nの何れか一つ、又はこれらの中の2つ以上を加えてもよい。
また、上述の実施形態では、経路を探索する判断要素を、OD点間や手動運転区間等の「距離」と「所要時間」との何れか一方としが、例えば、経路を探索する判断要素を、OD点間の距離と、手動運転区間の所要時間とする等、距離に基づく判断要素と所要時間に基づく判断要素とを混在させてもよい。
10 ナビゲーションシステム
O 出発地
D 目的地

Claims (7)

  1. 車両の自動運転区間を含む経路を探索するナビゲーションシステムにより実行される自動運転支援用の経路探索方法であって、
    出発地から目的地までの距離又は所要時間が閾値以下であり、且つ、手動運転区間の距離又は所要時間が最短又は最短を下限とする第1所定範囲内の1本又は複数本の前記経路を抽出し、
    複数本の前記経路を抽出した場合、抽出した複数本の前記経路の中から、出発地から目的地までの距離から前記手動運転区間の距離を減じた距離、又は出発地から目的地までの所要時間から前記手動運転区間の所要時間を減じた所要時間が最短又は最短を下限とする第2所定範囲内の1本又は複数本の前記経路を抽出する自動運転支援用の経路探索方法。
  2. 複数本の前記経路を抽出した場合、抽出した複数本の前記経路の中から、車両の前記自動運転区間の距離又は所要時間が最長又は最長を上限とする第3所定範囲内の1本又は複数本の前記経路を抽出する請求項1に記載の自動運転支援用の経路探索方法。
  3. 複数本の前記経路を抽出した場合、抽出した複数本の前記経路の中から、車両の自動運転と手動運転との切替えの回数が最少又は最少を下限とする第4所定範囲内の1本又は複数本の前記経路を抽出する請求項1又は2に記載の自動運転支援用の経路探索方法。
  4. 前記第1所定範囲は、前記手動運転区間の距離が最短の経路に対する前記手動運転区間の距離の差と、当該最短の経路の前記手動運転区間の距離との比率が閾値以内、又は前記手動運転区間の所要時間が最短の経路に対する前記手動運転区間の所要時間の差と、当該最短の経路の前記手動運転区間の所要時間との比率が閾値以内となるように設定されている請求項1〜の何れか1項に記載の自動運転支援用の経路探索方法。
  5. 前記第1所定範囲は、前記手動運転区間の距離が最短の経路に対する前記手動運転区間の距離の比率が閾値以内、又は当該最短の経路に対する前記手動運転区間の所要時間の比率が閾値以内となるように設定されている請求項1〜の何れか1項に記載の自動運転支援用の経路探索方法。
  6. 前記第1所定範囲は、前記手動運転区間の距離が最短の経路に対する前記手動運転区間の距離の差が閾値以内、又は当該最短の経路に対する前記手動運転区間の所要時間の差が閾値以内となるように設定されている請求項1〜の何れか1項に記載の自動運転支援用の経路探索方法。
  7. 車両の自動運転区間を含む経路を探索するナビゲーションシステムを備える自動運転支援用の経路探索装置であって、
    前記ナビゲーションシステムは、出発地から目的地までの距離又は所要時間が閾値以下であり、且つ、手動運転区間の距離又は所要時間が最短又は最短を下限とする第1所定範囲内の1本又は複数本の前記経路を抽出し、
    複数本の前記経路を抽出した場合、抽出した複数本の前記経路の中から、出発地から目的地までの距離から前記手動運転区間の距離を減じた距離、又は出発地から目的地までの所要時間から前記手動運転区間の所要時間を減じた所要時間が最短又は最短を下限とする第2所定範囲内の1本又は複数本の前記経路を抽出する自動運転支援用の経路探索装置。
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