JP6723516B2 - フィールド機器、フィールドシステム、汎用モジュールおよびパラメータ管理方法 - Google Patents

フィールド機器、フィールドシステム、汎用モジュールおよびパラメータ管理方法 Download PDF

Info

Publication number
JP6723516B2
JP6723516B2 JP2016140437A JP2016140437A JP6723516B2 JP 6723516 B2 JP6723516 B2 JP 6723516B2 JP 2016140437 A JP2016140437 A JP 2016140437A JP 2016140437 A JP2016140437 A JP 2016140437A JP 6723516 B2 JP6723516 B2 JP 6723516B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
unit
parameter
storage area
identification information
information
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2016140437A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2018010575A (ja
Inventor
落合 覚
覚 落合
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yokogawa Electric Corp
Original Assignee
Yokogawa Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yokogawa Electric Corp filed Critical Yokogawa Electric Corp
Priority to JP2016140437A priority Critical patent/JP6723516B2/ja
Publication of JP2018010575A publication Critical patent/JP2018010575A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6723516B2 publication Critical patent/JP6723516B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Programmable Controllers (AREA)

Description

本発明は、フィールド機器に関し、特に、専用ユニットと汎用ユニットとを組み合わせたフィールド機器における汎用ユニット側のパラメータ管理に関する。
プラントや工場等で用いられる分散制御システムにおいて、フィールド機器は、それぞれが制御機能を有し、フィールドバス等によって相互に通信し監視を行なう。このようなフィールド機器では、例えば、センサ処理のような専用処理に特化したCPUと、通信処理や表示処理のような汎用処理に特化したCPUとを組み合わせて構成する場合が多い。
例えば、通信CPUとセンサCPUとを組み合わせた場合、通信CPUを含む通信部とセンサCPUを含むセンサ部とでフィールド機器を構成する。
この場合、通信部は、通信処理の制御を行なう通信CPUと、プログラムを格納するROMと、変数やデータを保持するRAMと、データ等を不揮発的に保持するEEPROM等の書き換え可能な不揮発性メモリと、採用する通信方式に対応した通信モジュールとで構成することができる。
また、センサ部は、センサ処理を制御するセンサCPUと、プログラムを格納するROMと、変数やデータを保持するRAMと、データ等を不揮発的に保持するEEPROM等の書き換え可能な不揮発性メモリと、測定値等を表示するLCD等の表示部と、操作を受け付ける入力部と、通信部とセンサ部の各機能部に電力を供給する電源部と、測定を実行するセンサ測定モジュールで構成することができる。
通信部とセンサ部とのデータ送受信のため、通信CPUとセンサCPUとはUART等の汎用シリアル通信で結線する。なお、表示部、入力部、電源部は、通信部に設ける場合もある。
センサ部のセンサCPUは、センサ測定モジュールが外部から取得した信号を測定値に変換するための演算を行なう。演算結果は、表示部に表示したり、シリアル通信により通信部に転送する。また、一部のデータや異常状態が発生したときに記録するログ情報、入力部等を介した設定情報は不揮発メモリに保持する。
通信部は、通信プロトコルに対応した各種制御を行ない、ホストシステムとの初期化処理や、リクエストに対する応答、センサ部から取得した測定値の定期的な送信、発生したアラーム情報の送信等を行なう。
一般に、フィールドバスでは、機能ブロックという機能的モデルが用いられている。機能ブロックは、アナログ入力(AI)、アナログ出力(AO)、PID制御(PID)といった分散制御システムで使用される機能を一般化した概念である。計測と制御アプリケーションは、必要な機能ブロックを結合することにより構築することができる。
機能ブロックでは、多数のパラメータが定義されており、機能ブロックの動作は、パラメータの値に依存する。機能ブロックは、仕様化された標準ブロックの他、標準ブロックに必要なパラメータや演算機能を追加した機能ブロック、ベンダーが独自に設計した機能ブロック等が用いられている。
機能ブロックごとのパラメータの定義情報(「パラメータ基礎情報」と称する)は、プログラムに組み込まれており、ファームウェアとしてROMや不揮発性メモリに格納している。
パラメータ基礎情報で、必要なパラメータを適宜定義することができるため、同じ機能ブロックであっても、バージョンが異なると、追加修正等により機能ブロック内で定義されているパラメータの内容が異なる場合がある。
特願2014−167705号公報
汎用的な処理を行なう通信部は、異なるセンサ部に対応できるように構成することが好ましい。例えば、通信部を、差圧伝送器用のセンサ部と温度伝送器用のセンサ部との両方に対応させることにより、通信部の汎用性を高めることができる。
しかしながら、組み合わせるセンサ部が異なると、必要な演算処理や単位等が異なるため、通信部で定義すべきパラメータも異なることになる。
このため、通信部のファームウェアでは、プログラム内に複数種のパラメータ基礎情報を用意しておき、どの種類のセンサ部と組み合わせられているかを識別して、対応するパラメータ基礎情報で起動するようにしている。すなわち、通信部では、組み合わせられるセンサ部に対応したパラメータ基礎情報をすべて含んだファームウェアを格納している。
このため、例えば、通信部のファームウェアの一部を修正してパラメータ基礎情報を変更した場合であっても、プログラムの修正となるため、対応するすべてのセンサ部との結合試験が必要となる。また、センサ部のファームウェアを更新してパラメータ基礎情報を変更する場合には、通信部のファームウェアも更新しなければならない。さらには、通信部のファームウェアを新たなセンサ部と組み合わせられるように更新した場合、他のセンサ部との組み合わせにおいては、意味のない更新となってしまう、といった問題点がある。
これらの問題点は、通信部とセンサ部のみならず、表示部や入力部のような汎用的な機能ユニットと、空電変換器やバルブポジショナ等の専用的な機能ユニットとを組み合わせる場合にも生じ得る。
そこで、本発明は、専用ユニットと汎用ユニットとを組み合わせるフィールド機器において、汎用ユニット側のパラメータ管理の煩雑性を軽減することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明の第1の態様であるフィールド機器は、専用ユニットと汎用ユニットとを組み合わせたフィールド機器であって、前記専用ユニットは、前記汎用ユニットで使用するパラメータを定義するパラメータ基礎情報と、前記パラメータ基礎情報の識別情報とを格納した記憶領域を備え、前記汎用ユニットは、前記識別情報を格納する第1記憶領域と、前記パラメータ基礎情報を格納する第2記憶領域と、前記専用ユニットから前記識別情報を取得し、前記第1記憶領域に格納されている識別情報と異なる場合に、前記専用ユニットから前記パラメータ基礎情報を取得して前記第2記憶領域に格納するとともに、取得した前記識別情報を前記第1記憶領域に格納する制御部とを備えることを特徴とする。
ここで、前記汎用ユニットは、前記パラメータ基礎情報を、前記制御部が実行するプログラムとは独立して前記第2記憶領域に格納することができる。
また、前記汎用ユニットの制御部は、取得した前記識別情報が、前記第1記憶領域に格納されている識別情報と同じ場合には、前記パラメータ基礎情報を前記専用ユニットから取得しないことが望ましい。
上記課題を解決するため、本発明の第2の態様であるフィールドシステムは、前記汎用ユニットが通信ユニットである上述のフィールド機器と、前記フィールド機器と通信を行なうホストシステムとを備えたフィールドシステムであって、前記ホストシステムが、前記通信ユニットに格納されている前記パラメータ基礎情報を変更可能であることを特徴とする。
上記課題を解決するため、本発明の第3の態様である汎用ユニットは、パラメータを定義するパラメータ基礎情報と、前記パラメータ基礎情報の識別情報とを格納した記憶領域を備えた専用ユニットと組み合わされてフィールド機器として機能する汎用ユニットであって、前記識別情報を格納する第1記憶領域と、前記パラメータ基礎情報を格納する第2記憶領域と、前記専用ユニットから前記識別情報を取得し、前記第1記憶領域に格納されている識別情報と異なる場合に、前記専用ユニットから前記パラメータ基礎情報を取得して前記第2記憶領域に格納するとともに、取得した前記識別情報を前記第1記憶領域に格納する制御部とを備えることを特徴とする。
上記課題を解決するため、本発明の第4の態様であるパラメータ管理方法は、パラメータを定義するパラメータ基礎情報と、前記パラメータ基礎情報の識別情報とを格納した記憶領域を備えた専用ユニットと組み合わされてフィールド機器として機能する汎用ユニットにおけるパラメータ管理方法であって、前記識別情報を格納する第1記憶領域と、前記パラメータ基礎情報を格納する第2記憶領域とを確保しておき、前記専用ユニットから前記識別情報を取得し、前記第1記憶領域に格納されている識別情報と異なる場合に、前記専用ユニットから前記パラメータ基礎情報を取得して前記第2記憶領域に格納するとともに、取得した前記識別情報を前記第1記憶領域に格納することを特徴とする。
本発明によれば、専用ユニットと汎用ユニットとを組み合わせるフィールド機器において、汎用ユニット側のパラメータ管理の煩雑性を軽減することができる。
本実施形態に係るフィールド機器の構成を示すブロック図である。 稼働時における通信部とセンサ部の記憶領域を模式的に示す図である。 機器識別情報を説明する図である。 通信部用パラメータ基礎情報のフォーマットを説明する図である。 通信部用パラメータ基礎情報の具体例を説明する図である。 通信部の起動時の動作について説明するフロー図である。 稼働時における通信部とセンサ部の記憶領域の別例を模式的に示す図である。
本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。図1は、本実施形態に係るフィールド機器10の構成を示すブロック図である。本図に示すようにフィールド機器10は、汎用的なユニットである通信部110と専用的なユニットであるセンサ部120とが組み合わされて構成されている。
通信部110は、通信処理の制御を行なう通信CPU111と、プログラムを格納するROM112と、変数やデータを保持するRAM113と、データ等を不揮発的に保持する書き換え可能な不揮発性メモリであるEEPROM114と、採用する通信方式に対応した通信モジュール115とを備えている。
センサ部120は、センサ処理を制御するセンサCPU121と、プログラムを格納するROM122と、変数やデータを保持するRAM123と、データ等を不揮発的に保持する書き換え可能な不揮発性メモリであるEEPROM124と、測定値等を表示するLCD等の表示部125と、操作を受け付ける入力部126と、通信部とセンサ部の各機能部に電力を供給する電源部127と、機種に応じた測定を実行するセンサ測定モジュール128を備えている。
通信部110とセンサ部120とのデータ送受信のため、通信CPU111とセンサCPU121とはUART等の汎用シリアル通信で結線する。なお、表示部125、入力部126、電源部127は、通信部110に設けてもよい。
通信部110は、フィールドバス等を介してホストシステム200と接続しており、相互の通信が可能となっている。これにより、ホストシステム200から、フィールド機器10に対して諸設定を行なうことができる。
また、センサ部120が測定したデータをホストシステム200が取得することができる。測定データは、パラメータ値として格納されているため、ホストシステム200は、パラメータのリクエストをフィールド機器10に送信する。通信部110がこのリクエストを受信すると、通信CPU111がリクエストのエラーチェックを行ない、適切であれば、センサCPU121にデータのリクエストを送信する。このリクエストに対してセンサCPU121が対応するデータを返答すると、通信CPU111は、受信したデータをホストシステム200に返答するためのフレーム生成を行ない、ホストシステム200に送信する。
図2は、稼働時における通信部110とセンサ部120の記憶領域を模式的に示す図である。本図に示すように、センサ部120のROM122には、通信部用パラメータ基礎情報を格納する領域とプログラム領域とが形成されており、プログラム領域には機器識別情報が格納されている。また、センサ部120のEEPROM124には、パラメータの静的データ領域が形成されている。
このように、本実施形態では、センサ部120がROM122に通信部用パラメータ基礎情報を格納している。また、格納している通信部用パラメータ基礎情報に関する機器識別情報もROM122に格納している。ここで、機器識別情報は図3に示すように、機器情報と通信部用パラメータ基礎情報バージョンとを示す情報である。
機器情報は、センサ部120の種別を示す情報であり、通信部用パラメータ基礎情報バージョンは、格納している通信部用パラメータ基礎情報のバージョンを示す情報である。このため、機器識別情報は、通信部用パラメータ基礎情報の識別情報として用いることができる。
また、通信部用パラメータ基礎情報は、例えば、図4に示すようなフォーマットで記録されている。本図の例では、ヘッダ部分に機能ブロックの数と、それぞれの機能ブロックの種別を記載し、本体部分に、ブロックごとのパラメータ定義を順番に記載している。パラメータ定義は、例えば、アドレス、パラメータ名称、データ型(データ数)、単位、属性(Read/Write/Hidden/ServiceRead/ServiceWrite)、保存領域、後処理の有無等とすることができる。通信部用パラメータ基礎情報は、パラメータの定義情報であり、パラメータの値そのものを定めるものではない。
図5は、通信部用パラメータ基礎情報の具体例を示している。本図の例では、AI、DI、PID、Specialの4つの機能ブロックを有しており、それぞれの機能ブロックについて複数個のパラメータが定義されている。
図2の説明に戻って、通信部110のROM112にはプログラム領域が形成されている。RAM113には、パラメータ基礎情報格納領域と変数領域とが形成されている。また、EEPROM114には、センサ部120から取得した通信部用パラメータ基礎情報を格納する領域と、静的データ領域とが形成されている。静的データ領域には、「保有している機器識別情報」が格納されている。
すなわち、本実施形態では、通信部110は、EEPROM114に、通信部用パラメータ基礎情報を格納する領域をあらかじめ確保しておき、組み合わされたセンサ部120から通信部用パラメータ基礎情報を取得して、EEPROM114に格納するようにしている。併せて、格納した通信部用パラメータ基礎情報に関する情報を、「保有している機器識別情報」としてEEPROM114に格納する。
従来の通信部では、組み合わせられるセンサ部に対応したパラメータ基礎情報をすべて含んだファームウェアを他のプログラムと一体化してROMとEEPROMに格納していたが、本実施形態では、通信部用パラメータ基礎情報をプログラムから独立させている。通信部110は、初期状態では、通信部用パラメータ基礎情報は格納しておらず、組み合わされたセンサ部120から必要に応じて通信部用パラメータ基礎情報を取得し、書き換え可能な不揮発性のメモリであるEEPORM114のあらかじめ確保していた領域に格納する。
そして、稼働時にはEEPEOM114に格納されている通信部用パラメータ基礎情報をRAM113に転送して、通信CPU111が参照できるようにする。
通信部用パラメータ基礎情報は、通信部110が保有している機器識別情報と組み合わされたセンサ部120の機器識別情報とが一致しない場合に、組み合わされたセンサ部120から取得すればよい。
通信部用パラメータ基礎情報をプログラムから独立させ、センサ部120から取得してEEPROM114に格納するようにしたことにより、通信部用パラメータを修正した場合であっても、修正後の通信部用パラメータ基礎情報はセンサ部120に格納すればよいため、対応するすべてのセンサ部との結合試験を行なう必要がなくなる。
また、センサ部120のファーム部を更新した場合であっても、そのセンサ部120に格納した通信部用パラメータ基礎情報を更新すればよいため、通信部110のファームウェア更新は不要となる。さらに、新たな組み合わせに対応させる場合に、通信部110のファームウェアを新たなセンサ部120と組み合わせられるように更新する必要もなくなる。このため、通信部110側のパラメータ管理の煩雑性を軽減することができる。
次に、通信部110の起動時の動作について図6のフロー図を参照して説明する。この動作は、主として通信CPU111の制御により行なわれる。
組み合わされたセンサ部120の電源部127から電源を供給され、通信部110が起動すると、センサ部120に対して機器識別情報を要求する(S101)。センサ部120は、この要求に対して、ROM122のプログラム領域に格納している機器識別情報を通信部110に送信する。
通信部110は、センサ部120から機器識別情報を受信すると(S102)、EEPROM114に記録されている「保有している機器識別情報」と一致するかどうかを判定する(S103)。ここで、一致とは、機器識別情報に含まれる機器情報、通信部用パラメータ基礎情報バージョンの両方が同一である場合を意味する。初期状態では、「保有している機器識別情報」は存在しないため、不一致となる。
判定結果が不一致である場合(S103:No)には、センサ部120に通信部用パラメータ基礎情報を要求する(S104)。センサ部120は、この要求に対して、ROM122に格納している通信部用パラメータ基礎情報を通信部110に送信する。
通信部110は、通信部用パラメータ基礎情報を受信すると(S105)、受信した情報をEEPROM114に格納する(S106)。具体的には、処理(S105)で受信した通信部用パラメータ基礎情報をセンサ部からの通信部用パラメータ基礎情報として格納し、処理(S102)で受信した機器識別情報を「保有している機器識別情報」として格納する。過去の情報が格納されている場合には上書きを行なう。ただし、履歴情報を記録したり、異なる機器識別情報に対応した複数セットの通信部用パラメータ基礎情報を格納してもよい。
そして、EEPROM114に格納した通信部用パラメータ基礎情報をRAM113に転送して(S107)、通常の稼働を開始する。なお、複数セットの通信部用パラメータ基礎情報を格納している場合には、センサ部120に対応した通信部用パラメータ基礎情報をRAM113に転送する。
一方、判定結果が一致である場合(S103:Yes)は、パラメータ基礎情報を更新する必要がないため、EEPROM114に格納されている通信部用パラメータ基礎情報をRAM113に転送して(S107)、通常の稼働を開始する。このため、速やかな稼働開始が可能である。
上述した本実施形態では、通信部110は、通信部用パラメータ基礎情報をプログラムの一部としてではなく、プログラムから独立させてEEPROM114に格納するようにしている。このため、ホストシステム200から、通信部用パラメータ基礎情報の一部を変更するという運用が可能となる。
一般に、ホストシステム200は、所定の専用プロトコルにより通信CPU111と通信を行ない、フィールド機器10がどのような通信部用パラメータ基礎情報を格納しているかを把握することができる。このため、必要に応じて、例えば、特定のパラメータの属性を非表示に変更したり、パラメータの名称を変更したりすることができるようになる。
ところで、通信部用パラメータ基礎情報で定義されるパラメータは、センサ部120の種類に依存しない通信固有の通信パラメータと、センサ部120の動作を調整するセンサパラメータに区分することができる。
通信固有の通信パラメータは、修正を考慮してセンサ部120で管理する必要がなく、通信部110で管理することが可能である。通信パラメータは、一般的に規格に対応して定義されて実装されているため、機器独自のパラメータが存在することはなく、規格自体が更新しない限り変更する必要がないからである。
このため、パラメータ基礎情報をセンサパラメータ基礎情報と通信パラメータ基礎情報とに分割し、図7に示すように、通信パラメータ基礎情報は、あらかじめ通信部110のEEPROM114に格納しておき、センサパラメータ基礎情報のみを必要に応じてセンサ部120から取得するようにしてもよい。
この場合、パラメータ基礎情報の開発や管理は、センサパラメータ基礎情報のみを行なえばよいため、工数や管理コストを削減することが可能となる。なお、通信部110は、フィールド機器10の起動時には、センサパラメータ基礎情報の取得の要否を判定し、稼働時には、両方のパラメータ基礎情報ともRAM113に転送する。また、いずれのパラメータ基礎情報もホストシステム200から変更することができる。
10…フィールド機器、110…通信部、111…通信CPU、112…ROM、113…RAM、114EEPROM、115…通信モジュール、120…センサ部、121…センサCPU、122…ROM、123…RAM、124…EEPROM、125…表示部、126…入力部、127…電源部、128…センサ測定モジュール

Claims (5)

  1. 専用ユニットと汎用ユニットとを組み合わせたフィールド機器であって、
    前記専用ユニットは、
    前記汎用ユニットで使用するパラメータを定義するパラメータ基礎情報と、前記パラメータ基礎情報の識別情報とを格納した記憶領域を備え、
    前記汎用ユニットは、
    前記識別情報を格納する第1記憶領域と、
    前記パラメータ基礎情報を格納する第2記憶領域と、
    前記専用ユニットから前記識別情報を取得し、前記第1記憶領域に格納されている識別情報と異なる場合に、前記専用ユニットから前記パラメータ基礎情報を取得して前記第2記憶領域に格納するとともに、取得した前記識別情報を前記第1記憶領域に格納する制御部とを備え
    前記パラメータ基礎情報を、前記制御部が実行するプログラムとは独立して前記第2記憶領域に格納することを特徴とするフィールド機器。
  2. 前記汎用ユニットの制御部は、
    取得した前記識別情報が、前記第1記憶領域に格納されている識別情報と同じ場合には、前記パラメータ基礎情報を前記専用ユニットから取得しないことを特徴とする請求項に記載のフィールド機器。
  3. 前記汎用ユニットが通信ユニットである請求項に記載のフィールド機器と、前記フィールド機器と通信を行なうホストシステムとを備えたフィールドシステムであって、
    前記ホストシステムが、前記通信ユニットに格納されている前記パラメータ基礎情報を変更可能であることを特徴とするフィールドシステム。
  4. パラメータを定義するパラメータ基礎情報と、前記パラメータ基礎情報の識別情報とを格納した記憶領域を備えた専用ユニットと組み合わされてフィールド機器として機能する汎用ユニットであって、
    前記識別情報を格納する第1記憶領域と、
    前記パラメータ基礎情報を格納する第2記憶領域と、
    前記専用ユニットから前記識別情報を取得し、前記第1記憶領域に格納されている識別情報と異なる場合に、前記専用ユニットから前記パラメータ基礎情報を取得して前記第2記憶領域に格納するとともに、取得した前記識別情報を前記第1記憶領域に格納する制御部とを備え
    前記パラメータ基礎情報を、前記制御部が実行するプログラムとは独立して前記第2記憶領域に格納することを特徴とする汎用ユニット。
  5. 制御部を備え、パラメータを定義するパラメータ基礎情報と、前記パラメータ基礎情報の識別情報とを格納した記憶領域を備えた専用ユニットと組み合わされてフィールド機器として機能する汎用ユニットにおけるパラメータ管理方法であって、
    前記識別情報を格納する第1記憶領域を確保するとともに、前記パラメータ基礎情報を格納する第2記憶領域を、前記制御部が実行するプログラムを格納した領域とは独立して確保しておき、
    前記専用ユニットから前記識別情報を取得し、前記第1記憶領域に格納されている識別情報と異なる場合に、前記専用ユニットから前記パラメータ基礎情報を取得して前記第2記憶領域に格納するとともに、取得した前記識別情報を前記第1記憶領域に格納することを特徴とするパラメータ管理方法。
JP2016140437A 2016-07-15 2016-07-15 フィールド機器、フィールドシステム、汎用モジュールおよびパラメータ管理方法 Active JP6723516B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016140437A JP6723516B2 (ja) 2016-07-15 2016-07-15 フィールド機器、フィールドシステム、汎用モジュールおよびパラメータ管理方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016140437A JP6723516B2 (ja) 2016-07-15 2016-07-15 フィールド機器、フィールドシステム、汎用モジュールおよびパラメータ管理方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2018010575A JP2018010575A (ja) 2018-01-18
JP6723516B2 true JP6723516B2 (ja) 2020-07-15

Family

ID=60995659

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016140437A Active JP6723516B2 (ja) 2016-07-15 2016-07-15 フィールド機器、フィールドシステム、汎用モジュールおよびパラメータ管理方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6723516B2 (ja)

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4106700B2 (ja) * 2001-08-28 2008-06-25 横河電機株式会社 フィールドバス機器の通信方法およびそれを用いたフィールドバス機器
JP5024624B2 (ja) * 2008-02-26 2012-09-12 横河電機株式会社 フィールド機器管理装置、フィールド機器管理システム、フィールド機器管理方法、コンピュータプログラム、記録媒体
JP2010113700A (ja) * 2008-10-07 2010-05-20 Yokogawa Electric Corp フィールドデバイス
JP2014096099A (ja) * 2012-11-12 2014-05-22 Azbil Corp 機器管理装置および機器管理方法
JP6136228B2 (ja) * 2012-12-14 2017-05-31 オムロン株式会社 通信カプラ、通信システム、制御方法、およびプログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2018010575A (ja) 2018-01-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5808817B2 (ja) 自己記述を有するフィールド装置
EP1351108A1 (en) Method and apparatus for programming
CN103112324A (zh) 通用轮胎压力监测传感器
US9398097B2 (en) Method for servicing a field device
JP2002268707A (ja) コントローラ及びツール並びにそれらにより構成されるシステム
US20120235479A1 (en) Method for setting parameters of a field device electrical current supply module
US20130297928A1 (en) Field device with long-term firmware compatability
JP6060975B2 (ja) ディスプレイ上でのユーザインターフェイスの生成
JP4986123B2 (ja) インテリジェント伝送器とそのソフトウェア更新方法
CN102272685A (zh) 在现场装置和/或控制中心之间上传和/或下载参数调整方案时用于传递参数数据的方法
US9141331B2 (en) Method and device configuration system for remote operation of a field device
US8380975B2 (en) Safety data writes
JP2009205243A (ja) フィールド機器管理装置、フィールド機器管理システム、フィールド機器管理方法、コンピュータプログラム、記録媒体
JP6177455B2 (ja) 管理システム
JP6723516B2 (ja) フィールド機器、フィールドシステム、汎用モジュールおよびパラメータ管理方法
US10296241B2 (en) Control device, control system, control method for control device, and control method for control system
JP6169306B2 (ja) 制御システム及びプログラマブルロジックコントローラ
JP7042096B2 (ja) 車両用電子制御装置
JP5025562B2 (ja) プログラマブルコントローラシステム
JP2020147250A (ja) 電子制御装置
JP6051545B2 (ja) Plcシステム、状態表示方法、plc、およびプログラマブル表示器
JP6020854B2 (ja) コンピュータ化されたマシン制御システム
JPWO2019207679A1 (ja) モニタ支援装置、モニタ支援方法およびモニタ支援プログラム
JP2009107472A (ja) 計器装置
JP6207436B2 (ja) デバイス管理システム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20190308

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20200115

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20200122

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200312

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20200525

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20200607

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6723516

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150